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 Weblog by Kyoko (過去のブログはカレンダーを戻してネ)
  12.1 Tue 達ちゃんのジョークも絶好調で大爆笑の夜
  12.2 Wed 「モダンジャズ」好きの方に聴いて欲しい夜
  12.3 Thu マヤ・ハッチさん、大成功の日本デビュー
  12.4 Fri 久しぶりで燃えていた大ベテラン、中本マリさん
  12.5 Sat 久々に金曜夜の賑わいが戻った店内
  12.6 Sun 週末に相応しいリラックスしたステージ
  12.8 Tue 12時近くまでノリにノッた、ハプニングステージ
  12.8 Tue 【お知らせ】出演者変更
  12.9 Wed 久しぶりの順子さんに、客席は満々席
  12.10 Thu お馴染みの曲も、いろんな味わいがあった夜
  12.11 Fri 若い感性のジャズも、いいですね
  12.13 Sun 昇子さんの素敵な衣装も、客席が寂しくて残念
  12.13 Sun 凄い演奏に酔った【BODY&SOUL スペシャル】
  12.15 Tue 客席ガラガラの中でライブ収録
  12.16 Wed 素敵なことが盛りだくさんの夜
  12.17 Thu 賑やかな中にも、しっとりとした味わいのある夜
  12.18 Fri MCと陽気なラテンジャズに笑いの絶えない夜
  12.19 Sat 例年とは様変わり、年末の金曜の夜
  12.20 Sun 不況知らずの小曽根さんのコンサート
  12.22 Tue 楽しんで演奏、《イタリアン・ジャズ・トリオ》
  12.23 Wed 命名された、えりさんのカッコいいユニット
  12.24 Thu 年末らしい賑わいの客席に歯切れのいいサウンド
  12.25 Fri クリスマスイブに相応しいステージ
  12.26 Sat クリスマスに相応しい賑わいと素晴らしいステージ
  12.27 Sun ペコちゃん本領発揮のステージ、店内は超満員
  12.28 Mon 美しいタッチで、今年最後の福ちゃんのトリオ
  12.29 Tue 今年の当店最終日に相応しいステージ《フロント ページ》


  2009.12.1 Tue   達ちゃんのジョークも絶好調で大爆笑の夜
11月の最終日は、福井友美(pf) 里見紀子(vln) さんの美女二人に、高瀬裕(b)
トミー・キャンベル(ds) さんと、迷司会進行(MC)が 横山達治(per) さんという
《横山達治スペシャル プロジェクト》。月曜日とあってお客様は少なかったの
ですが、C型肝炎が完治した達ちゃんのジョークが絶好調で、大爆笑と美女二人
のステージで楽しく晩秋を締めることができました。
今、独身中の達ちゃんはクリスマスは嫌いだそうです。「ジングルベル」ではなく
「シングルベル」だから・・クリスマスイブにギャルを口説こうと思ったら、年増の
オバさんに口説かれて「マダムとイブ」・・ギャハハハハ…他愛もないジョークです
が、なぜか達ちゃんが言うとやたらおかしいので、皆さん大爆笑。
でも演奏は大真面目。トミーさんがリズムをしっかりとキープしているので、
途中であちこち自由にアドリブしてもちゃんと戻ることが出来るのです。だから
スリリングです。紀子さんのヴァイオリンをフィーチャーして、クラシック曲を
取り入れたり、ブラジル音楽やキューバ音楽など様々な音楽を混ぜてお客さまを
楽しませていました。
笑う門には福来る…こんなご時世ですが、笑って過ごせれば言うことないですね。
次回の達ちゃんは、今月17日。笑いたい方、いらしてくださいね。
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  2009.12.2 Wed   「モダンジャズ」好きの方に聴いて欲しい夜
増原巖(b) 掘秀彰(pf) 安藤正則(ds) 河村英樹(ts) 田中洋一(tp) さんらのユニット
《What's Up ?》は、地道にこつこつと努力している私の好きなグループです。
昨夜いらしていた、出演者に関係なく来てくださるお客さまが、こんなにカッコ
よく、ちゃんと「モダンジャズ」を演奏している若者達がいるんですね、と大層
感心し、喜ばれていました。確かに昨夜は素晴らしい演奏でした。
主に増原さんのオリジナル曲とスタンダード曲の演奏ですが、彼のオリジナルは
