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 Weblog by Kyoko (過去のブログはカレンダーを戻してネ)
  11.2 Tue ファンキーでカラダが思わず揺れるステージ
  11.4 Thu 久しぶりの《スカンジナビアコネクション》
  11.4 Thu リラックスして楽しんだ健吾さんのツアーライブ
  11.5 Fri 【[photos]欄 更新】
  11.5 Fri 秋の夜に相応しい浩子さんの心地の良いステージ
  11.6 Sat バランスの良い心地よいサウンド、佳子さんトリオ
  11.7 Sun ほほえましいリレットさん親子の共演ステージ
  11.8 Mon 今月から始めた新しい試み【Sunday Special】
  11.9 Tue 【[photos]欄 更新】
  11.10 Wed 小曽根さんが応援に…片岡さんの記念ライブ
  11.11 Thu 久しぶりの賑わい、TOKUちゃんのステージ
  11.12 Fri 新鮮なサウンンド、お仲間たちも大勢応援に…
  11.13 Sat 金曜の夜がもったいない、そんな今日この頃
  11.15 Mon 【メール予約、受付はじめました】
  11.15 Mon 大成功、大満足の初顔合わせのステージ
  11.16 Tue 新曲も披露され、新鮮で楽しいステージ
  11.17 Wed 見事なバランスの素晴らしいクァルテット
  11.18 Thu ピアノがギターに代わったけれど素晴らしい演奏
  11.19 Fri いろんな意味で「寒い」夜も熱く萌えたステージ
  11.19 Fri 【[photos]欄 更新】
  11.20 Sat 金曜の夜に相応しいペコちゃんの楽しいステージ
  11.21 Sun コンピューターを駆使した進化するジャズ
  11.23 Tue セクシーで、気持ちのいいデュオサウンド
  11.24 Wed 残念な思いの中、ジャズスピリットを堪能
  11.25 Thu 日本人離れしたグルーブ感を楽しんだデュオ
  11.26 Fri 【[photos]欄 更新】
  11.26 Fri ファンで賑わった今年最後のフロントページ
  11.27 Sat 心地よく店内に響いたブラジルサウンド
  11.28 Sun ピアノが代ってもいつもと変わらない楽しいステージ
  11.30 Tue 女性のお客さまがとても多かった《BASS TALK》


  2010.11.2 Tue   ファンキーでカラダが思わず揺れるステージ
▶11月初日。鈴木道子(vo) さんに、金子雄太(org) 渥美幸裕(g) 小森耕造(ds) さん。
道子さんも今や大ベテランの域に入りましたが、他のメンバーはジャズだけでなく
さまざまな分野で活躍しているミュージシャンたちです。
▶金子さんは有名なポップス系シンガーのレコーディングに多数参加しています。
渥美さんは映画音楽を作曲したりして、海外からも注目されている方です。
小森さんは有名なシンガーのレギュラードラマーで、レコーディングが終った
ばかりだったようです。そんな若者たちがバックで、道子さんも楽しそう。
思い切り歌っていました。
▶彼女は、E.フィッツジェラルド、S.ボーン、C.マックレーなど、ジャズシンガーの
大御所が大好きでよく聴くそうですが、特にアービー・リンカーンには、最初、
涙が止まらなかったそうです。その彼女の作詞・作曲した曲をレパートリーに加え
いつも歌います。どれも私も大好きな曲です。
▶1st.stage…インスト曲♪枯れ葉 の後、道子さんが入ってA.リンカーンの
♪Bird Alone、♪In My Solitude、♪I Thought About You、サルサのリズムで
♪That's All、♪Use Me。
▶2nd.stage…オルガンとヴォーカルのデュオで♪In The Dark、♪Blue Sky、
シタールのような音のするギターに持ち変えて♪The And Of A Love Affair、
ドラマチックなナンシーの Guess Who I Saw Today から♪Who is She、
A.リンカーンの♪Throw It Away、アンコールにはブルース♪Confessin' the Blues。
バックの面々も、ファンキーでとても楽しい夜だった、とおっしゃって
お帰りになりました。
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  2010.11.4 Thu   久しぶりの《スカンジナビアコネクション》
▶昨日の文化の日は、快晴列島の各地でさまざまなイベントが行われたようですね。
実は私も、孫のレイちゃんのピアノ教室のおさらい会で、深沢区民センターに
小さなお子さんたちのピアノを聴きにいっていました。それでブログのアップが
遅れて2日間をいっしょにご報告することになりました。
▶お子さんたちは3歳前の子から小学生まで50人ほど、上手く弾ける子もいれば、
たどたどしい子もいましたが、ひとつ気がついたことがあります。ピアノの音の
響きが微妙に違うんですね。いわゆるタッチの差なんでしょうけど、
こんな時分から表れるもんなんですね。
▶さて、祝日を翌日にひかえた久しぶりの《スカンジナビアコネクション》。
スウェーデンの音楽大学の教授でもあるロニー・ヨハンソン(pf) さん、スウェーデン
在住の森泰人(b) オーべ・インゲマールション(ts) さん、若い日本人ドラマー、
嘉本信一郎(ds)さん。
▶嘉本さんは初めてでしたが、以前スウェーデンに行った時、森さん紹介のドラマーに
レッスンを受けた事があるそうで、彼等の音楽を良く理解してスムーズなサポート。
オーベイさんは楽器を大切にする方で、ご自分のサックスを飛行機に持ち込むのがNG。
日本で借りたサックスでしたが、柔らかくていい音を出していらっしゃいました。
▶ステージは、ロニーさんがスウェーデン訛りの英語でMCを担当。さすが大学教授
だけあってジャズ博士のような司会ぶりでした。森さんは少しお痩せになったようで、
以前よりすっきりしたお身体に見えました。
▶1st.stage…東京の銀座に行った時に作曲したというロニーさんの♪GINZA、
♪Night And Day、♪オリジナル曲(曲名不明)、自分の家や奥さんのことをちょっと
自慢しながら♪At Home、パリでマイルスに会った時に作ったというロニーさんの
♪Kind of Bluese。
▶2nd.stage…ロニーさんのオリジナル作品3曲の後 ♪スウェーデンの民謡、
J.コルトレーンの♪Neima、アンコールに応えて2曲。
▶ロニーさんは、ピアノが良く響いてとてもいいからもっと弾いていたいけど、と
言いながら終りました。そして「ベスト!なピアノだ」と何度もお褒めいただきました。
日頃のメンテナンスが報われると嬉しいですね。
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  2010.11.4 Thu   リラックスして楽しんだ健吾さんのツアーライブ
▶文化の日の夜は《中村健吾CD発売ツアーライブ》。片倉真由子(pf) 中村健吾(b)
海野俊輔(ds) 岡淳(ts) 奥村晶(tp) さんのクィンテットです。健吾さんのキャラは、
とても明るくて愛嬌のある人柄です。ベースを弾いている姿は、楽しくて仕方ない…
そんな感じで、楽しいエネルギーが周囲にほとばしっています。MCも面白くて、
おっチョコチョイのところもあって、常に客席を笑いに巻き込みます。だから
お客さまも肩の力が抜けて大いに楽しんでいらっしゃいました。
▶1st.stage…健吾作品♪Fifty Five、ここでいきなり黒田節を歌いお客様に手拍子
