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 Weblog by Kyoko (過去のブログはカレンダーを戻してネ)
  11.1 Thu 圧倒的に女性の多い店内
  11.2 Fri 【ハリケーン、サンディ情報】
  11.2 Fri 創造性に富んだ素晴らしいサウンド
  11.3 Sat 大賑わいの健吾さんのCD発売記念
  11.4 Sun 独創的なサウンドのトリオ
  11.6 Tue 思わぬゲストも入って大盛り上がり
  11.7 Wed 魅了された 二人の素晴らしい演奏
  11.8 Thu 心に染みた男達の熱き友情のステージ
  11.9 Fri 深いグルーブ 説得力ある えりさんの歌
  11.10 Sat 今月はボサノバ中心のマーヤさん
  11.11 Sun 孫のレイくんが久しぶりにお店に…
  11.12 Mon 青森からも大勢の応援団の優花さん
  11.13 Tue クリーンでシンプルなサウンド
  11.14 Wed ジャズクラブらしい素敵な店内の雰囲気
  11.15 Thu まだまだ若い北条さんのピアノ
  11.16 Fri 華やかで楽しい紀子さんのステージ
  11.17 Sat 久し振りに大賑わい・大湧きの店内
  11.18 Sun 忙しかったけれど充実した一日
  11.20 Tue ピュアーな響きで優しい気持に…
  11.21 Wed クールな演奏セクシーな音色のテナー
  11.22 Thu 人間の声に勝る楽器はない…
  11.23 Fri 雰囲気のあるスタンダード曲の数々
  11.24 Sat 美しい声に良くスイングするピアノトリオ
  11.25 Sun さすがペコちゃん、極上のステージ
  11.26 Mon 友情熱い男達のトリオサウンド
  11.27 Tue 客席と一体となってパワー全開ともみさん
  11.28 Wed 極上のクァルテットを堪能した夜
  11.29 Thu さすが実力者揃い 活気あるクィンテット
  11.30 Fri 《南青山六丁目楽団》が電波に乗ることに!!


  2012.11.1 Thu   圧倒的に女性の多い店内
▶奥平真吾さんのユニット「THE FORCE」のピアニスト
宮川純さんの都合が悪く、ハクエイ・キムさんに替わった、
奥平真吾(ds)ハクエイ・キム(pf)須川崇志(b)太田剣(as,ss)さんの
10月最終日の昨夜。
▶ハクエイさんの曲や彼がアレンジしたスタンダード曲を
演奏したステージに、圧倒的に女性が多い店内でした。
甘いマスクのイケメン、ハクエイさんの顔見知りのファンの
方がほとんんどで、皆さん熱心に聴いていらっしゃいました。
演奏は、ジャズの命であるリズムが活き活きして、緊張感
のある聴き応えのある演奏でした。
▶1st.stage…O.コールマン♪Turn Around、
ハクエイアレンジの♪What Is This Thing Called Love…
よく演奏されますが、これはちょっと違った感じの
まさに「ハクエイワールド」でした。
♪Someday My Prince Will Come、
K.ジャレット♪Spailal Dance、
ソプラノサックスをフィーチャーしてT.モンク♪Locomotive…
あまり演奏されない曲で、ちょっと変わったモンクの
曲の中でも、変わった曲でした。
▶2nd.stage…ハクエイ作♪White Forest、J.Jジョンソン♪Lament、
S.ロリンズ♪Sony Moon for Two、
ハクエイさんと太田さんのデュオ♪The Night We Call It A Day。
♪I Din't Know What Time Is Was、
アンコールは♪Have You Met Miss Jones。
▶尖閣諸島の問題で日中関係が悪化して、影響が経済にも
出たのか、お店にとっては非常に厳しい月となりました。
今年の月間カレンダーも、あと2枚。何とか年を越すために
頑張らなくては…と自分に言い聞かせて、10月も終りました。
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  2012.11.2 Fri   【ハリケーン、サンディ情報】
NY在住のピアニスト海野雅威さんから、一報、届きました。
マンハッタンのダウンタウン(39丁目より南)、ニュージャージー
そしてブルックリンの沿岸は大打撃で、停電は今も続いている
そうです。
ダウンタウンに多くある多くのジャズクラブは、停電になり、
しばらくライブが再開できそうになく、その影響で彼を始め
多くのミュージシャンの生活にも支障がでそう、
ということです。
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  2012.11.2 Fri   創造性に富んだ素晴らしいサウンド
▶いつもは当店ピアノ連弾《1 Piano 4 Hands》でユニークな
パフォーマンスを披露してくれる林正樹(pf)さん率いる
西嶋徹(b) 堀越彰(ds) アンディ・ベヴァン(sax,fl,didgerido) さん
の《STEW MAHN》は、当店2回目の出演でした。
▶林さんが、ご自分の曲をイメージ通り(それ以上)に演奏
出来るミュージシャンを探して出来たユニットで、曲に対する
思い入れが違います。皆さん売れっ子で忙しく、年に数回しか
演奏出来ませんが…独創的で、全員の音が綺麗で、誰もが
脳に刺激を受ける素晴らしいサウンドを楽しみました。
▶去年CDをリリースしていますが、まだあまり知られて
いないせいかお客さまが少なかったのが残念でしたが、でも
いらした方は皆さん初めから終りまで、大感動でした。
▶ステージは、アンディさんが色んな珍しい楽器を吹くのも
魅力のひとつ。オーストラリヤの先住民アボリジニーの吹く
長い筒の楽器は、ゆうかりの木から出来ていてかなり重く、
単音しか出ないのですが、訓練で色んな音を奏でられる…
不思議な楽器・不思議な音です。
▶そのサウンドが混ざって出来ている曲もあり、演奏は
とにかく変化に富んでいます。ドラムスの堀越さんが
その全体を、とても良い演出家としてまとめています。
▶譜面になっているのか気になって聞くと、耳で聴いて
叩いている、ということで、また驚きました。素晴らしい
ドラマーです。ちなみに彼は私の孫のレイくん(6歳)が、
4〜5歳の頃ドラムを習っていた先生ですが…レイくん
最近はピアノ(とサッカー)の方が好きらしく、ドラム
からはすっかり遠ざかってしまいました。
▶西嶋さんは、ベースを弾いていて、突然ヴァイオリンに
持ち替えて弾いたので、これにも驚きでした。林さんの曲は
面白く凝った曲が多く、このバンドにピッタリです。
いつもながら彼の創造力の凄さと、ジャズの範疇に収まらない
新鮮なステージに、驚きっぱなしでした。
▶1st.stage…♪Re-Ro(レロ)、♪Birds Staring In The Dark、
宇宙が好きだという林さんとアンディさん♪Cluster Trip、
♪Link of the time、♪ソタチ…これは《1 Piano 4 Hands》
ユニークデュオでお馴染みの曲ですが、昨夜はいつもと
違って大きなイメージがしてドラマチックでした。
▶2nd.stage…魅力的な曲♪Mi(み?魅?)西嶋作♪刻の汀
(時のみぎわ)曲もタイトルも美しい。アンディさんの
ソロが入りました。♪ロボットマン、♪うつろい。
バンド結成のきっかけになった曲♪Zephyr Zephyr(西風)、
アジアをイメージした曲♪Flight For The 21st.、
アンコールは西嶋さんがベースとヴァイオリンを演奏した
バラード♪Sprit Of The Forest。
…当店では稀なステージだったので、長いレポートになって
しまいました。
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  2012.11.3 Sat   大賑わいの健吾さんのCD発売記念
▶中村健吾さんの「Songs in my Lifetime」発売記念ライブ
このアルバムの録音はNYで行われ、NYで活躍中の若手実力者
も参加して制作されましたが、録音メンバー全員を招請して
日本ツアーを行うのは大変な費用がかかります。
▶実は昨夜もテナーサックスのステーシー・ディラードさんが
来日するはずでビザも下りていたのですが、急な家庭の事情で
来日できず、急遽中川さんに替りました。それでメンバーは、
中村健吾(b) 原朋直(tp) 近藤和彦(as) 中川英二郎(tb) 松本茜(pf)
海野俊輔(ds) さんで行われました。
▶人柄も演奏も人気者の健吾さんとあって、店内は多くの
お客さまで大賑わい。そんな中、ステージは強力なフロント
三管が揃って非の打ち所のない素晴らしい演奏でした。
▶海野さんは健吾さんが応援しているドラマーで、タッチの
綺麗なドラミングでサポート。若井茜さんもベテランの中に
とけ込んで、立派に役目を果たしていました。
▶1st.stage…♪Alone Together、♪Nostalgia In Time So、
健吾作♪Tears Of JEDI、♪Isfahan、♪上を向いて歩こう。
▶2nd.stage…♪月の砂漠、♪Mood Indigo♪Criss Cross、
健吾作♪Lullaby、♪Basin Street Blues、
アンコールは♪Mornin' でスウィングしながら終りました。
▶客席もミュージシャンも一体になって、ジャズクラブらしい
雰囲気の店内でした。彼らはこれからこのCDを持って
「地方巡業」に出掛けます。自分たちで売らないといけない
「手売り」が当たり前の時代になり、ツアーの移動も一緒に
自分たちのクルマです。好きな事をして生きて行くのも
体力がないとできません。ミュージシャンにも大変な時代に
なりました。みなさん、気をつけて行っていらっしゃい !!
