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 Weblog by Kyoko (過去のブログはカレンダーを戻してネ)
  8.2 Tue 小曽根さんTOKUさんギラさんも参加して…
  8.3 Wed ダブル「ケンゴ」が化学反応し素晴らしいトリオに
  8.4 Thu 新しい感覚!エレベとギターのコラボレーション
  8.5 Fri 岸田応援団ができつつある《ファンキーボーイズ》
  8.6 Sat 若さ弾けるヴォーカルが輝いたステージ
  8.8 Mon 1日遅れ、土曜の夜のご報告
  8.9 Tue 和やかに、温かく迎えた38回目の開店記念日
  8.10 Wed デビュー10年のTOKUちゃん、人気未だ衰えず
  8.11 Thu ファンキーな中に繊細さも光るカッコいいステージ
  8.12 Fri 真由子さんのピアノが冴えた蒸し風呂のような夜
  8.13 Sat メンバーが揃わなくて慌てた金曜日の夜
  8.14 Sun 豪華メンバーに、お盆週間に入る土曜日は大賑わい
  8.16 Tue 店内が一体となって楽しんだ素晴らしいお盆の夜
  8.17 Wed 緊張感溢れるピアノトリオの真髄
  8.18 Thu 暑い夏にはラテンジャズが良く似合う
  8.19 Fri ジャズの黄金時代を彷彿させるピアノトリオ
  8.20 Sat 空気も爽やかになったハッピーな演奏
  8.21 Sun 美しい声で、微笑ましい親子共演
  8.22 Mon ギターと戯れる自然児小沼ようすけさん
  8.23 Tue 優雅でゴージャスで…滅多に聴けないデュオ
  8.24 Wed 結成して1年になる《THE FORCE》の「ジャズ」
  8.25 Thu 大人の雰囲気が漂った蘭さん
  8.26 Fri 2人の若いミュージシャンが出演《Fページ》
  8.27 Sat ムシムシした湿気を吹き飛ばすようなステージ
  8.28 Sun ファミリーのような仲の素敵なユニットですが…
  8.28 Sun 【訃報】セシルさん
  8.30 Tue 沈んでいた心を忘れさせてくれた楽しいステージ
  8.31 Wed 大賑わいだった発売記念ライブ


  2011.8.2 Tue   小曽根さんTOKUさんギラさんも参加して…
▶8月の初日、木幡光邦(cor)さんの《HOT CORNETS》は、宮崎信義(g)
有田純弘(g,vln,bj) 竹中俊二(g) 中村健吾(b) さんというメンバー。
温かいハッピーなサウンドが特長ですが、昨夜は珍しい楽器編成でした。
ギターが三人、しかも竹中さんはアコースティックギターとジャズギター、
有田さんはギターにバンジョーとオクターブ下のヴァイオリン…それぞれが
曲によって持ち替え、曲によっては木幡さんもバンジョーを奏でました。
(彼はギターも弾けば歌も歌うマルチ演奏家なのです)
▶お店の中がホームパーティーのような雰囲気の中、最初のステージが終ると、
小曽根真さんと奥様の女優、菅野三鈴さんご夫妻がいらっしゃいました。
大震災で、モデルになった故井上ひさしさんの「ひょっこりひょうたん島」が
なくなってしまったのですが、今は少しずつ復興して、島に流れていた音楽も
復活。そこに小曽根さんが作曲した曲も流れる事になり、その帰り。ご自分の
N.ホーセス・オーケストラのメンバーである木幡さんのグループを
応援にいらしたのです。お疲れなのに、素晴らしいミュージシャン魂。
いつもながら本当に頭が下がります。
▶TOKUちゃんもこのグループが聴きたくなった、といらっしゃっり、
ギラ・ジルカ(vo) さんもいらっしゃったりして賑わいました。そのうちに
あまりの楽しさに小曽根さんもTOKUちゃんもギラさんも飛び入り参加。
お客さまも大喜びでした。
▶1st.stage…♪It Had To Be You、♪Nightingale、木幡作♪Love、
♪Don't Get Around Much Anymore、ギラさんを呼び出しての♪Celloky は、
アップテンポでスキャット入り。出来立ての木幡作品♪Up Swing は
ブギ調の楽しい曲。
▶2nd.stage…♪手拍子で始まった♪Indiana、健吾さんのリクエストで
アルバムにも収録されている♪ゲゲゲの鬼太郎 は前衛的な出だし。
ギラさんが入って♪Honeysucle Rose、バンドに戻り♪But Not For Me、
木幡作♪子豚のサンバ では、木幡さんの奥様の玲奈さんが入って
ヴァイオリンを弾き、木幡さんとデュエットして歌いました。
▶ここで、小曽根さんとTOKUちゃんが入って♪Caravan。小曽根さんが
入ると世界が一変しました。バンドに戻って♪見上げてごらん夜の星を
を木幡さんがメロディーをストレートに美しく吹かれました。
アンコールは、♪ダイナ。小曽根さんが楽しくて我慢できない、なんて
おっしゃってピアノに座り、さらにTOKUチャンも参加。バンジョーも
入って、最後はお客さも参加して手拍子とともに終りました。
月初めから、とても楽しい賑やかな夜になりました。
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  2011.8.3 Wed   ダブル「ケンゴ」が化学反応し素晴らしいトリオに
▶秋田慎治(pf) さんとケンゴさん二人、中村健吾(b) 小前賢吾(ds) さん。
秋田さんは、それぞれのケンゴさんとは共演していますが、一緒の
演奏は昨夜がはじめて。少しのリハーサルで本番に臨むと、これが
いわゆる「大化け」。慎治さんの曲が活き活きとして、スピード感と
躍動感に溢れ、お客さまもその迫力に圧倒されて大注目。緊張感が
たまらない素晴らしいステージになりました。
▶1st.stage…♪I Love You、慎治さん24歳の時の作品♪Just Like It、
慎治さんがパリで作った♪Walking In Paris、♪Summertime、
慎治作♪Road To The Rord .