を催促して♪Do You Know What It Means To Miss New Orieans…2拍目と
4拍目に皆さんの手拍子が入りました。奥村さんのフリューゲルホーンを
フィーチャーしての健吾作品 ♪Field of Dreams、ラテン風に♪Speak Low、
太いベースの音から入った健吾作品♪Generation。
▶2nd.stage…静かな曲だから曲の紹介も小さな声で、と健吾作♪Divine、
O.ピーターソンと小曽根さんに捧げた♪OP-OZ、岡さんをフィーチャーして
懐かしいデキシーの香りのする♪Midnight Blues、アルトフルートとフリューゲル
ホーンで美しいバラード♪Hope、♪Mingus Fingers、アンコールには、遊びに
いらしていた木幡光邦(tp) さんを呼び上げて、管による♪Sister Sadie の迫力溢れる
ハーモニーで終了しました。
▶ツアーは、明日、NHKの公開録画セッション21に出演。その後レンタカーで
地方ツアーに出かけます。日本は交通費が高いので、みんなで一台の車を交代で
運転してのツアーです。ミュージシャンも体力と精神力がないと生きていけませんね。
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  2010.11.5 Fri   【[photos]欄 更新】
10/28〜11/2の写真、アップしました。
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  2010.11.5 Fri   秋の夜に相応しい浩子さんの心地の良いステージ
▶昨夜はウィリアムス浩子(vo) さんと 近藤和彦(as) 後藤浩二(pf) 上村信(b) 高橋徹(ds)
さんのメンバーでしたが改めてご紹介します。ピアノの後藤さんは名古屋在住ですが、
この夜の為にやってきてくださいました。とてもの繊細で美しいタッチのピアノで
浩子さんのお気に入りです。肺の手術をした上村さんもすっかり元気になり、
しっかりしたベースサウンドでした。近藤さんは曲のアレンジをするなど、ずっと
浩子さんをサポートしています。高橋さんは浩子さんとは初めてでしたが、歌を
聴きながら丁寧なサポートぶりでした。
▶浩子さんの昨夜の出で立ちは、黒のサテンのミニワンピースに黒のストッキング、
そして黒のヒール…と、黒の中にアクセサリーが光り輝いてとてもシックでした。
そして1st.セットには海老沢一博さんが、2nd.セットには岸田恵士さんが飛び入り。
ひと晩に2人のドラマーが聴きにいらして飛び入りするのも珍しい事です。
浩子さんは、それぞれのドラマーを優しく紹介し、気持ちよくステージに呼び込んで
歌いました。ミュージシャンシップですね。
▶1st.stage…♪Tee For Two ♪Softly As In A Morning Sunrise、ルンバのリズムで
♪Flamingo、ピアノとフルートとヴォーカルでバラード♪Mona Lisa、♪雨にぬれても
(Raindrops Keep Fallin' On My Head)、♪Nearness Of You、近藤さんアレンジの
♪Blue Moon、海老沢さんが飛び入りして♪Just In Time。
▶2nd.stage…岸田さんを呼んで♪Lullaby of Birdland ♪A Time For Love
♪Sentimental Journey、近藤さんのフルートをフィーチャーして♪Close To You、
♪I Cried For You、♪I Loves You Porgy、♪Bye Bye Blackbird、アンコールは
♪Good Life。秋の夜がしっとり更けていくいい感じでした。
▶彼女のMCでのお話…岩浪洋三さんの紹介で四国の松山に初めて行き、鯛のお刺身が
こんなに美味しいことを初めて知った、と。それはそれとして、会場となった
「正岡子規記念館」には大勢の芸能人のノボリが立ててあって、彼女のものも
あるらしいのですが、「字が間違っていて…」。松山にいらっしゃる方、あるいは
近くにお住まいの方、ぜひ確認してみてくださいね。
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  2010.11.6 Sat   バランスの良い心地よいサウンド、佳子さんトリオ
▶佐藤慎一(b) 岡部洋一(per) さんと一緒の、久しぶりの木住野佳子さんのトリオ。
佳子さんは、黒のサテンの半袖ブラウスに、ベージュのミニスカートに黒いブーツ。
手足が長く、美しくすっきりとした姿でピアノに向かい、佐藤さんと岡部さんに
アイコンタクトを送ってコミニケーションをとりながらのステージ。オリジナル曲と
お馴染みの曲で、佳子ワールドを繰り広げました。
▶久しぶりの出演でファンも多い彼女の金曜のステージ、当然客席は満席に…と
思いましたが…彼女といえども不況には適わないのでしょうか。でも、多くの男性の
お客さまが聴き惚れ、彼女の世界を堪能されました。私は、慎一さんのベースを
久しぶりに聴いたのですが、音色がとても良かったです。
▶1St.Stage…C.ジョビン♪Red Blouse、佳子作品♪ジェラシー、B.エバンス
♪Waltz For Debby、ビートルスの♪And I Love Him、フォーレ作♪シチリアーノ、
佳子作♪Bossa De Funk、♪Con Passione。
▶2nd.stage…サイモンとガーファンクルの♪スカボロフェアー、佳子作♪雪待月、
♪凛嶺、そして同じく、自然に出来た曲なのでアルバムタイトルにしたという♪Face、
C.ジョビン♪Aqua De Beber、佳子作♪極楽鳥、M.ナシメント作パーカッションの
ソロが入った♪Vera Cuuz、アンコールは♪One Note Samba でした。
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  2010.11.7 Sun   ほほえましいリレットさん親子の共演ステージ
▶土曜の夜は リレット(vo) エミリー(key,vo) さん親子と、ジョナサン・カッツ(pf)
吉田豊(b) 福森康(ds) さんのバック。現在、鹿児島で「リレット」という
ジャズクラブを経営しているリレットさんが、オーディッションで上京して
当店に出演するようになって、もう20年が経ちました。その頃、小学校に
入学したばかりだったエミリーちゃんが、もう成人して、こうして母譲りの
きれいな声で歌う…私は思わず涙がこぼれました。
▶エミリーさん、今は東京で音楽の勉強中ですが、将来は鹿児島でお母さまの
お店を継ぐ、とMCでも言っていましたが、親孝行で心の優しいお嬢さんです。
客席は、お二人のお知り合いが大勢応援に駆け付けてくださって、話もはずんで
いらっしゃいました。
▶ドラムスの福森さんも鹿児島出身ですが、東京でさまざまなバンドから引っ張り
だこの忙しさで、将来有望なドラマー。私が気に入って今回お願いしたのですが
偶然エミリーさんのお友達でした。ほほえましい親子の共演を、みなさん
楽しみながらサポートしていらっしゃいました。
▶1st.stage…インスト2曲の後、リレットさん登場。♪Charade、♪For All We Know、
エミリーさんに替わってキーボードを弾きながら♪Lovin' You、♪Over The Rainbow、
リレットさん♪Fly Me To The Moon。
▶2nd.stage…インスト2曲の後、リレットさん♪The Man I Love をアップテンポで。
世界の幸せと平和を祈り♪What A Wonderful World、その後エミリーさんの
♪Feel Like Makin' Love、歌うのはまだ生意気かもしれないと言って♪On A Cler Day、
