3月、青山学院大学内において、青山学院大学主催「青学オープンカレッジ」 芸術鑑賞講座の春期講座で、ジャズ講座が毎週金曜午後、開かれます。 このジャズ講座は、当BODY&SOULが企画・プロデュースする講座で 当店でもお馴染みの女性講師陣が、興味深いジャズのお話をしてくれます。 詳しくは、カテゴリー[Highlights]欄をご覧ください。(再読み込みしてくださいね) 青学オープンカレッジの詳細がリンクされています。 |
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2010.2.2 Tue 雪の中、みなさん、どうもありがとう |
降りましたねえ、雪。さすが2月というとヘンですけど。お店が開店する頃から特に強く なってきたので、雪に弱い東京のこと、交通やら今夜はいろいろ大変だなあ、と思って お店に出ると…秋田慎治ピアノソロのステージは、予約のキャンセルも無く、降りしきる 雪の中、多くの方が足を運んでくださいました。女性ファンの方も多く、女性は強し、と いうんでしょうか…。 そんな中、慎治さん、さて何から弾き始めるのだろう、と楽しみにしていると、なんと、 ♪White Christmas ! 〜そこから♪Here's That Rainy Day にもっていきました。 それから♪It Coud Happen To You リクエストに応えて♪In The Wee Small Hours、 ♪St. Thomas、オリジナル曲♪Rain Make Us One、マイルスの♪Solar、オリジナル曲 ♪Road To The Lord。 雪がボンボンと降ってきていたので 2nd.stage は、いつもより早く始めました。チック が B.パウエルに捧げた♪Bud Powell、エリントンのバラード♪Prelude To A Kiss ♪Softly As In A Morning Sunrise、♪Someday My Prince Will Come、オリジナル曲 ♪The Portion of 10/28…なんか訳ありの曲名ですね、チックの♪Armando's Rhumba、 エリントンの♪I got It Bad。 ソロは息つく間もなく大変なのに、いろんなカラーのいろんな曲を選んで、自分でも 楽しみながら弾いていました。お客さまは、慎治ワールドを堪能し、雪の中、お帰りに なられました。静かに降り積もる雪の夜は、なぜかちょっと温かで、そんな夜のピアノ ソロはいいものですね。慎ちゃん、お疲れさま、どうもありがとう。 |
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2010.2.3 Wed 力強く、良くスウィングする、これぞ男のジャズ! |
池田篤さんの [Here We Are] CD発売記念ライブ,《池田篤クァルテット》with 岡崎好朗 のメンバーは、辛島文雄(pf) 島田剛(b) 高橋徹(ds) 池田篤(as) 岡崎好朗(tp) さん。 篤さんと好朗さんのコンビネーションが最高に良くて、二人とも生音で、よく楽器が鳴る 素晴らしいクィンテットなのです。 私は、大勢の方に聴いてほしくて常連さんたちに連絡したのですが、ご都合のつかない 方が多く、寂しい客席。まあ、音楽の好みは人それぞれでいいんですけど…こんなに 素晴らしいジャズをやっているのに…ホントにもったいないワ。ついそんなグチが出て しまう昨夜のステージでした。 でも、お見えになった方は本当にジャズの好きな方たちが多く。昔のLPやCDをたくさん 持参してきて辛島さんや岡崎さんにサインをしてもらい「50歳になって子育ても終わり やっと自分の好きなジャズが聴けるようになったけれど、最近は軟弱なバンドばかりで、 このようなジャズらしいバンドが少なくなって寂しいよ」とおっしゃっていた方。 なんだか解らないけど素晴らしく感動したよ、とおっしゃってた方…。 1st.stage …♪My Shining Hour、池田作♪Falls、B.ストレイホーン作♪Blood Count、 C.ミンガス作♪Peggy's Blue Skylight、D.エリントン作♪Take The Coltrane。 2nd.stage にTOKUちゃんと岸田恵士さんが遊びに見え、一緒に一曲♪On Green Dolphin Street、テナーに持ち替えて池田作♪John's Jazz Store、C.ミンガス作 ♪Orange Was Color Of Her Dress ,Then Blue Silk …長い題名の曲ですが、 ブルージーな素敵な曲です。B.ストレイホーン作♪A Flower Is Love Something、 D.エリントン作♪Angelica。普段あまり皆さんが演奏しないような曲も聴けて、私には、 とても充実した夜でした。 訂正とお詫び: スケジュール表のコメント欄に「パパになった篤さん」と書きましたが…実は、まだ 赤ちゃんはお腹の中。今月、もうすぐ誕生…ということで、勝手に早産させてしまい ました。赤ちゃん、ごめんなさいね。 |
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2010.2.4 Thu 【お知らせ】コースディナー |
ご好評いただいて大人気の「コースディナー」 ウィンターバージョンのメインディッシュが、また新しくなりました。 内容は、カテゴリー[Food&Drink]欄 [February version] でご確認ください。 |
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2010.2.4 Thu 店内に響く素晴らしいバランスのトリオサウンド |
