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デイリーレポート

寂しい客席の店内に深く優しいテナーがしっとり歌った夜

寂しい客席の店内に深く優しいテナーがしっとり歌った夜

Kyoko

2021年02月06日 土曜日

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▶《岡崎正典2テナークィンテット》のメンバーは 岡崎正典(ts) 芹澤朋(ts) さんの2テナーのフロントに 小沢咲希(pf) 大塚義将(b) 利光玲奈(ds) さんのバック。柔らかい音色の美しいテナーの優しいサウンドが店内を包みました。森五輪会長の差別発言には私も笑ってしまいましたが、ジャズの世界はジェンダーなど全く関係ありません。このクィンテットは3人が女性ですが、正典さんがリダー格で曲のアレンジも選曲もされ、それぞれの持っている良いところを引き出し、それがサウンドに表現されています。ベースとドラムスのリズム隊も相性がとてもよく、その土台の上に乗って2つのテナーがよく歌っていました。
▶でも客席は宣言下で寂しく、ミュージシャンもどこで演奏してもお客さまが少なくて生活できないと嘆いておられました。音楽家たち個人事業主は今休業補償もなく、忘れられています。お店の時短協力金だって、いつになったら事業規模に合わせてくれるのでしょう…。この国は本当に先進国なのでしょうか…。
▶1st set…岡♪Here Comes Spring、バートン・レーン♪Look to The Rainbow、スタンダード曲♪Alone Together、芹澤朋さんフィーチャーして T. モンク♪Ruby, My Dear、♪Masked Warriors。
▶2nd set…♪Mary’s Sliding Doors、♪Saint Agnes、フランク・シナトラのヒット曲♪Everything Happens To Me、オーネット・コールマン♪Beauty Is a Rare Thing。

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