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デイリーレポート

久しぶりのドラムスでまた一味違う「福田ワールド」を堪能

久しぶりのドラムスでまた一味違う「福田ワールド」を堪能

Kyoko

2021年12月15日 水曜日

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▶今年最後の《福田重男トリオ》メンバーは福田重男(pf) 金森もとい(b) さんと、当店かなり久しぶりの 小松伸之(ds)さん。「福田ワールド」今年の聴き納めとあってファンの方が大勢お見えになり、お陰様で広い店内も良い感じに埋まりました。久しぶりに聴いた小松ドラムは、周りの音をよく聴いて演出力を発揮。躍動感のある素晴らしいトリオサウンドに。ドラムスが代わっただけでまた一味違うジャズになる…ライブジャズという二度と同じ演奏にならない音楽の素敵なところで、私も飽きずに毎日お店に出ていられます。80歳を過ぎると色んな反応が鈍りますが、音楽にだけは私の脳もちゃんと反応してくれるようですね。
▶1st.set…アルト奏者ベニー・カーターの♪When Lights Are Low、福田作♪Portrait of Undercurrent、M.デイビス♪Solar、A.C.ジョビン♪Inútil Paisagem (無意味な風景)、福田作♪ Mr NK…福田さんの好きだった故野村監督に捧げた曲。 G.ガーシュイン♪Someone to Watch Over Me。
▶2nd.set…ジェローム・カーン♪Nobody Else But Me、福田作♪Bitter Sweet…福田さんの意図した意味は甘酸っぱい味だそうです)。D.ガレスピーの♪Birk’s Works…以前に常連のお客さまからのリクエストをアレンジしてきましたとのこと。映画「The Joker Is Wild (抱擁)」からジミー・ヴァン・ヒューゼン♪All The Way…シナトラナンバーです。アンコール曲は福田作名曲♪Go Ahead Nigel でした。

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