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 Weblog by Kyoko (過去のブログはカレンダーを戻してネ)
  1.1 Tue 【謹賀新年】
  1.2 Wed 大盛況 カウントダウンライブ ご報告
  1.7 Mon 恒例となった守屋さんで幕開け
  1.8 Tue 和やかでお酒の進む楽しい店内
  1.9 Wed 神様が引き会わせたような二人
  1.10 Thu 完成度の高いジャズらしいジャズ
  1.11 Fri ちょっと長いブログで恐縮ですが…
  1.12 Sat 録音が終わった直後で充実した演奏
  1.13 Sun マーヤさんセクシー衣装で歌い初め
  1.16 Wed ジャズ黄金時代を彷彿させる演奏
  1.17 Thu 2ギターの美しい響きで和んだ夜
  1.18 Fri 楽しい向井さんのブラジル・ユニット
  1.19 Sat 【お知らせ】
  1.19 Sat 文章では伝えきれない楽しいギラさん
  1.20 Sun 若いピアニストとの共演が新鮮
  1.22 Tue 演奏にもMCにも真摯な姿勢が表れて…
  1.23 Wed  土岐さんを久〜しぶりに楽しんだステージ
  1.24 Thu 今年初、お店を満席にされたTOKUさん
  1.25 Fri 「NYの風」を感じてお客さまは大満足
  1.26 Sat 優しく優雅な気分になるステージ
  1.27 Sun 暖かい気分になるペコちゃんのステージ
  1.29 Tue メロディーとリズムがよく聴こえるトリオ
  1.30 Wed 楽しい時間をみんなで共有するステージ


  2013.1.1 Tue   【謹賀新年】
明けましておめでとうございます。
旧年中はごひいき・応援いだだき、
ありがとうございました。

新しい政権で新しい年が始まりましたね。
へび年は円安傾向のジンクスもあるとか…
経済が元気になり、皆さまにとって、
今年一年が元気で良い年でありますように。
そして、BODY&SOULとミュージシャンの応援、
今年もよろしくお願いいたします。

さて今年のBODY&SOUL、幕開けは、1月6日。
今年も《守屋純子セクステット》
日曜日、まだ松の内の方も多いと思いますが…
元気のいいジャズらしいジャズを聴いて
翌日から、元気よく本格的に
お仕事を始めていただきたい、と思います。
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  2013.1.2 Wed   大盛況 カウントダウンライブ ご報告
▶30分ほど押して始まった最初のステージは、片倉真由子(pf)
佐藤ハチ恭彦(b)ジーン・ジャクソン(ds) 浜崎航(ts,fl) 山田拓児
(as,ss,bs) さんによるストレートアヘッドなジャズ。真由子さん
お気に入りメンバーで、クールに繰り広げられました。
▶11時ころから始まった次のステージは、TOKUさんが
お気に入りメンバーを集めて結成プロデュースしたコーラス
グループ《HIT》TOKU(vo,flh) マヤ・ハッチ(vo) 伊藤大輔(vo)
さんに、宮川純(pf) 楠井五月(b) 二本松義史(ds)さんのトリオ。
TOKUさんが譜面をおこし、良きアメリカのコーラスグループを
彷彿させるサウンドで、ハードなジャズの次は、人間の声の
素晴らしさがたっぷり聴かれるステージ。
▶12時、カウントダウンが近づくと客席にはクラッカーが配
られ、TOKUさんの音頭でみんなで華々しく新年を迎えました。
年が明け次のステージが始まったのが1時前。立錐の余地もない
立ち見状態だったお店も少し空き、皆さまがお座りになれる
状態になり再び真由子グループの登場。そして次のステージが
コーラス・グループ…と、豪華メンバーによる新春ライブが
3時過ぎまで繰り広げられました。
▶シンガポールから毎年お見えになるお客さまが、今年は
8人でお見えになり楽しんでいかれました。お客さまにも
すっかり年中行事になったようで嬉しく思います。ジャズは、
ライブが一番素晴らしいことを再確認しながら、素晴らしい
ミュージシャンとジャズファンとともに、毎年新年を迎える
ことができ、店主冥利につきます。その感謝とお礼を述べて
オールナイトセッションを〆させていただきました。
▶私は寄る年波で年々、翌日の元旦がシンドくなります。
丸一日、いくら寝てもまだいくらでも寝れるほど…本当の
寝正月を過ごしています。今ようやく起きて、報告ブログを
書いているところ。5日間、ゆっくり休んで、身も心もまた
新たにガンバらなくっちゃ…今年もよろしくお願いします。
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  2013.1.7 Mon   恒例となった守屋さんで幕開け
▶近藤和彦(as) 岡崎好朗(tp) 駒野逸美(tb) 守屋純子(pf)
中村健吾(b) ジーン・ジャクソン(ds)さんという豪華メンバー
の《守屋純子セクステット》が、昨夜、日曜の夜でしたが
今年最初のステージを繰り広げました。
▶毎年、当店の開幕は守谷さんのグループですが、女性の
管楽器奏者が入ったのは初めてでした。逸美さんは若くて
可愛らしい方で、楽器を持っていなければ女子大生のよう。
