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 Weblog by Kyoko (過去のブログはカレンダーを戻してネ)
  9.1 Thu セクシーな紀子さんがリーダー、ノリのいいサウンド
  9.2 Fri 若いエネルギーが爆発したステージ
  9.3 Sat セシルさんの筈だった…心のこもったステージ
  9.4 Sun 大賑わいだったギラさんのCD発売記念ライブ
  9.5 Mon フランスの貴公子の素晴らしい表現力に酔った夜
  9.5 Mon 【再度おしらせ】
  9.7 Wed 応援したくなる若い感性たち
  9.7 Wed 発展する面白さがたまらない鈴木央紹クァルテット
  9.8 Thu 久しぶりのユニークなサウンドに癒された夜
  9.9 Fri 立ち姿も立派になったTOKUちゃん
  9.10 Sat ユニークなヴォーカルのエンターティメントショー
  9.11 Sun 真由子さんのサウンドで過ごした長い一日
  9.13 Tue 大勢の方で賑わった珍しい月曜の夜
  9.14 Wed 若者たちの若さと躍動感に溢れるジャズ
  9.15 Thu 大人のジャズクラブ…そんな雰囲気の夜
  9.16 Fri コミュニケーションの良くとれたいいグループ
  9.17 Sat セシルさんを偲ぶ感動的な素晴らしいステージ
  9.18 Sun どんどん進化しているジャズ、客席も多くの若者たち
  9.20 Tue 連休の中日らしいリラックスしたステージ
  9.21 Wed 雨…でも清々しいサウンドを楽しんだ夜
  9.23 Fri 時間のたつのを忘れた素晴らしいステージ
  9.26 Mon 超忙しかった三連休
  9.26 Mon ファンキーでゴージャスなステージだった土曜
  9.26 Mon 完成度の高いエディー・ゴメス・トリオに感動
  9.27 Tue セクシーで大人の雰囲気がただよった蘭さん
  9.28 Wed バランスのいいピアノトリオに癒された夜
  9.29 Thu ユニークとしか表現しようのない面白いジャズ
  9.30 Fri 固定ファンが多くなった《フロントページ》


  2011.9.1 Thu   セクシーな紀子さんがリーダー、ノリのいいサウンド
▶新しくユニット名が《Medusa》とついた、リーダー里見紀子(vln) さんと
トニー・グッピー(steelpan) 森下滋(pf) 坂本竜太(b) 加納樹麻(ds) さん。
「メデューサ」はギリシャ神話に登場する髪の毛が蛇で、目を見ると石に
なってしまうという怪物女性。ギリシャ語の語源を調べたら「女支配者」
という意味でした。優しい紀子さんの願望かしら…
▶紀子さんは、黒のキャミソールに黒のヒールと黒のストッキング姿
胸には光る蝶のタトゥーらしきものを貼って、怪物とは思えない
とてもセクシーな姿。イケメン揃いの中に、自然体で優しいトニーさんが
スティールパンの柔らかい不思議感ただよう音で楽しませていました。
トニーさんが入ると音の幅が広がります。
▶最初のステージは、お客さまは大人の方が多く、静かでしたが、
次のステージには若い方がいらっしゃってノリがよくなり、どんどん
エスカレートして、最後はミュージシャンも客席もみんな歌って
踊っていらっしゃいました。
▶1st.stage…♪Chicken、H.ハンコック♪Chan's Song、R.ブレッカー
♪Sponge、バラード♪I Loves You Porgy、M.ナシメント♪Vera Cruz。  
▶2nd.stage…H.ハンコック♪Chameleon、♪Appalachian Morning
R.ナレル♪Zig Zag、C.ブレイ♪Lawns、S.ワンダーの♪I Wish…で
みなさん歌い踊りはじめました。
▶昨夜は折からのゲリラ雨でお客さまが少なかったのが残念です。
次回《Medusa》の出演は11月4日(金)になります。楽しいですよ。
ぜひ、いらしてください。
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  2011.9.2 Fri   若いエネルギーが爆発したステージ
▶中村健吾(b) 菊地太光(pf) 海野俊輔(ds) さんのトリオに、当店初出演の
若き早川ユイガ(as)さん。実は、早川さんは昨夜が日本最後のステージで
NYで武者修行をしてバークレー音大に留学し、5年は帰国しないそうです。
健吾さんがNYから帰国して1年3ヶ月、その間に、若いミュージシャンを
聴いたり共演したりして決めた若いメンバーたちでした。
▶早川さんは大阪出身、16歳まではサッカー少年で、サッカー選手に
なりたかったようですが、足が速くないので諦めていた時に、C.パーカー
を聴いてアルトサックスに夢中になったそうです。その後、練習と研究を
重ねて6年、もっと先に進みたくて留学を決めたそうです。でも、はじめて
6年とは思えないプレイぶりでした。きっと、いいプレイヤーになって、
帰ってきてくださると思います。
▶終演間際「東京ジャズ」で来日中のドラマー、レオン・ンドゥグ・チャンクラー
さんが遊びにいらっしゃって、私がお願いして1曲叩いていただきました。
すると、凄いドラミングでステージが一変!そして、若者たちのしっかりした
プレイを聴いて、驚くと同時にたいそう喜んでいらっしゃいました。
▶1st.stage…O.ピーターソン♪Night Train、D.ガレスビー♪Groovin High、
♪Bourbon Street Parade、B.ストレイホーン♪Isfahan、健吾作♪Generation…
この時のみんなのソロは、何かが乗り移ったように凄い演奏で、終ったら
みなさんシャワーをあびたような汗でした。
▶2nd.stage…は「少しクールダウンしましょう」と始まりました。
バラード♪I Thought About You、健吾作♪Op=Oz、K.ジョビン♪Desafinardo、
健吾作♪Hope、健吾作♪Mingus Fingures。この曲の時にンドゥグさんが
ご来店。そしてH.ハンコックの♪Cantalope Island に入って叩いて
いただきました。最後は♪Old Folks。終演後にはみなさんで楽しく
懇談されていました。ミュージシャン同士、とてもいい感じでしたよ。
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  2011.9.3 Sat   セシルさんの筈だった…心のこもったステージ
