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 Weblog by Kyoko (過去のブログはカレンダーを戻してネ)
  9.1 Sun 最終日に相応しい賑わいの夜
  9.3 Tue タイトル未定曲の新鮮なステージ
  9.4 Wed 感動した素晴らしいステージ
  9.5 Thu スピードとスリル溢れるピアノトリオ
  9.6 Fri 三人の魅力がよく表現されたステージ
  9.7 Sat めったに聴けない才能と演奏を堪能
  9.8 Sun 久々の大賑わい《ブラジル音楽》
  9.9 Mon とても綺麗で爽やかな演奏
  9.10 Tue 入念にリハをした本番でしたが…
  9.11 Wed お客さまのリクエスト企画大成功
  9.12 Thu 心が一つになった気持ち良い演奏
  9.13 Fri 深いグルーブで聴くスタンダード曲
  9.14 Sat 心地よいメロディーとサウンド
  9.15 Sun エレガントな「佳子ワールド」を堪能
  9.16 Mon 台風上陸を控えても爽やかなステージ
  9.18 Wed 演奏も引き締まった台風一過の夜
  9.19 Thu スタンダード曲に酔った夜
  9.20 Fri 名月に因んだ演奏曲を堪能
  9.21 Sat 個性がよく尊重されたステージング
  9.22 Sun 将来 ビッグネームの予感 トランペッター
  9.23 Mon 踊り出した方もいらしたラテンの夜
  9.25 Wed 心に響く温かいサウンド
  9.26 Thu 心が洗われる いいステージ
  9.27 Fri 気合が入った演奏も客席寂しく...
  9.28 Sat 飽きることのないステージ
  9.29 Sun 帰国ツアーは応援する方で大賑わい
  9.30 Mon 思わぬ事態も思いのほか好評で…


  2013.9.1 Sun   最終日に相応しい賑わいの夜
▶9月に入りましたが、まだまだ残暑の厳しさが続きそう。
私にとっては久しぶりのお休みです。8月最終日の昨夜は、
素敵なドレスを身にまとった伊藤君子(vo)さんの、楽しくて
極上のステージで、月末土曜の夜に相応しい賑わいのうちに
終えることができました。
▶紫のクリスチャン・ディオールの素敵なドレスを着て、
気品のある姿で登場したペコちゃんのバックを務めるのは、
黒髪に黒の衣装がよく映える 片倉真由子(pf) さん、ベースを
弾くのが大好きという表情が表れている坂井紅介(b) さん、
そして元気いっぱいペコちゃんのヴォーカルを引き立てる
良きダンナ様、海老沢一博(ds) さんのトリオがサポート。
▶猛暑の中でしたが多くのペコちゃんファンがいらっして、
一曲一曲丁寧に歌い演奏するステージに引こ込まれ、皆さま
目を輝かせステージと一体となって週末を楽しまれました。
▶1st.stage…♪Just In Time、♪Time After Time、
津軽弁バージョン♪Summertime、♪I Loves You Porgy、
ノってきたらどうぞ踊ってね、と♪Feeling Good…
皆さま身体でリズムを取りながら楽しまれました。
ちょっと早いですけど、と♪September In The Rain、
♪Soldier In The Rain、珍しく♪Georgia On My Mind。
▶2nd.stage…♪Come Rain or Come Shine、
リクエストに応えて♪Yesterday…津軽弁「家出したでー」
伊奈かっぺいさんの詞に、客席はいつも大笑いです。
♪You Are The Sunshine Of My Life、♪Honey Suckle Rose、
♪How Do You Keep The Music Playing?、
バラード♪The Very Thought Of You、♪Love For Sale、
松山善三監督の作詞♪一本の鉛筆…の素晴らしい詞に店内は
シーンとなりました。真由子さんのピアノが何とも言えぬ
素晴らしさだった美空ひばりさんに捧げた♪Skylark、
さ、皆で歌いましょうと、ドラムソロから入って
♪It Din't Mean A Thing…皆でデュワデュワ。
アンコールは、ペコちゃんの代表歌♪Follow Me。
▶「ニッパチ」で厳しい8月も、何とかやりくりして乗り
越えることができました。応援してくださった客さま、
ミュージシャン、スタッフ…のお陰です。感謝しながら、
9月に向かってガンバラナくっちゃ、と思いを新たに
しています。改めて、よろしくお願いいたします。
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  2013.9.3 Tue   タイトル未定曲の新鮮なステージ
▶昨年、秋田さんが結成した関西出身のイケメン
トリオ《秋田慎治トリオ》秋田慎治(pf)坂崎拓也(b)
加納樹麻(ds)さんは、年に一度、地方巡業のツアーを
されていますが、昨夜は当店がツアーの初日でした。
▶秋田さんはこのツアーのために新曲を数曲用意して、
ステージに臨みました。題名がまだ決まっていない
曲はツアーの中で公募して、決めようと思っている
ということで、本邦初披露曲の多いステージでした。
▶1st.stage…♪Just Like It、♪Summertime…は、
アップテンポでどんどん発展していく演奏で、夏の
終わりを惜しむかのようなノリの良さでした。
♪タイトル未定の曲…これは7月に作った曲です。
色々問題あってもシンプルがええやないか、と作った
バラードでベースのソロはアルコ(弓)でした。
慎治さんの代表曲♪Road To The Lord(神に続く道)
▶2nd.stage…♪これも4ビートのタイトル未定曲、
次もタイトルなしの♪アップテンポの曲、
♪Fahlenheit(華氏)…アップテンポでリズムが切れの
良い曲です。失恋した時の曲♪The Portion of Oct.28th、
♪Spread To The Sky。全曲が秋田さんのオリジナル曲
でしたが、アンコールはスタンダード曲バラードで、
美しい余韻を残して終わった♪The Nearness of You。
▶これからクルマで関西方面に6個所、ツアーで廻る
予定だそうですが、予測できない気象状況が起こる
昨今です。ツアーが無事にそして盛況で終わることを
陰ながらお祈りいたします。
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  2013.9.4 Wed   感動した素晴らしいステージ
▶片倉真由子(pf) 佐藤ハチ恭彦(b) ジーン・ジャクソン(ds)
浜崎航(ts,as,ss) 山田拓児(ts,as,ss,bc) さんのクィンテット。
実は昨夜9月3日は、真由子さんのお父様のご命日でした。
この夜に演奏するなんて不謹慎かしら、と躊躇されていたの
ですが浜崎さんの「やりましょう」の一言で決めたようです。
▶真由子さんがそのお父様の形見の楽器、アルトサックスと
ソプラノサックスを持参して、山田さんと浜崎さんが演奏。
楽器も時々は吹いて、命を吹き込んであげないと可哀想、と
真由子さん。天国のお父様に届くような、五人が一体と
なった素晴らしい演奏に、そのことを聞いたお客さまも
感動して歓声や拍手が凄かったです。琴線に触れるような
掛け値なく素晴らしいステージでした。
▶1st.stage…真由子作♪Something New…音を出した瞬間
から勢いが凄かったです。E.ドルフィー♪Serene、
真由子作♪8th Street、山田さんが形見のアルトサックスで
同じく浜崎さんがソプラノサックスを吹いた♪It's Magic、
本当にマジックのような素晴らしい音でした。
R.グラスパー♪L.N.K.Blues…真由子さんのアレンジが
抜群に光っていました。
▶2ns…♪Jump for Joy、真由子作♪題名のない3拍子の曲、
R.コニッツ♪Sunflower…では、音楽がどんどん発展して行く
醍醐味を味わいました。山田さんバスクラ、浜崎さんフルート
を吹いた山田アレンジの♪How Long Has This Been Going On?