ベテランの中に入って最初こそ緊張されていたようでしたが、
次第に慣れ、立派なソロをとったのには感心しました。
▶守屋さんの教え子ということですが、大学を卒業され今や
プロのトロンボーン奏者として注目されている方です。最近は
ジャズを聴く方も女性が多いですけれど、管楽器奏者にも
女性の進出が著しいことを感じます。女性がいろんなところで
力をつけている時代、ジャズもどんどん進化して、私も女性の
ひとりとして頼もしく感じます。
▶1st.stage…♪Four In One、守屋作♪Flowers、
「枯木猿猴図」からインスピレーションを受けた♪Monkeys In WT
♪Home Coming、同じく司馬遼太郎「徳川家康」から作曲した
♪Another Side Of The Winner。
▶2nd.stage…♪Black Nile、暮に亡くなったD.ブルーベックに
捧げた♪In Your Own Sweet Way、守屋作♪Spring、
♪Mood Indigo、守屋作初日にふさわしく♪The First Step。
▶昨年の守谷さんは無形文化財の絵画にインスピレーション
を得て作曲した曲を発表されました。さて今年は?守屋さんは
いつも何かを求めどんどん自分のものにして前に進んでいく
素晴らしい女性で、私も日頃から尊敬しています。まだ松の内
だったためか、普段の守屋さんにしてはお客さまが少なかった
ですが気持の入った行き届いた演奏で良い初日となりました。
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  2013.1.8 Tue   和やかでお酒の進む楽しい店内
▶昨日から仕事始めの方も多かったのではないでしょうか、
さすがに夜の街は閑散としていました。でも 山本剛(pf)
香川裕史(b)大隅寿男(ds)さんの《スウィンギートリオ》の
根強いファンの方たちが、このトリオの新年の初ライブを
お聴きになりに、しっかりいらしてくれました。
▶香川さんと大隅さんは正装のスーツ姿、剛さんの正装は
例によって黒のチャイナ服。いつものようによくスウィング
する楽しいステージで、とても和んだ店内でした。
▶1st.stage…何の曲になるのか見当もつかない剛ちゃんの
イントロから始まって…♪Billy Boyでした。十八番♪Misty、
ボサノバ♪A Girl From Ipanema、ミディアムテンポで
♪Body And Soul、バラード♪I Left My Heart in San Francisco、
♪Wave、♪Tsuyosi Blues。
▶2nd.stage…いらしていたマラソンの瀬古さんのリクエストに
応えて♪Take The A-Train、美しい曲♪Loving Touch、
♪Nearness of You。甘い曲が続いたところでボサノバ♪Poinciana、
♪Stompin' At the Savoy、♪Dear Old Stockholmから。
アンコールは、これもそろそろ十八番になりそうな
お馴染みの♪旦那飲ませてちょうダイナ。和やかでお酒の進む
楽しいステージでした。
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  2013.1.9 Wed   神様が引き会わせたような二人
▶聴く度に発想の素晴らしさに感心してしまう 林正樹(pf)
田中信正(pf) さんの《1 Piano 4 Hands ユニーク デュオ》。
毎夜ジャズを50年以上も聴いてきた私が、新しい発見をする
他では聴けない演奏とステージなのです。
▶当店でもだんだんファンも増えてきて、でも、圧倒的に
女性ファンが多いのは、そのユニークさが楽しい上にその
パフォーマンスが知的センスに溢れ、嫌味が全くないから
だと思います。特に新しい何かを探し求めている人には、
楽しくてならないデュオなのかも知れません。
▶ユニークな話をちょっと紹介します。信正さんはご自分の
姿勢が悪いのをどうにかして治そう、と真剣に考えた末に、
人体の骨格模型を見ていたら治るかも、とヤフオクを見ると
あの小学校の理科室にある骸骨が出ていたそうです。
▶さすがに誰も入札者がなかったそうですが、先日、少し
お酒が入って見てるうちについ落札してしまったそうです。
2,3日中にはお宅に届くそうで、楽しみにされています。
私が何処に置くの?と聞くと自分の部屋に置いて、飽きたら
庭に埋めるつもりだと。でも近所の犬が掘り出したら大変な
事件になちゃいそうだ、どうしよう…みんなで大笑いでした。
▶1st.stage…信正アレンジの♪ライムライト…チャップリンの
あの姿が浮かびました。林作♪なごりゆき、
T.モンク作♪Well You Needn't、信正ソロで
L.コニッツ♪Dream Stepper、
林作日本の香りがした♪梅が香に、
お馴染み五十音シリーズの♪ソたち。
▶2nd.stage…林作♪童話で書かれた生態系、
信正作♪Foot Steps of Japanese Short tail、
夢の中に出てきた玉三郎が暗い表情だったので作ったという
語呂合わせの入った曲名 信正作♪クラーク、
林ソロ五十音シリーズの♪ひふ(皮膚)…カラダの15%は
皮膚だそうでそこからヒントを得たそうですが?
