2012.11.1 Thu 圧倒的に女性の多い店内 |
▶奥平真吾さんのユニット「THE FORCE」のピアニスト 宮川純さんの都合が悪く、ハクエイ・キムさんに替わった、 奥平真吾(ds)ハクエイ・キム(pf)須川崇志(b)太田剣(as,ss)さんの 10月最終日の昨夜。 ▶ハクエイさんの曲や彼がアレンジしたスタンダード曲を 演奏したステージに、圧倒的に女性が多い店内でした。 甘いマスクのイケメン、ハクエイさんの顔見知りのファンの 方がほとんんどで、皆さん熱心に聴いていらっしゃいました。 演奏は、ジャズの命であるリズムが活き活きして、緊張感 のある聴き応えのある演奏でした。 ▶1st.stage…O.コールマン♪Turn Around、 ハクエイアレンジの♪What Is This Thing Called Love… よく演奏されますが、これはちょっと違った感じの まさに「ハクエイワールド」でした。 ♪Someday My Prince Will Come、 K.ジャレット♪Spailal Dance、 ソプラノサックスをフィーチャーしてT.モンク♪Locomotive… あまり演奏されない曲で、ちょっと変わったモンクの 曲の中でも、変わった曲でした。 ▶2nd.stage…ハクエイ作♪White Forest、J.Jジョンソン♪Lament、 S.ロリンズ♪Sony Moon for Two、 ハクエイさんと太田さんのデュオ♪The Night We Call It A Day。 ♪I Din't Know What Time Is Was、 アンコールは♪Have You Met Miss Jones。 ▶尖閣諸島の問題で日中関係が悪化して、影響が経済にも 出たのか、お店にとっては非常に厳しい月となりました。 今年の月間カレンダーも、あと2枚。何とか年を越すために 頑張らなくては…と自分に言い聞かせて、10月も終りました。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.11.2 Fri 【ハリケーン、サンディ情報】 |
NY在住のピアニスト海野雅威さんから、一報、届きました。 マンハッタンのダウンタウン(39丁目より南)、ニュージャージー そしてブルックリンの沿岸は大打撃で、停電は今も続いている そうです。 ダウンタウンに多くある多くのジャズクラブは、停電になり、 しばらくライブが再開できそうになく、その影響で彼を始め 多くのミュージシャンの生活にも支障がでそう、 ということです。 |
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2012.11.2 Fri 創造性に富んだ素晴らしいサウンド |
▶いつもは当店ピアノ連弾《1 Piano 4 Hands》でユニークな パフォーマンスを披露してくれる林正樹(pf)さん率いる 西嶋徹(b) 堀越彰(ds) アンディ・ベヴァン(sax,fl,didgerido) さん の《STEW MAHN》は、当店2回目の出演でした。 ▶林さんが、ご自分の曲をイメージ通り(それ以上)に演奏 出来るミュージシャンを探して出来たユニットで、曲に対する 思い入れが違います。皆さん売れっ子で忙しく、年に数回しか 演奏出来ませんが…独創的で、全員の音が綺麗で、誰もが 脳に刺激を受ける素晴らしいサウンドを楽しみました。 ▶去年CDをリリースしていますが、まだあまり知られて いないせいかお客さまが少なかったのが残念でしたが、でも いらした方は皆さん初めから終りまで、大感動でした。 ▶ステージは、アンディさんが色んな珍しい楽器を吹くのも 魅力のひとつ。オーストラリヤの先住民アボリジニーの吹く 長い筒の楽器は、ゆうかりの木から出来ていてかなり重く、 単音しか出ないのですが、訓練で色んな音を奏でられる… 不思議な楽器・不思議な音です。 ▶そのサウンドが混ざって出来ている曲もあり、演奏は とにかく変化に富んでいます。ドラムスの堀越さんが その全体を、とても良い演出家としてまとめています。 ▶譜面になっているのか気になって聞くと、耳で聴いて 叩いている、ということで、また驚きました。素晴らしい ドラマーです。ちなみに彼は私の孫のレイくん(6歳)が、 4〜5歳の頃ドラムを習っていた先生ですが…レイくん 最近はピアノ(とサッカー)の方が好きらしく、ドラム からはすっかり遠ざかってしまいました。 ▶西嶋さんは、ベースを弾いていて、突然ヴァイオリンに 持ち替えて弾いたので、これにも驚きでした。林さんの曲は 面白く凝った曲が多く、このバンドにピッタリです。 いつもながら彼の創造力の凄さと、ジャズの範疇に収まらない 新鮮なステージに、驚きっぱなしでした。 ▶1st.stage…♪Re-Ro(レロ)、♪Birds Staring In The Dark、 宇宙が好きだという林さんとアンディさん♪Cluster Trip、 ♪Link of the time、♪ソタチ…これは《1 Piano 4 Hands》 ユニークデュオでお馴染みの曲ですが、昨夜はいつもと 違って大きなイメージがしてドラマチックでした。 ▶2nd.stage…魅力的な曲♪Mi(み?魅?)西嶋作♪刻の汀 (時のみぎわ)曲もタイトルも美しい。アンディさんの ソロが入りました。♪ロボットマン、♪うつろい。 バンド結成のきっかけになった曲♪Zephyr Zephyr(西風)、 アジアをイメージした曲♪Flight For The 21st.、 アンコールは西嶋さんがベースとヴァイオリンを演奏した バラード♪Sprit Of The Forest。 …当店では稀なステージだったので、長いレポートになって しまいました。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.11.3 Sat 大賑わいの健吾さんのCD発売記念 |
▶中村健吾さんの「Songs in my Lifetime」発売記念ライブ このアルバムの録音はNYで行われ、NYで活躍中の若手実力者 も参加して制作されましたが、録音メンバー全員を招請して 日本ツアーを行うのは大変な費用がかかります。 ▶実は昨夜もテナーサックスのステーシー・ディラードさんが 来日するはずでビザも下りていたのですが、急な家庭の事情で 来日できず、急遽中川さんに替りました。それでメンバーは、 中村健吾(b) 原朋直(tp) 近藤和彦(as) 中川英二郎(tb) 松本茜(pf) 海野俊輔(ds) さんで行われました。 ▶人柄も演奏も人気者の健吾さんとあって、店内は多くの お客さまで大賑わい。そんな中、ステージは強力なフロント 三管が揃って非の打ち所のない素晴らしい演奏でした。 ▶海野さんは健吾さんが応援しているドラマーで、タッチの 綺麗なドラミングでサポート。若井茜さんもベテランの中に とけ込んで、立派に役目を果たしていました。 ▶1st.stage…♪Alone Together、♪Nostalgia In Time So、 健吾作♪Tears Of JEDI、♪Isfahan、♪上を向いて歩こう。 ▶2nd.stage…♪月の砂漠、♪Mood Indigo♪Criss Cross、 健吾作♪Lullaby、♪Basin Street Blues、 アンコールは♪Mornin' でスウィングしながら終りました。 ▶客席もミュージシャンも一体になって、ジャズクラブらしい 雰囲気の店内でした。彼らはこれからこのCDを持って 「地方巡業」に出掛けます。自分たちで売らないといけない 「手売り」が当たり前の時代になり、ツアーの移動も一緒に 自分たちのクルマです。好きな事をして生きて行くのも 体力がないとできません。ミュージシャンにも大変な時代に なりました。みなさん、気をつけて行っていらっしゃい !! ←当夜のスナップ写真 |
