デイリーレポート

ベテラン勢の素晴らしい演奏も聴き手が少なく盛り上がりイマイチ

▶2月は早いですねぇ、もう月末だなんて。そんな昨夜は、一昨夜と打って変わってベテランたちの《大口純一郎トリオ》大口純一郎(pf) 米木康志(b) ジーン･ジャクソン(ds) さんです。東工大ジャズ研出身の大口さんの同窓生の方が、OBに声をかけてくださり何とかサマになった店内でした。演奏が素晴らしくても、聴き手が少ないのでは盛り上がりに欠けます。私が時々言うように、演奏の自由度が高い音楽であるジャズの本当の良さは、演奏者にとっても聴衆にとっても、ライブ演奏のノリにこそあります。
▶客席には、シンガーの SAWA さんが聴きにいらしていて、一曲シットインで歌われました。素晴らしい声で綺麗な英語の歌が、熟年ベテランたちのステージに華を添えてくださいました。SAWA さんありがとう。演奏曲中には、もう一つの専門ジャンルである大口さんらしく、ブラジル音楽がいつも演奏されますね。
▶さ、今日から3月です。先程、私の月初めの恒例、商売繁盛･家内安全のお宮参りから帰ってきました。最近お参りに行くのは、新店の氏神様、お店の近くの北谷神社です。帰路は汗ばむくらい暖かでした。春です、頑張らなくっちゃ。
▶1st.set…T. モンク♪Evidence、ベーシスト スティーブ・スワロー♪Item 7 D. I. 、♪T. 、テナー奏者エディ・ハリス♪Essence of Matter、W. ショーター♪El Toro。
▶2nd.set…
メキシコの女性作曲家「ベサメ・ムーチョ」のコンスエロ・ベラスケス♪Verdad Amargo、T. モンク♪Reflections、スタンダード曲♪I’ll Remember April。SAWA さんシットインで♪I Can’t Give You Anything But Love。♪Sopa de Ajo (スペインのニンニクスープ)。アンコール曲はブラジルのルイス・エサの♪Imagem。