お馴染みの曲に負けず劣らず良い曲が多いです。昨夜は新曲 ♪Tomorrow
Never Die を披露してくれましたがタイトルからは想像しがたいとても爽やかな
曲でした。皆さまが喜んでくださる、とてもいいユニットで始まった月初め…
師走にゲンのいい夜でした。
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  2009.12.3 Thu   マヤ・ハッチさん、大成功の日本デビュー
マヤ・ハッチさんの日本デビューと[My Foolish Heart] CD発売記念を兼ねた記念ライブ。
メンバーは、マヤ・ハッチ(vo) さんと 宮本貴奈(pf) 安田幸司(b) 藤山ET英一郎(ds) さんの
トリオ。ライブにはお知り合いの方が大勢応援にみえ、日本デビュー初ライブに相応しい
賑わいでした。マヤさんのお母様は日本人で現在はシアトル在住なのですが、お嬢さんの
デビューということでシアトルから駆け付けていらっしゃり、アトランタ在住の貴奈さん
の出身地である茨城県結城市からも応援の方がいらっしゃいました。貴奈さんがアレンジ
しディレクターをしたCDですから、マヤさんも安心して歌うことが出来たようです。
私は、彼女の声質はとてもジャズに向いていると思いました。
1st.stage は ♪I'm Beginning To See The Light ♪美味しい水 ♪You Go To My Head
♪My Funny Valentine ♪My Foolish Heart ♪Willow Weep For Me ♪Afro Blue。
2nd.stage には、篠笛奏者の狩野泰一さんがマヤさんのデビューを見届けたい、と
わざわざ佐渡から駆け付けていらっしゃいました。そして人前で吹くのは初めてという
♪Summertime を演奏してくださいました。篠笛は、竹に穴を空けただけの日本古来の
シンプルな楽器ですが、表情豊かなサウンドで初めてとは思えない演奏でした。
その後、マヤさんの歌 ♪This Can't Be Love ♪Our Love Is Here To Stay ♪How Deep
Is The Ocean ♪Wave ♪Over The Rainbow ♪Gee Baby Ai'nt I Good To You
♪Body And Soul ♪Someday My Prince Will Come、そしてアンコールにはサンタク
ロースの帽子をかぶってクリスマスソングを歌いました。
マヤさんは、今はNYに住んでヴォーカルの勉強をしているとても素直な女性で、当店で
初ライブが出来たことを心から喜んでいらっしゃいました。きっと次回のステージでは、
もっともっと上達しているでしょうね。皆さま応援、よろしくお願いしますね。
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  2009.12.4 Fri   久しぶりで燃えていた大ベテラン、中本マリさん
中本マリ(vo)さんと、マリさんの信頼厚い 大石学(pf) 米木康志(b) セシル・モンロー(ds)
さんのトリオ。雨の降る寒い夜でしたが、マリさんファンが応援におみえになり、
掛け声や歓声があがる熱気溢れるステージで、マリさんは嬉しそうに歌っていました。
いつも一緒に演奏している信頼厚いトリオがバックで、安心して歌える喜びが溢れても
いました。スタンダード曲が中心で、皆さんがお馴染みの曲ばかり。長年歌っている曲
でしょうが、マリさんは丁寧に歌い、歌うことが人生…そんな年輪が表れたステージを、
ファンの皆さんが大いに楽しんだ夜でした。
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  2009.12.5 Sat   久々に金曜夜の賑わいが戻った店内
昨夜はお天気も良く、師走の街にも人が出たようで、当店の客席も予約なしで
いらした方も多く久しぶりに賑わいました。ステージ休憩中は皆さん談笑に花が
咲いて賑やかでしたが演奏が始まると一斉にステージに注目。とても良い雰囲気
の店内でした。出演メンバーは、このグループのレギュラー、原大力(ds) さんが
インフルエンザでお休みしたため、急遽、来日していたMOGUさんにお願いした
鈴木央紹(ts) 若井優也(pf) 佐藤ハチ恭彦(b) MOGU(ds) さんら。
MOGUさんは30分足らずのリハーサルでしたが立派なサポートでした。央紹さん