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2012.11.4 Sun 独創的なサウンドのトリオ |
▶【BODY&SOUL Special】は、三人の《マエストロ》たち、 オマー・アビダル(b) ジェイソン・リンドナー(pf) そして ダニエル・フリードマン(ds)さんの、独創的な音楽性の ピアノトリオ。 ▶リーダーはベースのオマーさんでイエメン人とモロッコ人 がご両親で、イスラエルで生まれ育ったジャズ界には珍しい 出自の方です。26歳でNYで認められてレコード会社と契約、 多くのビックネームと共演して、自分のスタイルを築き上げ アルバム4枚をリリース。その独創的な曲が注目を集め、 絶賛されています。 ▶私は昨夜初めて聴きましたが、中東の民族音楽的な要素が あって、どこかでか聴いたような感じがする親しみやすさも。 ジェイソンさんのピアノにダニエルさんのドラムがとても良く マッチしていたのは、お二人ともアメリカ人で、オマーさんの この音楽性が気に入って参加されてるのでしょうね。 ▶オマーさんは芸術家に与えられる、イスラエルで最も権威 ある賞を受賞しているそうですが、なるほどと思いました。 演奏はノリやすいきちんとしたリズムで、お客さまは皆さん、 このトリオサウンドを熱心に楽しんでいらっしゃいました。 ▶1st.stage…♪The People's Blues、♪Hovita、 ♪Zohar Smiles、♪Ayalat Hen。 ▶2nd.stage…♪Eser ファンク調でした。♪Vincent、 ♪E minor、♪A Road Sunlight、 ジェイソン作♪Motown Tune…この曲以外は、全曲が オマー・アビダルさんの作曲です。曲名は彼に書いて いただいたのですが…中東方面の言葉が入っていて、 正確ではないかも知れません…ご了承くださいね。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.11.6 Tue 思わぬゲストも入って大盛り上がり |
▶山本剛(pf) 香川裕史(b) 大隅寿男(ds) さんの《スウィンギー・ トリオ》には、熱烈な固定ファンがいらっしゃいます。 譜面を一切見ることなく奔放に思うがままにピアノを奏でる 剛さんは、文句なしに楽しめるからです。 ▶ベースとドラムスは、彼のピアノを聴いて、すぐに判断し 反応して音をつけていくのですから一朝一夕にはできません。 お互いの信頼関係があってこそ可能な、ベテランたちだけの トリオサウンドです。 ▶昨夜は海老沢一博(ds) 伊藤君子(vo) さんご夫妻が遊びに見え 飛び入り出演。思わぬゲストにお客さまも大喜び。店内は 大変盛り上がりました。いきなり歌っても完璧なペコちゃんの 歌のうまさは、本当に抜群ですね。感心します。 ▶1st.stage…山本作♪MS Blues、季節物♪Autumn Leaves、 十八番♪Misty、山本作♪無題、♪You Are My Sunshine。 ▶2nd.stage…「山本節」の♪Sweet Magic Moment、 ♪Loving Touch、ベースソロで♪What Wonderful World、 海老沢さんが入って彼のリクエストで♪Misty を誕生日の お客さまに贈りました。♪Caravan、ペコちゃんを呼出して ♪Just In Time。そして3回目の♪Misty。ちなみに1,2回目の キーはEbで。3回目に歌われたのはBbキーでした。同じ曲でも キーが違うと印象が違います。昨夜は大サービスのペコちゃん でした。アンコールは剛さんが弾き語るお馴染みの楽しい曲 ♪旦那飲ましてちょうダイナ。 ▶良くスウィングするトリオに、思わぬゲストが入って、 一層楽しく終わりました。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.11.7 Wed 魅了された 二人の素晴らしい演奏 |
▶片倉真由子(pf)浜崎航(ts,ss)さんのライフワークとも言える 《Duke Ellington Song Book》素晴らしいデュオで、演奏者が 二人とは思えないほど大きな広がりのあるサウンドが店内に 鳴り響き、お客さまを魅了しました。 ▶浜崎さんはいつもテナーサックスとソプラノサックスを 持ってくるのですが、昨日はご自宅を出る時にソプラノを 修理に出していたのを思い出しました。当然間に合わないので 中国製のカーブした小さなアルトのようなソプラノサックスを 持ってきました。3万円で買った安い品物ということで、 雑な造りですが…弘法筆を選ばず、そんな事を微塵も 感じさせない音色でした。 ▶このデュオで初めて出したアルバムは全部売り切ったようで レコード会社から次を出すように言われているらしいですが、 二人の納得のいく内容が出来るまで時間をかけて制作する ということです。すぐその気になる人が多い中で、エリントン さんの音楽を尊敬し、自分たちの音楽を大切にしている姿勢が 素晴らしいと思います。 ▶1st.stage…♪Warm Valley、♪Portreit of Louis Arnstrong、 エリントンが映画「Anatomy of Murder」のために作曲した 美しいバラード♪Low Key Lightly、お馴染み♪Take The A-Train、 ♪Satin Doll、♪Star Crossed Lovers。 ▶2nd.stage…日曜日だけ自由になる奴隷がその日を待ち 望んだ曲♪Come Sunday は、中国製のカーブしたソプラノ サックスで吹かれました。♪Jump For Joy、 ♪Don't Mean A Thing、♪Feeling of Jazz、 ♪The Singel Petal Of A Rose(ひとひらの薔薇) アンコールは♪昔は良かったね。 ▶いろんなエピソードなどを散りばめたMCもあって、 皆さまとても有意義な時間を過ごされてお帰りになりました。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.11.8 Thu 心に染みた男達の熱き友情のステージ |
▶松島啓之(tp) 山田穣(as) 今泉正明(pf) 上村信(b) 広瀬潤次(ds) さんの、男たちの熱き友情が感じられた松島クィンテット。 というのは、この20年間、一緒に活動されてきた嶋友行さんが 今年お亡くなりになりましたが、彼の最後となった演奏が 当店でした。 ▶その時、たまたまライブレコーディングしてあった録音が 残っていたものを、メンバーみんなが手弁当で協力して丁寧に マスターリング。嶋さんの思い出のアルバムとして制作し、 出来上がったものを昨夜お披露目して彼に捧げられたのです。 ▶ジャケットを開くと松島さんが気持を込めてライナーノーツ を書かれていて、楽しそうな顔のメンバーの写真も載せてあり 私は、嶋さんの元気な頃のお顔を見たら胸が熱くなりました。 ▶ステージではその中から数曲が演奏されました。松島さんの トランペットは、一皮むけたような素晴らしい演奏で、この メンバーは無口な人ばかりですが…皆さんの熱い気持ちが 伝わってくるいいステージでした。 ▶来月12月13日、このアルバム「Dedicated To You (キミに捧げる) Live at BODY&SOUL」の発売記念ライブが 行われます。心のこもった演奏をぜひ聴きにいらして下さい。 その日は、アルバムの中の全曲が演奏されると思います。 ▶1st.stage…S.ジョーンズ♪Unit Seven、 G.クライス♪Social Call、♪Everythings I Have Is Yours、 F.ハバード♪On the QueUe。 ▶2nd.stage…F.ハバード♪Jodo(極楽浄土の「浄土」)、 ♪I've Never Been In Love Before、H.カーマイケルの バラード♪Skylark はトランペットが心にしみました。 B.ハリス作♪Naciment、アンコールは ♪There Will Never Be Another You。 ファンの方には出来上がったばかりのCDをさっそくお買い上げ いただきました。メンバーたちにサインをしてもらって、 皆さん大切そうに持ってお帰りになられたのが印象的でした。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.11.9 Fri 深いグルーブ 説得力ある えりさんの歌 |
