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 Weblog by Kyoko (過去のブログはカレンダーを戻してネ)
  9.1 Tue 台風で大雨の中、熱心なファンが応援に…
  9.2 Wed 美しいトリオサウンドで秋が静かに始まった夜
  9.3 Thu 高島さんのお誕生日で華やかな店内
  9.4 Fri しっとり落ち着いた大人のステージ《誕生日ライブ》
  9.5 Sat スケール感があるのに美しい繊細なサウンド
  9.6 Sun いつもと少し感じが違う《オルガンアイズセッション》
  9.7 Mon 【アルバイト スタッフ募集】
  9.8 Tue いろんなゲストが飛び入りしてのステージ
  9.9 Wed 片岡さんが天皇皇后両陛下に呼ばれ演奏した日
  9.10 Thu よくスウィングするノリのいいステージ
  9.11 Fri 素晴らしい内容でしたが残念なことに客席は疎ら
  9.12 Sat 楽しくて充実したチャリートさんの夜
  9.14 Mon 久々のケイさんのクォリティーの高い演奏
  9.15 Tue 月曜から女性たちで華やかなお店
  9.16 Wed クィンテットになってますます瑞々しいサウンド
  9.17 Thu 実にいい気持ちにさせてくれるサウンド
  9.18 Fri 胃が痛くなるような閑散とした店内
  9.19 Sat 久しぶりに賑わって華やかな店内
  9.20 Sun 初めてのお客さまが多かった連休はじめ
  9.21 Mon 素敵な出で立ち、久しぶりのリレットさん
  9.22 Tue 上京された方々が多く「佳子ワールド」を堪能
  9.23 Wed シルバーウィーク最終営業日(22日)のご報告は…
  9.25 Fri 連休明けにもかかわらずほぼ満席の店内
  9.26 Sat 素晴らしい演奏だったCD発売記念ライブ
  9.27 Sun 週末にふさわしい華やかで和やかな店内
  9.29 Tue よくまとまったいい演奏なのに、もったいない…
  9.30 Wed 久々のステージで張り切っていたのですが…


  2009.9.1 Tue   台風で大雨の中、熱心なファンが応援に…
昨夕、折からの台風接近でドシャ降りの中、チャリートさんと所属事務所の
坂井社長さんらと、ケイ柴田(pf)さんのお通夜に行って参りました。彼は若い頃
LAに住んでいたということで、お通夜の席には日本在住の外人ミュージシャンが
多いのが目立ちました。当店の月一回のレギュラーバンド《トミー・キャンベル
ヴォーカルセッション》では欠かせないピアニストでしたので、トミーさんも
大変ショックを受けているようです。
雨が修まった頃、お店には2nd.stageから入りましたが、《横山達治スペシャル
プロジェクト》は、横山達治(per) 奥山勝(pf) 山下弘治(b) 井上信平(fl) さんの他
トミーさんもメンバーで、達っちゃんはじめちょっと神妙な感じでした。でも
あの大雨の中、このグループの熱心なファンがいらしていて、中には、ひとりで
10人分位の声援をしていた若い女性もいて、ミュージシャンの励みになっている
ようでした。演奏曲は♪You Are The Sunshine Of My Life ♪Just Way You Are
♪And Here We Are ♪Yatrata ♪Wave などでした。
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  2009.9.2 Wed   美しいトリオサウンドで秋が静かに始まった夜
日本も民主党政権ができ、これからいろいろが チェンジ!していくんでしょうね。
何だか今年は季節も不景気のまま、秋になってしまったようですけど…そんな昨夜、
ステージも秋っぽく、タッチの美しい叙情的な 福田重男(pf)小杉敏(b)安藤正則(ds)
さんのピアノトリオ。
1st.stage…♪Just Be Happy My Love、♪What's This Things Called Love は
とても良くスイングしていました。美しいタッチのイントロが印象的だった
♪The Peacocks、♪Like Someone In Love、ビートルズの♪Black Bird、
チャーリー・パーカーの♪Relaxing At Camarillo は、麻薬更正サナトリュームが
タイトルになっている名曲ですね。2nd.stage …オリジナル曲♪Photogravure
♪Spring 8、バレエの為の曲♪エバレンス、♪Alfie、そして福田さんの十八番
マンセルに捧げた♪Go Ahead Mansele。
客席には、フランスの二十歳のピアニスト、トーマス・エンコさんのトリオが
いらしていたのでステージに呼び出して演奏してもらいました。彼らの演奏曲は
♪How Deep In The Ocean…若いのにずいぶん渋い曲を演奏されたのには驚き
ました。彼等は「東京ジャズ2009」の丸の内ビルの中の入場無料スペースで演奏
するということです。そのコーナーは、いろんな国の将来有望な若手が演奏する
場所です。お時間があったら、皆さんぜひ行ってみてください。