の柔らかいテナーの音も気持良く響き、若井さんのピアノも冴えていました。
ピアノ脇に座ったお客さまは魅了されていましたよ。
演奏曲は、B.エバンスの♪Show Type Tune ♪Very Early ♪Time Remonbered、
そして♪I Wish I Knew ♪The Masquerade Is Over、央紹さんのオリジナル曲は
♪Herald Square ♪August Waltz ♪Magnoria Triangle など。M.デイビスの作
♪Milestones…実はこの曲は2つのバージョンがあって、昨夜演奏したのはあまり
知られてない旧い方のタイプでした。途中、やってきたTOKUちゃんが飛び入り。
久しぶりに金曜の夜らしい賑やかな雰囲気になり、ホッとしました。
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  2009.12.6 Sun   週末に相応しいリラックスしたステージ
雨の降り出した土曜の午後。私は国立音大のジャズコースに招かれて行ってきました。
この講座は、小曽根真さんが教授をなさっていて、今年最後の授業に、ジャズクラブ
やミュージシャンについての質問を学生さんたちから受け、小曽根さんと共に意見を
交換しながら答えるという内容です。
その前に小曽根さんは、ご自分が作曲した曲を各人に演奏させ、丁寧に指導されて
いました。彼はどんな時も誠心誠意尽くして人に接します。そのエネルギーがどこから
くるのか不思議な程ですが、その姿勢には頭が下がります。そんな彼に教えを受けて
いる生徒さんは幸せですね。皆さんとても将来を真面目に考えていて、彼等がこれから
希望を捨てずに進んで行けるよう私も力になれたらいいなと思いました。
お店に出たのは、それが終わってから9時近く。生憎の雨で客足が心配でしたが、客席
はそこそこ埋まっていてマーヤさんの明るい歌声が流れていてホッとしました。
メンバーはグレース・マーヤ(pf,vo)荻原亮(g)川村竜(b)今泉総之輔(ds) さんで、いつも
自然体の彼女は、聴く人をリラックスさせてしまう雰囲気を持っています。亮さんの
ギターも良く歌い、初登場ドラムスの今泉さんもタッチが奇麗で、ベースの川村さんも
しっかりと根底でリズムを支えており、とてもバランスがとれた、週末に相応しい、
楽しくリラックスしたステージでした。クリスマスソングも良かったですよ。
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  2009.12.8 Tue   12時近くまでノリにノッた、ハプニングステージ
昨夜は TOKU(vo,flh) ちゃんと、柴田敏弥(pf) 安田幸司(b) 山内陽一郎(ds) 吉田智(g)
さんのメンバーで、今季一番の寒い月曜日でしたが、客席はそこそこ埋まり、TOKU
ちゃんはじめメンバーやスタッフも大張り切りでした。
1st.stage はいつものようにスタンダード曲から。♪Teach Me Tonight ♪But Not
For Me、そして♪She は、ラブロマンス「ノッティングヒルの恋人」のテーマ曲で、
TV-CMでTOKUちゃんが歌っている曲。この曲は演奏するキーによって印象が全く
違うそうで、オリジナルキーだと夜の雰囲気。それでキーを上げて昼の感じで録り
直したのに、TV-CMを見たらオリジナルキーのバージョンが流れていて驚いた、
とTOKUちゃんが裏話を披露。(TV-CMに気付いたらこの話思い出してくださいね)。
それから♪Fly Me To The Moon ♪A Whole New Life ♪クリスマスソング…と
1時間20分もの長いステージ。それに月曜日ということで、1st.stage でお帰りに
なった方も多かったのですが…
2nd.stage には「EXILE」のメンバーの方たちがみえ、ATSUSHIさんがTOKUちゃん
と一緒に♪Moon Dance ♪Smoke Get In Your Eyes、ATSUSHIさんが好きなTOKU
ちゃんの曲♪Again …と3曲をデュエットで歌い、居合わせたお客様は大喜び。拍手
喝采をあびていました。この二人は声の相性が良く、とても素敵なデュエットでした。
TOKUちゃんはさらにノッてクリスマスソングをメドレーで歌い続け、気がついたら