▶大野えり(vo)さんと若井優也(pf) 米木康志(b) 原大力(ds) さんのトリオは、4人のメンバーが同じ音楽を目指して お互いを感じ取って演奏してるので、聴く者は皆さん、 その世界に引き込まれてしまう、そんなステージでした。 ▶えりさんはお馴染みのスタンダード曲をもう一度丁寧に 原点から見直して、今回、アルバムを制作しています。 これまでの人生経験を踏まえると、曲の解釈も若い頃とは 少し違ってくるようです。そして、曲の内容をお客さまに 分かるように自分の言葉で話し掛けて歌に入られます。 それがヴォーカルの説得力になって聴く者を惹きつけます。 ▶若井さんの、歌の間に入るピアノが実に素敵な響きで 心に染み入ります。フラリと出演者を知らないでいらした お客さまたちも魅了され、CDもお買い上げ頂きました。 ▶1st.stage…♪Just in Time、♪Old Devil Moon、 えり作♪In Time of the Silver Rain、♪When Sunny Gets Blue、 アップテンポのボサノバ♪One Note Samba、 若かい時、初めてデジタル録音したという♪The Good Life、 ハンク・ジョーンズ(pf) エディ・ゴメス(b) ジミー・コブ(ds) さんとレコーディングした曲♪Just One of Those Things。 ▶2nd.stage…♪I Didn't Know What Time It Was、 ♪This Can't Be Love、中学生の時にこの曲を聴いて洋楽に ハマった、というブラジル66の♪Once I Loved、 ♪A Sleeping Bee、♪The Song Is You、 バラード♪The Very Thought of You、♪I'll Be Seeing You。 ▶少し寂しい客席を見て、えりさんのようなジャズらしい ヴォーカルがもっともっと人気になって欲しい、と 思わずにはいられない夜でした。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.11.10 Sat 今月はボサノバ中心のマーヤさん |
▶グレース・マーヤ(vo,pf) 荻原亮(g) コモブチキイチロウ(b) フランシス・シルバー(per) さんの金曜日。今月は、先月の 出演からそんなに日が経っていないということで、ブラジル人 パーカッショニストを迎えて、ボサノバ等ラテン系の ステージを繰り広げてくれました。 ▶どんなジャンルの音楽でもすぐに自分のものしてしまう マーヤさんらしい計らいです。首元に白いファーをつけ、 サマードレスに白いハット姿で、いつものように明るく陽気に お客さまを取り込んでのステージ。この楽しいライブステージ を聴くとみなさんCDが欲しくなられるようで、この夜も CDの売れよきは上々でした。 ▶1st.stage…C.ポーター♪In The Still Of The Night をボサノバで。 ♪No More Blues、♪Corcovado、♪Felicidade、♪美味しい水、 コモブチさんがウクレレベースを弾いた♪Dindi、 ♪Ponciana。 ▶2nd Stage…♪Tren Das 11、♪But Beatiful、 T.マリヤ♪Yatra-ta)、♪One Note Samba、♪Recado Bossa、 ♪Caravan、♪Skylark、♪A Girl from YOKOHAMA (マーヤさんは浜っ子です)。いつものようにリラックスした 楽しいステージでした。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.11.11 Sun 孫のレイくんが久しぶりにお店に… |
▶孫のレイくんの幼稚園で、土曜日、「地蔵祭り」という イベントがありました(幼稚園はお寺さんがやっています)。 部屋の中には展覧会のように子ども達が描いた絵が飾られ、 庭では父兄が餅つきをしたり焼きそばを作ったり…園児と 家族が一緒に過ごして秋の一日を楽しみます。 ▶レイくんは年長組で今年は3回目ですが、子供の成長の 早さを本当に実感しました。その帰り、レイくんのピアノ 教室のレッスンを見学してきました。去年は恥ずかしがって いたのですが、今回は彼自身がぜひ聴いて欲しい、と。 ▶ピアノを弾く他、絶対音感をつける訓練や、譜面を読み書き する練習や…1時間みっちりピアノと向き合います。 レイくんは、ピアノが大好きなようで(あんなに好きだった ドラムの方は、もうそれほどでもないようですが)自分から 進んで教室にくる…男の子ではとても珍しい、とお年を召した 女の先生がとても可愛がってくださっています。 ▶一緒に食事をしているうち、お店にピアノを弾きに行きたい と言い出しました。昨夜のお店の出演は、スティールパンの トニー・グッピーさんと、当店初出演のピアニスト丈青さん。 そして 坂井紅介(b)藤井伸昭(ds)さんです。 ▶お店にやって来ると、早速メンバーの皆さんにご挨拶。 トニーさんといろいろ話をして「トルコ行進曲」をやって もらうよう「話をつけた」ようです。演奏が始まるとすぐ、 ピアノの側に行って、リズムをとって聴きいっていました。 ▶1st.Stage…♪The Maze、トニー作♪Borderless World、 ♪Seven for Twelve。レイくんにトニーさんが ♪トルコ行進曲。女性のお客さまの誕生日に♪Happy Birthday をプレゼント。そして「ファンキータイム !! 」と J.ブラウンの ♪I Got You…ノリノリの曲でレイくんも踊り出していました。 ▶ステージが終ると不思議な楽器スチールパンの中を覗いたり ピアノを弾き始めて、女性のお客さまたちから注目されて ご機嫌でした。レイくんは私に似たのかとても人なつこくて 物おじしないので、女性にとても人気なのですが… ▶お誕生日の女性の方に♪ハッピバースデイを演奏した時には 知らない間に自分でお祝いのメモを書いて、渡していました。 まだつたない字ですが、ちゃっかり彼女の名前も覚えて、 書き添えられていました。レイくんは、綺麗なお姉さんには 特に積極的で、可愛がられよくモテるので…今からちょっと 心配です(笑)。1stステージが終わり、スタッフのお姉さんに ハグして「今度クリスマスに来るので居てね」と約束して 帰って行きました。 ▶2nd.Stage…トニーさんと丈青さんのデュオ♪Lady in Mercedes。 ♪Sing a Song of Song、トニー作綺麗な曲♪Crying Sky。 ♪Nothing Personal、♪In A Sentimental Mood、♪Spain。 久し振りにTOKUさんが顔を見せ、アンコールに飛び入りして ♪Isn't See Lovely。 ▶レイくんのことを書いていると、ブログもつい長くなって しまいます。長い一日でもありましたけど、私にはとても ハッピーな秋の一日でした。 ←当夜のスナップ写真 ←番外:当夜のレイくんの写真 |