そして♪青い地球 を弾き語り。これは、チベットの戦争の報道写真に衝撃を受けて
作詞作曲したということで、感情のこもった日本語の歌に店内はシーンとなりました。
その後、親子でスパンコールの帽子をかぶり、エミリーさんが♪ハッピーバースディを
歌いケーキも登場。実はリレットさんのお誕生日だったのです。最後は、リレットさんが
♪Going Out Of My Head を歌い、温かい親子共演ステージが終演しました。
親子共演ていいですね、また聴きたいと思いました。
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  2010.11.8 Mon   今月から始めた新しい試み【Sunday Special】
▶市原康(ds) 森泰人(b) 福田重男(pf) さんのトリオッ。このトリオ5作目の
アルバムは、当店でライブレコーディングされた「LIVE」。その発売ツアー、
初日のライブが行われました。当店を皮切りに、これから全国12ヵ所を
レンタカーで回ります。
▶客席にはこのトリオッのファンの方が大勢応援にいらして、CDもお買い上げ
いただきました。福田さんの9歳のお嬢さんが、店内でCDを持って回り、
可愛い宣伝役をしました。ちなみに彼女は、いろんな英才教育を受けていて、
フランス語と英語ができ、ピアノとバレエも習っている大変優秀なお嬢さん。
のちほどご紹介します。
▶1st.stage…♪Invitation、森作♪To Staffan、福田作♪Spring=8、
♪When Lights Are Low ♪It's Only A Paper Moon。
▶2nd.stage…福田作♪Reverence…クラシックバレエなどで行う丁寧な挨拶
のこと。お嬢さんがそのポーズをとって見せ、お客さまに大受けでした。
♪All The Things You Are、森作♪Le Temps Retrouve…フランス語です。
MCの市原さんがうまく読めないでいると、すかさずお嬢さんがいい発音で読み
紹介してくれました。「過ぎし日の思い出」という意味だそうです。
♪What A Difference A Day Made、♪My Ship、♪Love Is Here To Stay、
アンコールは♪Relaxcin' At Camarero でした。
▶驚いたのは終演後です。お嬢さんがピアノを弾いて良いかと私に聴くので、
どうぞと言うと、暗譜でクラシックを弾き始めたのですが…小さな手なのに
上手いこと!そのタッチの素晴らしさ!大人たちは茫然としながらも
聴き惚れました。私も大変ビックリしました。
▶さらに、演奏を聴きながら絵も描いていましたが、それがまた、可愛くて
面白い絵!私はサインをしてもらって持ち帰ったほどです。おかれた環境で
柔らかい子供のアタマは何でも吸収する力を持っているんですね。将来が
楽しみというより、末恐ろしいほどのお嬢さんです。
▶和やかで楽しい夜が終り、仲良しトリオは今日からツアーに出発しました。
今CDがショップではほとんど売れない時代になりました。ミュージシャンは
「行商」をしなければなりません。毎日移動しながらですから体力と精神力が
勝負。昔のようにツアーでお酒をたくさん飲んだら、たちまち持たなく
なりますから、健康管理も大変です。
▶しかも最近は不況のせいで、交通費も自前。経費節約のためクルマで回る
人も多くなりました。そのあたりもお察しいただいて、CDのお買い上げ、
よろしくお願いしますね。
▶追記
Sunday Special、という新しい試みでしたが…演奏の始まる前のディナー
タイムやステージの合間にみなさんお食事を楽しまれ、終演時間もいつもより
早い時間で、ゆっくりと日曜の夜を楽しく過ごされ、お帰りになられました。
来月のSunday Special は12月26日、伊藤君子さんのCD発売記念です。
ぜひお越しください。
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  2010.11.9 Tue   【[photos]欄 更新】
11/3〜11/7のステージ写真、アップしました。
ご覧ください。
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  2010.11.10 Wed   小曽根さんが応援に…片岡さんの記念ライブ
▶昨夜は、片岡雄三クァルテットの2枚目のCD発売記念ライブ。クァルテットの
メンバーは、ユーモラスなMCが人気の 片岡雄三(tb) さんと、吉岡秀晃(pf)
楠井五月(b) 江藤良人(ds) さんです。お店の階段を下りて行くと、素敵なお花が
雄三さん宛に贈られて来ていました。送り主は小曽根さんご夫妻から。ご自分の
オーケストラのメンバーである片岡さんへのお心ずかいです。いつもながら
感心します。
▶9月にリリースされたCDの売れ行きは好調のようですが、昨夜は火曜日で
ちょっと寂しい客席でした。雄三さんはお知り合いにメールをしたそうですが
皆さんご都合がつかなかったそうで…。でもいつものようにユーモラスなMCで
楽しいステージでした。
▶1st.stage…♪I'm Getting Sentimental Over You、♪Bove's Samba、
尺取り虫が動いている様子が曲になったF.ウォーラー作♪Jitterbug Waltz、
バラード♪The Very Thought Of You、片岡さんの作品でアップテンポの
♪Esprite。
▶休憩中に、お花だけでなく小曽根さんご夫妻ご本人が応援にいらっしゃり、
皆さんびっくりするやら、嬉しいやら。中央の席にお座りになってお食事され、
しっかり演奏を聴いていらっしゃいました。そして1曲、演奏もされました。
お忙しいのに心優しいですね。一流になる人は、やっぱり違います。
▶2nd.stage…C.ポーター作♪In The Stealing Of The Night、C.ジョビンの
♪A Felicidade、片岡作品のバラード♪Rain Garden はピアノとのデュオで。
ここで小曽根さんを呼び上げて♪All The Sings You Are。さすがスピード感が
たまらないですね。レギュラーメンバーで、片岡作♪Tukish Train、
サンバのリズムで♪Day By Day、アンコールは、♪All The Way…と
CD収録曲を全て演奏されました。片岡さんは、小曽根さんから贈られた
素敵なお花を、嬉しそうに大事そうにお持ち帰りになりました。
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  2010.11.11 Thu   久しぶりの賑わい、TOKUちゃんのステージ
▶TOKU(vo,flh)ちゃんと 柴田敏弥(pf) 楠井五月(b) 福森康(ds) 吉田智(g) さん。
これまで圧倒的に女性客が多かったTOKUちゃん、なぜか昨夜は男性客の方が
多かったように思います。中にはお父さまと息子さんでいらして、合席された
カップルと意気投合しているテーブルもありました。
▶久しぶりに見たピアノの柴田さんの髪型がまた替わっていました。とても面白い
髪型ですが似合ってましたよ。吉田さんはいつものように爽やかでおちついた感じ。
TOKUちゃんよりひと回り若い楠井さんと福森さん…とにかく若くてイケメン揃いで、
サウンドもとても良かったと思います。演奏では、時々TOKUちゃんがイタズラ心を
出してもみなさんしっかり受けて立ち、客席からは笑いがこぼれて、和やかな
ステージが繰り広げられました。
▶1st.stage…♪Rock With You ♪Night And Day ♪Moonlight Serenade、