デュオで明るく♪I Got Ryhthm、
林作干支シリーズの♪イノシシの決闘。ただいま、
へび年の曲を制作中だそうです。
アンコールはS.スワロー♪Item 6 D.I.T。
▶4月20日、このDUOのコンサートがこだわりの音楽空間
永福町ソノリウムで開かれます。ぜひ行ってみてください。
▶骸骨の話、その後。帰り際、美しい女性のお客さまが、
その骸骨が要らなくなったら骨盤だけ譲って欲しい、と。
エッ!? と思ったら…何でも彼女は整体師で骨盤の悪い患者に
模型で説明したいということで納得。骨盤の引き取り手が
できて、埋めるスペースが少なくなりそうでよかったですね。
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  2013.1.10 Thu   完成度の高いジャズらしいジャズ
▶辛島さんが手塩にかけて作り上げたトリオ、それが
このメンバーになって2年が過ぎた 辛島文雄(pf) 楠井五月(b)
小松伸之(ds) さんの《辛島文雄トリオ》です。
▶小松さんは10年ほどになりますか、プロになりたての頃、
演奏に余裕がない感じでしたが、今や立派なドラマーに
大成長し、演奏中に笑みがこぼれるようになり、辛島さんの
信頼も絶大です。演奏しながら三人から笑みがこぼれる場面が
昨夜はとても多く見られました。
▶完成度の高いピアノトリオサウンドに、熱心に、一音も聴き
逃さない、といった感じで最初から最後までどなたもお帰りに
ならず、みなさん音楽とお酒に酔いしれていらっしゃったのが、
とても印象に残る夜でした。
▶1st.stage…♪Everything I Love、♪I Wish I Knew、
♪Blue Bossa、♪ノルウェーの森、♪Just Friends。
▶2nd.stage…♪You and Night and Music、
ミディアムテンポの♪How Long Has This Been Going On
(何時からこの恋は始まったのかしら)、深みのあるサウンド。
♪Mr.J.H…JHさんはゴルフの上手い辛島さんのゴルフの先生
楠井さんはエレベに持ち替えて元気にスウィング、
♪Like Somone In Love、バラード♪Elza、
知的な感じでボサノバ♪A Girl From Ipanema、そして
アップテンポ〜最後はバラードで終った♪Body And Soul。
アンコールは♪Bird Like。音楽がストレートに心に届いてきて
気持の良い夜でした。
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  2013.1.11 Fri   ちょっと長いブログで恐縮ですが…
▶ドリアンという果物があります。東南アジアによく行く
旅行好きの私の知り合いに「明日世界が終わると言われたら
ドリアンを食べに行くよ」というくらい好きな方がいます。
その方は私に言います。匂いなんてじきに慣れるさ、みんな
食わず嫌いなんだよ…。果物の王様と言われるほどの美味を
わからないまま死ぬ私は、ちょっとくやしい気もします。
▶このあいだ、私の孫のレイくん(6歳)を天ぷら屋さんに
連れて行きました。時には、目の前でプロが揚げる本物?の
天ぷらを食べさせてあげたい、と思って。
「そろそろ、かき揚げをあげてかき揚げドンにするかな?」
すると揚げていたおじさんに、レイくん得意げに言いました。
「ボクはねぇ、ギュードンが好きなの。世界で一番ボクが
好きなのはねぇ、ギュードンと いちごなんだよ」おじさんは
苦笑いです。レイくんの「世界」は、ようやくできたばかり、
彼の世界が広がっていくのは、これからなのです。
▶大野えり(vo)さんに 若井優也(pf) 米木康志(b) 原大力(ds)
さんのトリオは、昨夜も、客席がまばらだったのが、
とても残念です。えりさんのステージは、グルーブ豊かで
演奏者も歌も、音に敏感に反応してどんどん発展します。
本物のジャズ、本物のジャズシンガー…が実感できる
素晴らしいステージなのに…私はいつも不思議でなりません。
▶もちろん音楽の好みや世界は、人それぞれでいいのですが
昨夜は特に素晴らしいステージで、お客さまが大勢いたら、
きっともっと彼女の素晴らしさが……ふと、ドリアンのこと
レイくんのことを思い出しながら聴いていました。
▶1st.stage…♪Just In Time、全身で唄う♪One Note Samba、
♪I Didn't Know What Time It。貴女の笑顔が皆大好き、
早く次の恋をしてあの笑顔を見せてと唄う
♪When Sunny Gets Blue。
ミュージカルの中の曲で♪A Sleepin' Bee、
一人暮らしも気ままでいいけど何かあっても一人よ、
だからやめたら、と唄う♪The Good Life、
♪Just One Of Those Things。
▶2nd.stage…♪Old Devil Moon、
えり作名曲♪In Time Of The Silver Rain、
譜面を見て歌いたくなった、と♪Stardust…ピアノが夜空の
星屑のように美しい音色でした。♪The Song Is You、
ボサノバでA.C.ジョビンの♪Once I Love は、気持の入った
ベースソロが素晴らしかった。そして♪This Can't Be Love。
▶曲の説明は、えりさん。MCで曲の内容を話してくれるのも
彼女の魅力です。少ないお客さまにも最後まで気を抜かない、
熱いステージでした。次回の出演は3月7日木曜日です。
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  2013.1.12 Sat   録音が終わった直後で充実した演奏
▶フロントに二人の女性そして女性ピアニスト、と華やかで
珍しいクィンテット 俵山昌之(b) 福井ともみ(pf) 藤井学(ds)
市原ひかり(tp,flh) 纐纈歩美(as,ss)さんの《Tower Station》。
先輩たちが二人の若い女性フロントをサポートして楽しそうに
演奏する姿は、とても好ましく感じます。
▶フロント二人は聴く度に良くなっていて、音の響きも優しく
綺麗で、メロディックです。客席のジャズ好きな方が、まるで
娘達の演奏を聴いているように目を細めて、最後まで楽しんで
聴いていらしたのが印象的でした。
▶1st.stage…♪Mas Que Nada、♪Brazilified、
俵山作ワルツ♪風の歌、♪バイヤー生まれ、
♪Brooklyn High、♪So Many Stars、面白いベースイントロを
聴いているうち、いつの間にか曲に入った♪Berimbau。
▶2nd.stage…D.ベル♪Closer の後は、♪Song Of The Jet、
♪Ev Seigue、♪Samba do Soh (貴女を愛してしまったの)、
♪Chega De Saudade…とA.C.ジョビンの曲が4曲続きました。
ともみ作♪トリポリの朝食、石井彰作♪フォーチュンテラー、
俵山作♪Peace Song…ともみさんはエレピ演奏でしたが、
これだけはピアノ演奏。最後はテーマソング♪Tower Station。
▶素晴らしい演奏でしたが、いつもと違ってお客さまが少なく
金曜なのにどうしてなの?と、出演者たちも不思議がるほど。
正月のあとすぐまた三連休で、みなさん遊び疲れでしょうか…
▶この春発売になるアルバムのレコーディングが、前日に
終ったばかりで、終演後には、ジャケットをどうするか、
みなで相談されていました。出来上がりが楽しみですね。