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2012.11.12 Mon 青森からも大勢の応援団の優花さん |
▶雨の降り始めた【Sunday Special】《佐々木優花デビューCD 発売記念ライブ》は肌寒い雨にもかかわらず、多くの方が 応援にいらっしゃってお店は満席になりました。メンバーは、 佐々木優花(fl)さんと、井上智(g) 増原巖(b) 横山和明(ds) ヤヒロ トモヒロ(perc)さん。 ▶優花さんはNYニュースクール大出身で、フランク・ウェス、 ルー・タバキンさんらに指導を受け、卒業されました。 井上さんはニュースクール時代に知り合って以来のお仲間で CDもこのメンバーで録音されています。 ▶日本人らしい可愛いお嬢さま、といった感じのスタイルの 美しい青森出身の女性で、昨夜も地元青森からは何と、バス 1台を仕立て、皆さん1泊のツアーで応援にいらっしゃって くださいました。その方たちがステージをとり囲み、熱心に 聴かれる店内でした。 ▶デビュー早々に「後援会」も出来ているようで、フルート 奏者として大変恵まれた方ですが、これからそれに応えて 精進しなくてはいけない責任も大きいですね。演奏は、 優花さんを中心にサポート陣がしっかり支え、ほのぼのした 感じさえする柔らかな、とても聴きやすいフルートでした。 ▶1st.stage…優花作♪OHKUBO Swing、♪黒いオルフェ、 井上作♪Song for KOTO、D.エリントン♪Dancers Love、 R.コニッツの難しい曲♪Subconscious Lee。 ▶2nd.stage…1曲目の曲名は忘れてしまいましたが… バックの男性陣だけで演奏した曲は、ヤヒロさんによると、 昔のリオデジャネイロの感じがする曲。 優花さんが入って♪How in Sensitive、C.パーカーの アップテンポの難しい曲♪Oblivion。 優花作、♪ワルツその1。♪赤トンボ、♪Caravan、 アンコールは♪In A Sentimental mood。 ▶みなさま柔らかな余韻の残る店内を後に、雨の中、外で待つ バスに乗り込み、お店を後にされました。優花さんはこれから 東京を拠点に活動されます。私からも、皆さま応援、よろしく お願い致します。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.11.13 Tue クリーンでシンプルなサウンド |
▶鈴木良雄(b) 野力奏一(pf) 井上信平(fl) さんの《BASS TALK》 2枚目のアルバムが発売されて、今、CDを持って日本中を ツアーしている最中で、チンさんの故郷、信州の木曽から 帰京したばかり。いつもはパーカッションの岡部洋一さんが 入るのですが、昨夜は都合によりトリオになりました。 ▶長いことやっているユニットで完成度が高く、綺麗な音の 気持のいいサウンドが売りです。リズミックな曲には 信平さんが音の出る色んな物を使って、サウンドに彩りを 添えていました。メンバーはお互いツーカーの仲で、どんな 事にもすぐ対応出来るこのユニットならでは。月曜日でしたが 客席には女性のお客さまが多く、みなさん完成度の高い綺麗な サウンドを楽しんでいらっしゃいました。 ▶1st.stage…♪New York Blue、♪Fairy's Take、 ♪C'en Azu…これはスペイン語、英語だと「Blue Sky」 ♪Dancing Luna、南米の湿原♪パンタナール…信平さんが 鳥の音やカエルの音など出して演出し、湿原の感じが よく出ていました。 ▶2nd.stage…ピアノとベースのデュオで♪Summertime。 ♪Fairy's Dance、♪Happy Anniversary、♪Tokyo Bay、 チンさんの故郷、駒ヶ岳の♪駒、♪Winter Daybleak。 Summertime 以外は、全て鈴木良雄作・野力奏一アレンジです。 ▶明日14日から、また10日間のツアーに東北地方に出かける ということです。気をつけて行ってらっしゃい !! ←当夜のスナップ写真 |
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2012.11.14 Wed ジャズクラブらしい素敵な店内の雰囲気 |
▶福田重男(pf) 上村信(b) 奥平真吾(ds) さんの落ち着いた ピアノトリオ。女性ファンの多い福ちゃんですが、昨夜の 客席は男性と女性が半々で、しかも、音楽が本当に好きで、 良く理解して、楽しく反応して聴いていらっしゃる方も 多くて、とても雰囲気のある大人の店内といった感じ。 ▶演奏する方も演奏し甲斐があって…みなさん、まるで 店内に流れる美味しい空気を吸っているような、上質な ピアノトリオサウンドに酔いしれていらっしゃいました。 ▶1st.stage…♪Fascinating Rhythm、♪Invitation、 ポール・マッカートニー♪Blackbird、 福田作♪題名のない美しいバラード、 福田作♪Mohawk Drive、♪Bop-Be。 ▶2nd.stage…♪Nobody Else But Me、♪Pinochio、 福田作♪Rachel's Lament、♪I Got It But And That Ain't Good、 ♪Make Someone Happy、アンコールは福田作品 お馴染みの名曲、私も好きな♪Go Ahead Nigel。 昨夜は「雨男」福ちゃんの雨も降らず、大人のジャズクラブ らしい素敵な空気の流れる店内でした。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.11.15 Thu まだまだ若い北条さんのピアノ |
▶久〜しぶりのライブの演奏だった 北条直彦(pf)さんと、 加瀬達(b) 大村亘(ds) さんのピアノトリオ。昔、成城学園から 芸大作曲家に入った北条さんは、学生の頃から演奏活動をして その頃は日本のビル・エバンスと言われるほど彼の曲をよく 演奏されていて、私も聴きました。 ▶その北条さんも今や、私とあまり違わない後期高齢者です。 時代の流れを感じます。昨夜も成城学園時代の同級生が お見えになり今も「北条君」と呼んでいらっしゃいました。 ▶いつもキチンとアレンジした譜面を書いていらして、 リハーサルをして本番に臨まれる方です。お歳を感じない 青年のようなしっかりした演奏でした。加瀬さんと 大村さんは初顔合わせでしたが、リハーサル通りスムーズな サポートのリズム隊。譜面に強いミュージシャンたちです。 ▶1st.stage…♪Speak Low、 B.エバンスも演奏していた♪Alice in Wonderland、 ♪Hear That Rainy Day、♪I Got Rythm、 バラード♪With A Song In My Heart、♪Autumn Leaves。 ▶2nd.stage…♪Softly As In A Morning Sun Rise、 ♪I'm In The Mood For Love、バラード♪My Foolish Heart、 北条作♪Remember T.M、T.モンクに捧げた♪Spain、 アンコールは♪Stera By Starlight。 ▶「いつまでピアノが弾けるかなぁ…」終演後、ポツンと 漏らしていらしていたので「音楽をしている人は皆さん 若いからダイジョウブ」と。いつまでも自分の好きな事をして 生きていけるのは、それだけでほんとに幸せなことですよね。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.11.16 Fri 華やかで楽しい紀子さんのステージ |
