2010.4.1 Thu 【お知らせ その1】〈学生割引〉 |
BODY&SOUL では、この4月から学生割引を始めます。 学生の皆さんにお勧めのライブをピックアップ。スケジュール表 Music Charge 欄に、 △印を付けて毎月ご案内します。ご来店当日、ご入店の際、学生証をご呈示ください。 △印の日は Music Charge が¥1,000割引かれます。 〈学生の皆さんへ〉 ジャズ好きの方、ジャズや楽器を勉強中の方、そしてプロのミュージシャンを目指す方… ジャズの本質はライブ演奏にこそあります。プレイヤーと同じ時間、同じ空間を共有し、 プレイヤーの目の前で、ナマで聴く音楽、それこそが、ジャズ。 そしてここ BODY&SOUL には、いろんなハプニング・思わぬ出会い…それら ジャズという音楽ならではの魅力がたくさんあります。 ぜひ、本物のジャズ、上質なジャズに浸ってください。 BODY&SOUL は、ジャズを愛するすべての学生の皆さんを応援します。 (お知り合いの学生さんへもお伝えくださいね) |
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2010.4.1 Thu 【お知らせ その2】〈BS Point〉 |
クールでヒップな〈BS Point カード〉も出来ました!! 〈BS Point〉の詳細・特典・写真,etc. は、 カテゴリー[Information]欄でご確認ください。(ページトップの「BS Point カード」をクリック) ポイントカードご希望の方は、ご来店時、スタッフにお申し出ください。
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2010.4.1 Thu 優雅なヴォーカルにワインも進んだ年度末 |
▶昨夜は、みなさん年度末でお忙しかったようで、声をかけてもなかなかご来店 いただけなかったようですが、ファンの方はしっかりとお見えでした。 ピアノとギターをバックにドラムレスで歌うウィリアムス浩子(vo) さんと、 平岡雄一郎(g) 伊藤志宏(pf) さんのこのメンバーは、大変聴きやすく飽きのこない 素晴らしいメンバーだと思います。しかもゴマカシがきかない編成で、ヴォーカルも 演奏も、実力がないとできません。浩子さんは曲の理解度も高く、何を歌っても 心が入っていて上品で素敵。昨夜は私のワインも進みました。 ▶平岡さんは小学校5年の時にお兄さんが買ったギターを貰い受けて弾き始め、 ギター歴は32年だそうですが、浩子さんもギターを弾きたくて習い始めたそうです。 伊藤さんのピアノがあまりにもいいタイミングで琴線に触れるフレーズが飛び出すので、 気になって終演後に質問してみました。曰く「人と一緒に演奏する時は、自分が、 どうあるかではなく、今どうすべきかを考えて音に表現する」ということでした。 なるほど。 ▶演奏曲は、1st.stage…♪On Green Dolphin Street ♪I Hear Music ♪Again ♪Raindrops Keep Fallin' On My Head ♪Stella bu Starlight ♪You've Changed ♪I'll Remember April ♪A Night in Tunisia。 2nd.stage…♪Love Letters ♪All The Things You Are ♪As Long As Live ♪Blue Skies ♪My Foolish Heart ♪Love me or Leave me ♪Love For Sale、 アンコールは♪A Nightingale Sang in Berkeley Square…と、懐かしい曲から お馴染みのスタンダード曲まで、優雅に歌われました。 |
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2010.4.2 Fri ピアノがよく鳴り明快な演奏の彩子さん |
▶新年度の初日。NYから里帰り中の白崎彩子(pf)さんと井上陽介(b)トミー・キャンベル(ds) さんのトリオ。白崎さんはNYでご結婚され、現在3歳と1歳の2児のママさんですが、 さすが芸大卒というのか…主婦業とピアニストを見事に両立させ活躍されています。 何を伝えたいのかがはっきり解る明快な演奏で、しかもピアノがもの凄くよく鳴るので PA用のマイクは使わずほとんど生音。でも、彩子さんの人柄か、明るく、温かく人を包む 気持ちのいいサウンドです。 途中、スローン(ドラム用の椅子)が壊れたトミーさんが立って演奏したり、陽介さんも トミーさんもお茶目な一面を見せながら自らステージを楽しんでいらっしゃいました。 ▶1st.stage…T.モンクの♪In Walked Bud、チック・コリアの♪Mirror Mirror は 途中から♪Someday My Prince Will Come に変化。シダー・ウォルトンのドラマチックな ♪Holy Land、彩子さんの作品♪Sunrise in Haiti、D.ガレスビ−作♪Con Alma、 D.ゼイトリン作♪Quiet Now、そして♪Seven Steps to Heaven。 ▶2nd.stage…ミュージカル「ショウ・ボート」の中から♪Brooklyn Boogaloo、 ジェローム・カーン作♪Nobody Else But Me、ガーシュインの♪It Ain't Necessarily So、 彩子さんの作♪Far Away、♪3 Steps Forward、♪Estate、ラストは T.モンク作 ♪Rhythm-A-Ning でした。レパートリーが豊富で選曲もよく、お客さまは彩子さんの ピアノを堪能されました。この次の帰国が今から楽しみですね。 |
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2010.4.3 Sat えりさんと2ギターのクール&ヒップ!!なステージ |
▶ステージは、大野えり(vo)さんと 秋山一将(g) 荻原亮(g) 江口弘史(b) 原大力(ds) さん というみなさん個性豊かなメンバーで、それぞれの個性が融合する2ギターの、その ヒップなサウンドに乗って、えりさんが自由奔放に歌います。 客席に居た2人の白人老紳士が「日本にこんな素晴らしい音楽を演奏するバンドが あるなんて、アンビリーバボー!!」と大変感心していらっしゃいました。 サンフランシスコから来た、というそのお二人がおっしゃるには… ▶昨年夏の当店35周年イベントに1週間出演し、すばらしい才能を披露してくれた ピアニスト、テイラー・アイグスティー(pf)さん。今コットンクラブ東京に出演している のですが、その彼を聴きに行って話をする機会があって、東京で一押しのクラブを聞くと 「ここが一番好きだ」と教えてもらったということでした。金曜日で、しかもステージが こんなに素晴らしい演奏なのに、お客さまが少なくて、私には残念な想いがありましたが、 テイラーさんや彼らにそう言っていただいて、少し救われた夜でした。 ▶1st.stage…♪Come Together ♪People Make The World Go Around、えりさんの作品 ♪BARA ♪Walkers With The Dawn、スティング作♪Very Breath You Take、えり作 ♪Bird Song。2nd.stage…♪Sweet Love ♪In Time of the Silver Rain、半音ずつ上がって いく演奏者みんなのコーラス入り♪La La La、♪Spooky ♪Dance Dance Dance もコーラス。 グラミー賞歌手をタイトルにした♪Miriam Makeba… ほとんどがえりさんのオリジナル曲でしたが、メロディーとリズムがはっきりしているので、 とても楽しめるオリジナル曲です。 |
