2012.12.1 Sat 大人の雰囲気のステージと店内 |
▶いよいよ師走、今年も残り僅かです。11月最後の金曜の夜は 新しく出したバーラード集が大好評のウィリアムス浩子(vo) さんと鈴木央紹(ts)若井優也(pf)生沼邦夫(b) さん。ジャズファン だけでなく、オーディファンにも取上げられて話題になり、 通販のアマゾンでも上位にランキングされるなど、アルバムの 売れ行きも絶好調です。 ▶注目されると女性はますます美しくなります。ご本人も ダイエットの真っ最中。昨夜の若草色のゆったりしたブラウス ロングスカートに見えるけど実はゆったりしたオーガンジーの パンツ姿…がとても上品で素敵でした。OLからジャズシンガー に転身した彼女の努力が、確実に少しずつ実ってきています。 ▶昨夜はドラムレスでしたが、2nd ステージからは若井さんの お友達のドラマー棚木雄斗さんが遊びにいらして参加。 ステージは、セクシーなサックスの音色、包み込むような ヴォーカル、歌の意味まで良く理解しているピアニスト、 しっかりしたベース…と、大人の雰囲気のステージでした。 ▶1st.stage…♪Stella by Starlight、♪Blue Skies、 失恋の歌♪Spring Can Really Hang You Up the Most、 ♪Framingo、♪A Night in Tunisia、 リハの時、浩子さんの歌った歌詞の間違いを若井さんに 指摘され、ピアニストなのに歌詞まで…と浩子さんも 驚いた、と ♪But Beautiful、 サックスのイントロとヴォーカルで入った♪Beautiful Love。 ▶2nd.stage…♪Love Me Or Live Me、 いすれもバースから入った ♪Fly me to the moonと♪Tea for Tow、 ♪The Ballad of the Sad Yong Men、♪Lulaby of Birdland、 ♪A Time for love、♪Love for sale、 アンコールは♪Tenderly。 ▶12月の浩子さんは、25日、クラシックの川井佐知子さんと 「ジャズ&クラシック ナイト」に出演します。 23日の当店の恒例イベント「子供達のクリスマス」には、 昨夜 2nd ステージから参加された棚木さんが出演します。 彼は23歳。タッチのとても綺麗なドラムで、周りの音を よく聴いて演奏する、大変好感の持てるドラマーですよ。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.12.2 Sun 大盛況の近さんのアルバム発売記念 |
▶12月の月初めは、近秀樹さん5枚目のアルバム「Broadway」 発売記念ライブ。アルバムは、エリック・アレキサンダーの メンバーと日本でレコーディングをしましたが、発売ツアーは、 近さんの信頼厚いメンバー 鈴木央紹(ts) 増原巖(b) 横山和明(ds) さんとで行われました。 ▶鈴木さんと増原さんは関西出身で、近さんとは旧知の仲、 横山さんは静岡出身ですが十代で渡辺貞夫さんに見いだされ 東京で活躍中の若く素晴らしいドラマーです。近さんは、 ご自身がジャズに興味をもった若い頃のことを振り返って、 今の若い人たちに、いいジャズを聴いて欲しい、と、この アルバムを制作し、発売ツアーに備えておられました。 ▶そんな昨夜のステージに、多くの方がいらしてくれて、 暮れの店内らしく大盛況でした。ステージは、もちろん アルバムの中から多くの曲が演奏されました。 ▶1st.stage…CDのタイトル♪Broadway、♪Suger、 明るい曲♪Rio、テナーをフィーチャーしてのバラード ♪The More I See You、ワルツ♪Jitterbug Waltz。 ▶2nd.stage…ピアノトリオで♪Beautiful Love、 クァルテットで♪If You Could See Me Now、 ラテン調の C.パーカー♪My Little Suede Shoes、 テナーがむせび泣いた♪Good Morning Heartache、 ガラっと雰囲気を変えて♪Just The Way You Are、 アンコールはB.パウエル♪Crazeology。 ▶毎月の月初めは、お店にとっていろんな意味で大切な日 なのですが、昨夜は、応援にいらした近さんのお知り合いの 方々、地方からいらしたお客さま、米国からのお客さま、 そして当店のお客さま…で賑わう12月らしい店内。幸先の 良いスタートをきれました。みなさん口々に、素晴らしい演奏 でしたとおっしゃって、CDもお買い上げいただきました。 皆さま、ありがとうございました。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.12.4 Tue パリから駆けつけたファンの方も… |
▶風貌は「万年青年」の増尾さん。彼のニューグループ 《Power Spot》メンバーは、増尾好秋(g) 黒瀬香菜(org) グレック・リー(b) 横山和明(ds) 海老原淳子(vo) さんです。 ▶NYに移り住んで40年近くなる増尾さんですが、ご高齢に なったお母様が心配で、最近は時々帰国されています。 それなら自身のバンドを結成して日本でも活動を始めよう、 とメンバーを組んだユニットが《Power Spot》 ▶よくグルーブするリズム隊に加えて、20代の若い女性 オルガン奏者を起用。そこに彼の持つレーベルから アルバムをリリースしている淳子さんをヴォーカルに入れ、 一緒にご自身も歌うステージです。 ▶寒い雨の日の週明けになってしまい、お客さまが少なく お気の毒でしたが…この夜のステージのために、パリから 帰国した方、シアトルから帰国した方など、熱烈なファンも いらっしゃいました。さすが「増尾ブランド」ですね。 ▶1st.stage…増尾作インスト曲♪Still Be Leaving In Dreams、 ♪Leader、♪Snap Jam、増尾作・海老原作詞(日本語) ♪No More Dreams。増尾さんと淳子さんでデュエットした ♪You Make My Love Burn Bright …これは英語で。 ソニー・ローリンズのバンドのために書いた♪Sonny Side Up、 これは日本語でデュエット。ピアニカも吹いた淳子さん。 ▶2nd.stage…インスト曲♪Sailing Wonder、♪Miles Run。 淳子さんと増尾さんがデュエット新バージョンの♪Corvallis、 ♪A Little Bit More(2曲とも増尾作曲・海老原作詞) インスト曲♪Dealing With Life、アンコールは♪The Tree Onward スキャットが始まると聴きにいらしていた旧友ベーシスト、 チンさん(鈴木良雄) をステージに呼出し一緒にスキャット。 久々の増尾さんの、楽しい夜でした。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.12.5 Wed 父親と息子4人のようなユニット |
▶鈴木良雄(b)ハクエイ・キム(pf)大村亘(ds)山田拓児(ts,ss,ccl) 中村恵介(tp) さんの《Generation Gap》は、チン(鈴木)さんが 若く才能あるミュージシャンを起用して結成されたユニット。 ▶ハクエイさんと大村さんは豪州の大学でジャズの勉強した 同窓生で、チンさんとは早くからピアノトリオで活動。そこに 才能ある若いフロント二人が加わったわけです。名前の通り 昨夜のステージは父と息子たちのようでしたが、それぞれの 曲が、世代間のギャップもなく、完成度高く演奏されました。 ▶1st.stage…山田作♪In A Reverse Way、鈴木作♪AI(藍)… チンさんが追求している日本の香りのするジャズです。 ♪Roulette、ノリの良い♪Tink Tonk Funk。 ▶2nd.stage…ピアノとベースのデュオでハクエイ・キム作 ♪Open The Green Door、クィンテットでハクエイ作♪New Town (シドニーの街の一画) は、ドラマチックで長い曲でした。 大村作♪McMahons Point …これもオーストラリアにある岬。 鈴木作♪Wings は、ピアノとバスクラリネットのイントロ。 ドラムソロがカッコ良かった鈴木作♪Metro X。 アンコールは♪Oh Gee。 ▶お客さまの中にクラシックの主席ベース奏者の方がいらして 演奏者と音楽の質の高さに驚き褒めていらっしゃいましたよ。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.12.6 Thu イケメン揃いで音楽もカッコイイ !! |
