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デイリーレポート

ミュージシャンの多い客席に通好みの演奏

ミュージシャンの多い客席に通好みの演奏

Kyoko

2015年08月26日 水曜日

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▶6年前に大坂さんプロデュースでCDデビューした宮川純(pf)さん、そのCDでもべースで参加した井上陽介(b) さんそして大坂昌彦(ds)さんの宮川純トリオ。若くて才能があって今さまざまなところから引っ張りだこの人気の宮川さんが、4年ぶりに自己のリダートリオで再始動することになりとても喜んでおられました。
▶この信頼できるリズム隊を得て、宮川さんのピアノは水を得た魚のように素晴らしい演奏でした。大先輩であるリズム隊のお二人も終始ニコニコ、楽器で会話を楽しんでいるようで、これこそがピアノトリオの理想、といった感じの演奏で、ミュージシャンの多い客席からは、拍手と歓声が上がっていました。
▶1st.stage…3年の宮川作品♪I Thinking So、C.ポーター♪I Love You…宮川さんの斬新なアレンジでした。S.ワンダー♪Golden Lady を4ビート・アレンジで。宮川作♪Waltz For Ms.Baker、C.ポーター♪It’s All Right With Me…スリリングなアレンジがとても素敵でした。
▶2nd.stage…M.ルグラン♪You Must Believe Spring…アレンジのセンスが素晴らしいですね。シナトラの♪Without A Song、イバン・リンス♪Love Dance、♪Blue In Green…M.デイビスの曲ということになっていますが、本当はB.エバンスの曲らしいと言われています。3枚目のアルバムのタイトル曲宮川作♪The Way…それぞれのソロが素晴しかった。アンコールは、客席に聴きにいらしていた片倉真由子さんと連弾でD.エリントンの♪Take The Coltrane…凄い演奏にお客さまは大喜び。ミュージシャンも楽しんだ通好みの演奏とライブ空間でした。
▶真由子さんは(以前にご紹介した文科省の仕事で)今、東南アジアのミュージシャンとのビッグバンドの合宿に入っていて、翌日がお休みということでタイのミュージシャンを連れていらしてました。この暮れには国の主催でそのオーケストラのコンサートがあるそうです。

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