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 Weblog by Kyoko (過去のブログはカレンダーを戻してネ)
  2.1 Fri 女性パワー全開で元気のいいステージ
  2.1 Fri 生音に癒された1月の最終日
  2.2 Sat 元気をもらった演奏とパフォーマンス
  2.3 Sun ジャズってやっぱり素晴らしい !!
  2.6 Wed 理屈抜きにハッピーなステージ
  2.6 Wed 音楽の世界にギャップはありません
  2.6 Wed 【今夜は臨時休業】
  2.8 Fri 幅広いレパートリーを楽しんだ夜
  2.9 Sat 寒い夜でしたが明るく和んだステージ
  2.10 Sun 飛び入り演奏にインスパイアされた夜
  2.11 Mon 微笑ましい姉妹のような親子共演
  2.13 Wed 懐かしいサウンドにほのぼの
  2.14 Thu ア・ウンの呼吸が楽しめた極上デュオ
  2.15 Fri 良くスウィングする《Tower Station》
  2.18 Mon 【番外篇 私の元気の素】
  2.18 Mon 和やかな雰囲気で満ちた店内
  2.18 Mon 身体が芯から暖まるイキのいいジャズ
  2.18 Mon 久し振りに佳子ワールドを堪能
  2.19 Tue エリントンさんもきっと喜んでる…
  2.20 Wed 実力者たちのオリジナル曲競演
  2.21 Thu ジャズ黄金時代を思い起こす夜
  2.25 Mon 【ご心配お掛け致しましたが…】
  2.25 Mon 21(木)、近藤さんのクァルテット
  2.25 Mon 22(金)、チャリートさんのステージ
  2.25 Mon 23(土)、楽しさで包まれたペコちゃん
  2.26 Tue TOKUさんならではの店内模様
  2.27 Wed 音楽を熟知した三人のトリオサウンド
  2.28 Thu しっかり出来上がった浩子ワールド


  2013.2.1 Fri   女性パワー全開で元気のいいステージ
▶昨日は朝から一日中、孫のレイくんたちの引越しの手伝いで
ヘトヘトになってしまいました。2日分まとめてご報告です。
▶あゆ子(vo) Ema(vo)さんの二人の若い女性2ヴォーカルを
福井ともみ(pf) 山下弘治(b) 加納樹麻(ds) さんのトリオが
気持ちを込めてサポートした一昨夜のステージ。
▶あゆこさんは、和太鼓も叩く、健康的でエネルギーに充ちた
元気な明るいお嬢さん。ミュージカル女優でもあるEmaさんは
キュートなお嬢さん。お二人は同じ門下生でジャズボーカルを
ともに勉強された仲です。
▶ともみさんも常に前向きに音楽に挑戦しているガッツ溢れる
女性ピアニスト。これからが楽しみな、若い成長株の二人が
安心して伸び伸びと歌って、エネルギッシュな女性パワーが
満ちた、元気で楽しいステージでした。
▶1st.stage…ピアノトリオで♪You Are My Sunshine Of My Life、
ともみ作♪Lead Scape。あゆ子さんが入って♪Love Letter、
S.ワンダー♪I Wish、A.C.ジョビン♪Dindi。ヴォーカルが
Emaさんに変わって、わがままな女の歌♪Peel Me A Grape、
バースから歌った♪Someone To Wach Over Me、
♪I Can't Give You Anything But Love。
2ヴォーカルで♪A Girl from Ipanema。
▶2nd.stage…ピアノトリオで ともみ作♪3.14E、♪The Girl Mine、
あゆ子さんが入ってレゲエのリズムで♪Imagine、♪Skylark、
元気よくドラムと掛け合いしたブラジルサンバ♪Rosa Morena。
Emaさんが渡辺貞夫作♪白い波、尾崎豊作♪I love you を英語で。
ジャズナンバーではないですけど、いい曲ですね。
♪Devil May Care のあと全員で♪All Of Me。
▶ともみさんは明日2日からLAにレコーディングに行きます。
ドラマーはレオン・チャンクラーさん。彼と私は、昔からの
古いお付き合いで、彼が来日するといつも当店に寄って、私は
元気かお店はダイジョウブか、と親身に心配してくれます。
だからよけいに、どんなアルバムが出来上がるか楽しみです。
ともみさん、私は元気と、彼によろしく伝えてくださいね。
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  2013.2.1 Fri   生音に癒された1月の最終日
▶愚痴になって恐縮ですが…今年はとりわけ寒い日が多く
そのせいかお客さまも例年の1月より少なく、営業日数の
少ない月なので経営的には頭の痛い中、月末を迎えました。
▶月末が木曜で、恒例の《フロントページ オーケストラ》
レギュラーメンバーが揃ったステージの最後には、客席は
満席に近くなり、賑やかに最終日を終ることが出来ました。
お客さまも当店でしか聴けない10人の生音を堪能されました。
▶1st.stage…いつも一曲目はこれ♪Stop And Go …ソロを
とったのは三木俊雄(ts) 奥村晶(tp) 片岡雄三(tb)。
♪Suspent…ソロ浜崎航(ts) 福田重男(pf) 松島啓之(tp)、
♪Eacher's Vision…ソロ山岡潤(euph) 近藤和彦(as)、
♪Saudade…ソロ三木俊雄(ts) 上村信(b)、♪East Plain…
ソロ松島啓之(tp) 浜崎航(ts) 福田重男(pf) 柴田亮(ds)。
▶2nd.stage…♪Love's Hounts…ソロ福田重男(pf)、
♪Next Channel…ソロ三木俊雄(ts) 近藤和彦(as) 片岡雄三(tb)、
♪Happy Hour…ソロ奥村晶(tp) 山岡潤(euph) 上村信(b)、
♪Matilda(Long Version)…ソロ片岡雄三(tb) 福田重男(pf)
近藤和彦(as)、♪Quantum Leap…ソロ松島啓之(tp)
三木俊雄(ts) 浜崎航(ts) 柴田亮(ds)。
アンコールは、私の好きな♪When It Goes Away。
優しい生音に包まれて、みなさまとともに私も気持良く
1月最終日を終えることが出来ました。
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  2013.2.2 Sat   元気をもらった演奏とパフォーマンス
▶大ベテランドラマー海老沢さんの《Keep Going》のメンバー
林正樹(pf) 坂井紅介(b) 小池修(ts) 竹内直(ts,ss,fl,bcl) さんらは
皆さん売れっ子で多忙の方ばかり。年に数度しか揃いません。
昨夜のステージは、もう随分、久方ぶりでした。
▶当店以外、他ではほとんどライブ活動をされないリーダーの
海老沢さんは、このライブをとても楽しみに、全身全霊で出演
されます。その迫力は凄いのですが、その音は重苦しくなく、
とても軽くて綺麗なのです。昨夜初めてお聴きになった
お客さまも感銘を受けジャズの感動を新たにされたようです。
▶1st.stage…元気よく♪St.Thomas、♪Carioca、
♪It Don't Mean A Thing、小池さんのテナーをフィーチャーして
♪Body And Soul は素晴らしかった。
竹内さんのバスクラリネットをフィーチャーしての
♪In A Sentimental Mood 、全員で♪Impression。
▶2nd.stage…ピアノイントロから♪La Fiesta、
ピアソラの♪Oblivion(忘却)何とも言えないいい曲です。
2テナーをフィーチャーして♪You Don't Know What Love Is、
林さんをフィーチャーして♪Caravan、
タッチの綺麗なドラムをフィーチャーして♪A Night In Tunisia、
アンコールは♪Stardust。
▶皆さま大変感動されて、お帰りにはCDをお買い求めになり
メンバーのサインをもらって嬉しそうにお帰りになりました。
海老沢さんは、そんなお客さま一人一人にお礼を言いながら
お見送り。感謝の気持ちを素直に表現してらっしゃいました。
ストレートで飾らない好漢なのです。次回の出演は6月です。
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  2013.2.3 Sun   ジャズってやっぱり素晴らしい !!
