デイリーレポート

7年ぶりのNYからの里帰りライブは可愛いお子様が一緒

▶NYから7年ぶりの里帰りライブだった《及部恭子 from NY トリオ》日本で組んだメンバーは 及部恭子(pf) 宮田岳(b) ジーン･ジャクソン(ds) さん。演奏曲は、コロナ禍はじめ日頃の生活の中で浮かんだ曲がほとんど。音楽家はいつも頭の中に5線譜が浮かんでいるのですね。幼ない頃からご自宅にミュージシャンを招いて演奏会が行われた裕福な環境の中で育ち、音楽家になることは当たり前のように育ってNYに渡られ、向こうで活動されていました。その頃日本からNYに遊びに行って恭子さんの演奏をお聴きになった方が、昨夜もいらしていました。お人柄が良いので好かれますね。
▶向こうでフランス人の方とご結婚されたようで、昨夜は4歳の息子さんが岡山から一緒に来ていました。とても可愛いお坊ちゃんで、途中眠くなって寝ていましたが、終わる頃には目が覚めて元気になって色々お話しました。昨夜はホテルをとってあるということで、ママと一緒にホテルに帰られ、今日は直接NYに帰られたようです。今度里帰りされる頃はきっともう大きくなっていると思いますが、私とのお話は、英語かしら仏語かしら日本語かしら…。
▶1st.set…及部恭子作♪The Oyster Song (岩ガキのうた)…何年も前に岡山で頂いた美味しい岩ガキの想い出の曲です。ポン酢の切なさをビバップのフレーズに乗せて…。A.Cジョビン♪The Boy from Ipanema (The Girl From Ipanema をアレンジ)、及部恭子作♪Fuculamu Fuculamu…地元の岡山の素敵で美味しいパン屋さんがあってそこでフクラムフクラムイメージで書いた曲です。及部恭子作♪A Soul Connection …亡くなったお姉様のことを想って書いた曲。及部恭子作♪おはようのうた…パンデミック中に書いた歌。スタンダード曲バートン･レーン作及部アレンジ♪How About You。
▶2nd.set…C.ミンガス♪Donna Lee…チャールズ・ミンガスがある時期奥さんが2人いたという話を知って書きました。及部恭子作♪Akeji’s Dream…書家の住吉アケジさんのドキュメント映画を観て書いた曲。及部恭子作♪The Revolving Door…NYの重たい回転ドアに閉じ込められたような気持ちになった時に書いた曲。及部恭子作♪Lucky 70…70才のお友達からリクエストされて書いた曲で何歳でも今が最高、今の幸せに感謝しながら行こう、というメッセージを込めて書いた歌。アンコール曲は及部恭子作♪Great Unknown…この世の中は名前を知られていないけど素晴らしいことをされている方がいる、という曲でした。