▶ウィリアムス浩子(vo) さんと、片倉真由子(pf) グレッグ・リー(b)
そして本来ならここにセシルさんが参加しているはずでしたが、替わって
ジーン・ジャクソン(ds) さんでした。お客さまがセシルさんのために
お花を持って来てくださって、ドラムセットの横にはお花が…。そんな中
皆さんとともに黙祷して、ステージが開始されました。
▶浩子さんと、真由子さんグレッグさんとは初共演、近藤和彦(as) さんが
ゲストとしてリハーサルから参加してくださって、とてもあたたかい
素敵なライブになりました。
▶1st.stage…♪Close To You、♪I Could Write A Book、近藤さんが
参加して♪I Remember April、♪Blame It On My Youth、トリオ演奏で
♪Blue Skies、ピアノをバックに♪Lush Life、近藤さんが入って
グルーブ感が素晴らしいグレッグさんのベースイントロから
♪My Favorite Things。
▶2nd.stage…♪Flamingo、♪I Hear Music、近藤さんが入り、セシルさんに
捧げた♪Come Sunday、♪Smile、I Cried For You、♪Nightingale Sang
Berkeley Square、ベースから入った♪Lalaby Of Birdland、そこに
クリヤマコトさんとミッシェル・ルグランバンドのベーシストがいらして
♪Tenderly を一緒に演奏して終りました。セシルさんも、きっと喜んで
聴いてくれたと思うあたたかなステージでした。
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  2011.9.4 Sun   大賑わいだったギラさんのCD発売記念ライブ
▶CS朝日のジャズ番組「源流ジャズ」の録画でカメラが4台入った、
ギラ・ジルカ(vo) 竹中俊二(g) 中島徹(pf) コモブチ・キイチロウ(b)
岡部洋一(per) さんの昨夜。ギラさんは3週間アメリカに行っていて
帰国したばかり。時差ボケと日本語がスムースに出ないとおっしゃって
いましたが、本番ではユーモアを交えたMCで客席に語りかけて沸かせ、
黒いミニドレスに長い綺麗な脚が栄えて、とても存在感のある
素晴らしいステージでした。
▶1st.stage…♪Ipanema、竹中作♪Closet、♪My Favorite Things、
南博作曲ギラ作詞♪Appearance、♪Li-Ye-O、♪Night And Day、
ギラ作8ビートの♪Perfect Situation。
▶2nd.stage…ロック曲♪Open Arms、♪Round Midnight、
凄く速いテンポで♪One Note Samba、女性の独り言のようなギラ作品
♪Drinker My Tea、今井美樹さんの曲を英語に変えて♪Piece Of My Wish は
素敵でした。ギラ作♪Dive In To Your Love、イスラエル民謡♪Havannageila、
イスラエル人とのハーフ、ギラさんの「ギラ」は「希望」という意味だそうです。
アンコールはピアノとDuoで♪Fly Me To The Moon。
▶ラジオ番組のDJをやっていただけあって、綺麗な関西弁で話もとても上手。
好感度抜群です。ジャズシンガーとして若いスタートではないギラさんですが、
これからどんどん活躍の場が多くなると思いますよ。
▶2枚目のCD「アピアランス」がこの21日に発売されますが、昨夜は
出来たてで湯気が出ているようなCDが届いて先行発売になり、多くの方が
CDをお買い上げになりました。このCD発売ツアーが、来月から全国で
行われます。皆様、応援よろしくお願い致します。
★さて今夜の【BODY&SOUL/Sundy Double Special】トーマス・エンコ
アルバム第2弾「Window & Rain」発売記念ライブにも「源流ジャズ」の
録画クルーが入ります。台風も東京は外れたようです。
ぜひ、お越しください
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  2011.9.5 Mon   フランスの貴公子の素晴らしい表現力に酔った夜
▶2009年にプロ・デビューする時、当店でプレス向けのお披露目演奏を
したのが縁で、その時以来、私も大ファンになったトーマス・エンコさん。
彼の2枚目のアルバム「Window & Rain」の発売記念ライブ。「源流ジャズ」
の録画録りもありました。
▶メンバーは、トーマス・エンコ(pf) さんと、クリス・ジェニングス(b)
ニコラ・シャリエ(ds) さんのトリオ。エンコさんは、音楽表現力の
素晴らしさに加え、甘いマスク、フランスの芸術一家に生まれた育ちの
良さがにじみ出て貴公子のような好青年です。ドラマーのクリスさんも、
前回とは比べ物にならない上達ぶりに眼を見張りました。いずれも、
世界の新世代のジャズ界をリードする貴公子達でした。
▶1st.stage…トーマス作♪The Window and The Rain、J.カーンの
♪All The Things You Are、トーマス作♪You're Just A Ghost、
♪My Romance、トーマス作♪Wadi Rum。
▶2nd.stage…トーマス作♪Open Your Door、♪Softly As in A Morning Sunrise、
J.レノンの♪Love、R.ロジャースの♪My Funny Valentine、
トーマス作♪The Outlaw、アンコールはオシャレに♪Les Paraplvies De Cherbovrg
(シェルブールの雨傘)でした。
▶いらっしゃったお客さまは、みなさんあまりの素晴らしさに感動し、
CDもたくさんお買い上げいただきました。このトリオは、私も、毎年
聴きたいと思っています。この素敵な若者トリオがこの先、どこまで世界に
はばたくのか…楽しみがまたひとつ増えました。長生きしなければ…。
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  2011.9.5 Mon   【再度おしらせ】
明日はセシルさんの告別式です(←詳細はクリック)。
多くの方と一緒に送ってあげたいと思います。
よろしくお願いいたします。
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  2011.9.7 Wed   応援したくなる若い感性たち
