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デイリーレポート

楽器を吹きこなす職人技と生音サウンドの心温まるステージ

楽器を吹きこなす職人技と生音サウンドの心温まるステージ

Kyoko

2019年06月15日 土曜日

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▶《片岡雄三クァルテット》メンバー 片岡雄三(tb) 菊池太光(pf) 楠井五月(b) 広瀬潤次(ds) さん。片岡さんのトロンボーンは、低音から高音までが綺麗に良く鳴って、マイクなど全く必要ないことが聴くとわかります。生音がこんなに見事な人はいませんね、まさに職人芸です。トロンボーンという楽器は単純な作りなのに、あれだけの音が吹けるトロンボーニストはあまりいません。その事をよく知っているサイドメンも素晴らしく、とても気持ちの良い演奏でした。昨夜は外国人のお客さまが多かったのですが、皆さんとても楽しんでいらっしゃいました。私も、職人芸的なスキルに感心しながら楽しませていただきました。
▶1st stage…マイルスの♪So What、片岡作♪Yemanja…ヒンズー教からヒントを得て作曲した曲で当店では初めてお披露目されました。谷中秀治作♪Lotus…谷中秀治さんは最近2週間ツアーを一緒にされたしたベーシスト、ジミー・ヴァン・ヒューゼン♪Like Someone In Love、スタンダード曲♪Cherokee。
▶2nd stage…スタンダード曲♪As In A Morning Sunrise (朝日のようにさわやかに)、片岡作♪Cura De Gatos、A.Cジョビン♪No More Blues、♪Crazy He Calls Me、片岡作♪Turkish Train…曲名は片岡さんの中学時代からのご親友でイスラム国に拉致され殺されたジャーナリスト 故 後藤健二さんが命名者、当店にいらしたときに名前をつけた夜のことが思い出されます。アンコールは「皆さんが良い人生を送れるように」と♪The Good Life (麗しき人生)。サウンドもMCも心温まる、片岡さんのお人柄が滲み出るステージでした。

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