2014.6.2 Mon ハッピーに〆られた5月の最終日 |
▶それにしても暑いですね。でも九州ではもう梅雨に入った とか…土曜〜日曜は月末でおまけにいろいろ雑事があって、 ブログもを書く暇もなく、明けて今日になってしまいました。 GW明け、お金と時間を行楽にとられてしまった感じのお店は いろんな意味で厳しくて気持ちが滅入る日が多かったですが… ▶エンターテナー、ペコちゃんのステージで明るく5月を〆る ことができました。伊藤君子(vo) 秋田慎治(pf) 坂井紅介(b) 海老沢一博(ds) さんの5月最終日。ペコちゃんのお客さまも 多くいらっしゃって、気持良く楽しんでいかれました。 ▶白地に黒の模様をあしらったオーガンジーの素敵なドレス ヘアースタイルはアップにして大人の女性の雰囲気。いつも ステージに立つ心構えがパーフェクトに決まっています。 もちろんステージも、プログラムを考え、ご挨拶も入った 皆で合唱する曲をプリントして配り…心憎いまでにお客さま の心をとらえた演出です。 ▶いつまでも日本ジャズ・ヴォーカルの第一線で活躍されて いるのには、それなりの大変な努力をしているのですね。 若いミュージシャンにぜひ、見習っていただきたい彼女です。 美しい歳の取り方をされていることは私としても嬉しい限り。 ▶1st.stage…ピアノトリオで♪But Beatiful。 ペコさん登場♪On A Clear Day、 どなたもご存じの曲、と♪My Funny Valeutine、♪Bluesette、 恨み節の詞を津軽弁で朗読して笑いをとって♪Cry Me A River、 ♪I Cried For You、ソフトに♪Quiet Night Of Quiet Stars、 ♪So Many Stars、可愛い曲♪Meet Me On The Moon、 ♪Old Devil Moon…星と月がテーマでした。 ▶2nd.stage…♪Just In Time、♪Like A Lover、 聴きにいらしていたユキ アリマサ(pf)さんを呼んで♪Bridges、 ドラマティックな曲♪Once You've Been In Love、 秋田さんのピアノに戻り♪S’Wonderful、 ♪Just Friends、♪You're Got A Friend、♪It Don't Mean A Thing、 アンコールは定番となった代表曲♪Follow Me。 ▶秋田さんの繊細なピアノに、いつもハッピーに演奏する ベース紅さん、知り尽くした奥様のヴォーカルを演出する 海老澤さん…素晴らしいトリオに囲まれて、幸せそうに歌う ペコちゃんの笑顔…よい月末の夜でした。 ◉忙しくて写真が撮れなかったようで…皆さんゴメンなさい。 |
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2014.6.3 Tue 珍しい夜になったTOKUさんのステージ |
▶ほぼ必ず客席を満席に埋める人気のTOKUさんの出演でした が昨夜は、最近では初めてと言っていいほどいつもに比べて 寂しい客席でした。TOKUさんでも月初め・週明け・月曜日… と条件が悪かったのでしょうか、出演者にはお気の毒でした。 TOKUさんお気に入りのメンバーでしたのに… ▶当店初出演だった小川ケイタさんは、NYと東京を行ったり 来たりして、パーカッションとドラムを演奏し、NYではあの ヨウヨウマさんと一緒に演奏されて活躍中の方です。 ▶貴奈さんはTOKUさんの3枚のアルバムをプロデュースされ 最近は3本の映画音楽も手がけているマルチ才能ピアニスト。 佐藤ハチ恭彦(b)さんは、TOKUさんがデビューする前からの お付き合いでTOKUバンドのレギュラーベースでもありました。 TOKUさんも、素晴らしいお仲間たちのメンバーとの共演を 楽しみながら演奏された素晴らしいステージ、お客さまが 少なく、もったいない想いでいっぱいでした。 ▶1st.stage…S.ワンダー♪Love's In Need Of Love Today、 ♪I Can.t Help It、♪Moon River、♪You've Got It Bad Girl、 フリューゲルをトランペットに持ち替えてイントロ そしてベースをバックにヴォーカル♪Night And Day、 J.レノン♪Imagine。 ▶2nd.stage…デビューアルバムから♪Paradise Cafe… これは私の好きな曲です。♪Bedtime Story、 映画「サブリナ」のエンディングテーマ♪Moonlight…TOKU さんはスティングが歌っているのを聴いて好きになったとか。 ベースをバックにヴォーカル♪Fly Me To The Moon、 聴きにいらしていた AISHA さんを呼出して S.ワンダー♪Lately。 ▶AISHAさんはリズム・アンド・ブルース〜ソウルシンガーで、 TOKUさんと知り合ってジャズに興味をもったという、若くて とても可愛いハーフのお嬢さんです。歌もとても良かったので 今後ジャズの世界で活躍されるに違いありません。 そして♪Sing、♪Kiss Of Life、アンコールは ♪What A Wonderful World でした。 ←当夜のスナップ写真 |
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2014.6.4 Wed 根強いファンの多いデュオ |
▶片倉真由子(pf) さんと浜崎航(ts) さんのライフワーク 《Duku Ellington Songbook》毎回エリントンの、あまり 知られていない曲も掘り起こし、新しい息吹を吹込みデュオ サウンドに再創造しています。 ▶デュオは、二人がそれぞれ上手くても「相性」が良くないと ちゃんとした音楽になりませんが、この二人はとてもよく 合うみたいで、お互いのサウンドを尊重し大切にしている のが良く分かるステージと演奏です。たった二人の音とは 思えないほど厚みと広がりを感じさせてくれます。 ▶このデュオ、そしてエリントン・ソング・ブックのファンも 多く、ペコちゃん(伊藤君子vo)もこのアルバムのライナー ノーツにコメントを寄せていますが、昨夜は初めて、この ライブを聴きにいらして、素晴らしいとベタ褒めでした。 ▶1st.stage…このステージのMCは真由子さんが担当です。 後半のステージでMCを担当した浜崎さんいわく「真由子さん のMCは人の心をあたたかくする」と。私も同感です。彼女の 人間性を表すように正直で素直な語り口です。 ♪Star Crossed Lovers。浜崎さんテナーからソプラノサックス に持ち替え♪The Feeling Jazz、 ♪The Mystery Song…曲名通り不思議な感じの曲。エリントン バンドではなく、S.レイシーバンドでD.チェリーらが演奏 していたのを聴いて演奏したい、と。 浜崎さんテナーに持ち替え♪Low Key Lightly、 あまりに有名な♪Take The A-Train、 エリントンさんがエリザベス女王に送った♪Single Petal Of A Rose …真由子さんのピアノが店内に響き渡りました。 ▶2nd.stage…浜崎さんテナーで♪All To Soon。 この曲を演奏すると気持も明るくなると ソプラノサックスで♪Jump For Joy、 テナーに持ち替えて♪Lotus Blossom、♪Satin Doll ♪It's Don't Mean A Thing。B.ストレイホーンはエリントンの 片腕と言われるほど共同作業をされましたが、自分の死期を 感じて作った曲♪Blood Count…大変美しい曲です。 アンコールは♪Things Ain't What They Used To Be (昔は良かったね) 特にエリントンファンにはたまらない夜でした。 ←当夜のスナップ写真 |