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  2009.9.3 Thu   高島さんのお誕生日で華やかな店内
高嶋宏(g) Q.いしかわ(ts,vo) 西川直人(org) 岸田恵士(ds)さんのクァルテット、
皆様にお知らせ致しませんでしたが、昨夜はギターの高嶋さんのお誕生日で、
店内は高嶋さんを慕ってミュージシャンやシンガーが大勢応援にみえました。
1st.stage は、まずレギュラーメンバーで演奏、2nd.stage では、ステージから
客席のミュージシャンをそれぞれ呼び出してのセッションになりました。最初は
金子雄太(org)さんと三木俊雄(ts)さんが入って♪It's Could Happen To You、
そしてQさんの素敵な歌♪When I Grow Too Old To Dream、小柴大造さんの
ヴォーカルで♪A Song for You ♪Maskared…小柴さんは低音から高音まで
とてもいい声でした。ご自分のグループも持っていていろんな人のプロデュース
もなされている方です。その後は女性シンガーが4人、それぞれ歌いました。
ドラマーの高橋徹さんもおみえでしたが、とにかく高嶋さんを慕う大勢の
ミュージシャンがお誕生日祝いにかけつけ、客席は高嶋さんのお知り合いばかり。
お花やプレゼントがたくさん積まれ、華やかでハッピーな店内でした。
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  2009.9.4 Fri   しっとり落ち着いた大人のステージ《誕生日ライブ》
昨夜はウイリアムス浩子(vo)さんの誕生日ライブでしたので、多くの浩子ファンで
お店は一杯になりました。メンバーは浩子さんの他、平岡雄一郎(g) 伊藤志宏(pf)
近藤和彦(as) さん。浩子さんは背中のあいた黒のドレスで登場。彼女は大胆に肌を
見せても気品があって、とても素敵でした。
1st.stage ♪Blame It On My Youth ♪I Can't Give You Anything But Love
♪Bewitched、ここから季節が移り変わって行きます。♪Summertime
♪Autumn Leaves ♪Spring Can Really Hang You Up The Most、そして
♪I Could Write A Book ♪All The Things You Are。バックがドラムレスで、
ギターとピアノとサックスがきれいな音で静かにサポートする演奏に、お客さまも
じっと耳を傾けて聴き入る…ジャズには珍しくちょっとアンニュイな空気も流れ…
大人が楽しめるステージでした。
2nd.stage は♪On Green Dolohin St. の後、聴きにみえていた伊藤君子(vo)さんを
誕生日のお願いとしてステージに呼び出し、二人で♪Fly Me To The Moon を歌い
ました。浩子さんはペコちゃんの大ファンで、大喜びしていました。それから、
♪My Favorite Things ♪Nightingale Sang In Berkly Square …浩子さんは、
この歌が大好きで、ロンドンのこの公園まで見に行ってきたそうです。♪Caravan
♪How Long Has This Been Going On ♪Like A Lover ♪Night In Tunisia
♪Both Sides Now、アンコールには♪Lush Life でした。
アレンジは全て平岡さんがなさっているのですが、今まで聴いたことが無いような
斬新なアイデアが随所に盛り込まれていて、ペコちゃんと一緒にいらしていた
旦那様の海老沢一博(ds)さんも勉強になったとメンバーの皆を励ましていました。
ミュージシャンシップっていいものですね。お店はお誕生日祝いのお花やプレゼント
でいっぱいになり、一昨夜に続き昨夜も華やかな店内でした。
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  2009.9.5 Sat   スケール感があるのに美しい繊細なサウンド
昨夜は、秋初めての【BODY&SOUL スペシャル】で、ジョナサン・クライスバーク(g)
ジョー・マーティン(d) マーク・フャイバー(ds) さんの《NYトリオ》でした。彼らは、
一昨日成田に到着し、当店がツアー初日でしたが、三人のコンビネーションは既に
しっかりとれていて、スタンダード曲のアレンジはスケールが大きく、とても気持の
いいサウンド。ギターは音がきれいだしベースは音が太くどっしりしていて心地よく、
ドラムスは繊細に良くスウィングするし…私は午前中用事があってちょっと寝不足で
アタマがボヤけていたせいか、天国に連れて行かれるような感覚になりました。
昨日から「東京ジャズ2009」が始まった関係か、お客さまの入りは今イチでしたが、
そこに出演しているフランスのミュージシャン一行が当店の噂を聞いたらしく、
レコード会社の人に紹介されて4人がいらしていました。演奏が終わると、このトリオ
とも顔見知りだったようで、旧交を温めていました。
今や世界は本当に狭くなっていますよね。人との関係を大切にしなければ…と
改めて思った次第です。