H.シルバー♪The Jody Grind、アンコールはピアノソロで
♪Memories of You が美しく店内に鳴り響きました。
▶お父様の思い出が頭をよぎっているようで、その感動的に
素晴らしい演奏に、涙を流しているお客さまも見受けられ
ました。お父様もきっと、娘さんのリーダーバンドが奏でる
素晴らしいサウンドをお聴きになり、天国できっと目を
細めたに違いありません。
▶ウィークデイ火曜日…ジャズクラブにとっては集客に苦労
する条件の夜に、このようなストレート・アヘッドな、いい
ジャズを、多くのお客さまが聴きにいらしてくれるのは、
私としては本当に嬉しいです。お客さまもスタッフも演奏に
感動し、私はそのことにも感動した夜でした。
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  2013.9.5 Thu   スピードとスリル溢れるピアノトリオ
▶辛島文雄(pf) 島田剛(b) 小松伸之(ds) さんのトリオ。
辛島さんはこれまでジャズの奥の深さに魅せられ飽く事なく
ジャズピアノ一筋に、第一線を走り続けてきた方です。ここ
10年ほどは後輩を育てることにも情熱を注いでいます。
▶ドラマー小松さんはその中のひとり。今やどこに出しても
恥ずかしくない素晴らしいドラマーに成長しています。
名古屋出身の島田さんは、今は東京で活動している基礎が
しっかりしたベーシスト。いわばこの道一筋の職人気質の
プロたちが、お馴染みの曲をスピード感溢れるスリリングな
演奏で聴かせてくれました。
▶1st.stage…4ビートで♪Howdeep Is The Ocean、
C.コリアが息子さんと娘さんの名前くっつけた曲♪Litha、
ボサノバのリズムで♪Once I Loved、
バラード♪If You Could See Me Now、
アップテンポのS.ジョーンズ♪Unit Seven、
スピード感が気持良かったS.ロリンズ♪Oleo。
▶2nd.stage…♪Like Someone In Love、♪Sony Boy、
♪Two Lomly People、♪Body And Soul、
J.ヘンダーソン♪Recorder Me、アンコールは
♪Someday My Prince Will Come をアップテンポで。
▶当店には多くのコンボ・ユニットが出演されていますが、
オリジナル曲を追求する方向、スタンダード曲を新しい解釈で
追求する方向…目指す音楽はそれぞれです。ジャズの名曲や
スタンダード曲をしっかり聴きたくなったら、ぜひ辛島さんの
ステージを聴きにいらしてください。きっと満足されますよ。
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  2013.9.6 Fri   三人の魅力がよく表現されたステージ
▶マーヤさんが、知的なピアノと上品なサックスをバックに
いつもの弾き語りと違うジャズ歌手の一面を発揮した昨夜。
ゲストにグレース・マーヤ(vo)さんを迎えた 鈴木央紹(ts)
若井優也(pf) さんのステージ。
▶マーヤさんは3歳からクラシックピアノをはじめ、小学生で
フランスに3カ月間留学。その後ドイツの音楽大学で大学院を
卒業した経歴の持ち主ですが、帰国後にジャズに興味を持ち、
声も良かったので、デビューは弾き語りで話題になりました。
▶4月にこの組み合わせで当店に出演したのですが、新しい
彼女の面がみえ、共演者三人が気に入って、また共演したい
とのリクエストで昨夜の2回目のステージに。
▶最近特に、ジャズの奥深さを知ってピアノもヴォーカルも
貪欲に勉強し直している彼女。昨夜はリハーサルなしで曲
だけ決めての本番でしたが、三人が自由にお互いに自分の
持つサウンドをよく表現して、お互いを聴きながら発展する
ライブジャズの魅力と楽しさがよく感じられるステージで、
持ち前の明るさと人なつっこさと相まって、とても良い
感じのライブステージになりました。
▶1st.stage…ピアノとサックスでインスト曲
C.ミンガス♪Duke Ellington's Sound Of Love、
D.ガレスビー♪Groovin' High…二人の息がピッタリと
合って、音が綺麗で素敵でした。
マーヤさんが入って♪Polkadots And Moonbeams、
ボサノバで♪How Deep Is The Ocean、
♪Nightingale Sang In Berkley Square、
♪You And Night And Music、
♪Estate、♪Like Somone In Love。
▶2nd.stage…インスト曲 T.モンク♪Work、私の好きな曲
P.デスモンドの♪Late Lament。
マーヤさんが入って♪Sptember In The Rain、♪Angel Eyes、
♪One Note Samba、マーヤ作とても悲しい曲だからサンバの
リズムにしたと♪The Sad Samba、♪Lush Life、
♪I Love Being Here With You、♪Closs To You、
アンコールは♪Poinciama でした。
▶音楽に対する三人の心が通じたとても良いライブでした。
この顔合わせにベースとドラムが入って、マーヤさんが
ヴォーカリストに専念するステージが、12月21日に決まり
ました。年末の土曜日です、疲れを癒やしに来てください。
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  2013.9.7 Sat   めったに聴けない才能と演奏を堪能
▶ジャズだけでなく、さまざまなな分野で活躍されていて、
当店でも年に2,3回しかライブで聴くことのできない
クリヤ・マコト(pf)さん早川哲也(b)大坂昌彦(ds)さんのトリオ。
▶色々な事に挑戦するのが大好きなクリヤさんは、本当に
多彩に活躍されています。あのSFアニメ大作、劇場版の映画
にもなった「新世紀エヴァンゲリオン」の音楽もその中の
ひとつ。当店に出演するたびに私は、彼の大きな引き出しと
その中に沢山の宝物を持っているように感じます。
▶そんなクリエイティブな「クリヤワールド」を楽しもうと、
多くのファンやお客さまがいらっしゃって、大いに楽しんで
いらっしゃいました。昨夜のこのトリオとしても、2枚目の
アルバムを制作中で、秋10月末にはリリース予定だそうです。
楽しみですね。
▶1st.stage…クリヤ作♪New Intro、♪Dolphin Dance、
SHアニメ大作「新世紀エヴァンゲリオン」から♪次回予告、
ミュージカル「エリザベート」のテーマ♪私だけに、
クリヤ作♪さくらGarden、♪Cherokee。
▶2nd.stage…ABBAの♪Dancing Queen、
「千と千尋の神隠し」より♪いつも何度でも、
クリヤ作♪Present、♪Voyage、♪Peninsula、
アンコールはジャズ風にアレンジされたショパンの
夜想曲♪Nocturne。
▶演奏曲もマルチ・タレント、クリヤさんらしいですよね。
次回当店のクリヤさんは、昨年もやったバースディライブを
12月22日に行います。ヴォーカルも入って、若いミュージ
シャンと共演のステージになる予定です。ちなみに…