12時近くになっていました。お客さまは大層楽しみましたが、ミュージシャンたちは、
今朝、けっこう辛かったでしょうね。みなさん、お疲れさまでした。
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  2009.12.8 Tue   【お知らせ】出演者変更
今週土曜【BODY&SOUL スペシャル】
オーリン・エバンス(pf) ビセンテ・アーチャー(b) ケンドリク・スコット(ds) さんのところ、
オーリン・エバンスさんが急病のため来日出来なくなりました。
代わって Xavier Davis (ザヴィア・ディビス) さんが来日参加します。ご了承ください。
P.S. スケジュール表の顔アイコン、デイリーコメント欄に簡単なプロファイルあります。
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  2009.12.9 Wed   久しぶりの順子さんに、客席は満々席
昨夜は、活動を再開した大西順子(pf)さんと、井上陽介(b) MOGU(ds) さんのピアノ
トリオ。何年ぶりか忘れるくらい久しぶりの順子さんはすっかり大人の女性の雰囲気
になり、物腰もどことなく柔らかくなったでしょうか。もちろん客席は満々席で、
ファンの方をはじめ皆さん一挙手一投足に注目し、固唾を飲んで聴き入っていました。
彼女は、ピアノの位置を普通とは逆にステージ向かって右に、そしてドラムスを左に
セッティングし、アイコンタクトなしで演奏。でもプレイが上手くいった時は、振り
向いてバックの2人に二コッ…緊張感のなかにもリラックスし、楽しんで演奏されて
いました。ベースとドラムスの相性も良く、気持の良いリズムに乗ってアップテンポ
の曲もスローバラードも、奇麗なタッチのピアノトリオサウンドが店内に響き渡り、
みなさんも私も大満足した夜でした。
演奏曲目は 1st.stage、 ♪Back In The Days ♪Musical Moments ♪Bitter Sweet
♪Something Sweet,Something Tender ♪So Long Eric。
2nd.stage、 ♪6番 ♪How High The Moon ♪Portrait in Blue ♪Eurogia、
アンコールには ♪You've Lost That Loving Feelin'でした。
来年も近々ぜひ出演していただきたいですね。( [photos] 蘭に写真アップしました)
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  2009.12.10 Thu   お馴染みの曲も、いろんな味わいがあった夜
この10月にこのメンバーでCDを発売した、布川俊樹(g) 佐藤浩一(pf) 高瀬裕(b)
安藤正則(ds)さんの《スタンダードジャズ プロジェクト》。昨夜のステージは、
その中からの曲が中心で、オリジナルのブルースの他はほとんどスタンダード曲。
布川さんは50代ですが、20代30代の若いメンバーを起用し、一番若い当店初出演
のピアニスト佐藤浩一さんは、洗足学園からバークレーに留学し、卒業後帰国して
まもない新人で、若さ溢れる新鮮なサウンドでした。客席のお客さまは、布川さん
のお知り合いが多く、4,50代のいわゆるジャズ通の方が多かったように思います。
1st.stage ♪On A Clear Day ♪Monalisa ♪Moon River ♪Autumn Leaves
♪Round Midnight ♪Our Love Is Here To Stay。
2nd.stage は布川さんの♪Dancing In The DarKと♪KI Blues。ギターソロによる
♪The Nearness Of You は、アコースティックギターの響きがとても奇麗で新鮮
でした。ギターソロから入ってその後全員参加になった♪You Are The Sunshine
Of My Life は、ソロをとったピアノのスピード感がすごくて、ボサノバが全く
違って聴こえました。
ボサノバ♪Aqua De Beber (日本語タイトル♪美味しい水) は、演奏者によって、
いろんな美味しい水になりますが、昨夜のはさしずめスポーツドリンクだったで
しょうか。客席のお客さまは楽しいステージに、別の「美味しい水」を飲み過ぎて
しまった方も…。アンコールには季節がら、クリスマスソングメドレーで