昨夜は、北条直彦(pf) 鈴木良雄(b) セシル・モンロー(ds) さんのトリオで、みなさん ジャズを演奏するようになってン十年のベテラン達。でも音楽はとても新鮮でした。 北条さんは当店には年に2回ほどの出演ですが、そのために曲のアレンジを変えるなど 準備を怠らず、お知り合いの方たちにもお知らせして、ステージに臨みます。演奏も 真剣そのもの。リーダーのお手本のような方ですね。 チンさんも応えて、世界の名器の中に入るという希少なベースを搬入してのステージ でした。何でも500年ほど前にイタリアで作られたもので、クラシック畑の人がよだれ を流してほしがるほどの名器なんだそうです。低音に含みのある「さすが」という音が 店内に気持よく響いていました。セシルさんもタッチが奇麗ですから、素晴らしい バランスのトリオサウンドでした。 1st.stage…♪Interplay ♪Ladies Mercedes、バラードで♪Never Let Me Go、北条 さんの作品♪終わりの無い旅 、3拍子の♪My Funny Valentine ♪Stella by Starlight。 2nd.stage ♪Beatiful Love ♪北条作♪Violet Evening ♪Young and Foolish、 アップテンポの♪荒城の月 は日本の曲とは思えないアレンジ、♪Israel…アンコールは チンさんがピアノソロをリクエスト。バラード♪Polka Dots And Moonbeamsでした。 何年やっていようと、いつも真剣に音楽に向かうプロフェッショナリズムに、お客さま は、みなさん大いに納得されたようでした。 |
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2010.2.5 Fri 店内を満たした、理想的なピアノサウンド |
ほぼ毎日ブログを書くようになって3年近く。最近ようやくパソコンのキーボードに 少〜し慣れてきたのか、我ながらついつい長文になりすぎるキライがありますね。 簡潔にまとめなくては…(反省) 。 ▶昨夜は、真由子さんが洗足学園音楽大学時代、先生であった大坂さんとのトリオ演奏で、 メンバーは片倉真由子(pf) さんのほか島田剛(b) 大坂昌彦(ds) さんのトリオ。島田さんは、 黒いハットに黒いビロードのジャケット、そこに光るブローチをつけ、ちょっとドン小西の ような出で立ちで、なかなか決まっていました。 ▶島田さんのベースは、ベースらしいどっしりしたリズムで、気持の良いグルーブ感。 大坂さんも大変気持ちが良いと褒めていらっしゃいました。名古屋から上京して来た かいがありましたね。この二人のリズムに乗って真由子さんは、リラックスして伸び伸びと した素晴らしい演奏。楽しんで演奏しているので楽器もそれに応えて、私が理想とする いい音で鳴っていました。同じピアノでも弾く人で鳴り方は全く違いますが、昨夜は最高の 鳴り方で、お店一杯にピアノが鳴り響き、お客さんともども、私もい〜い気持で 帰路につきました。 ▶1st.stage…♪Solar,♪Portrait of Freddie,真由子作♪8th Street,モンク作♪Ruby My Dear, 真由子作♪Road Life。真由子さんは一時期 T.モンクが大好きで、バークレー時代にモンクの 講座を受けに行ったら生徒は彼女ひとり。このままマン・ツー・マンの講義が続くといいな、 と思っていたら、あの佐山雅弘さん(pf)の息子さんの佐山コウタさんが受けに来て、一緒に 勉強した思い出話をされていました。 ▶2nd.stage…彼女のお気に入り♪Love Me Tender,エリントン作♪Rose Room, ♪Just Friends,父に捧げた♪Rising,M.タイナー捧げた♪Blues For Tyner,アンコールは ソロで♪Star Crossed Lover~♪The Single Petal Of A Rose でした。 |
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2010.2.6 Sat 気持ちよくノッた、えりさんのステージ |
▶メンバーは、大野えり(vo)さんと 若井優也(pf) 米木康志(b) 原大力(ds)さん。 えりさんは、若い優也さんの歌伴では初めてだったのでちょっと案じていたのですが、 全くの杞憂でした。彼はまだ20代前半の若さなのに、なかなか粋な演奏。きっと、 歌詞の意味をよく理解して伴奏しているんですね。 ▶えりさんはMCも手慣れたもの。曲の繋げ方にストーリーを持たせたり、あるいは 客席に話しかけたり問いかけたり…。愛や恋の歌が多いスタンダードナンバーは、皆さん そこそこ身に覚えがあるようで、大いに共感されていました。米木さんも原さんも、 えりさんの歌が大好き。一緒にプレイするのを楽しんでいるので客席も自然とノッて来ます。 アンコールでは、ノリの良いえりさんのオリジナル曲を始めたら、踊り出したお客さまが いたほどでした。初めての方も、気持の良いグルーブ感と、全身で表現して歌う えりさんの姿に感動されていました。 ▶おバカな私はメモを紛失してしまい、演奏曲名をご報告できません。えりさん、 ミュージシャンの皆さん、そしてお客さま、ごめんなさいね。 P.S. えりさんから、さっそく演奏曲名が届きました。えりさん、ありがとう。 1st stage…♪Just In Time♪Old Devil Moon♪In Time Of The Silver Rain ♪Come Rain Or Come Shine♪I Didn't Know What TIme It Was♪Bird's Song 2nd stage…♪Sweet Love♪Blackbird~Bye Bye Blackbird♪The Good Life ♪You've Changed♪I Thought About You♪Just One Of Those Things アンコール♪WalKers With The Dawn |
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2010.2.7 Sun 陽気なブラジル音楽で賑わった満席の店内 |