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2014.6.5 Thu 毎回披露される新しいアレンジ |
▶《南青山六丁目楽団》は、中低域管楽器3本の、世界でも 珍しい編成のセクステットです。特にジャズでは滅多にない ユーホニウムが入っています。私が命名したユニット名で 結成してもう7,8年になりますが、非常に熱心なファンが いらっしゃる一方でなかなか数が増えません、ネーミング が悪かったのかしら… ▶岡崎正典(ts)片岡雄三(tb)山岡潤(euph)さんのフロントに、 紅野智彦(pf)島田剛(b)高橋徹(ds)さんのトリオというメンバー ですが皆さん多忙でなかなか揃わず、年に2,3回の当店出演 で出演のたびに岡崎さんが中低域用にアレンジした新曲が 披露され、レパートリーもかなり増えました。 ▶片岡さんのトロンボーンはテクニックも素晴らしいですが 良く伸びる音、そして柔らかなユーホニウム…耳に優しい 音色は特に美しいハーモニーがたまりません。アレンジには 大変苦労されるそうですが、岡崎さんは色々な感じをトライ して聴かせてくれます。このサウンドに魅せられて毎回必ず いらしてくれる熱心なファンもいらっしゃいます。 ▶1st.stage…ポーギー&ベスから♪It Ain't Necessarily So、 J.ヘンダーソン♪Black Narcissus、R.ブラウン♪Ray's Idea、 ユーホニウムをフィーチャーしてH.シルバー作♪Peace、 新曲W.ショーター♪Yes Or No。 ▶2nd.stage…T.モンク♪Evidence と♪Misterioso、 …とても良い感じでした。D.エリントン♪Take The A-Train、 6∕4拍子でバラードB.エクスタイン♪I Want To Talk About You、 最後はC.ポーター♪It's All Right With Me。 ▶客席を見てスタッフが、あの方はきっとフィギアスケートの 小塚選手だと思いますよ、と私に知らせてくれました。 (何しろ私はスポーツ音痴です)スポーツライターの方と ご一緒で、お話すると…ジャズが好きだけれど、なかなか 時間がなくてようやく来ることが出来ました、と。 ▶2008年には♪Take 5 の変拍子の曲で滑ったということです。 なんでも昔は、フィギアスケートは生バンドの演奏で滑った とお父様から聞いたそうです。お父様もオリンピック選手で 彼は3歳の時から遊び場がスケートリンクだったそうです。 DNAなのですね。いろいろお話しましたがとても礼儀正しい 好青年でした。次回もぜひジャズで滑ってほしいですね。 がんばってくださいね。 ←当夜のスナップ写真 |
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2014.6.6 Fri マンツーマン的な音楽空間 |
▶「○○殺すにゃ刃物はいらぬ、雨の三日も降ればいい」… 水商売には困った時期、関東が梅雨入りした昨夜もちょうど お客さまのいらっしゃる時間帯に激しい雨になり、ご予約の 方からもキャンセルが出て、開演時には客席は二人だけ。 「二対二で演りますか…」と苦笑いしながら健吾さん… ▶中村健吾(b) 西直樹(pf) さんのデュオ《Super Duo》は、 こうして始まりました。チラホラとお客さまが入ってきて くださいましたが…駅から遠いところ、大雨の中いらして くれた方には心から感謝いたします。ステージの二人も、 最高のおもてなしの心で迎え演奏され、デュオとは思えない 程の厚いサウンドが店内を満たし、お客さまはその音楽空間 に浸っていらっしゃいました。 ▶1st.stage…B.エバンス♪Detour Ahead、 D.エリントン♪Do Nothing Till you Hear From Me 西さんアレンジ?の♪ノルウェーの森…健吾さんは、西さん アレンジのこの曲は最高 !! とTwitterやfacebookで呼びかけた そうです、が実は西さんのアレンジではなく、だれの譜面か 分からない譜面を見つけ演奏したとのことでした。これまで 聴いた事がない凝ったアレンジで素晴らしかったです。 ♪Sometimes I Feel Like A Motherless Child、 変拍子のアレンジの♪Desert Moonlight(月の砂漠) ▶2nd.stage…Satin Doll、健吾作♪Wango Tango、 ♪Samambaia…ヨーヨーマの演奏を聴いて演奏したくなったと。 健吾作美しい名曲♪Hope、D.エリントン♪Pitter Panther Patter、 アンコールは、健吾作♪Lullaby。 ▶いらした方はまるで自分ために演奏してくれているようだ と、そんな至福の時間を演奏者と共有され、ぜひまたこの デュオを聴きたいのでよろしく、とリクエストもされました。 ←当夜のスナップ写真 |
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2014.6.7 Sat ウーマンパワーに圧倒された金曜の夜 |
▶ドシャ降りで歩くのも大変な金曜の夜《Woman's Power》 ということで、大勢のファンや応援してくださる方々で お店は久し振りに賑わいを取り戻しました。 ▶情家みえ(vo)栗林すみれ(pf)中津裕子(b)佐藤ことみ(ds)さん …当店で女性だけでジャズを演奏するのは、春のひな祭り スペシャル以来です。その3カ月の間にアルバムデビューが 決まりレコーディングを経験されて、すみれさんのピアノは ひと回り大きく成長され、若いのに歌伴もしっかりと出来る ようになりました。 ▶中津さんは初出演でしたが、とにかく立ち姿がカッコイイ !! しかもしっかり芯のあるベースらしいベース。この大雨の中 女性が大きなベースを運ぶのが心配でしたがガンバリました。 ことみさんは当店に他の人の演奏を聴きに時々いらっしゃる 勉強家のドラマーでご自分のクィンテットを持ってもいます。 …そんな4人が、それぞれに認め合い、力を発揮した華やか でパワフルなステージでした。 ▶1st.stage…ピアノトリオですみれ作♪Grand Lineと スタンダード曲♪Lament。 みえさん登場♪On The Street Where You Live、 ♪What a Difference They May、♪You Won't Dance With Me、 ♪Old Feeling、A.K.