▶9/14には書家とのセッション、10/1にはクリヤさん主催
日本・ポーランド・アメリカ3カ国混成ジャズユニットの
コンサート、12/1には、ジャズ・ミーツ・アメリカンPOPS
と題して中西圭三さんとのコンサート…だそうで、作曲・
プロデュースに大活躍、大忙し。次はどんなことにトライ
するのか、それも楽しみなクリヤさんです。
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  2013.9.8 Sun   久々の大賑わい《ブラジル音楽》
2020年東京オリンピック、開催決定おめでとうございます。
日本が元気になるきっかけになるといいですね。福島のことも
忘れないようにしたいと思います。
▶お店が賑わって、元気一杯の裕香さんの本領が発揮できた
《ブラジリアンナイト》上田裕香(vo) さんと大口純一郎(pf)
橋本信二(g) 小杉敏(b) 小松伸之(ds)さんのバックメンバー。
ブッキングの際、土曜日なので裕香さんの好きなメンバーで
賑やかにやりましょう、という私の提案で、彼女が選んで
組んだメンバーでした。
▶大先輩の大口さんと橋本さんは、彼女のデビューアルバム
を一緒に制作している仲。小松さんとは2枚目のアルバムで
共演されています。小杉さんは、演奏はジャズ専門では、と
思っていましたが…そこは懐が深いジャズミュージシャン、
ブラジル音楽もしっかりしたサポートでした。
▶客席には、今行われている「東京JAZZ」の昼の部のトニー・
ベネットを聴きにいった帰りの地方の方や、医学会の会合が
あってジャズ好きの地方のお医者さまも多数いらして、満席。
裕香さんは、こんなに大勢のお客さまの前で歌うライブは
久し振り、と素直に喜びを表現するステージでした。
▶ほとんどをポルトガル語で歌う彼女は、歌の内容をお話し
それから歌いはじめます。しかも歌うことが大好きなことが
本当によく伝わってきます。人柄もいいし、心をこめて歌う
彼女のステージに、初めてお聴きになった多くのお客さまも
感動して彼女のアルバムも多数、お買い上げくださいました。
▶1st.stage…クァルテットで♪Mellow Mood、♪Imagem、
裕香さん登場♪Agoniza Mas Não Morre(サンバは死なず)
♪So Danco Samba(サンバが最高)
♪Pressentimento(予感)♪Somos Novios(僕たちは恋人同士)
▶2nd.stage…クァルテットで♪O Morro、
お客さまからリクエストで大口さんのソロピアノ
♪Samba De Orfeu(黒いオルフェ)深い素晴らしいソロでした。
裕香さんが入って♪Reunião de Tristeza(悲しみの集まり)
♪Meu Escudo(私の盾)♪Berimbau(世界最古の弦楽器の名前)
♪O Mestre-Sala Dos Mares(海のメストリサラ)
♪Flor De Lis(ユリの花)アンコールは♪Recado(伝言)
▶次回の裕香さんの当店出演は、12月20日です。きっと
ブラジル音楽と裕香さんファンになられると思いますよ。
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  2013.9.9 Mon   とても綺麗で爽やかな演奏
▶ちょうどステージが始まる時間ころに、バケツをひっくり
返したようなすっごい激しいゲリラ雨。私も出掛けに雨宿り
しながらタクシーをようやく拾いました。多分お店はガラガラ
かも…と来てみると、そんな雨の中をやってきてくれた方が
けっこういらっしゃって、少し安堵しました。
▶【BODY&SOUL Sunday Special】《Yotam Silberstein Trio》
ヨタム・シルバースタイン(g) さん、バラク・モリ(b) アミル・
ブレスラー(ds)さんの、皆さんイスラエル出身のトリオで、
現在ヨタムさんとバグラさんはNYを拠点に活躍され、アミル
さんは今はNYからイスラエルに帰って活動されています。
今回は「東京JAZZ」のため初来日。当店と新宿ピットイン、
そして静岡でライブ演奏して帰国されます。
▶三人とも礼儀正しく知的な好青年で、演奏も音色がとても
綺麗で、素直に心に届く爽やかな演奏でした。お客さまも
ゲリラ雨の中びしょ濡れになったけど来た甲斐があったと、
みなさん喜んでくださりCDもお買い上げくださいました。
▶1st.stage…ヨタム作♪Blewz、♪O vôo da mosca、
夜想曲♪Nocturne、♪If Ever I Would Leave You、
♪Body And Soul …はとてもシンプルで素敵でした。
♪McDavid。
▶2nd.stage…ヨタム作♪Bluse For 007、♪Merav、
♪Wee-Oleo、ブラジルの曲♪Doce De Coco…ヨタムさんは、
ブラジル音楽に精通していてアルバムも出しています。
♪Renewal。♪Never Let Me Go…は弾き語り歌入り。
J.ルイス作♪Two Bass Hit。アンコールは♪Tea For Two。
▶初来日でしたがNYではC.マクブライド(b)グレッグ・リー(b)
ロイ・ハーグローブ(tp) B.ハチャーソン(ds)さんら、いずれも
私とは親交の深いミュージシャンたちと、レコーディングも
されています。
▶当店で長い間出演し、昨年NYに帰国された人気者トミー・
キャンベル(ds)さんとは、よく一緒にライブをしているそうで、
トミーさんから「Kyoko に僕からのビッグハグをしてくれ、と
言われて来た」とハグしてくれました。そしてBODY&SOULで
演奏することが出来て、とても光栄だ、と感謝されました。
私は、ちょっと照れてしまいました。良い思い出とともに
帰国して欲しいですね。そしてまた来日してくださいね。
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  2013.9.10 Tue   入念にリハをした本番でしたが…
▶鈴木良雄(b) ハクエイ・キム(pf) 大村亘(ds) 中村恵介(tp)
山田拓児(ts,aa,bcl) さんの、還暦過ぎの父親と、30代の
息子たち…そんな親子共演のような《Generation Gap》
年齢・年代にギャップはあっても、演奏する時はもちろん
関係ありません。あくまで自分達の音楽を聴いていただこう、
と皆でリハーサルをして本番に臨まれました。
▶秋の気配がする過ごしやすい夜でしたが、お客さまが少なく
皆で随分気をもみましたが、時間通りステージを始めると、
音につられるようにポチポチと客席がサマになり、最初から
いらしていたお客さまも、私達関係者もミュージシャンも
少しホッとしました。
▶演奏が良くても、聴いてくださる方が居てこそのライブ・
ステージです。良い聴き手が居て演奏に張りが出て、演奏家
同士のコミュニケーションで思わぬハプニングが生まれて、
名演奏が聴けるのがジャズの魅力ですから。
▶1st.stage…鈴木作♪Matsuri、ハクエイ作♪New Town、
鈴木作♪Roulette、♪Skavl。
▶2nd.stage…大村作♪Palms、鈴木作♪AI(藍)
♪Wings、中村作♪Round Table。
それぞれのオリジナル曲を完成度高く演奏して終りました。