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2010.4.5 Mon 外人客が多く、楽しいステージに皆さん大喜び |
▶日曜日、恒例となった BODY&SOUL 用賀店のお客さまたちによるお花見会があって、 満開の砧公園に行ってきました。今年は去年より1週間ほども遅いのに、時々小雨がパラつく とても寒いお花見になりました。でも、砧公園の人出は、去年より多かったでしょうか。 孫のレイくんは来週から幼稚園で、すっかり生意気ざかり。去年のことを思うと… 一年てホントに早いですね。 ▶花冷えの土曜の夜は、《トミー・キャンベル ヴォーカル セッションバンド》メンバー、 伊藤大輔(vo) 山口有紀(vo) 林正樹(pf) 箭島裕治(b) トミー・キャンベル(ds) さんのステージ。 客席は外人が多く、日本人と半々位でした。そんな中、今度インドに転勤になる日本滞在の キャリアウーマンの方の送別会、トミーさんの粋な配慮でハッピーバースディのメロディに 乗せて、新たにつけた詩で大輔さんと有紀さんが歌いました。女性のお仲間たちもとても 喜ばれ、最後まで楽しんで行かれました。他の外国人グループも、大輔さんと有紀さんの 楽しい掛け合いに大喜びでした。 ▶楽しいステージとはいえ、トミーさんのプロデュースする中身は大変難しいリズムです。 でもさすがプロフェッショナル。きっちりマスターしています。有紀さんは、こんな 素晴らしい経験が出来るのはトミーさんの東京在住のお陰、と感謝されていました。 ▶1st.stage…♪Dream Life ♪All Day Long ♪Water Of March ♪The Peacoks ♪Just For Fun。2nd.stage…♪Selfish Fella、二人の寸劇入りで♪You Must be Crazy、 ポルトガル語!!による♪Bavcelona、♪The Gatooze ♪Pipoca、これも寸劇が入って ♪Tiny Love Song、♪Diddy Bop、アンコールは♪Stompin' at the Savoy。 ステージと客席がキャッチボールをしているような楽しい店内でした。 |
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2010.4.6 Tue 雨の週明けも、ひかりファンがしっかりご来店 |
▶雨の月曜日《市原ひかりグループ》のCD「Move On」の発売記念ライブでした。 メンバーは、市原ひかり(tp) 浅井良将(as) 堀秀彰(pf) 中林薫平(b) 安藤正則(ds) さんの クァルテットです。お天気が悪く客足を心配しましたが、ファンの方はしっかりみえて くださってホッとしました。ここB&Sでのステージが、4日間ツアーの最終日でしたが、 「やっぱりここはお客さまの質がいいので安心して演奏に集中できる」とひかりさんも 喜んでいました。 ▶いろんなメディアが発達し、おまけに大不況でCD自体の売れ行きが思わしくない今は、 CDも行商のように現場に持ち込まないと買っていただけない時代で、ミュージシャンも 大変です。このメンバーになって初めて制作したCD、昨夜の当店では、このグループの ひたむきな姿勢がお客さまに伝わるステージで、CDも結構お買い上げいただきました。 ミュージシャンも、私もスタッフも、嬉しくなりました。 ▶1st.stage…この時期らしく♪新年度 ♪年度末 ♪アウターリミッツ ♪梅雨明け ♪やみくろ、いずれも作・編曲がひかりさんで日本語のタイトルですが、もちろん ピンからキリまでジャズです。 2nd.stage…ひかり作♪A Story of Rabbit、スタンダード曲♪Everything Happen To Me、 ひかり作♪Brain Weather ♪Small Good Thing、堀さんの作品♪Inspiration、 アンコールではフリューゲルホーンに持ち替えて♪Body And Soul でした。 ▶ひかりさんも浅井さんも良く楽器が鳴りコンビネーションも素晴らしく、みなさんとても 仲の良いグループなんですね、それがしっかりサウンドに出ていましたよ。ところで、 当店がこの4月から始めた〈学生割引〉ですが、初のご利用者3人がおみえになりました。 |
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2010.4.7 Wed いつも変わらず素晴らしいピアノトリオですが… |
▶辛島文雄(pf) さんのトリオは、ジャズ通にはたまらないピアノトリオなのですが、 なかなか正統に評価が得られず人気も今イチなのは、いつもながら大変残念に思います。 昨夜は、いつものベースに代わって安田幸司(b)さんでした。小松伸之(ds)さんは すっかり一皮むけて、リズムの神髄を身体で感じることができるようになって、 表現力がとてもアップしました。 ▶実は、前回のステージで辛島さんと私が同じことを感じて終了後にアドバイス。 同じ事を二人にそれぞれ言われてショックを受けたらしく、猛練習し、その成果が ちゃんと出たようです。人の言うことを素直に聞ける心って、大切ですね。 小松さんの長足の進歩に感動しました。辛島さんも演奏中嬉しそうにアイコンタクト… 微笑ましい光景でしたよ。 ▶1st.stage…♪So In Love ♪Dolphin Dance、バラードで♪Blood Count、ディアム テンポで♪Cool Struttin ♪Someday My Prince Will Come ♪Spring Is Hear ♪Oleo。 2nd.stage…辛島さんのオリジナル曲はまだ ♪無題、♪Lash Life、遊びにいらしていた 岸田恵士さんにドラムスが代わり♪Good Bait、小松さんに戻りバラードで♪Isfahan、 アップテンポな♪Bird Like、緊張感のあるピアノソロのイントロが店内に気持ちよく 響き渡ったあとトリオのミディアムテンポになる♪Body And Soul、♪Dolphin ♪It Could Happen To You ♪Round Midnight。 ▶お客さまは少なくても、ジャズらしいジャズを丁寧に演奏するので、いらした方は 思わずステージに引き込まれる充実した夜でした。こういうピアノトリオこそ、 特にプロを志す学生さんたちに聴いてほしくて、〈学生割引〉を策定したのですが… |
