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デイリーレポート

故チャーリー・パーカーの命日で多数のトリビュート演奏

故チャーリー・パーカーの命日で多数のトリビュート演奏

Kyoko

2020年03月13日 金曜日

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▶昨夜は《SK 4》佐藤洋祐(as,vo) 菊池太光(pf) 楠井五月(b) 山田玲(ds) チーム。昨日はアルト奏者チャーリー・パーカーの命日、3月12日でした。楠井さんは彼が好きでスマホの着メロにストリングスと共演している曲を入れているそうです。それ以外のレコーディングは音が悪くてとても聴けない、というくらい古い65年前が命日です。だから彼と共演している人は今はもうほとんどいないそうですが、ただ一人、ロイ・ヘインズさんがいるそうです。多くのジャズ・ミュージシャンと知り合ってきた中で、ロイさんは私が初めて親しくお会いし、お店にも来日のたびに来てくださったミュージシャン。この事をメンバーの皆さんよくご存じで、昨夜の選曲はチャーリー・パーカー追悼の曲が多く演奏されました。
▶ロイさんはもう95歳。ジャズ黄金時代に活躍されていた方は、先日のマッコイ・タイナーさんはじめ、皆さん天国に召されています。私はその時代の生き残りみたいなもの。今は音大にジャズ科が出来て多くの若い人がジャズを勉強しています。毎日お店に出て、若い才能ある人を見つけると、成長を見たいという思いが湧き上がり、少し寿命が伸びる気がします。「SK 4」のメンバーは仲がよく、彼らの演奏はいつも何かを感じさせてくれます。
▶ちなみにチャーリー・パーカーは「バード」というニックネームで呼ばれていて、ジャズを牽引し今も在るジャズクラブ「バードランド」は彼のこの名をつけたもの。多分ジャズファンは行ったことがある方が多いのではないかしら。「バードランドの子守唄」やウェザー・リポート「バードランド」マントラの歌った「バードランド」、クリント・イーストウッドの監督映画「バード」も彼の生涯を映画化したもの。
▶1st stage…♪Three Little Words…ミュージカル「土曜は貴方に」、ルイス・エサ♪The Dolphin、マーヴィン・ゲイのヒット曲♪What’s Goin’ On。ここからはチャーリー・パーカートリビュート♪Embraceable of You…私の好きな曲、♪Groovin High。
▶2nd stage…ジミー・ヴァン・ヒューゼン♪It Could Happen To You、ケニー・バロン♪Cook’s Bay。ここからチャーリー・パーカート リビュート4曲♪Relaxin at Camarillo、♪Dewey Square。♪Segment、♪My Little Suede Shoes。ディジー・ガレスピー♪A Night In Tunisia、ナット・アダレイ♪Work Song、アンコールはミュージカルのソングライター♪I fall In Love Too easily。昨夜も、終演後はいらしてくださったお客さまをメンバーでお見送りされていました。こんな時期に来て聴いてくださる方には、ミュージシャンは皆感謝しています。

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