▶向井滋春さんの《ブラジリアンナイト》(メンバー、向井滋春(tb) 続木徹(pf) 芹沢薫樹(b) 吉田和雄(ds) 城戸夕果(fl) 森下亜希子(vo)さん) の当店出演は、1年ぶり!! とあって、今年一番の冷え込みだったにもかかわらず、客席は超満員。 店内は久〜しぶりに週末らしい雰囲気に包まれました。ステージと客席が一体となり、 ミュージシャンも大層楽しんで演奏していました。こんな店内は、ホントに久しぶり。 最近はお笑いが人気のようですが、ライブハウスも楽しくないと、お客さまはわざわざ 足を運んでくれない…そんなご時世になったようです。 ▶1st.stage…♪No More Blues,向井作♪NIC,♪BeBe,向井作♪ノスドイス, ♪Tombo Misturada では、店内が大合唱になりました。亜希子さんのヴォーカルが入って ♪Aqua de Beber,♪So Many Stars ♪Nos Dois。 2nd.stage…向井さんのチェロと続木さんとがデュオで♪Eu Sei Que Vou Te Amar ♪Vera Cruse,♪Desafinado,亜希子さんのヴォーカルが入って♪Samba e Amor ♪Mais Que Nada,♪Vltima Batucada ,アンコールに遊びにきていたチャリートさんが 飛び入りして♪Berimbau を熱唱。楽しい週末の夜でした。 |
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2010.2.9 Tue 音楽の基本は、まず音がきれいであること |
▶夕刻、紀尾井ホールで行われた鈴木良雄さんのアルバム「My Dear Pianists」南里文雄賞 受賞記念コンサートに行ってきました。このアルバムは、6人のピアニストとのデュオ集で、 コンサートには秋吉敏子、山本剛、野力奏一、イサオササキさんら4名が出演しました。 ステージは、PAも照明もなしで、極めてシンプルに、ピアノとベースのデュオでしたが、 音がよく響き、とても気持の良いサウンド。音の響きはピアニストそれぞれに違いますが、 皆さんタッチが良くて素晴らしいコンサートでした。 ▶秋吉敏子さんは私よりも10歳年上で、80歳とは思えないほど姿勢がよく、 シースルーのドレスを着てピアノを弾く姿には、なんとも云えない存在感がありました。 つい先日イスラエルで演奏した折には「戦争はやめなさい」と弾いたという♪Hope を演奏。 CDにも入っていますが素晴らしい曲です。まだまだ現役…私も見習いたいですね。 ▶お店に入ったのは、メンバー、横山達治(per) 里見紀子(vln) 深井克則(pf) 織原良次(b) トミー・キャンベル(ds) さんによる《横山達治 スペシャル プロジェクト》の、ちょうど 1st.stage が終わるところ。日頃私は「生音」が一番耳に心地よいと思っているのですが… フロントのヴァイオリンにくらべてPAの音が大きすぎたので注意しました。その後、 全体に音を落として、紀子さんのヴィオリンをフィーチャーしての ♪G線上のアリア は、 弦がよく鳴り響きました。音楽は何よりまず、音がきれいでないと楽しめませんね。 |
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2010.2.10 Wed 【お知らせ】カテゴリー [History] 欄、更新 |
カテゴリー [History] 欄に「コラム」を新しく載せました。 このコラムは、20年ほど前、当店がまだ六本木にあったころ、 私がスウィングジャーナル誌に、1年間にわたって 毎月書かせていただいていたコラムです。 お時間があったら、雑文と共に、読んでみてください。 当時の当店の様子や若きミュージシャン、 ライブハウスをとりまく時代状況…が興味深いですよ。 |
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2010.2.10 Wed まるで「福田応援団」のような客席 |
▶福田重男(pf) 上村信(b) セシル・モンロー(ds) さんのトリオ。 福ちゃんのファンの方は、予約なしでいらっしゃる方が多く、昨夜も ほとんどの方がそうでした。そんなファンの方で客席はまるで「福田応援団」のよう。 とてもいいタイミングで、声がかかったり拍手が出たり…ミュージシャンも どんどんノッてきて、客席とステージが一体となり、 素晴らしいサウンド・店内になりました。 ▶日本人は感情を表に出す事が下手で、古い方になると、はしたないと思う… そんな文化がありましたけど、最近はそうでもなくなったようで、 昨夜は多いに盛り上がりました。 ▶1st.stage…♪Think of One,♪All of You,福田作♪Lullaby,リクエスト曲 ♪Never Let Me Go は、奇麗なバラードで福ちゃんのピアノが泣かせました。 ♪Black Bird,♪Pretty Blues。 2nd.stage…♪Fotografia,アップテンポで♪Invitation,♪Mohawk Drive, スローで♪Someone To Watch Over Me,♪Driftin' ♪Rhythm A Ning, 最後は、福田作♪Childhoods Dream でした。 |
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2010.2.11 Thu 久しぶりの原さんのグループ、カッコいいサウンド |
▶久しぶりの原さんの、新しいグループ=原朋直(tp) ユキ アリマサ(pf) 岡田次郎(b) 加納樹麻(ds) さんのクァルテットで、楽しみにしていた甲斐のあるステージでした。 ベースの岡田さんは初めて聴きましたが、エレベにもかかわらず音がきれいで、 バランスもよく、皆の中にとけ込んで素晴らしいプレイぶりでした。 ▶演奏曲は原さんの曲がほとんどで、いずれもヒップに(=カッコいい!!オッシャレー!!) アレンジされたサウンドで、私もスタッフもお客さまも大いに楽しみました。 ▶1st.stage…♪#3,♪#1,♪#4,♪Dance With Moon,♪#2 と、まだ曲名の ついてない曲がほとんど。2nd.stage…♪#5,ユキさん作♪Home,原さん作♪Narick, 原さんがご自分のお子様のために書いた♪Wait' With Hope …いろんな人が子供のために 曲を書いていますが、そのほとんどがバラード。でもこの曲は、娘さんが生まれた時に 嬉しさのあまりアップテンポになってしまい、今、オテンバな娘になってしまった ということです。そして、O.コールマンの♪Blues Connotation。 ▶アンコールには、予定していなかった、とぶっつけで♪Candy を演奏しようとしたところ、 ベースの岡田さんが弾いたことがない、と。すると、すかざず客席から、アイポッドで コード進行を出して岡田さんに渡すと、岡田さんはそれを見ながらバッチリ演奏しました。 コード進行だけなら著作権がないそうで、こんなソフトがたくさん出ているのだそうです。 ミュージシャンにとっては便利な時代になりましたが、それにしても… …なんとも凄い時代になったものですね。 |
