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デイリーレポート

セクステットになって連夜の大盛り上がり

セクステットになって連夜の大盛り上がり

Kyoko

2016年08月25日 木曜日

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▶昨夜に続き2日目の《New Century Jazz Quintet》は、ダウンビート誌でNo1.トロンボーン奏者に選ばれたマイケル・ディーズさんを迎えてセクステットです。店内は予約の段階で満席でしたが、昨夜は特にミュージシャンやゲストも立ち見で多くの方が聴きにいらして、昔の大晦日の年越しライブのような大賑わいでした。初日はメンバー全員お揃いのスーツにネクタイ姿でしたが、昨夜はお揃いのこのユニットのTシャツ姿で、圧倒的な迫力ある演奏を繰り広げられました。
▶1st.stage…始めはレギュラーメンバーで演奏が始まりました。今回のアルバムタイトル曲から大林作♪Arise、♪Tongue Twister。マイケルさん登場でC.パーカーの♪Donna Lee…太くて柔らかなトロンボーンの音色で凄いテクニックでした。そのトロンボーンをフィーチャーして心のこもった柔らかな社歌♪Body And Soul、大林作♪Festi-Vibeq …フェスティバルとバイブレーションの造語だそうですがセンスが光る曲でした。
▶2nd.stage…ユニット名の曲♪New Centtury、凄いドラムソロから始った♪Chicken And Dumpling、♪El Gran Arado…アルバム「Time is Now」に入っているこの曲もドラムが凄かった。ベニーさんアレンジの♪For Heaven’s Sake、A.ブレイキー♪Fuller Love、アンコールもA.ブレイキー♪Work Song。終始客席からは凄い歓声が上がり、魂の入った説得力と迫力あるスピード感に皆さん酔いしれました。
▶日本人では難しいと言われていた本場のジャズの世界で活躍している大林さん中村さんは素晴しく、私も我がことのように嬉しいです。私が常々言ってる「コンボジャズは根底で支えるリズム隊が命」を再認識しました。特に全体を演出するユリシスさんのドラミングと演出力に脱帽です。
▶来年は中村泰士さんのリーダーアルバムがリリースされます。とても楽しみです。ユリシスさんが、来年はここ BODY & SOUL で1週間演奏したい、とおっしゃってくださいました。嬉しいですね。来年はどんな進化を遂げているかも楽しみです。日米混合ユニットの素晴しいジャズを楽しめた2日間でした。来月9月8日には、大林さんとユリシスさんのトリオ演奏があります。ご予約はお早めにお願い致します。

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