▶がんばり屋さんのともみさんは、2月にLAでピアノトリオで
レコーディングの予定です。ドラマーは私の友人でもある
レオン・チャンクラーさん。こちらも出来上がりが楽しみです。
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  2013.1.13 Sun   マーヤさんセクシー衣装で歌い初め
▶グレース・マーヤ(vo,pf) さんの当店今年の初ライブは
荻原亮(g) 坂崎拓也(b) 福森康(ds) さん。マーヤさんの衣装は
背中が腰まで開いた白いノースリーブ・ブラウスのつなぎと
黒のパンツにグレーの帽子、とセクシーでした。亮さんも
マーヤさんと同じ形のダークグレーの帽子をかぶり、他の
メンバーもお洒落なシャツを着て、初ライブらしい出で立ち。
▶ドイツの音楽学校の大学院でクラシックピアノを修めた
マーヤさんのピアノは、タッチが柔らかくて、弾き語りは
英語の発音も綺麗で気持ちよくなります。昨夜もその歌声で
ジャズからポップス、ボサノバ…まで幅広いレパートリーを
楽しみながら歌われました。
▶1st.stage…♪On the Street Where You Live、
♪A Flower Is A Lonesome Things、♪Mona Lisa、
♪Cold Cold Heart、♪Come Away With Me、
♪It's Alright With Me、♪Girl Talk。
▶2nd.stage…インスト曲の後マーヤさんが入って
♪Will A Still Be Mine、♪Freedom Jazz Dance、
ウエストサイド物語りから♪Maria、
ラプソディインブルーのイントロから♪S'wonderful、
♪Come Rain or Come Shine、♪Estate、
♪Peace♪Kiss Of Life、アンコールは♪Imagine。
今年の飛躍と活躍が感じられるステージでしたよ。
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  2013.1.16 Wed   ジャズ黄金時代を彷彿させる演奏
▶松島啓之(tp)山田穣(as)今泉正明(pf)上村信(b)広瀬潤次(ds)
さんのクィンテットは、人間的にも音楽的にも5人の相性が
素晴らしく、お互いを尊重しながら、周りの音をよく聴いて
的確にすぐ反応する…ライブジャズが本来持っている良さを
存分に楽しめる素晴らしいステージでした。
▶昨夜は大変寒い夜でしたが、ジャズ黄金時代を彷彿させる
この演奏を聴きに、根っからのジャズ好きでジャズに詳しい
お客さまたちがいらして、みなさま初めから終わりまで、
熱心に聴いていらっしゃいました。
▶1st.stage…H.モーブレー♪Take Your Pick、
松島作ミディアムテンポの♪Blues(まだ題名がありません)
アルトのイントロからバラード♪I Thought About You、
N.アダレー♪Teaneck(って何?と思って辞書を調べたら
ニュージャージー州の群の名前でした)。
▶2nd.stage…R.モーガン♪Spead Boll、T.ハレル♪Moon Alley、
フロントの意気がばっちり合ったバラード♪Skylark、
F.ハバード♪Intrepid Fox、アンコールは♪Candy でした。
▶物静かな五人ですが、演奏になると打って変わって緊張感に
あふれ、楽器が良く歌いスウィングします。積もった外の雪も
溶けそうな熱い演奏を堪能した夜でした。
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  2013.1.17 Thu   2ギターの美しい響きで和んだ夜
▶井上さんが中牟礼さんを迎えての 井上智(g) 中牟礼貞則(g)
増原巖(b) 久米雅之(ds) さん。同じジム・ホールさんを尊敬
されている二人のギタリストのピアノレス・クァルテット。
中牟礼さんはギタリスト生活61年目 !! 大ベテラン80歳です。
▶でも、早足で歩くウォーキングを日課にされているそうで
背筋がピンと伸びていて、とてもそんなお歳には見えません。
親子程の年齢差のデュオ演奏ですが、そんなことも微塵も感じ
させない新鮮な演奏でした。とにかく音が素晴らしく綺麗で、
良くスウィングして、ギターファンにはたまらない組合わせの
ステージでした。
▶1st.stage…♪Secret Love、懐かしい♪Django、
J.ホール♪Waltz New、中牟礼さんをフィーチャーして
C.ミンガスがエリントンに捧げた♪Duke Ellington's Sound of Love
♪黒いオルフェ、J.ホール♪Careful…12小節ではないので
気をつけて…の意味らしいです。
▶2nd.stage…♪You're My Everythin。中牟礼トリオで
♪In A Sentimental Mood、井上トリオで♪I'm In the Mood for Love
ギターデュオだけで♪Beautiful Love…とても素敵でしたよ。
▶女性ミュージシャンが二人、客席にいらしてました。
ベースの程嶋日奈子さんとフルートの佐々木優香さんです。
二人をステージに呼び出し、C.パーカーの♪Billie's Bounce を
一緒に演奏。アンコールはレギュラーメンバーで♪I Love You。
ギターの美しい響きに、とても心あたたまる店内でした。
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  2013.1.18 Fri   楽しい向井さんのブラジル・ユニット
▶向井さんのブラジリアン・ユニットは1年以上ぶりの出演。
昨夜のメンバーは、向井滋春(tb)城戸夕果(fl)続木徹(pf)さんと
このユニットに初めて参加した佐藤慎一(b) 守新治(ds)さん。
▶佐藤さんはブラジルのイヴァン・リンスの大ファンで、
彼のバンドに呼ばれても準備ができている、というほど彼の
曲は全てマスターしているそうです。守さんは、ジャズの人
というイメージしかなかった私ですが元々はラテンバンドの
ドラマーで、なんと歌も唄われたのには驚きました。
▶そんなブラジル音楽に精通したメンバーが集まれば、楽しく
ないはずがありません。久しぶりの出演になった夕果さんには
彼女を聴きに、地方からいらした方もおられました。彼女は
とても上品ですから、フルートを吹く姿も絵になりますね。
向井さんの「副業」チェロもすっかり上達して素晴らしかった。
続木さんが明るいサウンドでサポートして盛り立てました。
▶1st.stage…A.C.ジョビン♪Samba de Arian、
向井作♪Setembno。♪N.I.C.I、リンス作♪Velos、
B.パウエル♪Berimbau。
▶2nd.stage…向井さんがチェロで♪Someone To Light UP My Life
♪Batida Diferente。トロンボーンに持ち変えて
♪Fl chega de Samba。守さんが歌った♪One Note Samba…
良かったですよ。♪Vera Lnuz、またチェロに持ち替えて
I.リンス♪Eu Sei Qui Ror To Amar。
▶アンコールは♪黒いオルフェ…が始まったのですが、暗いから
明るい曲で終ろう、と別の曲(曲名を失念)に替えて、明るく
終りました。久しぶりのブラジルサウンドに、皆さまハッピーな
気持になり、輝いたお顔で帰路につかれました。
次回出演はGWに決定です !!