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2010.4.8 Thu 熱烈なファンの前でリラックスしたステージ |
▶先月の《BASS TALK》鈴木良雄(b) 野力奏一(pf) 井上信平(fl) 岡部洋一(per) さんは、 チンさんの誕生日と南里文雄賞受賞記念ライヴで、客席は大入り超満員でしたが、 今月はその反動か、打って変わって寂しい客席…この落差はなんなんでしょう。 野力さんは「人生みたいなもんさ」と言っていましたが…ただ、熱烈なファンの方もいて、 チンさんの故郷である木曽にコンサートがあれば出掛けていくという方や、先月 来られなかった山形からの方も。同じスタイルを続けていくのはなかなか大変ですが、 継続は力なりですか、ファンはありがたいものですね。ミュージシャンも、客席が 顔見知りのお客さまばかりで、リラックスした楽しい演奏でした。 ▶1st.stage…♪Same With I Never ♪Fairy Dnce ♪Love Letter ♪Roulette ♪Feelin Free。2nd.stage…♪Touch of Spring ♪One Note Samba ♪N.Y. Blue ♪My Dear Freind。野力さんのイントロでタンチョウ鶴の姿が見えるような奇麗な音が 響き渡った♪タンチョウ鶴、チンさんの故郷・駒ヶ岳の♪こま、♪Winter Day Break でした。 |
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2010.4.9 Fri 真吾さんの新しいユニットが日本で活動開始 |
▶19年間のNY生活を切り上げて、この7月から東京を拠点に活動開始する真吾さんの 新しいユニット《ザ フェース プロトタイプ セッション》。メンバーは、奥平真吾(ds) 宮川純(pf) 須川崇志(b) 太田剣(as) さんのクァルテットです。昨夜は、活動を開始して 2回目のステージ、でも2回目とは思えない息の合った素晴らしい演奏でした。 ▶ピアノの宮川さんは名古屋出身の22歳ですが、これを機に東京に移り住んで活動開始。 まだ少年の面影が残るハンサムな若者で、作・編曲もこなす将来有望なミュージシャンです。 須川さんはボストンのバークレイ卒業後、2年間NYで武者修行をして帰国した28歳の ベーシスト。太田さんは何でもこなす素晴らしいアルトサックス奏者です。 ▶このユニットのサウンドは、ヒップでとにかくよくスウィングするのが特徴で、 みなさんの相性がいい上に、真吾さんのドラムスが全体を上手く演出しています。 昨夜は、中村健吾(b)さん、クイシー・デービス(ds)さんが聴きにいらしていて、 素晴らしいグループだと大変褒めていらっしゃいました。 ▶1st.stage…♪All of You、W.ショーターの♪Infant Eyes、♪Body And Soul K.ギャレットの♪Computer"G"。ちなみに真吾さんは彼のバンドに在籍した事があります。 2nd.stage ♪Field Of Faisal♪Cantalope Island、宮川作♪Counter Clockwise、 ♪Slant Vamp、ブルー・ミッチェルの♪Fungi MaMa、アンコール♪Autumn Leaves。 活気のある演奏で、私のストレスも素っ飛びました。 ▶真吾さんの本格的活動は7月中頃から。当店には、8/10(火)に出演します。みなさま 是非聴きにいらしてくださいね。 写真アップ([photos]欄) |
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2010.4.10 Sat ステージと客席が一体となって熱気と活気に満ちた夜 |
▶毎日静かな夜が続いた今週でしたが、昨夜は久し振りに賑わいました。春、暖かくなって 身体が目覚めたのか、皆さん音楽をしっかり楽しもうとみえた方が多いように感じました。 メンバーは、都合によりレギュラーの小池修(ts) さんに替わって、パーカッションの 八尋トモヒロさんになった、海老沢一博(ds) 林正樹(pf) 坂井紅介(b) 竹内直(ts) さん。 ▶そんなお客さんの熱気に応えるように魂のこもった演奏で、客席からは拍手や歓声、 特に各ソロには大歓声が上がり、全体のテンションも上がって、ジャズクラブ本来の店内に なりました。パーカッションは人をハッピーにする楽器ですよね。 八尋さんは海老沢さんと何年か一緒に演奏されていたということで相性もよく、お互いに 楽しんで演奏されていました。 ▶1st.stage…♪The Life ♪Rapture、海老沢さんのアレンジがとても良くてお客さまが 大喜びだった竹内作♪Kokiriko、カルロス・ジョビンのバラード♪Luigi では竹内さんが フルートに持ち替えてのプレイ。♪I Met Wagane。 2nd.stage …ドラムとパーカッションとベースで♪Asante、全員で♪Summertime、 賑やかに♪Caravan、♪A Night in Tunisia ♪St.Thomas でした。 ▶いま海老沢さんは、レコーディングに向けて着々と準備をしています。活気あるステージ が終わって、満足そうに、美味しそうにビールを飲んでいた海老沢さんが印象的でした。 (写真アップ[photos]欄) |
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2010.4.11 Sun 落ち着いた大人のジャズクラブ…そんな雰囲気の夜 |
▶やっと春らしい気候になりましたね。昨夜も外出には最適の気温でゲストヴォーカリストに マリア・リランデルさんを迎えた、スィーモン・ヴェストマン(pf) 森泰人(b) セバスティアン・ カプテーン(ds) さんの《森泰人スカンジナビアコネクション》、客席にはスウェーデン大使 ファミリーもいらっしゃり、店内はどことなく北欧の香りが…しかも、森さんの学生時代の お友達やこのユニットや北欧ジャズのファンの方など、比較的大人のお客さまが多く、 落ち着いた雰囲気の店内でした。 ▶マリアさんはまだ学生さんですが姿も声も北欧美人。スウェーデン地方の歌を織り交ぜて 美しい声で歌ってくださいました。日本を大変気に入っているようでした。 スィーモンさんはスウェーデンとインドネシアのハーフで黒髪の小柄なピアニストですが、 タッチの素晴らしさがお客さまに大人気でした。このツアーのために作曲した♪Blue を 披露してくださいました。 森さんの一番信頼しているドラマー、オランダ出身で沖縄の女性と結婚し現在沖縄に お住まいのセバスティアンさんは、お嬢さんが2歳になりました。 