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2010.2.12 Fri 雨の寒い夜も、蘭さんファンが応援に |
▶大城蘭(vo)さんと平岡雄一郎(g)荒武雄一朗(pf)吉田豊(b)中村アキラ(ds)さんの出演。 雨の降る寒いお休みの夜、さてお客さまはわざわざ出て来てくれるかしら… 心配をよそに、予約のキャンセルも少なく、ちょうど良いくらいの店内。 若く美しい蘭さん、それだけ魅力があるんですね。ファンは、やはり女性より男性が 多いようでした。蘭さんは、パンツルックに薄いショールを巻いて… シンプルで素敵な衣装でした。 ▶1st.stage…♪Straighten Up ♪Am I Blue,愛の苦しみを歌った曲♪Bewitched, ラテン調で♪So Many Stars,♪All The Things You Are,アップテンポに ♪Day In,Day Out,バラード♪My One And Only Love,♪My Favorite Thingsでは、 彼女の出身地の沖縄弁で歌い出し、途中から英語になる面白い試みでした。 ▶2nd.stage…ギターとのデュオで♪My Funny Valentine,♪Sentimental Reasons が始まると何組かのカップルが客席でダンスを始めていました。♪Corcovado, 旧い曲♪Beyond The Reaf,沖縄の歌♪ていんさぐぬ花 は声が素晴らしかった。 ミディアムテンポで♪Frim Fram Sauce,ギターとのデュオのイントロから入った ♪How High The Moon,♪Wave,♪Sails,♪Just One Of Those Things アンコールは沖縄弁で♪Amazing Grace …なかなか良かったです。雨が雪に 変わらないうちに、と早々に終りましたが、みなさん大満足でお帰りになられました。 ▶ウィリアムス浩子さんも当店で収録し、先月放映された、テレ朝「源流 JAZZ」。 今度は、このグループの番組収録があります。来る4月20日、ぜひお越し下さい。 |
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2010.2.13 Sat とてもノッて充実したステージだった美紀さん |
▶先月帰国して最初のステージを当店で演奏した 早間美紀(pf)さんと、川村竜(b) マーク・テイラー(ds)さんのトリオ。昨夜のステージを最後にNYに帰るはずでしたが、 他のライブハウスからも声がかかって、NYに帰るのを延期。1週間ほど京都の実家で ゆっくり親孝行してからNYに戻ることになりました。いまNYは大雪… その方がいいかもしれませんね。 ▶美紀ちゃんとデュオの仕事その他で来日中の、トランペットのビタリー・ゴロブニョブ (Vitaly Golovnev) さんが、昨夜はオフということでゲストで参加しました。4年前、まだ 少年の面影が残るころ当店に出演した事がありましたが、あれからすっかり青年になって 自分のCDもNYでリリースするほどに成長していました。川村さんは、このトリオには 初めての参加でしたが、ベースらしいどっしりした良いプレイでした。 ▶1st.stage…美紀作♪What Next、♪Flying Horses、トランペットが入って ♪Up & Down、バラード♪If You Could See Me Know、ベースから入りアップテンポで ♪You Don't Know What Love is。 ▶2nd.stage…♪Freedom Jazz Dance、遊びに見えていた岡崎好朗(tp) さんが入って 2トランペットで♪Lover。岡崎さんのスピード感の凄さ!トランペットが店内に響き渡り、 その後のトランペットバトルは、大変ヒートアップしました。その後、美紀ちゃんの作品 ♪This Must…NYで憂鬱になった時に書いた曲だそうですが、なかなか気だるい感じが 出ていていい曲でしたよ。そして♪A Time for Peace、アップテンポな♪Horizon、 アンコールにはピアノソロで♪Ain't Misbehavin'。 とても充実した内容でした。次回の帰国が今から楽しみです。 |
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2010.2.14 Sun 素敵な夜になったバレンタインデー前日 |