▶当店初登場の《Trap Nation》みなさんイケメン揃いの ふさはら ただひろ(tp) 宮崎隆睦(as) ハクエイ・キム(pf) 坂崎拓也(b) 大槻カルタ英宣(ds) さんたち。 ▶リーダーふさはらさん は関西出身。今は東京で多方面で 活躍されているミュージシャンで、このユニット以外にも ファンク・バンドも持っておられます。今度このユニット で、新しくアルバムも発売されるということです。 ▶昨夜演奏された曲は、オリジナル曲の他、ジャズの名曲を 現代風にアレンジした曲など。客席は、早い時間は 女性ばかりで、常連の男性はひとり。でも、遅くなったら 学生時代からお店にいらしてくれている大分県からの方が 用事で上京し5人でいらっしゃって、私もご一緒にワインを いただきながら、このステージと音楽を楽しみました。 ▶少し回ってきたのか、初めはメモを取っていたのですが… いつも出演者の「デイリー・コメント」を書いてくださる 松本さんがいらしていて、気を利かせて、しっかりメモして メールで送ってくださいました↓(松本さんありがとう)。 ▶1st.stage… ♪Sweet Love of Mine(Woody Shaw 作曲) ♪Foot Prints(Wayne Shorter 作曲) ♪Peace(Horace Silver 作曲) ♪Rainbow Hunt(ふさはらただひろ 作曲) ▶2nd.stage… ♪Stuff(Miles Davis 作曲) ♪Sister Cheryl(Tony Williams 作曲) ♪I Fall In Love Too Easily(Jule Styne 作曲) ♪越殿楽(ふさはらただひろ 作曲) →“えてんらく”と読みます! ♪アンコール曲:The Slump(Tony Williams 作曲) ▶ノリの良い音楽がワインに重なって、すっかりい〜い 気持になりました。このユニット、次回出演は来年に なります。新しい若いグループがたくさん出て来ています。 ジャズ界が活性化することは、いいことですね。 世の中にとってもいいことだと思いますけどねえ。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.12.7 Fri 客席と一体となって楽しんだステージ |
▶昨夜は、2年ぶりの当店出演になった日野皓正クァルテット 日野皓正(tp,vo) 石井彰(pf) 須川崇志(b) 田中徳高崇(ds)さんです。 来春3月には新しいCDが発売になり、その売上げから東北の 被災地に寄付されるそうですが、これまでもゴルフ仲間の 青木プロや王さんらと、チャリティーで多くの寄付を集めた ようです。とにかくチャリティーが忙しくて去年も今年も 当店のブッキングが出来なくて、昨夜やっと実現しました。 ▶日野さんも70歳になり、ご自分ではずいぶん年寄りになった とおっしゃっていましたが、どうしてどうして、相変わらず 若々しく、メンバーの若者たちにも負けないくらい。 ▶年季の入ったMCも面白くて、真面目な話をしていてもどこか 可笑しくて、客席に大爆笑をおこしていました。昨夜は、 トランペットだけでなく、ジャンべという西アフリカ地方 セネガルの打楽器を持ち込んでの楽しいステージでした。 ▶1st.stage…♪Unity。昨日お亡くなりになった勘三郎さんとは 彼が子役の時からのお付き合いで多くのTV局のインタビューを 受けられたそうです。その彼に捧げて♪Angel Smile。 スローテンポで♪Wisper Not、3.11を忘れないようにと ファンクのリズムで歌が入った♪3.11Never Forget、 皓正作曲ヴォーカルで♪A Christmas Wish。 ▶2nd.stage…W.ショー♪Sweet Love of Mine、 谷川俊太郎さんの詩を読みフリージャズになった ♪Innert Motion。 遊びにいらした海老沢(ds)さんを呼出し、田中さんが ジャンべを叩いて♪Smile。レギュラーメンバーで ♪A Christmas Wish…この作詞をなさった日野さんの奥様、 スーザン日野さんがいらしたので、このステージでも もう一度♪A Christmas Wish を歌い演奏。 ▶さらに、客席からリクエストを募って♪Summer Time、 ♪I've Never Been in Love Before、日野作♪Ember。 アンコールは客席の伊藤君子さんを呼出して♪Body And Soul。 時間がアッというまに過ぎた、とても楽しいステージでした。 来年ぜひまた時間を作ってもらってお願いしたいと思います。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.12.8 Sat 男性「追っかけ」ファンで盛り上がり |
▶デニス・フレーゼ(ds)さんの体調不良で、急遽、今泉さんが 替りで入った グレース・マーヤ(vp,pf) 荻原亮(g) SOKUSAI(eb) 今泉総之輔(ds)さんの週末金曜日。マーヤさんとは何回も共演 しているので何の問題もなくスムーズなサポートぶりでした。 ▶マーヤさん珍しく、黒のワンピースに黒のブーツと黒一色。 トレードマークの帽子も真珠の飾りがついた黒。いつもの ようにワインを飲みながらのリラックスしたステージです。 ▶SOKUSAIさんのエレベが気持いいグルーブで、カッコ良く、 マーヤさんも荻原さんも楽しんで演奏。客席からは、掛け声が かかり大いに盛り上がりました。マーヤさんには男性の 「追っかけ」ファンも大勢いるのです。明るくて人なつこい キャラクターが好かれているのでしょうね。 ▶1st.stage…♪Forget Regret、♪Kiss Of Life、 ♪All or Nothin' At All、ファンク調の♪Coming Home Baby、 ロックの曲♪Wonderwall、♪White Christmas、♪Poinciama。 ▶2nd.stage…♪Have Yourself A Very Mery Chistmas、 ♪Just The Two of Us、昨日亡くなったD.ブルーベックさんに 捧げて♪In Your Own Sweet Way、♪Save Your Love For Me、 イントロのエレベがカッコ良かった♪Caravan、 ♪High & Dry、ファンク風に♪Angel Eyes、♪Love For Sale、 アンコールは♪Christmas Song。 ▶来年、6枚目のアルバムが発売され、来週からその レコーディングに入るそうです。内容がとても楽しみですね。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.12.9 Sun 音の出た瞬間からアーロンさんの世界 |