▶今年はじめての【BODY&SOUL Special】は、今、NYで
ファーストコールのミュージシャン三人、ケンドリック・
スコット(ds) テイラー・エイグスティー(pf) ヴィセント・
アーチャー(b) さんのステージは、素晴らしかった !!
▶それぞれのメンバーは当店には何度も出演されていますが、
このメンバーで組んだトリオは初めて。テイラーさんは当店
4年前の35周年イベントで1週間出演したことがありますが、
当時はまだ少年の面影がありましたけど…その後結婚もされ
すっかり素敵な大人になっていらっしゃいました。
▶演奏は、タッチがとても美しく、スピード感と躍動感が
大変素晴らしいピアノ。ヴィセントさんのベースは、
借りものの楽器でしたがそれをしっかり自分の音にして、
ベースらしい太い音でサポート。ケンドリックスさんの
ドラムはタッチが綺麗な上に、何でもござれ…もの凄くて
言葉では言い表せないドラムです。
▶そんな3人によるジャズサウンドです。1音たりとも
聴き逃せないたまらない緊張感に満ちた、まさにジャズの
醍醐味。客席を満席に埋めたお客さまたちも、素晴らしい
ジャズを存分に堪能されました。
▶1st.stage…ケンドリック作♪Hey I Talk Me To Your's。
テイラー作♪Speaking Song、D.ピアソン♪I Have A Dream、
ドラムイントロから入ったH.ハンコック♪Driftin、
C.コリア♪Tum For Joan's Bones、
ドラムイントロからケンドリック作♪Cycling Through Reglity、
♪Through。
▶2nd stage…ケンドリック作♪Mantra、
W.スミス♪Apollo、ケンドリック作♪Serenity、
J.ヘンダーソン♪Isotope、ベースソロ♪Body And Soul、
テイラー作♪Less Free Evil、♪Wondering You、
アンコールは、ケンドリック作♪Cycling Through Reality。
▶気持の良い演奏に酔い、お酒もおいしく、幸せ一杯のような
客席の皆さまでした。私もスタッフも大忙しでしたが、気持の
良い疲労感でした。ジャズって、ホントに素晴らしいですね。
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  2013.2.6 Wed   理屈抜きにハッピーなステージ
▶一昨夜の、山本剛(pf) 香川裕史(b) 大隅寿男(ds)さんの
《スィンギートリオ》50年のキャリアを持つ山本剛さんは、
独特の自分の世界を持っていて、人生の酸いも甘いも分かった
ハッピーな演奏は、理屈抜きで楽しめます。それに魅せられた
多くの長年のファンは、皆さま、顔をほころばせてハッピーに
楽しまれていました。
▶1st.stage…♪Billy Boy、♪These Foolish Things、♪Poinciana、
季節物♪My Funny Vaientine、ラテン調の♪Love For Sale、
優しく♪Loving Touch、「山本節」♪Blues。
▶2nd.stage…♪Caravan、十八番♪Misty、
♪Cry Me A Rever〜♪Left Alone、♪Cheek to Cheek、
ミーシャの♪Everything、♪Satin Doll。
客席にいらしていたシンガー山田ミナさんを呼出して
♪So In love、♪Just Squeze Me、最後は剛さんの弾き語り
♪アラビアの歌〜旦那飲ましてちょうダイナ、
アンコールはバラードから入って途中からアップテンポに
♪月の砂漠 でした。
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▶昨日は、当店六本木時代から良くみえていたお客さまの
告別式のミサが山梨県の教会であり、東京を留守にしました。
食道癌からリンパに転移して、63歳の若さでお亡くなりに
なりましたが、ご自分の人生最後の時を知って、洗礼を受け、
ホスピスで安らかに息を引き取られたそうです。
▶アートとジャズを愛した素敵な女性でした。そういえば
剛さんのピアノも、昔よく聴きに来ていらしてましたっけ…
心からご冥福をお祈り致します。安らかにお眠りください。
(そんな訳でブログが遅くなり、2日まとめてのご報告です)
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  2013.2.6 Wed   音楽の世界にギャップはありません
▶鈴木良雄(b)さん率いる ハクエイ・キム(pf) 二本松義史(ds)
山田拓児(ts,ss,bcl) 中村恵介(tp)さんの《Generation Gap》
昨夜は、CS朝日の番組「源流ジャズ」の録画撮りがあって
いつものようにカメラが4台入り、スタッフが10人以上。
お店は賑やかでした。
▶60代後半のチン(鈴木)さんが、若いミュージシャンとの
共演・交流を求めて始めたユニットですが、音楽は世代を
超えてギャップをものともせず、一緒に音楽を追求できる
そんなことを証明するようなステージでした。
▶それぞれのオリジナル曲を持ち寄って、アレンジして
演奏しますが、今の若い人は皆さん作曲の才能が豊かで
音楽に対する姿勢が素晴らしいと思いました。
▶1st stage…山田作♪In a Reverse Way、
ハクエイ作♪New Town、鈴木作♪Roulette、
雪模様になることを山岳用語でこう言うらしい♪シュカブラ。
▶2nd.stage…鈴木作♪藍、山田作♪Palms …これは、
モロッコのリズムで5拍子。バスクラリネットのイントロで
鈴木作♪Wings、中村作♪Round Table、
アンコールは、♪Oh Gee でした。
lenz.jpg lenz.jpg lenz.jpg ←当夜のスナップ写真
▶これから大雪、ということでお店は早めにお開き。でも…
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  2013.2.6 Wed   【今夜は臨時休業】
▶今夜は岸田恵二さんの《ファンキーボーイズジャズバンド》
2ヶ月に一度の出演をご本人も楽しみにしてらしたのですが
先日から昨夜遅くまで、どのチャンネルも「関東は大雪」の
予報がニュースのたびに流れて…事前に出演者をブッキング
しているお店としては「交通機関が運休になりました、はい
クローズ」「予報が外れたので、はい、オープン」…
そんなわけにはまいりません。予約の方へのご連絡もあって
…お店は臨時休業せざるを得ませんでした。
ご了承いただきたいと思います。
▶それにしても今日の天気予報には参りました。まあ、
結果論で言うのはワルイですけど、予報士や報道機関は
予報が外れたら、誠意を持ってしっかりと説明責任を
はたしてくれるかしら…暴風雨もそうですが、報道の仕方、
情報の伝え方などを、もう少し研究してほしいと思います。
▶おかげで今夜は、久しぶりに骨休みができそうですが…
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  2013.2.8 Fri   幅広いレパートリーを楽しんだ夜
▶里見紀子(vln) 秋田慎治(pf) 生沼邦夫(b) 江藤良人(ds) さんの
昨夜のメンバーは、実は、紀子さんのレギュラーメンバーが