森さんは、先だってインフルエンザのウィルスが腸につき、大変な思いをなさったという ことですが、そのせいで昨夜も手がつってしまって随分苦しそうでしたが、なんとか最後まで 頑張って、アンコールには3曲も演奏されました。 ▶そのアンコールで、九州から見えていたハーモニカ奏者の女性を客席から呼び出し、 ハモニカ奏者トゥーツ・シールマンスの先日亡なったマネージャーに捧げた曲が披露され ましたが、美しく悲しい曲でとても印象的でした。ちなみに森さんは、ハモニカおじさん として日本のTV-CMにも出たベルギー出身のトゥーツさんと一緒に演奏なさっていたことが あります。さらに、B.エバンスとT.シールマンスで演奏したお馴染みの名曲♪My Romance。 しっとりとした大人の雰囲気の中、マリアさんのスタンダードナンバーで終演でした。 ▶森さんは、向こうでのツアーのため今日の便でスウェーデンに帰り、また5月に市原さんとの 《TRIO ' 》で帰国します(当店でのステージは5/20Thu)。もうじき還暦だそうですが、向こうと こっちを行ったり来たり。しかもベーシストはどこに行くにも大きな楽器を持ち歩くので大変。 お身体が心配ですが、5月には元気な森さんにお会いできますように… |
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2010.4.13 Tue ユニークなステージに寒さを忘れる熱気 |
▶当店でもホントに珍しい試みだった 田中信正(pf) 林正樹(pf)さん、二人のピアニスト による連弾デュオ。冬に逆戻りしたような寒い雨の月曜でしたが、このユニークな ステージを聴きにいらしたお客さまは、さすがに音楽を良く解ってらっしゃる方が多く、 常連さんがカウンターに並びました。栃木からわざわざこのデュオを聴くためにお越し くださった方もいたくらいです。 ▶リハーサルは、グランドピアノが2台揃っている田中さんの家でやったそうですが、 そのうちの1台はフランス製の高級なものだそうで、随分、恵まれた環境なんですね。 個性的な二人らしく、いろんなアイデア溢れる演奏で、大変面白いステージ。 田中さんは靴を脱ぎ、シャツを汗でびっしょり濡らしながらの大熱演でした。 ▶1st.stage は、まず田中さんの作品♪Foot Steps Of Japanese、林さん作 ♪イノシシとの決闘。♪ライムライト。アレンジが面白かった田中さんのソロ ♪Night and Day、林さんの♪2006…これは、16分の17拍子の曲で(2×17×59小節= 2006 なんだそうですが 私には意味がよく解りませんが)、二人が左右の位置を 入れ替わったりして演奏する大変ユニークな曲でした。1st セットの最後は、 田中さんのアレンジで♪I got Rhythm。 ▶2nd.stage …林さんの作品で21世紀になった時に書いたという♪Flight for the 21st. をソロで。 デュオで演った ♪All Blue はアップテンポでマイルスもびっくりするような アレンジでした。林さんのアレンジした♪Moon River は林さんがピアニカを吹くデュオ。 哀愁ただようサウンドでした。田中作♪クラークは、玉三郎に踊りを習う夢を見たとき 流れていたメロディを目覚めてから書いたそうで、イントロは二人一緒に出て途中から それぞれがソロを自由に演奏します。暗い曲と言っていましたが…私には玉三郎の舞いが しっかり想像出来ましたよ。林さんの作品♪ソタチ…8割がた「ソ」を使った曲です。 アンコールの♪サザエさんは、理性に富んだサザエさんでした。 ▶とにかく頭が柔らかい二人で、普通の感覚では思いつかないアイデアがいっぱいあって、 大変楽しませてもらいました。秋になったらぜひもう一度、このデュオをお願いしたい、 と思います。お聴き逃しの方、ぜひお越し下さいね。 (写真アップ [photos]欄) |
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2010.4.14 Wed エジプトでも大反響を呼んだステージが再現 |
▶春らしい陽気になった昨夜は、エジプト帰りのクリヤ マコト(pf) 鳥越啓介(b) 天倉正敬(ds) さんのトリオにヴォーカルのMARUさん。招かれたカイロジャズ フェスティバルでの大反響ぶりが、エジプト大使館の方が届けてくれた新聞の第1面を デカデカと飾っていました。そのジャズフェスには他の国からも大勢来ていたよう ですから、破格の扱いですね。でも昨夜の演奏を聴けば、それも納得できます。 ▶ジャズという音楽が持つ全ての要素が凝縮され、見事に演奏に反映されていました。 スウィングする楽しさ、即興性、力強さ、優しさ…そして自分たちが何を伝えたいかが 明確で、トリオの三人がアイコンタクトしながら、緊張感の中にも笑顔を絶やさず、 楽しみながらの演奏です。客席にもそれが伝わって、店内が活気に満ちました。 ゲストでいらした安井源之新さんというブラジル音楽の方が、大・小のパンデイロ (ブラジル風タンバリン)を持って、いろんなパーフォーマンスを披露してくれたり、 MCではカイロの興味ある話を聴かせてくれたり…とても楽しい夜でした。 ▶1st.stage…♪La Danza de la Pasion ♪Film Man。MARUさんのヴォーカル ♪You Are The Universe。カイロでは聴衆が涙したという♪Sakura Garden。 ♪Watermelon Man。 2nd.stage…♪Can't Hide Love ♪Clockers。MARUさんと安井さんで ♪Cross Over Feat、バラード♪Get Here 、安井さんが入って♪Manteca。 アンコールの♪Straight Life では、客席のお客さまもコーラスで参加。みなさん 大いに楽しんで元気になった夜でした。このトリオ、来年もまたエジプトに招かれる ようです。ジャズとはちょっと無縁なようなエジプトですが… …私も行ってみたい国のひとつです。 |
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2010.4.15 Thu ピアノという楽器の良さを改めて知るサウンド |