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  2012.11.4 Sun   独創的なサウンドのトリオ
▶【BODY&SOUL Special】は、三人の《マエストロ》たち、
オマー・アビダル(b) ジェイソン・リンドナー(pf) そして
ダニエル・フリードマン(ds)さんの、独創的な音楽性の
ピアノトリオ。
▶リーダーはベースのオマーさんでイエメン人とモロッコ人
がご両親で、イスラエルで生まれ育ったジャズ界には珍しい
出自の方です。26歳でNYで認められてレコード会社と契約、
多くのビックネームと共演して、自分のスタイルを築き上げ
アルバム4枚をリリース。その独創的な曲が注目を集め、
絶賛されています。
▶私は昨夜初めて聴きましたが、中東の民族音楽的な要素が
あって、どこかでか聴いたような感じがする親しみやすさも。
ジェイソンさんのピアノにダニエルさんのドラムがとても良く
マッチしていたのは、お二人ともアメリカ人で、オマーさんの
この音楽性が気に入って参加されてるのでしょうね。
▶オマーさんは芸術家に与えられる、イスラエルで最も権威
ある賞を受賞しているそうですが、なるほどと思いました。
演奏はノリやすいきちんとしたリズムで、お客さまは皆さん、
このトリオサウンドを熱心に楽しんでいらっしゃいました。
▶1st.stage…♪The People's Blues、♪Hovita、
♪Zohar Smiles、♪Ayalat Hen。
▶2nd.stage…♪Eser ファンク調でした。♪Vincent、
♪E minor、♪A Road  Sunlight、
ジェイソン作♪Motown Tune…この曲以外は、全曲が
オマー・アビダルさんの作曲です。曲名は彼に書いて
いただいたのですが…中東方面の言葉が入っていて、
正確ではないかも知れません…ご了承くださいね。
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  2012.11.6 Tue   思わぬゲストも入って大盛り上がり
▶山本剛(pf) 香川裕史(b) 大隅寿男(ds) さんの《スウィンギー・
トリオ》には、熱烈な固定ファンがいらっしゃいます。
譜面を一切見ることなく奔放に思うがままにピアノを奏でる
剛さんは、文句なしに楽しめるからです。
▶ベースとドラムスは、彼のピアノを聴いて、すぐに判断し
反応して音をつけていくのですから一朝一夕にはできません。
お互いの信頼関係があってこそ可能な、ベテランたちだけの
トリオサウンドです。
▶昨夜は海老沢一博(ds) 伊藤君子(vo) さんご夫妻が遊びに見え
飛び入り出演。思わぬゲストにお客さまも大喜び。店内は
大変盛り上がりました。いきなり歌っても完璧なペコちゃんの
歌のうまさは、本当に抜群ですね。感心します。
▶1st.stage…山本作♪MS Blues、季節物♪Autumn Leaves、
十八番♪Misty、山本作♪無題、♪You Are My Sunshine。
▶2nd.stage…「山本節」の♪Sweet Magic Moment、
♪Loving Touch、ベースソロで♪What Wonderful World、
海老沢さんが入って彼のリクエストで♪Misty を誕生日の
お客さまに贈りました。♪Caravan、ペコちゃんを呼出して
♪Just In Time。そして3回目の♪Misty。ちなみに1,2回目の
キーはEbで。3回目に歌われたのはBbキーでした。同じ曲でも
キーが違うと印象が違います。昨夜は大サービスのペコちゃん
でした。アンコールは剛さんが弾き語るお馴染みの楽しい曲
♪旦那飲ましてちょうダイナ。
▶良くスウィングするトリオに、思わぬゲストが入って、
一層楽しく終わりました。
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  2012.11.7 Wed   魅了された 二人の素晴らしい演奏
▶片倉真由子(pf)浜崎航(ts,ss)さんのライフワークとも言える
《Duke Ellington Song Book》素晴らしいデュオで、演奏者が
二人とは思えないほど大きな広がりのあるサウンドが店内に
鳴り響き、お客さまを魅了しました。
▶浜崎さんはいつもテナーサックスとソプラノサックスを
持ってくるのですが、昨日はご自宅を出る時にソプラノを
修理に出していたのを思い出しました。当然間に合わないので
中国製のカーブした小さなアルトのようなソプラノサックスを
持ってきました。3万円で買った安い品物ということで、
雑な造りですが…弘法筆を選ばず、そんな事を微塵も
感じさせない音色でした。
▶このデュオで初めて出したアルバムは全部売り切ったようで
レコード会社から次を出すように言われているらしいですが、
二人の納得のいく内容が出来るまで時間をかけて制作する
ということです。すぐその気になる人が多い中で、エリントン
さんの音楽を尊敬し、自分たちの音楽を大切にしている姿勢が
素晴らしいと思います。
▶1st.stage…♪Warm Valley、♪Portreit of Louis Arnstrong、
エリントンが映画「Anatomy of Murder」のために作曲した
美しいバラード♪Low Key Lightly、お馴染み♪Take The A-Train、
♪Satin Doll、♪Star Crossed Lovers。
▶2nd.stage…日曜日だけ自由になる奴隷がその日を待ち
望んだ曲♪Come Sunday は、中国製のカーブしたソプラノ
サックスで吹かれました。♪Jump For Joy、
♪Don't Mean A Thing、♪Feeling of Jazz、
♪The Singel Petal Of A Rose(ひとひらの薔薇)
アンコールは♪昔は良かったね。
▶いろんなエピソードなどを散りばめたMCもあって、
皆さまとても有意義な時間を過ごされてお帰りになりました。
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  2012.11.8 Thu   心に染みた男達の熱き友情のステージ
▶松島啓之(tp) 山田穣(as) 今泉正明(pf) 上村信(b) 広瀬潤次(ds)
さんの、男たちの熱き友情が感じられた松島クィンテット。
というのは、この20年間、一緒に活動されてきた嶋友行さんが
今年お亡くなりになりましたが、彼の最後となった演奏が
当店でした。
▶その時、たまたまライブレコーディングしてあった録音が