▶昨日は、セシルさんの告別式で、ブログを書くヒマがありませんでした。
大勢のミュージシャン・関係者・ファン…の方とともに、無事セシルさんを
温かく送ってあげることができました。参列者の皆さま、どうもありがとう
ございました。詳しいご報告は、追ってさせていただきます。
▶月曜の夜は、当店初出演の「佐藤恭子リトルオーケストラ」でした。
佐藤恭子(as,fl)さん作・編曲の曲を、佐藤浩一(pf) 安田幸司(b) 大村亘(ds)
土井徳浩(cl.as) 西口明宏(ts.cl.fl) 竹村直哉(bs.b.cl) 田沼慶紀(tp.flh)
谷殿明良(tp.flh) 駒野逸見(tb) 寺屋ナオ(g)さんが演奏するオーケストラ。
管は、楽器の持ち替えが出来る人がほとんどで、サウンドもバラエティーが
あり、当店で人気の「フロントページ オーケストラ」とは、また全く違う
感じで聴くことができました。
▶率いる恭子さんは小柄な方ですが、真ん中に立って指揮をしたり、
吹いたり、一生懸命さがよく伝わってきました。初めてで人数が多いので、
まだ顔と名前が覚えられなくてごめんなさい。
▶1st.stage…♪Metamorphose、♪Toy Box Blues…この曲は2003年に
書き始めて10年にできあがったということです。アレンジされた
♪Just Friends、♪Skies、Winds and Sun、♪The Wheel of Life
(輪廻転生)。
▶2nd.stage…♪はにかみ、♪A Rabbit on the Moon、姫路出身の恭子さんが
姫路城をイメージしたという♪E.Grey、ピアノとドラムとギターから入った
♪夕焼け小焼け、絵本に刺激されて作った♪Magic Scope、♪Little Elephant は、
ニューオリンズのお葬式などで、最後にハッピーになって帰る曲。
▶若い人達が一生懸命に音楽を演奏する姿に感銘を受けました。
これから応援したいと思います。皆様も、よろしくお願いします。
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  2011.9.7 Wed   発展する面白さがたまらない鈴木央紹クァルテット
▶昨夜は、鈴木央紹(ts)さんと 若井優也(pf) 佐藤ハチ恭彦(b) 原大力(ds)さんの
クァルテット。久しぶりの編成でしたが、若井さんが色々仕掛けてくるのを
ベテラン達が嬉しそうに受け立つ…サウンドによる会話が楽しくて、
とても和み、央紹さんのサックスの音色が心地よく優しく胸に響きました。
▶1st.stage…♪ComeRain Or Come Shine、♪Who Can I TurnTo、バラード
♪How Deep is Ocean、B.エバンス♪Peri's Scope。
▶2nd.stage…セシルさんに捧げてB.エバンス♪Children's Play Song 、
次にはハッピーにT.モンク♪Skippy、J.グリーン♪I Cover The Water Front、
(ちなみにこのグリーンさんは、♪Body And Soul を作曲された人です)。
♪Long Ago And Faraway。
▶昼は、ハチさんと大力さんも告別式に参列していたので、その足でそのまま
仕事になりました。ウチのスタッフも総出で、セシルさんの告別式のお手伝い。
そのままお店に入りました。疲れていたのですが、スタッフは皆、気持良く
働いてくれ、そして、私にとっても長かった一日が終わりました。
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  2011.9.8 Thu   久しぶりのユニークなサウンドに癒された夜
▶久しぶりの「南青山六丁目楽団」、岡崎正典(ts) 片岡雄三(tb) 山岡潤(euph)
紅野智彦(pf) 高道晴久(b) 高橋徹(ds) さんのレギュラーメンバーが揃い、
レパートリーも増えて、みなさん張り切って早くからリハーサルをして
本番に臨みました。
▶アレンジは岡崎さん。旧い曲も探してきて、いい感じにアレンジして
聴かせてくださいます。中低域楽器だけのサウンドは、どこか懐かしい
香りがして、優しい音色ばかりなのでとても癒されるジャズです。
▶1st.stage…♪Ray's Idea、♪Black Narcissus、T.モンク♪Evidence、
バラード♪I Want To Talk About You、D.ガレスビー♪The Champ。
▶2nd.stage…♪It Ain't Necessarily So、ピアノとベースぬきで
R.アームストロングの♪Struttin' With Some BBQ、全員でS.ロリンズ
♪Wail March、片岡さん山岡さんをフィーチャーしてバラード
♪Easy Living、山岡アレンジの♪It's All Right With Me、
アンコールは、いらしていたオランダのピアニスト、マイク・デルフェロ
さんが参加して皆で♪Caravan を演奏しました。ほとんど初対面なのに
すぐ一緒に演奏できるジャズという音楽、素晴らしいですね。
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  2011.9.9 Fri   立ち姿も立派になったTOKUちゃん
▶夏はジャズフェスの季節。TOKUちゃんも大忙しの毎日。猛暑の中
日本中を飛び回り、やっと少し落ち着いたところでの昨夜の当店の
ライブだったTOKU(vo,flh)ちゃん。メンバーは久しぶりの
泉川貴広(pf) 楠井五月(b) 福森康(ds) 吉田サトシ(g) さんでした。
▶リハーサルをしっかりやって本番に臨みました。TOKUちゃんは
ヴォイストレーニングの成果が出てきて、声が太くしっかりとして
ジム通いで鍛えた肉体も立派になって、立ち姿もなかなかでしたよ。
▶1st.stage…♪Moon light Serenade から始まり♪Part Time Loverなど
ジャズとS.ワンダーの曲などを歌い、演奏されました。
(曲名メモを忘れてしまいました。ごめんなさい)
▶最初のステージ終了後、メンバー全員でブルーノート東京に、
カウントベーシーオーケストラを聴きに行きました。そうしたら、
ステージが終った時にピアニストとドラマーが当店にやってきて、
ステージ終了後、その2人とTOKUちゃんと楠井さんとでジャム
セッションが始まりました。2曲ほど演奏して、お開きになりました。
P.S.