ジョビン♪How In Sensitive、 ♪ It's All Right With Me…では、みえさんが詞の意味を 語りながら歌いました。 ▶2nd.stage…ピアノトリオで すみれ作♪Forest & Elf、 すみれさんは作曲にも素晴しい才能を感じさせます。 みえさんが入って♪Almost Like Being In Love、 バラード♪Nearness of You、♪September In The Rain。 ▶ここで客席にいらしていた、浅草ジャズコンテストで グランプリの名知玲美(vo)さんが♪Prelude To A Kiss。 みえさんに戻って♪My Funny Valentine…彼女は四国から 歌手を目指して上京し、一時当店でアルバイトをしながら 勉強していたのですが、初めて人前で歌った曲がこの曲。 その頃の思い出話とともに、そんな気持を込めて歌いました。 ♪I Can't Give You Anything But My Love。 アンコールは♪Fly Me To The Moon。 ▶外の雨足の勢いも、まだまだ衰えることなく降り続いて いましたが、深夜過ぎの遅くまでお店が賑わい、ステージも 店内も華やかだった金曜の夜でした。みえさんのアルバムは レコーディングも終わり、秋のリリースを待つばかりです。 ウーマンパワーに、乾杯 !! ←当夜のスナップ写真 |
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2014.6.8 Sun NYのジャズクラブを彷彿させるサウンド |
▶それにしても降りますね。昨夜の一恵パットンさんの帰国 ツアーを兼ねた「Dream Flight」発売記念ライブも大雨でした。 メンバーはパットンご夫妻、一恵さんとジェフ・パットン(pf) さん、中村健吾(b) ジーン・ジャクソン(ds)さんで、皆さんが NYで活躍中or活躍されたメンバーです。 ▶一恵さんは日本のいろんなジャズコンテストでグランプリ を受賞され、でもそれに満足されず、2005年に単身NYへ。 いろんな先生に付いて勉強しているうちピアニストのジェフ さんと結婚。今回のデビューアルバムをリリースされました。 ▶一恵さんは声がよく伸びて、英語もしっかりされていて詞 の深い意味を感じさせてくれるヴォーカリストです。ジェフ さんのピアノがとても繊細でよくスウィング。健吾さんと ジーンさんのスウィングの波長ともよく合って、NYのジャズ クラブを彷彿させるサウンドのステージでした。一恵さんも 伸び伸びと素敵なステージを繰り広げられました。 ▶1st. stage…ピアノトリオで♪Love Walked In、 一恵さんが入って♪Social Call、 ♪Poor Battery Fly、♪How Little We Know、♪Rio Down、 ジェフさんのソロで♪Dh Look At Me Now、全員で♪Satin Doll、 メドレー♪Violets In Your Fan〜♪You've Changed、 ♪Moon And Sand、ジェフさんがお母に捧げた ♪Mother's Love をご夫婦で演奏されました。 ▶客席は、久し振りの帰国ツアーで友人の方やご親戚の方が 出身地の信州からいらして、休憩時間は一恵さんジェフさん ご夫妻でご挨拶回りで大忙し。 ▶2nd.stage…ピアノトリオで♪Holly Land、 一恵さんが入って♪I Wish I Knew、♪My Ship、 ♪Speak Low、♪Love Is Here To Stay、 A.リンカーン♪Bird Alone、♪You'd Be So Nice Come Home To、 ジェフさんのソロ♪Blue Monk はとても良かったです。 皆で♪What's New、♪When I Falli In Love、 ♪Someone To Light Up My Life、アンコールは♪Day byDay。 ▶終演後も写真を一緒に撮ったり、アルバムをお買い上げ くださった方にサインをしたりの大忙しでした。大雨の中 多くの方が応援にいらしてくださり、温かく心のこもった ライブになりました。 ▶お二人は少しゆっくりしてから、来週の土曜日にご実家の 信州の小布施町でのライブをされてからNYに帰られます。 いつもご主人の美しいピアノで練習できるなんて、贅沢で 羨ましい環境ですよね。来年も、またできるといいですね。 ←当夜のスナップ写真 |
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2014.6.10 Tue 人となりを知った若井さんソロステージ |
▶昨年ソロアルバムをリリースした若井優也さんの当店初の ソロのライブステージ。連日の大雨で、お客さまはいらして くれるかしらと心配でしたが熱心なファンの方や、外人客で 客席はそこそこ埋まりました。 ▶ソロですから、若井さんのMCもじっくり聞けて、これまで 知らなかったことなども含めて新鮮でした。当店に出始めた 頃は、東大の物理学科を出たくらいで詳しいプロファイルは 知りませんでしたが…3歳からヤマハ音楽教室に通っていて 中学生の時、囲碁と将棋に魅せられそちらの方が熱心になり、 受験勉強もあって、しばらくピアノは忘れていたそうです。 ▶高校2年の終わりに、コルトレーンの「至上の愛」を聴き (至上の愛のピアノは確かチック・コリアさんですが、ピアノ というより)音楽そのものに、こんな音楽があったのか、と 襲撃を受け、それからジャズにハマってしまったそうです。 ▶それからは東大に入ったものの、毎日ジャズ三昧の生活に。 映画もアニメしか見たことがなかったそうですが(ちなみに スタジオ・ジプリのアニメの音楽も多く手がけています) 初めてアニメ以外の映画「ウエストサイド・ストリー」を見て 感動し以後ミュージカルDVDを借りてたくさん見るように なったそうで、それもジャズ演奏に役立っているようです。 ▶プロになって当店で私が初めて聴いた時からタダモノでは ないと思っていましたが…客席には囲碁で彼のことを知った 方もいらしてました。その方面に進めばもしかしたら囲碁の プロになっていたかもしれませんね。頭のいい方は、なにを やらしてもすぐ吸収してしまうようです。これからも新しい ことをいろいろ吸収し、もっともっと花開くかもしれません… そんなことを感じさせる素晴らしいステージでした。 ▶1st.stage…♪ Bye Bye Blackbird、♪Over The Rainbow、 T.モンク♪Skippy、ウエストサイド物語から♪Tonight、 ♪Some Where…感激したその想いが良く出ていました。 B.エヴァンス♪Peri's Scope、♪Vert Early。 ▶2nd.stage…コルトレーンが演奏していた曲で R.ロジャース♪It's Easy To Remember、♪Giant Steps、 K.ジャレットのケルンコンサートパートIIから ♪Memories Of Tomorrow、 キースさんは70年代にヨーロピアンクァルテットと アメリカンクァルテットを持っていたのですが、 アメリカンクァルテットで演奏されていた♪Shades Of Jazz、 C.ミンガス♪Duke(Ellington's of Love)、 R.ロジャース♪Little Girl Blues、アンコールは ♪It Could Happen To You。 ▶中国からの若者やアメリカ人のご夫婦が、日本のレベルの 高さに驚き大変褒めていらっしゃいました。ソロアルバムも お買い上げいただき、外は大雨でしたが店内は気持のいい 夜でした。またぜひソロで聴きたいと思いました。 ←当夜のスナップ写真 |
