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デイリーレポート

私もいつも大いに刺激を受ける三人の音の会話

私もいつも大いに刺激を受ける三人の音の会話

Kyoko

2019年12月10日 火曜日

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▶昨夜は 須川崇志(b) さんがリーダーをとった 林正樹(pf) 石若駿(ds) さんのトリオ。須川さんは中学の頃からチェロを勉強されたチェリストで、バークリーに留学し卒業後はベーシストとして活躍。最近もベースの需要の方が多いのでベーシストで演奏されることが多いようです。このメンバーを見るだけで、音楽が想像できる方はよく音楽を聴いている方だと思います。メンバーは皆さん、音楽に造詣が深く、ジャズ界だけでなくいろいろな分野で多彩に幅広く活動をされています。今度はスケーターとコラボする企画もあるようです。発想が自由でいいですね。
▶そんな三人が当店で演奏してくれると私も刺激を受け、とても嬉しいです。演奏曲名を見ても、クリエイティブに富んだ楽しいトリオ演奏がきっとイメージされると思います。近々このトリオのアルバムも発売されるようです。最近は、大手などの音楽会社ではない「よき理解者」が、優れたミュージシャンを発掘して良い作品を作られています。このユニットもそうですが、私が目をつけて大きく育ってほしいと思っている人達と、かなり重なったりカブる場合も結構あります。私も理解者たちも、ミュージシャン・ファーストでやっていますから、問題になることはありません。そこが「ビジネスベースの業者」とは異なるところでしょうか。
▶1st stage…B.エバンス♪Time Remembered Bill Evans、石若作♪Yokono Waltz、 ♪Nigella、ベーシスト チャーリー・ヘイデンの♪See You at Per Tutti’s、林作♪Doppio Movimento。

▶2nd stage…ドラマー ポール・モチアンの♪Last Call、ピアニスト ポール・グラボウスキー♪Come Here And Say That、須川作♪Banksia、石若作♪Largo Luciano、石若作♪Yoshi、スタンダード曲♪I’ll Remember April、アンコールはリチャード・ロジャース♪Wait Till You See Her。久しぶりに懐かしい名前を聞きました。Pモチアンさん。大昔、向こうからたまたま来ていた菊地雅章さんとトリオを組んで、町の手作りの根室ジャズフェスに行った2月のこと。前夜、支援者のご自宅で焼き肉を食べていたらモチアンさんの前歯が折れてしまい急遽、町の歯医者さんを起こして治療してもらった夜がありました。音数の少ない、でもセンスのいいドラムでした。二人とも故人になられました。

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