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  2013.1.19 Sat   【お知らせ】
ドラム・ワークショップ開催
2/1(金) 14:00〜16:00 ケンドリック・スコットさんによる
ドラム・ワークショップが開かれます。
プロの方,プロを目指す方,趣味の方…どなたでも参加出来ます。
お知り合いの方に、ご紹介・ご案内ください。
《詳細は》←クリック
よろしくお願いいたします。
ケンドリックスさんは、翌日の当店に出演されます。
メンバーの《プロフィールは》←クリック
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  2013.1.19 Sat   文章では伝えきれない楽しいギラさん
▶深井克則(pf) 坂井紅介(b) 海老沢一博(ds) さんのトリオの
組み合わせは初めてだったギラ・ジルカ(vo) さんでしたが、
ギラさんのステージが大好きなメンバーで、少しのリハでの
本番でしたが、メンバーも一緒に楽しみながら演奏する、
エンターティメントあふれるステージでした。
▶上品な柔らかい神戸弁で、歌の物語りを自分に置き換えて
愉快に話してくれるMCで、客席は笑いの渦に巻き込まれます。
人を楽しませてハッピーにさせることが身に付いていている
生粋のエンターティナーなのですね。いつも感心しながら
楽しませていただいています。
▶1st.stage…ピアノトリオで♪Claudia、♪A Night in Tunisia。
ギラさんが入って♪My Favorite Things、
♪Night and Day(泣いたんでえby ギラさん)
素晴らしいスキャットだったシリアスな曲 T.モンクの
♪Rhythm A Ning。ギラ作♪Drinking My Tea、
バラード♪Party is Over…ギラさんは作詞作曲の才能も豊かで
彼女のバラードには涙する女性もいらっしゃいました。
超アップテンポで♪One Note Samba。
▶2nd.stage…ピアノトリオでVent d'Azur♪青空、
♪La Fiesta。ギラさんが入って♪All Right OK With、
♪Honey Suckle Rose(よだれの歌byギラさん)
♪You Be So Nice Come Home To You、
♪On A clear day、懐かしい曲、♪テネシーワルツ、
♪Love for Sale…ギラさんのこの曲の思い出話で大笑い。
アンコールは♪What A Wonderful World。
メンバーもお客さまも終演後も上機嫌で余韻を楽しみました。
▶ギラさんのステージは、とにかく愉快で楽しい。その場に
居合わせないと私の筆力では、この感じはとても伝わりそうに
ありません。これはぜひ一度、体験してもらわないと…きっと
ファンになられますよ。お客さまたちはギラさんのCDを
お買い上げになり、みなさん、楽しかったありがとう、と
言葉を残してお帰りになりました。
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  2013.1.20 Sun   若いピアニストとの共演が新鮮
▶チャリート(vo)さんからすれば息子のような若い菊地太光(pf)
さんと中村健吾(b) ジーン・ジャクソン(ds)さんの強力メンバー
がひとつになった新鮮なステージ。バラードでは、太光さんが
歳のいった人生経験豊富な人が弾くようなドキッとするような
フレーズを奏でると、チャリートさんも目を細めて嬉しそう。
リズム隊が大ベテランなので太光さんも気持ちよくノって演奏
できたようです。
▶チャリートさんも若いピアニストを起用して、大人の女性と
いった感じで大げさにならず素直に、ジャズからポップス、
ラテンまで、先月リリースして大好評のアルバムの中から
みなさんお馴染みの曲を、情感込めて歌われました。
▶1st.stage…ピアノトリオで♪Everything I Love、♪Bolivia。
チャリートさん登場♪Human Nature、
バラード♪You Don't Know What Love Is、
J.コルトレーン♪Say It…ほんとに良い曲ですね、太光さんも
感情が入っていて素晴らしかった。
♪They Can't Take THat A way From Me、
S.ワンダー作♪Why I Feel This Way、
Mジャクソン♪I'll Be There、♪Can't Help It。
▶2nd.stage…ピアノトリオで♪I't Allways You、
♪Everything Happen。
チャリートさんが入ってM.ルグラン♪Whats what Happen、
♪How Do You Keep Your Music、M.ジャクソン♪Rock With You。
♪Say Your Love For Me、♪Nicas Dream、♪Round Midnight、
♪Black Magic。アンコールはバースから歌った
バラード♪The Very Thought Of You。
▶彼女ならではの幅広いレパートリーで、週末の夜らしく
気持ちのいいステージを演出されたチャリートさん。
ステージが素晴らしいとCDをお買い上げになる方も多く、昨夜
も沢山の方が新しいCDをお買い上げくださって、チャリート
さんも嬉しそうで、みなさんに感謝されていましたよ。
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  2013.1.22 Tue   演奏にもMCにも真摯な姿勢が表れて…
▶真由子さんのトリオ出演、片倉真由子(pf)佐藤ハチ恭彦(b)
ジーン・ジャクソン(ds) さんのメンバー。真由子さんも、
ハチさんも、ジーンさんと一緒に演奏すると、優しく包み
込まれるような感じで、気分よくいい演奏ができてとても
嬉しい、おっしゃっていましたが…
▶ジーンさんのドラムは派手な事は何もしません。ゆったりと
したリズムで、それでいて素晴らしくグルーブするのです!!