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2014.6.11 Wed ファンが待ち望んでいた今年初出演 |
▶ことし初めての《EQ》青柳誠(pf)納浩一(b)大坂昌彦(ds) 小池修(ts)さんのそれぞれのファンとEQファンの方が待ち 望んでいらしたようで、熱烈なファンの方がいらっしゃって 熱心に聴いておられました。 ▶4人がそれぞれのオリジナル曲を持ち寄って演奏されます。 アルバムも何枚もリリースしていて、それぞれが忙しい方で 年に何回も演奏出来ないのですが、長い間活動が続いている のはきっとお互いが尊重し合っているからだと思います。 この4人でしか出せないサウンドを持っていて、ファンも その辺りを楽しみにしているのかもしれませんね。 ▶1st.stage…大坂作♪Naja Naja(インド語でコブラ) 納作♪Life In The Bright Sade、 小池作♪ Legendary Theme、♪Part 2、 青柳作♪Repanting、大坂作♪A New Seat。 ▶2nd.stage…青柳作♪52(年齢のことでしょうか?) 大阪作♪Big Slop、青柳作♪Real Mash、 小池作♪Four Arrows、アンコールは青柳作♪Cresting。 それぞれの個性が光るオリジナル曲を皆さん堪能されました。 ←当夜のスナップ写真 |
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2014.6.12 Thu 連日大雨が続く悪天候ですが… |
▶昨夜も南青山はバケツをひっくり返したような激しい雨。 傘をさしてもずぶ濡れになる悪天候の中、フルートファンや このトリオのステージを楽しみにされていたファンの方々が いらしてくれました。 ▶太田朱美(fl)伊藤志宏(pf)西嶋徹(b)さんのドラムレストリオ。 悪条件の中いらしてくれた方々に感謝を込めて心に届く演奏 を繰り広げました。太田さんは、フルートを自在に操って 自分のサウンドを表現出来る素晴らしいテクの持ち主です。 オリジナル曲も奇麗な曲が多く三人の相性も良く…この三人 ならではのサウンドを楽しませていただきました。 ▶1st.stage…♪Sueno(スペイン語で夢) ジョイス♪Samba de Mulher、伊藤作バラード♪静淋の風、 太田作ワルツ♪Gran Chaser、 ソチオリンピックの時に書いた太田作♪題名のない曲(ワルツ) ▶2nd.stage…♪Quiet Little Lady、 伊藤作♪雪閃、♪残月西に渡る、 朱美作♪相志花(華は葉を思い葉は華を思う=相思相愛) ♪Blues For Nuts、アンコールは♪Blackberry Winter。 ←当夜のスナップ写真 |
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2014.6.13 Fri お客さまも演奏者もノッた夜 |
▶当店で行われる《ブラジリアン ナイト》は、上田裕香(vo) 大口純一郎(pf)さんらのユニットと、この向井さんのユニット の二つがあります。昨夜は、今年初めての出演となった向井 さんの登場ですが、彼はジャズはもちろん弦のユニットなど いろんなユニットを率いています。そのひとつ、ブラジル 音楽のスペシャリストを集めたもので向井滋春(tb,cel)さんと 城戸夕果(fl)続木徹(pf)中津裕子(b)守新治(ds,vo)さんです。 ▶午後、久し振りに雨が止んだいいタイミングで、ほとんど のお客さまがブラジルの夜を楽しみにしていらしたようで、 店内もとてもいい雰囲気でした。 ▶久しぶりの向井さんは張り切って、チェロも持ち込み演奏 されました。彼も65歳になったそうですが、大昔、関西から 大学を卒業して上京してきた時、すぐに脚光を浴びていた ことが思い起こされます。ちょうどセルジオ・メンデスの アルバムが出た頃でしたが、その頃はチェロどころかジャズ 一筋でしたが、どんどん音楽の巾が広くなって、とうとう チェロまで…何でも挑戦しモノにする向井さんです。 ▶1st.stage…A.C.ジョビン♪ジェット機のサンバ…ジョビン さんは飛行機嫌いで有名ですが、ブラジルには彼の名前の 飛行場が有るそうですよ。I.リンス♪Velas、♪Batida Diferente、 向井作2曲♪Setembro、♪N.I.C、最後は♪Recard Bossa。 ▶2nd.stage…では向井さんがチェロを弾きました。 A.C.ジョビン♪Dindi、B.パウエル♪Berimbau、 守さん叩ながら歌った♪Edo Lobo…小さな男の子に、色々 教えてあげるけど自由だけは自分で勝ち取れ、と教える歌。 ドラムを叩きながら歌うと息が切れる、と言いつつもう一曲 ♪Onenote Samba。 ▶♪Crystal…ヨウヨウマさんがやっていたのを聴いて向井 さんもチェロで弾きたいと思ったけど、とても難しいので… とトロンボーンで演奏されました。 M.ナシメント♪Vera Cruz…守さんと向井さんもドラムを叩き 二人でドラム合戦、大変盛り上がりました。アンコールは 向井作♪Nos Doi's…ミュージシャンが楽しんで演奏している ので、お客さまもノって、楽しい夜になりました。 ←当夜のスナップ写真 |
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2014.6.14 Sat 金曜の夜らしいリラックスした店内 |
▶チャリート(vo) さんのヴォーカルに山本剛(pf)香川裕史(b) 大隅寿男(ds)さんの《スウィンギートリオ》がバックを務めた 金曜の夜、チャリートさんと剛トリオのファンが重なって、 リラックスしてくつろげるステージを楽しまれました。 ▶この三人は当店の六本木時代の早いころからの長いお付き 合いでツーカーの仲。彼女が曲名とキーを伝えるとその場で リハなしにできます。昨夜もお客さまからリクエストをもらい 歌いはじめるジャズクラブでは珍しい場面もありました。 ▶1st.stage…スインギートリオで♪Cheek To Cheek、 そして十八番♪Misty…「山本節」が全開し客席は大喜び。 チャリートさんが入って♪Sunny Side of The Street、 ♪Bewitched、♪But Not For Me、♪And I Love Him、 明るく♪Call Me、バラード♪What's New、 ’30年代の曲♪Street of Dreams。 ▶2nd.stage…トリオでよくスウィング♪For Once In My Life、 いつもいらっしゃる剛さんファンのご夫婦に♪Loving Touch、 チャリートさんが入って♪Another You、 ドラマティックに歌い上げた♪I'm A Fool To Want You、 ♪Moonlight In Vermont、そしてお客様にリクエストを求め ♪いそしぎ が即興で剛さんと二人で始まりました。さすが !! その後♪Teach Me Tonight、♪As Long As I Live。 ▶特に剛トリオファンには大満足の夜。チャリートさんを 初めて聴きになられた方もいらして、さっそくアルバムを お求めになりサインをもらい大喜びでお帰りになられました。 金曜の夜らしいリラックスしたステージを、皆さま日常を 忘れてお楽しみになられました。 ←当夜のスナップ写真 |