▶2nd.stage…♪Rain Mekes Us One、健吾作♪Op=Oz、
慎治作♪Blue On You、♪The Postonis Of Oct 28th、♪Fahrenheit、
アンコールは静かにD.エリントンの♪I Got It Bud で終りました。
▶ジャズという音楽は、同じ曲でも演奏者によっていろいろな変化が
楽しめます。飽きのこない素晴らしい音楽だと改めて思いました。
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  2011.8.4 Thu   新しい感覚!エレベとギターのコラボレーション
▶ファーストアルバム「プリメーロ」が発売中の「Dos Luna」
坂本竜太(b) 荻原亮(g) さんに、昨夜は今泉総之輔(ds) さんが参加。
演奏曲は、ほとんどが坂本さんと荻原さんの曲でした。
▶二人のユニゾンがカッコよく、そこにはっきりしたリズムで
演出していた今泉さん。タッチも切れも良く、4ビートではない
ドラミングで大変気持良くフィットして盛り上げていました。
▶客席に女性が多かったのは、お二人がイケメンだったから?
ジャズプレイヤーも女性が活躍する時代になり、今、ジャズ業界を
支えているのは女性の力なのですね。時代はどんどん進化して
いますが、昨夜は、音楽もどんどん進化していることを
感させる演奏でした。
▶1st.stage…♪Organic、♪Switch Stormy、
♪Easy Come Easy Go、♪Richman's Welfare。
▶2nd.stage…♪Spirit、♪Eagles Point Of View、
♪Liquid Street、♪0406 Moter Way…ワイパーが効かないほど
大雨の中、車の運転中に浮かんだフレーズを帰宅して直ぐ書いた曲
ということです。アンコールは、♪Warp。
新鮮なサウンドを楽しんだ夜でした。
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  2011.8.5 Fri   岸田応援団ができつつある《ファンキーボーイズ》
▶岸田恵士(ds)さんの《ファンキーボーイズジャズバンド》は、岸田さんが
主にメンバーを決めます。昨夜は、岡崎好朗(tp) 菊地太光(pf) 楠井五月(b)
越智巌(g) さん。岸田さんは、ステージごとに衣装を変えての登場です。
▶最初は、白いパナマ帽に、白に星模様のTシャツ、次のステージでは
赤いハンチングに白いシャツ、と衣装にもこだわるオシャレなドラマー。
サウンドが「いさぎよい」ので、日頃のストレスの発散になるようです。
良いタイミングで歓声が上がる賑やかなステージでした。
▶1st.stage…♪Straight No Chaser、♪Blue Bossa、♪Onece In A While、
♪Blue Minor、岸田作♪Burnin'。
▶2nd.stage…♪Song For My Father、岸田作♪きずな、♪Lover、
岸田作♪Cool Down、♪大都会の遊牧民、アンコールは♪Night In Tunisia。
▶ほぼ隔月出演ですが、客席にはお馴染みの女性ファンの方が多く、
皆さんお友達になってコミニティーもでき、休憩時間も賑やかでした。
皆さま大いに楽しんでお帰りになられました。
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  2011.8.6 Sat   若さ弾けるヴォーカルが輝いたステージ
▶大ベテラン、山本剛(pf) 香川裕史(b) 村上寛(ds) さんのトリオに
当店初出演の若い あゆこ(vo) さん。彼女は時々当店に聴きに来ていて
何回か飛び入り出演されていました。ふっくらとした良い声で、
しかも勉強家。剛さんもよくご存じ、ということで、昨夜が当店で
初デビューになりました。
▶客席には、ご両親はじめ大学時代のご友人が応援に。村上さんも
当店久しぶりの出演でしたが、彼女の歌に眼を細めながら、サポートも
楽しそう。剛さんのファンの方も多く、みなさん「山本節」とともに
若い彼女の歌を楽しんでいらっしゃいました。
▶1st.stage…♪1,2,3 Blues、山本節が光った♪Loveing Touch、
ヴォーカルが入って♪Canadian Sunset、♪Gee Baby、
Ain't I Good To You、♪Love For Sale、ボサノバ♪Dindi では途中
スキャットが入りました。♪Easy To Love、♪Touch Me Tonight。
▶2nd.stage…十八番♪Misty、ヴォーカルが入って♪Blue Skies
バースから歌った♪September In The Rain 、ポルトガル語で♪Triste、
♪All Of Me、バラード♪I Wish You Love、ポルトガル語で
♪Chegade Sauda de、アンコールは♪Georgia On My Mind。
▶パンチの効いた若さ溢れるステージ。大ベテランたちの中で若さが
輝きを増し、新しい風を感じました。将来が楽しみなシンガーです。
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  2011.8.8 Mon   1日遅れ、土曜の夜のご報告
▶とても忙しい日曜でした。昼は5歳になった孫のレイちゃんの誕生日会を、
I日早く日曜に。(奇しくも BODY&SOULの誕生日と一緒の8月8日生まれ)
夕方からは、宮本貴奈&深町秀樹さんの結婚披露パーティーに出席。
ブログは1日遅れになりました。
▶アトランタに住む貴奈さんの旦那さまは、年下ですが、とても爽やかな
商社マン。9月から休職してイギリスのオックスフォード大学院に
留学されるそうで、貴奈さんこれからは、イギリス、日本、アトランタを
行き来するようです。とってもお幸せそうでしたよ。
▶土曜の夜は、大野えり(vo) 若井優也(pf) 島田剛(b) セシル・モンロー(ds)
さんでしたが、このメンバーは急遽変更になったメンバー。本来は、
米木康志(b) 原大力(d) さんでしたが、えりさんが間違えてしまったようで
そのためリハーサルを入念にして本番に臨みました。
▶でも、神宮花火大会、葉山ジャズフェス、日経ホールジャズフェス、
埼玉の方でもジャズフェス…と色々が重なり、そのせいかお客さまが
少なく、残念でした。でも関西や東北からいらしたお客さまがいて、
えりさんは感謝いっぱい、素晴らしいステージを繰り広げました。
▶1st.stage…♪Come Together、♪People Make The World Go Rowel、
♪Just Sqeeze Me、えりさんの作品♪In Time Of The Silver Rain、
暗い内容の曲はこの4カ月ほど封印していたそうですが、もうそろそろ
…ということで♪Good Morning Heartlake、♪This Can't Be Love、
えり作♪Bird's Song。
▶2nd.stage…♪Sweet Love、♪Just One Of Those Things、
♪Once I Loved、♪You've Changed、♪I Thought About You、
えり作♪Bara、♪Waker With The Dawn。
▶客席が寂しい土曜日でしたが、手を抜かないもったいないほどの
熱演が、お客さまの心に届いたようです。遠路はるばる来られた方は
来年必ずまた来ますよ、おっしゃってお帰りになられました。
★さて今日は、38回目の BODY&SOUL の誕生日。今年は、特別の