▶Valentine Day の前日。メンバーは、伊藤君子(vo) 海老沢一博(ds)さん夫妻に、 片倉真由子(pf) 須川崇志(b) さん。真由子さんのことを娘のように可愛がっている 海老沢さんペコちゃんご夫妻は、久しぶりの共演を大層喜んでいました。 ペコちゃんも、真由子さんのピアノの音は気持がよくて嬉しい、と。 歌詞の意味をよく理解しての伴奏で、とても歌いやすそうでした。 須川さんとは初めての共演で緊張されていましたが、 終演後はすっかり打ち解けていました。 ▶ペコちゃんは、赤かピンクか微妙な色のヨージヤマモトのニットのロングドレス姿、 とても奇麗でした。寝不足で今日は調子が悪くて、と謝っていましたが… 声はいつものようによく出ていて何の問題もなかったですよ。 寒くてお天気も悪かったのですが、ファンの方々はちゃんと来て下さいました。 ▶1st.stage…♪Old Devil Moon ♪Moonlight in Vermont ♪It's Only A Paper Moon、 津軽弁バージョン♪Fly Me To The Moon、さすがエンターティナーです、ここまで すべて「お月様」の歌ですよ。 ♪Summertime ♪The Day of Wine and Roses ♪But Beautiful ♪Feeling Good。 ▶2nd.stage …♪A Song For You ♪On A Clear Day ♪Solitude ♪Mood Indigo ♪I Got It Bad ♪It Don't Mean A Thing、最後は、やはり♪My Funny Valentine。 韓国の歌姫ウンサンさんも聴きにいらしてました。 |
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2010.2.16 Tue あくまで真摯に音楽を追求する《フロントページ》 |
▶大雨・大寒の週明け月曜でしたが、ファンの方々はちゃんと聴きにきてくださり ホッとしました。今回はレギュラーメンバーが揃って丁寧なリハーサルをして、 準備万端整えて本番に臨んだ《フロントページ オーケストラ》。 ▶1st.stage…♪Stop & Go は三木俊雄(ts) 福田重男(pf) 片岡雄三(tb) さんそれぞれの ソロをフィーチャー。浜崎航(ts) さんのフルートと上村信(b) 松島啓之(tp) を フィーチャーして ♪Papillon。山岡潤(euph) 浅井良将(as) さんをフィーチャーして ♪Escher's Vision。♪Stepping Stone は奥村晶(tp) 浜崎航(ts) 高橋徹(ds) さんを フィーチャーしました。全部三木さんの曲でしたが… ▶2nd.stage の一曲目は浜崎さんが曲を書いた♪Thetis。これはラテン語で「海の精」 という意味だそうで、海が大好きな彼らしいとても明るくいい曲で、エンディングでは 手拍子でお客さまも参加して楽しみました。三木さんいわく、浜崎さんは狩猟民族で ご自分は農耕民族なんだそうです。♪If Told A Lie 松島啓之(tp) さんのソロは途中まで カップミュートをつけていました。 ▶聴きにいらしていた大坂昌彦(ds) さんを呼び出し♪Next Channel と♪Moon Flower。 途中でリズムが変わる難しい曲を、大坂さんは初見で見事に演奏しました。さすが バークレー時代に4つのテーマ全部でオール7の優等生だっただけのことはあります。 (ちなみに小曽根さんはオール9…ずば抜けていたそうです)。 その後、ドラムスが高橋徹さんに戻って♪Quantum Leap、アンコールは私の大好きな ♪When It Goes Awayでした。終演後、みなさん音楽談義に花を咲かせていました。 「真摯な気持で向かわなければ未来は無い」…と。 |
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2010.2.17 Wed 興奮も最高潮に達した恵士さん |
▶岸田恵士(ds) 山本剛(pf) 水橋孝(b) 岡崎好朗(tp) 越智巌(g) さんらベテランたちの 《ファンキーボーイズジャズバンド》。タクシードライバーをやっている恵士さんは、 当店に出演する時は前日から仕事を休んでステージに備えます。 日頃演奏できる機会が少ないので、当日はいつもかなり興奮気味。昨夜は恵士さんの お嬢さんの誕生日で、お祝いしにサッカーの稲本選手がお友達といらっしゃいました。 恵士さんは彼の熱烈なファン、ドラムの横に当人が座って聴いているので、 なおさら、興奮は最高潮に達しました。 ▶長いお付き合いの剛さんは、そんな彼の興奮症をよく理解していて、昨夜も 冷静にサポート。岡崎さん、越智さんらフロント陣もサポートに回るほどでした。 剛さんと岡崎さんのデュオ♪Misty、水橋ゴンさんの十八番♪Mr.Bojangles、 そしてアンコールの♪Work Song …など、絶品でしたよ。 肌で感じて身体が覚えた曲は、自然とスウィングしますね。 店内はかなりの盛り上がりぶりでした。 |
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2010.2.18 Thu いつものファンキーでノリのいいサウンド |
▶予報では昨夜雪が降るとのことで、河合さんの重いオルガンの搬入出が心配でしたが 何事もなく…朝起きてみると雪。でも午前中にはおさまってホッとしています。 昨夜の《トミー・キャンベル オルガンアイズ セッションバンド》は、 トミー・キャンベル(ds) 河合代介(org) ハル高内(g) さんのメンバーの結束が固く、 私は「義兄弟トリオ」と呼んでいます。 ▶ステージは、ファンキーでノリのいいご機嫌なサウンドでしたが、客席がちょっと 寂しい感じ。初めてこういうところでディナーした、というお年を召した立派な紳士方が、 熱心に聴いていかれました。あとは、このオルガンサウンドが好きな常連さんたち。 ▶そして、実は私は知らされてなかったのですが、ヴォーカルにYURIさんとおっしゃる 当店初めての女性がゲストとして出演。バークレー出身でR&Bやポップスを歌って 活動しているシンガーだそうです。永年組んで義兄弟のように息の合ったこの3人の、 グルーブ感豊かなサウンドの中に入って歌うのは、余程の実力・経験・センスがないと、 いきなりでは難しいです。確かにジャズは、簡単にはいきませんね。 |
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2010.2.19 Fri ドラムレスクァルテットで優雅に歌う浩子さん |
