【円安不況を楽しむ「安近短」】
GW〜薫風さわやか若葉の候。
ぶらっと立ち寄る公園通りの“ジャズ専門店”
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今年50周年のBODY&SOUL
6月スケジュール更新/公開
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デイリーレポート

一音出た途端「そっ、これだ」でも店内ハプニングで全部聴けず残念

一音出た途端「そっ、これだ」でも店内ハプニングで全部聴けず残念

Kyoko

2023年09月29日 金曜日

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▶昨夜は久しぶりの【BODY&SOUL Special】で《寺久保エレナ クァルテット》今回のメンバーは 寺久保エレナ(as) 平倉初音(pf) 楠井五月(b) 鈴木宏紀(ds) さん。パンツスーツ姿のエレナさんは、ちょっと大人になった感じ。でもエレナさんのアルトの音色が一音出たとたんに「あっこれだ」と思いました。平倉さんのピアノの音色も力強く、楠井さんも鈴木さんも大勢のお客さまを意識されて、とても緊張感のある素晴らしいステージでした。
▶1st ステージが終了した後、当店の長年の常連さんが席を立つとき転んで額と鼻を切ってしまい出血。頭も打っているようなので急いで救急車を呼び、私が目黒の救急病院まで付き添っていきました。病院でCTとかいろいろ検査して大事無く、娘さんもいらしてご自宅まで帰られました。お店に戻るとすでに終演は過ぎ、出演者は楽しそうに飲みながら歓談中。そんなハプニングで残念ながら2nd ステージを聴くことが出来ませんでした。
▶アンコールでは、坂井奈々香(tp) さんと、エレナさんの従兄弟の 寺久保伶矢(tp) さんがシットインして2曲一緒に演奏。盛り上がったと聞きました。日本でのツアーはまだまだ続き、今日から北のツアーが始まります。もう少し聴きたかったエレナさんの演奏は、私は来年までおあずけですね。
▶このステージは、エレナさんのドキュメンタリー番組の収録で米国のテレビ局のカメラとクルーが入りました。そのクルーが驚いていました。「アメリカで色んなライブ店に行ったけど、客席の全員が集中して聴いていておしゃべりする人が誰もいない、素晴らしい!! アメリカじゃ客席がうるさくて…」。当店はお客さまが上質なことでも、多分世界一だと思いますよ。私が追求している「いい聴き手が、いいミュージシャンを育てる」お褒めいただき嬉しいです。
▶1st.set…アーヴィング・バーリンの♪Remember、寺久保エレナ作♪Little Imaginary Soldier、D.ガレスピー♪Birk’s Works John“Birks”…バークスはガレスピーのミドルネームです。スタンダード曲♪Stars Fell on Alabama (アラバマに星落ちて)、アルト奏者キャノンボール・アダレイの♪Sambop。
▶2nd.set…D.ガレスピー♪ Things to Come、寺久保エレナ作♪I’ll Be on Your Side、寺久保エレナ作♪One Line Journal、秋吉敏子作♪Long Yellow Road、B.ストレイホーン♪The Star-Crossed Lovers、C.パーカーの♪Yardbird Suite (ヤードバード組曲)。アンコール曲はF.ハバードの♪Birdlike とC.ポーターの♪Just One of Those Things でした。

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