▶片倉真由子さんのピアノの素晴らしさが、当店のお客さまたちにも確かに浸透し、 熱心なファンの方が少しづつ着実に増えて来ています。昨夜はその 片倉真由子(pf) 佐藤ハチ恭彦(b) 二本松義史(ds) さんのピアノトリオ。一度感銘を受け、その後 必ず聴きにいらっしゃる数人の60代の紳士もいらっしゃっていました。 ▶彼女の人柄がそのまま出ている素朴なMCにもいい味が出ていますが、ピアノには 彼女の良さが全て出ています。当店に出演していただいているピアニストは、もちろん 皆さんがタッチが奇麗でピアノを良く鳴らしますが、それぞれ音色は微妙に異なります。 真由子さんの音は「深く温かな音色」。ピアノに愛情込めて弾いているのが伝わります。 ピアノを始めた幼い頃からグランドピアノで練習していたせいでしょうか。この楽器を 深い所でマスターしているのかもしれません。 ▶客席には、真由子さんを娘のように可愛がっている 海老沢一博(ds) 伊藤君子(vo) さんご夫妻がいらしていて、アンコールに一緒に演奏したのですが、愛情がこもった ドラミングに皆さん感動されていました。もちろん二本松さんも素晴らしいドラマーで 海老沢さんも褒めていらっしゃいましたが、ドラマー歴50年の「味」には勝てません。 真由子さんやハチさんが感動している姿をみて、いつも思うのですが…ミュージシャン シップっていいものですね。 ▶1st.stage…♪Secret Love ♪Portrait Of Freddie♪8th. Street、亡きお父様に捧げて 毎回演奏される♪Rising、♪No Blues。 2nd.stage…♪My Shining Hour ♪Love Me Tender ♪A Dancer's Melancholy。 真由子さんはT.モンクが大好きで♪Ruby,My Dear、♪Blues For Tyner、アンコールに 海老沢さんが入って♪When Lights Are Lover's、そして最後にピアノソロ ♪The Single Petal of A Rose では、美しいピアノサウンドが店内に鳴り響きました。
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2010.4.16 Fri 温かく落ち着いた大人の雰囲気の店内 |
▶四月も半ばだというのに何という気候でしょう…冬のコートがまだ手放せない昨夜。 でも店内はしっとりと温かく落ち着いたステージでした。ウィリアムス浩子(vo)さんと 平岡雄一郎(g) 伊藤志宏(pf) 近藤和彦(as) さんのメンバー。黒のサテンのミニドレスに、 シルバーのボレロを羽織り、真珠のネックレスでシックに決めていた浩子さん。彼女は、 歌う前に必ずこの曲がどんなストーリーの歌なのかをさりげなく話してから曲に入ります。 英語が解らない人にも内容がよく理解でき、よけい心に伝わります。 ▶バックメンバーの三人は、時に優しく、時に力強く、うまくサポートして盛り上げます。 髪を短くしてサッパリしたヘアースタイルになった近藤さんは、曲によってソプラノ サックスとアルトサックスを持ち替えますが、いずれも楽器が良く歌い、ステージに 彩りを添えていました。 ▶1st.stage…♪I'll Remember April ♪On Green Dolphine Street ♪As Long As I Live ♪All The Things You Are。ブラジルの人は涙して歌うそうです♪Like A Lover、 ♪Someday My Prince Will Come は、まさに王子様がそこにやってくるような感じの ソプラノサックスでした。♪A Night in Tunisia。そしてピアノ一本の伴奏で ♪Blame It On My Youth。♪Good Life。 2nd.stage…♪Love Letter ♪Caravan ♪My Foolish Heart ♪Raindrops Keep Fallin' On My Head ♪I Mean You ♪You've Changed ♪Stella by Starlight ♪My Favorite Things ♪Sprimg Can Feally Hang You Up The Most、アンコール♪Love For Sale 。 選曲も良く、客席の皆さんはジーッと聞き惚れていらっしゃいました。ジャズ評論家の 岩波洋三さんもいらして、最初から最後まで熱心に聴いておられましたよ。 |
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2010.4.17 Sat 涙する人さえいた感動的なステージ |
▶与世山澄子(vo)さんと、野瀬栄進(pf) 高道晴久(b) 力武誠(ds) さんのステージ。 みぞれが降りそうな寒い金曜の夜でしたが、客席は与世山さんファンで満席でした。 澄子さんにとっては、ご自分の息子さんよりも若いトリオがバック。しかも沖縄から 到着したのが夕方でしたのでリハーサルなしでした。 ▶澄子さんは落ち着いた感じの黒のスパンコールのドレス姿。野瀬さん以外は初顔合わせ でしたが、ドラムスの力武さんは澄子さんの大ファンでしたので、嬉しさと緊張感で いっぱいのようでした。高道さんも一生懸命にサポートして微笑ましい光景でした。 NY在住の野瀬さんも当店2年ぶりでしたが、ピアノが良く響いていました。 ▶澄子さんは、若い人がどんどん世界に羽ばたいて行くのが嬉しいとおっしゃって いましたが、野瀬さんがオリジナル曲を披露すると目を細めて嬉しそうに聴いていたのが 印象的でした。私も同い歳なので彼女の気持が良く解ります。 ▶1st.stage…野瀬さんの作品インスト曲♪In Your Own Sweet Way ♪Vulnerable。 ここから澄子さん登場、♪Interlude は地元沖縄の彼女のお店の名前でもあります。 ♪Somewhere In The Night ♪You'd Be So Nice To Come Home To ♪You Do Something To Me ♪My Funny Valentine ♪Since I Fell For You ♪On The Sunny Side Of The Street。 2nd.stage…インスト曲バラードで♪How Deep In The Ocean ♪Dignity。 澄子さんが入って♪All of Me ♪Lover Man ♪Street of Dreams ♪Left Alone ♪Lover Come Back To Me ♪If You Love Me ♪If アンコールは澄子さんの十八番 ♪What A Wonderful World。 ▶歌には人生が表れる、といいますが、彼女のステージはその言葉がよく似合います。 客席の皆さんは、身じろぎもせずジーッと聴き入り、女性はもちろん、男性たちも 感動して涙する方さえいらっしゃいました。初めてお聴きになって「何だか解らないけど 自分にこんな感情があったことに驚いてる」なんていう男性もいらっしいましたよ。 とにかく、感動的な素晴らしいステージ。次回の出演は秋になります。 ファンの方、お楽しみに。(写真アップ[photos]欄) |
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2010.4.18 Sun 客席もよくノッて明るく楽しい週末の夜 |
