デイリーレポート

ナンシーさん天国で聴いて思い出してくれてたかしら…

▶昨夜は チャリート(vo) さんの《ナンシー･ウィルソン命日特集》バッキングメンバーは ユキ･アリマサ(pf) 粟谷巧(b) 濱田省吾(ds) さん。当店六本木時代、70年代〜にはナンシーさんは小顔の美人歌手として、日本でも大変な人気でした。来日公演の度に必ず当店を訪れ遊びに来られるようになりました。疲れているから私は歌わないわよ、と言いながら、当時よくうちに出ていたぺこちゃんや故上野尊子さん、そしてチャリートさんが歌っていると、歌いたくなって必ずマイクを持っていました。
▶昨夜もMCトークで披露されたエピソードのひとつ。チャリートさんが出演している時にいらした時、歌っていた曲を気に入ったから教えて、と。翌日のコンサート会場に行くと『この歌はチャリートさんが歌っていて、とても気に入ったので歌います』と歌われたのが、フランク･チャックスフィールド楽団のやっていた映画音楽♪Ebb Tide (引き潮) でした。
▶ナンシーさんは、南青山時代になってもずっと当店に立ち寄られるのは変わらず、本当に歌うことが大好きな方でした。飛行機が大嫌いで、最晩年は来日は控えられていらして、お亡くなりになったと聞いてその時は大ショックでした。ドラマティックな曲が素敵で、品があって、私は大好きでした。なかなかあのようなシンガーはいませんね。ご命日は5年前の12月13日。天国までチャリートさんの歌が届いていますように…。
▶1st.set…インスト演奏で♪In Love In Vain、♪Christmas Time Is Here、♪Who Can I Turn To、♪My Love、♪The More I See You、♪Guess Who I Saw Today、♪The Song Is You。
▶2nd.set…♪This Girl’s In Love With You、♪Ebb Tide、♪The Very Thought of You、♪Save Your Love For Me、♪Almost Like Being In Love、♪When October Goes、♪What Are You Doing New Year’s Eve ?、アンコール曲は♪Jingle Bells でした。