インストで♪There Is No Greater Love 、♪Where Abouts ♪They Can't Take
That Away From Me ♪Three Views Of A Secret
▶2nd.stage…♪Teach Me Tonight、インストで♪For The Foundation、
2年半TV-CMで流れた♪She、途中でTOKUちゃんがイタズラを仕掛けた♪Tight、
TOKUちゃんの作品♪Again、ベースのしっかりしたサポートをバックにヴォーカルで
♪Fly Me To The Moon、♪Nostalgics ♪Kiss Of Life、アンコールは
♪Our Love Story〜♪Smile。最後は、一緒に客席の皆さんも歌う和やかさとともに
ステージが終了しました。
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  2010.11.12 Fri   新鮮なサウンンド、お仲間たちも大勢応援に…
▶昨夜は、マヤ・ハッチ(vo) さんのデビュー1周年を記念して、そのライブが
黒田卓也(tp) 熊谷泰昌(pf) 川村竜(b) 山内陽一郎(ds) さんのメンバーで行われました。
マヤさんがNYのニュースクール大学でジャズの勉強をし、卒業して直ぐ、
日本でCDデビューしたのがちょうど1年前なのです。
▶日本に住むようになったのは、BSフジの子供番組「ポンキッキの歌のお姉さん」に
抜擢されたため。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、明るくて気持の優しい
子供が大好きな可愛いいお姉さんです。身体はスリムで小柄ですが、とても心地いい
声質で、作詞もアレンジもなさる才媛です。
▶黒田さんはニュースクール大学の同級生でNY在住ですが、ちょうど帰国中で
応援出演です。全体のサウンドに活力を与える素晴らしいトランぺッターです。
メンバー全員が若いだけあって、サウンドが新鮮でアレンジもカッコ良く、
お客さまは大いに楽しまれたようです。お客さまの中には、大学の同級生で、
今、日本のさまざまな分野で活躍しているお仲間たちが大勢応援にいらして、
大学時代の話に花が咲いていらっしゃいました。
▶1st.stage…インストで熊谷さんの作品♪Wating For Him、マヤさん登場し
♪There Will Never Be Another You ♪Open Your Eyes、♪You Can Fly
黒田さんが入って♪I'm Beginning To See The Light ♪Willow Weep For Me、
不思議なアレンジの♪Someday My Prince Will Come、マヤさんの作詞になる
♪Beautiful Seeds Grow は、花に水が必要なように人間には愛が必要…
といった内容です。
▶2nd.stage…インストで黒田作品♪Blue Tomato、マヤさん登場し
♪My Funny Valentine ♪Round Midnight、♪Chase The Path、
♪Follow Your Heart、♪My Foolish Heart、黒田さんが、ハーレムの今は亡き
ジャンキーなピアニストに捧げた曲にマヤさんが詞をつけた♪You're Training
To Leave Me、♪This Can't Be Love、アンコールはCDタイトルでもあり
素直なアレンジでもある♪Someday My Prince Will Come。皆さんが、
名残惜しそうにお帰りになられたのが印象的でした。
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  2010.11.13 Sat   金曜の夜がもったいない、そんな今日この頃
▶NYから帰国したばかりの素晴らしいリズム隊を迎えて、マーヤさんも亮さんも
楽しみながら演奏していた昨夜のステージ。メンバーはグレース・マーヤ(vo,pf)
さんと 荻原亮(g) 中村健吾(b) 奥平真吾(ds) さん。
▶それにしてもかっての「花金」はどこにいったの?…そんな感じの寂しいお店。
金曜日には人気の高いミュージシャンを選んでスケジューリングしているのですが…
特にこの9月以降、もったいない気がする金曜の夜。もともとライブハウスは
週末金曜が掻き入れなのに…頭も痛い金曜の、今日この頃です。
▶明るい人柄のマーヤさん、健吾さん真吾さんともコミュニーケーションが
よくとれた演奏でホントに素晴らしいステージだったのに…ブログの筆も
進みません。愚痴を言ってもはじまらないですね。
▶1st.stage…♪Old Devil Moon ♪Them There Eyes ♪All or Nothing At All
♪Comes Love、フランス語で歌った♪Autumn Leaves、美しいピアノで
バースから入った♪Poor Butterfly、健吾さんがアルコ(弓)でソロをとった
♪I Love Being Here With You。
▶2nd.stage…♪All Blues ♪Bye Bye Love ♪Polkadots And Moonbeams、
ギターとヴォーカルのイントロから♪Angel Eyes、ドラムソロから♪Caravan、
日本の学校に通った経験のないマーヤさんですが彼女が好きな童謡という
♪赤トンボ をピアノソロで。ピアノから離れて♪Allright Ok You Win、
アンコールは弾き語りで♪Geogia On My Mind でした。
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  2010.11.15 Mon   【メール予約、受付はじめました】
いつもここを訪れていただいて、ありがとうございます。
▶インターネットによるご予約受付、はじめました。
メール予約についての詳細は
カテゴリー[Information]欄の|ご予約|をご覧ください。
(スケジュール表の上部からもリンクされています)
主な注意事項は、
1、スケジュールページ出演者欄の「メール予約」からのみ受付
2、前日および当日のご予約、ご質問お問い合わせは、お電話でお願い、
の2点です。もちろんお電話によるご予約は従来通り受け付けております。
よろしくお願い致します。
▶お得な「セットメニュー」が、初冬バージョンになりました。
こちらもよろしくね。
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  2010.11.15 Mon   大成功、大満足の初顔合わせのステージ
▶週末土曜は、ティファニー(vo) さんと初顔合わせの辛島トリオ、メンバー、
辛島文雄(pf) 安田幸司(b) 小松伸之(ds) さん。辛島さんはここ20年ほどヴォーカルと
一緒に演奏する事はありませんでした。ずっと以前は伊藤君子さんらと演奏して
いらっしゃいましたが、その後はピアノトリオに専念し、特に若いミュージシャンを
起用して、彼らを指導育成してきました。当夜のメンバー、安田さん小松さんも
その中のひとりです。
▶でも最近は特に、ピアノトリオだけだと客席が寂しく、必然的にトリオは週初めに
スケジューリングする事が多くなります。私は、辛島さんをもっとたくさんの方に
聴いてほしくて、辛島さんに、あなたにピッタリ合う思うシンガーがいるけど…
と歌伴のお伺いをし、今回の初顔合わせが実現しました。
▶ティファニーさんには、例えばエルビン・ジョーンズのバンドに5年間在籍していた
ことなど辛島さんの経歴をお話しし、辛島さんには、とても良い声の正当派のシンガーと
紹介させていただきました。結果、大成功で、素晴らしいステージが実現!!