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  2009.9.6 Sun   いつもと少し感じが違う《オルガンアイズセッション》
昨夜の《オルガンアイズセッション》(トミー・キャンベル=ds,河合代介=org,
岡安芳明=g) は、河合さんが選曲したステージで、いつもとちょっと違う感じ。
特に岡安さんの好い所がよく引き出されたステージでした。ちなみに河合さんは、
トミーさんが義理の兄弟というほど惚れ込んでいる息の合ったメンバーです。
1st.stage ♪Walk On The Wild Side ♪Mood Indigo ♪Sometimes I'm Happy
♪Bayou …これはトミーさんの伯父さんでもあるジミー・スミスの曲で、私も
お気に入りの曲。♪J,O,S …そのジミー・スミスのフルネームのイニシャル。
で、♪Satin Doll で休憩。ところで最近は、ウィークエンドでも 1st.stage が
終わるとお帰りになられるお客さまが多くなりました。夜遊びをする人が少なく
なっているようで、昨夜も 2nd.stage は客席がだいぶ寂しくなりました。でも
演奏は変わらずファンキーに繰り広げられました。
2nd.stage、♪All Day Long ♪Bass Face ♪JS's Shout Chrus~St.Thomas
♪Do What You Gotta Do、♪Midnight Special では、遊びに来ていたTOKU
ちゃんが入っての演奏でした。
ブルーノート東京で渡辺貞夫さんのショーに出演していたジョナサン・ブレーク
トリオの面々がおみえになり、TOKUちゃんやトミーさんらとピアノの周りに
集まり音楽談義が始まりました。みなさんいつもいつも音楽のことを考えている
のですね。きっとそうした中から新しい何かが生まれるんだと思います。
そんな姿を見ていると、週末のお店が終わってスタッフも私もそろそろ帰宅…と
思っていても、なかなかクローズできませんよね。
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  2009.9.7 Mon   【アルバイト スタッフ募集】
★フロアスタッフ★勤務:週1〜2回
★20代〜30代前半、男女★接客業の経験ある方★港区・渋谷区・近隣区にお住まいの方
★委細面談:5pm以降、お電話ください。tel.03-5466−3348
また、お知り合いがいましたら、ご紹介ください。
カテゴリー[staff]欄もご参照ください。
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  2009.9.8 Tue   いろんなゲストが飛び入りしてのステージ
TOKU(vo,flh) ちゃんと、安田幸司(b) 山内陽一郎(ds) 吉田智(g) さんに、ピアノが
ジェイコブ・コーラー(pf) さんのステージで、客席は2/3が女性客で埋まりました。
ネバタ州生まれのジェイコブさんは東京に住んでまだ4ヶ月。でも日本語が上手で、
しかも漢字も書いてしまうので驚きました。日本が好きで独学で勉強したそうです。
「好きこそ物の〜」とは言いますが、なかなかそうはいかないのが人の常。私とは
アタマの出来が違うのかしら…
1st.stage ♪A Whole New Life ♪Rock With You ♪She 、ベースとのデュオで
♪I Had To Be You、遊びにいらしていたアーウィン・ホール(as)さんをステージに
を呼び出して♪My Shing Hour ♪How High The Moon。月曜日のせいか、お客様
の半分ほどが1st.stage でお帰りになられました。
2nd.stage、アーウィンさんが入って♪W.マルサリスの難しい変拍子の曲、と
♪Again。大阪から見えたシンガー溝口恵美子さんを呼び出して♪Night And Day。
そして「東京ジャズ2009」で来日中で、遊びにみえていたルー・ソロフ(tp) さんが
♪Fly Me To The Moon を演奏されたのですが、とても素晴らしいプレイで店内の
雰囲気がガラリと変わったのには驚きました。その後は皆のテンションが上がり、
ステージが引き締まりました。彼は若いミュージシャンにも優しく接し、ミュージ
シャンシップをとても大切にする、尊敬出来る方だと思いました。終演後はトミー
さんらと皆さんで、音楽談義に花を咲かせていました。
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  2009.9.9 Wed   片岡さんが天皇皇后両陛下に呼ばれ演奏した日
片岡雄三(tb) 吉岡秀昭(pf) 高瀬裕(b) 小山太郎(ds) さんのクァルテット。片岡さんは
昼間「天皇皇后両陛下御成婚50年及び天皇陛下即位20年奉祝行事音楽会」が、皇居の
桃華楽堂というところで行われ「原信夫とシャープス&フラッツ」の一員として演奏
してきた、ということです。ジャズのバンドがこういった式典に呼ばれるのは初めて
だそうですので、滅多に聞けない話をご紹介しますね。
演奏曲は、皇后様のリクエストで♪ハワイアンウェディングソング、ディズニー映画
などの作曲家シャーマンの曲、ウェストサイドストーリーの中から♪Somewhereでは