残っていたものを、メンバーみんなが手弁当で協力して丁寧に
マスターリング。嶋さんの思い出のアルバムとして制作し、
出来上がったものを昨夜お披露目して彼に捧げられたのです。
▶ジャケットを開くと松島さんが気持を込めてライナーノーツ
を書かれていて、楽しそうな顔のメンバーの写真も載せてあり
私は、嶋さんの元気な頃のお顔を見たら胸が熱くなりました。
▶ステージではその中から数曲が演奏されました。松島さんの
トランペットは、一皮むけたような素晴らしい演奏で、この
メンバーは無口な人ばかりですが…皆さんの熱い気持ちが
伝わってくるいいステージでした。
▶来月12月13日、このアルバム「Dedicated To You
(キミに捧げる) Live at BODY&SOUL」の発売記念ライブが
行われます。心のこもった演奏をぜひ聴きにいらして下さい。
その日は、アルバムの中の全曲が演奏されると思います。
▶1st.stage…S.ジョーンズ♪Unit Seven、
G.クライス♪Social Call、♪Everythings I Have Is Yours、
F.ハバード♪On the QueUe。
▶2nd.stage…F.ハバード♪Jodo(極楽浄土の「浄土」)、
♪I've Never Been In Love Before、H.カーマイケルの
バラード♪Skylark はトランペットが心にしみました。
B.ハリス作♪Naciment、アンコールは
♪There Will Never Be Another You。
ファンの方には出来上がったばかりのCDをさっそくお買い上げ
いただきました。メンバーたちにサインをしてもらって、
皆さん大切そうに持ってお帰りになられたのが印象的でした。
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  2012.11.9 Fri   深いグルーブ 説得力ある えりさんの歌
▶大野えり(vo)さんと若井優也(pf) 米木康志(b) 原大力(ds)
さんのトリオは、4人のメンバーが同じ音楽を目指して
お互いを感じ取って演奏してるので、聴く者は皆さん、
その世界に引き込まれてしまう、そんなステージでした。
▶えりさんはお馴染みのスタンダード曲をもう一度丁寧に
原点から見直して、今回、アルバムを制作しています。
これまでの人生経験を踏まえると、曲の解釈も若い頃とは
少し違ってくるようです。そして、曲の内容をお客さまに
分かるように自分の言葉で話し掛けて歌に入られます。
それがヴォーカルの説得力になって聴く者を惹きつけます。
▶若井さんの、歌の間に入るピアノが実に素敵な響きで
心に染み入ります。フラリと出演者を知らないでいらした
お客さまたちも魅了され、CDもお買い上げ頂きました。
▶1st.stage…♪Just in Time、♪Old Devil Moon、
えり作♪In Time of the Silver Rain、♪When Sunny Gets Blue、
アップテンポのボサノバ♪One Note Samba、
若かい時、初めてデジタル録音したという♪The Good Life、
ハンク・ジョーンズ(pf) エディ・ゴメス(b) ジミー・コブ(ds)
さんとレコーディングした曲♪Just One of Those Things。
▶2nd.stage…♪I Didn't Know What Time It Was、
♪This Can't Be Love、中学生の時にこの曲を聴いて洋楽に
ハマった、というブラジル66の♪Once I Loved、
♪A Sleeping Bee、♪The Song Is You、
バラード♪The Very Thought of You、♪I'll Be Seeing You。
▶少し寂しい客席を見て、えりさんのようなジャズらしい
ヴォーカルがもっともっと人気になって欲しい、と
思わずにはいられない夜でした。
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  2012.11.10 Sat   今月はボサノバ中心のマーヤさん
▶グレース・マーヤ(vo,pf) 荻原亮(g) コモブチキイチロウ(b)
フランシス・シルバー(per) さんの金曜日。今月は、先月の
出演からそんなに日が経っていないということで、ブラジル人
パーカッショニストを迎えて、ボサノバ等ラテン系の
ステージを繰り広げてくれました。
▶どんなジャンルの音楽でもすぐに自分のものしてしまう
マーヤさんらしい計らいです。首元に白いファーをつけ、
サマードレスに白いハット姿で、いつものように明るく陽気に
お客さまを取り込んでのステージ。この楽しいライブステージ
を聴くとみなさんCDが欲しくなられるようで、この夜も
CDの売れよきは上々でした。
▶1st.stage…C.ポーター♪In The Still Of The Night をボサノバで。
♪No More Blues、♪Corcovado、♪Felicidade、♪美味しい水、
コモブチさんがウクレレベースを弾いた♪Dindi、
♪Ponciana。
▶2nd Stage…♪Tren Das 11、♪But Beatiful、
T.マリヤ♪Yatra-ta)、♪One Note Samba、♪Recado Bossa、
♪Caravan、♪Skylark、♪A Girl from YOKOHAMA
(マーヤさんは浜っ子です)。いつものようにリラックスした
楽しいステージでした。
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  2012.11.11 Sun   孫のレイくんが久しぶりにお店に…
▶孫のレイくんの幼稚園で、土曜日、「地蔵祭り」という
イベントがありました(幼稚園はお寺さんがやっています)。
部屋の中には展覧会のように子ども達が描いた絵が飾られ、
庭では父兄が餅つきをしたり焼きそばを作ったり…園児と
家族が一緒に過ごして秋の一日を楽しみます。
▶レイくんは年長組で今年は3回目ですが、子供の成長の
早さを本当に実感しました。その帰り、レイくんのピアノ
教室のレッスンを見学してきました。去年は恥ずかしがって
いたのですが、今回は彼自身がぜひ聴いて欲しい、と。
▶ピアノを弾く他、絶対音感をつける訓練や、譜面を読み書き
する練習や…1時間みっちりピアノと向き合います。
レイくんは、ピアノが大好きなようで(あんなに好きだった
ドラムの方は、もうそれほどでもないようですが)自分から
進んで教室にくる…男の子ではとても珍しい、とお年を召した