曲名がTOKUちゃんから送られて来ました。
Set1/1、Moonlight Serenade 2、Part-Time Lover 3、I Can't Help It
4、Knocks Me Off My Feet 5、My Shining Hour 6、Send One Your Love
Set2/1、Rock With You 2、You've Got It Bad, Girl 3、Overjoyed
4、You Are The Sunshine Of My Life  Joelle が飛び入り
5、Fly Me To The Moon 6、Delfeayo's Dilemma 7、Kiss Of Life
Encore My Cherie Amour
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  2011.9.10 Sat   ユニークなヴォーカルのエンターティメントショー
▶トミーさんの《ヴォーカル-セッション》伊藤大輔(vo) 山口有紀(vo)
さんと、ヒロ・モロズミ(pf) 箭島裕治(b) トミー・キャンベル(ds) さん。
大輔さんと有紀さんは5年、そしてこのメンバーになってから1年、
メンバーはみなさん打ち解けて、すっかり「トミーファミリー」に
なりました。
▶二人のアドリブも、ジャーナルな話題でお客さまを引きこみ、
エンターテイメントあふれるヴォーカルショー。ヒロさんは、
とても心優しい人柄で、難しい変拍子の曲も楽しそうに演奏します。
箭島さんも2年が過ぎましたが、おとなしく思慮深い方で、自分の
立場をよくわきまえた演奏ぶり。いらっしゃたお客さまも、週末の
夜を、心から楽しんでいかれました。
▶1st.stage…♪Au Day、♪Heaven、♪Malibu、♪I'm In Love、
♪I'm In Mood、♪The Gahtooze。
▶2nd.stage…♪Barcelona、♪Confirmation、トミーさんの作品
♪Musician Talk…は音楽用語が沢山はいっています。♪Pipoca、
♪Mood For Made、♪Just For Fun、アンコールの♪Smile は
みんなで大合唱して終りました。
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  2011.9.11 Sun   真由子さんのサウンドで過ごした長い一日
▶真由子さんのクィンテット、メンバーは、片倉真由子(pf) さんと
佐藤ハチ恭彦(b) 二本松義史(ds) 浜崎航(ts,ss,fl) 山田拓児(as,ss,bcl)さん。
土曜の午後は、3年前、当店のプロデュースで始まった「青山学院大学
オーップンカレッジ・ジャズ講座」(現在はライブ演奏に関してだけ
ご協力させていただいています)その体験講義で、オープンカレッジに
参加されている方が50名ほどいらっしゃって、真由子クインテットを
ライブ体験。1時間ほど主にM.デイビスの曲が演奏されました。
▶フロント陣が3本の楽器を持ち替え、カラフルなサウンドで、
スリルとスピード感のある上質なジャズを演奏すると、初めてジャズに
接したお年を召した方々も、大変感動されていました。少しでもジャズに
興味を持って頂くことができたら嬉しいのですが。
▶それが終了するとすぐ、いつものお店に。ミュージシャンは都合3回の
ステージをこなしたわけです。最後のステージは、特にコミニケーションが
とれて、聴き応えがあり、真由子さんの音楽に対する真摯な気持ちが
良く伝わってくる素晴らしい演奏でした。
▶1st.stage…♪So What、真由子作♪8th Street、♪Bad Cats、
バスクラをフィーチャーして♪How Long Has This Been Going On?
アルト&テナーをフィーチャーして♪Ronnie's Tune。
▶2nd.stage…バスクラとフルートソプラノサックスで♪Serene、
ソプラノ2本で♪Jump Joy、R.コニッツ♪Sunflower はアルトとテナーで。
バスクラで♪It's Magic、H.シルバー♪The Jody Grind、アンコールは
ピアノソロで♪Star Crossed Lover〜The Single Petal Of A Rose。
店内に気持の良いピアノが響き渡り、ミュージシャンにとっても
私にとっても、普段より長いお店の一日が終わりました。
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  2011.9.13 Tue   大勢の方で賑わった珍しい月曜の夜
▶秋田慎治(pf) 吉田豊(b) 加納樹麻(ds)さんの、久しぶりの「秋田トリオ」で、
普段はお客さまが少ない月曜なのですが、ちょうど満月で、お店も満月ならぬ
満席に近くなりました。
▶演奏も秋の名月にふさわしく、綺麗なタッチのピアノで、スタンダード曲と
オリジナル曲を演奏。秋田さんのオリジナル曲には、アップテンポの曲も
ありますが、とてもロマンチックです。吉田さんも久しぶりでしたが、
ベースの音色もよく、役割を心得た心地よいプレイ。加納さんは、表情豊かで
メリハリのあるスピード感のあるドラミングでトリオサウンドを盛り上げ、
お客さまはみなさん熱心に聴き入っていらっしゃいました。
▶1st.stage…♪Here There Everywhere、♪Just Like It、♪I Love You、
♪Everything Happens To Me、♪Billies Bounce、秋田作品の
♪Road To The Lord…この曲は私の大好きな曲のひとつです。
▶2nd.stage…秋田作♪Walkin' In Paris、♪Blue On You、♪Fahrenheit…
温度の華氏のことです。日本人はどなたも華氏にはなかなか馴染めませんが、
秋田さんも加納さんもアメリカ生活ではたいそう困ったらしく、その思い出の
曲だそうです。♪WTC…これは9.11の時に、世界はもっと話し合いをして
ほしい、と書いた曲だそうです。♪Spread To The Sky、アンコールは
♪Come Rain or Come Shine〜♪Piece To Peace。
▶加納さんは、このあいだ尿管結石になり死ぬ苦しみを味わったそうですが、
昨日やっと石が出たようで、それが相当嬉しかったようで、MCではその苦しみを
はしゃいでされていました。よかったですね。
▶昨夜はステージ終演後もお客様がいらっしゃった、不思議な週明け月曜の
夜でした。(狼男じゃないですけど)満月に誘われたせいかしら?