客席は満席になり、たまたまいらした多くの外人も絶賛して、皆さんおおいに楽しまれ、
初めて聴いた方などにはCDもお買い上げいただき、いい週末の店内になりました。
▶1st.stage…インストでサム・ジョンーズの♪Unit 7、B.エバンスの♪Two Lonly People
♪Speak Low、ティファニーさんが入って♪It's Only A Paper Moon、ボサノバで
♪Qwest Night、♪Someday My Prince Will Come、ミディアムテンポのラテンで
♪Green Dolphin Street、感情込めてバラード♪Cry Me A River、サンバで♪That's All。
▶2nd.stage…インストで♪Dolphin Dance、♪Dolphin、♪Bird Like、
ヴォーカルが入って♪This Can't Be Love、♪Moonriver、♪Fly Me To The Moon、
ボサノバ♪A Girl From Ipanema、アップテンポで♪It Could Happen To You、
バラード♪Misty、♪Bye Bye Blackbird、アンコールではお客さまも手拍子を打って
♪Route66。ティファニーさんも辛島さんも、ぜひまた共演しましょう、と、
お帰りになられました。ブックした私も、大満足の夜でした。
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  2010.11.16 Tue   新曲も披露され、新鮮で楽しいステージ
▶この秋一番の寒い雨の週明け、月曜日の夜とあって、客席は寂しかったのですが、
美人ミュージシャンが二人いる《横山達治 スペシャル プロジェクト》、メンバー
横山達治(per) 山下弘治(b) トミー・キャンベル(ds) さん、そして 里見紀子(vln)
福井ともみ(pf) さんのファンの方がおみえになり、ミュージシャンは張り切って
演奏していらっしゃいました。
▶雨の日は、楽器のケアーに細心の注意がいります。ピアノはもちろん、ベースも
ヴァイオリンも、木でできているので湿気の多い日はコンディションがあまり
良くないのです。特に木と皮で出来ているパーカッションは、楽器を運ぶのも大変。
濡らすと音が出なくなりますから。昨夜もそんな悪条件でしたが、みなさんとても
楽しそうに演奏し、紀子さんのヴァイオリンをフィーチャーしてのトミーさんの
新曲も聴かせてもらえて、新鮮なステージでした。
▶1st.stage…♪You Are The Sunshine Of My Life、♪Mambo In、
♪You've Changed、トミーさんの新作♪Musician Talk、♪Andalcia。
▶2nd.stage…♪Elinan、♪G線上のアリア、♪Overjoyed ♪Close To You、
♪Yatra-ta、アンコール♪Wave。ジャズは、同じ曲でも演奏する場所や時によって、
違う音楽になります。そんなジャズならではの面白さを楽しめたステージでした。
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  2010.11.17 Wed   見事なバランスの素晴らしいクァルテット
▶メンバー、近藤和彦(as) 今泉正明(pf) 上村信(b) 大坂昌彦(ds) さんのクァルテット。
このクァルテットはリーダーである近藤さんのオリジナル曲を主に演奏するのですが、
根強いファンがいらして、毎回、馴染みのお顔がカウンターに並びます。
女性ファンが多いようです。
▶先月は上村さんがお休みで、中村健吾(b) さんが代役を務めましたが、昨夜は
見事復帰した上村さん。手術を受けた傷がまだ痛いそうですが、これは治らないそうで
ご本人はだいぶ慣れたとのことでした。そんな事を微塵も感じさせないベースらしい
ベースの響きでした。
▶全メンバーが粒揃いで、音楽に対する情熱や志向が同じなので、とてもバランスがとれ、
気持ちのいい演奏です。そういえば、東北方面のツアーで、秋田で竜巻に遭遇したそうです。
被害がなくて良かったですね。
▶1st.stage…スタンダード曲♪Star Eyes、近藤作品♪A Day In Delhi ♪Skeptical Thinking、
箱根の紅葉を見て作曲したというバラード♪Under The Dim Light、ケニーカークランドに
捧げた♪From Doctor。
▶2nd.stage…C.パーカーの♪Segment、近藤作品♪Blues For Salvador はフラメンコの
リズムで、題名がまだなく今年9月12日 に作ったという♪思いっきりジャズらしい曲、
C.ジョーンズのバラード♪The Midnight Sun Will Never Set、近藤作品アップテンポの
♪E-Z Pass、アンコールは遊びに来ていたTOKUちゃんと佐藤慎一(b) さんが入って
♪Bye Bye Blackbird で終了しました。
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  2010.11.18 Thu   ピアノがギターに代わったけれど素晴らしい演奏
▶予定のメンバーは、井上ゆかり(pf) 向井滋春(tb) 近藤和彦(as) 山下弘治(b)
安藤正則(ds) さんのクィンテットでしたが、井上ゆかりさんが熱を出してしまい、
代わりに向井さんが急遽お願いした 道下和彦(g)さんになった昨夜のステージ。
▶ほんの1時間ほどのリハーサル、しかもメンバーそれぞれが持ち寄る
オリジナル曲も多いのですが、そこはさすがプロですね。本番ではピアノの
代わりにギターがしっかりと演奏されました。また、向井さんのご希望による
近藤さんとの2管フロントは初めてでしたが、美しい音色でコミニケーションも
よく取れた、聴き応えのある素晴らしいサウンドでした。
▶1st.stage…♪Like Someone In Love、♪Blues Connotation、バラード
♪You've Changed、近藤作品♪A Day In Delhi、向井作品♪Subconscionsness。
▶2nd.stage…向井作♪Setembro ポルトガル語で9月の意味、山下作♪Dear Frend、
懐かしい感じの♪Do You Know Miss New Orleans、JJジョンソンの♪Lament、
AC.ジョビンの♪Felicidade。
▶寒い雨降る水曜日でお客さまは少なかったのですが、素晴らしいステージでした。
次回は来年2月17日、3管での出演です。乞う、ご期待ですね。
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  2010.11.19 Fri   いろんな意味で「寒い」夜も熱く萌えたステージ
▶トミーさんの《オルガン-アイズ セッション》河合代介(org) ハル高内(g)
レイモンド・マクモーリン(ts) トミー・キャンベル(ds) さんです。相変わらず
客席はガラガラで、お店に出た私の顔を見たときのトミーさんの済まなそうな
眼がとても印象的でした。冷たい雨も上がったので期待していたのですが…
▶私としても150キロもあるオルガンを、奥様と一緒に搬入・搬出なさる
