デイリーレポート

素直な音色で楽器がよく歌う｢ネグちゃん｣の気持いい演奏ステージ

▶デビット･ネグレテさんのキャラは日本人的で優しい人柄で親しみやすいし、それに名前のデビットさんが多いので、私はいつも「ネグちゃん」と呼んでいます。昨夜はそのネグちゃん率いるクァルテットで、メンバーはデビット･ネグレテ(as,ts) 片倉真由子(pf) 中林薫平(b) 小田桐和寛(ds) さん。彼は最近はテナーも吹きますが、その音色は優しくて彼のお人柄が出ています。皆さんフロントのネグちゃんのいい音を聴きながら、的確な素晴らしいサポートでした。
▶選曲もよく私好みの曲も多く、クァルテットサウンドが心にスーッと入ってくる気持ちのいい演奏でした。客席には女優でありシンガーでもあるアメリカのリンダ・パークさんが、俳優のご主人と一緒にいらして、素晴らしい演奏だと
褒めておられました。前の晩に違うお店に行ったら、出演ミュージシャンがBSに行きなさい、と教えたらしいのです。とてもお喜びになって彼女のCDを下さいました。次回来日には、ぜひ当店で歌っていただこうと思います。私も楽しみ。
▶1st.set…K.ドーハム♪Brown’s Town、デビット･ネグレテ作♪Identity、T.モンンク♪Ruby My Dear、トランペッター リー･モーガンの♪Nite-Flite、ハリー･ウォーレン♪You’re My Everything。
▶2nd.set…デビット･ネグレテ作♪♪What’s Real、ボサノバ曲ピアニスト クレア･フィッシャーの♪Pensativa、デビット･ネグレテ作♪What A Difference A Smile Can Make、テナー奏者ジョー･ヘンダーソンの♪Without A Song…小田桐さんの素晴らしいドラムソロが客席の耳目を集めました。