夜が更けました。
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  2009.12.11 Fri   若い感性のジャズも、いいですね
市原ひかり(tp) 浅井良将(as) 掘秀彰(pf) 中林薫平(b) 安藤正則(ds) さんら全員が
若者のグループですが、いつもしっかりした演奏を聴かせてくれます。昨夜は、
このメンバーでレコーディングしたCDが来年早々リリースされるということで、
みな張り切っていました。神戸から手弁当でやってきてこのグループに参加して
いる浅井さんとひかりさんの相性がとても良く、お客さまも大満足し、楽しめた
ようでした。オリジナル曲は、変わった日本語タイトルのものが多いのですが、
いずれも素敵な、しかもかなり上質なジャズですよ。
1st.stage ♪新年度 ♪年度末 ♪やみくろ ♪梅雨明け ♪A Story Of A Rabbit。
2nd.stage は、スタンダード曲♪Everything Happens to Me ♪Stardust、
オリジナル曲♪Outer Limits ♪Small,Good Things ♪Inspiration。
アンコールには私の大好きな曲 ♪Home で、温かく幸せな気分で終りました。
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  2009.12.13 Sun   昇子さんの素敵な衣装も、客席が寂しくて残念
生憎のドシャ降りとなった金曜日、天野昇子(vo) さんと山本剛(pf) 香川裕史(b)
横山和明(ds) さんのトリオは、昇子さんと山ちゃんファンの他はちょっと寂しい
客席でした。NYの有名な美容院でヘアーカットをし、青山の美容院でセットを
したという昇子さんの素敵な髪型は、ノースリーブの黒のブラウス・黒のパンツ
スタイルで登場した彼女によくお似合いで、いつもながらとてもさりげなくて
センスのいい衣装が素敵でした。
一方、山ちゃんは中国服のようなサテンのブラウスの「山本流おしゃれ」をして、
よくスウィングするピアノを聴かせてくれました。スタンダードナンバー中心の
演奏で、時々ブラジル音楽を混ぜるなどリラックスしたお洒落なステージでした。
でもお天気が悪く客席が寂しいのが残念。当店のように最寄り駅から遠い立地だと
雨は本当に困り者です。
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  2009.12.13 Sun   凄い演奏に酔った【BODY&SOUL スペシャル】
前夜の雨が嘘のような晴天の週末、久々の【BODY&SOUL スペシャル】。NYからの
ザヴィア・ディビス(pf) ビセンテ・アーチャー(b) ケンドリク・スコット(ds) さんの
トリオで店内は熱くもえました。ピアニストが急に変更になりちょっと心配しました
が、音が出た途端に、うねるようなグルーブ感に包まれ、全く違う世界に連れて行か
れたような感じになりました。
ビセンテさんはこれまで当店に何度も出演しているので良く知っていますが、ピアノ
のサヴィアさんは、タッチが奇麗な上に素晴らしいテクニックの持ち主で、サウンド
も人柄も知性を感じさせるピアニスト。ドラマーのケンドリクさんも初めてでしたが、
とにかくもの凄いドラミングで、どんなに叩いても音がきれいなのでうるさくなく、
客席のお客さまの目と耳を釘ずけにしていました。
このトリオは、全員が30代の黒人で、来日初日が当店。その後、ライブハウスに数件
出演する予定ですが、初日からあまりにも素晴らしい演奏だったので、日本に慣れた
最終日あたりにはどんな素晴らしい演奏になるのか…聴きに行きたいと思う程でした。
演奏曲はオリジナル曲とアレンジの効いたスタンダード曲でしたが、何を演奏しても
凄いと感じる演奏で、私は、久々にサウンドに酔い、幸せを感じた夜でした。
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  2009.12.15 Tue   客席ガラガラの中でライブ収録
昨夜の 鈴木良雄(b) ハクエイ・キム(pf) 大村亘(ds) さんのトリオは、ジャズ専門の
インターネットラジオ「JJazz.Net」の収録があったのですが、客席はガラガラで、
拍手も少なく、気の毒なほどでした。録音は、チンさんのオリジナル曲とハクエイ