▶久しぶりに晴れた昨夜。ウィリアムス浩子(vo) さんと平岡雄一郎(g) ハクエイ・キム(pf) 西嶋徹(b) ヤマカミヒトミ(as,fl) さんのドラムレス クァルテットには、浩子さんファンが 客席を埋めました。彼女は、サーモンピンクのサテンのワンピースにパールのネックレス、 シルバーニットのボレロを羽織り、春が来たような衣装で優雅に椅子に座って歌います。 ▶今回は管のヤマカミさんが入ったので、サックスやフルートが活きる選曲でした。 当店初のヤマカミさんは、小野リサさんのバンドのレギュラーメンバーとして 世界ツアーをしている、とても物静かな方で、よく歌を聴きながら吹いていました。 ▶1st.stage…♪On Green Dolphin Street ♪Caravan ♪It's You or No One ♪Raindrops Keep Falling On My Head、スティービーの♪Lately、 ♪Send One Your Love ♪Visions ♪I Mean You、失恋の歌♪Lush Life、 次は明るく♪Softly As In A Morning Sunrise。休憩時間はお客さまに挨拶しながら チョコレートを配って、4日遅れのバレンタインデーを祝っていました。 ▶2nd.stage…ギターとフルートとヴォーカルで2曲♪Like A Lover と♪Corcovado。 ♪Summertime ♪The Good Life、恋の歌 ♪My Foolish Heart ♪Stella by Starlight ♪Will You Still Love Me Tomorrow ♪Obivion ♪Bye Bye Blackdird。 アンコールには♪My Favorite Things。優雅で美しく楽しい夜でした。 |
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2010.2.20 Sat チャーミングなマーヤさんで大賑わいの金曜の夜 |
▶グレース・マーヤ(pf,vo) 荻原亮(g) 本川悠平(b) 大坂昌彦(ds) さんのメンバーで、 店内は久しぶりに大変賑わいました。チャーミングな女性ミュージシャンには、 やっぱり男性のファンがしっかりつくんですね。前日(浩子さん)と昨夜と、 二晩連続でいらしたお客さまも何人かいたほどです。 ▶マーヤさんはヒョウ柄の帽子に白いニット、靴は赤のウェスタンブーツを履いて、 とてもヒップ!! ピアノの脇には白ワインのグラスを置いて、リラックスしたステージで、 しっかりとクラシックを勉強してきたそのピアノは、タッチが素晴らしく、 パッセージのスライド音(経過的な音符群)も、きれいに粒が揃って素敵でした。 私は、ドラムスの大坂さんが楽しそうにニコニコと演奏している姿を初めて見ました。 ユニークな彼女とはとても楽しい、と言っていました。ベースの本川さんも ベースらしい落ち着いたリズムをきっちり出してサポート。亮さんはクールですが、 ギターが良く歌い、しっかりとしたサポートでした。 ▶1st.stage…♪I'm In The Mood For Love ♪In The Still Of The Night ♪Its Alright With Me ♪Golden Earring ♪Softly As In A Morning Sunrise ♪The Night We Called It A Day ♪Alright Okay You Win。 ▶2nd.stage…♪Why Don't You Do Right ♪Kiss Of Life ♪My Favorite Things ♪One For My Baby ♪S'wonderful ♪Sterdust ♪East Of The Sun、 アンコールは♪Dream Alittle Dream Of Me。古い曲から新しくポップな曲まで、 お客さまは皆さん、金曜の夜を充分に楽しまれたようでした。 |
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2010.2.21 Sun 初めての方地方の方…皆さんティファニーさんに感動 |
▶ティファニー(vo) さんと秋田慎治(pf) 岸徹至(b) 加納樹麻(d)さんの秋田トリオは、 裸足のドラマー樹麻さん、しっかりリズムをキープしソロになると自由に演奏する岸さん …とインストの演奏も息が合って素晴らしいです。ミュージシャンの表情で解りますが みなさんプレイを楽しんでいて、一体感が良く出ているステージでした。 ▶ティファニーさんはシルバーサテンのドレスに同じ素材のショール、そしてイヤリングと ネックレスはダイヤのように光を放つお揃いのもの。とてもゴージャスな雰囲気でした。 最近は「公文」で平仮名の勉強中で、郷に入れば郷に従えですか、歌のメモには ミュージシャンの名前が平仮名で書いてありました。向上心が素晴らしい人ですね。 そんな人の歌だからこそ、聴く人に感動を与えるんですね。昨夜も、初めていらした方や 地方からの方も多かったのですが、「素晴らしいライブだった」と感動して お帰りになった方が大勢いましたよ。 ▶1st.stage…♪You'd Be So Nice Come Home To You ♪Qwest Night ♪It Could Happen to You ♪荒城の月 ♪My Favorite Things ♪As Time Goes By ♪St.Thomas。 ▶2nd.stage…On ♪Green Dolphin Street ♪Kiling Me Softly ♪Sweet Geagiia Brown ♪One Note Samba ♪In a Mellow Tone ♪バラードで♪Blam It On My Youth ♪To Love and Be Loved。アンコールは新しいCDのタイトルになっている ♪Yesterday & Yesterdays。しっとりした素晴らしい声の熱唱でした。 |
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2010.2.23 Tue いろんな嬉しいことがあった一日 |