▶アーロン・パークス(pf)トーマス・モーガン(b) R.Jミラー(ds) さんの【BODY&SOUL Special】アーロンさんは、当店5月以来 2回目の出演です。ラーゲ・ルンドさんのギターバンドで出演 されましたが今度は自己のトリオで、彼の音楽を聴くことが 出来ました。 ▶一音出た瞬間から、ピアノの音が優しく透明感があって、 不思議な魅力のアーロンさんの世界に惹きこまれました。 トーマスさんはこのあいだブルーノート東京であった菊地雅章 トリオのベーシスト。若いのにプーさんの音楽にぴったりと 寄り添って、凄い人だと私も思っていたのですが… アーロンさんも気に入って選ばれたようで、お顔を見て 思い出し、驚きました。 ▶とても物静かな方で、日本で借りたベースがいつも使って いるご自分のガット弦のベースと違っていたのに、ひとことも 文句を言わず、しかもいい音を鳴らしていらっしゃいました。 彼は和食党ということで、日本人のお友達のお母さまの 手作リ弁当を、美味しそうに食べていらっしゃいました。 ▶ドラマーのミラーさんは初来日。アーロンさんの世界を 大切にしたとてもタッチの綺麗なドラマーで、バランスが良く アーロンさんの世界にピッタリ。上質・上品なピアノトリオを 客席をうめたお客さま、みなさんその世界の中に入ったように 静かに耳を傾けて楽しまれました。 ▶1st.stage…1曲目は彼の音の素晴らしさにボーとして曲名を 書き忘れました。♪Like Someone In Love、 3.11後に書いたアーロン作♪Your Favorite Rain Coat 3.11より前に書いた♪無題、 ♪I Can't Give You Anything But Love。 ▶2nd.stage…D.ガレスビー♪Con Alma、 アーロン作♪Siren…とても綺麗な曲でした。 G.シャーリング♪Conception、アーロン作♪Karuma、 ♪Moon To Be,Not Moon To Be、 D.エリントン♪All Too Soon (あっけなく)、 アーロン♪Cartoon Element、 アンコールはゆっくりめに♪Body And Soul で締め。 ▶終演後アーロンさんとミラーさんは日本酒を美味しそうに 飲んでいましたが、時差ぼけなのでもっと飲んでから寝たい ということで、近所の居酒屋に行き話し込んでからホテルに 戻られました。このトリオ、昨夜が日本ツアー初日で、今夜は 武蔵野ホール。一週間の日本ツアーで仕事納めだそうですが アーロンさんは1月2日まで滞在して、いろんなところを 見物したいということです。特に「御来光というのを見たい」 とおっしゃっていましたよ。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.12.11 Tue 大勢のセレブで大賑わい・大盛り上がり |
▶昨夜のTOKUさんのステージは、昔デビュー前から当店で 共演されていた剛さんとの、何年かぶりの共演で、曲目は スタンダード曲を中心にお送りしたステージ。山本剛(pf) 香川裕史(b) 大隅寿男(ds)さんの《スウィンギートリオ》が ゲストにTOKU(vo,flh)さんを迎えて繰り広げられました。 ▶TOKUさんがデビューする前は、当店で1カ月に1度は 必ず共演していた頃のことがいろいろ思い出されました。 最初の頃は、声はすごく良いけど、ちゃんと出ていなかった TOKUさんでしたが、あれから10年以上…今は素晴らしい 声が出て、日本には数少ない男性ヴォーカリストを代表する 人気者になられました。 ▶日々、ヴォイストレーニングとジムで身体を鍛えている その成果ですね。フリューゲル・ホーン奏者としても大きく 成長しています。彼はとにかく音楽が好きでたまらない人で 良く精進されていることが実って私も嬉しいです。 ▶昨夜は、打ち合わせもしないでぶっつけ本番でしたが、 そこはプロ、昔一緒に演奏していたこともあって、ツーと いえばカーで、イントロが出るとみんな即対応して、自分 たちも楽しんで演奏されていました。 ▶客席には山ちゃんファンとTOKUちゃんファンがいらして 特に2ndステージは大盛り上がり。お客さまに混じって グレース・マーヤさん、ギラ・ジルカさん、宮本貴奈さん、 ファッションデザイナー、ドン小西さん(TOKUさんの衣装を デザイン)早見優さん、池上季実子さん…など、芸能界から 多数いらっしゃって、店内は華が咲いたようでしたよ。 ▶1st.stage…スインギートリオで♪Santa Claus Coming Town、 十八番♪Misty。TOKUさん登場♪But Not For Me、 ♪Hour Love Is Here To Stay、♪My Foolish Heart、 ♪Now The Time、♪Cheek To Cheek。 ▶2nd.stage…スインギートリオで♪剛ブルース、 ♪Loving Touch、♪Sometimes I'm Happy、♪Corcovade、 ♪A Girl From Ipanema、♪The Night We Called It A Day、 ♪Fly Me To The Moon、アンコールは♪Smile。 ▶ここでブルーノート東京から、公演が終ってすぐの ウェイン・エスコフェリー(ts)スティーヴ・デイヴィス(tb) さんが遊びにいらして、来るなり楽器を出してステージへ。 マーヤ、ギラ、貴奈さんを呼出して全員で♪Route 66 を演奏。 大変な盛り上がりでした。お客さまたちも大喜びでした。 ▶さらにその後…ユーミンさんの40周年のTV番組収録が 当店で行われました。TOKUさんがお祝いとして、ユーミン さんの曲を歌う収録です。それでスインギートリオを バックに1曲歌って全てが終りました。BSの番組だそうです。 詳しく聞くのを忘れました。番組表をチェックして下さいね。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.12.12 Wed 温かい空気が店内を満たした夜 |
▶2ヶ月に一度の《ファンキーボーイズ ジャズバンド》。 今月は、岸田恵士(ds) 津垣博道(pf) グレッグ・リー(b) さんの トリオに岡崎好朗(tp) 越智巌(g) さんの2フロント。 ▶岸田さんには女性のファンがとても多く、その中の お一人がこのバンドの当店出演に合わせて、お誕生日の パーティーを行いました。奥のソファー席は、ほとんど そのグループのパーティー会場といった感じで、よく飲み よく食べ、そして音楽を楽しんでいらっしゃいました。 ▶他のお客さまも、岸田さんのお知り合いの方が多くて、 みんなが楽しんでいるのを快くながめながら、楽しんで いらっしゃって…とても寒い夜でしたが、店内は あたたかい空気でいっぱいでした。 ▶1st.stage…岸田さんのドラムから♪Jingle Bell でスタート。 ♪Green Dolphin Street、♪Whats New、♪Maiden Voyage、 ♪Happy Birthday、ゲストのMOMOKOさんがお祝いに ♪Saving On My Love For You を心を込めて歌われました。 ▶2nd.stage…♪Mack The Knife、♪Song For My Father、 ♪Christmas Song、♪No Problem、岸田作♪大都会の遊牧民、 アンコールは♪Night In Tunisia。みなさま心が温まって お帰りになられたようです。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.12.13 Thu 若く美しい期待の新星!!女性ピアニスト |