さんのオリジナル曲、それにスタンダード曲が少し。若いグループが前の席に
陣取って盛り上げてくれましたが、いかんせん全体の人数が少ないので雰囲気が
盛り上がりに欠け、残念でした。でも、6人のピアニストと共演したチンさんの
CDは、何人かの方がお買い上げになられました。
ライブ収録ということで、チンさんは一番いいベースを使っていて、サウンドは
とても温かい響きでしたよ。
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  2009.12.16 Wed   素敵なことが盛りだくさんの夜
書くことがたくさんあって、長くなってしまいそうですが....昨夜は中川さんの
3年ぶりの日本ツアー。中川英二郎(tb) さんの他、NYからの ジム・ピュー(tb)
中村健吾(b) 高橋信之介(ds) さんと、クリヤ マコト(pf) さんというメンバー
による10カ所のツアー、その初日でした。
3年ぶりのツアーということで客席は満席で大賑わい。お客さま皆さん、よく
スケジュール表を見てらっしゃるのですね。予約の段階から満席になりました。
1st stage、中川さんのオリジナル ♪Sea Song、ブルースで♪Scramble ジム
さんのアレンジになる ♪Chrismas Song、♪Chelsea Bridge はクリヤさんの
ソロが素敵でした。中川さんの♪In To The Sky、この曲はご本人も大好きとの
ことで何回もCDに入れているそうです。
中川さんにとってジムさんは、いろいろ教わったり面倒をみてもらったり...
アメリカのお父さんのような存在なんだそうです。現在はNYではなくシカゴで
大学の教授をしているそうですが、とても穏和で優しさが音にも出ていました。
2nd stage、中川さんの♪Quintuple Dance、小曽根真さん作 ♪No Strings
Attached、ジムさんの ♪G-Force。
ステージ途中でしたがちょうどこの頃、オーチャードホールのコンサートに参加
のため来日中の、ハーモニカのGregoire Maret さん、パーカッションのPernell
Saturnino さん、そして劇団こまつ座の方々を伴って小曽根さんご一行がおみえ
になりました。先日の公演(10/20のブログ参照)で主役の小林多喜二役をなさった
井上芳雄さんご夫妻、小曽根さんご夫妻、三木俊雄(ts) さん...皆さん熱心に聴き
入ってらっしゃいました。
♪Sophia Andy ♪Just Us ♪Jingle Bell、2トロンボーンのハーモニーが素敵な
♪Blue Rondo Ala Turk...そして最後は、小曽根さんをステージに呼び上げて
みんなで♪Now The Time...で一応のお開きとなりました。
その後、小曽根さんと井上さんが、お芝居の中で歌われた曲を歌い演奏。井上
さんは清潔感のある素晴らしい役者さんですが、シンガーとしてもなかなかだと
思いました。二人の演奏を聴いていたグレゴアさんが、すかさずハーモニカで
そっと音をつけて....とにかく盛りだくさんのとても楽しい夜でした。
ドラムスは黒人にはかなわない、とよく言われますが、信之介さんは、ちゃんと
勉強すれば日本人でもここまで出来る、という見本のような存在ですね。聴きに
きた若いドラマーが勇気をもらって喜んでいました。
言うことなしの演奏に、昨夜は私も写真を撮るのも忘れて聴き入ってしまいまし
たが、いつも撮って下さる石井さんがいらっしゃり助かりました。その写真、
アップしましたので、[phtos]欄 見て下さいね。
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  2009.12.17 Thu   賑やかな中にも、しっとりとした味わいのある夜
《ファンキーボーイズジャズバンド》岸田恵士(ds) 山本剛(pf) 水橋孝(b) 竹内直(ts)
吉田智(g) さんらが、スペシャルゲストに与世山澄子(vo) さんを沖縄から迎えての
ステージ。与世山さんは沖縄から東京に直前に着いた関係でリハーサルなしで本番
になりましたが、ピアノの剛さんとはツーカーの仲。打ち合わせだけでしたが、
ひと声発声しただけで、説得力のある歌が店内を満たしました。
少女の頃から米軍キャンプで歌い続けてかれこれ60年近く...(私と同じ年齢です)...
