【私の“サードプレイス”】
さぁ、新年度。 職場と家庭の息抜きに
ぶらっと立ち寄る公園通りの“ジャズ専門店”
今年50周年のBODY&SOUL
4月のご案内&5月スケジュール更新
(2024年4月8日付 Apr.8th)

デイリーレポート

特にミュージシャンは身体が資本 皆さんお気をつけ下さい

特にミュージシャンは身体が資本 皆さんお気をつけ下さい

Kyoko

2019年01月19日 土曜日

0 コメント

▶インフルエンザが全国的に猛威をふるっています。昨夜出演予定だった岡崎正典さんから午後に電話があり、頑張っているけど高熱が下がらなくてどうにもならない、と。で、急遽、テナー奏者のエキストラ探しが始まったのですが、金曜日でテナーが見つからなくて、NYから帰国してからまだ日本で本格的に活動を始めてないアルトの石崎忍さんに連絡。OKという快諾で安堵していると、電話してあったテナーの鈴木央紹さんがスタジオの仕事が早めに終わった、と駆けつけて下さり、二管のクィンテットで演奏することが出来ました。
▶バックのトリオは、野本晴美(pf) 大塚義将(b) 利光玲奈(ds) さんのレギュラー陣。晴美さんは乳がんの治療中にもかかわらず、しっかりしたピアノでした。実は翌日、つまり今日から抗がん剤の治療で入院が決まっていました。これから3ヶ月毎に抗がん剤治療で入院なさるそうです。先日の池田篤さんの出演日から、お見舞金をお願いしていた皆さまからのカンパを手渡すと大変驚き、感激されておられました。演奏はとても心がこもっていて、がん細胞と闘ってほしいと思わず目頭が熱くなりました。
▶その池田篤さんが、抗癌剤治療をすると髪の毛が抜けるから、とたくさんの帽子を買ってきて預けていかれたので、それも一緒にお渡ししました。ミュージシャン・シップ、いいですね。池田さんも肺がんを克服して、今はひとつだけの肺で立派にアルトを吹いています。その過程で多くの癌患者を見てきて「晴美さんは絶対良くなる」と太鼓判を押しておられました。晴美さん、頑張ってくださいね。
▶1st stage…ジーン・デ・ポールの名曲♪Star Eyes、原作はオペラ♪If I Should Lose You、石崎さんをフィーチャーしてG.ガーシュイン♪Who Cares ?、♪Body And Soul、ケニー・バロン♪Voyage。
▶2nd stage…ピアノトリオでD.エリントンの♪Dancers In Love、鈴木さんをフィーチャーしてスタンダード曲♪The End of Love Affair、C.パーカー♪All The Things You Are、♪Do You Know What Is Means To Miss New Orleans、ローランド・カーク♪Roller、アンコールは、♪Dis I Dig of You。お見舞いカンパにご協力頂いた方々、ありがとうございました。ご協力くださった方のお名前がわかるようにお渡ししました。それにしても、私は何の取り柄もない代わりに身体だけは丈夫で風邪もひかず、ありがたいことだと死んだ両親に感謝しています。

190118051901180119011802190118031901180419011808

 

Comments are closed.