女の先生がとても可愛がってくださっています。
▶一緒に食事をしているうち、お店にピアノを弾きに行きたい
と言い出しました。昨夜のお店の出演は、スティールパンの
トニー・グッピーさんと、当店初出演のピアニスト丈青さん。
そして 坂井紅介(b)藤井伸昭(ds)さんです。
▶お店にやって来ると、早速メンバーの皆さんにご挨拶。
トニーさんといろいろ話をして「トルコ行進曲」をやって
もらうよう「話をつけた」ようです。演奏が始まるとすぐ、
ピアノの側に行って、リズムをとって聴きいっていました。
▶1st.Stage…♪The Maze、トニー作♪Borderless World、
♪Seven for Twelve。レイくんにトニーさんが
♪トルコ行進曲。女性のお客さまの誕生日に♪Happy Birthday
をプレゼント。そして「ファンキータイム !! 」と J.ブラウンの
♪I Got You…ノリノリの曲でレイくんも踊り出していました。
▶ステージが終ると不思議な楽器スチールパンの中を覗いたり
ピアノを弾き始めて、女性のお客さまたちから注目されて
ご機嫌でした。レイくんは私に似たのかとても人なつこくて
物おじしないので、女性にとても人気なのですが…
▶お誕生日の女性の方に♪ハッピバースデイを演奏した時には
知らない間に自分でお祝いのメモを書いて、渡していました。
まだつたない字ですが、ちゃっかり彼女の名前も覚えて、
書き添えられていました。レイくんは、綺麗なお姉さんには
特に積極的で、可愛がられよくモテるので…今からちょっと
心配です(笑)。1stステージが終わり、スタッフのお姉さんに
ハグして「今度クリスマスに来るので居てね」と約束して
帰って行きました。
▶2nd.Stage…トニーさんと丈青さんのデュオ♪Lady in Mercedes。
♪Sing a Song of Song、トニー作綺麗な曲♪Crying Sky。
♪Nothing Personal、♪In A Sentimental Mood、♪Spain。
久し振りにTOKUさんが顔を見せ、アンコールに飛び入りして
♪Isn't See Lovely。
▶レイくんのことを書いていると、ブログもつい長くなって
しまいます。長い一日でもありましたけど、私にはとても
ハッピーな秋の一日でした。
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lenz.jpg lenz.jpg lenz.jpg lenz.jpg ←番外:当夜のレイくんの写真
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  2012.11.12 Mon   青森からも大勢の応援団の優花さん
▶雨の降り始めた【Sunday Special】《佐々木優花デビューCD
発売記念ライブ》は肌寒い雨にもかかわらず、多くの方が
応援にいらっしゃってお店は満席になりました。メンバーは、
佐々木優花(fl)さんと、井上智(g) 増原巖(b) 横山和明(ds)
ヤヒロ トモヒロ(perc)さん。
▶優花さんはNYニュースクール大出身で、フランク・ウェス、
ルー・タバキンさんらに指導を受け、卒業されました。
井上さんはニュースクール時代に知り合って以来のお仲間で
CDもこのメンバーで録音されています。
▶日本人らしい可愛いお嬢さま、といった感じのスタイルの
美しい青森出身の女性で、昨夜も地元青森からは何と、バス
1台を仕立て、皆さん1泊のツアーで応援にいらっしゃって
くださいました。その方たちがステージをとり囲み、熱心に
聴かれる店内でした。
▶デビュー早々に「後援会」も出来ているようで、フルート
奏者として大変恵まれた方ですが、これからそれに応えて
精進しなくてはいけない責任も大きいですね。演奏は、
優花さんを中心にサポート陣がしっかり支え、ほのぼのした
感じさえする柔らかな、とても聴きやすいフルートでした。
▶1st.stage…優花作♪OHKUBO Swing、♪黒いオルフェ、
井上作♪Song for KOTO、D.エリントン♪Dancers Love、
R.コニッツの難しい曲♪Subconscious Lee。
▶2nd.stage…1曲目の曲名は忘れてしまいましたが…
バックの男性陣だけで演奏した曲は、ヤヒロさんによると、
昔のリオデジャネイロの感じがする曲。
優花さんが入って♪How in Sensitive、C.パーカーの
アップテンポの難しい曲♪Oblivion。
優花作、♪ワルツその1。♪赤トンボ、♪Caravan、
アンコールは♪In A Sentimental mood。
▶みなさま柔らかな余韻の残る店内を後に、雨の中、外で待つ
バスに乗り込み、お店を後にされました。優花さんはこれから
東京を拠点に活動されます。私からも、皆さま応援、よろしく
お願い致します。
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  2012.11.13 Tue   クリーンでシンプルなサウンド
▶鈴木良雄(b) 野力奏一(pf) 井上信平(fl) さんの《BASS TALK》
2枚目のアルバムが発売されて、今、CDを持って日本中を
ツアーしている最中で、チンさんの故郷、信州の木曽から
帰京したばかり。いつもはパーカッションの岡部洋一さんが
入るのですが、昨夜は都合によりトリオになりました。
▶長いことやっているユニットで完成度が高く、綺麗な音の
気持のいいサウンドが売りです。リズミックな曲には
信平さんが音の出る色んな物を使って、サウンドに彩りを
添えていました。メンバーはお互いツーカーの仲で、どんな
事にもすぐ対応出来るこのユニットならでは。月曜日でしたが
客席には女性のお客さまが多く、みなさん完成度の高い綺麗な
サウンドを楽しんでいらっしゃいました。
▶1st.stage…♪New York Blue、♪Fairy's Take、
♪C'en Azu…これはスペイン語、英語だと「Blue Sky」
♪Dancing Luna、南米の湿原♪パンタナール…信平さんが
鳥の音やカエルの音など出して演出し、湿原の感じが
よく出ていました。
▶2nd.stage…ピアノとベースのデュオで♪Summertime。
♪Fairy's Dance、♪Happy Anniversary、♪Tokyo Bay、
チンさんの故郷、駒ヶ岳の♪駒、♪Winter Daybleak。
Summertime 以外は、全て鈴木良雄作・野力奏一アレンジです。
▶明日14日から、また10日間のツアーに東北地方に出かける
ということです。気をつけて行ってらっしゃい !!