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  2011.9.14 Wed   若者たちの若さと躍動感に溢れるジャズ
▶リダーの岡崎さん以外は全員20代、才能あふれる若者を集めた
クァルテット、岡崎好朗(tp) 菊地太光(pf) 楠井五月(b) 横山和明(ds) さん。
前回は小曽根さんが聴きにいらして、若者たちが真摯に音楽と向き合って
いる姿に感心されていらっしゃいましたが、私も、とても清々しい
気持ちになります。
▶昨夜も、熱く燃える演奏に、お年を召した常連のお客さまが
「ジャズ好きにはたまらないグループだね」おっしゃっていました。
と同時に、どうしてこんなにいいいジャズなのに、みんなもっと
聴きに来ないのかねえ…と嘆いてもいらっしゃいました。
▶1st.stage…♪Bosanova#8、♪Nana's Dance…Nanaは岡崎家の猫です。
♪Dream Hanter、バラード♪Titania、♪Elementay Particle。全曲、
岡崎さんの作品です。
▶2nd.stage…♪Misinglink、来月発売になるアルバムタイトル♪Dragon Smile、
これは息子さんの名前、竜君にちなんでつけられました。トランペットの
イントロから入った♪Body And Soul は、それぞれのソロが心を打ちました。
アップテンポの明るい曲♪Alstromeria。躍動感溢れるステージでした。
皆様、新アルバムともども、応援よろしくお願い致します。
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  2011.9.15 Thu   大人のジャズクラブ…そんな雰囲気の夜
▶本来なら昨夜のドラムはセシル・モンローさんでしたが…
北条直彦(pf) 鈴木良雄(b) 守新治(ds) さんのトリオ。北条さんは、
まだ学生だった頃、若き日本のビル・エバンス、と言われていらっしゃい
ましたが、彼も今や65歳を過ぎ、昨夜は多くの同級生の方々が、みなさん
ほとんど奥さまご同伴でいらしてくれました。
▶ドラムスの守さんも、10年以上ぶりでしょうか。大ベテランたちの
トリオ演奏になり、北条さんは、逝かれたセシルさんのために曲を
創って捧げられました。
▶1st.stage…♪Stella by Starlight(星影のステラ)♪Spring Is Here、
♪What'll I Do、セシルさんに捧げた♪Ballade For Cecil。
♪All The Things You Are。
▶2nd.stage…今年はビル・エバンスの生誕80年ということで
♪Homage To Bill Evans、♪Alice In Wonderland、ジャズにアレンジ
された♪荒城の月、北条作品♪The End Of Summer、チック・コリアの
曲ラテンのリズム♪500Miles High、M.ディビス♪Solar、アンコールは
ピアノソロで♪Polka Dots And Moonbeams。
▶落ち着いた品の良いお客様が多く、大人のジャズクラブ…そんな
雰囲気が漂った夜でした。休憩時間にはみなさんあちこちで歓談する姿が…
皆さんとても楽しそうでした。
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  2011.9.16 Fri   コミュニケーションの良くとれたいいグループ
▶近藤さんのオリジナル曲とスタンダード曲を近藤さんのアレンジで
演奏する近藤和彦(as.ss) 今泉正明(pf) 上村信(b) 大坂昌彦(ds) さんのユニット。
毎回凝った曲を取り上げます。で、昨夜私は、LPを毎日聴いていた大昔が
時々頭をよぎりました。
▶私は、バト・パウエルやセロニアス・モンクが大好きでよく口ずさんで
いましたが、今、題名が思い出せない自分に気付かされます。頭の体操の
意味でなるべく思い出そうとしてメモも取りますが、歳のせいです、
脳はなかなか思うようにまいりませんね。
▶昨夜の演奏は、それぞれが自分の役割を心得たとてもバランスの良い
サウンドで、大坂さんがしっかり演出役を果たして、メリハリの効いた
素晴らしいステージでした。
▶1st.stage…B、パウエル♪Un Poco Loco、近藤作♪Unexpected、
G.エバンス♪Gone、フランク・シナトラが歌ってヒットした
♪In The Wee Small Hours Of The Morning、B.パウエル♪Wail。
▶2nd.stage…近藤作♪The Piace That Cannot Reach Only By Spirit、
スペイン語の題名で新曲♪La Despedida(英語では♪Farewell、最近、
ミュージシャンや友人の訃報が続き、彼らの追悼の意味で作ったという曲)
♪Skeptical Thinking この曲はアルバムに収録されていますが、昨夜は
少し手を加えて演奏されました。J.ラトチェ&J.モロス♪Lazy Afternoon、
柔らかい音色でソプラノサックスで近藤作♪E-Z Pass、アンコールでは
聴きにいらしていた三木俊雄(ts)さんと一緒に♪All The Things You Are
でした。
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  2011.9.17 Sat   セシルさんを偲ぶ感動的な素晴らしいステージ
▶伊藤君子(vo) 片倉真由子(pf) 須川崇志(b) さんにセシル・モンロー
さんのドラムが加わるはずでしたが…真由子さんのピアノなら、
ということでドラムレスになりました。ペコさんは、セシルさんの
写真を大きく伸ばして額に入れて持参して、ドラム席に飾り、
お客さまもお花を持ってきて飾り付けられました。
▶ペコさんは黒のスリップドレスにオーガンジーの黒のショールを
肩に巻き、黒い薔薇を胸に、気品が漂う姿で優雅に登場しました。
真由子さんも黒のロングワンピース、須川さんも黒のYシャツ姿で
ステージは黒で統一され、セシルさんを偲ぶ素敵なステージに
なりました。
▶ペコさんは、メンバー紹介では「オン、ドラムス、セシル・モンロー」
と紹介し涙ぐんでいらっしゃいましたが、しっかりと歌われました。
真由子さんのピアノは素晴らしく良く響き、須川さんのベースの音色も良く、
音がクリーンで広がりもあり、セシルさんの深いグルーブを感じるような
素晴らしいステージが繰り広げられ、客席の皆さんは感動に包まれました。
▶1st.stage…♪Close To You、♪How Long Has This Been Going On?、
♪Falling In Love With Love、バラード♪I Loves You Porgy、
♪Yesterday〜♪Yesterdays、♪So Many Stars、津軽弁バージョンで
♪Summertime、♪September In The Rain。
▶2nd.stage…白石かず子作詞高瀬アキ作曲♪九月には、
♪Watch What Happens、♪My Romance、♪Bluesette、
