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デイリーレポート

PAなしの生音で極上のデュオでエリントンの世界を堪能

PAなしの生音で極上のデュオでエリントンの世界を堪能

Kyoko

2014年10月29日 水曜日

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▶昨夜は、片倉真由子(pf) 浜崎航(ts) さんのライフワーク《Duke Ellington Songbook》PAなしの生音による極上デュオで、D.エリントンの世界を堪能しました。エリントンさんの曲は3千曲もあるそうですが、その中からお二人が掘り起こした曲を交えて演奏されました。お馴染みの有名な曲以外にも、良い曲がたくさんあって、改めてエリントンさんの凄さを感じさせてくれました。
▶真由子さんの深いピアノの響きに乗って浜崎さんはテナーサックスとフルートを持ち替え、心に届く演奏を繰り広げました。この素晴らしいデュオは、当店で年に数回しかできないとあって、客席にはこのデュオを楽しみにされていた方が多くいらっしゃって皆さんが熱心に聴いておられました。やっぱり真由子さんのピアノは、素晴らしい。改めてジュリアード特待生に拍手 !!
▶1st.stage…♪Feeling of Jazz…曲名通りの曲!!、♪All To Soon、D.エリントンとJ.コルトレーンの共演で知られている♪ngelica、浜崎さんソプラノサックスを吹いた♪Lotus Blossom、気分が落ち込んでいてもこの曲を聴くと元気になる♪Jomp for Joy、ロミオとジュリエットをモチーフにした♪Star Clossed Lovers。
▶2nd.stage…♪I Didn’t Know About You、ソプラノサックスを吹いた♪Mistery Song、真由子さんがD.チェリーとS.レイシーの演奏を聴いてぜひ演奏したいと思ったという♪Low Key Lightly、浜崎さんがテナーを吹いた♪I Let A Song、 テナーイントロから♪It’s Don’t Mean A Things、D.エリントンのパートナーであったB.ストレイホーンが死の直前に書いた♪Blade Count、アンコールには、客席の若いお嬢さん、洗足学園卒の新人トロンボーン奏者を呼出して一緒に♪Take The A-Train では、浜崎さんはソプラノを吹きました。最近は若い女性ジャズプレイヤーがどんどん出て来ていますね。
▶次回のこのデュオの出演は、春3月25日。もっと早く聴きたいですが、真由子さんは、国際交流基金の仕事で2月いっぱい、オーケストラを結成するためのオーディションの審査員として東南アジアの国々を回ります。されどんなオーケストラが出来上がるのか…オケができたら、その合格者を日本に呼んでコンサートも開かれる予定があるんだそうですよ。楽しみですね。

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