記念イベントは準備していません。スケジュールのブッキングは、
ほぼ4ヶ月前。まだ震災も慌ただしく、節電の夏も心配されていた頃。
とてもそれどころではない世の中の空気でしたし。ごく内輪で、
ささやかなお祝いをするだけになると思いますが、感謝を込めて
温かい1週間をおとどけしたいと思っています。ぜひお越しください。
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  2011.8.9 Tue   和やかに、温かく迎えた38回目の開店記念日
▶昨夜は、当店の38回目の誕生日。メンバーは、NYから里帰り中の
中井勉(g) さんと吉岡秀晃(pf) 中村健吾(b) 奥平真吾(ds) さん。
NY在住の中井さんは、毎年8月に里帰りツアーを行っていますが、
今年は帰国後1年が経った健吾さんと真吾さんを迎えて、メンバー同士
久しぶりのセッションになりました。
▶吉岡さんは中井さんとは毎年一緒に演奏されていますが、
この4人では初。NYで長年鍛えたベースとドラムがしっかりと
リズムを刻み、中井さんも吉岡さんもそれに乗って伸び伸びと、
気持の良いグルーブ感豊かな演奏を繰り広げました。
▶1st.stage…W.モンゴメリー♪So Do' It、♪Sweet And Lovely、
♪The Girl's Love With You、♪You Leave Me Breathless、
♪H.シルバーSister Sadie。
▶2nd.stage…T.ダメロン♪Gnid、アフロキューバンリズムで素敵な
♪Softly As In A Morning Sunrise、ボサノバでT.モンク♪Pannonika、
♪Old Folks、アンコールに健吾さんがアルコ(弓)で奏でてくれた
♪Body And Soul…胸に沁み入りました。
★お客さまも常連の方やら、なんと山形からこの日のためにいらして
くださった方もいました。ありがたい事ですね。中井さんがバースディ
ケーキをプレゼントしてくださって、みんなで開店記念日をお祝いして
くださったり、お花を送ってくださったり、プレゼントをいただいたり…
皆さまありがとうございました。38回の記念日は静かに、でも
温かく終えることができました。今日からまた、40周年を目標に
頑張っていきたいと思います。今後とも、よろしくお願い致します。
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  2011.8.10 Wed   デビュー10年のTOKUちゃん、人気未だ衰えず
▶当店からデビューしてもう10年になった TOKU(vo,flh,tp) ちゃんと、
秋田慎治(pf) 佐藤ハチ恭彦(b) 石若駿(ds) 吉田サトシ(g) さんの昨夜。
秋田さんハチさんは、最初の頃のTOKUバンドのメンバーですが、
5年ぶりの共演。そこに芸大1年生の駿さんが加わり、新鮮な
サウンドになりました。
▶客席は、超満員。女性が多く、人気者で交友関係が広い彼らしく、
今陽子さんやエグザイルのATSUSHIさんらお仲間も、仕事の合間を
ぬって応援におみえでした。TOKUちゃんたちは、地元新潟のジャズ
フェスからの帰りにもかかわらず疲れも見せず、信頼するメンバーで
安心して自由に歌い・吹く、楽しいステージを繰り広げました。
▶1st.stage…♪Don't Let Me Be Lovely Tonight、♪I Can't Help It
♪Knocks Me Off My Feet、♪You've Got It Bad Girl、♪Over Joyed
♪Summer Soft。
▶2nd.stage…♪Part-time Lover、♪You Are The Sunshine Of My Life、
♪Fly Me To The Moon、ベースイントロから始まった♪Greepin、
♪Send One Your Love、♪Contusion でTOKUちゃんは、いつもの
Fホーンではなくトランペットを吹きました。♪Kiss Of Life、
アンコールは♪My Cherie Amour。客席がいっぱいで、私もスタッフも
大忙し。大変でしたが、でも気持の良い疲れでした。
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  2011.8.11 Thu   ファンキーな中に繊細さも光るカッコいいステージ
▶鈴木道子(vo) さんと 金子雄太(org) 渥美幸裕(g) 小森耕造(ds)さん。
こんな楽器編成で歌う人はほとんどいませんが、オルガンのサウンドが、
道子さんの声質に良く合って、道子さんもお気に入りのメンバーです。
▶ロック調のギター、タイトなドラムとも良く合い、歌が活き活き輝いて
道子さんも深いグルーブに乗り、身体でリズムを感じとり、踊りながら
奔放に歌います。若い3人も、彼女の歌を楽しみながらサポートです。
▶1st.stage…♪Misty、♪The End Of A Love Afair、
♪Throw It Away、♪Use Me
▶2nd.stage…♪Who Is She , Guess Who Saw Today、
♪インスト曲 ♪That's All、♪I Thought About You、♪All Of Me、
♪Summertime、アンコールには♪In My Solitude。
▶スタンダード曲もファンクのリズムにアレンジ。新しい息吹を
吹き込んだ、ジャズらしいカッコいいステージに、初めて聴いた方も
感心し、感動されていらっしゃいました。
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  2011.8.12 Fri   真由子さんのピアノが冴えた蒸し風呂のような夜
▶片倉真由子(pf) さんのトリオ。高道晴久(b) さんと二本松義史(ds) さん。
実は、本来のベースは佐藤ハチ恭彦(b) さんでしたが体調を壊されたため
急遽、高道さんに連絡。彼がまだ晩酌のビールを飲む前で、気持良く
引き受けてくれ、すぐ駆け付けてくださいました。
▶でも昨日は蒸し風呂のような暑さ。そのせいか、早くもお盆で帰省
された方が多いのか、客席は閑古鳥も鳴く寂しさ。演奏者にはとても
気の毒な夜になってしまいましたが、ミュージシャンは気を抜くことなく、
しっかりとした演奏を繰り広げたところ…
▶後半のステージを早くはじめると、いつもの真由子ファンの他、
グレース・マーヤさん、荻原亮さん、TOKUちゃんらミュージシャンが
聴きにいらしてくれて、真由子さんも元気を取り戻し、結局
終演は普段通りでした。
▶1st.stage…♪Secret Love、真由子作♪Portrait Freddie、
♪8th Street、お父様に捧げた♪Rising、M.デイビス♪Solar。
▶2nd.stage…私の大好きな♪Chelsea Bridge、当店のオーディションを
受けにきたシンガーが入って♪Joheny Guter、と♪Lover Come Back To Me。
トリオ演奏で♪Mrs. Parkers K.C、そして味のある♪Body And Soul、
♪All The Things You Are、♪Bye Bye Blackbird。
▶アンコールは真由子さんのソロで D.エリントン♪Star Crossed Lovers 〜
The Single Petal Of Rose。真由子さんの気持の良いピアノの
音色が店内に響き渡り、ミュージシャンともどもみんなで
聴き惚れました。ミュージシャンシップに乾杯!