▶ヴァイオリンの里見紀子さんがリーダーで、アレンジも 彼女が全てやっている《Medusa》。いつもはエレキベース なのですが、昨夜はアコースティックベースということで 《Medusa アコースティック》。里見さんの他、森下滋(pf) 生沼邦夫(b) 江藤良人(ds) トニー・グッピー(Speelpan) さんが メンバーです。 ▶ポップスありロックありボサノバあり、ジャズの名曲も レパートリーの中に入って…幅広いジャンルの音楽を、 華やかに楽しく演奏されました。 ▶みなさん熱心なファン・お客さまで、初めから終わりまで ステージの周りを囲んで楽しんでいらっしゃいました。 ブルーのブラウスが良く映える美しい女性が、フロントで 微笑みながらヴァイオリンを奏でる…絵になるステージです。 ▶隣りでトニーさんが弾くスチールパンの凄さにも、注目が 集まりました。こんなに何でも出来るスチールパン奏者は 世界にトニーさんだけ。カリブ海の島が生んだ天才ですね。 ▶1st.stage…♪Chiken、♪Zig Zag、C.パーカーの名曲 ♪Donna Lee、ボサノバ C.ジョビンの♪Dialogo、 S.ワンダー♪I Wish。 ▶2nd.stage…H.ハンコック♪Chan's Song、 ロックの難しい曲♪Scatterbrain、M.デビス♪Seven Steps to Heaven、 バラード♪I Thought About You、♪Come With Me、 アンコールは♪Vera Cruz。とても華やかで、楽しい夜でしたよ。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.11.17 Sat 久し振りに大賑わい・大湧きの店内 |
▶楽器は中島徹さんのピアノだけ、後は全て人間の声で音楽を 創り上げる《SOLODUO T.K.》ギラ・ジルカ(vo) 矢幅歩(vo) 北村嘉一朗(voce percussion)さんの見事なパーフォーマンス。 ベースもドラムスも、ちゃんと聴こえてくるどころでは ありません。ストーリーに合わせて色んな音が出て来て、 驚かされます。 ▶北村さんは子供の頃から色んな事をする変な子どもとして 親御さんが心配されたそうですが、人間の声は訓練すると、 なんと多くの事を可能にするのでしょう。今やヴォイス パーカッションの第一人者で、海外でも教えるほどです。 ▶ギラさんは人柄が良くMCも面白く、歌も素晴らしいので、 今はあちこちから引っ張りだこの人気。矢幅さんも素直な声で ファンも大勢いて活躍中。中島さんの本拠地は関西ですが、 このグループやラテンバンドで時々上京してきてくださる 才能あふれるピアニストです。 ▶そして何より、みなさんが芸達者。そんな4人が集まっての 楽しい音楽というよりジャズ・エンターティメント・ショー。 皆さんよくご存じで、お店は予約ですでに満席になりました。 久し振りの事です。明るく楽しいステージにみなさん大満足。 先が見えない時代に、笑って楽しんで、大いに音楽でストレス 発散されました。 ▶1st.stage…中島さんギラさん矢幅さんで♪Love、 北村さんが入って♪Moody's Mood for Love、 ギラ作♪Drinking My Tea、♪Moonlight Serenade、 ♪How Do You Keep The Music Playing、 色んな音が入った♪Cuntry Road、♪My Favorite Things。 ▶2nd.stage…♪How Deep Is Your Love、♪Overjoyed ♪Spinning Wheel、大笑いの♪3年目の浮気、 ♪上を向いて歩こう、♪Spain、 アンコールは♪Suddenly A Love Story。 ▶終演後ブルーノート東京に出演しているデイブ・グルーシン さんがいらっしゃいました。彼は、映画やTVドラマの音楽を たくさん作曲もしている、ハリウッドでも超セレブな方。 以前から私の事を気にしてくださってる優しいお人柄で、 久しぶりにお顔をみせてくださいました。 ▶ギラさんにとってもアイドルだったようで、大喜びして、 さっそく一緒にレコーディングしようとお話されていました。 80歳を過ぎても現役で活躍していらっしゃいます。そんな 素晴らしい方に気に入っていただいて私も光栄に思います。 (ギラさんや、当店の常連ギルホイル真由美さんらが、 Facebookを通じて写真を載せてくださっています) ←当夜のスナップ写真 |
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2012.11.18 Sun 忙しかったけれど充実した一日 |
▶大変忙しい土曜日でした。京王プラザホテルで世田谷 医師会創立80周年の祝賀会があり、そのパーティーイベントに ちょうど前夜、当店出演だった《SOLODUO T.K.》の出演を 私がプロデュース。リハサールから本番が終るまで現場に 立ち会っていました。 ▶医者の会合らしく、とても立派な600人の大パーティーで、 マジックショーの後《SOLODUO T.K.》が登場。初めこそ ガヤガヤしていましたが、あのパフォーマンスです。最後は 大拍手大喝采で、皆さま大喜び。お帰りにはCDが飛ぶように 売れて、私も一安心し、お店に出ました。 ▶こちらはCS朝日のTV番組、当店ではもうお馴染みですが、 「源流ジャズ」の収録日です。カメラとスタッフが入り、 《マヤ・ハッチ デビュー3周年記念ライブ》を収録しました。 マヤ・ハッチ(vo)さんと熊谷ヤスヒサ(pf) 川村竜(b) FUYU(ds) 吉田サトシ(g)さんによる、若者たちの元気のよいのステージ。 ▶マヤさんは、ヘアースタイルを変えました。長かった髪の 左半分を短く刈って…でも、良く似合って素敵でしたよ。 ワンピースに金の靴下・金のヒールを履いてちょっと色っぽく チャーミングに決めての登場です。良く伸びる気持の良い声で 思う存分歌い上げていました。お客さまも、お祝いと応援に 大勢いらして大盛況でした。 ▶1st.stage…♪インスト曲 (曲名不明、すみません!) ♪Tea For Two、♪Green Dolphin Street、♪Agua De Beber、 ♪The Boy From Ipanema、♪Chase The Path、♪Doxy。 ▶2nd.stage…♪Giant Steps、Afro Blue、 ♪Have You Ever Had A Feeling?マヤ作♪Together、 2枚目のCDのタイトル曲♪Li'l Darlin'、♪Round Midnight、 アンコールは3カ月間 LuxのシャンプーのTV-CMで 流れていたマヤ作♪Grow Your Beauty (LUX CM曲)。 ▶この夜収録した「源流ジャズ」は来年1月26日放映予定です。 ▶昨夜に続いてデイブ・グルーシーさんがいらっしゃって、 若者たちの演奏を真剣に聴き入っておられました。マヤさんが お客さまに紹介すると、ステージ終了後にサインをもらったり 一緒に写真を撮ったり…。デイブさんは気持よく応えて くださって、多くのお客さまにここで彼にお会いできた ことを感謝されました。 ▶川崎市で行われる「モントルー ジャズ フェスティバル」に 出演されてから帰国するということですが、当店が大好きと おっしゃってくれて、できたらもう一度来たい、とお帰りに なられました。本当に光栄な事です。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.11.20 Tue ピュアーな響きで優しい気持に… |