♪Time After Time、♪Soldier In The Rain、♪You Be So Njce Come Home To You、
♪No More Blues、アンコールは♪Every Time We Say Good Bye。
たまたま終るころに東北からいらっしゃたお客さまのために、もう一曲
津軽弁バージョン♪Fly Me To The Moon。素晴らしいステージでした。
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  2011.9.18 Sun   どんどん進化しているジャズ、客席も多くの若者たち
▶久しぶりの【BODY&SOUL Special】は、NYで今、話題の中堅30歳代の
トリオ。ラーゲン・ルンド(g) オーランド・フレミング(b) ジョナサン・
ブレイク(ds) さん。ラーゲンさんはノルウェー出身、名門ジュリヤード
音楽院にジャズギターとして初めて入学が許された天才ギタリスト、
オーランドさんはイスラエル出身、どっしりしたサウンドのベーシスト、
ジョナサンさんは、ケニー・バロントリオのレギュラードラマーで、
渡辺貞夫さんのお気に入りでもあり、この11月にもまた来日する
売れっ子です。
▶ジャズサウンドを進化させ、そして新しく自分たちのサウンドを確立して、
スリルとスピード感に溢れる演奏で、客席の学生さんや多くの若い方ガ、
皆さん熱心に聴き入っていらっしゃいました。
▶1st.stage…♪Circus Blues 、♪Albemarie、♪Pannonica、
♪Stairway To The Srars、♪Strangely
▶2nd.stage…♪12 Beats、♪I'm Getting Sentimental、♪Worms、
♪Truck Stop Dueen、T.モンク♪Evidence、アンコールは
♪I Fall'n Love Too Eeasly…と、最後は綺麗な音でスタンダード曲を演奏し、
心に響きました。若い人は色んな可能性を追求できて素晴らしいと思います。
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  2011.9.20 Tue   連休の中日らしいリラックスしたステージ
▶このメンバーで演奏するのは初めて、 グレース・マーヤ(vo,pf)
上村信(b) 井上功一(ds) 吉田サトシ(g)さん。早くからお店に来て
リハのための準備。でもマーヤさん、待てど暮らせど…。
休日ということで渋滞を避けて電車にしたら、休日で急行の本数が
少なかったらしく、やってきたのは開演少し前。
▶そんな訳で、ステージはマーヤさんが来るとすぐ始まりました。
結局リハなし。音を聴いて彼女に寄り添うような演奏ぶりでした。
久しぶりのドラムの井上さんが、とても良い感じになっていました。
私は彼を、トコさん(故日野元彦)のボーヤ時代からよく知っているので
成長ぶりが嬉しくなりました。
▶マーヤさんは、いつもどおり気負いなく、自然体で、リラックス
した素敵な明るいステージ。お客さまも休日らしく、リラックスして
楽しんでいかれました。
▶1st.stage…♪Kiss Of Life、♪Gee Baby、♪Polkadot's Moonbeans、
♪Closs Your Eyes、8ビートの♪Angel Eyes、♪Then Their Eyes、
H.シルバー♪Peace、ブルース♪All Right OK You Win。
▶2nd.stage…♪So Dance Samba、イントロのピアノが綺麗だった
♪Poor Butterfly、♪My Favorite Things、夏バージョンの♪Time After Time、
ドラムのマレット演奏(スティックなどの音)から始まった♪Caravan、
♪My Funny Varentain、♪East Of The Sun West Of The Moon、
アンコールは♪Que Sera' Sera(ケ・セラ・セラ)。
三連休の中日らしい楽しい夜でした。
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  2011.9.21 Wed   雨…でも清々しいサウンドを楽しんだ夜
▶三連休明けの火曜、鈴木央紹(ts) 若井優也(pf) 井上陽介(b) 井上功一(ds)
さんのクァルテット。ここに本来なら、韓国の歌姫 WOONG SAN さんが
入る予定でしたが、韓国のTV局の記念事業があって帰国し、残念ながら
出演出来ませんでした。
▶そんなわけでヴォーカルはいませんでしたが、柔らかい優しい音色の
テナー、タッチが綺麗で何時も新しい事に挑戦しているピアノ、楽器の
面白さをテクニックで聴かせてくれるベース、表情豊かなドラミング…と
バランス絶妙のサウンドで、WOONG SAN さんの分まで頑張って
楽しいステージを繰り広げてくれました。でも、台風が近づいて
悪天候で、お客さまが少なくとても残念でした。
▶1st.stage…♪How About You、井上作♪317East 32nd street、
美しいピアノイントロから入ったバラード♪Laura、J.コルトレーン
♪Lonnie's Lament。
▶2nd.stage…J.ヘンダーソン♪Punjab、C.パーカー♪Donaly を
ベースとドラムをフィーチャーしてアップテンポで演奏。
バラード♪It Never Entered My Mind、いらしていたTOKUちゃんが
途中からトランペットで参加した♪It Is This Call Love、アンコールは
TOKUちゃんがフリューゲルホーンに持ち替えて♪I've Never Been
in Love Before。
まだ演奏の余韻が残っているようなお店を後に、お客さまは雨の中を
お帰りになられました。悪天候の中、ご来店ありがとうございました。
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  2011.9.23 Fri   時間のたつのを忘れた素晴らしいステージ
▶台風の去った3連休前の夜、近藤和彦(as,ss) 浜崎航(ts) 椎名豊(pf)
井上陽介(b) 江藤良人(ds) さん。実は、この豪華メンバーをプロデュース
したのは、当店の女性の常連のお客さま。それでユニット名を
《B&S スペシャルクィンテット》といたしました。
▶彼女がいつも聴きにいらっしゃる日は、私の好きなバンドが多く、
私も彼女の耳を信じていてブッキングをお任せしました。彼女の
プロデュースは昨夜が2回目。このメンバー全員は初共演ですが、
それぞれは繋がりがあって、簡単なリハーサルだけで本番に臨みました。
近藤さんがまとめ役で、譜面を持ち寄って曲目を決めましたが、いつも
一緒に演奏しているかのようなプレイぶりでした。
▶小雨にもかかわらず、大勢のお客さまがお見えになり、多いに
盛り上がり、当店の常連の方も含めて大いに楽しまれました。
▶1st.stage…♪S.ジョーンズ♪Lady Luck、R.ボール♪ Ronnie's Tune、