揃わず、彼女のお気に入りミュージシャンとのセッションに
なりました。この顔合わせは初めての試みでしたが…
少しのリハーサルで心が通じ合い楽しい演奏になりました。
▶紀子さんはヒョウ柄のフワッとしたブラウスに黒のスパッツ
黒の編み上げブーツで、とてもカッコよかったですよ。
彼女は衣装のセンスも良くて、いつも彼女ならではのモノを
まとって、楽しいステージを繰り広げます。
▶1st.stage…H.ハンコック♪Chan's Song、
ノリのいい♪Zing Zag、D.スベスキー作バラード♪Bitter Sweet、
紀子さんが共演した事のあるK.バロンのアップテンポの曲
♪New York Attitude、T.マリア♪Come With Me。
▶2nd.stage…♪Appalachian Morning…これは5/4拍子と
6/4拍子が混ざった難しい曲。挑戦は上手くいきました !!
ラベル作♪亡き王女の為のパヴァーヌ(行列舞踏曲)を
ジャズアレンジで演奏。名曲♪Seven Steps to Heaven、
ピアノとヴァイオリンのデュオで♪The Portion of Oct 28th…
10月28日の片割れ?…いわくありげなタイトルですが、これは
秋田さんが大失恋した時に作った曲らしく、とても美しい
調べの曲でした。S.ワンダー♪I Wish。アンコールは
♪Do You Know What It Means To Miss New Orleans。
▶クラシックからジャズまでとても幅広いレパートリーを
楽しく演奏するこの珍しいヴァイオリンクァルテットを、
昨夜はオランダやトルコからいらした方たちもいて、
とても楽しんでおられました。
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  2013.2.9 Sat   寒い夜でしたが明るく和んだステージ
▶今日も寒いですね。昨夜も寒かった。外はまるで冷蔵庫の
中のような寒い夜、お店の中はグレース・マーヤ(vo,pf)さんと
納浩一(b)セバスチャン・カプティーン(ds)太田剣(as)さんの
和やかなステージで暖まりました。
▶マーヤさんのトレードマークの帽子は、真珠がついた黒。
黒の上着に黒白チェックのパンツ姿。メンバーもみなさんが
黒のジャケット姿。ステージがしまって見えました。
▶オランダ出身で、人柄もとてもよく、タッチが綺麗な
ドラマーのセバスチャンさんは、今、沖縄に住んでいますが
手弁当で上京し三日間、当店に出演です。このメンバーとは
初対面でしたがすぐ打ち解け、気持の良いサポートでした。
▶1st.stage…♪Save The Last Dance For Me(ラストダンスは私に)
♪All or Nothing At All、ウェストサイド物語りから♪Maria、
♪S'wonderful、♪You And The Night And The Music、
ロックの曲♪High And Dry、♪Save Your Love For Me、
旧い曲♪Unchained Melody、♪Straight No Cheser。
▶2nd.stage…♪Poinciana、ノラ・ジョーンズの♪Cold Cold Heart、
マーヤさんの声が彼女に似てると言われるらしく、これまで
歌ったことがなかったけど…と言って彼女の曲をもう一曲
♪Come Away With Me。M.デニス♪Angel Eyes、
♪It Might As Well Be Spring、ロックの曲♪Oasis、
季節物♪My Funny Valentine、アンコールは♪Imagine。
▶彼女はホントにレパートリーが広いですね。共演者も一緒に
楽しみながら演奏されていました。あんまり寒かったせいか
客席は寂しかったですが、初めて彼女をお聴きになった方が、
「素晴らしく楽しかった、来月もきますよ」と言って
お帰りになられた、和やかで楽しいステージでした。
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  2013.2.10 Sun   飛び入り演奏にインスパイアされた夜
▶久しぶりの出演、ちゅうまけいこ(vo)さん情家みえ(vo)さん。
片倉真由子(pf)坂井紅介(b)セバスティアン・カプティン(ds)さん
がバックです。
▶日本人がジャズボーカルを自分のものにするのは、言葉の壁
があって大変です。昔と違い皆さんほとんど英語が解ります。
発音がネイティブに近くなるよう勉強し、詞の内容をよく
理解して感情を込めなければなりません。楽器を勉強する
以上の努力が求められます。
▶昨夜は多くの外国人グループがいらしていて、二人は初めは
緊張されていましたが、歌っていくうちに声も良く出てきて
彼らを惹きつけ、彼らも熱心に聴いてくださり安心しました。
二人ともとても良い声質をしています。一生懸命精進して、
ペコちゃん(伊藤君子)に続く次の世代を担っていって欲しい、
と思わずにはいられませんでした。
▶1st.stage…ピアノトリオで♪It Could Happen To You。
けいこさんが入って4曲♪Like Lover、
♪I've Got A The World On A String、
バラード♪Blame It On My Youth、♪Night And Day。
みえさんに変わって♪Almost Like Boing In Love、
バラード♪When You Wish Upon A Star (星に願いを)
♪You'd Be So Nice To Come Home To。
▶2nd.stage…ピアノトリオで♪Like Someone In Love。
けいこさんが入って♪Cheek To Cheek、
♪Someone To Watch Over Me、♪Our Love Is Here To Stay。
みえさんに変わって♪Fly Me To The Moon、
♪On A Clear Day、♪Every Time We Say Good-by。
デュエットで♪Smile…
▶この時、今コットンクラブ東京に来日出演中のジャキー・
テラソン、バーニス・トラビス、E.J.ストリックランドさんが
お店に入って来ました。JACKY TERRASSON TRIO の面々です。
お腹が空いていると言うのでピザを焼くというと、じゃあ、
焼ける間にとステージに登場してくださいました。すると
何と今終ったばかりの♪Smile…
▶ピアニシモから入った音色の美しいこと !! 客席はシーンと
なって口をあんぐりするほど。クライマックスへの持って
いきかたもすごく上手い !! 打ち合わせもないのにベースと
ドラムがピタッとついていくその凄さは筆舌に尽くせません。
お客さまも思わぬ飛び入り演奏の凄さに、大感動でした。
▶ドラマーのE.J.さんは、以前に聴いた時と比べものになら
ないほど上達されていて驚きました。競争の激しいNYで、
生き残るのは至難です。それ相応の努力をなされたに違い
ありません。真由子さんが「やっぱりNYに行かなきゃ…」と
つぶやいていたのが今も私の耳に残っています…
lenz.jpg lenz.jpg lenz.jpg ←当夜のスナップ写真A
lenz.jpg lenz.jpg lenz.jpg lenz.jpg ←当夜のスナップ写真B