▶浜崎航(ts,fl)さんをフィーチャーした 松本茜(pf) 本川愁平(b) 横山和明(ds)さんのトリオ。茜さんはまだ新人で、お客さまは あまり多くありませんでしたが、とてもチャーミングで 素晴らしい女性ピアニストを聴くことができ、早くも将来が 楽しみになりました。 ▶当店での中村健吾さんのCD発売記念ライブの時に起用された 茜さんを初めて聴いた時にも、彼女の魅力に惹かれましたが… 昨夜はさらにそれを感じる演奏でした。若くて可愛らしくて 小柄なのに、ピアノの音がとにかく明るくて、外見に似合わず しっかりした力強いタッチで、よくスウィングするハード バップそのものといったピアノです。 ▶彼女は鳥取出身で、小さい時から自宅にピアノがあり、 ハードバップ ジャズを聴いてそれをコピーして弾いて いたそうです。日大芸術学部に入学して上京。卒業後 音楽プロダクションに入ったのですが、ジャズがやりたくて すぐフリーになり、ジャズクラブに出演するようになって 先輩たちの目に止まり、健吾さんのツアーに参加。来春 2月には中川英二郎さんのバンドメンバーでフランスに行く そうです。きっとフランスでも話題になることでしょう。 ▶彼女のMCがおぼつかない時には浜崎さんがしっかり フォローされていました。トリオのバランスも良く、また 新しい期待の星が現われて大変頼もしく思うステージでした。 ▶1st.stage…ピアノトリオで♪Can't We Be Friends?、 浜崎さんが入っていい感じの♪Memories of You、 松本茜作♪Big Catch、♪Monica、 茜作♪Playing はハードバップな曲。 ▶2nd.stage…トリオで♪Love Letter。茜作♪JJ。 浜崎さんが入って♪Good By、♪Mean What's You Say、 浜崎さんフルートで♪Three In One、アンコールは テナーから吹き出した♪Blues In The Closet。 ▶休憩時間にブルーノート東京で公演中のロン・カーター さんに会いにいき、彼のオーケストラの演奏を1曲と一昨夜 当店にいらしたスチーブさんのトロンボーンソロを1曲聴いて、 すぐにお店に戻りました。ジャズはやっぱり「スウィング しなけりゃ意味がない」ですね。茜さんのよくスウィングする ピアノが聴けるのは…次回4月3日の出演です。お楽しみに。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.12.14 Fri 熱い友情が実った追悼CD発売ライブ |
▶松島啓之(tp)山田穣(as)今泉正明(pf)楠井五月(b)横山和明(ds) さんの「Dedicated To You, Live at BODY&SOUL」記念ライブ。 グループの長い間のレギュラーベーシストだった嶋友行さんが 今年の春に急逝され、メンバーたちが彼のために何かしたいと このアルバムが作られました。 ▶たまたま当店でライブレコーディングした音源があり、 サックス奏者、岡淳さんのレーベルでミックスダウンと マスターリングをして発売されました。レコーディングでは ドラムスは広瀬潤次さんでしたが、都合により昨夜は 横山和明さんがりっぱに代役を務められました。 ▶ステージはもちろん主にCDの中の曲が中心ですが、 演奏はスピード感グルーブ感溢れる素晴らしいサウンド。 ジャズ・スピリットが堪能できるそのステージは… ▶先週の土曜日にBODY&SOUL スペシャルで当店に出演された アーロン・パークスさんがオフで遊びにいらして聴いていて とても感動し、一緒に演奏したいような様子を、松島さんが 見てとってすぐ彼を呼び出してシットインするほどでした。 ▶1st.stage…S.ジョーンズ♪Unit 7、G.グレイス作♪Social Call 感情のこもっていたバラード♪For All We Know、 C.パーカー♪Moose the Mooche。 ▶2nd stage…C.フッシャー作♪Pensativa。アーロンさんを 呼出してD.ブルーベック♪In Your Orn Sweet Way、 レギュラーメンバーでCDのタイトル曲♪Dedicated To You… 気持の入った素晴らしいみんなのソロが聴けました。 D.ガレスビー作♪Groovin' High、アンコールは♪Candy。 ▶終わったところで、アーロンさんが「もう一曲 !! 」と 登場してM.デビス♪Miles Tones。その凄いスピード感と 深いグルーブに、出口まで帰りかけたお客さまも立ち止まり 最後まで聴いていらっしゃいました。アーロンさんは、 メンバーを気に入られたようで、メールアドレスなど交換して いらっしゃいました。お客さまには、CDを沢山お買い上げ いただき、男たちの熱き友情が実った夜になりました。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.12.15 Sat 大いに湧いた金曜らしい楽しいステージ |
▶ギラ・ジルカ(vo) 宮川純(pf) 坂崎拓也(b) 加納樹麻(ds) さんの 週末金曜の夜。ギラさん坂崎さん加納さんは皆さん関西出身、 ピアノの宮川さんは名古屋出身で、ギラさんとはひと回りも 若いんだそうです。ギラさんと宮川さん坂崎さんは、昨夜が 初共演で、早くからリハーサルをして本番に臨まれました。 ▶若い宮川さんのしっかりサポートと、バランスのとれた ノリのいいトリオに乗って、ギラさんはエンターティナー としての本領を発揮 !! 曲名の紹介にも面白いMCが入って MCも歌もとっても楽しいステージで、共演ミュージシャンも 一緒に楽しみ、客席は笑いと拍手に大いに沸いた、金曜の夜 らしい、そしてギラさんならではのステージでした。 ▶1st.stage…♪Love For Sale。日本語として聞くと 「泣いたんで…」です、と♪Night and Day、♪Over Joy。 恋人だったのにただの友達になろうなんて何? と♪Just Friend、貴男に初めてあった時の思いはこれよ ♪The First Time Ever Saw You Face、 ♪One Note Samba…はもの凄いアップテンポでした。 ▶2nd.stage…♪My Favorite Things、 竹中俊二作曲ギラ作詞♪Closet、 M.ルグラン♪Watch What Happens…では、聴きにいらしていた ユキ・アリマサ(pf) さんを呼出してワンコーラス参加。 ギラ作♪A Flake Of Snow、♪Christmas Song、 客席と一緒に♪All Right Ok You Win を大合唱。 ▶アンコールは、お客さまのリクエストでもう一度聴きたいと ♪Night and Day (泣いたんで…)で、大いに笑って終りました。 いつも思いますけど…ギラさんの関西弁て、柔らかくて 嫌味がなくて、なんかとてもいいですね。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.12.16 Sun 満席の客席がシーンと静まり返って… |
▶半年ぶりに上京された与世山澄子(vo)さんと 野瀬栄進(pf) 鈴木正人(b) 芳垣安洋(ds) さんの週末、雨の土曜日の夜で、 駅から遠い当店では、雨の夜はいつもお客さまの心配が先に 立ちます。せっかく手弁当で上京してくださる与世山さんです …でも心配は杞憂でした。ステージを待ちわびている方も いらっしゃって、おかげさまでお店は満席になりました。 ▶野瀬さんはかつて長くNY在住で、与世山さんのお気に入り ピアノ。正人さんは共演経験がありますが芳垣さんは初めて。 トリオメンバーもお互い初顔合わせでしたが少しのリハーサル だけでお互いを感じ取って、とてもいいサポートでした。 ▶与世山さんのステージは、MC的なおしゃべりはありませんが ひと声出すだけで、満席の客席がシーンと静まり返って集中し 彼女だけがもつ独特の世界に連れて行かれます。歌の説得力は 上手いとかテクニックを超えて、心の琴線に触れてきます。 昨夜も、涙している女性もいらっしゃいました。たまたま 立ち寄って初めてお聴きになった方も、大変な感動でした。 ▶1st.stage…インスト曲♪Someday My Prince Will Come、 ヴォーカルが入って♪Time After Time、 蝶々夫人の曲♪For Butterfly、♪The Christmas Song、 ♪You Don't Know What Love Is、♪Since I Fell For You。 ▶2nd.stage…インスト曲♪Sola、♪Cantaloupe Island。 与世山さんが入って♪Interlude…これは、彼女が沖縄で やっていらっしゃるお店の名前で「幕間・間奏曲」。 ♪愛の讃歌、♪Feeling Good、♪When You Wish Upon A Star、 ビリーホリデーの♪Don't Explain、♪Over The Rainbow、 そして心のこもった♪Body And Soul、ビートルズの♪In My Life、 アンコールは与世山 World の定番♪What A Wonderful World。 ▶多くの方が、余韻が残る素晴らしいステージの感動を 胸に抱いたまま帰路につかれた、歌に酔ったいい夜でした。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.12.18 Tue 応援するお客さまが多い ともみさん |