悲惨な沖縄の戦場を体験しているその人生が、いつ聴いても歌に滲み出ています。
昨夜も、初めて彼女の歌を聴く方が数多くいましたが、皆さん大変感動して
いらっしゃいました。
1st stage、インスト♪Now The Time ♪Blue Bossa、ヴォーカル♪Some Wher
In The Night ♪My Shining Hour ♪You'r Getting To Be A Habit With Me 
♪That's Life。
2nd stage、インスト♪Dance Of The Infidels 、ヴォーカル♪Misty ♪Some Were
In The Night ♪Summertime ♪Street Of Dream ♪Suny Side Of The Street、
インスト♪Cool Down ♪Smile InThe Face。
インスト演奏だけの時と歌が入った時のステージにメリハリがあって、とてもいい
ステージでした。そして、賑やかさとしっとりさが適度に入り交じった珍しい夜で、
お客さまは皆さん名残惜しそうにお帰りになられました。(写真アップ)
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  2009.12.18 Fri   MCと陽気なラテンジャズに笑いの絶えない夜
昨夜の《横山達治スペシャル プロジェクト》は 横山達治(per) 福井友美(pf) 高瀬裕(b)
トミー・キャンベル(ds) 里見紀子(vln) さんのラテンジャズグループ。今年も残り少なく
なった年の瀬この時期、例年と違って客席は埋まりません。でも、美女二人のステージ
だと客席はやっぱり男性客が多くなりますね。中には、ホノルルマラソンに参加した
その足で成田から直行で来てくださった熱心なファンの方もいらっしゃいました。
お土産まで頂き恐縮です。ありがとうございました。
ステージは達ちゃんの相変わらずのジョークに客席からも声がかかったり大笑いしたり...