片岡さんがソロをとって演奏したそうです。で、その後のご歓談の席で、皇后様から
「素晴らしいソロでした。いつもはどんな練習をしていますか?あの曲はどのCDに
はいっていますか?」などと聞かれたそうです。天皇陛下からは「妃殿下はベニー
グッドマン楽団が好きで、特に♪Memories Of You がお気に入りの曲です。皇太子
時代に飛行機でたまたま一緒になったベニー・グッドマンさんに吹いていただいた事
がある」ともお話しなさったそうです。
皇室もだんだん開かれてきて、ジャズミュージシャンが呼ばれる時代に、ようやく
とは言えなったんですね。まあ、それにしても随分長い名前の音楽会で…。
その余韻か、片岡さんの当店でのステージも自信に満ちた素晴らしい演奏でした。
ユーモラスなMCが特長の彼は、早口を直そうとゆっくり喋ろうとしているという
ことですが…難しそうです。
1st.stage ♪In The Still Of The Night ♪David Samba ♪Joy Spring、バラード
♪My Foolish Heart、アップテンポのオリジナル曲♪Esprit。 2nd.stage は、
コルトレーンの♪Moment's Notice、ホーレス・シルバーの♪Strallin、ドラムスを
フィーチャーしての♪No More Blues、オリジナル曲♪Rainy Garden はピアノと
トロンボーンのデュオがとても奇麗なバラード。そして♪Cherokee、アンコール
にはバラード♪Crazy He Calls Me。片岡さんにとっては、とても長い一日で、
生涯の思い出になる日だったに違いありません。
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  2009.9.10 Thu   よくスウィングするノリのいいステージ
岸田恵士(ds) 山本剛(pf) 香川裕史(b) 岡崎好朗(tp) 竹内直(ts,fl) さんらの
《ファンキーボーイズ ジャズバンド》。恵士さんは日頃、詩をたくさん書いて
いて、最近のステージでは、MCで詩を読んでから演奏に入るスタイルをとって
います。オリジナル曲も大変ノリのいい曲で、客席からは自然に手拍子が始まる
くらいスウィングしていました。フロントの岡崎さん・竹内さんが引き締った
プレイで、全体にバランスがとれていて聴きやすく、剛さんのピアノも冴えて
よくスウィング…充分楽しめました。
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  2009.9.11 Fri   素晴らしい内容でしたが残念なことに客席は疎ら
昨夜は暑くもなく寒くもなく…過ごしやすい気候のハナモクも、客席は寂しかった
辛島親分率いる辛島文雄(pf) 須川崇志(b) 小松伸之(ds) さんのトリオでした。でも
演奏は真剣そのもの。素晴らしい内容でした。1st.stage ♪Love For Sale、
エリントンとビリー・ストレイホーンの♪Isfahan、♪Flower is A Lovesome Thing、
ボサノバ♪Dolphin、♪Blue Monk、ワルツ♪Eliza、そして♪Oleo…なかなかの選曲
ですよね。
2nd.stage ♪Come Rain Come Shine ♪Birdlike ♪Deltora Head ♪ノルエーの森、
♪Body And Soul は毎回演奏しますが、いつも違います。♪Recorder Me、
♪Round Midnight で終演でしたが、この辛島さんトリオは、ステージが終わってから
必ずその日の演奏の反省会をして、それから帰宅します。これがきっと次へのステップ
に繋がっているのだと思いますよ。
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  2009.9.12 Sat   楽しくて充実したチャリートさんの夜
早い時間、ブルーノート東京に、大西順子(pf)井上陽介(b)ジーン・ジャクソン(ds)トリオ
を聴きに行きました。順子さんは元気いっぱい。自分の道を見つけたようで、真っ正面
から音楽に向かっている姿に接して嬉しくなりました。スピード感溢れるステージで、
井上陽介(b)さんのベースがよく歌いしっかりサポートしていて素晴らしい演奏でした。
さて当店は、チャリート(vo)さんが久〜しぶりの野力さんとのステージで、私もとても
楽しみにしていたのですが…ご機嫌なステージでした。メンバー野力奏一(pf)坂井紅介(b)
加納樹麻(ds)さんで、紅さんも樹麻さんも、楽しんで演奏されていました。
1st.stage はインストで♪Double Rainbow ♪Good Location の後、ヴォーカル
♪Fascinating Rhythm ♪Speak Low、ナンシー・ウイルソンとの思い出の歌♪Ebb Tide
(引き潮)、♪A Nightingale Sang in Berkeley Square 、バースから入って感情豊かに
♪I Love You Porgy、そしてマイケル・ジャクソンの♪Never Can Say Goodbye。
2nd.stage、インスト♪Love For Sale、ヴォーカル♪When You Are Near、
