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デイリーレポート

超満員の中 いつもとちょっと違う雰囲気のサウンド

超満員の中 いつもとちょっと違う雰囲気のサウンド

Kyoko

2015年06月09日 火曜日

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▶パリに渡って13年の仲野麻紀(as,ss)さん。以前から当店に出演したいと連絡をいただいていたのですが、ベースのチン鈴木良雄さんとのスケジュールが合わず、ようやく1年越しで昨夜実現しました。といってもチンさんとは昨夜が初対面で、早稲田のジャズ研OBの紹介だったようです。2時間足らずのリハーサルでチンさんにとってはほとんど初めての曲だったと思いますが、そこは大ベテラン、しっかりとしたサポートでした。久しぶりの帰国とあって、お店は超満員でした。
▶《エリック・サティーとジャズ》というタイトルで、メンバーは仲野麻紀(as,ss)さんとヤン・ピタール(g,oud)さん、そして鈴木良雄(b)さんのトリオです。ウード(oud)という楽器を私ははじめて見ましたが、マンドリンのようなどこか日本の琵琶のような柔らかい音で、不思議な感じの楽器でした。エリック・サティは19世紀のクラシック音楽家で、変人の評判だったようですが多くの歌曲を残している、ということを私ははじめて知りました。
▶1st.stage…最初はギターとサックスで演奏。E.サティ作♪Danse de traverse(ゆがんだ踊り)♪ジムのペディ、ここからチンさんが入ってスタンダード曲D.ブルーベック♪Take Five…なんでも今フランスではエチオピアの音楽が流行っているのでベースラインはその感じにしました、ということでしたが、面白いTake Fiveでしたよ。E.サティ作♪La diva de l’emire(エンパイヤの歌姫)、ヤン・ピタール作♪ひとつの目ひとつの歴史、E.サティ作のピアノ曲♪グノシエンヌ(Gnossiennes)。店内はお知り合いの方で満席で、休憩中はご挨拶回りに忙しくされていました。
▶2nd.stage…E.サティ作のシャンソン♪Je Te Veux(ジュ・トゥ・ヴー)ギターとサックスと麻紀さんのヴォーカル入りでした。麻紀作♪Sans Frontieres(国境なき〜)。ここからchinさんが入って♪Caravan…聴き慣れた曲も(oud)(as)(b)編成だと不思議な感じですね。鈴木作♪Faily Dance…(g)(b)(ss)で途中から(as)に変わりました。ヤンさんの故郷フランスのブルターニュ地方の民謡♪Laridenn…故郷ではこの曲で皆が踊るそうです。アンコールは♪Body And Soul でした。お二人とも楽器を良い音色で良く使いこなしていて素晴しいと思いました。チンさんも素晴らしいサポートでした。楽器の音色が良くてお客さまも楽しんでいらっしゃいました。お二人は今日はもう機中の人で、カンボジアの学校に呼ばれて演奏に行くのだそうです。

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