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  2013.9.11 Wed   お客さまのリクエスト企画大成功
▶片岡さんがリーダーのクィンテット出演は当店も初めての
《片岡雄三クィンテット》ご自分で共演したいメンバーを
選んだだけの事はあります。メンバーは、片岡雄三(tb)岡淳(ts)
市川秀男(pf)上村信(b)広瀬潤次(ds)さん。
▶市川さんは当店六本木時代にはよく出演していただいて
いましたが、当店はかなり久しぶりの出演で、私自身は片岡
さんとの接点を知りませんでしたが…片岡さんがビッグバンド
で仕事を始めた頃からズーッと憧れていたピアニストだった、
ということで納得。そのあたりの経緯を例によってユニーク
なMCでお話してくれました。やっとコンボで共演できる
ようになったと嬉しそう。喜びが演奏に表れていました。
▶片岡さん岡さんの相性がとても良く、音質が良く合い、
楽器も良く歌いリズム隊もしっかりと良くスイング。中身の
濃い、これぞジャズ !! を感じさせるステージを楽しませて
いただきました。
▶1st stage…T.モンク♪I Mean You、
H.ハンコック♪Maiden Voyage、J.ヘンダーソン♪Step Lightly、
トロンボーンをフィーチャーして♪Crazz He Calls Me、
J.コルトレーン♪Moment Notice。
▶2nd.stage…C.ヲルドロン♪Bolivia、H.シルバー♪Strpllin、
T.ジョーンズ♪Three and One ではベースをフィーチャー。
J.J.ジョンソン♪Lament ではテナーサックスをフィーチャー。
W.ショーター♪Yes and No、アンコールはD.エリントンの
♪In A Mellow Tone。
▶片岡さんの人間味溢れるユーモラスなMCで笑わせ、打って
かわってシリアスな演奏で引き付けるステージ。久しぶりに
聴いた市川さんは、変わらず素晴らしいアプローチでとても
新鮮。この企画は、ジャズ好きな女性のお客さまのリクエスト
でしたが、お客さま皆さん大変楽しい時間を共有することが
できて皆がハッピーになった夜でした。
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  2013.9.12 Thu   心が一つになった気持ち良い演奏
▶実は…このコンボのリーダー松島啓之(tp) さんが、旅先で
転んで足首を骨折され、入院して手術。でも昨日無事に退院
されましたが、まだ脚を床につける状態にはなく、休演させて
いただいたため、山田穣(as)さんのワンホーン・クァルテット
になりました。
▶それで山田さんがMCを担当し、曲も彼が決めてリハーサル
をして本番に臨み、松島さんの分まで皆で一生懸命に心を
込めてカバーし、気持ちがひとつになった気持ちのよい演奏の
ステージになりました。
▶1st.stage…山田作♪Carving The Wood、
B.ハッチャーソン♪Little B's Poem ではソプラノサックスで。
D.エリントン♪In A Mellow Tone、K.ドーハムの名曲La Mesha、
T.モンク♪Rhythm A Ning。
▶2nd.stage…E.ドルフイー♪Miss Toni、W.ショーター♪Mahjong、
R.カーク♪Lady's Blues でもソプラノサックスを吹きました。
アルトサックスでバラード♪My Foolish Heart、
M.タイナー作♪Passim Dance。
▶来月には、松島さんもリハビリをしながらも復帰して
いい演奏といいステージをお送りできると思いますよ。
松島さん、リハビリ、ガンバッてくださいね。
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  2013.9.13 Fri   深いグルーブで聴くスタンダード曲
▶大野えり(vo)さんは、このメンバーが揃わないとライブで
歌わない、というほど信頼関係の出来ている、いわばえりさん
専属ピアノトリオ、若井優也(pf) 米木康志(b) 原大力(ds) さん。
そんなトリオがバックで、彼女は自由になって深いグルーブで
よくスウィングする、私も推薦するえりさんのステージ。
▶最近はスタンダードナンバーを、もう一度掘り起こし挑戦
するコンセプトで活動されていますが、若い頃は真の意味が
分からなかった歌詞も良く理解出来るようになりスタンダード
ナンバーを歌うことが楽しいそうです。そんな曲を、歌う前に
彼女の解釈をMCで説明されてから、いつものように全身を
使って表現するステージでした。
▶1st.stage…♪Just In Time、♪There Will Never Be Another You、
♪I Could Write A Book、♪The Song Is You、♪Hello Like Before、
♪All The Things You Are、♪Waltz For Debby。
▶2nd.stage…♪Once I Loved、アメリカの詩人の詞にえりさんが
曲を付けた♪In Time Of The Silver Rain…素敵な曲で私も好き。
♪Just One Of Those Things…この曲はH.ジョーンズ(pf)
E.ゴメス(b)ジミー・コブ(ds)さんとレコーディングしています。
♪You Must Believe In Spring、♪Just Squeeye Me、
♪Old Devil Moon、最後は、また会いたいですね、と
♪I'll Be Seeing You。
▶えりさんはヴォイストレーニングの本をCD付きで出されて
いて昨夜はヴォーカルを勉強中の方がいらして、それを
お買上げになり、サインをもらったり質問をしたりして
「先生」にいろいろ教わっていらっしゃいましたよ。
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  2013.9.14 Sat   心地よいメロディーとサウンド
▶俵山昌之(b)さんリーダーの《Tower Station》俵山昌之(b)
福井ともみ(pf) 藤井学(ds) 市原ひかり(tp,flh) 纐纈歩美(as,ss)
さんのこのユニットは、俵山さんのオリジナル曲も演奏され
ますが、ほとんどボサノバやルンバのリズムで作られていて
綺麗なメロディーが多く、とても聴きやすいのが特長です。
▶フロントの女性二人は、曲によって楽器を持ち変えて演奏。
ともみさんも、エレキピアノとピアノを弾き分ける華やかさも
特長で、普段は大いに賑わう華やかな店内なのに、アルバムを
発売してそのツアーも終えての昨夜の当店でしたが、昨夜は
金曜なのになぜか店内は少し寂しい感じで残念でした。でも、
皆さん心地よいラテンジャズとブラジル音楽を楽しみました。
▶1st.stage…
♪Chan's Song(H.ハンコック作) ♪Samba de soho (A.C.ジョビン作)
♪Agua de beber(A.Cジョビン作) ♪No More Tea(俵山作)
♪Setemblo(I.リンス作) ♪La Samba(R.オビエド作)
▶2nd.stage…