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2014.6.15 Sun チョ〜盛り上がりの《SOLO DUO》 |
▶昨夜のギラ・ジルカ(vo)矢幅歩(vo)馬場孝喜(g)中村健吾(b) 北村嘉一朗(voice perc)さんの《SOLO DUO》は今年初めての 当店出演。天候にも恵まれ、この底抜けに楽しいエンタメ・ ショーを楽しみにされていたお客さまとで、客席は満席に 埋まりステージと客席が一体となって大いに盛上がりました。 ▶ソロもデュオも上手いヴォーカル、ギターとベースだけとは 思えないサウンドを創り出しているヴォイスパーカッション… その凄さに驚かされます。間にはまるでコントを観るように 色々な音で物語風のMCが入り、大笑いが絶えません。 ▶ギラさんのヴォーカルを聴きにいらした方も思わぬ展開に (ユニット名をスケジュール表に載せるのを忘れていました) これまで知らなかったギラさんや人間の声のもつ素晴らしさ を発見し、とても感動されていました。馬場さんの的を射た ギター、よくスウィングする健吾さんのベース…楽器陣も 加わって、最高のエンターテインメント・ショーでした。 ▶1st.stage…ギラさん矢幅さん健吾さん馬場さんで ♪Love、♪Spinning Wheel、♪So Nice、 北村さんの「ドラム」が入って♪Moody's Mood、 「ドラム」がさらに大活躍♪It Don't Mean A Thing、 ♪How Deep Your Love、♪My Favorite Things。 客席は「凄い」「楽しい」の連発でした。 ▶2nd.stage…北村さんの「ドラム」抜きで♪カエルの歌 …これがまた面白くとっても新鮮。 ギラ作♪やさしさにつつまれたなら、♪Drinkin' My Tea。 「北村ドラム」が入って色んな乗り物が登場する♪Country Road。 いろんな車のエンジン音がリアルに登場♪Chitty Chitty Bang Bang 雰囲気を変えて♪Moonlight Serenade、 アンコールは♪Yesterday Once More〜♪Spain… 拍手が鳴り止まず、再びアンコール♪Moon River。 ▶大盛り上がりのお店でした。このユニット名のアルバムも たくさんお買い上げいただいて週末らしい週末になりました。 《SOLO DUO》次回は9月27日に決定しました。お楽しみに !! ←当夜のスナップ写真 |
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2014.6.17 Tue 活気にあふれた週明け月曜の夜 |
▶4人の男性を率いて、福井ともみ(pf)さんのリーダーバンド、 俵山昌之(b) 広瀬潤次(ds) 岡淳(ts,fl) 松島啓之(tp) さんの昨夜。 実は、客席の寂しい週明け月曜に組みたくはなかったメンバー なのですが、メンバーの空きがこの日だけなのでした。 ▶でも、がんばり屋のともみさんが電話やメールでファンに 呼びかけてくれたお陰さまで、多数のお知り合いが応援に 来てくださって、掛け声や拍手で演奏者もテンションが上がり ステージと客席が一体となって盛り上がりました。演奏は、 ともみさんのオリジナルとアレンジ曲で、スリルとスピード 感のあるストレート・アヘッドなジャズを楽しみました。 ▶1st.stage…♪Five for Fun、ペトルチアーニ♪Wing Span は、 フルートとトランペットがミルトを付けて演奏。 ♪Looking Up。トランペットのイントロから♪Body And Soul、 ♪The Shadow of Your Smile…フロント陣二人のコンビ ネーションがとてもいい感じで、客席が大いに沸きました。 ▶2nd.stage…ともみ作♪Ready Impressions、 アップテンポンに♪What Is This Thing Called Love、 (fl)と(tp)がミルト付きでケーキが大好きなともみ作♪My Sweety、 (tp)と(ts)をフィーチャーしてバラード♪I Remember Clifford… 客席は拍手大喝采。ともみ作♪314D…3月14日ホワイトデーに 作った曲、何があったのかしら…。拍手が鳴り止まない中、 アンコールへ♪Moritat。 ▶ステージにも客席にも、がんばり屋さんのともみさんの 向上心が表れているような店内で、月曜日からハッピーな ライブになりました。次回も、秋10月27日の月曜日ですが、 皆さまぜひこのライブでハッピーな気分になってください。 ←当夜のスナップ写真 |
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2014.6.18 Wed 和気あいあい半年ぶりの帰国ライブ |
▶NYに住んでもう30年以上。今は年に2回帰国して、ライブ 活動の他、ヴォーカル指導をされたりヴォイストレーナーを されたりの天野昇子(vo) さん、半年ぶりの帰国ライブでした。 ▶気心知れた野力奏一(pf)香川裕史(b)村田憲一郎(ds) さんの トリオをバックに、故郷で水を得た魚のように、伸び伸びと ステージを繰り広げました。客席には昇子さんの生徒さんや NYでお知り合いになった日本企業の方などがお見えになり、 当店の常連さん共々彼女のハスキーヴォイスを楽しみました。 ▶1st.stage…ピアノトリオで♪Left Alone、♪Night and Day。 とてもいい感じでステージが始まり、昇子さんが入って ♪Summer Samba、♪What A Little Moonlight Can Do、 バラードで♪Summertime、♪Caravan、 ♪The Shadow of Your Smile、♪Take The A-Train。 日本が久しぶりで、昇子さんはご挨拶回りに大忙し。 ▶2nd.stage…ピアノトリオで♪Love For Sale、 ♪Crazy He Calls Me…私は野力さんがこの曲を弾いたのを 初めて聴きました。 昇子さん登場♪East of The Sun West of THe Moon、 B.ホリディーで有名な♪You've Changed、 H.シルバー♪Señor Blues、♪Fun and Mellow、 ♪Slow Boat China、明るく♪Suny Side Of The Street、 ♪The Tennessee Waltz、♪When You're Smilling、そして アンコールは30年ぶり位に歌う、と♪Body And Soul。 ▶お知り合いが多く、和やかな店内でした。昇子さんの 次回の帰国は12月。またその独特のハスキーヴォイスを 聴かせてくださいます。 ←当夜のスナップ写真 |