♪黒いオルフェ、♪Please Send Me Someone To Love。
▶2nd.stage…椎名作♪Movin' Forces、近藤アレンジの♪Come Sunday、
浜崎作♪Oasis、R.カーク作近藤アレンジ♪Theinflated Tear は、
(ts)と(as)のユニゾンがとても良かったです。椎名アレンジの♪Broadway、
アンコールはD.エリントン♪Take The Coltrane。
▶楽しい夜は時間がたつのを早く感じますね。みなさん、またこの
メンバーでぜひ…と、スケジュールの調整をされていました。
▶MCでの台風の話。近藤さんはお昼の新幹線で大阪に向かったのですが、
途中で止まってしまい、東京に引き返されたのが夜の11時半。江藤さんは
名古屋から帰京の予定を変更しそのまま当地に泊まったそうです。
椎名さんは前日モンタレージャズフェスから帰って来たばかり。浜崎さんも
台風と共に帰京。陽介さんは手違いで被害に遭わずに済んだそうですが、
みなさんこの大型台風には予定をだいぶ狂わされたようです。「旅」が
仕事でもあるミュージシャンの苦労が偲ばれます。
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  2011.9.26 Mon   超忙しかった三連休
いつもここを訪れていただき、ありがとうございます。
朝晩めっきり肌寒くなってすっかり秋ですね。
皆さま三連休はいかがお過ごしでしたか。
私は、ヤボ用やらいろいろ用事があって、昨日もサンデー
スペシャルがあり、休むヒマがありませんでした。今月は、
お店の貸切パーティーもあったりで、貧乏暇なしでいつのまにやら
秋になりました。ブログもゆっくり書いている時間がなく、
3日遅れで簡単なご報告になりますが、ご了承くださいませ。
▶金曜日、チャリート(vo)さんと 秋田慎治(pf)井上陽介(b) そして
セシルさんに替わって仲良しだったトミー・キャンベル(ds) さん。
バックのトリオは初共演でしたが、みんな良く知っている仲なので
少しのリハーサルですっかり打ち解けて本番に臨みました。
役者が揃ってチャリートさんもノリノリで、選曲も楽しく、
インストの演奏も楽器で会話したりハプニングが飛び出したりして、
Friday Night Fever!の楽しい夜になりました。
▶1st stage…インスト♪Love is here to stay、インスト♪My one and only love
チャリートさん入って♪Street of dreams、♪The summer knows
♪In love in vain、♪Save your love for me、♪I let a song go out of my heart
♪Triste、♪On a foggy day
▶2nd stage…インスト♪Alone together、チャリートさん♪Why I feel this way
♪Skylark、♪East of the sun、♪My shining hours、♪A timeless place
♪Cherokee、♪I loves you, Porgy、アンコールは
♪Everything must change でした。
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  2011.9.26 Mon   ファンキーでゴージャスなステージだった土曜
▶連休中日、土曜の夜は、トミーさんの《オルガン-アイズ セッション》
河合代介(org)ハル高内(g)レイモンド・マクモーリン(ts)セオ・クロッカー(tp)
さんとトミー・キャンベル(ds)さん。オルガンの響きは存在感があって
ファンキーでジャジーで、サウンドにカラフルな表情がありますが、
そこにテナーサックスとトランペットが加わり、とてもゴージャスな
ステージになりました。トミーさんも大変楽しそうな演奏ぶりで
物凄いテクニックのソロを披露されました。
▶1st stage…オルガンとドラムで♪Bye Bye Blackbird、
♪Sometime's Happy Sometime's Blue、ギターとテナーが入り♪Ponciana、
トランペットが入って全員で♪Joshua、ハル高内さんお得意の♪Europe。
▶2nd.stage…オルガンとドラムで♪J.O.S、♪Good Life、ギターが入り
♪Four on Six、テナーとトランペットが入って全員で♪Ario Good One、
♪Mimoza、♪I Can Take My Eyes Off Of You、アンコールは
♪You Make Me Feel Brand New でした。
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  2011.9.26 Mon   完成度の高いエディー・ゴメス・トリオに感動
▶三連休の最終日曜日【BODY&SOUL Special】は《エディ・ゴメス・トリオ》
エディ・ゴメス(b) ビリー・ハート(ds) ステファン・カールソン(pf) さん。
私は、エディさんとステファンさんには先月お会いしましたが、
ビリーさんにはNYでお会いして以来4年ぶり。彼は、私と同じ歳なので
とても親しみを感じています。みなさん、日本ツアー最後の夜で、
当店での演奏をとても楽しみにしていらっしゃいました。
▶エディさんは借り物のベースだったのですが「弘法筆を選ばず」、
粒だった音はまさしく彼の音で、中でもアルコ(弓)のサウンドは
右に出る人がいない素晴らしさでした。
▶ステファンさんはスウェーデン出身ですが、今アメリカに住んで
いらっしゃいます。以前、ソロピアノのアルバムをもらって
聴いた折、感性が素晴らしいと思いましたが、昨夜はピアノが
良く歌い、前に聴いた時より素晴らしい演奏でした。
▶ビリーさんは、だいぶ前から糖尿病を患っていますが、しっかりと
自己管理していらして、若い人が叩いているようなスピード感のある
ドラミング。繊細なのに力強く、さすがだなと感銘を受けました。
▶1st.stage…♪Very Early ♪Embrace Of You〜
♪You Don't Know What Love Is、♪Stella By Starlignt、
♪Tri kings、♪All Blues。
▶2nd.stage…♪How Deep is The Ocean、♪Smilin' Eyes、
♪Blue And Green、♪Love Letter、♪Solar、アンコールは、
♪My Foolish Heart。
▶完成度の高い音楽を間近に聴いて、満席のお客さまみなさん感動され
大満足されたようで、私も嬉しくなりました。3人は今朝、アメリカに
お帰りになりました。もし上手く録れていれば、昨夜のステージが
Live at BODY&SOUL として世に出るかも知れません。
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  2011.9.27 Tue   セクシーで大人の雰囲気がただよった蘭さん