共演したミュージシャンもみなさん「素晴らしい」と、感動
しながら話してくれます。
▶昨秋から音楽学校で教え始めた真由子さんは、バークレーや
ジュリアードで勉強した事を思い出しながら、勉強し直して
教えるので、自分にとっても大変ためになっている、と。
どこまでも音楽に真摯に向き合っています。そんな彼女が
弾きだすサウンドは、どこか気品があって深い感じがします。
ジーンさんもとても楽しそうに演奏されていました。
▶1st.stage…♪Secret Love、真由子作♪Monk's Walking、
♪I've Got The World on a String、♪Yours and Mine、
♪Evidence。  
▶2nd.stage…ハチさんエレベに持ち替えて♪Love Me Tender…
真由子さんのアレンジもカッコよかったです。ここで、
真由子さんのMC…今週日曜は、宮城の復興ライブに出演して
津軽三味線の柴田三兄弟と共演して意気投合し、日本の楽器の
素晴らしさに改めて感動し、また共演したいということです。
▶真由子作♪A Dancers Melankoly、O.ペティホード♪Tricrotism、
心のこもった♪Body And Soul、居合わせたみなさんの幸せを
祈って♪The Good Life、アンコールは♪The Singel Petal of a Rose。
いつも最後にソロで弾かれ、真由子さんの十八番(おはこ)とも
なったこの曲の、その美しいピアノの響きをとても楽しみに
聴きにいらっしゃる真由子ファンも増えてきています。
▶ジーンさんは、NYと日本を拠点にして行ったり来たりです。
真由子さんも、トリオ演奏は彼が東京に居るときにやりたい…
と、真由子さん自身が前宣伝された次回は、5月ですよ !! 。
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  2013.1.23 Wed    土岐さんを久〜しぶりに楽しんだステージ
▶土岐さんの出演は20年ぶりでしょうか。彼がリーダーの
クィンテット 土岐英史(as) 市原ひかり(tp) 秋田慎治(pf)
坂井紅介(b) 井上功一(ds) さんがメンバーです。
▶土岐さんは、当店が六本木にあった時代にはレギュラーで
出演されていたのですが、その後ほかのお店の看板レギュラー
になっていたので遠慮していたところ、土岐さんから連絡が
あり実現しました。当店が青山に移ってきてからは、昨夜が
初めてのギグで久しぶりに聴きました。
▶申し分のないトリオをバックに、娘のような若いひかりさん
との2フロントを楽しみながら、メンバーみんなが周りの音を
よく聴き、その反応を楽しみながら自由に演奏する…ジャズの
醍醐味を感じさせるステージでした。土岐さんをはじめ、
よく歌う楽器の音がとても綺麗で気持の良いサウンドでした。
▶1st.stage…土岐作♪C Minor、♪How Insensitive。
ひかりさんのフリューゲルをフィーチャーした土岐作
♪Lady Traveler、ドラムソロが入った♪Picasso's Holiday、
ベースイントロから♪One More Question。3曲いずれも
土岐さんの曲でしたが、曲想が素直で、素敵な曲でした。
▶2nd.stage…土岐作♪Water Please、♪It Could Happen To You、
バラード♪In The Wee Small Hours Of The Morning…皆のソロが
楽器が良く歌い美しかったです。イントロ2管ではじまった
土岐作♪The Right Time では土岐さんのソロがさすがでした。
土岐作♪Ma-Ta-Ne!(またネ)アンコールは
M.ローチの♪Lonesome Lover でした。
▶お客さまは、気持の良い余韻を楽しみながらお帰りに
なられました。出演ミュージシャンからもお客さまからも、
ぜひまた、とリクエストをいただき、さっそく5月に予定。
いまメンバーのブッキング状況を確認中です。お楽しみに。
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  2013.1.24 Thu   今年初、お店を満席にされたTOKUさん
▶今年初のTOKU(vo,flh) さんの、古くからの共演メンバー
秋田慎治(pf)佐藤ハチ恭彦(b)藤井伸昭(ds)荻原亮(g)さんによる
心新たに繰り広げられた楽しいステージ。
▶ツー・カーの仲間たちとのリラックスした彼の初ライブを
楽しもうと多くのお客さまがいらっしゃって、おかげさまで
お店は今年初めての満席になりました。その客席はTOKUさん
らしく、女性のお客さまでいっぱい。TOKUさんも、新しい
スーツ・ネクタイ姿で応えられました。
▶私は嬉しい悲鳴を上げながら、お運びをしたり、洗い物を
したり、コート係をしたり…で、ゆっくり聴けませんでしたが
今年に入ってから客席が寂しく暇な夜が続いていましたので、
贅沢は言ってられません。多忙はありがたいことなのです。
▶1st.stage…♪Don't Let Me Be Lonely Tonight、
♪I Can't Help It、♪Knocks Me Off My Feet、
♪The Best Thing For You…ポップスナンバーが続き、
続いてジャズバージョンになって♪Moon River、
ハチさんと掛け合いした♪Fly Me To The Moon では
掛け合いに客席から笑いが起こりました。
このステージ最後は♪Send One Your Love。
▶2nd.stage…♪Deeper、♪Night And Day、
♪You've Got It Bad Girl、♪Tell Me a Bedtime Story、
♪Friend And Lover。ここで突然TOKUさん、女言葉になり
歌のストーリーを語ってからナンシーさん(N.ウィルソン)が
歌っていたドラマチックな怖い曲♪Guess Who I Saw Today。
続いてすぐこの曲に引っ掛けて♪Part-Time Lover。
♪Kiss Of Life、アンコールは♪My Cherie Amour。
▶気がつくと外は雨。皆さんステージの余韻がさめないうち、
雨の中をお帰りになられました。TOKUさんは、新年早々、
レコーディングをされました。さて今度のアルバムは、
どんな中身になるでしょう…楽しみですね。
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  2013.1.25 Fri   「NYの風」を感じてお客さまは大満足
▶NY在住の白崎さんが久しぶりに帰国して出演された昨夜、
白崎彩子(pf) 中村健吾(b) ジーン・ジャクソン(ds)さんトリオ。
白崎さんはNYで活躍中ですが、20年以上いた健吾さんとは
NYで一緒にギグったお仲間。ジーンさんは今も日本とNYを
行き来して活動されていて、彩子さんとはお馴染みの仲。
▶そんなトリオですから、音で会話しながら良くスウィング。
気持良くグルーブします。彼女も力強いリズム隊に乗って、
力強い中に女性らしい繊細さを感じさせる、歌心の豊かな
素敵なピアノでした。
▶客席は帰国を待ち望んでいた彼女のファンやお知り合いが
大勢いらっしゃって超満員。みなさん、一音も聴き逃さない、
といった感じでステージに集中していらっしゃいました。
私は昨夜に続いて超忙しく、一応曲名をメモしたのですが…
彩子さんが察して演奏曲をメールしてくださいました。
彩子さんお気遣いいろいろありがとうございます !!