▶小沼ようすけ(g)さんと 鈴木正人(b)仙道さおり(per) さんの 久々のステージ。三人の音楽性が同じ方向を向いているのか、 コミニケーションがとても良くとれていて、スタートと ゴールを決めておけば、後はどこへ回り道をしてもちゃんと 本筋にもどってこれる…そんな演奏ステージです。 ▶海の男ようすけさんは「事故にあってもゴールに到達する、 その間にいろんな事を学べる、それが冒険することことの 素晴らしさだ」「このユニットでは音楽でそれができ、 伸び伸びと演奏することができる」と語っておられました。 ▶将来、このユニットでぜひアルバムを残したい、と思って おられるようです。素晴らしい感性の三人、私も同感です。 ▶さおりさんは今、葉加瀬太郎さんの全国ツアーに参加中で 九州から帰って来てきたばかり。すぐまたツアーに出る強行 スケジュールをこなしています。ツアー中はご主人が4歳の お子さんの面倒を見ているそうですが、ツアー先から電話を しても、パパと仲良く元気一杯のようで、ちょっと拍子抜け するようです。演奏家と子育てとの両立は大変そうですが、 旦那さまの協力があってこそですね。 ▶ようすけさんは、来春2月からパプアニューギニヤ方面に ギター1本持って旅に出るということです。小さな島の自然の 中でギターと向き合ってみたいそうです。彼ももうすぐ不惑= 40歳です。なにか期するところがあるのかもしれません。 昨夜のステージは、多くがご自分のCDの中からの曲でした。 ▶1st.stage…♪Flyway、♪スタンダード曲♪Oleo、 ♪Window、♪Can We、♪Jam Ka。 ▶2nd.stage…ギターとパーカッションからはじまり、初めは 一体何の曲か解らなかったのですが…♪ふるさと でした。 旅先で気がついたら山の頂上にいたという曲♪E san、 ♪Gradation part 2、♪Around the Love、♪Coffee Please、 アンコールは♪Friend and Lover。 店内に、爽やかで気持の良い綺麗な空気が流れた夜でした。 ようすけさんの当店の次回出演は、来年です。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.11.21 Wed クールな演奏セクシーな音色のテナー |
▶鈴木央紹(ts)若井優也(pf)佐藤ハチ恭彦(b)原大力(ds) さんの クァルテット。普段このメンバーで活動しているので、 コミュニケーションが良くとれています。昨夜もジャズの お馴染みの名曲が多く演奏されました。 ▶聴き慣れた曲でも、ライブジャズはその日その場の状況で 同じ曲でもいろいろと変化しながら演奏されます。だから 飽きがこない上、聴いてる方もいろいろとイマジネーションが 膨らみます。 ▶クールにプレイする鈴木さんに、若井さんがすぐ反応して 予想外に展開すると、それを聴いた他の三人がにんまりと しながら「こう来たか」「じゃあこう行くぞ」…と自然と テンションが上がります。聴くものにとっては、実に楽しい ステージです。 ▶昨夜は前の席に、当店近くのお寺の御坊様たちが陣取り 楽しそうにリズムをとって聴いていらっしゃいました。時々 いらっしゃいます。ジャズとは縁がなさそうに思われますが… ここに限らずジャズのお好きな僧侶の方は、世の中にけっこう 多いように思います。 ▶1st.stage…♪Sophisticated Lady、♪Everything I Love、 ♪I Should Care、♪Lawra、♪Four Brothers。 ▶2nd.stage…♪Emily、T.モンク♪Work、 バラード♪A Time For Love、K.ジャレット♪Prism。 どの曲も、バランスが絶妙の心に染み入る演奏でした。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.11.22 Thu 人間の声に勝る楽器はない… |
▶どんな楽器より人間の声に勝る楽器はない、と思わせた 昨夜の TOKUさんがプロデュースするコーラスグループ《HIT》 TOKU(vo,flh) マヤ・ハッチ(vo) 伊藤大輔(vo) さん三人の シンガーと、宮川純(pf) 清水昭好(b) 二本松義史(ds)さん。 ▶このグループは、TOKUさんがお気に入りのメンバーを集め アメリカの良き時代のコーラスグループを彷彿させる曲を 譜面に起こし、ご自分でアレンジして、丹念なリハーサルを 行って本番に臨む…昨夜はその2回目のステージでした。 ▶前日の夜中にみんなが集まりリハーサルしただけあって 良くコミニケーションがとれた素晴らしいステージに、 客席は満席 !! その反応も素晴らしく、ミュージシャンもみな テンションが上がりました。人間の声って本当に素晴らしい ということが実感できるサウンドを、存分に楽しませて いただきました。 ▶1st.stage…ピアノとTOKUさんのフリューゲルホーンで ♪It's All Right With Me、 全員のコーラスで♪Charleston Alley、♪Moanin'、 ♪Caravan、♪Heaven's Design、♪Everybody's Boppin'、 ▶2nd.stage…♪Twisted、♪What Am I Here For、 ♪Hi-Fly、TOKUさんをフィーチャーした雰囲気のある ♪Moonlight Serenade、皆で♪Moody's Mood For Love、 ♪In A Mellow Tone、 トミー・キャンベルさんの思い出の曲♪The Goose、 アンコールは♪The New A<B<C。 ▶ストレスが溜まる昨今の日本の状況ですが…昨夜の お客さまは、みなさんお帰りになる時には、お顔が明るく にこやかになってお帰りになられました。次回のこの コーラスグループは「大晦日オールナイトセッション」 での出演になります。ぜひご一緒に楽しみましょう。 きっといい年が迎えられますよ。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.11.23 Fri 雰囲気のあるスタンダード曲の数々 |
▶来月新たにアルバム「Affair To Remember」をリリースする チャリート(vo)さんとユキ アリマサ(pf)佐藤慎一(b)海野俊輔(ds) さんの、三連休を控えた前夜。 ▶フランスのパリで仕事をして帰って来たばかりの彼女は、 黒のミニワンピースに黒のストッキング黒のブーツ姿で シックに登場。このアルバムのコンセプトであるタンダード ナンバーを彼女らしく情感豊かに歌い上げるステージでした。 パリはまだ全然、枯葉の季節が来ず、これも地球温暖化の せいかしら?とお話されていましたよ。 ▶1st.stage…インスト曲♪Everything Happens To Me、 ♪Polka Dots And Moonbeams、 チャリートさんが入って♪Nica's Dream、 ♪Autumn In New York、♪Love Dance、 ♪How High The Moon、 ベースとのデュオで♪But Beautiful、 ♪ I Can't Give You Anything But Love、'That's All。 ▶2nd.stage…インスト曲♪Chelsea Bridge、 チャリートさんが入って♪Black Coffee、 ♪A Song For You、ベースイントロから♪Day By Day、 ユキさんのピアノが味わい深かった♪What Difference A Day、 ♪Change The World)、アンコールは♪Teach Me Tonight。 ▶イギリスでお仕事をしていらっしゃるインドの方で、 会議で東京に来て、日本の方に連れてこられたお客さまが とても楽しんでお喜びになり、当店を大層気に入って 東京に来たら必ず寄ります、とおっしゃってお帰りに なられました。三連休前にしてはちょっと寂しい客席… でも、こういう方が世界にいてくれる、と思うと私も 張り合いが出ますね。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.11.24 Sat 美しい声に良くスイングするピアノトリオ |