♪Sunday Morning、ミシェル・ルグランとレコーディングした♪How Do You Keep
the Music Playing、そして、客席に居たヴォーカル修行中の外人を呼び出して
♪Fly Me To The Moon を一緒に歌い出すと、外人が日本語でチャリートさんが英語で
歌ったので大受けしていました。それから♪Black Coffee、♪A Timeless Place、
♪Nica's Dream、アンコールにまたその男性を呼び出して♪As Time Goes By を、
今度は二人が英語で歌うなど、楽しく充実した秋の夜が更けて行きました。
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  2009.9.14 Mon   久々のケイさんのクォリティーの高い演奏
昨日、日曜日は、孫のレイちゃんに猛獣達を見せようと、富士サファリパークに
行っていて、土曜の夜の ケイ赤城(pf) 杉本智和(b) 本田珠也(ds) さんトリオの
ご報告が今日、月曜になりました。
今年のケイさんのライブは当店ではこの1回だけとあって、夜の大雨にもかかわらず
熱心なファンで一杯になりました。このトリオのメンバーは、何年も一緒に演奏して
いるお仲間なので、凝ったかなり難しい曲も杉本さんと珠也さんが難なく演奏して
いるのには感心しました。
1st.stage ♪Liquid Blue、ドイツ語のタイトル♪DEX HEXENKESSEL は「魔女の大鍋」
の意味だそうで、調べたら魔女はこの鍋で毒を煮るらしいです。ケイさんの曲の
タイトルはみんな独特です。♪Perhaps With You ♪Name Of "NEUMTALVEZ"、
那須黒磯の合宿で出来たという♪Remember KUROISO。
2nd.stage、ほんの二日前に出来た♪昔のおばけ、♪”インフレに伴わない給料じゃ
意味がない”という曲は同じパターンがどんどん発展して行く面白い曲で、客席から
はヤンヤの喝采が上がりました。ドラムスをフィーチャーしての♪Winter Light、
アンコールに♪Say It…
大変クォリティーの高い充実した演奏で、早くも来年のステージが楽しみです。
([photos欄]更新)
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  2009.9.15 Tue   月曜から女性たちで華やかなお店
《横山達治スペシャル プロジェクト》メンバーは、福井友美(pf) 高瀬裕(b)
トミー・キャンベル(ds) 井上信平(fl) 横山達治(per) さんでしたが、お店に出てみて
驚きました。ゲストとしてティンパニーとヴォーカルが入っていて、リハーサルも
しっかり済ませたようでした。ゲストは2人とも若い女性で、さすが女性には目の
肥えた達ちゃんです。そんなわけで週明け月曜日なのに華やかな店内になりました。
達ちゃんによると「愛があれば歳の差なんて」は、最近は「愛がなくとも若ければ」
なんだそうです。
1st.stage で、♪Sabor Ami ♪黒い涙 にヴォーカルとティンパニーが参加しました。
ラストはレギュラーメンバーでクリフォード・ブラウンの♪Daahoud…これは良く
演奏されますが、昨夜のは最高でした。2nd.stage ♪You Are The Sunshine Of
My Life ♪Just Way You Are ♪アルマンズ・ルンバ。そしてヴォーカルで2曲、
♪Coffee Rumba と、もう一曲は題名が解りませんでしたが懐かしい曲でした。
レギュラーに戻り♪Yatrata アンコール♪Waveでした。聴きにみえていた
大城欄さんが飛び入り参加で歌ってくれ、月曜なのに華やかな楽しい夜でした。
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  2009.9.16 Wed   クィンテットになってますます瑞々しいサウンド
20代〜30代の若いメンバーばかりの市原さんのグループ。メンバーは、市原ひかり(tp)
掘秀彰(pf) 中林薫平(b) 安藤正則(ds) さんらのクァルテットでしたが、神戸から参加
した浅井良将(as,ss) さんが入って、クィンテットになりました。浅井さんは、ひかり
さんがぜひ一緒に演奏したいと思った方ということで、さすがにサウンドが膨らんで
とても良い結果が出ていました。皆がオリジナル曲を出し合い、スタンダード曲の
アレンジも今まで聴いたことがないような斬新なアイデアに充ちていて、瑞々しい
若い感性が溢れていました。この7月から全国20カ所くらいツアーを敢行。その都度
みんなが意見を出し合って話し合う…という、音楽に対する姿勢がとても真摯な
グループで、これからますます将来が楽しみです。
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  2009.9.17 Thu   実にいい気持ちにさせてくれるサウンド
《南青山六丁目楽団》(メンバー=岡崎正典(ts) 片岡雄三(tb) 山岡潤(euph)
紅野智彦(pf) 小西忠哲(b) 高橋徹(ds)さん) は、6人全員が揃うのが難しく、いつも
ブッキングには苦労します。今回も随分久しぶりで、私も名付け親としてばかりで