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2014.6.19 Thu ピアノが真由子さんに急遽変更 |
▶今泉正明(pf)さんが体調を崩し急遽、片倉真由子(pf)さんに 替わった2ホーン・クィンテット。フロントはいつもの 松島啓之(tp)山田穣(as) さんと上村信(b) 広瀬潤次(ds)さん。 真由子さんのピアノとは初めての演奏でした。 ▶このバンドは固定ファンがいるのですが、昨夜は真由子 ファンの方もいらっしゃいました。あるいは、日本出張で こちらに来ると必ず当店に立ち寄られる米国人のグループや、 金沢から研修で上京された初めてのグループの方々が、熱心 にお聴きになっていました。真剣に聴くお客さまに応えて 演奏者も気持ちよくスタンダード曲の演奏を繰り広げました。 ▶1st.stage…昨日、訃報に接したH.シルバーの♪Metamorphosis、 R.モーガン♪Pisces(魚座)T.タメロン♪Soul Trane、 N.アダレイ♪Teaneck。 ▶2nd.stage…F.ハバード作♪Blues Sprits、♪Blues Like This、 ♪A Ghost of a Chance、アンコールは♪Have You Met Miss Jones。 ▶終演後、松島さんとワインを飲みながら「良いバンドで 楽しかった」と真由子さん。松島さんも、とても楽しく演奏 できた、と。でも次回はきっと今泉さんのピアノが聴かれると 思います。しっかり養生して早く回復してくださいね。 合掌: ホレス・シルバーは多くのいい曲を作り名盤も数多く残して います。また一人、往年のジャズマンが天国に召されました。 享年85。安らかにお眠りください。 ←当夜のスナップ写真 |
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2014.6.20 Fri バラエティー豊かなステージング |
▶大ベテランの古野光昭(b)さん大隅寿男(ds)さんにメジャー デビューしているハクエイ・キム(pf)さんと太田剣(as)さんの 若手がコラボしたクァルテット。当然古野さんがリーダー ですが、でも若手を尊重したテージングを演出されました。 ▶1st.stage…♪I Love You、♪In Your Own Sweet Way、 ♪Up Jumped Spring、一昨日亡くなったH.シルバーの♪Peace… 心にしみる美しいピアノとサックスのデュオでした。 ボサノバで演奏した♪Gentle Rain、 M.ディビス♪JODI…良くスウィングしていました。 ▶2nd.stage…トランペット奏者フランク・ゴードンさんという ハクエイさんの先生のお友達という方がいらしていて一緒に ♪Bluest、と、モンク♪Ba-Lue Bolivar Ba-Lues-Are を演奏。 ♪You Don't Know What Love Is、♪What's New ピアノとベースデュオで古野作♪To The East、 再びフランクさんを呼び出して♪Another You、 レギュラーメンバーに戻って♪I Fallen Love Too Easilly、 アンコールは、フランクさんが入って皆で♪Star Eyes。 寂しい客席でしたが、とても良くスウィングする演奏でした。 ←当夜のスナップ写真 |
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2014.6.21 Sat ドラムレストリオもなかなか素敵 |
▶昼下がり、コクーン歌舞伎のマチネーを観てきました。 演目は「三人吉三」。この演目はコクーン歌舞伎としては 3回目になります。最後はもう10年位前でしょうか、まだ 勘九郎(故勘三郎)と橋之助の時代でしたが今回はすっかり 代替わりして当代勘九郎と七之助など若手ばかり。ベテラン 笹野高史さんも前と違って、軽妙な味が出しきれない感じ。 ▶でも代替わりは梨園ばかりではありません。観客席の風景 の変わりように驚きました。とにかく若くしかも女性ばかり。 串田和美演出は大幅に変えてありませんが客席の反応とノリ は全く違って、最後は歌舞伎では珍しいスタンディング・ オベーションです。役者が若くなればファンも若くなるのは 当然なのですが、歌舞伎の世界もどんどん若返って新しい ファンが増えています。ジャズの世界も見習わなくっちゃ、 と思いました。 ----- ▶昨夜の当店も若いステージ、ウィリアムス浩子(vo)さんと 伊藤志宏(pf)さんと中路英明(tb)さんそれに水谷浩章(b)さんが ドラムレストリオでサポート。伊藤さんと中路さんは、デュオ ユニットDo-Zima-Roll で活動されてもいます。 ▶先日まで風邪で声が出ないと言っていた浩子さん、中々 良くならず医者に行ったらアレルギー性の原因らしく、薬を 飲んでいる中での出演でしたが、歌は大丈夫でした。でも ちょっとしゃがれた声で、初めてお聴きになった方がアニタ・ オディのようだ、なんておっしゃっていました。 ▶1st.stage…♪Skylark、♪Like a Lover、♪Stella by Starlight、 ♪Every Time We Say Goodbye、バラード♪But Beautiful、 ミディアムテンポの♪As Long As I Live、 アップテンポで♪Love Me or Leave Me、 日本語で出て途中から英語で歌った♪Corcobird。 ▶2nd.stage…♪Poinciana、 旧い曲♪Again、 ♪Softly As In A Morning Sunrise、切なく♪I loves You Porgy、 明るく♪Tea For Two、♪Old Devil Moon。浩子さん、学生 時代はロックを歌っていましたが、先日亡くなったジミー・ スコットを聴いて感動しジャズを歌うようになったそうです。 ♪My Foolish Heart、ゆっくりした♪Night In Tunisia、 アンコールは♪Bye Bye Blackbird。 ▶このドラムレスのサウンドもとても素敵でした。喉を気に されていた浩子さんですが、最後まで立派にステージを務め ホッとしたのか終演後は志宏さんとワインを美味しそうに 飲んでいらしたのが印象的でした。 ←当夜のスナップ写真 |
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2014.6.25 Wed 北海道で二日間の命の洗濯 |