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  2011.8.13 Sat   メンバーが揃わなくて慌てた金曜日の夜
▶グレース・マーヤ(vo,pf) 江口弘史(b) セシル・モンロー(ds) さんの
予定でしたが、6時からのリハーサルに、江口さんが待てど暮らせど
やってきません。電話すると、聞いてない…今湘南に居る、と。
どうやら暑さのためか、マーヤさん勘違いされていたようで…
▶ベースとのトリオ演奏を考えていたので、何とか本番までに
助けを呼ばなくては…と、マーヤさんとセシルさんで、すぐ来られる
方を冷や汗をかきかき電話手配。練馬に住んでいる本川さんを捕まえて、
クルマを飛ばして駆けつけて頂き、事なきを得て一同ホッとしました。
本川さんは当然リハなしでしたが、しっかりマーヤさんをサポート
されました。
▶1st.stage…♪Poinciana、♪Squeese Me、♪Recado Bossa、
♪Nature Boy、♪Summertime、S.ワンダー♪Ribbon In The Sky、
H.シルバー♪Peace、N.シモンの♪Trouble In My Mind を
ブルース調で。
▶2nd.stage…♪The Day Of Wine and Roses …マーヤさんらしく
「ワイン」は「焼酎」に置き変えられていました。♪Skylark、
ボサノバ風の♪Angel Eyes、♪Quiet Night Quiet Star、♪Gee Baby、
いつもは8ビートですが、昨夜は4ビートの♪Fever を皆で手拍子。
アンコールは♪Feeling Like Make Dream Come Trow。終わってみると
何事もなかったような楽しいステージでした。
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  2011.8.14 Sun   豪華メンバーに、お盆週間に入る土曜日は大賑わい
▶お盆週間に入った土曜日、ウィリアムス浩子(vo) さんと 鈴木央紹(ts)
後藤浩二(pf) 川村竜(b) ジーン・ジャクソン(ds) さんという豪華メンバー。
後藤さんは名古屋在住で、混雑する道路を自らクルマを運転して上京して
くださいました。お疲れのところその様子も見せず、しっかりとサポート。
鈴木さんとジーンさんは、歌の内容をよく理解した気持の良いサポート。
川村さんは太いどっしりしたベースでサポート。そんな中、浩子さんは
気持良く歌いました。
▶1st.stage…♪On Green Dolphin Street、♪Night And Day、
♪Softly As In A Morning Sunrise、♪My Romance、「ブラボー!」
の声がかかった♪The Ballad Of The Sad Young Men、♪Summertime。
▶2nd.stage…♪I'll Be Seeing You、♪Like A Lover、♪Aqua De Beber
♪As Long As I Live、♪Skylark、イントロベースから♪Caravan、
♪I Mean You、アンコールは♪Over The Rainbow。
良く伸びる声で丁寧に歌い上げるヴォーカルに、客席のみなさんは
聴き惚れていらっしゃいました。
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  2011.8.16 Tue   店内が一体となって楽しんだ素晴らしいお盆の夜
▶今泉正明(pf) 上村信(b) 大坂昌彦(ds) さんのトリオをバックにした
近藤和彦(as,ss) さんのクァルテット。演奏は主に近藤さんの曲と、
近藤さんがアレンジした曲を演奏するステージです。
▶彼のイマジネーションは独特のものがあって、彼の頭の中では、
どんな音が鳴っているのか覗いてみたくなるほど難しいリズムの
とても凝ったアレンジです。大坂さんと上村さんのリズム隊のサポート
もしっかりしていて、大変バランスのいいサウンドです。
▶2ndステージに小曽根真さん御一行がいらっしゃると、客席が
ざわめき立ちました。もちろん演奏にも参加。お客さまは大喜びで
あちこちから歓声が上がりました。彼がピアノに座り一音出すと、
同じピアノなのに、魔法にかかったように世界が一変します。
さすがというか不思議というか…
▶1st.stage…近藤さんの凝ったアレンジ♪Star Eyes、同じく近藤作
♪Dusk Park Slope …この地は大坂さんが住んでいたNYはブルックリンの
エリヤだそうです。難しいリズムのアレンジでB.パウエル♪Wall、
バラード♪While My Lady Sleeps、T.モンク♪Will You Needn't では
大坂さんのドラムソロが冴えました。
▶2nd.stage…近藤作♪The Place That Only By Sprits、
♪Univer Sity 11th street、♪Blues For Sarubadoll、近藤作♪十六夜 …
小曽根さんと近藤さんのデュオで、なんとも繊細で美しいバラードが
店内に響き渡り、聴くものを別な世界に連れていくようで、曲が終ると
大歓声が上がりました。ケニーカークランドに捧げた近藤作
♪From Doctone でドラムとベースも参加。レギュラーメンバーで
バラード♪Ours Prayer、H.シルバー♪The Preacher。アンコールは
小曽根さんと今泉さんの連弾で♪Bye Bye Blackbird でした。
▶小曽根さんが参加してくださり、お店も賑わってとても楽しく
素敵な夜になりました。亡くなった多くのミュージシャンたちが、
天国から見ているような気のするお盆の夜になりました。
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  2011.8.17 Wed   緊張感溢れるピアノトリオの真髄
▶「辛島親分」のトリオ、辛島文雄(pf) 楠井五月(b) 小松伸之(ds) さん。
このトリオメンバーは、6,7月と全国ツアーをされていました。
だから、しっかりとコミュニケーションがとれ、辛島さんの感覚も
二人がよく理解し、そのことが演奏に表れていて、お客さまも
私も、惹き付けられました。
▶辛島さんはMCはあまりせず、メンバー紹介だけで、次から次へと
演奏を進めるスタイルのステージで、譜面は一切使いません。でも、
イントロをほんのわずか聴いただけで、すぐ何の曲か理解して音を
つけていく二人に感心しました。
▶1st.stage…♪Along Came Betty、♪To Lonly People、歌もの
♪How Long Has This Been Going On、アップテンポ♪Unit 7、