▶昼間の雨が止んで、少し暖かになった連休初日は、 2ヶ月ぶりに鹿児島からやってきてくれたリレット(vo)さんと 山本剛(pf) 香川裕史(b) 滝幸一郎(ds) さんのトリオ。 ▶鹿児島で「リレット」というジャズクラブを経営しながら 毎夜そこで歌っている彼女ですが、やっぱりたまには東京で 歌いたいと、もう20年以上、手弁当で上京してきてくれます。 良く伸びる綺麗な声が持ち味でその上品な歌が私は好きです。 ▶楽器の音色がみな違うように、声が楽器のシンガーも音色や 響きがそれぞれ違いますが、彼女の「楽器」の響きには 透明感があります。そしてメロディーを大切にした歌唱なので 耳に心地よく響きます。久し振りに山本トリオと一緒で、 リラックスしたステージが繰り広げられました。 ▶1st.stage…インスト曲♪A Girl Form Ipanema、♪Misty。 リレットさん入って♪My Favorite Things、 バラード♪Embraceable You、いつもはゆったり歌う ♪Speack Low ですが昨夜はちょっと激しく歌われました。 客席にカップルが多かったので…優しく心を込めて2曲。 ♪My One and Only Love、♪Our Love Is Hear To Stay。 ▶2nd.stage…インスト曲♪Tuyoshi Blues (剛ブルース)、 もうその時期です♪Christmas Song。 リレットさんが入って♪Slow Boat China、 バラード♪Tenderly、♪Round Midnight、♪For We Know、 ♪Yesterdays、アンコールは♪Day By Day。 ▶六本木ヒルズのイルミネーションがとても綺麗だった、 と山ちゃんがリレットさんに言うと、リレットさんは 「ぜひ見たい」と。優しい香川さんが、彼女と山ちゃんを クルマに乗せて一緒に観に行かれました。私もまだ見て ないのですが「クリスマスバージョン」らしいですよ。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.11.25 Sun さすがペコちゃん、極上のステージ |
▶ボーカリスト・ライブが続いた三日目の夜は、大ベテラン 伊藤君子(vo)さんと、信頼厚いピアニスト片倉真由子(pf)さん、 西嶋徹(b) 海老沢一博(ds)さんのピアノトリオ。真由子さんは 1週間のNYの旅から帰国したばかりで、少々時差ボケ気味。 リハでは心配でしたが、そこはプロです。本番では微塵も 感じさせないプレイぶりでした。 ▶さすがペコちゃんのステージは、一味も二味も違います。 昨夜ペコちゃんが事前に準備したのは、演奏する曲名リスト。 裏には英語と日本語の♪Imagine の歌詞。それをまず大勢の お客さま全員にお渡ししてからMCとともにステージ開始です。 ▶お店にフラリと来るお客さまは、最近少なくなりました。 いい歌を歌えば、あるいは事前にファンに呼びかければ… もちろんそれもとても大切なことなのですが、基本はやはり ステージが楽しく、魅力的で感動できないと、お客さまは そうそう来てくれません。そのことを彼女はよくご存じです。 ▶そして何より彼女は努力家です。当店の興味あるステージ の夜には客席に必ず彼女の姿があります。そうした中から ヒントを得て、ご自分のステージを毎回、工夫をこらして しっかり準備して本番に臨まれます。お客さまが彼女の ステージを楽しみにしないはずがありません。 ▶昨夜も大勢のお客さまがいらっしゃって、彼女の極上の ステージをご堪能されました。そんなお客さまを前に、 ペコちゃんは上から下までまで黒ずくめの衣装(ご本人は 魔女みたいとおっしゃっていましたが)なかなかどうして シックで良くお似合いでしたよ。 ▶演奏曲は… ←ペコちゃんが準備して お客さまにお配りした曲目リストです。 ▶シリア情勢も日中韓も、世界はもう一度この詩の精神を 取り戻して欲しい、と♪Imagine を配られたプリントを 見ながら日本人と外国人のお客さまが一緒に大合唱。 さ、今度は、ジャズ歌手になりましょう、と みんなでデュワ・デュワ…♪It Don't Mean A Thing。 〆は彼女の代表作、ヒット曲♪Follow Me でした。 ▶聴きにいらした大勢の方々は、みなさん大いに楽しんで、 気持よくお帰りになられました。素直に感情を出す外国人の 方々は彼女のステージを大絶賛でした。次回のペコちゃん 出演は12月24日。素敵なクリスマスイブをお過ごしください。 ご期待を決して裏切りませんよ。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.11.26 Mon 友情熱い男達のトリオサウンド |
▶【Sunday Specia】は、年2回のツアーの最中の《TRIO ' 》 =トリオッ、通称(トリオちょん)のメンバーは、市原康(ds) 福田重男(pf) 森泰人(b) さんです。リーダーは市原さんでMC担当 曲のアレンジは福田さんと森さんの担当です。 ▶スウェーデン在住の森さんは、このツアーのために年2回 帰国されます。ひと昔前と違って飛行機でベースを運ぶのが 難しくなったので、楽器屋さんからの借りものです。今回は バイオリンを大きくした位の小型のベースですがスペインの ベースで、深く良い音がします。森さんも大変気に入って いらっしゃいました。 ▶1st.stage…♪It's Only A Pepermoon〜♪Bitter Sweet、 ♪All The Things You Are、ビートルズ♪Here There & Everywhere、 懐かしい曲♪When lights Are Low、♪真珠とりのタンゴ。 ▶2nd.stage…♪Come Rain or Come Shine、 トランペットの市原ひかりさんの作品♪始まり、 福田作♪Just Be Happy My Love、森作♪MO MO、 ♪What Difference Day。♪September Song。 客席にいらした女性のハーモニカ奏者を呼び出して 彼女のオリジナル曲を演奏(タイトル不明)。 アンコールはC.パーカー♪Ralaxin' at Kamariro17。 ▶昨夜は三人のお知り合いの方も大勢いらして、それぞれの CDもお買い上げいただき盛況でした。日曜日にお店を開けた 甲斐がありました。明日からまたツアーに出るそうです。 交代で運転しての旅…気をつけていってらっしゃいね。 ▶それから、来年は森さんがスウェーデンでの仕事が忙しく 帰国できないそうで、来年のツアーは行わないようです。 再来年までこのトリオサウンドはお預け…残念ですねぇ。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.11.27 Tue 客席と一体となってパワー全開ともみさん |