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  2013.2.11 Mon   微笑ましい姉妹のような親子共演
▶久しぶりの【Sunday Special】はリレット(vo)エミリー(vo)
さん親子の2ヴォーカルに、バックを務めるのは昨夜と同じ
片倉真由子(pf) 坂井紅介(b) セバスティアン・カプティン(ds)
さんの、歌伴としては贅沢なほど素晴らしいトリオ、それに
歌伴の名人といわれるテナーがサポートです。
▶そんなサポートですから、歌う事が大好きなリレットさんも
エミリーさんも大満足で親子共演ステージを繰り広げました。
ジャズクラブ「リレット」を鹿児島で経営しているリレットさん
ですが、最近エミリーさんが後を継ぐことを決め、料理などの
勉強がてらよそのお店で修行をされているということです。
可愛いらしい顔に似合わない根性があるようです。
▶1st.stage…クァルテットで♪It Could Happen To You。
エミリーさん♪Cheek To Cheek、♪My Funny Valentine。
リレットさん♪On A Clear Day、♪For All We Know、
ボサノバ調で♪The Man I Love。親子で明るく♪Sunny。
▶2nd.stage…クァルテットで♪I Shoud Care。
エミリーさん♪Fever の後ピアノ弾き語りで♪Loveing You…
お母さん譲りの良く伸びる美しい声が店内に響き渡りました。
リレットさん♪My Favorite Things。M.ルグランの
少年が人妻に恋したひと夏の思い出♪The Summer Knows、
ビリーホリデーの奇妙な果実から♪Yesterdays。
親子で♪Going Out Of My Head、アンコールは♪Summertime。
▶今、エミリーさんはアルバムのレコーディング中です。
小沼ようすけ(g)さんも参加しているこのアルバムの発売は
5月か6月頃だそうで、楽しみですね。客席には鹿児島から
応援にいらした方もいたり、暖かかった連休中日でしょうか
フラリと立ち寄られた方も多く、お店は賑わいました。
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  2013.2.13 Wed   懐かしいサウンドにほのぼの
▶連休明けの昨夜は2年ぶりの出演になった 高嶋宏(g)
Q.いしかわ(ts,vo)西川直人(org)吉岡大輔(ds)さんグループ。
Qさんは81歳になられたそうですが、大変ダンディな紳士。
▶去年転んで足を3カ所も骨折されたそうですが、手術も
せず自然にくっついて治り、医者も驚いたという回復力です。
音楽活動は、精神も肉体も若く保つ秘訣かも知れません。
昨夜は、お爺さんから息子、孫の世代までが一同に介して
一緒に演奏されているような和やかなステージでした。
▶1st.stage…♪Just closer Walk With Thee、
♪The Masquerade、♪I Wish I Knew、
Qさんのヴォーカル入りで♪P.S. I Love You。
さすが味がありますねー。で、もう一曲
♪What Is Thing Called Love。♪A Water Shield of Pale。
▶2nd.stage…♪That's All、
H.シルバー♪Permint Me Introduce You To Yourcelf、
高嶋作♪491 Street、Qさんのヴォーカル入りで
♪Body And Soul、♪When I Grow Too Old To Dream。
J.サンプル作♪Put It Where You Want It、♪Me And Mrs Jones。
▶歳を重ねた人にしか出せない味のあるQさんのヴォーカルに、
初めて聴いた男性がとても感動されていましたよ。
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  2013.2.14 Thu   ア・ウンの呼吸が楽しめた極上デュオ
▶原朋直(tp)ユキ アリマサ(pf)さんの二人の新しいアルバムで
タイトルも「Vol.1」その発売記念ライブ。お二人が洗足学園
音楽大学の先生をしている関係で、客席には多くの生徒さんが
聴きにいらしてました。
▶このCDはインターネットでダウンロードして聴いてもらう
販売方法で、CDショップでは手に入りません。あとはライブ
ステージの現場でのみ手に入れられる貴重なCDです。昨夜も
生徒さんたちが買っていかれました。
▶音楽的にもお互いを尊重し合っているお二人の相性がとても
よくて、ツーといえばカーという感じで即興演奏。ジャズ
ならではの楽しさを味わさせていただいたステージでした。
▶お二人とも普段から無口なのですが、原さんが汗びっしょり
になって一生懸命MCなさってました。おしゃべりは苦手の
ようで楽器を吹いている方がよほど楽だとおっしゃりながら…
▶1st.stage…♪All Of Me、♪Nightingale Sang In Barkley Square。
ユキ作♪Forget Me Not、バリ島の岡をイメージした♪Hills。
原作♪Spice タイトルは作曲中にカレーの匂いがしたからとか。
スタンダード曲♪There Is No Greater Love。
▶2nd.stage…原作♪Near、スタンダード曲♪My Shining Hour、
ユキ作♪The Wheel Of The Wind (風車)、原作♪New Life、
J.J.ジョンソン♪Lament。♪When I Falling Love、
アンコールは♪Blue Monk でした。
▶二人が自由に演奏して、時々アウトしても楽しめて…
なかなか日本では聴けないデュオでした。きっと生徒さんも
大いに勉強になったことでしょう。
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  2013.2.15 Fri   良くスウィングする《Tower Station》
▶ヴァレンタインデーだった昨夜、今年はカップルの姿が
多くない店内でした。俵山昌之(b)さんがリーダーで三人の
女性を率いる《Tower Station》福井ともみ(pf,key)藤井学(ds)
市原ひかり(tp,flh)纐纈歩美(as,ss)さん。回を重ねるごとに
良くスウィングする演奏になってきました。
▶フロントひかりさんと歩美さんの音の相性が良く、しかも
音色が美しく楽器も良く歌います。この二人が、曲によって
楽器を持ち替え、演奏とステージに彩りを添えました。
▶1st.stage…♪Morning In Rio、♪Tower Samba、♪風の詩
…3曲とも俵山さんの曲です。ジルベルト・ジルの出身地
♪バイーヤ生まれ。俵山作♪Rion's Sound Of Love、
福井作♪トリポリの朝食…ともみさんはエレピがメイン
でしたがこの曲だけはピアノを奏でました。
▶2nd.stage…C.ゴーマン♪Brazil Feed、
納谷嘉彦作♪Blue Wind、俵山作♪Night Flght、
ミルトをつけたトランペットで♪My Funny Valentine、
B.パウエル作♪Oriental Walk〜♪Berimbau…
イントロの俵山さんのベースソロが凄いテクニック !!