バラード♪Hounted Heart、辛島作アップテンポ♪Open The Gate、
♪Anthropology。
▶2nd.stage…エルビン・ジョーンズとレコーディングしたことのある
♪Friday Night、ボサノバ♪Dolphin、♪If You Could See Me Now、
♪Up Jumped Spring、♪Body And Soul のベースソロはアルコで。
♪Recorda Me、♪Like Blues For J.D、♪Round Midnight。
▶六本木時代に辛島さんを聴いていた方が、20年ぶりにいらっしゃり
その素晴らしい演奏に感動されていらっしゃいました。
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  2011.8.18 Thu   暑い夏にはラテンジャズが良く似合う
▶《横山達治スペシャル プロジェクト》里見紀子(vln) 福井ともみ(pf)
山下弘治(b) トミー・キャンベル(ds) さんに 横山達治(per) さん。
ステージの中央に、ゴーギャンの絵から抜け出たような個性的な
スタイルの紀子さん。そのヴァイオリンを弾く姿が、真夏の夜に
よく合っていて、客席の目を惹きつけました。
▶いつもアロハスタイルの達治さんですが、紀子さんのNY土産の
Tシャツ姿も良く似合っていました。プロは見せるのも仕事。
ステージ効果をあげるためにも、服装に気を使うべきですね。
ラテン・ジャズらしい雰囲気のステージでした。
▶1st.stage…♪You Are The Sunshin Of My Life、♪Manbo In、
♪You've Changed、ともみさんのアレンジで♪Closs To You、
哀愁のこもった♪Maria Cerumantes。
▶2nd.stage…♪Manbo In Influenciado、ともみさんのイントロ
から始まった名曲♪Ra Estrellita、♪Mas Que Nada、紀子さんを
フィーチャーして♪G線上のアリア、アップテンポの♪Yatra-Ta、
アンコールは♪Wave。
▶演奏曲はほとんどいつもと変わりませんが、昨夜はトミーさんと
山下さんがしっかりリズムをキープ。ともみさんのはっきりとした
ピアノ、紀子さんが奏でる優雅なヴァイオリン…カップルのお客さまが
ノって身体でリズムを取って、初めから終演まで大層楽しそうでしたよ。
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  2011.8.19 Fri   ジャズの黄金時代を彷彿させるピアノトリオ
▶美人ピアニスト野本晴美(pf) さんが、しっかりとしたアメリカのリズム隊
パット・グリーン(b) さんと ジミー・スミス(ds) さんを得て、水を得た
魚のように自在にピアノを奏でた昨夜のピアノトリオ。
▶大ベテラン、ジミーさんの流れるようなドラミングは、さりげないのに
よくスウィング。さすがです!ジャズ黄金時代のピアノトリオを
聴くような素晴らしい演奏でした。ちょっと、お父さんとお兄さんが
サポートしているような微笑ましい情景のステージに、お客さまも
聴き惚れていらっしゃいました。
▶1st.stage…C.パーカー♪Mose The Mooche、♪夜は千の眼を持つ、
♪I Didn't Know What Time It Was、D.エリントン♪Sunset And Mockingbird、
S.ワンダー♪My Cherie Amour、♪Sweet Georgia Brown。
▶2nd.stage…♪Come Rain Or Come Shine、♪Song For My Father、
バラード♪Every Thing Happens To Me、♪My Little Suede Shoes、
♪Blues、♪Milestone、アンコールは♪Summertime でした。
▶以前に聴いた晴美さんと昨夜の晴美さんは、別人のような凄い進歩。
芸大卒の才媛だけあって、素晴らしいピアニストに成長しています。
来年からは定期的に当店に出演していただくようにしたいと思います。
ご期待ください。応援もよろしくお願いします。
▶今週の日曜日は、久しぶりのようすけさんの Sunday Special。
猛暑も少し収まって、ちょっとだけ過ごしやすくなりそうです。
ぜひ、いらしてください。
▲top
  2011.8.20 Sat   空気も爽やかになったハッピーな演奏
▶フランスでの一週間のツアーから帰国したばかりの チャリート(vo)
さんと、ユキアリマサ(pf) 坂井紅介(b) 加納樹麻(ds) さんのトリオ。
昼間の大雨で、すっかり猛暑も収まりました。このままいくと
いいですね。でも、湿気は相変わらず、蒸し暑い夜でしたが
いい演奏のステージに、爽やかな気分になりました。
▶明るい配色のサマードレスで登場したチャリートさん、ツアーの
おみやげ話を交えながらのステージ。フランス避暑地でのライブが
多く、ワインも食べ物も美味しく楽しいツアーだったそうですが、
やっぱり白いご飯が食べたくなったそうです。彼女はフィリピン
生まれなのに日本が長く、すっかり日本のお米の味を身体が覚えて
しまったようです。
▶1st.stage…インスト曲坂井さんの作品♪オクルコトバ、♪Speak Low、
チャリートさんが入って♪Nica's Dream、♪Estate、♪Love Dance、
♪On The Street Where You Live、♪Save Your Love For Me、
♪Rock With You、♪Lovin' You。
▶2nd.stage…インスト曲♪Goodbye Pork Pie Hat …C.ミンガスの曲
ですが紅介さんのアレンジが8ビートで、格好よい「今」の曲に。
♪In The We Small Hours、チャリートさんが入って♪Sunday Morning、
♪A Natural Women、バラード♪But Beautiful、ボサノバ♪Wave、
アップテンポの♪The Song Is You、♪Geargia On My Mind、
♪Love For Sale、アンコールは♪Summertime。
▶久々の雨でお客さまは少なかったですが、楽しく充実した夜でした。
チャリートさんは、また来週から1週間、本国のフィリピンジャズフェス
に出演のため日本を発ちます。国際派のチャリートさんらしいですね。
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  2011.8.21 Sun   美しい声で、微笑ましい親子共演
▶リレット(vo) エミリー(vo) さん親子と、秋田慎治(pf) 吉田豊(b)