なく、好きなサウンドなので聴けるのをとても楽しみにしていました。フロント
3人のサウンドは、どこまでも温かくふくよかで、実にいい気持にさせてくれます。
初めて聴いた方も、一度ですっかりファンになってしまうようです。
1st.stage トロンボーンとユーホニウムをフィーチャーした♪Blus On Down と
♪Smoke Get In Your Eyes は、柔らかくてとてもいい感じ。♪It's All Right
With Me は、美しいハーモニーで軽やかな演奏でした。
2nd.stage ♪Blue Train には遊びにみえていた海野俊輔(ds)さんが参加しました。
ルイ・アームストロングの古いデキシーの曲の後の ♪Evidence は、T.モンクの曲
ですが、テーマを3管で吹くと何とも言えない不思議なサウンドになりました。
モンクさんも、まさか3管で演奏されるとは想像しなかったのではないかしら。
♪I Want Talk About You はテナーがメロディーを、トロンボーンとユーホニウム
がハーモニーをつける、なんとも気持のいいバラードでした。そして♪All Of You
アンコールには♪The King…
この中低域楽器だけの、ハーモニー豊かな優しいサウンドは、もっともっと多くの
方に聴いて欲しいと思っています。特に日頃ストレスの多い方には、癒しのジャズ
としてもお勧めしたいと思います。
ちなみに、次回の出演は来年早々、1月26日を予定しています。
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  2009.9.18 Fri   胃が痛くなるような閑散とした店内
シルバーウィーク5連休を控えているせいでしょうか、このところ毎日胃が
痛くなるような閑散とした店内の日々が続いています。昨夜もそんな状態で、
お店がいつまで持ちこたえられるのか…ちょっと不安です。新しい政権に
対する期待は、大きくならざるをえません。
《BASS TALK》(鈴木良雄(b) 野力奏一(pf) 岡部洋一(per) 井上信平(fl)さん)を
毎回聴きにいらっしゃる女性のお誕生日で、チンさんの♪For Your Birthday
を演奏し、最後はみんなで記念撮影をして、とりあえず明るく終えましたが…
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  2009.9.19 Sat   久しぶりに賑わって華やかな店内
ティファニー(vo)さんと 秋田慎治(pf) 吉田豊(b) 小前賢吾(ds) さんのトリオに、
店内は久々の賑わいでした。しかも女性のお客様が多く華やかな雰囲気でした。
1st.stage…♪All Of Me ♪Someday My Prince Will Come ♪It Coud Happen
To You、新曲♪Since Yesterday Afternoon、情感込めて♪As Time Goes By
♪I Thought Abaut You。2nd.stage は、インスト2曲の後、ヴォーカルは新曲
♪To Love And Be Loved ♪Moonriver、これも新曲で英語版の♪荒城の月…この
英語の歌詞は、40年前にアービー・リンカーンが付けたものだそうですが、
ティファニーさんが歌うとまるで彼女のための曲のように聴こえました。その後、
雰囲気を変えて♪The Girl From Ipanema ♪Green Dolphin Street、五木の子守唄
のイントロから入る♪Summertime ♪Lover Come Back To Me、アンコールには
♪But Not For Me。
連休前夜の金曜日ということもあって、昨夜は2nd.stage が終わるまで、明るい
ティファニーさんのヴォーカルをみなさんゆっくりじっくり聴いて下さいました。
そして一様に可愛いとおっしゃり、応援している私も嬉しくなります。そうそう、
ティファニーさんの5枚目のアルバムがこの11月に発売になります。
こちらもぜひ応援して下さいね。
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  2009.9.20 Sun   初めてのお客さまが多かった連休はじめ
グレース・マーヤ(pf,vo) さんの弾き語りに 金子雄太(org) 藤山ET英一郎(ds) さん
というメンバー編成は初めてでしたが、みんな大変楽しそうに演奏していました。
まずミュージシャン自身楽しく演奏することが、お客様が楽しめる基本ですよね。
客席は連休のせいか初めてのお客様が多く、最初のうちは静かでしたが、マーヤ
さんが声をかけると少しずつリラックスして来て、最後には皆さんノリノリに
なっていました。演奏曲もお馴染みの曲ばかりなので親しみやすく、楽しめた
のだと思います。生のオルガン・ジャズを聴くのが初めてという方もいらして、
金子さんのベースラインを踏む良く動く足を熱心に見ていらっしゃいました。
ステージは、♪September In The Rain ♪Kiss Of Love ♪Caravan ♪Black
Coffee ♪Lover Come Back To Me ♪Coming Home Baby ♪Round Midnight
