デイリーレポート

得意分野の選曲を情感豊かに歌い上げた説得力あるステージ

▶秋分の日で連休初日の昨夜は チャリート(vo) さんと 菊池太光(pf) 中村健吾(b) ジーン･ジャクソン(ds) さんのバッキングトリオ。太光さんのとても綺麗で円やかなピアノタッチと、申し分のないリズムセクションに乗って、チャリートさんもバックの音に反応しながら楽しそうに歌っておられました。選曲も彼女の得意分野である映画音楽やミュージカル曲などストーリー性のあるジャズ・スタンダード曲のオンパレードで、私も楽しませて頂きました。やはり普段英語で暮らしていて歌詞の意味の深いところまで理解しているので、説得力がありますね。
▶1st.set…スタンダード曲♪September In The Rain、ミュージカル「ショーボート」より♪Can’t Help Lovin、ミュージカル曲♪Almost Like Being In Love、ミュージカル曲♪Guess I’ll Hang My Tears To Dry、A.Cジョビン♪Triste、ミュージカル曲♪Sunny Side Of The Street。
▶2nd.set…還暦過ぎたら聴きたい曲のひとつ♪When The World Turns Blue、映画「おもいでの夏」よりM.ルグラン♪Summer Knows…彼女のアルバムタイトルにもなっています。D.エリントン♪Satin Doll、スタンダード曲♪Early Autumn、♪Nica’s Dream…ニカ婦人はロスチャイルド家の末娘で多くのジャズ・ミュージシャンのパトロンとして私財を投入した女性。彼女に捧げる多くのスタンダード曲があります。スタンダード曲ホーギー・カーマイケルの♪Nearness Of You、アンコール曲は秋の定番♪The Autumn Leaves でした。