【円安不況を楽しむ「安近短」】
GW〜薫風さわやか若葉の候。
ぶらっと立ち寄る公園通りの“ジャズ専門店”
人生を豊かにする“サードプレイス””
今年50周年のBODY&SOUL
6月スケジュール更新/公開
(2024年5月1日付 May.1st)

デイリーレポート

いつものジャズクラブとちょっと違う大いに賑わったエンタメ・ステージ

いつものジャズクラブとちょっと違う大いに賑わったエンタメ・ステージ

Kyoko

2023年07月09日 日曜日

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▶昨夜は【BODY&SOUL Special】で俳優の高橋克典さんのヴォーカルステージ。バッキングトリオは 木住野佳子(pf) 西島徹(b) 加納樹麻(ds) さんの 木住野佳子トリオ でした。以下少し長文になりますがご容赦ください。
▶私は実は、ペコちゃん(伊藤君子)さんから高橋さんがお弟子さんになったことは聞いていました。レッスンの時は佳子さんが歌伴されていて、素晴らしいヴォーカリストだと聞いていました。前に一度南青山の当店に遊びにいらしてシットインで歌ったのを聴き、俳優さんとしてはどんな方かしら、とこのあいだBS-TBSでリバイバル放送されたTVドラマ「金曜日の恋人たち」を毎週観てファンになり「あなたは何しに日本へ」という番組も観ていました。
▶そんな経緯で昨夜のライブが実現したのですが、お客さまの心を捉えるお話と素敵な歌は、流石芸能界でトップクラスの方らしい素晴らしいエンターティメント・ステージ。大入り満員の店内は大いに湧きました。客席はほとんどがジャズのライブ店は初体験、というよりジャズという音楽も日頃は聴かない方も多くいつもと全く違う客層の店内でした。
▶高橋さんは早くからお店に入り2時間位リハーサルされたり、お店が開店しても楽屋でメイクやSNSで情報発信されたり、仕事前ということで飲食もされずステージングの予習などに集中されておられました。でもとても気さくな方で、女性だけでなくファンが大勢いらっしゃることが納得の素敵な男性ですね。MCでもおしゃっていましたが、音楽家のご家庭で育ち、お祖父様が米国によく行っていた方で、幼い頃から英語の歌にも親しんでおられたようです。ピアノも弾くし、昨夜はハモニカを吹かれたり、芸達者でもあります。
▶高橋さんはご自分のHPで今夜の曲のセットリストを歌詞の邦訳とともに、この曲に寄せる想いを書いて載せてくださっています。「皆さんよく聴いたことのあるスタンダード曲とは言っても言葉の意味がわからないと感動も半減。なので前もって知っといていただけたらなと…」実際ステージでも「何なら今見ながらでもいいですよ」…なかなか出来ることではありません。ファンを凄く大切にされる方で、一流は違いますね。
▶1st.set…インスト演奏で木住野佳子作♪Manhattan Daylight。高橋さん登場でまずシナトラナンバー ♪Come Fly with Me を歌って喉鳴らし。ここからエンターティナー高橋さんの本領発揮。MCで色んなお話をされたり時にはテーブル席で対話されたり…会場を沸かせながらのステージ。バースから歌った♪My Foolish Heart (愚かなリ我が心)。映画「ノッティングヒルの恋人」のテーマ曲♪She…私の好きなヒュー・グラントとジュリア・ロバーツの映画ですが原曲は仏のシャルル・アズナヴールのシャンソン「忘れじのおもかげ」だったことをそのHPをきっかけに詳しく知りました(高橋さんありがとう)
▶高橋さん小休止、インスト演奏でB.エバンスの♪Waltz For Debby のあと再び登場し♪Please Don’t Leave Me。♪Around The World (In Eighty Days 八十日間世界一周)…ジュール・ヴェルヌの冒険小説が原作のV.ヤングの作曲。ボブ・ディランの♪Make You Feel My Love。ここで一応セット終了。アンコールの拍手収まらず「冬の曲を夏聴くのもいいものですよ、私が好きな曲です」とナタリー・コールの名曲♪My Grown-Up Christmas List。 お客さまのほぼ全員が入れ替わり▶2nd.set でも同じ曲が歌われました。
▶終演後はファンの方々と写メ撮ったりご挨拶されたり、丁寧に対応されてました。さぞ空腹かと思いお食事を用意しましたが、あまり時間がなくクルマが迎えに来てお帰りになりました。高橋さんは「とても楽しくて最高に幸せでした」とおっしゃって「またここでライブをしたい」と。クリスマスソングには好きな曲がたくさんあるのでぜひライブがしたい、とも。乞うご期待!!ですね。

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