♪Brasilified(C.コーマン作) ♪Corcovado(A.C.ジョビン作)
♪Chega de Aaudade (A.C.ジョビン作)
♪風の詩(俵山作) ♪Spring can really hang you up the most
♪Oriental walk(俵山作) ♪Berimbau(B.パウエル作)
アンコールは♪The Peace song(俵山作) とI wish(S.ワンダー作)
▶次回のこの心地よいサウンドをお聴きになれるのは、
野山が色づく頃10月15日です。ステージも華やかですよ。
ぜひお越しください。
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  2013.9.15 Sun   エレガントな「佳子ワールド」を堪能
▶最近はあまりライブ演奏はされない、当店も久し振りの
木住野佳子(pf) さんと佐藤慎一(b) 藤井学(ds)さんのトリオ。
佳子さんは黒のシースルーの袖無しブラウスに、白黒の
スパッツのすっきりした衣装で、エレガントに登場。元々
背が高くスタイルが良いので、とてもお似合いでした。
▶この11月には、3年ぶりにアルバムを2枚、同時リリース
することになっています。1枚は日本の名曲を綴るエバー・
グリーンなアルバム「ふるさと」もう一枚は希望に満ち
あふれた「HOPE」で、常に進化する「佳子ワールド」を表現
した、優しくピュアな作品集。昨夜はその中からの新曲も
披露され、いらした多くの男性を魅了されました。
▶1st.stage…佳子作♪Hope、♪Meridienne…これは今、
日本テレビの天気予報のテーマソングとして流れています。
A.C.ジョビン♪Aqua De Beber、♪One Note Samba、
佳子作♪Tiny Flower、B.エバンス♪Waltz For Debby、
S.スワロー♪Ladies In Mercedes。
▶2nd.stage…♪赤トンボ、♪上を向いて歩こう、
佳子さんも出演されている皇潤のCMソング♪飛翔、
♪牛とカタツムリ、♪蝶の夢…夢見る蝶が飛んでいる様子が
目に浮かぶような曲でした。♪Libertango、佳子作♪極楽鳥、
アンコールは「台風もきているようですから、吹き飛ばす
くらい明るく」と佳子作♪Bossa de Funk。
▶佐藤さんも藤井さんも楽しみながら、素晴らしいサポートを
されていましたが、お客さまも華のある「佳子ワールド」を
堪能されていました。
▶佳子さんのCDジャケットは、いつも美しいのが特長です。
次の2作、中身も楽しみですがジャケットも気になりますね。
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  2013.9.16 Mon   台風上陸を控えても爽やかなステージ
▶いま昼過ぎ、都内では台風18号は通り過ぎたようで、雨も
上がっていますが…三連休中日の昨日今頃は台風襲来が心配
される中、アルバム「GIG CATCH」のキャンペーン中の
浜崎航(ts)さんをフィーチャーした松本茜(pf) 本川悠平(b)
海野俊輔(ds)さんのクァルテットがありました。
▶予報では大雨でお客さまはいらしゃるかしら、と随分心配
でしたが、台風の速度が遅くなったようで、夕方から晴れて、
お店を開けることができました。でも、近づいてくる台風の
対策で2回目の演奏開始を早めるステージでした。
▶茜さんは、アイドル・タレントといってもおかしくない
可愛いルックスですが、想像できないようなストレート・
アヘッドなジャズをスウィンギーに演奏されます。リズム隊
のサポートも素晴らしく、浜崎さんの素敵な音色と圧倒的な
説得力に、気持の良いサウンドを堪能しました。
▶1st.stage…松本&浜崎作♪Big Catch、浜崎作♪Hiding Place、
S.ジョーンズ♪Mean What You Say、浜崎作♪Let's Go To The Sea、
A.クヨネ♪Monica、茜さんが高校2年の時に作曲した♪Playing、
…これがもの凄いアップテンポの曲で、高校生が作った曲とは
信じ難い、才能を感じさせるジャズでした。
▶2nd.stage…エラとサッチモの愛唱歌♪Can't We be Friend?、
ピアノトリオで♪Love Letter、松本作♪JJ、
クァルテットで松本作♪If You Need A Friend、
♪Three In One では浜崎さんソプラノサックスを吹きました。
浜崎作♪Miss Sunshine もソプラノサックスで。
アンコールはO.ペティホード♪Blues in the Closet。
▶茜さんは、小学校2年の時に北村英治さんの演奏を聴いて
ジャズに興味を持ち、自分で色んな曲を聴いて勉強された
そうです。昨夜は全員PAなしの生音でしたが、ピアノがよく
鳴っていました。特に台風の時は湿気が凄いので、ピアノの
鳴りが良くないのですが。お客さまは大満足し帰られました。
台風はまだ四国沖のようでした。
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  2013.9.18 Wed   演奏も引き締まった台風一過の夜
▶気持の良い青空が広がり、空はすっかり秋の気配になった
三連休明けの昨夜。福田重男(pf) 上村信(b) 奥平真吾(ds)さん
のステージ。抜けるような青空に皆さまの気分も晴れたのか、
あるいは台風のため外出を控えていた反動か、思いのほか
多くのお客さまがお見えになリました。
▶ジャズが聴きたくなるバイオリズムが重なったような
店内の雰囲気で、皆さんほんとに熱心に福田トリオの美しい
サウンドをお楽しみになっているようで、演奏者も私も
スタッフも、気持ちが引き締まる感じの夜でした。
▶1st.stage…♪Nobody Knows But Me、
福田作♪Don't Be Silly、♪Rachels Lament、
スタンダード2曲♪Someone To Wach Over Me
♪Someday My Prince Will Come、福田作♪Go Ahead Nigel。
▶2nd.stage…ビートルズ(P.マッカートニー)♪Black Bird、
先日のブログでもお話しましたが…台風のもたらす湿度は
尋常ではありません。調律を頻繁にしている当店のピアノ
ですが、台風一過で急に晴天になり、その差があまりに激し
かったようで、さすがに狂ってしまいましたが、調律が間に
合わず、少しおかしいFのキーを弾かないで演奏しました。
▶♪ No More Blues、J.ローズ♪Bosuden Now、福田作♪Lullaby、
真吾さんのドラムが光った C.パーカー作♪Relaxin' at Camarillo、
♪Blame It On My Youth、K.ギャレット♪Bup Be、
T.モンク♪Eronel。
▶ウチはピアノが狂ったくらいですが…18号台風の傷跡は
凄まじいですね。京都の風光明媚なあの嵐山の惨状を見て
大変だと思いました。各地で復興に時間が掛かりそうですね。
被害に合われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。