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  2012.11.14 Wed   ジャズクラブらしい素敵な店内の雰囲気
▶福田重男(pf) 上村信(b) 奥平真吾(ds) さんの落ち着いた
ピアノトリオ。女性ファンの多い福ちゃんですが、昨夜の
客席は男性と女性が半々で、しかも、音楽が本当に好きで、
良く理解して、楽しく反応して聴いていらっしゃる方も
多くて、とても雰囲気のある大人の店内といった感じ。
▶演奏する方も演奏し甲斐があって…みなさん、まるで
店内に流れる美味しい空気を吸っているような、上質な
ピアノトリオサウンドに酔いしれていらっしゃいました。
▶1st.stage…♪Fascinating Rhythm、♪Invitation、
ポール・マッカートニー♪Blackbird、
福田作♪題名のない美しいバラード、
福田作♪Mohawk Drive、♪Bop-Be。
▶2nd.stage…♪Nobody Else But Me、♪Pinochio、
福田作♪Rachel's Lament、♪I Got It But And That Ain't Good、
♪Make Someone Happy、アンコールは福田作品
お馴染みの名曲、私も好きな♪Go Ahead Nigel。
昨夜は「雨男」福ちゃんの雨も降らず、大人のジャズクラブ
らしい素敵な空気の流れる店内でした。
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  2012.11.15 Thu   まだまだ若い北条さんのピアノ
▶久〜しぶりのライブの演奏だった 北条直彦(pf)さんと、
加瀬達(b) 大村亘(ds) さんのピアノトリオ。昔、成城学園から
芸大作曲家に入った北条さんは、学生の頃から演奏活動をして
その頃は日本のビル・エバンスと言われるほど彼の曲をよく
演奏されていて、私も聴きました。
▶その北条さんも今や、私とあまり違わない後期高齢者です。
時代の流れを感じます。昨夜も成城学園時代の同級生が
お見えになり今も「北条君」と呼んでいらっしゃいました。
▶いつもキチンとアレンジした譜面を書いていらして、
リハーサルをして本番に臨まれる方です。お歳を感じない
青年のようなしっかりした演奏でした。加瀬さんと
大村さんは初顔合わせでしたが、リハーサル通りスムーズな
サポートのリズム隊。譜面に強いミュージシャンたちです。
▶1st.stage…♪Speak Low、
B.エバンスも演奏していた♪Alice in Wonderland、
♪Hear That Rainy Day、♪I Got Rythm、
バラード♪With A Song In My Heart、♪Autumn Leaves。
▶2nd.stage…♪Softly As In A Morning Sun Rise、
♪I'm In The Mood For Love、バラード♪My Foolish Heart、
北条作♪Remember T.M、T.モンクに捧げた♪Spain、
アンコールは♪Stera By Starlight。
▶「いつまでピアノが弾けるかなぁ…」終演後、ポツンと
漏らしていらしていたので「音楽をしている人は皆さん
若いからダイジョウブ」と。いつまでも自分の好きな事をして
生きていけるのは、それだけでほんとに幸せなことですよね。
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  2012.11.16 Fri   華やかで楽しい紀子さんのステージ
▶ヴァイオリンの里見紀子さんがリーダーで、アレンジも
彼女が全てやっている《Medusa》。いつもはエレキベース
なのですが、昨夜はアコースティックベースということで
《Medusa アコースティック》。里見さんの他、森下滋(pf)
生沼邦夫(b) 江藤良人(ds) トニー・グッピー(Speelpan) さんが
メンバーです。
▶ポップスありロックありボサノバあり、ジャズの名曲も
レパートリーの中に入って…幅広いジャンルの音楽を、
華やかに楽しく演奏されました。
▶みなさん熱心なファン・お客さまで、初めから終わりまで
ステージの周りを囲んで楽しんでいらっしゃいました。
ブルーのブラウスが良く映える美しい女性が、フロントで
微笑みながらヴァイオリンを奏でる…絵になるステージです。
▶隣りでトニーさんが弾くスチールパンの凄さにも、注目が
集まりました。こんなに何でも出来るスチールパン奏者は
世界にトニーさんだけ。カリブ海の島が生んだ天才ですね。
▶1st.stage…♪Chiken、♪Zig Zag、C.パーカーの名曲
♪Donna Lee、ボサノバ C.ジョビンの♪Dialogo、
S.ワンダー♪I Wish。
▶2nd.stage…H.ハンコック♪Chan's Song、
ロックの難しい曲♪Scatterbrain、M.デビス♪Seven Steps to Heaven、
バラード♪I Thought About You、♪Come With Me、
アンコールは♪Vera Cruz。とても華やかで、楽しい夜でしたよ。
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  2012.11.17 Sat   久し振りに大賑わい・大湧きの店内
▶楽器は中島徹さんのピアノだけ、後は全て人間の声で音楽を
創り上げる《SOLODUO T.K.》ギラ・ジルカ(vo) 矢幅歩(vo)
北村嘉一朗(voce percussion)さんの見事なパーフォーマンス。
ベースもドラムスも、ちゃんと聴こえてくるどころでは
ありません。ストーリーに合わせて色んな音が出て来て、
驚かされます。
▶北村さんは子供の頃から色んな事をする変な子どもとして
親御さんが心配されたそうですが、人間の声は訓練すると、
なんと多くの事を可能にするのでしょう。今やヴォイス
パーカッションの第一人者で、海外でも教えるほどです。
▶ギラさんは人柄が良くMCも面白く、歌も素晴らしいので、
今はあちこちから引っ張りだこの人気。矢幅さんも素直な声で
ファンも大勢いて活躍中。中島さんの本拠地は関西ですが、
このグループやラテンバンドで時々上京してきてくださる
才能あふれるピアニストです。
▶そして何より、みなさんが芸達者。そんな4人が集まっての
楽しい音楽というよりジャズ・エンターティメント・ショー。
皆さんよくご存じで、お店は予約ですでに満席になりました。
久し振りの事です。明るく楽しいステージにみなさん大満足。
先が見えない時代に、笑って楽しんで、大いに音楽でストレス
発散されました。
▶1st.stage…中島さんギラさん矢幅さんで♪Love、
北村さんが入って♪Moody's Mood for Love、
ギラ作♪Drinking My Tea、♪Moonlight Serenade、
♪How Do You Keep The Music Playing、
色んな音が入った♪Cuntry Road、♪My Favorite Things。
▶2nd.stage…♪How Deep Is Your Love、♪Overjoyed
♪Spinning Wheel、大笑いの♪3年目の浮気、
♪上を向いて歩こう、♪Spain、
アンコールは♪Suddenly A Love Story。
▶終演後ブルーノート東京に出演しているデイブ・グルーシン
さんがいらっしゃいました。彼は、映画やTVドラマの音楽を
たくさん作曲もしている、ハリウッドでも超セレブな方。
以前から私の事を気にしてくださってる優しいお人柄で、
久しぶりにお顔をみせてくださいました。
▶ギラさんにとってもアイドルだったようで、大喜びして、
さっそく一緒にレコーディングしようとお話されていました。
80歳を過ぎても現役で活躍していらっしゃいます。そんな
素晴らしい方に気に入っていただいて私も光栄に思います。
(ギラさんや、当店の常連ギルホイル真由美さんらが、
Facebookを通じて写真を載せてくださっています)
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  2012.11.18 Sun   忙しかったけれど充実した一日
▶大変忙しい土曜日でした。京王プラザホテルで世田谷
医師会創立80周年の祝賀会があり、そのパーティーイベントに
ちょうど前夜、当店出演だった《SOLODUO T.K.》の出演を
私がプロデュース。リハサールから本番が終るまで現場に
立ち会っていました。
▶医者の会合らしく、とても立派な600人の大パーティーで、
マジックショーの後《SOLODUO T.K.》が登場。初めこそ
ガヤガヤしていましたが、あのパフォーマンスです。最後は
大拍手大喝采で、皆さま大喜び。お帰りにはCDが飛ぶように
売れて、私も一安心し、お店に出ました。
▶こちらはCS朝日のTV番組、当店ではもうお馴染みですが、
「源流ジャズ」の収録日です。カメラとスタッフが入り、
《マヤ・ハッチ デビュー3周年記念ライブ》を収録しました。
マヤ・ハッチ(vo)さんと熊谷ヤスヒサ(pf) 川村竜(b) FUYU(ds)
吉田サトシ(g)さんによる、若者たちの元気のよいのステージ。
▶マヤさんは、ヘアースタイルを変えました。長かった髪の
左半分を短く刈って…でも、良く似合って素敵でしたよ。
ワンピースに金の靴下・金のヒールを履いてちょっと色っぽく
チャーミングに決めての登場です。良く伸びる気持の良い声で
思う存分歌い上げていました。お客さまも、お祝いと応援に
大勢いらして大盛況でした。
▶1st.stage…♪インスト曲 (曲名不明、すみません!)