藤井摂(ds) さんのトリオ。秋田さんとリレットさん親子は、一緒に
レコーディングしている信頼関係です。声質は、遺伝的要素が
強いですが、お二人とも良く伸びるとても綺麗な声の質で、
聴いていて心地の良いステージでした。
▶エミリーさんはポップス系のシンガーソングライターで、
今でもライブハウスに出演されますが、1年程前からジャズに
惹かれ勉強中。音楽に対してとても真摯ですから、成長が速く
聴くたびに驚かされます。リレットさんもそんなエミリーさんを
嬉しそうに見守り、いつもながら微笑ましい親子愛を感じさせて
くれます。
▶1st.stage…インスト♪It Could'nt Happen To You、
♪Spread To The Sky、エミリーさんが入って♪Stardust を
バースから。♪Cheek To Cheek、リレットさんに変わって♪Shared、
♪Time For Love、♪Day By Day、慎治さんアレンジの
♪You Don't Know What Love Is。
▶2nd.stage…インスト曲♪Stella By Starlight、ドラムイントロ
からはじまった♪Summertime、エミリーさんが入って♪Fever、
そして彼女の生まれる前の映画「追憶」の主題曲♪The Way We Were、
リレットさんに変わって♪Just In Time、バラード♪Nearness Of You、
アップテンポの♪That's All、バラード♪Good Life、アンコールは
2人で♪All Of Me。スキャットを入れながら、お客さまも
手拍子をうちながら…楽しく終りました。
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  2011.8.22 Mon   ギターと戯れる自然児小沼ようすけさん
▶昨日のサンデースペシャルは、今年2月以来、久々の出演だった
小沼ようすけさんのギターソロ。4本のギターを持ち込んで、
2時間以上も前から入り、調整して本番に臨みました。
▶私はギターについては門外漢ですが…何でもエイブリベラという
ギターは、「Love & Peace」をうたい文句にしているギターで、
そのギターと出会ってから人生が変わったとおっしゃっていました。
もう一本はクラシカルギターで、弾き込む程に音が良くなるギター。
あとはES-335とテイラT5ということで、この4本を曲によって
持ち替えての演奏でした。
▶海が大好きな彼は湘南に住み、朝4時頃からサーフィンをしたり
潜ったり、真っ黒に日焼けされていました。あとは一日中ギターを
弾いて曲を創ったり…ギターと海なしでは考えれない人生のようです。
演奏は、ソロとは思えない音の広がりがあり、客席から多くの
歓声が上がっていました。
▶1st.stage…♪Isn't It Romantic、オリジナルメロディで
♪Wind,Flywat,Esam、三大ギタリストといわれる E.クラプトン作
♪Change The World、スタンダード曲♪Stella By Starlight。
▶2nd.stage…小沼作♪Hikari、♪シッシー・ストラット、♪Oleo、
メドレーで♪Human Nature〜♪La La Means〜♪I Love You〜♪Allison、
聴きにいらしていたギタリスト渥美幸裕さんを呼び出して♪Moon River、
そして♪Over The Rainbow をデュオで演奏。大歓声が上がりました。
小沼作♪キアラモンティ、アンコールはボサノバの名曲♪Tristeza。
▶サンデースペシャルで早い時間に終わったのですが、終演後も
控え室では、渥美さんと2人のギターの音が1時間ほど鳴っていました。
お客さまも懇談していて、お店を終えたのは12時過ぎになりましたが、
気持の良い夜でした。
★ようすけさん、この次は10月、トミーさんのオルガン-アイズ セッション
に出演します。さらに、大好評でご要望も多かったので、11月13日の
日曜日に「小沼+渥美ギターDUO」を急遽企画しました。乞うご期待!
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  2011.8.23 Tue   優雅でゴージャスで…滅多に聴けないデュオ
▶音色のコンビネーションが素晴らしかった 鈴木央紹(ts) さんと
若井優也(pf) さんのデュオ。たった2人のサウンドで、こんなに
ゴージャスに聴こえるデュオはなかなかありません。
▶演奏曲も「名曲特集」で、普段はサックスでは演奏しないような
「歌もの」も多く、若井さんの即興演奏もジャズならではの面白さ。
鈴木さんの楽器のコントロールの良さと「歌心」も素晴らしく、
眼を閉じるとまるで天国に連れて行かれるような演奏でした。
▶1st.stage…♪My Romance、♪Lullaby Of Birdland、
♪Ain't Misbehavin、バラード♪I Wish I Know、アップテンポで
♪It Was Just One Of Those Things。
▶2nd.stage…D.ブルーベックの♪The Duke をルバートで。
(テンポを自由に動かしながら演奏する難しい奏法)
ピアノのイントロから始まってどこに行きつくかと思っていたら
♪That's All…見事でした!バラード♪There Never Be Another You、
ピアノイントロから♪飾りの付いた四輪馬車、アンコールは
♪It Never Entered My Mind。
▶みなさん初めから終わりまで熱心に聴き入って、終了後は
「今夜の演奏は最高だった」とお褒めいただきました。もっと
多くの方にお聴かせしたかった、本当に素晴らしい演奏でした。
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  2011.8.24 Wed   結成して1年になる《THE FORCE》の「ジャズ」
▶奥平真吾(ds) さんがリーダーで、宮川純(pf) 須川崇志(b)
太田剣(as) さんのクァルテット《THE FORCE》は、真吾さんが
NYから帰国後、厳選したメンバーで始めたユニットですが、
結成後ちょうど1年が経ちました。
▶メンバーはみなさん若く、優秀なミュージシャンたち。
演奏曲はスタンダード曲と真吾さんのオリジナル曲ですが、
リーダーがサウンドの演出役とも言えるドラマーで、良く
スウィングし、フロントの楽器もよく歌う、素晴らしい
サウンドのグループです。
▶1st.stage…アルトをフィーチャーしてO.コールマンの
♪When will the Blues Leave、真吾作♪Field of Sisal はソプラノ
サックスをフィーチャー、アルトをフィーチャーして