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  2013.9.19 Thu   スタンダード曲に酔った夜
▶北欧のピアニスト、ウラジミール・シャフラノフ(pf)さんと
中村健吾(b) 藤井学(ds) さんの昨夜のトリオの演奏曲は全曲が
スタンダードナンバーで、満席のお客さまを魅了されました。
▶ウラジミールさんはロシア生まれで、ヘルシンキを拠点に
活躍されていましたが、NYに移り激しい競争の中、ビッグ・
ネームたちと共演。自己のトリオでアルバムデビューし日本で
人気を博した方。現在はスウェーデンとフィンランドの間の
オーランド諸島にお住まいです。
▶今回は金沢ジャズフェスに出演のため来日。当店の出演は
昨夜が3回目でした。新しいアルバム「Whisper Not」が発売
されていて、そのキャンペーンもあっての来日でした。日本
びいきの65歳、物腰のとても柔らかい紳士です。
▶スタンダード曲だけの演奏で、サウンドチェックと少しの
リハーサルで本番でした。前日にNYから帰国したばかりの健吾
さんは、彼との共演をとても喜んで、藤井さんも初共演でした
ので、皆さんとても楽しそうに演奏されていました。
▶1st.stage…♪Autumn Leaves、♪I Remember Clifford、
♪Wisper Not、♪May Be September、♪Emily…この奇麗な曲を
聴いて皆さん夢見心地のようでした。♪Holy Land、♪Bolivia。
▶2nd.stage…昔懐かしい♪Hush-a-Bye、♪But Beautiful、
♪Dear Old Stockholm、♪It Never Entered My Mind、
♪Moon And Sand、♪Prelude To A Kiss、♪Star Crossed Lovers、
♪Take The A-Train、♪What A Wonderful World (メドレーで)
アンコールには♪Blue Bossa。
▶いずれも日本人好みのお馴染み曲ばかり、お客さまは大満足
されたステージでした。同じメンバーで今夜は横浜のクラブに
出演し帰国されます。彼も日本が大好きで、彼のファンも
沢山いますから、きっとまた来日されると思いますよ。特に
スタンダード・ナンバーファンの方、お楽しみに。
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  2013.9.20 Fri   名月に因んだ演奏曲を堪能
▶ウィリアムス浩子(vo)伊藤志宏(pf)西嶋徹(b)橋本学(ds)さん
の「仲秋の名月」が輝く夜。お月様に幸せを願って、月に
関係する曲が演奏され歌われたステージでした。
▶バックのこのトリオメンバーに弦楽器が入ると《Quiet Jazz》
いうユニットになりますが、ミュージシャンの日程が会わず
この夜はアレンジも演奏曲も伊藤さんが担当しました。
▶浩子さんは黒地に白の花模様のワンピースでシックに登場し
このトリオのサウンドを楽しむように、周りの空気を包み込む
ような気持のよい歌声で、彼女らしく、原曲に込められた心と
メロディーを大切にしたヴォーカルを聴かせてくれました。
▶1st.stage…次のアルバムのタイトル曲♪A Wish、
♪I'll Close My Eyes、♪Lullaby Of Birdland、♪But Beautiful、
♪Tea For Two、♪Softly As In A Morning Sunrise…は
新鮮なアレンジでした。♪Old Devil Moon、♪Moon River。
▶2nd.stage…♪Fly Me To The Moon、♪Smile、
♪Almost Like Being Love、♪Blame It On My Youth、
♪Honeysuckle Rose、♪Laura、
♪Raindrops Keep Fallin' On My Head、♪But Not For Me、
アンコールは♪Tenderly でした。
▶伊藤さんの素晴らしいアレンジが光りました。お月様にも
きっと「バラードの女王」の想いが届いたに違いありません。
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  2013.9.21 Sat   個性がよく尊重されたステージング
▶ベテランと若手人気ミュージシャンとのコラボレーション、
古野光昭(b) 大隅寿男(ds) ハクエイ・キム(pf) 太田剣(as) さん。
このグループは昨夜が当店2回目の出演でした。古野さんが
リーダーで選曲と進行役。
▶大隅さんは独特のドラミングで良くスウィングして、周りを
明るくする、いわば愛嬌のあるドラマーです。古野さんは、
そんなそれぞれの個性を、よく尊重してステージングされて
いました。
▶1st.stage…クァルテットで♪All of You、
♪You and The Night and The Music、♪La Bossa、
ハクエイさんと太田さんのデュオで♪Body And Soul…は
心のこもったしっとりとした演奏でした。
ピアノトリオで♪草原の輝き、クァルテットで♪Minor March。
▶2nd.stage…B.パウエル♪Parisian Tharoughfare、
ピアノトリオで♪It Could Happen To You、
サックスとベースとドラムで♪In Your On Sweet Way、
古野さんの十八番♪Ave Maria…これは450年前の曲ですが
ピアノとベースのデュオがお客さまの心を掴んでいました。
ドラムをフィーチャーして明るく♪Caravan、♪Watermelon Man、
アンコールはS.ワンダー♪Isn't She Lovely?。
▶売れっ子揃いのこのグループ、次回は来年の出演です。
昨夜は熱くもなく寒くもなくいい気候の三連休前。昨夜の
お月様も秋の澄んだ夜空を楽しんでいるかような名月でした。
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  2013.9.22 Sun   将来 ビッグネームの予感 トランペッター
▶秋の【BODY&SOUL Special】第2弾《Ambrose Akinmusire
Quartet》アンブロース・アキムサリ(tp) サム・ハリス(pf)
ハリス・ラグハヴァン(b) ジャスティン・ブラウン(ds)さんの
クァルテット。サムさん以外は皆さん黒人です。
▶アンブロースさんは、まだ少年の面影が残るカリフォルニア
育ちのナイジェリア人で大変おとなしく礼儀正しい若者です。
世界で最も権威あるジャズ・コンテスト、セロニアス・モンク
コンペティションで優勝し、彗星のごとく現れた、今NYで話題
にもなっている期待のトランペッター。
▶テクニックはもちろん申し分無く、クールで説得力があり、
オリジナル曲もグルーブが深く、スタンダード曲は情感に充ち
満席の客席をうならせました。以下演奏曲はスタンダード曲。
(オリジナル曲の題名は、私が多忙で、伺ってメモする時間が
ありませんでした)
▶1st.stage…♪In a Sentimental Mood、
バラードをバラードらしく綺麗に吹いていました。
♪There Is No Greater Love…よくスウィングしていました。