▶雨が去ったら寒さがやってきた昨夜、しかも週明け月曜日。 はたしてお客さまはいらしてくれるかしら…そんな中の 《福井ともみ クィンテット》福井ともみ(pf) 俵山昌之等(b) 高橋徹(ds) は岡淳(ts,fl) 高瀬龍一(tp) さん。 ▶心配をよそに、ともみさんを応援してくれている方たちが いらっしゃって、掛け声や拍手が店内に響いて、客席に応えて ミュージシャンもパワー全開で気持よく演奏されました。 ▶ジャズライブは、お客さまの反応の善し悪しで、音楽が 違ってきます。昨夜は理解あるお客さまとミュージシャンが 一体となって、活気のあるいいステージと店内でした。 ▶1st.stage…♪Sunday、♪At That Moment、♪LOve For Sale、 ともみさんが好きな曲♪Pollcka、♪The Way Look Tonight。 ▶2nd.stage…この曲のファンも多いともみ作♪トリポリの朝食、 ♪Shadow Of Your Smile、 岡さんのフルートでともみ作♪Landscope、♪I Can't Get Started、 ともみ作♪Midnight、アンコールは♪Straight No Chaser。 ▶アレンジは全て、リーダーともみさんがされています。いま 3枚目のアルバムを準備中。小柄なともみさんですが、音楽に 真摯に立ち向かい、全身でガンバっている彼女を、私も 応援せずにはいられません。来年の完成が待ち遠しいですね。 ◉撮影スタッフが休みだったため、当夜の写真もお休みです。 ともみさん、ファンの方、ごめんなさいね。 |
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2012.11.28 Wed 極上のクァルテットを堪能した夜 |
▶《辛島トリオ》辛島文雄(pf)楠井五月(b)小松伸之(ds)さんに 肺癌を克服して初めての出演だった池田篤(as)さんが加わった 昨夜。池田さんは大病された人には見えず、元気いっぱい。 音も素晴らしく良くでていて、信じられない程の演奏でした。 ▶辛島さんとはアルバムも一緒に制作されている仲で、 辛島さんが惚れ込んでいるプレヤーでもあります。楠井さん 小松さんのコンビネーションも良く、まさにジャズらしい スリルとスピード感溢れるクァルテット演奏の真髄です。 ▶このような素晴らしい演奏なのに客席がいつも寂しいのは なぜなのでしょう。いろんな意味で心が痛みます。辛島さんも それを感じているようで、曲の説明やMCをほとんどしない人 なのですが、昨夜は、曲の説明などを解りやすく、ピアノを 弾きながら説明・解説されました。そのお話は大変ためになる 解説で、趣味でジャズサックスを勉強している常連さんも、 メモをとって聴いていらっしゃるほどでしたよ。 ▶1st.stage…♪Will You Still Be Mine、♪I Hear Rhapsody、 辛島作♪Late Autumn(晩秋)…普通のコード進行は4度 なのですが、この曲は3度進行で作られていて、少し 落ち着かないコード進行です、と興味深い説明がありました。 ♪Limehouse Blues、池田さんがアルトからテナーに持ち替え ♪Gad Bait。 ▶2nd.stage…楠井さんがエレベに持ち替え、池田さんは ソプラノに持ち替えて辛島作♪Mr.J.H。 ウッドベースとアルトで♪Like Somone In Love、 ピアノイントロとアルトで♪Body And Soul は絶品でした !! ♪Up Jumped Spring、アンコールは ♪How Long Has This Been Going On でした。 ▶いらしたお客さまは、そのあまりの素晴らしい演奏に 酔いしれ、お酒も一段と進まれたようです。派手に客席を 沸かせるスタイルのステージではありませんが、私が 可能な限りブッキングしているのは、ジャズらしいジャズを 聴かせてくれる極上・絶品の演奏で、私自身、こういう ジャズを時々聴きたくなるからです。みなさま、ぜひ 応援していただいて、ジャズに酔ってほしいと思います。 次回は、来年1月9日水曜日です。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.11.29 Thu さすが実力者揃い 活気あるクィンテット |
▶近藤和彦(as) 浜崎航(ts) 椎名豊(pf) 井上陽介(b) 江藤良人(ds) さんの《スペシャルクィンテット》もともとはこのメンバーで 組ませてみたい、と当店の女性常連客がそれぞれにブッキング したのが始まりなので、皆さん超多忙のリーダー・実力者たち ばかり。なかなかスケジュールが合わず、ようやく今年の 2回目ができた昨夜のステージ。 ▶そんなこともあってミュージシャンも楽しんでの演奏です。 当然、客席も楽しくないはずはありません。MC=総合司会は 近藤さんでしたが、曲の紹介は自分が持ち寄った曲ですから それぞれがその曲にまつわる話をして演奏に入るスタイル。 曲が変わるたびに人間性が感じられてとても面白かったです。 ▶1st.stage…浜崎さん提供・アレンジのC.ミンガス♪Mr.O.P… イントロのお話は、東京でのミンガスのエピソードでした。 近藤提供・アレンジの♪Syeeda's Song Flute…珍しい曲です。 椎名作フラワーデザイナーとコラボレーションした時の話 ♪Flowers …綺麗な曲でした。江藤さんがジャズに興味を という思い出の曲♪Seven Steps For Heaven はトニー・ ウィリアムスの叩くドラムを初めて聴いたと。 ▶2nd.stage…浜崎提供・アレンジのクールジャズと言われた ♪Roneys Turn、井上さんがNY時代に作ったと♪Whisper Fuege …では途中で♪Whisper Not のフレーズが出て来ました。 近藤提供・アレンジのK.カークランド♪The Inflated tear… 風変わりな奇妙な曲でした。椎名提供・アレンジの♪Braodway アンコールは井上アレンジでベースをフィーチャーした ♪All Of You。店内にも活気があふれたステージでした。 ←当夜のスナップ写真 |
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2012.11.30 Fri 《南青山六丁目楽団》が電波に乗ることに!! |
▶久し振りの《南青山六丁目楽団》の昨夜のご報告ですが… まずは速報です。この世界に一つだけの中低域楽器だけの ジャズ・セクステットがついに電波に乗ることになりました !! ▶NHK-FMの人気1時間番組、「セッション2013」に出演が 決まったのです。この番組は、ジャズを中心に、第一線で 活躍するミュージシャンのライブ演奏を放送している番組で NHKふれあいホールで公開収録されます。「名付け親」の 私としては、我がことのように大変嬉しいです。 ▶メンバーはいつもの管楽器奏者、岡崎正典(ts)片岡雄三(tb) 山岡潤(euph) さんに、昨夜は久し振りに晴美さんがピアニスト に起用され 野本晴美(pf)島田剛(b)高橋徹(ds)さんトリオでした。 ▶譜面を書いている岡崎さんのアレンジは、なかなか味のある アレンジで、中低音のハーモニーが気持良く、昨夜は特に とてもいい感じに調和がとれていました。このサウンドを 初めてお聴きになったお客さまが、柔らかく気持のいい ジャズサウンドに、しっとりした優しい気分になった、と。 ▶1st.stage…♪It Ain't Necessarily So、♪Take The A-Train、 ピアノとベースなしでドラムがマーチを叩いた♪Wail March、 岡崎さんフィーチャーでバラード♪I Want To Talk About You、 全員で♪Confirmation。 ▶2nd.stage…♪Blue Train、♪The Nutcracker Suite、 ♪Struttin' With Some Barbecue、♪Evidence、 片岡さん山岡さんをフィーチャーしバラード♪Memories of You、 ♪All of You、アンコールは♪DO-RE-MI。 ▶次回の当店出演は、3月4日。公開録音の日時が決まったら この欄でお知らせいたします。何かとストレスの多い昨今、 心の平和を保つためにも(笑)ぜひお聴きになってください。 ←当夜のスナップ写真 |
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