▶福井ともみ(pf)さん率いる《福井ともみクィンテット》 俵山昌之(b)広瀬潤次(ds)岡淳(ts,fl)高瀬龍一(tp) さんのこの クィンテットの演奏曲は、全て彼女がアレンジしています。 ともみさんは細身の外見に似合わずとてもガンバリ屋さん。 自分の音楽の世界を追求して常に精進・前進されています。 ▶サッパリした性格とそんな彼女の姿に共感して、応援して くださるお客さまが当店でもとても多いのが特長です。 しっかりしたリズム隊のサポートもよく、彼女の世界が しっかり出来上がってきているのを感じるステージでした。 ▶1st.stage…♪Sunday、ともみ作♪At That Morment、 ♪The Way You Look Tonight、ともみ作♪Land Scope、 ♪The Shadow of Your Smile…は素敵なアレンジでした。 ▶2nd.stage…好きな人の多い ともみ作品♪トリポリの朝食 をピアノトリオで演奏。クィンテットで ともみ作♪3.14、 ♪What is Thing Called Love、♪Polka Dots & Moon Beams、 遊びにいらしていたアーロン・パークス(pf)さんが入って とても素敵だった♪Body And Soul。 レギュラーメンバーで俵山作♪Monkey…タイトル通り ベースイントロが面白い曲でした。アンコールは、 ともみ作♪Midnight。 ▶雨が降ったり止んだり、生憎の天気だった週明け月曜日から 応援にいらしてくれたお客さま、ありがとうございました。 感謝いたします。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.12.19 Wed 昼も夜も…私には充実した一日 |
▶昼すぎ、天王州の「銀河劇場」に、こまつ座公演、故井上 ひさし作「組曲虐殺」を観に行ってきました。この芝居は、 音楽はピアノ一本だけ。小曽根真さんが作曲をし、毎日舞台に 出てピアノを弾いて劇伴をされているのです。なんと贅沢な 芝居ではありませんか。 ▶昭和初期の軍国主義の時代、先行きの見えない時代に、 出口を求めて苦悩する「蟹工船」の作家、小林多喜二の物語りで 右傾化する世相が今に重なって見えてきました。深刻な芝居 なのですが、まとめ方が井上さんらしく軽妙で、笑ったり、 泣いたり…飽きる事なく3時間以上が過ぎていきました。 ▶小曽根さんの奥様、神野三鈴さんが多喜二を支える妻の役で 素晴らしい演技でした。音楽劇になっていて、役者の皆さんが 自然に歌っているのを聴いて、役者さんの力量を感じました。 千秋楽は30日。みなさん、ご覧になられるといいと思います。 ▶さて夜の当店は、近藤和彦(as) 今泉正明(pf) 上村信(b) 大坂昌彦(ds) さんの実力派メンバーが揃った《スペシャル・ クァルテット》。近藤さんのオリジナル曲やアレンジ曲が 演奏されました。昨夜は季節もの、クリスマスソングが演奏 されたのですが…私も初めて聴いて感心したのは、なんと セロニアス・モンクの曲。さすがジャズを研究もされている 近藤さん、面白い物を掘り起こしてきますね。 ▶1st.stage…C.パーカー♪Klactoveedsedstene、 近藤作♪Blues for Salvador、♪El Cantaro de Mallorca、 D.エリントン♪Sunset And The Mocking Bird、 近藤作♪The Place That Cannot Reach Only By Spirit。 ▶2nd.stage…♪La Despedida、現代風アレンジの♪Star Eyes、 近藤作♪What Happens To The Man With This Years Crinkle 2012、 バラード♪Under The Dim Light、アレンジがとてもカッコいい ♪Body And Soul、アンコールは珍しいセロニアス・モンクの クリスマスソング♪A Merrie Christmas (Merryではありません)。 私にとっては、昼も夜も充実した年末の一日でした。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.12.20 Thu 九州からこれを聴きにいらした方も… |
▶鈴木央紹(ts)若井優也(pf)佐藤ハチ恭彦(b)原大力(ds) さんの クァルテット。上品でセクシーなサックスの音色を聴きに、 女性のお客さまと、地方からのお客さまが目立った夜でした。 ▶メンバーそれぞれがお互いを尊重してコミュニケーションを とりながら演奏している、とてもバランスのいいサウンドで、 生音がとても心地よく聴こえて来ます。決してこれみよがしの オーバーなプレイにならず、メロディーとリズムを大切にした 心地よいサウンドをお客さまと一緒に堪能しました。 ▶1st.stage…♪Everything I Love、♪The Meaning of the Blues、 ♪I Should Care、バラード♪My Romance、 アップテンポの♪Four Brothers。 ▶2nd.stage…J.カーン♪In Love In Vain、T.モンク♪Work、 C.メンデス♪So Many Stars、♪The Masquarade Is Over、 アンコールはB.エバンスの♪Children Plays Song。 ▶このクァルテットは、九州の地で演奏を行ったことがなく、 この演奏を聴くためにわざわざ大分から聴きにいらした方が 「聴きに来た甲斐があった」と喜ばれて楽しんでいらっしゃい ました。ミュージシャン冥利につきますね。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.12.21 Fri 大好評 !! 守屋さん初のトリオ出演 |
▶当店でよく出演いただいている守屋さんですが、昨夜は 初めて、いつものセクステットやクィンテット編成ではなく トリオ出演でした。私がぜひ、彼女のオリジナル曲や彼女が アレンジした曲を、彼女のトリオで聴きたかったからです。 ▶メンバーは、守屋純子(pf) 納浩一(b) 安藤正則(ds)さん。 譜面はもちろんトリオ用に書き直しての演奏でした。多人数の 編成だと彼女のソロはあまり聴けないのですが…昨夜は たっぷりと聴くことが出来、ひと味もふた味も違う 楽しみ方が出来ました。 ▶MCも、いたって真面目なのに面白く、中年層の男性が多い 客席のみなさんは、いたく感動し喜んでいらっしゃいました。 今朝はもう広島での演奏に発った守屋さん、とてもタフです。 身体も精神もタフでないと、一流にはなれませんね。 ▶以下演奏曲は、デイリーコメントを書いてくださっている 松本さんが、私が忙しくなってきたのを察してメモをとり メールで送ってくださいました。お気遣い、感謝です。 ▶1st stage…♪I’m Getting Sentimental Over You ジョージ・ベースマン作トミー・ドーシー・オーケストラで有名 ♪At The Ballet (守屋作) ♪Think of One (T.