♪Summertime ♪My Way など…。マーヤさんは「美味しい水」を脇に置いて、
気持よく弾き語っていましたよ。
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  2009.9.21 Mon   素敵な出で立ち、久しぶりのリレットさん
リレット(vo)さんに 野力奏一(pf) 鈴木良雄(b) 岡部洋一(per) さんというメンバー
でしたが、実はこのメンバー編成は、チンさんの《Bass Talk》をバックにリレット
さんが入ったのとほぼ同じで、インスト演奏時には自分たちのオリジナル曲を演奏し、
チンさんの次に出るCDの前宣伝もしっかりなさっていました。
登場したリレットさんは、黒のスパンコールのミニドレスに、黒のスパンコールの
シューズ。とても良く似合っていてステージがとたんに明るく華やかになりました。
いつものように美しく良く伸びる声でスタンダードナンバーを熱唱しました。特に
アイルランドの♪ダニーボーイ は、とても良かった。お客様は初めての方が多く、
皆さん熱心に聴いてらして、お帰りの際にはチンさんのCDやリレットさんの入った
BSレーベルのCDをお求め頂きました。お買い上げありがとうございました。
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  2009.9.22 Tue   上京された方々が多く「佳子ワールド」を堪能
木住野佳子さんトリオの今年初めてのライブ、ということでお客様は地方から上京
していらした方も多く、客席は男女半々くらいで満席になりました。サポートする
納浩一(b)さんと岡部洋一(per)さんが、彼女の世界を一緒に造り上げていて、素晴
らしいと思いました。オリジナル曲、スタンダード曲、ボサノバなど、バラエティー
にとんだ選曲で「佳子ワールド」がしっかり出来ていて、ジャズが初めての方にも
大変馴染みやすい上に、観てるだけでもサマになる佳子さんを、皆さんが堪能されて
いました。地方の方は、お帰りの際にはCDをお買い上げになったりサインを
もらったり…みなさん秋の連休のいい思い出とともにお帰りになられたようです。
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  2009.9.23 Wed   シルバーウィーク最終営業日(22日)のご報告は…
このお彼岸は、私、小用で東京を留守にしてお店に出られませんでした。それで、
お店の様子をレポートするよう当店のスタッフ石川麻衣ちゃんに頼んでいきました
ところ、加筆修正の要らない素晴らしいレポートですので、以下、そのまま掲載
致します。たまには他の人の文章で店内をご想像いただくのもいいかもしれません。
---------シルバーウィーク(営業)最終日で、店内は昨日にも増して超満員でした。
今回 Tommyさんの《Vocal Session Band》初参加でありました California の
San Diego 出身 Allison Adams Tucker さんも、初参加とは思えないほどバンド
とも打ち解け、とっても複雑な音楽をサラっとやってのけていらっしゃいました。
この夜のセットリストにも入ってました ♪"The Peacock(孔雀)” のデザインの綺麗
なドレスを身にまとい、思わずふっと吸い込まれてしまいそうな、とっても透き
通った美しい声でした。前々からBody & Soul に出演したかったということで、
大変喜んでいらっしゃいました。TOKUさんとAllisonさんの掛け合いも「大人」の
雰囲気でとっても新鮮でした。
そしてさらに、昨夜はベーシストのGreg Leeさんのお誕生日。ケーキの代わりに
Gregさんの大好物、焼酎ロックでお祝い。大変盛り上がりました。連休で、初めて
Body & Soulにいらしたお客様も結構いらっしゃったようですが、1st.stage から
かなり打ち解けた雰囲気で、客席からは手拍子や笑い声、そして掛け声も最後まで
絶えることのない夜でした。(Wrriten by Mai)
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  2009.9.25 Fri   連休明けにもかかわらずほぼ満席の店内
昨夜の《フロントページ オーケストラ》はメンバーが変更になり、松島啓之(tp)
さんに代わって岡崎好朗(tp) さん、片岡雄三(tb) さんに代わって中川英二郎(tb)
さんの出演になりました。このバンド、昼間は「赤坂ジャズフェスティバル」の
赤坂中学校で演奏してきました。生徒さんたちは大変お行儀が良く、真面目に
聴いてくれたそうで、みなさん喜んでいらっしゃいました。
お店は連休明けにもかかわらず、ほぼ満席になりました。10人もの出演者なので、
少なくてもミュージシャンより多くの方々が聴いてくれないと、演奏者としても
辛いようですが、昨夜はプレイに集中して演奏することができたようです。
演奏曲は三木さんのオリジナル曲がほとんどですが、1曲だけ、亡くなった
マイケル・ブレッカーバンドのピアニストの曲を演奏しました。ほとんどの
お客さまが、2ステージとも楽しんでいかれました。