▶二日間、このレポート欄がお留守になりましたが…実は、 22日(日)23日(月)とお客さまの招待でウィリアムス浩子(vo) さんと馬場孝喜(g)さんとご一緒して、北海道の小樽に行って 久しぶりに命の洗濯をしておりました。まずそのご報告から。 ▶22日は、温泉付きの素晴らしいホテルのロビーで行われた 浩子さんと馬場さんのデュオ・コンサートで、お客さまは 80人くらいいらしてくれたでしょうか。音響もとても良く、 素敵なライブになり終演後はCDを沢山お買い上げ頂きました。 打ち上げは同じホテルで、美味しいワインに皆さん良い気持 になって、私も久々にぐっすり眠ることが出来ました。 ▶翌23日は、小樽のジャズ喫茶「グルービー」のマスターが 車で余市のニッカウヰスキーの工場を見学しに連れて行って くれました。広大な敷地に竹鶴邸があり、国際結婚した素敵な ご夫婦の物語りが今度NHKの朝ドラになるそうで、見学者が 大勢いらしてました。 ▶次に連れて行ってくれたのは、ニシンで財を成したことで 有名な「鰊御殿」の青山邸です。重要文化財だけあって、贅を 尽くした邸宅でふすま絵はじめ調度品の凄いこと。目の保養に なりました。夜は「グルービー」でライブ。 ▶ジャズ喫茶らしくマスターがオーディオ・マニアで、JBLの 素晴らしいスピーカーと名盤LPが沢山ある店内で、浩子さんが 生音ノーマイクで、馬場さんのギターと息がピッタリあった 説得力のある歌を聴かせてくれた素敵なライブでした。 ▶打ち上げは近くのホテルでまたワインの後、土地の若者が 案内してくださったお店で美味しい煮麺をいただきいい気持で ベットに入りました。私は2日間も8時間ぐっすり寝たのは、 今年初めてのような気がします。帰りの飛行機で降りたつ時に 真っ黒い雲だと思ったら…こちらは大荒れだったようですね。 小樽では好天に恵まれて、素敵なホテルに泊めていただき、 おいしい空気とお食事と、そして楽しい時間を堪能させて いただきました。皆さま、どうもありがとうございました。 ----- ★そんなわけで、《ファンキーボーイズ ジャズバンド》と 椎名豊(pf) 本川悠平(b) 広瀬潤次(ds) さんのトリオのステージ のレポートは、お休みさせていただき、写真レポートだけに させていただきます。ご了承くださいませ。 ←21日土曜日のスナップ写真 ←23日月曜のスナップ写真 |
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2014.6.25 Wed 変わらず、圧倒的説得力の与世山さん |
▶昨夜は半年ぶりの与世山澄子(vo)さんと、彼女の昔からの レギュラーとも言える山本剛(pf)香川裕史(b)バイソン片山(ds) さんのサポート。小樽から帰ってきてお店に出ると、与世山 さんらしく満席に近い状態で、でも今回は女性の方が多い店内 でした。ヴォーカルを勉強している方が多い感じでした。 ▶いつもの与世山さんのステージらしく、たくさんの人生の 経験から出てくる深〜い味わい、その圧倒的な歌の説得力に、 感動し、涙を涙し…本当に人の心を打つ歌です。それでいて 可愛らしい。ある男性の方が思わず「抱きしめたくなる」と おっしゃっていました。私も全くその通りだと思いました。 ▶1st.stage…ピアノトリオで♪Misty、♪Who Can I Turn To。 シルバーのラメ入りのドレスで与世山さんが登場。 ♪Somewhere In The Night、♪You Do Something To Me、 ♪What A Little Moonlight Can Do、 '30年代の曲♪Street of Dream、♪But Beautiful、 ♪You'd Be So Nice To Come Home To。 ▶2nd.stage…ピアノトリオで♪Last Tango In Paris、 ♪Take The A Train。与世山さんが入って ♪As Time Goes By、♪I Let a Song (Go Out of My Heart)、 ♪If You Love Me(愛の讃歌)♪ Do Nothing Till You Hear From Me、 明るく♪All of Me、♪Sunrise Sunset、 バラード♪If…とてもステキでした。 そして十八番♪What A Wonderful World、 アンコールは♪There Will Never Be Another You。 ▶このメンバーで、今日から車で移動する東北ツアーです。 沖縄とは気候もだいぶ違うと思います。くれぐれも身体に お気をつけてくださいね。 ←当夜のスナップ写真 |
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2014.6.26 Thu 珠玉のトリオ・サウンドを堪能 |
▶このメンバーが揃わなければトリオ演奏はしないと公言 されている片倉真由子(pf)さんの貴重な出演日でしたが… 皆さんワールド・カップの対コロンビア戦を朝早くに起きて 見てらしたのか、大荒れ不安定なお天気が続いているせいか 珍しく真由子ファンも少なく、寂しい客席でした。 ▶メンバーは 佐藤ハチ恭彦(b) ジーン・ジャクソン(ds)さんの ピアノトリオ、客席は寂しかったのですが、いつものように 真由子さんの響きのいいピアノと珠玉のトリオサウンドが 店内を包み込み、至福の時間を過ごさせていただきました。 ▶1st.stage…♪Secret Love、真由子作♪Monk's Walking と ♪8th Street…彼女の想いが詰まった曲が2曲。 別の演奏を聞いてインスパイアされて自分も演奏したくなった とサドジョーンズ♪Yours and Mine。♪I Hear a Rhapsody。 ▶2nd.stage…E.ドルフィー♪Serene、T.モンク♪I Mean You …いずれも渋い曲ですね。真由子作♪A Dancer's Melancholy、 …とても良い曲です。そして、飲みながら聴いた時コードが 素敵だったので今夜演奏しようと思った、とF.ハバード スタイルのコード進行で、実に味のある♪Body And Soul。 ♪The Good Life、アンコールはピアノソロで、H.シルバーを 追悼しての♪Peace〜♪StarCrossed Lovers→♪Single Petal of a Rose。 ▶ピアノの響きが気持良く店内に広がりました。三人は、 演奏が大変楽しかったと名残惜しそうに帰られました。 次回のこのトリオは7月7日になります。至高のトリオ・ サウンドに、ぜひお酔いになってみてください。 ←当夜のスナップ写真 |
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2014.6.27 Fri 寂しい客席にもったいない演奏 |
