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デイリーレポート

若者たちの人気トリオに柔らかなペットサウンド

若者たちの人気トリオに柔らかなペットサウンド

Kyoko

2017年02月08日 水曜日

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▶今多方面から注目されているドラマー石若駿さんがリーダーをとったクァルテット、集めたメンバーは 井上銘(g) 須川崇志(b)さん、そしてニラン・ダシカ(tp) さん。ニランさんはオーストラリアのメルボルンにお住いの学生さんで、日本には昨年6月から今年の7月までワーキング・ホリデーで滞在。石若さんのお友達です。礼儀正しく日本語も出来る23歳のハンサムボーイで、トランペットも正統派。滑らかなプレイがとても良かったです。細身ですが体力があるようで、自転車と原付バイクで九州鹿児島まで旅をされたそうで、昨夜もあの寒さの中、目白から自転車で当店まで来ました。石若さんは昨年ブルーノート東京に井上さんと須川さんのトリオで出演し、楽しかったので昨夜もこのメンバーにニランさんをフロントに起用して、主にオリジナル曲を演奏されました。
▶1st.stage…石若作♪No.1…そのブルーノート東京出演の時に作曲した曲。今は亡きプーさん(菊地雅章さんに)須川さんがNYでCDを20枚くらい貰った中に入っていたという美しい曲♪Wasserklavier (ドイツ語で水の妖精)…作者はイタリア人ルチアーノ・ベリオ、頂いた他のCDは全部現代音楽だったそうです。トランペットのイントロから出た♪Stella By Starlight…とても良かったです。ニラン作♪I Seek The Middle Ground、井上作♪胎児 Song…赤ちゃんが羊水の中にいる感じの曲。
▶2nd.stage…♪To-do-ro-ki…徳島県の等々力に行った時にとても気に入って作曲した曲だそうです。亡き富樫雅彦作♪Waltz Step…3拍子の曲で私は昔を思い出しました。ピアニスト、スガダイロー作♪ジュゲム…石若さんがダイローさんと一緒に劇伴をした時の曲。「寿限無」のおまじないのような語り口が音楽にハマっていて良く出来ていました。気分を変えて気持がこもっていた♪Body And Soul、アンコールは石若作♪Big Sac。若いお客さまが多い店内、とても良い演奏を皆さん熱心にお聴きになっておられました。外は寒かったですが心はホカホカでお帰りになられました。

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