▶新宿のプリンスホテルで、私の中学校のクラス会がありました。今年、古希を迎えるので 久し振りに出席しました。80歳になった担任の先生も出席なさっていましたが、もちろん この歳になると生徒と変わりません。18人が出席していましたが、まだ仕事をしている人、 ボランティアをしている人、毎日3時間は歩いている人、釣りを楽しんでいる人、大病をして 元気になった人…色々ですが、みなさん中学校の頃の面影がありました。 ▶3時間ほど懇談してクラス会から分かれ、その足で代々木のNARUに立ち寄りました。 元、当店のスタッフだった情家美枝さんが新人オーディション(NARU主催)に受かり、 NARUで歌手デビューするので、応援に行ったわけです。清潔感のあるいい声でした。 これから頑張ってくださいね。 ▶で、お店に出ると、外人客も多く、ファンキーで思わず身体がリズムにのるような店内。 ステージは、グレース・マーヤ(vo,pf)さんの弾き語りで、メンバーは 荻原亮(g) 江口弘史(b) セシル・モンロー(ds) さん。マーヤさんは、珍しく黒のミニワンピース。紫に光るパンプスを 履いてファンキーにきめていました。 ▶1st.stage…♪Deed I Do ♪The Look of Love ♪Fever ♪Englishman in Now York ♪Kiss of Life ♪Agur de Beber。素晴らしいピアノのイントロを弾いてバースから歌った ♪Poor Butterfly。♪Alright Ok You Win。 2nd.stage…♪All Blues ♪Ribbon in the Sky ♪Black Coffee ♪No More Blues。 ファンキーな♪Besame Mucho。♪Time After Time ♪Old Devil Moon。アンコールは ♪My Way。選曲もバラエティー豊かで、ベースとドラムスの気持の良い大きなグルーブに 乗って気持良く歌い、亮さんのギターもよく歌う、明るく楽しく週末を楽しみました。 |
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2010.4.20 Tue 面白ジョークも冴え大いに楽しめたステージ |
▶《横山達治スペシャル プロジェクト》メンバーは、里見紀子(vln) 福井友美(pf) さんの 女性陣に、高瀬裕(b) トミー・キャンベル(ds) 横山達治(per) さんの男性陣。客席には、 紀子ファン、友美ファン、そして達ちゃんのファン…週初めにしてはまあまあの入りでした。 紀子さんは春らしく、ブルーにピンク柄の入ったシルクのブラウスに白いパンツ姿。 友美さんはノースリーブの黒いブラウスに黒のパンツ姿で、肌の色が白いため、ピアノを 弾く腕の筋肉の動きがセクシーでした。美女二人に囲まれて、奇麗なアロハシャツを着た 達ちゃん。ジョークも冴えていましたよ。 ▶1st.stage…♪You Are The Sunshine Of My Life ♪Mambo Inn ♪You've Changed。 トミーさんのアレンジになる♪Poinciana。♪Yatra Ta。 2nd.stage…ラテンの名曲♪Estrellita ♪Daahoud。紀子さんをフィーチャーして ♪G線上のアリア。スティービー・ワンダーの♪Overjoyed、チック・コリアの ♪Armando's Rumba。アンコールには♪Wave。 週初めから大いに笑い、大いに楽しませてもらったステージでした。みなさん今週は、 きっと元気に過ごせることでしょう。 |
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2010.4.21 Wed 「源流ジャズ」の録画撮り、活気に満ちた店内 |
▶昨夜のステージは、大城蘭(vo)さんと平岡雄一郎(pf) 荒武裕一郎(pf) 吉田豊(b) 中村アキラ(ds) 山上一美(as,fl)さんのメンバーで、CSテレビ朝日の番組「源流ジャズ」の 録画撮りが行われました。客席は予約の段階から満席で、カメラや録音機材を置く場所を 確保するのも大変なくらい。雨降る中、蘭さんファンが大勢応援にみえ、店内は活気に 満ちていました。撮影ということでプロのヘアーメイクさんが蘭さんをメイクアップ。 もともと背が高く素材がいいので、ますます素敵になりました。 ▶1st.stage…まずインスト曲♪Flor De Lis。長いストレートヘアーの先をカールして 黒のタキシードパンツ姿の蘭さんが登場。♪Sails ♪The Way You Look Tonight ♪Day In,Day Out ♪Am I Blue ?。ギターの伴奏で♪On A Clear Day。♪Corcovado ♪Look To The Rainbow ♪Bewitched ♪Just One of Those Things。 山上さんはサックスとフルートを持ち変えて優しくサポート。平岡さんのアレンジと ディレクションが蘭さんの良いところをうまく引き出していました。 ▶2nd.stage…インスト曲♪You Go To My Head。蘭さん登場し♪Frim Fram Sauce ♪Our Love Is Here To Stay ♪Almost Like Being Love、そして地元沖縄の歌 ♪ていんさぐぬ花 を伸び伸びと良い声で歌いました。♪Beyond The Reef ♪On Green Dolphin Street。夜空の星を思い浮かべて♪So Many Stars と♪Vincent、 イントロを沖縄弁で歌った♪My Favorite Things。アンコールも、沖縄弁で ♪Amazing Grace。いずれも沖縄弁がとてもフィットしていました。 ▶このステージのオンエアーは来月5月です。蘭さんや私のインタビューもありますよ。 是非ご覧になってください。(ちなみにこの番組、当店での録画撮りが時々あります。 恐縮ですが放送スケジュール等、詳しくはネットでお調べください)。 |
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2010.4.22 Thu 派手さはないけど確かなファンがいるユニット |
▶《What's Up》のステージ。増原巖(b) 掘秀彰(pf) 安藤正則(ds) 田中洋一(tp) 河村英樹(ts) さんのメンバーになってから6年ほど経つでしょうか。トランペットの 田中さんは、このために大阪からやってきます。リーダーの増原さんのサポートもよく、 お互いを尊重しながら自分たちのサウンドを地道に追求し続けている姿勢が、 演奏にもよく現われています ▶1st.stage…ホーレス・シルバー作♪Gregory is Here、セロニアス・モンク作 ♪52nd. Street Theme、堀作♪Oslo、増原作♪Helpess、ソニー・ロリンズの ♪Airegine は、懐かしくもカッコいいアレンジでした。 ▶2nd.stage…♪Speak Low、増原作♪You Haven't Changed、♪Someday My Prince Will Come、増原作♪Get in to Trouble、アンコールはスウィング時代の曲で ♪Time On My Hands…ゆったりとしたハーモニーが奇麗で気持がよかったです。 オリジナル曲だけでなく、懐かしい曲を現代風アレンジで聴かせてもらえるのは、 いいものですね。常連さんも同じ感想をもったらしく、雨の中来た甲斐があった とお帰りになられました。 |