アンコールは俵山作♪The Peace Song。俵山さんの曲は、
どれも内に秘めた音楽への情熱が感じられ、メロディーが
よく聴こえる聴きやすい曲が多いですね。
▶女性が特に管楽器を吹くようになったのはここ10年くらい
でしょうか。皆さん基礎がしっかりしていて素晴らしいです。
スポーツの世界でも女性の活躍が目立ち、体力勝負でも
根性勝負でも男性に負けていません。女性の時代になった、
とつくずく思いますが…でも、政治の世界だけは日本では
相変わらず旧い男性体質のまま…
▶女性達の活躍する華やかなステージをぜひ聴きにいらして
ください。次回の《Tower Station》は3月19日(火)、そして
4月12日(金)は、ニューアルバム発売記念ライブですよ。
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  2013.2.18 Mon   【番外篇 私の元気の素】
▶先週の日曜日は、リレットさん親子の「Sunday Special」。
昨日の日曜は、木住野佳子さんの「Sunday Special」…ゆっくり
休む暇なく働きづめ。そんな相変わらずの貧乏暇なし人生を
いつも癒してくれるのが、成長する孫の可愛い姿です。
▶土曜日昼から、レイくんの学芸会(劇あそびの会といいます)
を観に行きました。春・秋の運動会や地蔵祭(お寺が経営する
幼稚園です)、そして冬の学芸会…と、もうすぐ卒園になる
レイくんを見るために、私も三年間訪れた幼稚園ですが、
最後のイベントになりました。感慨深いものがあります。
▶今年はレイくん、楽器の合奏♪鉄腕アトム…では一人、
小太鼓を叩きました。♪空を超ーえて〜タカタッタタッ…、
と1小節ごとに小太鼓が小気味良く入ります。みんなの中で
一番目立つオイシい楽器です。恥ずかしがり屋さんですが、
ちょっぴり得意げでした。
▶その後は妖精たちのミュージカルです。特に女の子たちは
多くの子の前歯が欠けていて(乳歯が生え変わる時期です)
去年とは違う子供たちの成長過程や、レイくんの微笑ましい
成長ぶりを目の当たりにして、胸が熱くなりました。
▶観客席では爺婆の皆さん、デジタルカメラや携帯カメラ。
後ろには父親たちのビデオ撮影の三脚の放列…凄い時代に
なったもの…なんて思いながら、実は私も最近持つように
なった iPad mini にしっかり収めてきました。この可愛い姿を
時々見て、疲れがとれる私のおまじない代わりにしています。
私の元気の素=レイくんの成長ぶり、見てくださいね。
★いつもこの欄を訪れてくれて、ありがとうございます。
そんな訳でステージのご報告は、金〜日と三日間まとめて
アップすることになりました。
lenz.jpg lenz.jpg lenz.jpg lenz.jpg ←今年は年長組で小太鼓担当、劇は妖精の役
lenz.jpg lenz.jpg lenz.jpg lenz.jpg ←去年は年中組でコーラス、劇は白雪姫の小人さん役
lenz.jpg lenz.jpg lenz.jpg lenz.jpg ←一昨年は年少組でシンバル担当、劇はくまさんの役
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  2013.2.18 Mon   和やかな雰囲気で満ちた店内
▶永いNY生活ですが今はマンハッタンから少し離れ、自然が
豊かなところに住まいを変え、初心に返って音楽に向き合って
いる増尾さんも60代後半になろうとしています。でも変わらず
「万年青年」のような雰囲気です。若手を集めて結成された
《Power Spot》増尾好秋(g) 黒瀬香菜(org) グレッグ・リー(b)
横山和明(ds) 海老原淳子(vo) さんの金曜日のステージ。
▶これまで増尾さんが作ったオリジナル曲の演奏と歌が披露
されました。24歳のオルガン奏者 香菜さんのオルガンが
とてもファンキーで、グレッグさん横山さんとの相性も良く、
いい感じにマッチしていて、昨年12月に聴いた時とは比べ物に
ならないくらい、バンドとしてのサウンドが出来上がって
いました。多くのツアーをこなした結果が出たのでしょうね。
▶1st.stage…1980年代に創られた曲♪Still Believing In Dreams、
と♪Leader。2000年代の曲♪Snap Jam。ヴォーカルが入って
♪No More Dreams、♪You Make My Love Burn Bright、
♪Sunny Side Up、3曲とも増尾さんと海老原さんが歌いました。
▶2nd.stage…♪Sailing Wonder、♪Miles Pun、
ヴォーカル入りで♪Life Is Good、♪Corvallis、
♪A Little Bit More。♪Dealing With Life、♪The Tree、
アンコールはヴォーカル入で2010年の作曲作詞♪One Word。
▶客席には同級生・同年代の方が一杯。皆さん増尾さんに
エールを送って優しいまなざし。青春時代を思い起こして
いるかのようでした。
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  2013.2.18 Mon   身体が芯から暖まるイキのいいジャズ
▶孫の学芸会の後、ファミリーで食事してお店に出るのが