♪Tea For Two、♪Green Dolphin Street、♪Agua De Beber、
♪The Boy From Ipanema、♪Chase The Path、♪Doxy。
▶2nd.stage…♪Giant Steps、Afro Blue、
♪Have You Ever Had A Feeling?マヤ作♪Together、
2枚目のCDのタイトル曲♪Li'l Darlin'、♪Round Midnight、
アンコールは3カ月間 LuxのシャンプーのTV-CMで
流れていたマヤ作♪Grow Your Beauty (LUX CM曲)。
▶この夜収録した「源流ジャズ」は来年1月26日放映予定です。
▶昨夜に続いてデイブ・グルーシーさんがいらっしゃって、
若者たちの演奏を真剣に聴き入っておられました。マヤさんが
お客さまに紹介すると、ステージ終了後にサインをもらったり
一緒に写真を撮ったり…。デイブさんは気持よく応えて
くださって、多くのお客さまにここで彼にお会いできた
ことを感謝されました。
▶川崎市で行われる「モントルー ジャズ フェスティバル」に
出演されてから帰国するということですが、当店が大好きと
おっしゃってくれて、できたらもう一度来たい、とお帰りに
なられました。本当に光栄な事です。
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  2012.11.20 Tue   ピュアーな響きで優しい気持に…
▶小沼ようすけ(g)さんと 鈴木正人(b)仙道さおり(per) さんの
久々のステージ。三人の音楽性が同じ方向を向いているのか、
コミニケーションがとても良くとれていて、スタートと
ゴールを決めておけば、後はどこへ回り道をしてもちゃんと
本筋にもどってこれる…そんな演奏ステージです。
▶海の男ようすけさんは「事故にあってもゴールに到達する、
その間にいろんな事を学べる、それが冒険することことの
素晴らしさだ」「このユニットでは音楽でそれができ、
伸び伸びと演奏することができる」と語っておられました。
▶将来、このユニットでぜひアルバムを残したい、と思って
おられるようです。素晴らしい感性の三人、私も同感です。
▶さおりさんは今、葉加瀬太郎さんの全国ツアーに参加中で
九州から帰って来てきたばかり。すぐまたツアーに出る強行
スケジュールをこなしています。ツアー中はご主人が4歳の
お子さんの面倒を見ているそうですが、ツアー先から電話を
しても、パパと仲良く元気一杯のようで、ちょっと拍子抜け
するようです。演奏家と子育てとの両立は大変そうですが、
旦那さまの協力があってこそですね。
▶ようすけさんは、来春2月からパプアニューギニヤ方面に
ギター1本持って旅に出るということです。小さな島の自然の
中でギターと向き合ってみたいそうです。彼ももうすぐ不惑=
40歳です。なにか期するところがあるのかもしれません。
昨夜のステージは、多くがご自分のCDの中からの曲でした。
▶1st.stage…♪Flyway、♪スタンダード曲♪Oleo、
♪Window、♪Can We、♪Jam Ka。
▶2nd.stage…ギターとパーカッションからはじまり、初めは
一体何の曲か解らなかったのですが…♪ふるさと でした。
旅先で気がついたら山の頂上にいたという曲♪E san、
♪Gradation part 2、♪Around the Love、♪Coffee Please、
アンコールは♪Friend and Lover。
店内に、爽やかで気持の良い綺麗な空気が流れた夜でした。
ようすけさんの当店の次回出演は、来年です。
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  2012.11.21 Wed   クールな演奏セクシーな音色のテナー
▶鈴木央紹(ts)若井優也(pf)佐藤ハチ恭彦(b)原大力(ds) さんの
クァルテット。普段このメンバーで活動しているので、
コミュニケーションが良くとれています。昨夜もジャズの
お馴染みの名曲が多く演奏されました。
▶聴き慣れた曲でも、ライブジャズはその日その場の状況で
同じ曲でもいろいろと変化しながら演奏されます。だから
飽きがこない上、聴いてる方もいろいろとイマジネーションが
膨らみます。
▶クールにプレイする鈴木さんに、若井さんがすぐ反応して
予想外に展開すると、それを聴いた他の三人がにんまりと
しながら「こう来たか」「じゃあこう行くぞ」…と自然と
テンションが上がります。聴くものにとっては、実に楽しい
ステージです。
▶昨夜は前の席に、当店近くのお寺の御坊様たちが陣取り
楽しそうにリズムをとって聴いていらっしゃいました。時々
いらっしゃいます。ジャズとは縁がなさそうに思われますが…
ここに限らずジャズのお好きな僧侶の方は、世の中にけっこう
多いように思います。
▶1st.stage…♪Sophisticated Lady、♪Everything I Love、
♪I Should Care、♪Lawra、♪Four Brothers。
▶2nd.stage…♪Emily、T.モンク♪Work、
バラード♪A Time For Love、K.ジャレット♪Prism。
どの曲も、バランスが絶妙の心に染み入る演奏でした。
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  2012.11.22 Thu   人間の声に勝る楽器はない…
▶どんな楽器より人間の声に勝る楽器はない、と思わせた
昨夜の TOKUさんがプロデュースするコーラスグループ《HIT》
TOKU(vo,flh) マヤ・ハッチ(vo) 伊藤大輔(vo) さん三人の
シンガーと、宮川純(pf) 清水昭好(b) 二本松義史(ds)さん。
▶このグループは、TOKUさんがお気に入りのメンバーを集め
アメリカの良き時代のコーラスグループを彷彿させる曲を
譜面に起こし、ご自分でアレンジして、丹念なリハーサルを
行って本番に臨む…昨夜はその2回目のステージでした。
▶前日の夜中にみんなが集まりリハーサルしただけあって
良くコミニケーションがとれた素晴らしいステージに、
客席は満席 !! その反応も素晴らしく、ミュージシャンもみな
テンションが上がりました。人間の声って本当に素晴らしい
ということが実感できるサウンドを、存分に楽しませて
いただきました。
▶1st.stage…ピアノとTOKUさんのフリューゲルホーンで
♪It's All Right With Me、
全員のコーラスで♪Charleston Alley、♪Moanin'、
♪Caravan、♪Heaven's Design、♪Everybody's Boppin'、
▶2nd.stage…♪Twisted、♪What Am I Here For、
♪Hi-Fly、TOKUさんをフィーチャーした雰囲気のある
♪Moonlight Serenade、皆で♪Moody's Mood For Love、
♪In A Mellow Tone、
トミー・キャンベルさんの思い出の曲♪The Goose、
アンコールは♪The New A<B<C。
▶ストレスが溜まる昨今の日本の状況ですが…昨夜の
お客さまは、みなさんお帰りになる時には、お顔が明るく
にこやかになってお帰りになられました。次回のこの
コーラスグループは「大晦日オールナイトセッション」
での出演になります。ぜひご一緒に楽しみましょう。
きっといい年が迎えられますよ。
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  2012.11.23 Fri   雰囲気のあるスタンダード曲の数々
▶来月新たにアルバム「Affair To Remember」をリリースする
チャリート(vo)さんとユキ アリマサ(pf)佐藤慎一(b)海野俊輔(ds)
さんの、三連休を控えた前夜。
▶フランスのパリで仕事をして帰って来たばかりの彼女は、
黒のミニワンピースに黒のストッキング黒のブーツ姿で
シックに登場。このアルバムのコンセプトであるタンダード
ナンバーを彼女らしく情感豊かに歌い上げるステージでした。
パリはまだ全然、枯葉の季節が来ず、これも地球温暖化の
せいかしら?とお話されていましたよ。
▶1st.stage…インスト曲♪Everything Happens To Me、