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2010.4.23 Fri 寒い雨の夜のドレムレストリオ |
▶お寒うございます、ナンテ。ほんとにヘンな陽気ですね。4月だというのに、昨夜も 真冬のような雨で、実はピアノの福田さんは当店では「雨男」と言われるほど雨の日の 出演になります。そんな福田重男(pf)さんのトリオは、珍しくドラムレスで、ギターの 布川俊樹(g) さんと上村信(b) さんでした。でも条件の悪い中、熱心なファンの方々は ちゃんとお見えになりました。いつもながらホッとさせられます。 予約の中に、とても難しいお名前の方が…日本で仕事をしているトルコの人たちでした。 ジャズと食事とワインを楽しまれていましたが、とてもしっかりした日本語を話される のには驚きました。 ▶1st.stage…♪Solar ♪Mona Liza、福田作♪Rachel's Iament、♪My Ship、バリ島に 行った時に作ったという♪Kupu Kupu はチョウチョの意味だそうです。 ♪Go Ahead Nigel は、F1ドライバーに捧げた福田さんの曲で私も大好きですが、 ドラムレスだといつもと違った感じでした。 2nd.stage…布川さんのアレンジで♪ウルトラマン、♪Travels、H.ハンコックの ♪Cantelope Island、♪Here's That Rainy Day、♪Pretty Blues、アンコールは ♪Round Midnight。 ▶福田さん。そうそう、そういえば7,8年前に当店でDVDの録画撮りをしたときも、確か 福田トリオと布川さんでしたが、その時も大嵐になってみなさん大変な思いをしたことを、 いま、思い出しました。 |
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2010.4.24 Sat ファンキーな音楽で燃え、寒い夜も暖かい店内 |
▶トミーさんの《オルガンアイズ セッション》トミー・キャンベル(ds) 河合代介(org) ハル高内(g) 岡崎好朗(tp) さん。寒い雨の中、河合さんは150キロのオルガンの搬入出が大変。 でも、そんなこと全く気にせず、楽しくファンキーな演奏で楽しませる…いつもながらその プロ根性には感心します。 途中でオルガンにノイズが入る故障が発生し心配したのですが…奥様が昔のテレビのように ちょっと叩いたら直りました。代介さんが一生懸命原因を探して苦労してたのに奥様が触った だけで直ったので、見ていた皆さんはあっけにとられ、思わず笑いが。いつも奥様と二人で オルガンを運んでいる、その愛情がオルガンにも伝わったようです。 ▶1st.stage…オルガンとドラムスだけで♪A Girl From Ipanema、ハルさんのギターが入って ♪Mack the Knife、岡崎さんが入って♪Poinciana ♪Joshua ♪If I Were A Bell、 ジョージ・ベンソンの♪Mimosa…これは木の名前だそうですが、裏話があって。実は、 ハルさんの奥様である松坂慶子さんとジョージさんとは卓球仲間だそうで(ジョージさんの 腕はプロ級とか)、その卓球の時に本人から聞いたそうです。セット最後は♪Real good'Un。 ▶2nd.stage…オルガンとドラムスで♪All Or Nothing At All (この時にオルガンが不調に)、 ♪Bayou♪リパブリック賛歌 ♪Holy Land ♪Europa ではハルさんは途中からシタールを 弾きました。♪Greens ♪Chicken Shack、アンコールには珍しくムーディーに ♪In A Sentimenntal Mood。トランペットの岡崎さんはいつもクールにストレートに吹くので、 とてもカッコいいですね。寒い夜、お客さまは皆さんハッピーに音楽で暖まったようです。 (写真アップ[photos]欄) |
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2010.4.25 Sun 透き通ったティファニーさんの歌声で明るい店内 |
▶ティファニー(vo)秋田慎治(pf)吉田豊(b)小前賢吾(ds)さんのメンバー。外は折からの 激しい雨でしたが、ティファニーさんの美しい透き通るような声で明るい店内でした。 黒のサテンのドレスと、アクセサリーも黒でシックに決めて、ティファニーさんは にこやかに歌い上げました。 ▶1st.stage…インスト演奏の後、ラテンのリズムで♪On Green Dolphin Street ♪The Way You Look Tonight、ボサノバで♪Quiet Night ♪荒城の月 ♪Someday My Prince Will Came、バラード♪Come Rain or Come Shine, ミディアムテンポで♪In A Mellow Torn。 ▶2nd.stage ♪To Love and Be Loved、情感のこもった美しいバラード♪Killing Me Softly With His Song ♪Sweet Georgia Brown ♪Moon River、カリプソのリズムで ♪Down St.Thomas Way (S.ロリンズの"St.Thomas"の曲名の"フルネーム"!?)、 バラードで♪Blame It On My Youth,♪East Of The Sun アンコールは4枚目のCDの タイトルでもある♪Yesterday And Yesterdays でした。 土曜日は、早く始まり早く終わり、終演後もゆっくりして居られますます。 ティファニーさんもミュージシャンも、お客さまたちと楽しそうに懇談していました。 |
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2010.4.27 Tue メンバーが新しくなり新鮮なTOKUバンド |
▶メンバーが新しくなったTOKUバンド。ゲストに鈴木央紹(ts)さんを迎えて、 TOKU(vo,flh) 菊池大光(pf) 楠井五月(b) 石若駿(ds) さんです。ドラムスの駿クンは 芸大付属音楽高校の三年生です。実はこれまで、打楽器科には誰一人合格した人が いなくて彼が初めての生徒なんですって。だからマンツーマンで勉強出来る何とも 贅沢な環境で毎日勉強に励んでいる、可愛い少年です。もちろん当店は初出演。 それでジャケットにネクタイをして決めて来たのですが…黒いジャケットにエンジの ネクタイ…みんなに制服と間違われてショックのようでした。でもドラムの腕前は さすがでした。音がうるさくなく細かいところに気がつき、センスも新鮮。 とても良かったと思います。 ▶TOKUちゃんと央紹さんは相性が良く、厚い信頼関係の中で自然に演奏しているので、 聴く方も気持よく音楽を楽しめます。菊池さん楠井さんのサポートもなかなかいい感じ。 客席はGW前で皆さんお仕事が忙しいせいでしょうか?TOKUちゃんにしては珍しく 空きがありましたが、最後まで誠意ある演奏でした。 ▶1st.stage…♪Teach Me Tonight ♪Conception ♪Night and Day、♪She 今だに TV-CMで流れていますね。♪The Best Thing For You Is Me ♪Fly Me To THe Moon。 2nd.stage…♪Rock with Me、インストで♪Delfeayo's Dilemma、TOKUちゃんの作品 ♪Again、♪Camel ♪Nostalgikos ♪Kiss of Life、アンコールは♪Smile でした。 未成年の駿クンがいるので、いつもと違って12時前には終了しました。 |