▶ブルーノート東京にハンク・ジョーンズさんのトリオを聴きに行きました。 ひ孫のような若いデビット・ウォン(b) リー・ピアソン(ds) さんとのリラックスした ステージで、相変わらず時々お茶目なパフォーマンス。とても91歳のご高齢とは 思えないほど大変お元気で、嬉しくなりました。アンコールにソロでやった ♪The Very Thought of You の素晴らしさ!涙がこぼれました。さすがですね。 楽屋でご挨拶した帰りに、来日したばかりのロイ・ハーグローブ(tp) さんに お会いしました。時差ぼけをものともせず、きっと後でウチにやって来ますよ… ▶さて当店は、松島啓之(tp) 嶋友行(b) 今泉正明(pf) 広瀬潤次(ds) さんのクァルテット。 行ってみると、なんと病気でしばらく休んでいた山田穣(as) さんが吹いているでは ありませんか!ほぼ一年ぶりの演奏を聴きましたが、楽器も良く鳴って 素晴らしいプレイ。嬉しくなりました。 ▶1st stage…♪Take Your Pick ♪Ceora ♪You're Changed ♪Up Jumped Spring ♪The Kicker。2nd stage…♪Thermo ♪On A Misty Night、♪Dean That Dream は 穣さんのソロが大変すばらしかった。そしてバップの後継者バリー・ハリスの曲 ♪Nascimento、アンコールは♪Bye Bye Blackbird。 ▶終演後、ブルーノート東京から先ほどのメンバーや、今夜からステージが始まる ロイさんがやってきました。でも、楽器を片付けた後でジャムセッションはできず、 みんなで話に花が咲きました。ブルーノート東京は今夜からロイさんたち、 ハングアウトはきっと当店ですよ。私も彼らに合わせて体力を温存しておかないと! ▶ちょっと嬉しいことがありました。初めていらした外人の方がいて、たまたま お話しすると、何でも、アメリカのミステリー作家バリー・アイスラー(Barry Eisler) の書いた「日本トップテン」というガイドに載っていたので来てみた、ということでした。 そして、来てみたら本当に素晴らしいのでまた来ます、と言ってお帰りになられました。 私の全く知らない所でお店を誉められているのは、ホントに嬉しいですね。 |
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2010.2.24 Wed 美人歌手浅田さんゲスト、賑わった記念ライブ |
▶「49th street」発売記念ライブは、高嶋宏(g) Q.いしかわ(ts,vo) 西川直人(org) 吉岡大輔(ds)さんのメンバーに、美人ヴォーカリスト、浅田尚美(vo) さんがゲスト参加。 客席は多くのファンがおみえになり、おおいに賑わいました。 ▶メンバーは皆スーツ姿。Qさんは、シャツにチョッキをはおりハンチングをかぶり、 相変わらずお洒落でサマになっていました。尚美さんは、黒のスパンコールのブラウスに 黒のジャケット、黒のスパッツに黒のブーツ…と黒で決めていました。 独特のヘアースタイルが良く似合う、なかなかの美人。ソールやR&Bの匂いのする ヴォーカルは、このファンキーなサウンドによくフィットしていました。 ▶1st.stage …CDの中からインストで3曲、ヴォーカルは♪The Great City ♪Inner City Blues ♪Groovin'、そしてインスト♪Mr.and Mrs.Jones ♪Put It Where You Want It。 ▶2nd.stage ♪More Today Than Yesterday、Qさんの渋いヴォーカル入りで ♪But Beautiful は人生を感じさせました。その後、CDタイトルの♪49th street、 尚美さんのヴォーカル♪Have A Talk with God ♪Knock On Wood ♪I'm Not Alone。 ファンキーな曲に客席からは手拍子も出たほど。CDもたくさんお買い上げいただき、 CD発売記念ライブは大成功でした。ヨカッタ!ヨカッタ! |
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2010.2.25 Thu ロイさん一行がやってきて…世界が一変 |
▶昨夜のメンバーは、TOKU(vo,flh) 柴田敏弥(pf) 安田幸司(b) 山内陽一朗(ds) 吉田智(g)さんでしたが、私は、昼から夜にかけて、他所で音楽イベントプロデュースの 用事があり、お店に出たのはもうステージが終わる頃でした。 その2nd stageも終わる頃、ブルーノート東京に出演中のロイ・ハーグローブ(tp)さんが やってきました。やって来て、いきなり楽器を出してステージに上がると、客席満席の お客様は皆さんびっくり。 ♪Fly Me To The Moon ♪I Remember Clifford を演奏すると、帰り支度をしていた 多くの方が、その素晴らしいプレイに、帰るのも忘れて聴き入ってしまいました。 ▶そのすぐ後、今度は他のメンバーもブルーノート東京からやって来ると、 ♪What Is This Call Love の演奏が始まりました。そのスピード感、そのグルーブ感… それまでとは全く違う世界に連れて行かれたような店内になりました。 サウンドが作りだす世界の、余りにも鮮やかなこの変化は、その場に居て実際に 経験しないと、実感できないことかもしれません。大勢いたお客さまからは、 大歓声が上がりました。そうして、最後にTOKUちゃんが♪Body And Soul を歌って お開きになった時には、深夜も2時過ぎ…。私にとっては長い長い一日でしたが、 とてもすがすがしい疲れでした。 |
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2010.2.26 Fri ロイさんも気に入った片岡サウンド |