♪Polka Dots And Moonbeams、
チャリートさんが入って♪Nica's Dream、
♪Autumn In New York、♪Love Dance、
♪How High The Moon、
ベースとのデュオで♪But Beautiful、
♪ I Can't Give You Anything But Love、'That's All。
▶2nd.stage…インスト曲♪Chelsea Bridge、
チャリートさんが入って♪Black Coffee、
♪A Song For You、ベースイントロから♪Day By Day、
ユキさんのピアノが味わい深かった♪What Difference A Day、
♪Change The World)、アンコールは♪Teach Me Tonight。
▶イギリスでお仕事をしていらっしゃるインドの方で、
会議で東京に来て、日本の方に連れてこられたお客さまが
とても楽しんでお喜びになり、当店を大層気に入って
東京に来たら必ず寄ります、とおっしゃってお帰りに
なられました。三連休前にしてはちょっと寂しい客席…
でも、こういう方が世界にいてくれる、と思うと私も
張り合いが出ますね。
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  2012.11.24 Sat   美しい声に良くスイングするピアノトリオ
▶昼間の雨が止んで、少し暖かになった連休初日は、
2ヶ月ぶりに鹿児島からやってきてくれたリレット(vo)さんと
山本剛(pf) 香川裕史(b) 滝幸一郎(ds) さんのトリオ。
▶鹿児島で「リレット」というジャズクラブを経営しながら
毎夜そこで歌っている彼女ですが、やっぱりたまには東京で
歌いたいと、もう20年以上、手弁当で上京してきてくれます。
良く伸びる綺麗な声が持ち味でその上品な歌が私は好きです。
▶楽器の音色がみな違うように、声が楽器のシンガーも音色や
響きがそれぞれ違いますが、彼女の「楽器」の響きには
透明感があります。そしてメロディーを大切にした歌唱なので
耳に心地よく響きます。久し振りに山本トリオと一緒で、
リラックスしたステージが繰り広げられました。
▶1st.stage…インスト曲♪A Girl Form Ipanema、♪Misty。
リレットさん入って♪My Favorite Things、
バラード♪Embraceable You、いつもはゆったり歌う
♪Speack Low ですが昨夜はちょっと激しく歌われました。
客席にカップルが多かったので…優しく心を込めて2曲。
♪My One and Only Love、♪Our Love Is Hear To Stay。
▶2nd.stage…インスト曲♪Tuyoshi Blues (剛ブルース)、
もうその時期です♪Christmas Song。
リレットさんが入って♪Slow Boat China、
バラード♪Tenderly、♪Round Midnight、♪For We Know、
♪Yesterdays、アンコールは♪Day By Day。
▶六本木ヒルズのイルミネーションがとても綺麗だった、
と山ちゃんがリレットさんに言うと、リレットさんは
「ぜひ見たい」と。優しい香川さんが、彼女と山ちゃんを
クルマに乗せて一緒に観に行かれました。私もまだ見て
ないのですが「クリスマスバージョン」らしいですよ。
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  2012.11.25 Sun   さすがペコちゃん、極上のステージ
▶ボーカリスト・ライブが続いた三日目の夜は、大ベテラン
伊藤君子(vo)さんと、信頼厚いピアニスト片倉真由子(pf)さん、
西嶋徹(b) 海老沢一博(ds)さんのピアノトリオ。真由子さんは
1週間のNYの旅から帰国したばかりで、少々時差ボケ気味。
リハでは心配でしたが、そこはプロです。本番では微塵も
感じさせないプレイぶりでした。
▶さすがペコちゃんのステージは、一味も二味も違います。
昨夜ペコちゃんが事前に準備したのは、演奏する曲名リスト。
裏には英語と日本語の♪Imagine の歌詞。それをまず大勢の
お客さま全員にお渡ししてからMCとともにステージ開始です。
▶お店にフラリと来るお客さまは、最近少なくなりました。
いい歌を歌えば、あるいは事前にファンに呼びかければ…
もちろんそれもとても大切なことなのですが、基本はやはり
ステージが楽しく、魅力的で感動できないと、お客さまは
そうそう来てくれません。そのことを彼女はよくご存じです。
▶そして何より彼女は努力家です。当店の興味あるステージ
の夜には客席に必ず彼女の姿があります。そうした中から
ヒントを得て、ご自分のステージを毎回、工夫をこらして
しっかり準備して本番に臨まれます。お客さまが彼女の
ステージを楽しみにしないはずがありません。
▶昨夜も大勢のお客さまがいらっしゃって、彼女の極上の
ステージをご堪能されました。そんなお客さまを前に、
ペコちゃんは上から下までまで黒ずくめの衣装(ご本人は
魔女みたいとおっしゃっていましたが)なかなかどうして
シックで良くお似合いでしたよ。
▶演奏曲は…lenz.jpg ←ペコちゃんが準備して
お客さまにお配りした曲目リストです。
▶シリア情勢も日中韓も、世界はもう一度この詩の精神を
取り戻して欲しい、と♪Imagine を配られたプリントを
見ながら日本人と外国人のお客さまが一緒に大合唱。
さ、今度は、ジャズ歌手になりましょう、と
みんなでデュワ・デュワ…♪It Don't Mean A Thing。
〆は彼女の代表作、ヒット曲♪Follow Me でした。
▶聴きにいらした大勢の方々は、みなさん大いに楽しんで、
気持よくお帰りになられました。素直に感情を出す外国人の
方々は彼女のステージを大絶賛でした。次回のペコちゃん
出演は12月24日。素敵なクリスマスイブをお過ごしください。
ご期待を決して裏切りませんよ。
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  2012.11.26 Mon   友情熱い男達のトリオサウンド
▶【Sunday Specia】は、年2回のツアーの最中の《TRIO ' 》
=トリオッ、通称(トリオちょん)のメンバーは、市原康(ds)
福田重男(pf) 森泰人(b) さんです。リーダーは市原さんでMC担当
曲のアレンジは福田さんと森さんの担当です。
▶スウェーデン在住の森さんは、このツアーのために年2回
帰国されます。ひと昔前と違って飛行機でベースを運ぶのが
難しくなったので、楽器屋さんからの借りものです。今回は
バイオリンを大きくした位の小型のベースですがスペインの
ベースで、深く良い音がします。森さんも大変気に入って
いらっしゃいました。
▶1st.stage…♪It's Only A Pepermoon〜♪Bitter Sweet、
♪All The Things You Are、ビートルズ♪Here There & Everywhere、
懐かしい曲♪When lights Are Low、♪真珠とりのタンゴ。
▶2nd.stage…♪Come Rain or Come Shine、
トランペットの市原ひかりさんの作品♪始まり、
福田作♪Just Be Happy My Love、森作♪MO MO、
♪What Difference Day。♪September Song。
客席にいらした女性のハーモニカ奏者を呼び出して
彼女のオリジナル曲を演奏(タイトル不明)。
アンコールはC.パーカー♪Ralaxin' at Kamariro17。
▶昨夜は三人のお知り合いの方も大勢いらして、それぞれの
CDもお買い上げいただき盛況でした。日曜日にお店を開けた
甲斐がありました。明日からまたツアーに出るそうです。
交代で運転しての旅…気をつけていってらっしゃいね。
▶それから、来年は森さんがスウェーデンでの仕事が忙しく
帰国できないそうで、来年のツアーは行わないようです。
再来年までこのトリオサウンドはお預け…残念ですねぇ。
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  2012.11.27 Tue   客席と一体となってパワー全開ともみさん
▶雨が去ったら寒さがやってきた昨夜、しかも週明け月曜日。