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2010.4.28 Wed プロ意識に徹したオシャレなステージ衣装の面々 |
▶岸田恵士(ds) 山本剛(pf) 水橋孝(b) 岡崎好朗(tp) 越智巌(g) さんの 《ファンキー ボーイズ ジャズバンド》。タクシードライバーが本業の岸田さんは、 ライブステージに命をかけているほど熱心です。昨夜は元奥様の誕生日ということで ご家族が集まり賑やかでした。 ▶このメンバーはみなさんとてもオシャレで、例えば岸田さんは 1st.set と2nd.set で 衣装を換えての演奏です。山本さんはチャイナ服で独特のオシャレ感覚。水橋さんは 真っ白なズボンとチョッキに黒いジャケット、そして黒い帽子。岡崎さんは、いつも ピシッとスーツ姿。越智さんも純白の洒落たシャツ。小さなクラブのステージですが、 これくらいお洒落な面々だと気持がいい。それでこそプロ、見た目も大切ですよね。 雨で寂しい客席で残念でしたが、演奏はノリにノッていました。 ▶1st.stage…♪Now's The Time ♪Mo' Better Blues ♪Blue Bossa、岸田さんの作品 ラップ入りの♪Burin。 2nd.stage…♪Isn't She Lovely? ♪The Lover は岡崎さんのソロがすばらしかった。 水橋さんをフィーチャー してピアノトリオで♪Mr.Bojangles ♪A Night in Tunisia では 皆にけしかけられて岡崎さんがハイトーンを思いっきり吹きました。そして岸田さんが 自分に言い聞かせる作品♪Cool Down、♪大都会の遊牧民。 オシャレなプロたちによるファンキーな夜は、アンコール♪Everything Happen To Me で終りました |
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2010.4.29 Thu 生音で、ユーモラスで和やかな片岡さんのステージ |
▶《片岡雄三クァルテット》メンバーは 片岡雄三(tb) 吉岡秀晃(pf) 楠井五月(b) 江藤良人(ds) さん。片岡さんのMC(司会進行)はいつもながら、人柄が出て温かく、 大真面目なところが一層ユーモラスで、思わず笑いがこみ上げてきます。 新しくレギュラーベーシストになった楠井さんの紹介「彼は24歳のイケメン、 僕はイケナイメン」「服部良一さんが名曲を創るには沢山遊ばないといけないと 銀座で遊んでできたヒット曲が "有楽町で逢いましょう"、でも僕は遊ぶお金もないし 奥さんに怒られるから、いいヒット曲ができない」… ▶昨夜は同級生が5人いらしていて「いいところを見せようと張り切ってるんだ」と。 終ってからその同級生たちに聞くと「昔のまんま。でもこんなにトロンボーンが 上手くなってるのには驚いた」と。何でも中学校時代はブラスバンドの一員で、 その頃から上手かったようですが、想像以上に上手くなったと感心されていました。 まだ曲名がなく次回のCDに入れる新曲に、同級生たちが幾つか考えているらしいので、 きっとその中から決まるんでしょう。持つべきは良き友ですね。 ▶1st.stage…♪I'll Close My Eyes ♪A Felice da de ♪Jitterbug Waltz、バラードで ♪The Very Thought of You ♪One By One。 2nd.stage…片岡さんのまだ題名のない♪軽快で明るい曲♪Strollin ドラムスを フィーチャー しての♪Night in Tunisia ボサノバで♪Day By Day ♪Spring Can Really Hang You Up The Must ♪Cherokee、アンコール♪All The Way で、 生音で、メリハリのある素晴らしい、それでいて和やかないいステージが終りました。 |
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2010.4.30 Fri 久しぶりに活気のあるジャズクラブに… |
▶月末とGW前が重なって銀行が大混雑。何時間も待たされてしまってブログを書くのが 遅くなりましたが…昨夜はレギュラーメンバーが揃いリハーサルをしっかりやって本番に 臨んだ《フロントページ オーケストラ》。 リーダーの三木俊雄(ts) さんのMC(司会進行)は、いろんな話題のお話をしてくれます。 最近は、草食系の若者が増えていると巷で話題ですが…三木さんも草食系の人間で、 車の運転は嫌い、時計は動けば良く、着るものは無頓着。(でも奥様のコーディネイトで 素敵な着こなしですよ)。肉食系はものにこだわるそうで、車や模型そして収集することが 大好きなんだそうで、メンバーの中で肉食系は、福田重男(pf) さんと浜崎航(ts) さんだけ。 あとはみな草食系だそうです。 ▶1st.stage…♪Stop And Go ソロをとったのは三木,片岡,福田さん。♪Moon Flower ソロは福田,奥村晶(tp)さん。上村信(b)さんの作品で三木さんのアレンジ♪The Last Phase Of The Moon、♪If I Told Lie はソロ浜崎,山岡潤(euph),上村信(b)さん、 ♪Stepping Stone はソロ奥村,三木,高橋徹(ds) さん。 2nd.stage…浜崎航作・編曲♪Thetis ソロ片岡雄三(tb),福田,浜崎さん。新曲♪Matilda ♪Escher's Vision ソロ山岡,浅井良将(as)さん ♪Sleeping Like A Baby ソロ三木,上村さん。 ♪Quantum Leap ソロ奥村,片岡,浜崎,高橋さん。アンコールは、奥村さんと浅井さんが ソロをとった♪Easy As A Pie でした。 ▶スペインの名サックス奏者ペリコ・サンビートが女性に捧げた曲を三木さんがアレンジ してきたのですが、とても印象に残りました。アレンジもメンバー10人分の譜面をおこす わけですから大変な作業です。 久し振りに客席が初めから終わりまで満席で、活気のあるジャズクラブになりました。 なんだか久〜しぶりのような気がします。 |
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