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デイリーレポート

1音目から順子さんのスピード感ある迫力の世界

1音目から順子さんのスピード感ある迫力の世界

Kyoko

2017年05月03日 水曜日

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▶今年2回目の大西順子さんの登場です。《大西順子トリオ》のレギュラーメンバー 大西順子(pf) 井上陽介(b) 山田玲(ds) さん。ゴールデン・ウイークの前夜祭、五月らしい気候の中、順子さんがベスト・メンバーと言っているほど完璧なトリオで、入れ替え制で両セット満席の中、行われました。
▶順子さんは信頼できる気心知れたサイドメンで、安心して自由に思う存分、本領発揮。出だしの1音目からもの凄いスピード感とスリリングな緊張感がひしひし伝わってくる、意志のしっかりした演奏で、この秋の新しいアルバム制作に向け他、まだ曲名もない新曲も多数披露されました。
▶1st.stage…♪Almost Like Me、井上さんをフィーチャーして♪Meditation For a Pair of Wire Cutter…サイトウ・キネン・フェスティバルの時に演奏された曲、新曲♪タイトル未定♪April in Paris…とても新鮮なアレンジでした。井上さんのアルバムに1曲参加した曲「わたしを離さないで」から♪Never Let Me Go…しっとりとし大人の曲。アップテンポの♪新曲題名未定…順子さんも50歳の大台です。細い体から信じられないすごいエネルギーが出てきます。ほぼ同年代の井上さんは凄いテクニックで付けていきますが、山田さんは半分の25歳、周りの音をよく聴いてピタッと付けていくのには驚きますね。順子さんもお気に入りのようです。
▶2nd.stage…D.ガレスピーの♪Mantica…ノリの良い明るい曲、順子さんの♪新曲…これも明るいリズムの曲、♪新曲タイトル未定、ハーブ・アルパートとティファナ・ブラスのスタンダード曲♪Bittersweets、ガレスピー♪Con Alma、アンコールは♪Eulogia You Know。
▶順子さんの演奏は、ひとつひとつの音に渾身の魂が込められていて、その連なりが人の心に届き、心が動かされ感動するのだと思います。新曲はこれから回を重ねて完成度高く出来上がると思います。そのアルバム発売はこの暮かしら?楽しみですね。でもその前くらい、この秋には、また当店で演奏してくださいます。

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