▶大城蘭(vo) さんと平岡雄一郎(g) 福井ともみ(pf) 佐瀬正(b) 和丸(ds) さん。
白のカットゾーンが入ったドレスがセクシーで、美しさと大人の雰囲気を
いっそう引き立てていた蘭さんのステージは、三連休明けで客席は空いて
いましたが、皆さん一生懸命に演奏されました。
▶アスリート蘭さんは、つい最近もトライアスロンに参加し、完走された
そうです。凄いですね。お仲間の常連さんたちもいらしていましたが、
皆さん良く飲みよく食べ、筋肉も引き締まって健康的な方たちばかりでした。
▶1st.stage…♪September In The Rain、ボサノバで♪All The Things You Aer、
♪Just In Time、♪If Dearm Come True、♪Lover Come Back To Me、
♪Fever ♪Day In Day Out。
▶2nd.stage…♪Autumn Leaves、♪Night And Day、♪For Sentimental Reasons、
♪Just One Of Those Things、♪My Melancholy Baby、♪Tip Toe Tulip、
♪Almost Like You、沖縄弁バージョン♪My Favorite Things、♪Bewitched、
♪I've Got You Under My Skin、アンコールは沖縄弁バージョン♪Amazing Grace。
▶初めて蘭さんをお聴きになった方が、声の良さと美しさに感動して
新しいCDをお買い上げになり、蘭さんが持参されたCDは完売となりました。
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  2011.9.28 Wed   バランスのいいピアノトリオに癒された夜
▶福田重男(pf) 上村信(b) さんと、ドラマーは本来、亡きセシルさんで
どなたに替わってもらうか悩まれていた福ちゃんですが、奥平真吾(ds)
さんに声を掛けたところ気持よく引き受けてくださり、初参加になった
トリオです。
▶スタンダード曲のほか、福田さんのオリジナル曲の演奏ですが
真吾さんは気持良さそうにスウィングしてサポートされていました。
セシルさんと家族ぐるみのお付き合いだった福ちゃんは、MCで
思い出話をされ、それによると、幸いにも一枚だけ
「Live at BODY&SOUL」のCDとDVDが残されているそうです。
ライブ演奏そのものは残りませんが、録音・録画すれば、
ミュージシャンの場合、いつでもまた身近に感じることができ、
その点はいいですね。
▶1st.stage…♪How About Yoy、♪Solar、♪Bitter Sweet、
♪Here's That Rainy Day、♪Just Be Happy My Love、♪Bop-Be。
▶2nd.stage…♪Don't Be Silly、福田さんの作品でセシルさんが
好きだった♪Lullaby、♪Mohwak Drive、♪Body And Soul は、
慎吾さんのブラシさばきが素晴らしかった。♪Go Ahhead Nigel…
福ちゃんのこの曲は私も皆さんも大好きです。ブルースで
♪昔は良かったね、アンコールは、♪Both Sides Now。
バランスのいいピアノトリオは、聴きやすく、よく耳に馴染んで
癒されますね。
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  2011.9.29 Thu   ユニークとしか表現しようのない面白いジャズ
▶林正樹(pf)さんと田中信正(pf) さんの「ユニークDUO」は、
いつもホントにユニークです。音楽は、息のあったお二人の感性が
まるで魔法使いのように88腱を4本の腕が使いこなし、どんどん発展して、
即興音楽をつくりあげてしまい、二度と同じ演奏は聴けない内容になります。
▶まさにジャズならではのクリエイティブ。観ていてもとても興味深く
はじめてお聴きになったジャズ好きの方も、この創造力にいたく
感動されていらっしゃいました。曲名もユニークですよ。
▶1st.stage…林作ソロで♪Mの問いかけ、田中作ソロ♪Off Minor、
連弾で♪I Got Rythm、林作♪2006、♪童話で書かれた生態系、
♪All Blues は「高枝切りハサミ騒動」と言ってらしゃいましたが
マイルスが聴いたら眼を丸くしそうな発想ですね。
▶2nd.stage…田中アレンジの♪ライムライト、田中作♪Foot Steps Of
Japanese Shorttail、林作♪イノシシの決闘、田中作♪クラーク、
林作「あいうえおシリーズ」から♪ソたち、アンコールは
♪Straight No Chaser。
▶こんなに面白いDUOは、私の長い経験からしても、他にはないと
思いますよ。次回は来年の2月2日の予定です。ぜひ一度、
お聴きになってみてください。
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  2011.9.30 Fri   固定ファンが多くなった《フロントページ》
▶《フロントページ オーケストラ》が登場したのは2004年。最初の頃は
お客さまも少なく苦労しましたが、今7年経っておかげさまで、
しっかりと固定ファンがつき、私としても嬉しいかぎりです。音楽的には
いくら良くても、お客さまに受け入れられなくては話になりませんものね。
▶人の心に届く音楽であること、10人編成で生音であること、当店でしか
聴けないこと…等、いろんな条件が備わったフロントページには、
毎回、楽しみにしてやってきてくださる方が大勢になりました。
昨夜は三木さんのMCが時々脱線して客席を笑わせ、そんなお客さまを
大いに楽しませるステージでした。
▶1st.stage…♪Stop & Go…ソロをとったのは三木俊雄(ts) 松島啓之(tp)
中川英二郎(tb)さん。♪Moon Flower…ソロは福田重男(pf) 浜崎航(ts)、
♪Escher's Vision…ソロは山岡潤(euph) 浅井良将(as)、♪Saudade…
ソロは三木俊雄(ts) 福田重男(pf)、上村作♪Eches Of The Forest…
ベース上村信(b)さんのイントロからソロは浜崎航(fl) 中川英二郎(tb)
福田重男(pf) 柴田亮(ds)。
▶2nd.stage…♪By Any Means Necessary…ソロは松島啓之(tp) 浅井良将(as)
福田重男(pf)、♪If I Told a Lie…ソロは三木俊雄(Tts) 山岡潤(euph) 上村信(b)、
♪Matilda Long Version …ソロは中川英二郎(tb) 福田重男(pf) 浅井良将(ts)、
♪Quantum Leap…ソロは中村恵介(Ttp) 三木俊雄(ts) 柴田亮(ds)、
アンコールはスタンダード曲♪Time On My Hands でした。私は
スタッフが入れ替わって新人になったりしてバタバタと忙しく
ゆっくり聴くことができず残念でした。
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