河合さんのことを思うと申し訳なくて…心苦しいばかりです。でもみなさん
そんなことは気にしないで、ファンキーでハッピーなステージを繰り広げ、
最初から終演までいらしたお客さまも存分に楽しまれたようです。
▶レイモンドさんは素敵なスーツとネクタイで決めていました。昔のジャズ
ミュージシャンは、ほとんどがスーツ姿で決めていましたよね。世の中に
フュージョンが流行り出した頃でしょうか、ジーパンやカジュアルな服装で
ステージに立つようになったのは。レイモンドさんはプレイも素晴らしいですが、
実に気持のいい立ち姿でしたよ。
▶1st.stage…オルガンとドラムスで♪Somewhere In The Night
♪How High The Moon、ギターが入って♪In Your Own Sweet Way、
サックスが入って♪Softly、♪Can't Take My " Organ-Eyes" Off You。
▶2nd.stage…オルガンとドラムスで♪Poinciana、ギターが入って
♪A Real Goodun'、サックスが入って♪Musician Taik、♪Joshua、♪Europa、
♪Stars Fell On Alabama、♪Tone Wheel ♪You Make Me Feel Brand New。
▶途中から、お酒が入っていい気持になったお客さまの掛け声がお店に響き、
盛り上がりましたが…寂しい客席にも関わらず、いつも楽しいステージを
繰り広げてくださるミュージシャンに、感謝しないではいられない夜でした。
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  2010.11.19 Fri   【[photos]欄 更新】
11/9〜11/16のステージ写真アップしました。
スタッフの都合によりスナップショットできない夜もあります。
ご了承ください。
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  2010.11.20 Sat   金曜の夜に相応しいペコちゃんの楽しいステージ
▶伊藤君子(vo) さんと、中村健吾(b)セシル・モンロー(ds)さんのベテランメンバーと、
24歳という若さの 若井優也(pf) さんで、ベテラン達も楽しんで演奏した金曜の夜。
若井さんはペコさんとぜひ一度…と言っていただけあって、彼女の歌をよく理解し、
いいサポートの初共演でした。ペコちゃんは濃いグレーの(サテンかな)ノースリーブ
のドレスでシックに決め、冗談を言いながら、リラックスした楽しいステージを
繰り広げました。
▶1st.stage…は、お月様特集です。さすがエンターティナーですね、いつも何か
アイディアのあるステージです。♪Old Devil Moon ♪Moonlight In Vermont
♪Moon River ♪Moonglow ♪Paper Moon ♪Fly Me To The Moon。
そして、武満徹作♪Mi-yo-ta、♪I Cried For You。
▶2nd.stage…♪Speak Low、♪I'm Coming Home Again、♪All Of Me、
久しぶりに聴いた♪Sophisticated Lady、♪On A Clear Day、♪Let It Be Me、
♪No More Blues、アンコールは、お馴染み♪Follow Me。
▶お客さまの中に若いフランス人の男性が2人いて、とても熱心に聴いていました。
最初のセットが終ると一旦お店を出られたのですが…とても感動されたようで、
2nd.セットに戻ってきて、ミュージシャン全員のサインを求めていらっしゃいました。
ハワイからも聴きにいらした方がいて、この方も感動してCDもお買い上げになり、
サインをしてもらって大層喜んでいらっしゃいました。
▶若い人にいろいろと伝えるのも先輩ミュージシャンとしての努めだと思いますが、
ペコちゃんは終了後、自分がピアニストに求めていることを優しく若井さんに
話しているのが印象に残りました。次回の共演が、また楽しみです。
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  2010.11.21 Sun   コンピューターを駆使した進化するジャズ
▶久々の【Body&Soul スペシャル】は、昨年も日本でツアーし話題を呼んだ
《マルファンクション・アラバイ》ボリス・コズロフ(b) シーマス・ブレーク(ts)
ドナルド・エドワード(ds)さんです。今年も当店がツアー初日で、地方からも
聴きにいらした方もいて、客席はまあまあの状態でした。
▶ステージには、コンピューターが3台セットされ、足下には音質が変わる
装置をセット。生音はドラムだけでしたが、ピアノレストリオとは思えないほど
色々な音色の音が聞こえました。機械オンチの私は、さまざまに変化する音を
不思議な感じで聴きました。
▶演奏は全てオリジナル曲でしたが、気を使ってくれたようで コンピューター
サウンドの♪Body And Soul を聴くことが出来ました。ボリスさんはベルリン出身、
シーマスさんはカナダ出身、ドナルドさんはニューオリンズ出身…そんな3人が
NYで出会い、新しいジャズを創作するのも時代の流れでしょうか。
▶ジャズも時代とともに進化しているようで、4ビートしか聴かない人には、少々
きつかったかも知れません。でも私は、いろんなスタイルのジャズがあっていい
と思いますし、リズムがはっきりとしていて楽しめました。次回はどんなアイデア
を携えて来日するのか楽しみです。
▶1st.stage…3人の共作ミディアムテンポの♪Improv 、シーマス作アップテンポ
♪Duck Fat、ミディアムテンポ♪Forecast、バラード♪Body And Soul、シーマス作
アップテンポ♪G M J。
▶2nd.stage…マイケル・ブレッカーに捧げたボリス作♪The Fallen、シーマス作
♪No Wonder、ボリス作♪KK Strutt、ボリス作♪Oi Letel Povlin、C.ミンガスの
バラード♪Good-bye Pork Pie Hat、シーマス作♪Zydeco。最後、最初にやった
♪Improv はどんどん発展していきました。
▶ドラムを叩くのが大好きな私の孫のレイちゃん(4歳3ヶ月)も聴きに来ましたが、
初めは真剣な顔で集中していましたが、ドラムのすぐ脇の席で音が大きすぎて
疲れてしまったのか…1時間しか持ちませんでしたが、私には刺激的な夜でした。
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  2010.11.23 Tue   セクシーで、気持ちのいいデュオサウンド
▶昨夜は、鈴木央紹(ts) さんと若井優也(pf) さんのデュオで、激しい雨の中、
央紹さんの誕生日ということもあって大勢のファンがおみえになりました。
央紹さんと優也さんはとても相性が良く、優しく綺麗なセクシーサウンドに
ほとんど女性客だった客席のみなさん、酔いしれたようです。
▶1st.stage…D.エリントンの♪Warm Valley、B.エヴァンス ♪Show Ttype Tune、
B.エヴァンス ♪Very Early、♪When Sunny Gets Blue、♪Who Can I Turn To ?