モンク作) 誕生日のお客様に♪A Happy Birthday を演奏のあと ♪God Rest You Merry,Gentlemen (これは英国の伝統的な クリスマス・キャロル:讃美歌第12編128番)。 ♪For Daniel (守屋作) ♪Three and Four (守屋作) ▶2nd.stage…♪Over The Rainbow (ハロルド・アーレン作曲: 守屋さんがショパン風に演奏されました) ♪Dear Oscar (守屋作) ♪Thousand Cranes (千羽鶴:守屋作) ♪Maple (七尾市に捧げた曲:守屋作) ♪Prelude To A Kiss (D.エリントン作) ♪Walking Down The Nakamise Street (浅草に捧げた曲:守屋作) ♪アンコールは♪Have Yourself A Merry Little Christmas (ラルフ・ブレーン作曲) ▶守屋さんが帰り際に話してくれましたのでご紹介します。 彼女がNHKの番組に出演し♪千羽鶴(2nd stageの曲)を演奏 した時、坂井修一さんという歌人がこんな歌を詠まれた、と。 わかき鶴 たち非はれて 翔びゆかむ 守屋純子の 鍵盤の上 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.12.22 Sat 大盛況チャリートさんの記念ライブ |
▶この12日発売された、チャリートさん14作目のアルバム 「An Affair To Remember」のレコーディングメンバーが出演 した発売記念ライブは大盛況でした。メンバーはチャリート さんと、野力奏一(pf) 坂井紅介(b) ジーン・ジャクソン(ds) 井上信平(fl) さん。 ▶野力さんは、かつてチャリートさんのデビューアルバムを プロデュース・アレンジされていて、そのアレンジの才能は 高く評価されていますが、今回もアレンジは野力さんです。 お馴染みの歌い継がれている曲ばかり、身も心も癒される 美しいメロディーを、野力さんが彼女の魅力が良く出るよう 素敵にアレンジし、チャリートさんが情感豊かに、ロマン チックに歌い上げました。 ▶CDジャケットの彼女は、白いドレスで、髪をアップにし 優しい感じの素敵なジャケットですが、昨夜のステージは 黒のドレスで髪を綺麗に結っての登場でした。野力さん だけでなく彼女の良さを良く理解しているメンバーばかりで 彼女も「気持がよくて、夢の中で歌っているようだ」と おっしゃっていましたよ。 ▶1st.stage…♪Clouds (インストゥルメンタルによる演奏: (S.メンデスのギタリスト、ダーヴァル・フェレイラ作曲) ♪Say It (フランク・ローサー作曲) ♪Smile (チャーリー・チャップリン作曲) ♪All The Way (ジミー・ヴァン・ヒューゼン作曲) ♪Winter Wonderland (フェリックス・バーナード作曲) ♪It’s Impossible (アーマンド・マンザネロ作曲) ♪Till The End of Time (バディ・ケイ作曲) ♪Love Is A Many Splendored Thing (サミー・フェイン作曲) ♪Love Beware (フィリピンのチャリートさんの友人、 マルティネス・サリエンテス作曲) ♪Let It Snow,Let It Snow,Let It Snow (ジュール・スタイン作曲) ▶2nd.stage…♪インストJust The Way You Are (B.ジョエル作曲) ♪Sleigh Ride (リロイ・アンダーソン作曲) ♪The Very Thought Of You (レイ・ノーブル作曲) ♪Estate (ブルーノ・ブリゲッティ作曲) ♪When October Goes (バリー・マニロウ作曲) ♪Let’s Fall In Love (ハロルド・アーレン作曲) ♪The Christmas Waltz (F.シナトラ、N.ウイルソンの歌でも有名 :ジュール・スタイン作曲) ♪Save Your Love For Me (バディ・ジョンソン作曲) ♪I Can’t Help It (S.ワンダー作曲) アンコールは アルバムタイトル♪An Affair To Remember そして、クリスマスソング♪Have Yourself A Merry Little Christmas ▶チャリートさん、22日と23日は名古屋 LAVELY に出演です。 お近くの方、ぜひ聴きにいらしてください。楽しめますよ。 ★このところお陰様でお店が忙しく、でもスタッフは以前より 少なくなっていますので、私は座るヒマなく忙しく立ち働いて います。お客さまにはご迷惑をお掛けしますが、こんなことは 最近珍しい嬉しい悲鳴でしょうか、大目に見てくださいませ。 演奏曲は昨夜も松本さんがメモして、送ってくださいました。 いつもすみませんね。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.12.23 Sun 大賑わいのクリヤさんの誕生日ライブ |
▶昨年に続き今年も当店で行われたクリヤさんの誕生日ライブ クリヤ・マコト(pf) KOTETSU(vo) 高橋佳輝(b) 中丸達也(perc) ゲスト斉藤純(ds) さん。今年もファンの方が大勢、お祝いに いらっしゃいました。 ▶クリヤさんは昨年来、積極的に才能ある若いミュージシャン を起用してライブ活動を行っています。昨夜もそのメンバーと そこに、長いNY生活から帰国された斉藤純さんを特別に頼んで 一緒に演奏。リズムが締まって緊張感のあるサウンドでした。 ▶クリヤさんは今年もヨーロッパ、エジプト、インドネシアなど 多くの外国で演奏されましたが、そこでの日本のアニメ人気 には驚かされるそうです。クリヤさんも人気アニメ「新世紀 エヴァンゲリオン」でピアノを弾いていて、そのテーマを少し 弾いただけで会場からワーッと大歓声が返ってくる、と。 ▶アニメのスタンダード曲をジャズバージョンでカバーした アルバム、「新世紀スタンダード」が日本では今月12日に 発売され、それが洋名「Spakling」として世界発売される ということです。昨夜はその中の曲をはじめ、アニメの中の 曲が多く演奏されました。 ▶1st.stage…インストピアノトリオで♪Afrofeet と アニメの曲♪次回予告、KOTETSU(vo) さん中丸達也(perc)さんが 入って♪Golden Lady、♪Peaple、♪Da Hond、♪This Xmas、 ♪Lush Life。トリオでクリヤ作♪Peninsula (半島)。 ▶2nd.stage…トリオで♪Love For Sale、 KOTETSUさん中丸さんが入って♪Blue in Green、♪Shiny Star、 メルトーメの♪Xmas Song、 インストで凄いスピード感の♪Cherokee、 千と千尋の神隠しから♪何時でも何度でも、 KOTETSUさんが入って♪Open Your Eyes、 アンコールは♪Spain。 ▶クリヤさんは、ファンの方々から多くの贈り物をもらって とても嬉しそうでした。今日は地方に行かれると、いうこと ですが、何人かのファンは追っかけていくようですよ。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.12.24 Mon 第2回《子供たちのクリスマス》ご報告 |