はたしてお客さまはいらしてくれるかしら…そんな中の
《福井ともみ クィンテット》福井ともみ(pf) 俵山昌之等(b)
高橋徹(ds) は岡淳(ts,fl) 高瀬龍一(tp) さん。
▶心配をよそに、ともみさんを応援してくれている方たちが
いらっしゃって、掛け声や拍手が店内に響いて、客席に応えて
ミュージシャンもパワー全開で気持よく演奏されました。
▶ジャズライブは、お客さまの反応の善し悪しで、音楽が
違ってきます。昨夜は理解あるお客さまとミュージシャンが
一体となって、活気のあるいいステージと店内でした。
▶1st.stage…♪Sunday、♪At That Moment、♪LOve For Sale、
ともみさんが好きな曲♪Pollcka、♪The Way Look Tonight。
▶2nd.stage…この曲のファンも多いともみ作♪トリポリの朝食、
♪Shadow Of Your Smile、
岡さんのフルートでともみ作♪Landscope、♪I Can't Get Started、
ともみ作♪Midnight、アンコールは♪Straight No Chaser。
▶アレンジは全て、リーダーともみさんがされています。いま
3枚目のアルバムを準備中。小柄なともみさんですが、音楽に
真摯に立ち向かい、全身でガンバっている彼女を、私も
応援せずにはいられません。来年の完成が待ち遠しいですね。
◉撮影スタッフが休みだったため、当夜の写真もお休みです。
ともみさん、ファンの方、ごめんなさいね。
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  2012.11.28 Wed   極上のクァルテットを堪能した夜
▶《辛島トリオ》辛島文雄(pf)楠井五月(b)小松伸之(ds)さんに
肺癌を克服して初めての出演だった池田篤(as)さんが加わった
昨夜。池田さんは大病された人には見えず、元気いっぱい。
音も素晴らしく良くでていて、信じられない程の演奏でした。
▶辛島さんとはアルバムも一緒に制作されている仲で、
辛島さんが惚れ込んでいるプレヤーでもあります。楠井さん
小松さんのコンビネーションも良く、まさにジャズらしい
スリルとスピード感溢れるクァルテット演奏の真髄です。
▶このような素晴らしい演奏なのに客席がいつも寂しいのは
なぜなのでしょう。いろんな意味で心が痛みます。辛島さんも
それを感じているようで、曲の説明やMCをほとんどしない人
なのですが、昨夜は、曲の説明などを解りやすく、ピアノを
弾きながら説明・解説されました。そのお話は大変ためになる
解説で、趣味でジャズサックスを勉強している常連さんも、
メモをとって聴いていらっしゃるほどでしたよ。
▶1st.stage…♪Will You Still Be Mine、♪I Hear Rhapsody、
辛島作♪Late Autumn(晩秋)…普通のコード進行は4度
なのですが、この曲は3度進行で作られていて、少し
落ち着かないコード進行です、と興味深い説明がありました。
♪Limehouse Blues、池田さんがアルトからテナーに持ち替え
♪Gad Bait。
▶2nd.stage…楠井さんがエレベに持ち替え、池田さんは
ソプラノに持ち替えて辛島作♪Mr.J.H。
ウッドベースとアルトで♪Like Somone In Love、
ピアノイントロとアルトで♪Body And Soul は絶品でした !!
♪Up Jumped Spring、アンコールは
♪How Long Has This Been Going On でした。
▶いらしたお客さまは、そのあまりの素晴らしい演奏に
酔いしれ、お酒も一段と進まれたようです。派手に客席を
沸かせるスタイルのステージではありませんが、私が
可能な限りブッキングしているのは、ジャズらしいジャズを
聴かせてくれる極上・絶品の演奏で、私自身、こういう
ジャズを時々聴きたくなるからです。みなさま、ぜひ
応援していただいて、ジャズに酔ってほしいと思います。
次回は、来年1月9日水曜日です。
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  2012.11.29 Thu   さすが実力者揃い 活気あるクィンテット
▶近藤和彦(as) 浜崎航(ts) 椎名豊(pf) 井上陽介(b) 江藤良人(ds)
さんの《スペシャルクィンテット》もともとはこのメンバーで
組ませてみたい、と当店の女性常連客がそれぞれにブッキング
したのが始まりなので、皆さん超多忙のリーダー・実力者たち
ばかり。なかなかスケジュールが合わず、ようやく今年の
2回目ができた昨夜のステージ。
▶そんなこともあってミュージシャンも楽しんでの演奏です。
当然、客席も楽しくないはずはありません。MC=総合司会は
近藤さんでしたが、曲の紹介は自分が持ち寄った曲ですから
それぞれがその曲にまつわる話をして演奏に入るスタイル。
曲が変わるたびに人間性が感じられてとても面白かったです。
▶1st.stage…浜崎さん提供・アレンジのC.ミンガス♪Mr.O.P…
イントロのお話は、東京でのミンガスのエピソードでした。
近藤提供・アレンジの♪Syeeda's Song Flute…珍しい曲です。
椎名作フラワーデザイナーとコラボレーションした時の話
♪Flowers …綺麗な曲でした。江藤さんがジャズに興味を
という思い出の曲♪Seven Steps For Heaven はトニー・
ウィリアムスの叩くドラムを初めて聴いたと。
▶2nd.stage…浜崎提供・アレンジのクールジャズと言われた
♪Roneys Turn、井上さんがNY時代に作ったと♪Whisper Fuege
…では途中で♪Whisper Not のフレーズが出て来ました。
近藤提供・アレンジのK.カークランド♪The Inflated tear…
風変わりな奇妙な曲でした。椎名提供・アレンジの♪Braodway
アンコールは井上アレンジでベースをフィーチャーした
♪All Of You。店内にも活気があふれたステージでした。
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  2012.11.30 Fri   《南青山六丁目楽団》が電波に乗ることに!!
▶久し振りの《南青山六丁目楽団》の昨夜のご報告ですが…
まずは速報です。この世界に一つだけの中低域楽器だけの
ジャズ・セクステットがついに電波に乗ることになりました !!
▶NHK-FMの人気1時間番組、「セッション2013」に出演が
決まったのです。この番組は、ジャズを中心に、第一線で
活躍するミュージシャンのライブ演奏を放送している番組で
NHKふれあいホールで公開収録されます。「名付け親」の
私としては、我がことのように大変嬉しいです。
▶メンバーはいつもの管楽器奏者、岡崎正典(ts)片岡雄三(tb)
山岡潤(euph) さんに、昨夜は久し振りに晴美さんがピアニスト
に起用され 野本晴美(pf)島田剛(b)高橋徹(ds)さんトリオでした。
▶譜面を書いている岡崎さんのアレンジは、なかなか味のある
アレンジで、中低音のハーモニーが気持良く、昨夜は特に
とてもいい感じに調和がとれていました。このサウンドを
初めてお聴きになったお客さまが、柔らかく気持のいい
ジャズサウンドに、しっとりした優しい気分になった、と。
▶1st.stage…♪It Ain't Necessarily So、♪Take The A-Train、
ピアノとベースなしでドラムがマーチを叩いた♪Wail March、
岡崎さんフィーチャーでバラード♪I Want To Talk About You、
全員で♪Confirmation。
▶2nd.stage…♪Blue Train、♪The Nutcracker Suite、
♪Struttin' With Some Barbecue、♪Evidence、
片岡さん山岡さんをフィーチャーしバラード♪Memories of You、
♪All of You、アンコールは♪DO-RE-MI。
▶次回の当店出演は、3月4日。公開録音の日時が決まったら
この欄でお知らせいたします。何かとストレスの多い昨今、
心の平和を保つためにも(笑)ぜひお聴きになってください。
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