B.ストレーホーン作♪Chelsea Bridge、K.ワイズ♪This is New。
▶2nd.stage…宮川作♪I Thinf So アルトで、真吾作♪Maconde、
アルトで、S.エルマー作♪Little Bird、アルトとベースのアルコの
ユニゾン♪The Peacock、E.ジョーンズ作♪Taurus People は、
ドラムとソプラノのバトルも入りました。アンコールは
M.タイナー♪Blues On The Coner。
▶ジャズ好きの方にはたまらないユニットなのですが、昨夜はなぜか
寂しい客席で、とても残念。それでも一生懸命演奏している
ミュージシャンには、申し訳なさと、もったいない気持で
一杯になりました。
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  2011.8.25 Thu   大人の雰囲気が漂った蘭さん
▶大城蘭(vo) 平岡雄一郎(g) リン・ヘイテツ(pf) 佐藤慎一(b) 平山恵勇(ds) さん。
深いブルーのロングドレスに、Vネックの胸元に光るネックレス…大人の
女性を意識したシックなスタイルで登場した蘭さん。ステージの周りは、
ファンの男性客が囲んでいらっしゃいました。
▶彼女の歌は、メロディーラインをストレートに綺麗に歌うので、
初めて聴く方も馴染みやすく、皆さん初めから終わりまで熱心に聴き入り、
大人の雰囲気が漂う蘭さんを楽しんでいらっしゃいました。
▶1st.stage…♪Lover Come Back To Me、♪Whats New、♪Fever、
♪I've Got You Under My Skin、バラード♪I Love You For Sentimental Reasons、
ナットキングコールのデビュー曲♪Straighten Up and Fly Right、
バラード♪My One Only Love、♪You Don't Know What Love Is。
▶2nd.stage…♪Night And Day、♪If Deam Come True、♪Little Boat、
ボサノバ♪Corcovado、♪Tip Toe Tulip、♪All Most Like Beeing In Love、
リクエスト頂いた沖縄バージョンの♪My Favorite Things、
アンコールは、ドラムソロが入った♪love For Sale、お客さまの
お母様が3回忌ということでリクエストされ覚えた♪ボンジュールママ。
▶この曲は、アルゼンチンの国民的歌手、ヒナマリヤ・イダルゴさんが、
母の命日にちなんで作った曲だそうです。蘭さんは、初めだけ
フランス語で後はスペイン語で歌いました。実は、彼女の妹さんが
スペイン在住で、コンピューターレッスンで発音を彼女に習ったんだ
そうです。涙が出そうな美しい曲でした。蘭さんのレパートリーが
またひとつ増えましたね。
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  2011.8.26 Fri   2人の若いミュージシャンが出演《Fページ》
▶昨夜、今月の《フロントページ オーケストラ》は、ピアノとホーン
セクションはレギュラーメンバーですが、ベースとドラムが若い
ミュージシャンでの演奏になりました。柴田さんは何回か出演されて
いますが、本川さんは初めて。でも、初見で難しいオリジナル曲を
しっかりと弾いていました。特にバンドにとってリズム隊は要ですが、
お二人とも立派に役目を果たされました。
▶1st.stage…♪Stop And Go…ソロをとったのは 三木俊雄(ts) 奥村晶(tp)
村片岡雄三(tb)、♪リンゴ追分…ソロは浜崎航(ts) 松島啓之(tp)
福田重男(pf)、♪Happy Hour…ソロは山岡潤(euph) 浅井良将(as) 本川愁平(b)、
コマーシャルのために作曲した♪Saudade…ソロは三木俊雄(ts) 福田重男(pf)
哀愁ただよう素敵な曲でした。♪Stepping Stone…ソロは奥村晶(tp)
浜崎航(ts) 柴田亮(ds)。
▶2nd.stage…♪Next Channal…ソロは三木俊雄(ts) 浅井良将(as) 片岡雄三(tb)
♪By Any Means Necessary…ソロは松島啓之(tp) 浅井良将(as)、
「待ってました」の声が入った♪墨田川…ソロは片岡雄三(tb) 福田重男(pf)
ベースイントロからはじまった♪Echoes Of The Forest…ソロは本川愁平(b)
三木俊雄(ts) 奥村晶(tp) 福田重男(pf) 柴田猟(ds)、アンコールは、
つい先日亡くなられた臼場淳さんに捧げた♪Sleep Like A Baby でした。
▶猛暑の夏も後わずか。もうすぐ秋ですね。例年ですと8月は、多くの
地方の方が夏休みにご来店されるのですが、今年は震災の影響で大変少なく、
お店にとっては経営的にとても苦しい夏となってしまいました。
これからそろそろ秋の夜長の季節です。みなさま、ぜひジャズライブに
足をお運びください。お待ちいたしております。
★常勤フロアスタッフ、緊急募集です。(デイリーニュース欄他でご案内)
ご本人はもちろん、お知り合いの方にご紹介・ご一報ください。
よろしくお願いいたします。
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  2011.8.27 Sat   ムシムシした湿気を吹き飛ばすようなステージ
▶大変な大雨になった金曜日、伊藤君子(vo) さんに、ユキアリマサ(pf)
井上陽介(b) 加納樹麻(ds) さんのトリオ。大雨で、ペコちゃんは衣装を
着替えねばなりませんでした。でも、どうせ着替えるのなら…という
素晴らしいゴージャズな衣装で登場。
▶黒のサテン、胸の部分を斜めに走る一本の帯で止めた、タイトで
上品な大人のドレスに、髪をきつめに結ったスタイルがとても良く
お似合いでした。大雨の中おみえになったお客さまも、その「見せる」
ステージにもご満足して頂けたと思います。さすが、プロ意識の高い
ペコちゃんです。
▶ステージも、客席に話しかけ、お客さまの反応を確かめながら、
和やかに楽しく進めます。トリオのメンバーも彼女にゆだねるように、
楽しみながらの演奏でした。
▶1st.stage…いつものアレンジとは違うアレンジで♪Black Coffee、
♪Bluesette、何年ぶりかで歌ったという♪Born To Be Blue…
そうです、「B」特集なのでした。♪I Only Have Eyes For You、
♪Isn't It Romantic?、♪If I Could、♪No More Blues。
▶2nd.stage…津軽弁バージョンの♪Summertime、そして