▶今年も20人以上のチビッコたちが、マヤ・ハッチさんの 一足早い《子供たちのクリスマス》を楽しみました。 この企画は今年2年目ですが、今回のメンバーはマヤさんに お任せして彼女のお気に入りメンバーで行われました。 そのメンバーは、マヤ・ハッチ(vo)さんと 吉田サトシ(g) 泉川貴広(pf)小泉”P”克人(b)棚木雄斗(ds)さんのクァルテット。 ▶子供のイベントとしては新しいメンバーでしたので、 私も早くからお店に出て、子供たちと一緒に歌ってもらう 歌のことやプレゼントの段取りなど打合せ、リハーサル。 そうこうしてると…元気のいいお子様連れのファミリーが 大勢やってきました。お食事して(お食事しながら)本番です。 ▶チビッコたちは、ステージが始まるとすぐ夢中になって、 だんだん前の方に出て来て、マヤさんの司会進行に大きな声で 元気に応えたり、呼びかけに応えてステージに出てきて アニメソングやクリスマスソングを大合唱。 ▶もともとこの企画は、小さな頃に、ジャズを聴きジャズ ライブやジャズクラブを体験して欲しい、と始めましたから ちゃんとしたクァルテット演奏やマヤさんのアルバムからの 曲も歌われました。これには大人たちはもちろん、チビッコ たちもみなさん真剣に、集中して聴いて楽しまれました。 ▶今年も、お客さまのタカラトミーさんから、明和電機で お馴染みの「オタマトーン」という愉快な電子楽器をご提供 していただいて、その楽器でマヤさんとミュージシャンの 「模範演奏」にチビッコたちは大喜び。オタマトーンはその後 くじ引きをしてクリスマスプレゼント。当たったチビッコは もちろん大喜び。外れたチビッコも小さなオタマトーンや オタマトーングッズもらって大喜びでした。 ▶まだ日本語がちょっとおぼつかないのがユーモラスで、 可愛いくてチャーミングで、大人も子供も大好きになる 素敵な「歌のお姉さん」と一緒に、とても愉快で楽しい クリスマスパーティーになりました。大人だけでいらした方も 大変楽しかったとおっしゃってくださって。純真で 無邪気なチビッコたちの反応を見るのは心が癒されますね。 ファミリーでいらしたパパも、お酒が進んだようですよ。 ▶タカラトミーさん、子供の日やクリスマスプレゼントには いつもお世話になリ、ありがとうございます。そして、 マヤさんミュージシャンの皆さん、お疲れさまでした。 ありがとうございました。チビッコたちはきっと楽しい夢を 見たことでしょう。次回は《子供の日スペシャル》です。 ▶さあ、今夜は、ペコ(伊藤君子)ちゃんによる、大人たちの クリスマス・イブです。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.12.25 Tue ペコちゃんで楽しいイブの夜は大賑わい |
▶今年のクリスマスイブは、ペコちゃん伊藤君子(vo)さんと バックが 秋田慎治(pf)上村信(b)海老沢一博(ds)さんです。 お年を召した方から若い方まで、ペコちゃんのステージで ともにイブの夜を楽しく過ごしました。 ▶秋田さんは矢沢永吉ツアーに参加していたので、当店は 2カ月ぶりの出演で、この顔合わせのトリオは初めてでした。 でもリハーサルですぐ理解し合って、ペコちゃんの歌を大切に した気持の行き届いたサポートぶりでした。 ▶ペコちゃんは、真っ白なインド風のドレスで髪をアップに して綺麗で素敵な装い。海老沢さんもタキシード姿で、 クリスマス・イブらしい華やかなステージです。ペコちゃんは いつものように客席に話し掛けながら、クリスマスソングは 彼女が準備してきたプリントお客さまみなさんにお配りして、 大合唱するなど、リラックスした楽しいステージでした。 ▶1st.セット (1)A Boy from Ipanema(アントニオ・カルロス・ジョビン作曲) (2)Moonlight In Vermont(カール・スースドーフ作曲) (3)The Tennessee Waltz(ピー・ウィー・キング作曲) (4)New York State Of Mind(ビリー・ジョエル作曲) (5)I Left My Heart In San Francisco(ジョージ・コリー作曲) (6)Georgia On My Mind(ホーギー・カーマイケル作曲) (7)A Night In Tunisia(ディージー・ガレスピー作曲) (8)津軽のふるさと(米山正夫作曲: 美空ひばりで有名な曲) (9)津軽弁 My Favorite Things(リチャード・ロジャース作曲) (10)Let It Snow, Let It Snow, Let It Snow(ジュール・スタイン作曲) (11)A White Christmas(アーヴィング・バーリン作曲: お客様と合唱) ▶2nd.セット (1)The Christmas Song(ロバート・ウェルズ/メル・トーメ作曲) (2)Christmas Times Is Here(ヴィンス・ガラルディ作曲 漫画アニメ チャーリー・ブラウンで使われたクリスマス・ソング) (3)On A Clear Day You Can See Forever(バートン・レーン作曲) (4)Here Is That Rainy Day(ジミー・ヴァン・ヒューゼン作曲) (5)Come Rain or Come Shine(ハロルド・アーレン作曲) (6)The Bridges(ミルトン・ナシメント作曲) (7)It Don’t Mean A Thing(デューク・エリントン作曲) (8)Silent Night(フランツ・グル―バー作曲:お客様と合唱) (9)Smile(チャーリー・チャップリン作曲:お客様と合唱) (10)アンコール曲(お客様のリクエスト): Follow Me(ホアキン・ロドリゴ作曲) ▶客席は大入り満員で、お食事もままならないほど窮屈な 状態でしたが、どなたも文句を言わずお店に協力して くださいました。厳しい状況が続く昨今、不況対策で スタッフを削減しているため私も多忙を極め、お客さま への対応もブログも遅れがちです。演奏曲名は、毎夜、 松本さんがメモし、作曲者も丁寧に調べてメールで送って くださっています。 ▶でも、このところ暮れらしい賑わいがお店に戻ってきて、 私には嬉しい悲鳴。老骨に鞭打って頑張っています。 皆さまの応援・ご協力に、深く感謝致します。みなさま、 ありがとうございます。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.12.26 Wed 新しいコラボは大成功 |
▶昨夜の新しい試み、ジャズとクラシックのコラボ《ジャズ& クラシックナイト》は、ジャズとクラシックのバランスが よくとれた内容で、お客さまは、畑の違う二人の美女の歌を たっぷり楽しまれました。 ▶ウィリアムス浩子(vo) 川井佐知子(soprano)さんの歌手と 若井優也(pf)佐瀬正(b)ジーン・ジャクソン(ds)さんのトリオに 遊びにいらしていた青木さおり(mezzo soprano)さんも参加 されたステージ。ジャズクラブでソプラノが聴けるなんて、 あまりない事ですので、たまたま知らないでいらした方は 戸惑われていたようですが、川井さんの美しさと曲の説明に すっかり心を奪われていらっしゃいました。 ▶登場した浩子さんは黒のロングドレスにファーのショールを 肩にかけ、川井さんは薄いオレンジの背中の空いたドレス姿。 そしてバックのミュージシャンは皆スーツ姿で決めて、 華やかなステージでした。 ▶クラシックは譜面が沢山あって大変なのですが、若井さんも 佐瀬さんもジーンさんも、みな譜面に強いミュージシャン。 早くからのリハーサルで、しっかりサポートされました。 今夜はなにか得した気分になった、とお帰りになった方も 何人かいらっしゃいましたよ。 ▶1st.stage…浩子さん♪Have Yourself A Merry Little Christmas、 ♪All The Things You Are。 川井さんに替わって♪By Strauss バイ・シュトラウス、 ♪Unusual Way-Simple)。 浩子さん♪Lullaby of Birdland。 川井さん ミュージカル「シカゴ」より♪Funny Honey。 青木さおりさんを呼び出して三人で♪聖しこの夜。 アドリブを入れるのはジャズだけと思っていましたが… 中世のクラシックの世界でもやっていたそうで、 その中世風と現代の両方を聴かせてくれた♪あら野 三人の声が店内に響き渡りました。 ▶2nd.stage… 浩子さん川井さんに、ピアニスト若井さんが 加わってコーラス♪オンブラ・マイ・フ(ヘンデル作) …笑いを誘われましたが、若井さんご本人はいたって 真面目に歌われ、しっかりちゃんとハモッていましたよ。 川井さん♪Surabaya Johnny、♪Anthem。 浩子さん♪Poinciana、♪I Loves You Porgy、 川井さん♪Una Voce Pocofa、 青木さんと三人で♪The Christmas Song、♪White Christmas、 アンコールは♪聖しこの夜…とクリスマスソング3曲でした。 ▶余談ですが…昨日は私の誕生日(キャー、もう72歳に なってしまいました)。今年もたくさんの方々から、お花や プレゼントをいただき、フェースブックでは多くの方々から お祝いの言葉をいただきました。本当に多くの方から お祝いしていただき、大変嬉しく思います。良い音楽を 糧として、元気でBODY&SOULを続けていきたい、と思いを 新たにいたしました。皆さま、ありがとうございました。 これまでと変わらない応援、よろしくお願い致します。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.12.27 Thu 清涼感のある素敵なトリオサウンド |