▶月末木曜日は恒例の《フロントページ オーケストラ》 最近は偶数月の2ヶ月に一度の出演です。昨夜のメンバーは、 奥村晶(tp)さんに替わって岡崎好朗(tp)さん、片岡雄三(tb)さん に替わって、結成当時のメンバー中路英明(tb)さんでした。 中路さんはご自分の仕事が忙しくなって途中で抜けられた メンバーで、15年ぶりの共演でした。 ▶2カ月ぶりなのに残念ながら客席は空席が目立ちました。 でも熱心なファンの方がいらっしゃり、ミュージシャンも いつものお顔が揃っているのでとりあえず安心されたようで、 心に届く熱い迫力ある演奏を繰り広げました。 ▶1st stage…テーマ♪Stop And Go…ソロをとったのは 福田重男(pf)三木俊雄(ts)松島啓之(tp) ♪Moon Flower…ソロ福田重男(pf)浜崎航(ts) ♪If I told A lie…ソロ岡崎好朗(tp)山岡潤(euph)上村信(b) ♪Sleep Like A Baby…ソロ三木俊雄(ts)上村信(b) ♪East Plain…ソロ中路英明(tb)近藤和彦(as)福田重男(pf)柴田亮(ds) ▶2nd stage…♪Papillon…ソロ浜崎航(fl)上村信(b)中路英明(tb) ♪By Any Means Necessary… ソロ岡崎好朗(tp)三木俊雄(ts)福田重男(pf) 客席にいたバークレー音大の夏休みで帰国されている テナーサックスの馬場さんを呼出して一緒にブルース ♪Easy As A Pie…ソロ馬場(ts)中路英明(tb)近藤和彦(as) 馬場さんは21歳の青年で体格も音質も良く、来年卒業 したらNYで修行を積みたいということでした。 ▶珍しくM.ナシメントのゆったりした美しい曲 ♪Tarde…ソロ山岡潤(euph)福田重男(pf) 次はW.ショーターがA.ブレーキーバンドにいた頃の曲 2テナーのバトル、最後は柴田亮(ds)のドラムソロで ♪Free For All…ソロ松島啓之(tp)三木俊雄(ts)浜崎航(ts) アンコールは、私の好きな美しい曲♪When It Gose Away。 ▶この次は8月28日、はい、木曜日です。このユニットは 当店でしか聴かれません。10人の美しいハーモニーと迫力、 そしてそれぞれのためにアレンジされた力強いソロ演奏を、 ぜひお楽しみいただきたいと思います。 ←当夜のスナップ写真 |
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2014.6.28 Sat めったに見せない姿が素敵なマーヤさん |
▶グレース・マーヤ(vo,pf) さんがお気に入りのメンバー、 杉本智和(b)吉田サトシ(g)河村亮(ds)さんと、いつも陽気な チャキチャキの浜っ子らしく繰り広げたヒップでクールな ステージ。外は雨がグズつくお天気でしたが、店内は 明るく楽しい時間をみんなで共有しました。 ▶いつもマーヤさんはトレードマークの帽子をかぶって登場 するのですが、昨夜は私のたってのリクエストで帽子を取って もらって、その素敵な髪とチャーミングなお顔をご披露して もらいました。こうすると皆の視線を感じて落ち着かない、 帽子をかぶると落ち着く、ということでしたが、最後まで この姿で演奏されましたよ。 ▶1st.stage…♪Kiss of Life、♪One Note Samba、 ♪Estate〜♪Summertime、 ♪ファンク調のアレンジで♪Angel Eyes、♪Them There Eyes、 皆でラララのコーラスをしたマーヤ作♪Sad Samba、 ♪Close to You、♪Poinciama。 ▶2nd.stage…♪Smooth Operator、♪Ribbon in the Sky、 悲しい曲♪Born to be Blue、 ♪Yatra-ta…久し振りに歌った曲で、テンポが速過ぎて 舌がもつれた、とご本人。でもさすがバイリンガルです、 滑舌良く回っていましたよ。 ▶♪Come With Me、 イントロのピアノが綺麗だった♪Poor Butterfly、 聴きにいらしていた柴田亮(ds)さんを呼出して♪Love for sale、 レギュラーメンバーで♪High & Dry、アンコールは♪The Rose。 周りのミュージシャンもマーヤさんの音楽性を良く理解した さすがお気に入りメンバーで、演奏も楽しい金曜の夜でした。 ←当夜のスナップ写真 |
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2014.6.29 Sun 賑わいが久しぶりに戻った店内 |
▶不安定なお天気が続く梅雨時で、サッカー観戦の影響も あったのかしら、今月は特にお客さまが少なく経営的にも 大変厳しい日が続いています。そんな中での伊藤君子(vo) (ペコちゃん)の昨夜のステージ。バックは片倉真由子(pf) 杉本智和(b)海老沢一博(ds) さんです。 ▶さすがペコちゃんのステージです。楽しみにされていた お客さまや地方からわざわざいらした方々で久し振りに店内 が賑わいました。そして、一昨夜はマーヤさんがトレード マークの帽子をとって弾き語ってくれましたが、昨夜は逆に ペコちゃんが帽子をかぶって夏らしい白で決めて登場です。 ▶いつものように、ご挨拶と皆で合唱するための曲を印刷し、 お客さまに配り、はじまりました。そして昨夜の趣向は… ABC〜のアルファベット順ですよ。曲名をご覧くださいね。 ▶1st.stage…♪Ain't Misbehavin、♪Bewitched、 ♪Come Rain or Come Shine、♪The Day of Wine And Roses、 ♪Everytime We Say Goodbye、♪Falling In Love With Love、 普段はあまり歌わない♪Georgia On My Mind、 私の好きな♪How Do You Keep The Music Playing、 お客様も一緒にデュワデュワと歌いった♪It Don't Mean A Thing。 ペコちゃん海老沢さんは、ご挨拶回りに忙しそうな休憩時間。 ▶2nd.stage…は「J」からです。♪Just Friends、(ひとつ跳んで) ♪The Look of Love、津軽弁バージョンの♪My Favourite Things、 NYに住んでいた頃のMCのあと♪New York State Of Mind、 ♪On A Clear Day、♪Prelude To A Kiss…難しい曲であまり 歌わないのだけれど、と。真由子さんのピアノが何とも 言えず素敵でした。ペコちゃんも気持よさそうに歌いました。 ボサノバで♪Quiet Night of Quiet Atars、♪Round Midnight、 ♪Satin Doll。時間も押して「S」まで。最後は皆でプリントを 見ながら♪What A Wonderful World の大合唱。レパートリー の多いペコちゃんならではの選曲趣向ですね。 ▶終演後、お買い上げいただいたCDにサインするのが済んで ペコちゃん海老沢さんはビールを、真由子さんはワインを、 充実したステージに満足そうに美味しそうに飲まれ、まだ雨 の降っている中を帰られました。私は、余裕のない毎日に 追われるように帰りました。早く梅雨明けになってほしい、 と思いながら… ←ペコちゃんが配った「ご挨拶と合唱曲」 ←当夜のスナップ写真 |
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