♪Once Upon A Summertime、♪Bewitched、♪On Green Dolphin Street、
♪A Song For You、津軽弁バージョン♪Sometime I'm Happy、
アンコールはヒット曲♪Follow Me。大雨の湿気も吹き飛ぶような、
明るく楽しいステージを楽しみました。
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  2011.8.28 Sun   ファミリーのような仲の素敵なユニットですが…
▶《トミー・キャンベル ヴォーカル-アイズ セッションバンド》
伊藤大輔(vo) 山口有紀(vo) ヒロ・モロズミ(pf,key) 箭島裕治(b)
トミー・キャンベル(ds) さんらメンバーは、もうすっかり
ファミリーのような仲。良くコミニケーションが取れていて、
皆で楽しみながらの週末に相応しいステージです。
▶歌の合間のコントもアドリブで、最近は英語だけでなく
日本語の掛け合いもあり、店内には笑いが絶えません。
難しいアレンジの曲ばかりですが、完璧にマスターして演奏
します。これもトミーさんの名プロデュースならではです。
▶1st.stage…♪Don't You Know、♪Dream Life、
♪Stompin' at The Savoy、新曲♪Mood For、♪Heaven's、
♪Just For Fun。
▶2nd.stage…好きな人が多い♪Barcelona、♪Selfish Fella、
コントのはいる♪You Must Crazy、バラード♪The Peacoks、
♪Pipoca、♪Diddley Bop、アンコールは♪Smile。
客席は寂しかったですけど、お客さまは楽しいステージを
みなさん大いに楽しんでお帰りになられました。
★実は、トミーさんは、13年間の日本の生活にピリオドを打って
来年早々NYに帰国することになりました。それで、この
ユニットもあと数回で終えることになりそうです。
9月9日(金),11月19日(土),大晦日,1月14日(土) …が最後となります。
お聴き逃しなく、ご予定ください。
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  2011.8.28 Sun   【訃報】セシルさん
突然このようなお知らせをしなくてはならないことを、
大変悲しく、無念に思います。新聞等でご存じの方も
いらっしゃるかと思いますが…
8月27日、ドラマーのセシル・モンローさんが、
お亡くなりになられました。(享年56)
同日、千葉の海岸に、ご長男(13歳)と海水浴に行かれ
サーフボードで遊泳中に事故に遭われたとのことです。
通夜、葬儀については、突然のことでもあり
日時もまだ未定のようですが、事情が事情なので、
ご家族だけで密葬されるそうです。
後日、私どもセシルさんの古くからの知り合いが中心となって
「お別れの会」をしたい、と思っています。
私も、あまりに突然のことで、動揺しておりますが
とりあえず、こうしてお知らせ致します。合掌
P.S.
8/28付け新聞記事(←クリック)
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  2011.8.30 Tue   沈んでいた心を忘れさせてくれた楽しいステージ
▶片岡雄三(tb) さんのクァルテット、吉岡秀晃(pf) 楠井五月(b)
江藤良人(ds) さんです。片岡さんは先週友人を癌でなくされたばかりで、
その後セシルさんの訃報を聞いたということで、前日までは演奏に集中
出来なかったということです。でも「今夜は、天国の彼等にも聴いて
もらえるよう一生懸命演奏します」と始まりました。
▶普段通りのMCなのですが、人柄がにじみ出るのでしょうか、
大真面目な所がどこかユーモラス。客席からは笑いがこぼれ、
演奏もしっかりとして楽器が良く歌い、和やかで楽しいステージに。
▶1st.stage…♪The Sweetest Sounds、♪Maiden Voyage、
♪Jitterbug Walts、バラード♪The Very Thougt Of You、
片岡作♪Esprit(エスプリ)。
▶2nd.stage…♪Nothing Ever Changs My Love For You、
H.シルバー♪Stratten、片岡作♪Turkish Train、バラード
♪Spring Can Really Hang You Up The Most、
♪Cherokee、アンコールはバラード♪Crezy He Call Me。
▶お客さんも笑顔になってお帰りになられました。私の、悲しく
沈んでいた心を忘れさせてくれる夜なりました。
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  2011.8.31 Wed   大賑わいだった発売記念ライブ
▶「未曾有の大震災で、真の価値を考えさせられるような今、子供の頃の純粋な
夢や心を忘れないオヤジ2人が、ニッポンへ愛を込めておくるデュオアルバム」
そんなコピーのついた、福田重男(pf) 布川俊樹(g) さんのCD発売記念ライブは、
大変な賑わいでした。
▶福田さんのトリオは、セシルさんがレギュラードラマーでしたので、
MCで彼の思い出をお話ししながら、CDの中の曲を全部演奏されました。
ピアノとギターのデュオなので静かですが、綺麗な音が良くスウィングし
温かくとても和やかな雰囲気のステージでした。
▶実は私は、セシルさんの告別式の打ち合わせをしていて、お店に出るのが
遅くなってしまい、行ってみると客席が満席で、ホッとするのもつかの間
大忙しで働いていて、演奏曲の順番をメモしませんでしたので、以下
演奏曲名だけを書きます。
▶布川作♪Hope In The Cave、福田作♪Bitter Sweet、布川作♪Mission Complete、
和音の記憶♪Paradoxical Waltz、♪Chaturanga、福田作♪Thanks、
♪The Peacoks、CDタイトル曲♪Childhood's Dream、♪Wrap Your Troubles In Dream、
セシルさんに捧げて♪How Deep Is The Ocean、アンコールは、セシルさんの
ドラミングのおかげで素晴らしい曲になった、と♪Go Ahead Nigelを演奏。
▶デュオでしたが、私の耳には、遠くでセシルさんのドラムの音が聴こえて
いました。お客さまにはCDをたくさんお買い上げいただき、お二人にとっても
大変満足のいく記念ライブになったと思います。
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