▶片岡雄三(tb) さんのMC(司会進行)による吉岡秀晃(pf) 上村信(b) 小山太郎(ds) さんの クァルテット。片岡さんのMCは「マイクを持つとつい話が長くなってしまう」と ご自分でも反省しつつ、でも彼の人柄でしょうか、同じ話でも話し振りが生真面目で、 かえってそれがとてもユーモラス。いつも店内を和ませてくれます。 ▶もちろんトロンボーンの上手さは天下一品。実は、昨夜もブルーノート東京から、 わずかな休憩時間にロイ・ハーグローブさんがお一人でみえ、奥の席で聴いていましたが、 私に「彼のサウンドは僕の好きなバンドサウンドだ」と言いながら、ドラムの所へ行って 譜面を覗き見ながら、じっと聴き入り、曲が終ると片岡さんの所へ歩みよっていき、 「誰の曲?曲名は?」と聞いたのですが…片岡さんは「似ているけどまさかロイさんが ここにいるはずが無い」と思ったらしく、パニックって直ぐには答えられませんでした。 ▶ロイさんは、ウォルター・ビショップJr.の♪Davi Samba という答えを聞くと、 納得して、直ぐに帰って行きました。片岡さんはさっそくMCで、ここには時々、 凄い人が普通に聴きに来ていて、話した後で、実は世界でも有名な人だったと 解ることがある…と、昨夜のように驚いた話をされていました。 ▶1st.stage…♪I'll Close My Eyes ♪Davi Samba ♪Step Lightly ♪Someone To Watch Over Me ♪Airegin。2nd.stage…片岡作♪Esprit、 ♪A Felicidade ♪Three And One、片岡作♪Rainy Garden、凄いアップテンポで ♪Donna Lee、アンコールはバラードで♪Craggy Calls Me でした。 終了後、学生さんでしょうかトロンボーンを持った若いお客さまから色々と質問を受け、 片岡さんは1時間ほど丁寧に答えていらっしゃいました。 |
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2010.2.27 Sat 肩の力が抜けいい味を出していたチャリートさん |
▶暖かい雨の金曜日。夕刻《守屋純子オーケストラ》のコンサートが、大手町の 新しい産経ホールでありました。私はこのあたり不案内で、地下鉄を降りてから ビルの中を延々歩いて、たどり着くのが一苦労でした。 オーケストラのメンバーは、当店に出演している方が多く、みなさんベテランの 売れっ子ばかり。素晴らしいサウンドでした。結成10年目の記念コンサートでしたが、 女性の身でここまで来るのは大変なことですよね。 月末の金曜日、お店が忙しそうで私は途中で退席したのですが、二部はもっと 素晴らしかった、と帰りに当店に寄ってくださった方から伺いました。 ▶さてお店では、チャリート(vo) 野力奏一(pf) 坂井紅介(b) 加納樹麻(ds) さんのメンバー。 このメンバーはチャリートさんが心置きなく自由に歌えるメンバーで、 彼女も肩の力が抜け、大人の歌をいい味で歌っていました。シンガーというのは、 一緒のプレイヤーにかなり影響を受けるので、メンバーの相性・人選はとても大切です。 野力さんがその場でアレンジして弾き出すと、紅さんも樹麻さんも直ぐに反応して 楽しみながらプレイ。聴く方も楽しめ、ほとんどの方が最後まで聴いていかれました。 ▶1st.stage…インスト曲♪Veraz ♪Love for Sale、ヴォーカル♪I Can't Give You Anything But Love ♪Here's That Rainy Day ♪My Love ♪How High The Moon ♪Speak Low ♪On A Clear Day。 ▶2nd.stage…インスト曲♪Double Rainbow、野力作♪Feeling Free、ヴォーカル ♪Estate ♪They Can't Take That Away From Me、あまり歌う人のいない ♪Walts for Debby、♪I've Got Just About Every Thing、これも珍しいバース (本曲に入る前に置かれる序奏)から入る♪The Very Thought Of You、そして ♪I'll Remember April で終演でした。 九州の宮崎から聴きにいらした方、お仕事を辞めてプロのギタリストになる人を 励ます仲間の方々…お客さまも珍しい方が多かったように思います。 |
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2010.2.28 Sun 月末に相応しく楽しさが爆発したような店内 |
▶トミーさんの《ヴォーカル セッション》伊藤大輔(vo) 山口有紀(vo) 林正樹(pf) 箭島裕治(b) トミー・キャンベル(ds) さんは、それぞれの信頼が厚いメンバーで、 即興でいろんなハプニングを起こす活気溢れるステージです。演奏が奔放に あちこち飛んでも、キチンと元のテーマに戻れるのは、トミーさんと箭島さんの リズムキープが、かなりしっかりしているせいです。 ▶林さんも難しいアレンジをクリアーした上で、さらに自分のアレンジを出すので、 よけいハプニングが連続します。大輔さんと有紀さんも、大胆にアドリブを出し、 客席を大爆笑で湧かせます。昨夜は外人のお客さまも多く、ステージとの一体感が なおさらヒートアップし、大変盛り上がりました。 デビューした頃から大輔さんと有紀さんを、聴いている方にとっては、 努力の跡が如実に感じ取れて、ますますファンになりますよね。 ▶1st.stage…♪Dream Life ♪All Day Long、''March''に替えて歌った ♪Waters of February ♪The Peacocks ♪Just for Fun~Good Times。 2nd.stage…♪Selfish Fella ♪You Must Be Crazy は、大輔さんと有紀さんの 激しい掛け合いで大爆笑、次はポルトガル語で♪Barcelona、♪I'm in Love Again これも二人のアドリブ漫才みたいになって大笑い、♪Pepoca ♪A Tiny Love Song、 アンコールは変拍子の♪The Gahtooze で、酷寒2月の最後のステージが熱く 終りました。さあ、もうすぐ春ですね。 |
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