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デイリーレポート

同じユニットでも彩りが一味違う甲乙つけがたい素晴らしい演奏

同じユニットでも彩りが一味違う甲乙つけがたい素晴らしい演奏

Kyoko

2024年03月16日 土曜日

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▶昨夜の《スペシャルNewクァルテット》は菊池太光さんの耳の具合が感知せず、石田さんが代役参加。村上寛(ds) 石崎忍(as) 石田衛(pf) 楠井五月(b) さんのクァルテット。幼少時からビバップの名盤を聴いて育った石田さんは、スタンダード曲はほとんど暗譜されていて、その場で感じるままに演奏されます。時々、私も聴いたことがないような珍しいフレーズが出たり、村上さんもニコニコ演奏。太光さんの鍵盤を転がるような丸いタッチのピアノとはまた違い、なかなかいいピアノです。このユニットのファンの方も、どっちもいいねぇ、と。
▶2nd セットの最後に、楠井さんのリードで♪バースデーソングが始まりました。「え、誰か誕生日かな?」と怪訝な顔でドラム叩いていた村上寛さん。スタッフがソロソロと灯の付いたバースデーケーキを村上さんの前に持っていくと、ようやくご自分の誕生日が前日だったことに気が付かれてニコニコ。寛さん75歳。ご自分の誕生日をライブステージで行うことが恥ずかしい年代です。「バースデーライブ」にすればよかったのですが、ブッキングのときにも何もおっしゃらなくて…。
▶太光さんは、もともと大腸が丈夫ではなかったのですが、最近耳が難聴にになる原因不明の症状になり、どうやらしばらく治療に時間がかかる、と楠井さん。このメンバーで演奏することに決めました。太光さん、安心してしっかり治療してください。そして早く復帰することを祈っています。
▶1st.set…ハリー・ウォーレン♪You’re My Everything、テナー奏者ベニー・ゴルソン♪Along Came Betty、B.パウエル♪Hallucinations、D.エリントン♪Sophisticated Lady、ファンク・バンド クール&ザ・ギャングの曲♪Let the Music Take Your Mind。
▶2nd.set…ピアニスト ケニー・バロン♪Sea Scape、楠井五月作♪Spring Has Sprung With A Little Melancholy、テナー奏者ジョー・ヘンダーソン♪Mamacita、ビリー・ストレイホーン♪Chelsea Bridge、同じくビリー・ストレイホーンの♪U.M.M.G. (Upper Manhattan Medical Group)、アンコール曲はウェザー・リポートのジョー・ザヴィヌル♪Mercy Mercy Mercy、そして♪Body And Soul でした。

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