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デイリーレポート

無駄な音のないセンスのいい選曲も独自のトリオサウンド

無駄な音のないセンスのいい選曲も独自のトリオサウンド

Kyoko

2023年05月07日 日曜日

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▶久しぶりの須川さんリーダーライブ《須川崇志トリオ》彼が選んだメンバーは 若井優也(pf) 中村海斗(ds) さん。このトリオは皆さん音色が綺麗で、無駄な音がなく、心身ともにとても気持ちの良いトリオジャズ・サウンドです。選曲も、オリジナル曲もよく、最近は皆さん作曲されますが素直な良い曲が多いですね。須川さんのリーダーライブらしく、ベーシストの曲も演奏されました。
▶演奏と選曲リストで、B.エバンストリオにいたドラマー故ポール・モチアンさんのことを思い出しました。私にとって音楽が自分史の一部なのは当然ですが、このごろ最近の記憶より昔の記憶のほうが鮮明で、脳がだいぶ衰退している証かもしれません。もう30年以上も前の話、根室の街の公民館で行われた手作りのジャズフェスに行った時、前夜にファンのご自宅での焼き肉会でポールさんの前歯が折れてしまい、急遽街の歯医者さんを起こして見てもらったことがありました。音数の少ない、でもセンスのいいドラミングで、昨夜のステージに通じるところがあったのも記憶が出てきた理由かしら。
▶1st.set…B.エバンストリオのベーシスト スコット・ラファロの♪Gloria’s Step、中村海斗作♪Noir (仏語で黒の意味)、若井優也作♪In Love in the Rain、スタンダード曲♪I Hear A Rhapsody。
▶2nd.set…ベーシスト スティーヴ・スワロウの♪Radio、B.エヴァンス・トリオのドラマー だったポール・モチアンの♪Blue Midnight、P. モチアンポール・モチアンとエレクトリック・ビバップ・バンドの♪Arabesque、ジミー・ヴァン・ホーゼン♪Last Dance、T.モンク♪We See、アンコール曲は♪Body And Soul でした。

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