少し遅れてしまい、外も冷え込んできて、さてお客さまは…
と心配しながらも、こんなに素晴らしいメンバーが揃った
ステージだから、客席が寂しいはずがない、とも思いながら
お店に来ると…予約なしでいらした方も多く、程よく客席が
埋まっていて、とてもいい感じの店内でした。
▶近藤和彦(as) 原朋直(tp) 宮川純(pf) 中村健吾(b) ジーン・
ジャクソン(ds)さんの《Swing番長》は、ユニット名通り
良くスウィングする迫力あるクィンテットです。
▶いま一番の売れっ子ばかりで、脂がのっている人ばかり。
宮川さんは20代と若手ですが彼も売れっ子です。メンバーの
スケジュール合わせが一苦労で、年に数回しか聴くことが
出来ない番長たち。そんな中、昨夜は健吾さんが仕切り役で
MCも務めました。皆が持ち寄った曲を決めて演奏されました。
▶1st.stage…宮川作♪Collage、原作♪New Life、
D.エリントン♪Come Sunday、中村作♪Oh Swing。
▶2nd.stage…中村作♪Blues For Wess、
原作♪Wandering Prince Of The Star、宮川作♪Counter Clockwise、
近藤和彦作♪Whats Happens To The Man The Oriental Zodiac。
アンコールはD.セベスキー♪Bitter Sweet。
▶外は冷蔵庫の中のような寒さでしたが、迫力あるジャズの
余韻が身体に残り皆さま芯から暖まってお帰りになりました。
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  2013.2.18 Mon   久し振りに佳子ワールドを堪能
▶寒い日曜日の夜でしたが、佳子さんの久し振りのライヴ、
地方からもファンの方がお見えになった 木住野佳子(pf)
佐藤慎一(b)藤井学(ds)さんのトリオです。いつも通り男性の
方が多い客席は、佳子さんならでは。それに皆さん、彼女の
曲を良く知ってらして皆さん佳子ワールドを楽しまれました。
▶私も久し振りに聴いた佳子さんでしたが、彼女の曲は
メロディーが美しくて聴きやすい曲が多く、しかもご自分の
音楽世界を楽しんで演奏されます。クラシックの基礎が
しっかりしたピアノは、粒が揃ったタッチで、女性らしい
エレガントなサウンドが店内を包みこみました。
▶1st.stage…♪Hope、♪By The Sea、
B.エバンス♪Waltz For Deddy、このお正月に作曲されたという
♪Tiny Flower、ボサノバ♪Bossa De Flex、
C.ポーター♪Night And Day、そして♪飛翔。
▶2nd.stage…♪Agua De Beber、♪One Note Samba、
佳子作日本の香り豊な♪雪待月、♪凛嶺。
タンゴの曲♪ラ・クンパルシータ、ピアソラ♪Libertango、
佳子作♪極楽鳥、アンコールは♪上を向いて歩こう でした。
▶皆さま、フワッとした気持ちのいい佳子ワールドに酔って
心地よくお帰りになられました。
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  2013.2.19 Tue   エリントンさんもきっと喜んでる…
▶片倉真由子(pf)さんと浜崎航(ts)さんのデュオは、エリントン
の残した曲を二人で掘り起こし、研究してステージにかける
二人のライフワークです。エリントンには有名な曲がたくさん
ありますが、あまり知られてない曲もたくさんあって、そこに
スポットを当てて演奏するのもライフワークならでは。
▶デューク・エリントン・オーケストラは結成80年、今も活動
していますが、エリントンが生きていた時代に46年間も在籍
していたメンバーがいたほど魅力のあるバンドリーダーだった
ことや、政治的なメッセージを曲に込めたりもしたこと…
▶今も世界中で演奏される偉大なミュージシャンの、本物
ならではの凄さをMCでいろいろ話してくれました。
エリントンさんも日本の地でこんなに慕われている二人が
いるなんて思いもしないでしょうね。勉強にもなりました。
▶1st.stage…♪I let A Song Go Out Of My Heart、
♪Mystery Song、♪All To Soon、♪The Feeling Of Jazz、
K.ドーハムでもお馴染み♪Lotus Blossom、
あまりに有名な♪Take The A-Train。  
▶2nd.stage…政治的メッセージの黒人霊歌
♪Come Sanday…この曲は東北大震災の被害に合った方々に
祈りを込めて演奏されました。客席には仙台から真由子さんの
お母様が聴きにいらしてました。
♪Jump For Joy、♪African Flower Book、
当店でもしょっちゅう演奏・唄われる♪It's Don't Mean A Thing、
♪Blood Count、♪The Single Petal Of Rose は素晴らしかった。
アンコールは♪Star Crossed Lovers。
▶気持ちのいいサウンドが店内を温かく包み響き渡りました。
このデュオのファンもどんどん増えてきています。次回は
4月29日、GW中です。ぜひいらしてください。きっとファンに
なられますよ。エリントンに劣らず、このデュオも本物です!!
