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デイリーレポート

客席がほぼ満席に埋まってホッとした週末の夜

客席がほぼ満席に埋まってホッとした週末の夜

Kyoko

2019年12月07日 土曜日

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▶当店には米国だけでなく欧州や北欧諸国、豪州やニュージーランドなどからブッキング依頼や招請リクエストのメールが度々入ります。でも、お店サイドで揃えなければならない興行ビザ用の入管書類が様々たくさんあって揃えるのがとても大変なので、間にプロモーターが入ってなかったり興行ビザが取れていないミュージシャンとは、直接やりとりすることはほとんどありません。プロモーターとのやりとりだと、揃える書類自体は多いのですが、手慣れているのでワリとスムーズだからです。
▶この春4月、ぜひ貴店で演奏したい、というメールがフィンランドから来ました。サックス奏者ペッカ・プルッカネン、とありました。私は存じ上げませんでしたが、そのメールには共演メンバーとして当店ではお馴染みの デニス・ランバート(pf) パット・グリン(b) ジーン・ジャクソン(ds) さんの名がありました。とても素晴らしいトリオメンバーです。で、ジーンさんに伺ったらペッカさんなら知ってる、ということでしたので、日本では興行ビザの取得が大変ですが…とお返事すると、全てご自分で手続きするということでした(ビザ手続き代行業者もいますが結構費用がかかります)フィンランド当局は、日本への興行ビザの発給に不慣れらしく一般的な書類だけではダメ、ということで一時は彼も諦めたようですが、12月になってようやく取れたと急遽連絡あり、昨夜のステージになりました。せっかく苦労されたのですから、ぜひ演奏してほしいと思っていました。
▶でも、ペッカさん知名度が少ないのか、週末金曜でしたがご予約者が少なかったので私も知り合いに連絡して来ていただいたり、また長年の常連さんが忘年会の二次会で立ち寄ってくださったりで、満席に近い状態になり、ホッとしました。ペッカさんも喜んでおられました。遠いフィンランドからネットでブッキングし、お一人で日本に来て演奏する。ペッカさんは世界中でこうして演奏され、頑張っているようです。
▶1st stage…ジョー・ヘンダーソン♪Short Story、ペッカ作♪Sometimes It Kais、ペッカ作♪Haranku、D.エリントン♪Prelude To A Kiss、マッコイ・タイナー♪Blues For Green。
▶2nd stage…ペッカ作♪Rhythm Powder、ジョージ・コールマン♪Amsterdam After Dark、ペッカ作♪Professor Blues、スタンダード曲♪Never Let Me Go、D.ガレスピー ペッカアレンジの♪Ocean Between でした。

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