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デイリーレポート

向こうで頑張っていることが感じられたいい演奏

向こうで頑張っていることが感じられたいい演奏

Kyoko

2019年10月26日 土曜日

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▶昨夜夕刻、オーチャードホールのシンディー・ローパーさんのデビュー35周年記念のコンサートにお誘いがあって行ってきました。初来日のときにTV番組の取材でウチにいらしたことがありましたが、でも私はすっかり忘れていて帰りにバックステージに寄ると、ちゃんと覚えてくださっていて恐縮しました。66歳になられたそうですが、小柄でとても可愛い方です。このコンサートにはゲストで TOKU さんが出ていて、一緒にお会いすると打ち上げの会に誘われましたが、失礼してお店に出ました。
▶お店に出るとこちらはNYからの里帰りツアーの 小田桐和寛(ds)さんのステージ。メンバーは、熊谷ヤスマサ(pf) 高橋陸(b) 佐瀬悠輔(tp) さんのクァルテット。若さあふれるメンバーでしっかりした演奏をされているところでした。客席には、小田桐さんのファミリーが皆さんお見えでした。お父様はトロンボーニストで、トロンボーン協会の会長をなさっておられます。お母様はピアノをなさる音楽一家で、でもなぜか和寛さんはドラマーになられたのですね。今はNYで夢者修行活動中で、前回に比べてさらに良いドラマーになっています。作曲もアレンジされ、ご自分の音楽を追求し頑張っているのが感じられるステージでした。演奏曲メモに小田桐さんがビッシリ曲のことをコメントしてくださいましたので、文量の許す限りそのまま掲載させていただきますね。
▶1st stage…故ロイ・ハーグローブの♪Soulful…ロイとはNYのクラブでよく一緒に演奏させていただきました。誰にも隔たりなく公平に接し、毎晩のように若い世代とジャムに来るロイ。追悼の意味を込めて1曲目に演奏します。オーネット・コールマン♪Blues Connotation…大好きなオーネットの曲に少しアレンジしました。熊谷ヤスマサ作♪Contrict Areas、スタンダード曲♪Poinciana…アーマンド・ジャマルのアレンジが好きで今回演ってみようとニューオーリンズ・リズムで。ジョー・ヘンダーソン♪Gazelle…とにかくカッコいい !! これを演るために今回のライブがあると言ってもいいくらい。
▶2nd stage…♪Thug Night…ニューオリンズに遊びに行った時にリバース・ブラス・バンドが演奏していたものを譜面に起こしアレンジ。♪小田桐作新曲♪Jerk Blues…6拍子のスウィング、に挑戦しました。熊谷ヤスマサ作♪…美しいバラードです。ピアニスト スタンリー・カウエル♪Equipoise…マックス・ローチのアレンジが好きなので演ってみようと。ジェフ・ワッツ♪The Impaler…僕のヒーロー ジェフの曲でとにかくカッコいい。アンコールは親愛なるBODY&SOULさんに捧げて♪Body And Soul…3拍子で演ってみます。
若くして本場で揉まれると成長も早いと思います。若者が帰国する度に、私も刺激をもらえて嬉しいです。

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