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デイリーレポート

聴きに来られたミュージシャンも参加したり大盛り上がりの第2夜

聴きに来られたミュージシャンも参加したり大盛り上がりの第2夜

Kyoko

2014年10月03日 金曜日

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▶小曽根真3Daysの第2日は、近藤和彦(as) 岡崎好朗(tp) 山口真文(ts) 小曽根真(pf) 中村健吾(b) 大坂昌彦(ds) さんのセクステットです。ご都合が悪くなり直前キャンセルされたご予約者がいたりして3,4席あった空席も、徐々に埋まって連日の満員御礼の中、小曽根さんのジャズ・ワールドと、当意即妙で愉快なMCを堪能しました。特に2nd set になると、ミュージシャンたちも聴きに来られたりで超満員になり、10時半の終演予定が11時過ぎまで。1st setでお帰りになられた方には申し訳ないくらいの2nd setで、前夜に続いて拍手と歓声の大盛り上がりでした。
▶全てレポートしたいのですが、長くなるので印象の強かった部分だけレポートします。小曽根さんいわく「♪Take the A Train ならぬ♪Take the “TAIN” Train」はスピード感の凄い曲で「みんな脱線するんじゃないよ、ついてこれるかな、振り落とすからな」と笑わせて、もちろん誰も降り落ちないその演奏に大喝采。オリジナル曲が続いて「ではスタンダード曲 Moanin’」で店内大拍手「そうか、やっぱこういうオリジナル曲を作らんといかんのよね」。そのMoanin’は、小曽根さんでしか聴けない緩急つけたすばらしい Moanin’ でヤンヤの大喝采でした。
▶近藤作品♪Sweet and Pungent は「酢豚」のことらしいのですが、近藤さんとのMCかけあいも愉快でした。♪The Sixteenth Night(近藤さんの書いた十六夜)では、ものすごいピアノソロに店内唖然。アンコールでは、聴きにいらしていたミュージシャンに参加してもらって数曲演ってから、最後は定番「社歌」♪Body And Soul。前夜は北村さんのクラリネットから入りましたが、昨夜は美しいピアノから。同じ曲でも、まったく違って聴こえます。小曽根さんならでは。健吾さんも近藤さんも普段より活き活きしてる感じ。山口さんのテナーは渋くて(大昔ウチにも出ていました)吹き鳴らす感じじゃなくて(私の好きなタイプ)素敵でした。
▶以下の演奏曲名は、近藤さんが書いて朝早くメールで送ってくださいました(近藤さんお疲れのところありがとうございました)
▶1st stage…♪Chick’s Tune (チックコリア)、♪Caravan (ファンティゾール)、♪Sweet and Pungent(近藤作品)、♪Autumn(仮題)(小曽根)、以前僕(=近藤さん)とDuoをやった時、曲を書く約束を忘れていて昼からのリハの朝ささっと書いた曲です、♪Take the “TAIN” Train (小曽根)、アンコール♪Moanin’。
▶2nd stage…♪Popcorn Explosion(小曽根)、♪Caravan、♪The Sixteenth Night(近藤)、♪Chick’s Tune (チックコリア)、♪Autumn(仮題) (小曽根)、♪Take the “TAIN” Train (小曽根)、アンコールは、♪Just In Time…ペコさん、TOKU、安ヵ川(b)、片山(小曽根さんの学生さんでフルート奏者)が参加、♪Sunny…チャリート、安ヵ川(b)、レギュラーメンバーで♪Body And Soul。
▶小曽根さんは、昨日も3時間以上前にお店に入られてリハーサル、そして終演後もメンバーの皆さんで歓談と反省会の音楽談義で深夜3時まで…近藤さんも震災復興の演奏で本日もう気仙沼に行かれました。音楽に対する熱心さもアタマの下がる思いながら、皆さん本当にタフガイたちで驚かされます。肉体も精神も、タフでなければ一流であり続けることはできないのですね。

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