▶1st.stage…1. Evidence (monk)、2. Triste (jobim)
3. Peace of mind (Ayako)…ドラムのブラシが素晴らしかった。
4. Sunrize in Haiti (Ayako)。 ベースをフィーチャーして
5. Sugar Ray (Phineas Newborn Jr.)、
6. Quiet Now (ピアニストで精神科医のDenny Zeitlin作)
7. Oleo (Sonny Rollins)。(カッコ内は作曲者です)
▶2nd.stage…情感豊かで綺麗な ソロピアノ サウンド
1. Memories of you (Eubie Blake) 、
彩子さんのアレンジが素敵だった 2. Sakura 〜Summer Time、
3. Woodyn you (Dizzy Gillespie)
4. Embraceable you、5. Moose the mooche (Parker)
6. Hope (ラーシュ・ヤンソン)、7. Airgine (Rollins)、
アンコールはリクエスト曲♪My Funny Valentime。
▶今年の夏にはNYから自己のトリオを率いて、帰国ツアーを
予定しているということです。今から楽しみですね。その時は
皆さま、どうぞよろしくお願い致します。
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  2013.1.26 Sat   優しく優雅な気分になるステージ
▶ウィリアムス浩子(vo)後藤浩二(pf)西嶋徹(b)柴田亮(ds)さんの
週末金曜の夜。昨秋に発売したバラード集のアルバムの評判が
良くて人気は衰えず、AmazonでのCD売上がトップになって
いるという浩子さんは、自信も出てきて、いま輝いています。
▶黒のサテンのワンピースに黒く光るアクセサリーでシックに
登場し、優しく包み込むような歌声でその輝きを発揮して、
ファンとお客さまを魅了しました。客席の男女半々くらいの
ヴォーカルを楽しむお客さまたちが、皆さんとてもいい表情で
聴いていらっしゃったのが印象的でした。
▶彼女のステージは、歌詞と内容を語ってから唄うスタイルで
歌のイメージが膨らみ、良く理解できるのだと思います。
聴き慣れた曲でも、シンガーによってそのイメージが違って
聴こえます。CDもいいですけど、そんな楽しみ方もライブ
ならではですね。トリオのメンバーも彼女の歌をよく聴いて、
品のある良いサポートでした。
▶1st.stage…♪I'll Close My Eyes、♪Love Me or Leave Me、
バラード♪The Nearness Of You、♪I'll Remember April、
♪The Ballad of The Sad Young Men、♪A Night in Tunisia、
♪Nightingale Sang In Berkeley Square…この曲は、彼女が
ジャズヴォーカルに目覚めた曲です。
▶2nd.stage…♪Stella by Starlight、可愛いらしく♪Poinciana、
♪Tea for Two、バラード♪I'll Seeing You、
♪Raindrops Keep Fall On My Head、
感情込めて♪Calling You、♪Lulla by of Birdland、
アンコールは♪Mona Lisa。落ち着いた優しいステージに、
お客さまは優雅な気分になってお帰りになられました。
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  2013.1.27 Sun   暖かい気分になるペコちゃんのステージ
▶伊藤君子(vo)片倉真由子(pf)井上陽介(b)海老沢一博(ds)さん。
楽屋話ですが…3年ほど前、私と一緒にこのメンバーで根室の
コンサートに一緒に行きました。演奏翌日、養老牛温泉に
ご招待いただいて宴会したり付近を車で観光させてもらったり
…あんな楽しい事はなかった、今夜は「温泉トリオ」だわね、
などと大笑い。リハの段階から楽しいメンバーでした。
▶本番のペコちゃんはシルバーグレーで肩に光るものがついた
素敵なドレスで登場。海老さんのピカピカのドラムセットも
シルバーグレーで、黒のシャレたジャケットに白いYシャツ姿。
陽介さんも偶然グレーのジャケット。真由子さんもスリムな
黒いパンツ姿…と、みんなの衣装がドラムセットとお揃いの
色合いで、ステージ全体がとても綺麗で素敵でした。
▶1st.stage…元気良く♪Just In Time でスタート。
失恋した人をはげますために…♪Bluesette、♪Blackcoffee、
♪Green Dolphin Street、佐藤允彦作♪Evening Snow…
わかりますか?テーマは色。青→黒→緑→白い世界です。
▶ゆったりした感じの♪Night and Day…彼女がこの曲を
ステージで歌うのは初めてだそうです。前日YouTubeで
色々な人が歌うのを聴き、彼女が一番いいと思ったのは
サミーデイビスJr.だったそうです。
津軽弁バージョン♪Fly Me To The Moon、
恋に狂った女性の歌♪Old Devil Moon。月つながりですね。
▶2nd.stage…お客さまからのリクエストで津軽弁バージョン
♪My Favorite Things。♪Falling In Love With Love、
♪Like A Lover、♪Love For Sale、♪Love…Loveシリーズです。
♪Feeling Good、バラード♪The Very Thought Of You…