▶2nd.stage…、バラードでB.エヴァンス♪Time Remember、J.ヘンダーソンの
♪Serenity、M.デビス♪Mils Tone、バラード♪Never Let Me Go、
♪Long Ago And Faraway。アンコールは、♪Stardustでした。
▶1st セットの後、まだまだ精進しなくては…と言っていた優也さんに、
イントロがとても良かったことを伝えたのですが、まだまだ勉強しなくては…と。
これから先が楽しみな心がけですね。
▶終了後には、たくさんのお客さまから央紹さんにプレゼントが手渡されました。
ワインのプレゼントが多かったようです。外はまだ激しい雨でしたが、央紹さんは
とても嬉しそうに持って帰られました。央紹さん!38歳の誕生日おめでとう!
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  2010.11.24 Wed   残念な思いの中、ジャズスピリットを堪能
▶勤労感謝の祝日の夜《THE FORCE》真吾さんがこの7月に帰国してから、
納得いくまで厳選したメンバー、奥平真吾(ds)宮川純(pf)須川崇志(b)太田剣(as)
さんのユニットです。23歳になったばかりの宮川さん。バークレーを卒業後
しばらくNYで修行して帰国した須川さん。そしてアルトとソプラノサックスの
名手太田さん…素晴らしいメンバーです。
▶当店出演も回を重ねるごとに、ジャズスピリットが遺憾なく発揮され、当店の
スタッフもすっかりこのユニットの大ファンになっています。それで少しでも
多くの方に聴いていただきたい、と、スタッフがツィッターでつぶやいたり
メールや電話で呼びかけたのですが…祝日のせいか客席は埋まりませんでした。
スリリングでスピード感とグルーブ感の豊かな素晴らしい演奏のステージを
でも、みんな残念な思いとともに堪能しました。
▶1st.stage…奥平作品♪Maconde、♪Alone Togerher、♪Theme For Ernie、
奥平作♪Fields of Sisal、益田幹夫さんの作品♪Mbalishu。
▶2nd.stage…♪I'v Never Been In Love Before、W.ショター作宮川編曲
♪Infant Eyes、真吾さんが在籍していたバンドのK.ギャレット作♪Computer G、
コルトレーンバージョンの♪Body And Soul、ライブ盤に入っている
♪Taurus People、アンコールは♪Autumn Leaves。
みなさん、来月はぜひ、お聴き逃しなく。
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  2010.11.25 Thu   日本人離れしたグルーブ感を楽しんだデュオ
▶独自の世界を持つ大野えり(vo) さんと、今最も期待されている若手の
ピアニスト、若井優也(pf) さん。実は優也さんが初めてヴォーカリストと
共演したのが、えりさんでした。その時、歌伴は慣れないと難しいので
心配でしたが、見事な歌判でしたので、私は伊藤君子さんにも推薦。
そしたらご自分でもぜひ共演したいということで、今月伊藤君子さんとの
共演が実現した経緯があります。
▶一般的に、若いミュージシャンは曲をたくさん知らない人が多いのですが、
優也さんはスタンダード曲をとてもよく勉強されています。昨夜のデュオは
見事なコンビネーションで、素晴らしいステージでした。
▶えりさんの歌は、リズムも音程も声も大変よくコントロールされ、
グルーブ感も素晴らしい、日本人離れした世界に通用するシンガーだ、と、
昨夜も思いました。客席は寂しかったのですが、私は満足でした。
えりさんは、どんな時にも胸を張って太陽に向かって歩こう、と常々思って
いるそうで、最近は歌う事が楽しくて幸せを感じると。だから人の心に届く
歌が歌えるのですね。私も見習わなくっちゃ。
▶1st.stage…♪Just In Time、♪Old Devil Moon、情感のこもったバラード
♪The Very Thought Of You、えりさんの作品♪In Time Of The Silver Rain、
♪The Good Life、バラード♪Good Morning Heartache、♪This Can't Be Love。
▶2nd.stage…♪Stardust、ビートルズの♪Blackbird〜Bye Bye Blackbird〜
Blackbird に戻る、♪One Note Samba、バラード♪You've Changed、
♪I Thought About You、えり作♪Walkers With The Dawn、 アンコールは
えりさんの♪La,La,La You Are Mine を、みんなで大きな声で、ラ、ラ、ラと
合唱し、気持ち良く終了しました。
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  2010.11.26 Fri   【[photos]欄 更新】
11/17〜11/24までのステージ写真、アップしました。
ごらんください。
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  2010.11.26 Fri   ファンで賑わった今年最後のフロントページ
▶三木俊雄さん率いる《フロントページ オーケストラ》昨夜は今年最後ということで
ファンの方々が大勢いらっしゃり、お店は久しぶりの賑わい。ミュージシャンたちも
嬉しそうで、心地よい生音のハーモニーが店内に響き渡りました。
▶三木さんは、ご自分の曲をアレンジするのはもちろん、人の曲もこのユニット用に
アレンジすることもあって、1度演奏してみてしっくりこないとアレンジし直したり、
メンバー全員に公平にソロをとらせることを考慮したり…10人編成のオーケストラを
率いて続ける苦労は大変なようです。でも、うまくいった時の喜びも10倍ですから、
苦労のしがいもあるようです。
▶昨夜はドラムスが若い柴田さんに変わり、みんなの音を聴きながら譜面も見ながら、
きれいなタッチで一生懸命サポートしていました。客席にはご両親も聴きにいらして
張り切っていました。将来が楽しみなドラマーだと思いました。
▶1st.stage…♪Stop And Go ソロをとったのは、片岡雄三(tb) 福田重男(pf)
三木俊雄(ts)さん。♪Moonflower ソロは福田重男(pf) 奥村晶(tp) さん。
♪Escher's Vision ソロは山岡潤(euph) 浅井良将(as) さん、♪If I Told A Lie
ソロは浜崎航(ts) 山岡潤(euph) 上村信(b) さん。♪Quantum Leap ソロは