▶2nd.stage…♪All The Things You Are。
ここで、ブルーノート東京に出演中のダイアン・リーブスの
メンバーで来日中のP.マーティン(pf)、C.トーマス(b)さんが
遊びにいらしてシットイン。♪Along came Betty、
バラード♪Tenderly を共演。続いてやはりいらしていた
TOKUさんとテリオン・ガリー(ds)さんがシットインして
皆でブルースナンバーを演奏されました。
▶2ステージ通しで聴かれた方は、とてもラッキーでしたネ。
皆さま大喜びしてヤンヤやの喝采。久し振りにジャズクラブ
らしい賑やかな夜になりました。当店では時々、このような
ラッキーなハプニングが起こりますが、私自身も事前に知る
ことができず、その場に居合わせないと遭遇できません。
だからこそのハプニングなんですが…
▶私は、アンブロースさんの演奏を聴いて、さすが今、NYで
話題になってるのはダテではないな、と思いました。すっかり
アンブロースさんのファンなりました。彼はこれから成長して
もっともっとビックになると思います。その時も彼の生演奏が
聴けるように、ガンバッてお店を続けていかなければ…
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  2013.9.23 Mon   踊り出した方もいらしたラテンの夜
▶2週つづいた三連休の中日で、お休みが続いたせいか、
お客さまはそう多くありませんでしたが、いらした方々は
最後は踊り出すほどノッた店内だった《Latin Holiday Special》
チャリート(vo) 井波淑(per) あびるの竜太(pf) 渋谷和利(b)
美座良彦(tinbales) さんのメンバーは、チャリートさん以外は
皆さん当店初出演のラテン音楽畑のミュージシャンでした。
▶早くからリハーサルをして、チャリートさんはスペイン語
と英語で歌われました。彼女はラテンの曲も得意で、歌う時は
オーケストラをバックにゲストで歌うことが多いようです。
昨夜は衣装もラテン音楽に合った綺麗な色合いのドレスで、
踊るように歌われ、いつもと少し違う彼女でした。
▶1st.stage…インスト曲2曲♪But Not For Me、
♪Comone。チャリートさん登場し
♪That Old Black Magic、♪Frenesi…チャチャチャのリズムで。
♪And I Love Him、♪Solamente Una Vez…スペイン語で。
♪Anos Dorados、♪Come Fly…マンボで。♪Besame Mucho。
▶2nd.stage…インスト曲♪マリア・セルバンテス、
♪Some Morning、♪Remember Me、
♪Human Nature…ルンバのリズムで。
♪Acercate Mas…スペイン語で。
♪Quizás, Quizás, Quizás…懐かしい曲。
♪He Walks This Earth…チャチャチャで。
♪Oye Como Va…では、60代の男性がノッているの見た
チャリートさんが呼び出しステージで一緒に踊られました。
つられて客席のあちこちで、お客さまが踊り出しました。
アンコールは、♪Manha De Carnaval。皆さんが、踊って
楽しまれた、ラテン音楽らしい楽しそうな休日の夜でした。
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  2013.9.25 Wed   心に響く温かいサウンド
▶木幡光邦(cor,tp,vo)さんの《HOT CORNETS》昨夜は2ギター
宮崎信義(g)竹中俊二(g)さんと中村健吾(b) さんのベースです。
今3枚目のアルバムが発売中のこのグループは、皆さんの
人柄がそのまま出たような暖かく自然体のサウンドです。
▶皆さんがベテランで奏者と楽器が一心同体のようなプレイ。
音楽を楽しんで演奏していて、温かさが心に響いてきます。
でも三連休明けで残念ながら客席が寂しく、ミュージシャン
にはお気の毒でしたが、いらしたお客さまは、ハッピーで
素晴らしいステージを大変楽しんでおられました。
▶1st.stage…♪Flint Stone、D.エリントン♪In A Mellow Tone、
T.モンク♪Rhythm-a-ning。ベースをフィーチャーして
♪Willow Weep For Me、♪Dinah(ダイナ)
客席にいらしていた木幡さんの奥様、ヴァイオリニストの
玲奈さんを呼び出し、ヴァイオリンと歌でとても可愛い
木幡作品♪子豚のサンバ、ベースから始まった♪Caravan。
▶2nd.stage…♪It Happy To You、♪It's All Right With Me、
ベースとトランペットで♪五つの銅貨、
B.ゴルソン♪Air Mail Special、ベースがメロディーを弾いた
♪All of Me、そして♪Autumn leaves、アンコールは皆で
♪また会う日まで を合唱して終わりました。
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  2013.9.26 Thu   心が洗われる いいステージ
▶D.エリントンを愛し尊敬してやまない片倉真由子(pf)さんと
浜崎航(ts)さんのライフワーク《Duke Ellington Songbook》は
その気持がよく伝わってくる演奏で、とても気持の良い
サウンドが響く素敵なステージでした。前回は、4月29日の
エリントンの誕生日に行われ、昨夜は久しぶりでした。
▶MCも、エリントンや、共同して作品を作り、あの「A-Train」
の作曲でも知られるビリー・ストレイホーンのエピソード等を
熱く話してくださいました。世界中で彼らの音楽が演奏されて
いる素晴らしさを、真由子さんと浜崎さんを通して感じること
ができた、とてもいいステージでした。
▶1st.stage…♪Star-crossed Lovers、♪The Mystery Song、
2曲とも浜崎さんはソプラノサックスを吹きました。
テナーに持ち替えて♪I Didn't Know About You、
♪The Feeling Of Jazz。そしてK.ドーハムでも有名な
♪Lotus Blossom(蓮の花)…エリントンがこの曲を弾くと
ストレイホーンさんがピアノの側を離れなかった程この曲が
好きだったということです。そして定番♪Take The A-Train。
▶2nd.stage…奴隷時代の黒人が待ち望んでいた日曜日
♪Come Sunday をテナーで。ソプラノに持ち替えて♪Junp for Joy、
テナーに持ち替えて♪African Flower、♪Solitude、
♪It Don't Mean a Thing。B.ストレイホーンが死の床で書いた
♪Blood Count…冷静で凄い人だったんでしょうね…
▶昨夜は物凄い湿気で、楽器を綺麗に鳴らすのが大変のよう
でしたが…聴き手には素晴らしいサウンドに聴こえました。
素晴らしいステージに、心が洗われました。
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  2013.9.27 Fri   気合が入った演奏も客席寂しく...