ピアノとベースのソロが素晴らしかった。
世界がこの詩のようになりますようにと♪Imagine を皆で合唱。
軽快なドラムソロから♪It Don't Mean A Thing、
アンコールは、定番♪Follow Me。
▶ペコちゃんは、いつもその日の曲目のリストを手書きで
作り、昨夜は♪Imagineの歌詞と訳詩もつけ、お客さまに
配りました。少しでも多くの方にジャズの楽しさを感じて
いただけるようにステージを工夫されています。
▶さらに、すっかり彼女の定番になった津軽弁バージョンの
♪My Favorite Things ですが、特に東北では人気のようで、
ジャズの間口を広げ、ジャズに親しんでいただけるのに
とてもいいそうです。で「新曲」を期待されているので、
お付合いのある いなかっぺいさんと、今、他の曲を「翻訳」
しているということですよ。楽しみですね。
▶ステージでも日常でも、ジャズの素晴らしさ・楽しさを
分かってもらう努力を惜しまない彼女の楽しいステージに
ポカポカと暖かい気分になった週末の夜でした。
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  2013.1.29 Tue   メロディーとリズムがよく聴こえるトリオ
▶福田重男(pf)上村信(b)奥平真吾(ds)さんのトリオは、昨年
11月以来でしたから、私も久し振りに聴いた気がしました。
真吾さんも福田さんと組んで1年4ヶ月、すっかり福ちゃんの
サウンドにとけ込んで、素晴らしいリズムで、完成度の高い
ピアノトリオになっています。
▶福田さんのオリジナル曲は、メロディーとリズムがはっきり
聴こえてくる曲が多く、聴きやすく、美しく、よくスウィング
します。彼のオリジナル曲が人気があるのも頷けますね。
私も福田さんのオリジナル曲が大好きなひとりです。
▶1st.stage…♪Nobody But Me、W.ショーター♪Pinochio、
福田作♪まだ題名が無い曲…ベースのアルコではじまって
バラードから5拍子になるとても綺麗な曲でした。
本来はカリプソ風のリズムでしたが、昨夜は真吾さんの
アイデアでレゲエのリズムで演奏した福田作♪Mohauk Drive、
♪So In Love、K.ジャレット♪Bop-Be。
▶2nd.stage…G.ガーシュイン♪Fascinating Rhythm、
福田作♪Rachel's Rament、♪Don't be Silly 、
D.エリントン♪I Got It Bad、福田作♪Lullaby、
O.コールマン♪Blues Leave、福田作名曲♪Go Ahead Nigel。
▶毎日寒い日が続いています。特にウィークデイはお客さまの
脚も遠のきがち。ミュージシャンもお店も、苦労しています。
寒い夜は、いいジャズで気持を暖めて、お仕事の活力にして
いただきたいと思います。皆様のお越しをお待ちしています。
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  2013.1.30 Wed   楽しい時間をみんなで共有するステージ
▶片岡雄三(tb) 吉岡秀晃(pf) 本川悠平(b) 江藤良人(ds) さんの
《片岡雄三クァルテット》決まっていたベーシストのダブル
ブッキングが前日の夜中に判明し、本川さんに連絡。幸いな
ことに空いていて急遽参加。初めての参加でしたが、少しの
リハーサルですぐいろいろを理解されて難しいオリジナル曲も
しっかりサポートされました。いまの若いミュージシャンは、
みなさん基礎がしっかりしていて初見の譜面にも平気です。
プロはこうでなくっちゃ。
▶相変わらずユーモラスな片岡さんのMC。客席は笑いに
包まれます。でも、演奏はシリアスでとても緊張感があり、
そのギャップが何とも言えず良くて、ファンにとっては
ミュージシャンともども楽しい時間を共有できる
素晴らしい音楽空間でした。
▶1st.stage…♪I'll Close My Eyes、W.デービス♪Davi Samba、
W.ワラー作♪Jitter Bug Waltz (シャクトリムシのワルツ)
トロンボーンの神様 J.J.ジョンソンのバラード♪Lament、
片岡作♪Turkish Train (トルコの電車)…この曲は74小節から
なっていて、自分で書いた曲ながら、トロンボーンの休む暇が
ない難しい曲で、息が切れる、と言って演奏されますが、
昨夜は、ものすごくスリリングで素晴らしい演奏でした。
お客さまも、みなさん拍手喝采でしたよ。
▶2nd.stage…♪There Will Never Be Another You、
ドラムをフィーチャーして♪It Might As Well Be Spring、
ここで客席で聴いていらしたトロンボーン奏者、高橋信太郎
さんを呼出して、曲を決めさせて♪Fly Me To The Moon。
思いがけず急に呼出されたのに慌てることもなく、しっかり
とした演奏でした。
レギュラーメンバーで、和歌山出身のピアニスト出口誠作
♪Crystal Night は綺麗な曲でした。♪Cherokee、
アンコールは♪Someone To Wach Over Me。
▶最初のステージでお帰りになる予定だったお客さまが
楽しんで感動され、最後までお聴きになっていきました。
そして、CDもお買い上げいただきました。
片岡さんのMCが鼻声だったので、今流行の風邪かなと
聞いてみると…花粉症ということでした。もうそんな季節
なのですね。私もですが、皆さんお気を付けくださいませ。
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