デイリーレポート

強烈なサウンドシャワーに浸った猛暑の夜

▶昨夜は三連休の中日。どうやら梅雨明けしたようで、途端に物凄い暑さですね。我が家でも、とうとう今日は窓を開けても熱い風が入ってくるので、冷房のお世話になりました。お店もこのところ冷房機が6台フル回転しています。そんな昨夜の《MEDUSA》のステージは、暑さも吹き飛ぶ勢いのいいサウンドでした。フロントが弦楽器2本でファンク・ジャズを演奏する 里見紀子(vln) 伊藤ハルトシ(csllo) 宮川純(pf,key) 生沼邦夫(b) 大坂昌彦(ds) さんのメンバー。
▶このメンバーも皆さん忙しくて、スケジュールを合わせるのが至難の業で、3ヶ月ぶりの演奏に燃えていました。日本を代表するジャズドラマーがフャンクのリズムを叩くのも魅力のひとつです。いつもは坂本さんのエレベですが昨夜は生沼さんのウッドベースでしたが、全体のサウンド・バランスが良くて違和感なくカッコ良かったです。宮川さんは3枚目のアルバムが明後日7/22にリリースされます。これは全曲がオリジナル曲。若い才能がどんどん前進していくのは、傍で見ていてもいいものですね。そんなメンバーを率いる紀子さんは、真夏らしく肩の出た純白のドレスで登場です。
▶1st.stage…T.マリア作♪Come With Me、映画「ハタリ」からH.マンシーニ♪Baby Elephant Walk（子像の行進）J.ベック♪catterbrain（注意散漫）…速くて難しい曲を弦楽器でしっかり演奏。バラードD.セベスキー♪Bitter Sweet…チェロのソロに皆さんうっとり。M.ナシメント♪Vera Cruz。
▶2nd.stage…A.バロン♪Brazil、♪Seme B…紀子さんが好きなフランスのヴァイオリニストの曲だそうです、ちょっとけだるい感じの曲でした。オリバー・ネルソンの♪Hoe Down…サッカーの応援歌の原曲らしいです。D.エリントンのバラード♪I Got It But…べース、ヴァイオリン、チェロ 3本の弦楽器で演奏、素敵でした !! 最後はS.ワンダーの♪I Wish、アンコールはランディ・ブレッカー♪Some Skunk Funk。猛暑に負けない強力なサウンド・シャワーを浴びた、夏の休日の夜でした。