▶来月いよいよ待ちに待ったセカンドアルバムが発売になる
《フロントページ オーケストラ》は、レコーディングした
レギュラーメンバーが勢揃いしたステージで、皆さんとても
気合いが入っていました。
▶でも残念ながら予約のお客さまのキャンセルが出てしまう
などがあって、ちょっと寂しい店内でした。もちろんいらした
お客さま・ファンの方は、最後までゆっくり楽しまれました。
▶1st.stage…アルバムタイトル曲、このユニットのテーマ曲
とも言える♪Stop And Go…ソロは三木俊雄(ts)松島啓之(tp)
先日足首を骨折した松島さんが手術が大成功で、普通に歩いて
いるのを見て驚くとともに安心致しました。
♪Moon Flower…ソロ福田重男♪(pf)浜崎航(ts)
♪Escher's Vision…ソロ山岡潤(Euph近藤和彦(as)、
♪Oncei Beleved…ソロ松島啓之(tp)、上村信(b)、
♪Stepping Stone…ソロ奥村晶(tp)三木俊雄(ts)、
演奏曲は全て三木さんの作品です。
▶2nd.stage…トルコのピアニスト、エッセン作・
三木アレンジの♪Loves' Hounts…ソロ福田重男(pf)、
J.カルデラツオ作・三木アレンジの♪Midnight Voyage、
浜崎作・アレンジの♪Suspent…ソロ福田重男(pf)近藤和彦(as)
松島啓之(tp)、M.ナシメント作・三木アレンジの
♪Tarde…ソロ山岡潤(Euph)福田重男(pf)
三木作♪Quantum Leap…ソロ奥村晶(tp)三木俊雄(ts)浜崎航(ts)…
バトルが入って柴田亮さんのドラムソロ。アンコールは
三木作♪Sleep Like A Baby…ソロ三木俊雄(ts)で終りました。
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  2013.9.28 Sat   飽きることのないステージ
▶伊藤君子(vo)さんの昨夜は、初めての組み合わせメンバー
秋田慎治(pf) 坂井紅介(b) JUN SAITOH(ds) さんのトリオです。
ペコちゃんと秋田さん紅介さんは、長いお付き合いですが、
大昔共演したことがあっただけのJUNさんはバークレーに留学
してそのまま先生になり演奏活動はNY。長い間日本を留守に
されていて、今年帰国して活動拠点を東京に移されました。
▶昨夜のステージには、ご自分のドラムセットを持ち込んで
音の出る色んな物をつけて鳴らし、彩りを添えていました。
ペコちゃんも信頼出来るトリオで、安心してリラックスして
いつものようにお客さまに話し掛けながら、素晴らしい
ヴォーカルでお客さまを楽しませてくれました。
▶1st.stage…♪New York State Of Mind、♪September In The Rain、
津軽弁バージョンでホンワカする感じの♪My Favorite Things、
別れた後に今更なんだかんだ言われても…と♪How Insensitive、
♪Falling In Love With Love…これにも伊奈かっぺいさんが
詞をつけてくれた津軽弁バージョンがあるけど、津軽弁が
難しくてまだ自分のものにしてないから、と英語で。
そして♪Bewttched、♪Bridges。
▶2nd.stage…♪Black Coffee、♪Speak Low、
白石加代子作詩・高瀬アキ作曲の日本語の不思議な歌
♪九月になれば…情景が浮かんできました。
♪Old Devil Moon、♪A Song For You…いずれもお客さまは
みなさん聴きほれていました。♪On A Clear Day、
♪You've Got A Friend、アンコールは♪Smile をみんなで
コーラスして終りました。
▶毎月一回の当店出演ですが、毎度毎度、ステージングを色々
考え工夫されていて飽きません。今や日本を代表するシンガー
ペコちゃんですが、私とのお付き合いはもう30年以上です。
彼女が歳を重ねる姿を近くでずっと見てきて、シンガーとして
人間として大きくなっていることを実感します。
▶「伊藤君子ファンクラブ」があって「Peco Club」という
会報がお店にも置いてあります。そこには昔のツアーの話や
思い出話や、料理上手な彼女のレシピまで載っています。
ぜひ読んでみてください。彼女の人となりが良く解りますよ。
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  2013.9.29 Sun   帰国ツアーは応援する方で大賑わい
▶毎年、ご自分で帰国ツアーを企画している及部恭子さんの、
昨夜の当店が最終日。このメンバーで地方を回り、岐阜から
東京に着いて当店近くのホテルにチェッックインするとすぐ
やってきてサウンドチェックをされ、すぐ本番でした。
▶及部恭子(pf) ミッシェル・オブラエン(b) クリフォード・
バーバラ(ds) さんのトリオ。恭子さんは凄い頑張り屋さんで
勉強家で、作曲もされます。最近は本拠地NYから、パリや
イタリアにツアーに行くことも多く、そこでお知り合いに
なった日本人の方や、NYでお知り合いになった方など多くの
お客さまがいらっしゃいました。
▶NYでは、最近クリス・パーカー(ds) トリオのピアニストに
起用されレコーディングに参加するなど認められてきたようで
私も嬉しく思います。ひたむきにジャズに精進している彼女の
姿はとても好感が持てます。温かいお人柄で、感謝の気持を
大切にする、音楽だけでなく素晴らしい女性で、多くの
お客さまが応援されるのも頷けますね。
▶ミッシェルさんは、折り畳めるベースを携行してのツアー。
でも普通のウッドベースに引けをとらない素晴らしい音色で
サポート。クリフォードさんはもう16回目の来日で、当店の
六本木時代には、亡くなった本田竹広(pf) さんと出演された
こともある味のある74歳の大ベテランです。
▶1st.stage…A.C.ジョビン♪A Guy From Ipanema、
及部作♪Revolving Door(回転ドア)
M.オブリエン♪Jinx、B.ラネ♪How About You、及部さんが
イタリヤの大聖堂を見て感動して作ったという♪Duomo 2012。
▶2nd.stage…目が3つある怖い夢を見て作曲したという
及部作♪The Third Eye、ピアノソロで♪美しい心臓…これは
彼女と同郷の作家 小手鞠るい さんの本にインスパイヤされ
作曲したという綺麗なバラードでした。
J.ルイス♪Milestone 2013Version、及部作♪Another Day Will Come、
♪Samba Insane、アンコールは及部作♪The Fattest Cat In NY。
▶終演後も多くの方と一緒に写真を撮ったりサインしたり…
食事する時間もないほど大忙しでお客さまのお相手をして
お見送りされていました。彼女は少し帰国を楽しまれてから、
ミッシェルさんとクリフォードさんは今日の夕方、機中の人に
なられます。恭子さんお疲れさまでした。お天気に恵まれた
ツアーで良かったですね。来年もお待ちしています。
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  2013.9.30 Mon   思わぬ事態も思いのほか好評で…
▶今月のTOKUさんは最終週の《Sunday Special》でしたが…
肝を冷やす事態が起きました。TOKUさん以外のメンバー
宮本貴奈(pf) 楠井五月(b) 福森康(ds) さんは、みなさん地方の
仕事から直接お店に入る予定で…
▶貴奈さんは、彼女が音楽をつけた映画の上映会が桐生市で
あり電車で帰京されたため出演時間にギリギリセーフ。でも
山中温泉での仕事から車で帰ってくる楠井さんと福森さんは
日曜日の渋滞に巻き込まれて7時間もかかり、出演時間に
1時間近く遅刻してしまいました。
▶お客さまはお待ちかねです。いつもは入念なリハをして
本番に臨むTOKUさんですが、そんな訳でひとりで始める覚悟
をしたところに貴奈さんが到着、すぐデュオで始めました。
思わぬハプニングでしたが、TOKUさんと貴奈さんのデュオが
思いのほか好評で、私もホッと胸をなでおろしました。
▶1st.stage…♪Lover's In Need Of Love Today、
♪Knocks Me Off My Feet、♪Have You Met Miss Jounes?
S.ワンダーの曲をデュオで3曲。この時ベースとドラムが到着。
♪Over Joyed 演奏中に静かにセッティングをして…
♪Moon River の最後の方で一緒に演奏が始まりました。
▶客席にお子さんがいらしていたのを見つけ、NHKの
みんなの歌でオンエアされたTOKU作♪君へのファンファーレ
を皆でコーラス入りで歌いました。そして♪Dream A Dream。
▶2nd.stage…♪Music Is The Key、♪Bedtime Story、
懐かしい♪Amapor、♪You've Got It Bad Girl、
♪What A Wonderful World、♪Fly Me To The Moon、♪Sing、
アンコール♪Imagine。
▶時間が読めない車の移動は、気をつけないといけませんね。
でも昔のミュージシャンに比べて今の皆さんは、社会人として
きちんとした生活をされている方が多くなりましたが、昔は
もっといろんなことがありました。その意味では久しぶりに
肝を冷やした出来事でした。
▶さあ今夜は9月最終日で、夏の最後とも言えるジャズライブ
です。夏を〆にぜひいらしてください。世界各地で活動する
女性ファンも多い西藤ヒロノブ(g)さんです。
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