▶秋9月10日にジーンさんと共演して以来、彼がNYから帰京 するのを待っていた 片倉真由子(pf) さんと島田剛(b) ジーン・ ジャクソン(ds) さんのトリオ。お気に入りのメンバーでトリオ 演奏が出来る嬉しさが感じられるステージでした。 ▶客席には、彼女の想いをよく理解している真由子さん ファンが多く、みなさん集中して、深いグルーブのある気持の 良いピアノトリオサウンドに聴き入っていらっしゃいました。 彼女の素朴な人間性がにじみ出てとても好感が持てるMCも 大きな魅力で、ファンが楽しみにしていることのひとつです。 ▶1st.stage…アレンジが凝った♪Secret Love、 真由子作♪Monks Walking、♪I've Got The World On A String、 ♪Chelsea Bridge、♪Solar。 ▶2nd.stage…♪Love Me Tender、 真由子作♪A Dancers Melancholy、 初めて演奏した♪Two Roads、 亡きお父様に捧げた♪Rising、 ジーンさんのブラシが素敵だったバラード♪The Good Life。 アンコールはソロで♪The Star Crossed Lovers、 そして♪The Single Petal of a Rose。 ▶ソロでピアノを弾くことは、自分と向き合う事なので、 それなりに難しい、とおっしゃっていましたが、聴き手は なんと美しい音楽でしょう…と感動します。年の瀬の 慌ただしい中、一服の清涼剤のようなサウンド。この次の 真由子さんトリオ出演は、来春1月21日。ぜひ、いらして さわやかなサウンドに浸ってください。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.12.28 Fri 賑わって盛り上がった《フロントページ》 |
▶毎月恒例ですが、先月はメンバーが揃わず初めてお休みし 2ヶ月ぶりの《フロントページ オーケストラ》になりました。 メンバーは、いつも神戸から手弁当で上京してくれていた 浅井良将(as)さんから、近藤和彦(as) さんに替わりました。 ▶彼はアルトだけではなく、ソプラノサックス、フルート、 クラリネットまで吹いてしまうマルチ奏者で、大変忙しい 人気者なのですが、今回からレギュラーメンバーになります。 なにしろ皆がリーダーバンドを持っている実力者揃いで 毎月最終木曜日を空けておくのは至難の業のようです。 ▶でも、ユーホニウム山岡さんの替わりはいらっしゃらず、 大変貴重な存在です。ジャズの世界でこの楽器を演奏出来る のは彼だけなのです。ひとりしかいない楽器用に、音楽を 創作・アレンジする三木俊雄さんのセンスと力量は、その ハーモニーとともに、素晴らしいと思います。 ▶1st.stage…♪Stop And Go…ソロをとったのは福田重男(pf) 三木俊雄(ts) 松島啓之(tp) 片岡雄三(tb)、 ♪Moonflower (夕顔)…ソロ福田重男(pf) 浜崎航(ts)、 ♪Escher's Vision…ソロ山岡潤(euph) 近藤和彦(as)、 ♪Sleep Like a Baby…ソロ三木俊雄(ts) 上村信(b) ♪Stepping Stone…ソロ奥村晶(tp) 浜崎航(ts) 柴田亮(ds)。 全曲、三木俊雄作曲です。 ▶2nd.stage…♪Papillon…ソロ浜崎航(fl) 上村信(b) 近藤和彦(as)、 ♪By Any Means Necesary…ソロ松島啓之(tp) 三木俊雄(ts) 福田重男(pf) ♪If I Told a Lie…ソロ近藤和彦(as) 山岡潤(euph) 上村信(b)、ヒット曲♪墨田川…ソロ片岡雄三(tb) 福田重男(pf) ♪Quantum Leap…ソロ奥村晶(tp) 三木俊雄(ts) 浜崎航(ts) 柴田亮(ds)。全曲、三木俊雄作曲で、アンコールだけ スタンダード曲♪Time On My Hands でした。 ▶外は今季一番の大変な冷え込みでしたが、お客さま皆さん 生音の音楽で暖まり、その余韻とともに気持良くお帰りに なられました。さて今夜は、今年最後のステージに相応しい スペシャルなセクステットです。今年の〆に、ぜひどうぞ。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.12.29 Sat 今年最後に相応しい爽やかなステージ |
▶昨夜は、当店今年の最後の営業日。BODY&SOULが特別に 組んだ《BS スペシャル セクステット》です。リズム隊に 若手を起用し、フロントは今の日本を代表する管楽器奏者を、 と私が組んだメンバーは、近藤和彦(as)岡崎好朗(tp) 片岡雄三(tb)片倉真由子(pf)楠井五月(b)横山和明(ds)さん。 ▶それぞれが演奏したい曲を話し合って、MCは片岡さんが 受け持つステージで、いつものユーモラスな語りに客席は 笑いに包まれ、それとは対照的に演奏はシリアスでクール。 皆さま、そのギャップも大いに楽しまれました。 ▶1st.stage… (1)Machito (マチートと読みます:Joe Henderson作曲) (2)Dear Old Stockholm (有名なスウェーデンのフォークソング) (3)Chick’s Tune (Chick Corea 作曲) (4)Miyako (真由子さんをフィーチャーしたバラード: Wayne Shorter作曲)ピアノソロの美しいこと !! (5)Time Off (Curtis Fuller 作曲) ▶2nd.stage… (1)Thermo (Freddie Hubbard 作曲) (2)Alter Ego (James Williams 作曲) (3)That Old Feeling (Lew Brown 作曲) (4)Skylark (Horgy Carmichael 作曲) (5)Body and Soul (John W. Green 作曲) 近藤和彦さんのカッコイイアレンジでした。 (6)アンコールはお客様のリクエスト曲:Caravan (Duke Ellington作曲) ▶今年最後のステージにふさわしく、最高の夜で爽やかに 一年を〆ることが出来ました。演奏曲名は私がメモしたの ですが、そのメモを置き忘れてきて…歳を重ねていつまで たっても粗忽者な自分に腹が立ちます。松本さん、曲名の メールありがとうございました。 ▶さて今日は、お店の年末大掃除、その後ささやかな忘年会。 あとは年越しライブを残すのみ。今年も何とか年を越すことが できそうです。いつもこの欄を訪れてくれて、ありがとう ございます。では読者の方も、良いお年をお迎えください。 ←当夜のスナップ写真 |
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