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  2009.9.26 Sat   素晴らしい演奏だったCD発売記念ライブ
片倉真由子さんの初めてのCD、その発売記念ライブでメンバーは片倉真由子(pf)
さんの他、佐藤ハチ恭彦(b) 広瀬潤次(ds) さん。CDのタイトルは「Inspiration」
レコーディングはNYで行いましたが、残念ながらレコーディングメンバーを日本
に呼ぶ事が出来ず、日本における真由子さんのレギュラーメンバーでした。でも
ステージは全てその中に収録されている曲で、1st.stage ♪Secret Love、
オリジナル曲♪Portrait Of Freddie ♪7th Street ♪Rising Song For My Father
はお父さまを亡くされた時に作られた曲、♪A Foggy Day。
2nd.stage ♪Bud Cats (スラングでいい奴という意味だそうです) ♪Rose Room
♪All The Things You Are ♪Ruby,My Dear、ドラムスをフィーチャーして
♪Blues For Tyner、アンコールはピアノソロでした。
大変素晴らしい演奏で、お客さまはいわゆる「ジャズ通」の方が多く、終った後
CDをお買い上げになったお客さまも数人いらっしゃいました。彼女は、CDの
リリースとは関係なく、自分の道をしっかり歩んでいきたいと言っていましたよ。
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  2009.9.27 Sun   週末にふさわしい華やかで和やかな店内
週末は 伊藤君子(vo) ユキ アリマサ(pf)坂井紅介(b)加納樹麻(ds)さん。ペコちゃんは、
真っ赤なワンピースに、アンティークなアクセサリーがキラキラと輝く華やかな出で
立ちで登場。ステージは、ボサノバ調♪September In The Rain で始まりました。
そして ♪9月になれば…これは詩人白石かずこ作詞・高瀬アキ作曲の、日本語による
不思議な感じの新曲を歌いました。♪N.Y. State Of Mind、津軽弁バージョンの
♪Who Can I Turn To ♪The Island ♪Black Coffee ♪Feeling Good。バックの
トリオも実に楽しそうでとてもいい感じ。お店が和やかな雰囲気になりました。
2nd.stage、♪Speak Low ♪But Beautiful ♪Sophisticated Lady…この曲は私も
大好きですが、でもとても難しい曲。ペコちゃんならではですね。そして♪Bridge
♪I'm Cry For You、美空ひばりさんに捧げた♪Skylark、♪No More Blues…
週末に相応しい華やかで楽しい夜でした。
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  2009.9.29 Tue   よくまとまったいい演奏なのに、もったいない…
松島啓之(tp) 今泉正明(pf) 嶋友行(b) 広瀬潤次(ds) さんらのクァルテットでしたが、
大型連休明けのせいか店内はガラガラでした。でも、このクァルテットのファンの
方々が、初めから最後までしっかり聴いてくださり、カタチにはなりました。
ステージは、しっかりとよくまとまった演奏で、特に松島クンは今とても調子がいい
ようで、音がよく抜け、楽器がよく鳴っていました。
1st.stage ♪The Kicker ♪The Duke ♪Moon Ally ♪When I Fall In Love ♪E.T.A。
2nd.stage ♪Spead Ball、懐かしい調べ♪Jitterbug Waltz、バラード♪La Masha、
♪Pent Up House ♪Round Midnight ♪Joy Spring…
お客さまから「こんな好い演奏なのにもったいないですねえ」と言われ、私としても
残念な想いが募る夜でした。
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  2009.9.30 Wed   久々のステージで張り切っていたのですが…
《What's Up?》は、増原巖(b) 掘秀彰(pf) 安藤正則(ds) 河村英樹(ts) 田中洋一(tp)
さんらメンバーのスケジュールが合わないことが多く、ここふた月ほどお休みで、
久しぶりのステージでした。ファンも徐々に増えていて、久々の当店のステージ
ということでみなさん張り切っていたのですが、昨夜は生憎の雨で寂しい客席…。
でも演奏は、良くコミュニケーションのとれた素晴らしいサウンドでした。
1st.stage は増原さんのオリジナル曲のほか、トランペットをフィーチャーしての
♪You Don't Know What Love Is、そしてブラジルの曲♪Rio…私たちは「リオ」と
言いますが、現地では「ヒロ」と言うんだそうです。2nd.stage もオリジナル曲の他、
ケニー・ドーハムの♪Minor's Holiday、そして♪A Time For Love など。
常連さんたちが、素晴らしい!! と興奮していたのが印象的でした。
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