松島啓之(tp) 片岡雄三(tb) 三木俊雄(ts) 柴田亮(ds) さん。
すべて、三木さんの作・編曲です。
▶2nd.stage…浜崎作♪Thetis ソロは福田重男(pf) 松島啓之(tp) 浜崎航(ts)、
スペインのサックス奏者Perico Sambert 作の♪Matilda (Long Version) ソロは
片岡雄三(tb) 福田重男(pf) 三木俊雄(ts) さんで、これは何回も書き直したようです。
イントロが素晴らしいベースから始まった上村作♪The Last Phase Of The Moon
ソロは松島啓之(tp) 浅井良将(as) さん。
▶そして時節柄、クリスマスソングはメルトーメの♪The Christmas Song で、
年に1度しか演奏しないということでこれも今回書き直したそうです。
三木作♪Stepping Stone ソロは奥村晶(tp) 浜崎航(ts) 柴田亮(ds) さん。
アンコールは三木さんの作品♪Easy As A Pie ソロは浅井良将(as)さんでした。
お客さまはみなさん最後まで楽しく聴き入っていらっしゃいました。
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  2010.11.27 Sat   心地よく店内に響いたブラジルサウンド
▶チャリート(vo) さんと、当店久〜しぶりの 中川昌三(fl) さん、小畑一彦(g)
坂井紅介(b) パウロ・ヴァルガス(per) さんの金曜の夜。
チャリートさんはブラジル音楽が大好きで、「Non-Stop To Brazil」という
タイトルのCDを、本場ブラジルでブラジルのミュージシャンたちと
レコーディングしリリースしているほど。今回は、音大の教授でもある
中川さんに参加していただいてのステージです。
▶中川さんは、曲に合わせて3本のフルートを吹き分けて演奏。フルートが
入って大変心地いいサウンドになりました。チャリートさんも、大好きな音楽
だけあって肩の力も抜けリラックスして歌っていらっしゃいました。客席には
ブラジル人もいらして、おおいに楽しんでいらっしゃいました。
▶1st.stage…インスト2曲の後チャリートさん登場、♪Non-Stop To Brazil
♪A Certain Sadness、♪Acaso、セクシーな曲♪Love Dance、♪The Island、
♪Come Fly。
▶2nd.stage…インスト2曲の後ヴォーカルが入って♪Who's In Love Here
♪Remember Me、♪Copacobana、♪Anos Dourados、♪Lovin' You、
♪He Walks This Earth、♪One Note Samba、アンコール♪Corcovado。
ピアノレスでしたが、さすがブラジル音楽のベテラン達。ブラジルサウンドが
最後まで心地よく響く中、金曜の夜がふけました。
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  2010.11.28 Sun   ピアノが代ってもいつもと変わらない楽しいステージ
▶週末の《トミー・キャンベル ヴォーカル-アイズ セッションバンド》
伊藤大輔(vo) 山口有紀(vo) 小宮山周弥(pf) 箭島裕治(b) トミー・キャンベル(ds)さん。
レギュラーピアニスト林正樹さんにかわって、小宮山さんがピンチヒッターで
代役を務めました。彼は早稲田のジャズ研出身で、会社努めをしながら、
たまにピアノを弾いているようです。実はトミーさんの手違いで、林さんの代役を
捜したのですが、このグループのピアニストが全員都合がつかず…
▶譜面は3日前に渡されていましたが、変拍子の曲が多く、難しいので、よほど
慣れていないと大変です。私は心配でしたが、箭島さんとトミーさんがしっかりと
サポート。2人のヴォーカルフロントも、さすがプロです。いつもと変わらない
エンターティーナーぶりで客席を沸かせました。
▶1st.stage…♪On Green Dolphin Street ♪All Day Long ♪Cheek To Cheek、
バラード♪Peacocks、♪Musician Talk ♪The Gatooze。
▶2nd.stage…♪Barcelona ♪Selfish Fella、掛け合いコント入りで
♪You Must be Crazy、♪The Waters of March、バラード♪I'm In A Mood For Love
♪Moody's Mood for Love ♪Diddley Bop。
遊びにいらしていたボリス・コズロフさんとドナルド・エドワードさんを呼び上げて
♪All of Me、トミーさんに戻って♪Stompin' At The Savoy 。
▶終了後、ボリス・コズロフさんドナルド・エドワードさんが、大輔さんと
有紀さんを大変褒めていらっしゃいました。そのうちに、コットンクラブに出演中の
デュークエリントンオーケストラの面々がやって来ました。でも、ステージはもう
終っていて、ミュージシャントークに花が咲いた週末の夜でした。
▶さて、来週はもう師走に入りますね。当店でも、店内をクリスマスバージョンで
飾り付けなどして、皆さまのお越しをお待ち致しております。
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  2010.11.30 Tue   女性のお客さまがとても多かった《BASS TALK》
▶《BASS TALK》メンバー、鈴木良雄(b) 野力奏一(pf) 井上信平(fl) 岡部洋一(per) さん。
10年ほど一緒に演奏しているメンバーなので、サウンドの良さは定評あるところ。
お客さまはほとんどが女性の方で、お店に入った男性の方は一様に驚かれたようです。
女性好みの美しいサウンドで聴きやすいのが女性好みなのかも知れません。
▶チンさんの故郷、信州の木曽から、いつもコンサートの企画をしてらっしゃる
男性が3人いらして「木遣り」を歌って下さいましたが、その響きのいい声に
聴き惚れました。さすがに日本に昔からあるものは、いいですね。
▶1st stage…♪Somewhere Never、♪Fairy Dance、♪Ny Blue、♪Wings、
♪Winter Day Break。
▶2nd.stage…♪Touch Of Spring、♪Fairy Talk、♪Nothing But B.S ♪Love 40、
木曽の3人の男性の♪KIYARI、♪For Your  Birthday。全ての曲が、チンさんの曲で
野力さんのアレンジでした。
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