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デイリーレポート

編成も演奏も意欲的な勉強家らしいステージ

編成も演奏も意欲的な勉強家らしいステージ

Kyoko

2016年07月28日 木曜日

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▶久しぶりの 楠井五月(b) さんリーダーの魅力あるユニット、加納奈実(as,ss) 禿(かむろ)耕平(g) さんのトリオ。この編成は、楠井さんがジャズの先駆者として知られる演奏家・作曲家でもあるジミー・ジュフリー(sax) とジム・ホール(g) さんの同じ編成に興味を持って組んだもので、この編成用に選曲からアレンジまでされた意欲的な内容のステージでした。3人の想いが良く伝わってくる演奏で、何より音色が綺麗、シンプルなのに説得力のあるいいステージでした。
▶1st.stage…そのジュフリーさんとジムさんに捧げたブルース楠井作♪Blues For J&J で始りました。 F.シナトラが歌っている♪You Make Me Feel So Young、J.ジュフリー♪The Easy Way、禿アレンジの♪Summertime…カッコ良かったですよ。J.ジュフリー♪The Green Country…J.ジュフリーはアメリカ民謡などジャズではない音楽も取り入れてジャズ・アレンジしています。ジェローム・カーンの曲をJ.ジュフリーのアレンジで♪The Song Is You を演奏されました。
▶2nd.stage…J.ジュフリーと親交があったジョン・ルイスがジャンゴ・ラインハルトに捧げた♪Django…MJQの大ヒット曲です。禿作♪Sniffin…匂いを嗅ぐ、よく犬がしている様子を曲にされたとか。楠井作♪140530…作曲した日にちです。♪Is This Here?、J.ジュフリー♪Four Brothers、アンコールはミディアムテンポで♪Body And Soul…心が和むとてもいい演奏でした。楠井さんはジャズをとてもよく勉強されていて「歩くジャズ史」と言われていますが、チャレンジ精神も旺盛で編成にも選曲にも意欲的です。次回のリーダー出演が楽しみです。

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