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  2013.2.20 Wed   実力者たちのオリジナル曲競演
▶皆がリーダーの青柳誠(pf) 納浩一(b) 大坂昌彦(ds) 小池修(ts)
さんの《EQ》は、結成から11年目。オリジナル曲だけのCDを
すでに7枚リリースしています。実は1年に1枚リリースする
はずなのでしたが、このご時世、7作で止まっています。
▶でも、オリジナル曲ばかりの7枚は凄いと思います。各人の
個性を大切にしながら続けて行くのも大変ですし、皆さんが
実力者・売れっ子ですからスケジュールを調整するだけでも
大変なことです。昨夜も久しぶりの当店出演で若い学生さんが
熱心に聴いていらしたのが印象的でした。
▶1st.stage…小池作♪Circulation、青柳作♪Lala Walkin'、
大坂作♪Saturn's Ring、小池作♪Hana、大坂作♪Stray Sheep、
小池作♪Dump Train。
▶2nd.stage…大坂作♪Najanaja(蛇のコブラ)では、
納さんがエレベに持ち替え8ビートで演奏。
青柳作♪Namacco(これもエレベ)
ウッドに持ち替えて大坂作♪So Long、
青柳作♪The Marked Feather、
♪50's…‘50年代のビックバンド・サウンドを出そうと納さんが
作ったアップテンポの曲。アンコールはさらにアップテンポに
納作♪Milesmiles でした。
▶《EQ》の4人は、3人が50歳代ですが1人だけまだ40代
だそうです。私も昨夜はじめて知りました。次回出演は、
GW中の5月1日、確かめに、聴きにいらしてくださいね。
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  2013.2.21 Thu   ジャズ黄金時代を思い起こす夜
▶今、一番脂の乗っている 松島啓之(tp) 山田嬢(as)
今泉正明(pf) 上村信(b) 広瀬潤次(ds)さんのこのグループは
結成してから20年近く経ちます。それぞれが色々なバンドで
活躍されていますが、みんながこのグループと仲間を大切に
して自分達のサウンドを創り上げています。
▶普段はメンバー全員が無口で物静かな紳士ですが、楽器を
演奏する時は違います。音楽に対して持っている熱い気持ちを
真っ直に表現する素晴らしいステージです。
▶今年は広瀬さんも自分のリーダーアルバムをリリース。
昨夜もとても張り切っていましたが…このグループの演奏を
初めてお聴きになったお客さまが「どうしてこんなに良い演奏
なのに聴きにきている人が少なすぎる、もったいない」と
お嘆きでした。その広瀬さんのCDも、このグループのCDも、
何人かの方がお買い上げになりました。
▶1st.stage…♪Take Your Pick、T.ハレル♪Moon Alley、
バラード♪Easy Living、アップテンポの♪Teaneck。
▶2nd.stage…松島作♪Blues Like This、♪Like Someone In Love、
J.ガーシュインの名曲♪Embraceable You、
F.ハバード♪Intrepid Fox、アンコールは♪Out Of Nowhere。
▶寂しい客席。こんなにいい演奏なのに、寒い夜には勝てない
のかしら…。でも、スリルとスピード感溢れるクィンテットの
熱い音楽で、身体が暖まりました。
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  2013.2.25 Mon   【ご心配お掛け致しましたが…】
▶実は先週木曜日の夜から体調を崩してしまって…翌金曜は、
医者に行って栄養剤を点滴してもらい、一日寝ておりました。
それで金曜の夜はお店に出るのをお休みし、土曜日もずっと
寝ておりましたが、週末のペコちゃんのステージでご予約の
お客さまが多く休んでも居られず、土曜の夜は何とかお店に
出ることが出来ました。
▶金曜日には、楽しみにしていた、年に一度の守谷さんの
コンサートにも行くこともできず残念でした。お客さまや
出演者の方にご心配をお掛けし、申し訳ありませんでした。
昨日日曜日、久しぶりにゆっくり休んでようやくまあまあ
回復し、こうしてブログをしたためています。
▶いつもこの欄を訪れてくれている方、お待たせしました。
遅ればせながら、木曜夜と土曜夜のステージレポートを
メモを見て思い出しながら、ご報告させていただきます。
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  2013.2.25 Mon   21(木)、近藤さんのクァルテット
▶近藤和彦(as) 今泉正明(pf) 上村信(b) 大坂昌彦(ds) さんの
このグループは、近藤さんのオリジナル曲とスタンダード
曲を彼のアレンジで演奏するステージ。近藤さんの音楽の
世界を皆が共有し、新しい音楽に創り上げます。
▶だから同じ曲でも、演奏のたびに一味違っているのです。
曲の題名も凝っていますが中身も凝っていて、近藤さんの
発想の凄さを感じます。しかもこのメンバーでが奏でると
カッコイイ !! 音楽になり、ジャズを感じます。ファンが大勢
いらっしゃるのも分かりますね。
▶1st.stage…
♪Spring Can Really Hang You Up The Most
♪Evol Deklaw Ni (Thad Jones) これは♪Love Wlked In
というスタンダード曲の曲名の綴りを逆にしたものです。
♪Blues For Salvador(近藤作)私はこの曲が大好き。
♪Our Prayer(近藤作)
♪5.What Happens To The Man With The Oriental Zodiac ?
(近藤作)年男に何が起きるか?
▶2nd.stage…
♪The Place That Cannot Reach Only By Spirit(近藤作)
根性だけではたどり着けないよ。
♪21日午前に作った新曲(近藤作)朝に作曲し、夜に皆で
演奏された、もちろん初演の曲でした。
♪Star Eyes…変拍子から4ビートにそして初めの拍子に。
♪Sunset And The Mocking Bird(Duke Ellington)近藤アレンジ
♪Body And Soul…近藤さんのカッコ良いアレンジでした。
アンコールは♪The Good Life…これは…
▶当店のスタッフチーフを長く勤めてくれていた小幡クンが
この日を最後に、信州のご両親の元に帰ることになりました。
その小幡クンを激励して、演奏してくださった曲です。なお、
曲名はこの夜、体調が悪く早退した私のために、近藤さんが
気をきかせてメールで送ってくださいました。
▶近藤さん、いろいろと優しいお心づかい、感謝いたします。
どうもありがとうございました。
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  2013.2.25 Mon   22(金)、チャリートさんのステージ
▶若井優也(pf) 中村健吾(b) 加納樹麻(ds) さんという強力な
トリオをバックにしたチャリートさんのステージでしたが、
私は聴くことができませんでした。レポートはお休みです。
いらしてくれたお客さま、出演者の皆さん、ごめんなさいね。
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  2013.2.25 Mon   23(土)、楽しさで包まれたペコちゃん
▶伊藤君子(vo)さんと、彼女とは初めてのトリオメンバー
秋田慎治(pf) 西嶋徹(b) 藤井学(ds)さん。トリオ同士も初顔
合わせでした。でもメンバー皆さんがペコちゃんの歌が好きで
尊敬している人たちです。すぐに気持がひとつになって、
素晴らしいサポートでした。
▶客席を埋めたお客さまは多くが彼女と同年代で、ご夫妻で
お見えになっている方も数組。還暦過ぎて、土曜日の夜を
ご夫婦でジャズクラブでワインを飲みながらお食事なんて、
お洒落で羨ましいですね。ペコちゃんは、そんなお客さま
一人一人の目を見て、話し掛けるように歌に入っていきます。
▶1st.stage…ピアノトリオで♪A Girl From Ipanema、
♪My Funny Vlentine ではベースがアルコ(弓)でソロを。
ペコちゃんが入って♪What Is This Thing Called Love、
♪Bridges、♪Bridge Over Troubled Water、
失恋中の方はいませんか?と♪Bluesette (美しい慰めの曲)
彼の遅い帰りをグチグチ言う暗い歌、と♪Black Coffee、
♪Angel Eyes、津軽弁バージョン♪My Favorite Things。
▶2nd.stage…ピアノトリオで♪Foot Print。
ペコちゃん登場♪Quiet Nights of Quiet Stars、♪Just Friends、
♪You've Got A Friend、♪Will You Still Love Me Tomorrow。
客席にブルーノート東京から、終って遊びにいらしていた
クリアラス・ペン(ds) さん。彼女とは小曽根さんと一緒に
レコーディングした仲です。彼をステージに呼出して2曲。
♪When I Fall In Love、アップテンポの♪It Don't Mean A Thing、
さすがに綺麗なドラミング !!
▶今回ペコちゃんが歌詞をプリントして来た合唱曲は♪Smile。
ドラム席から降りたペンちゃんに、一緒に歌いなさい、と
促すと真面目ですね、皆さんと一緒に歌っていましたよ。
店内に歌声が響き渡ったところで、アンコールは♪Follow Me。
皆さん大変お喜びになって、その♪Smileのプリントを
大切そうにお持ち帰りになられました。
▶来月のペコちゃんは3月末の30日土曜日。いな かっぺい
さんに津軽弁のご指導を受けながら、新しい曲をお二人で
創作中ということで、津軽弁の、ビートルズナンバーが
初披露されるそうです。乞うご期待 !! 私も今から楽しみです。
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  2013.2.26 Tue   TOKUさんならではの店内模様
▶TOKU(vo,flh,tp)宮川純(pf)楠井五月(b)ジーン・ジャクソン(ds)
さんのメンバーで、ピアノトリオだけのシンプルなバックで
演奏する、TOKUさんとしては数少ないステージ。客席には
芸能界などからセレブな方もいらっしゃって、幅広い人脈を
持つ彼ならではの店内でした。
▶TOKUさんは、40歳になったばかり。三つ揃いのスーツで
ピシッと決め、若いピアニストと世界を股にかけて活躍する
ジーンさんたちバランスの取れたピアノトリオをバックに、
伸び伸びと演奏し唄われました。
▶女性客が圧倒的に多かった彼ですが、昨夜は男女半々位。
最近は男性客にも人気があって、男性ヴォーカリスト&奏者
としてファン層のバランスもとれてきたTOKUさんです。
▶1st.stage…♪Part-Time Lover、♪Night And Day、
バラード♪Never Let Me Go、♪V<M<M<G、
♪You Are The Sunshine Of My Life、
イントロがベースとヴォーカル、途中から掛け合いになり
最後は皆で終った♪Fly Me To The Moon。彼はこの曲が
大好きなようで、よく演奏されます。
▶2nd.stage…古い歌物♪Amapola。客席にいらしていた
NYブルックリン在住のタクマさんを呼び出して
一緒にインストでブルース♪Take The Coltraneを演奏。
♪Over Joyed、♪Music Is The Key、♪You've Got It Bad Girl、
♪Kiss of Life、今年の元旦に作った新曲♪Dream A Dream。
アンコールは♪My Cherie Amour。最後には、客席の皆が
手を上げて揺らすコンサート会場のような雰囲気でした。
▶彼はいま次のアルバムを制作中で「愛」がテーマですが
これまでは「男女の愛」。でも今度は「人間愛」がテーマ
だそうです。ファン層もご本人も、新しいTOKUさんに
発展しているようです。そんな彼の次回出演は3月24日、
日曜のSunday Special。普段より1時間早く始まりますよ。
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  2013.2.27 Wed   音楽を熟知した三人のトリオサウンド
▶福田重男(pf)上村信(b)奥平真吾(ds)さんのピアノトリオは、
セシルさん亡き後、NYから帰国した真吾さんが入って1年半
が経ち、それぞれの役割がきちんと出来あがってきて、ジャズ
ピアノトリオの良さ・素晴らしさを感じさせてくれます。
▶いわば、ピアノトリオの真髄、といった感じのステージで、
メロディーとリズムの芯が通って、よく聴こえてくる心地よい
演奏でした。
▶1st.stage…♪Nobody Else But Me、C.コリヤ作♪Finger Prints、
福田作♪Mohauk Drive、♪You Can Take You Can Give...、
♪Jitterbug Waltz。
▶2nd.stage…K.ジャレット作♪Bop-Be、
♪Someone To Light Up My Life、
福田作♪Lullaby…いつ聴いてもいい曲ですね。
T.モンク♪Think of One、♪That Old Black Magic、
アンコールは♪I Got It Bad でした。
▶お客さまがいつもより少なかったのは、日数の少ない2月の
月末週で、ファンの皆さんもお忙しかったのでしょうか。でも
このトリオ演奏で、店内の空気が柔らかくなった感じでした。
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  2013.2.28 Thu   しっかり出来上がった浩子ワールド
▶ウィリアムス浩子(vo)さんと、弦を意識した、後藤浩二(pf)
馬場孝喜(g) 西嶋徹(b) さんのトリオがバックだった昨夜の
浩子さんのステージ。シルクのワインカラーのワンピースで
スツールに腰を掛け、包みこむような柔らかい声で、歌詞の
解説MCなどしながら…すっかり浩子ワールドができました。
▶L.Aで制作したバラード集「A time for Ballads」がアマゾンで
売上げトップになり、先日のヴァレンタインプレゼントでも
1位になり、増々人気上昇中で、ご本人も自信がついたのか
いろんな意味でひと回り大きくなったような気がします。
(あ、いえいえ、身体のことではありませんからね)
バックのトリオの音色もよく、アレンジも凝っていて、
素晴らしい音楽空間ができあがった店内でした。
▶1st.stage…♪Night In Tunisia、♪Moon River、
♪But Not For Me、♪Spring Can Really Hang You Up The Most、
♪I Cried For You、♪I'll Remember April、
イントロはベースのアルコ(弓)で、ギターとピアノの出だしも
素敵だった♪My Favorite Things。 
▶2nd.stage…♪Send One Your Love、♪Old Devil Moon、
♪Smile、♪Seasons of Love、
スローボッサ♪All The Things You Are、♪Time After Time、
アンコールは♪Night and Day。
▶地方からおみえになった方もいらして、もちろん話題の
CDもお買いあげいただきました。そんなお客さまたちに、
彼女はサインをしたり一緒に写真におさまったり。皆さんが
お帰りになる最後まで気を使われました。きっと沢山の
リピーターができたことでしょう。音楽だけでなくこうした
ちょっとした気遣いがファンを増やしていくんですよね。
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