またその一端をご披露すると・・紀子さんに天は二物(美と才能)を与え、(ここで客席から)
「達ちゃんには?」僕には汚物を与えました・・ワハハハハハ・・演奏は大真面目ですが
MCはこんな調子で。ラテンにアレンジした「独身が贈るシングルベル」・・と数多くの
クリスマスソングを演奏していました。
2nd stage に、先週土曜に演奏したNYからのトリオの面々、ザヴィス・ディービス(pf)
ビセンテ・アーチャー(b) ケンドリク・スコット(ds) さんらが遊びに見え、♪Softry As
In A Morning Sunrise を一緒に演奏。真剣な表情の達ちゃんでしたが嬉しそうでした。
その後、紀子さんが入って♪Autumn Leaves。
ピアノの友美さんは、ジュリアード音楽院の先生でもあるザヴィスさんとお話したり
2ショットの写真を撮ったり...その優しい人柄に、感動しきりでした。
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  2009.12.19 Sat   例年とは様変わり、年末の金曜の夜
昨夜はティファニーさんの4枚目のCD「Yesterday&Yesterdays」の発売記念ライブ
でした。バックのメンバーは 秋田慎治(pf) 吉田豊(b) 小前賢吾(ds) それにレイモンド・
マクモーリン(ts)さん。
ティファニーさんは黒のサテンのドレスでシックに決めて登場。明るくてキュートな
彼女は、男性だけでなく女性にも好感度が高く、美しく良く伸びる声は聴く人を幸せな
気分にさせます。一緒に演奏するミュージシャンも楽しそうでした。CDには秋田さんが
アレンンジャーとして参加し、レイモンドさんも参加していたりしているので、
ティファニーさんも伸び伸びと歌っていました。
1st.stage ♪You Be So Nice To Come Home to ♪Quiet Night ♪Sweet Geargia
Brown ♪My Favorite Things ♪To Love & Be Love ♪Everything Must Change
♪Lallaby of Birdland。2nd.stage ♪Yesterday&yesterdays ♪Green Dolphin Street
♪Killing Me Softly ♪Kohjo no Tsuki ♪The Way You Look Tonight・・・
そしてクリスマスソングのをメドレー。最後は ♪In a Mellow Torne ・・・
楽しいライブで、いらしたお客さまはみなさんお礼を言ってお帰りになられました。
でも年末の金曜日にしては客席が寂しい限り。例年とは様変わりの年末です。
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  2009.12.20 Sun   不況知らずの小曽根さんのコンサート
土曜の午後、オーチャードホールの小曽根真さんの4年目のクリスマスコンサート
に行ってきました。小曽根さんの好きなことをやってくださいとの文化村からの、
リクエストで、毎年いろんな楽しい企画を立ててのコンサートです。今年は、先日
当店にも一緒にやってきたハーモニカとパーカッションのトリオと、ヴァイオリン、
ヴィオラ、チェロの弦楽三重奏との共演でした。
小曽根さんはドイツやワルシャワに行ったりして多忙の中、新曲を書き、火曜日に
来日したミュージシャンとはほんの3回ほどのリハーサル・・・リハーサルにも時々
顔を出していた私は、音楽を造り上げるその凄さ(集中力・暗譜力・・・)を目の当たり
にして驚きましたが、コンサートでは小さなハーモニカであそこまで完成度の高い
サウンドが出来る事にも驚きました。そのグレゴア・マレさんは、まだ無名だった
10年ほど前、当B&Sに出演したことがあって良く知っています。その時も凄くて
驚きましたが、その後超一流バンドに参加し、今回は小曽根さんに呼ばれての共演。
彼もとても嬉しそうでした。
ステージはクラシックからジャズラテンまで幅広く盛りだくさん。サプライズゲスト
の陣内孝則さんが歌ったり、小曽根さんとコントをしたり・・・緊張感と楽しさが堪能
でき、客席との一体感の大変あるコンサートでした。この不況だというのに、早く
からチケット完売ということでした。小曽根さん、さすがですね。
で、私がお店に出たのは2nd.stage から。《トミー・キャンベル オルガン アイズ
セッションバンド》トミー・キャンベル(ds) 河合代介(org) 有田純弘(g)さんですが、
こちらの方は土曜日になのに寂しい客席で、トミーさんもすまなさそうでした。
河合さんは、奥様とお二人で150キロ以上のオルガンを搬入したあとの演奏で、
お疲れなのに、いつも変わらず明るくファンキーなプレイ・・・その姿には頭が下がり
ます。外人のお客さまが何組かいらしていてトミーさんのジョークに大笑いして、
「こんなに音楽が良くて楽しいとは、嬉しいですね、また来ます」とおっしゃって
お帰りになりました。
最近は日本人も英語が理解出来る人が多いですが、外人も日本語が上手い人が多く、
日本語でそう言っていただくと嬉しいですね。
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  2009.12.22 Tue   楽しんで演奏、《イタリアン・ジャズ・トリオ》
パオロ・ディ・サパティーノ(pf) マルコ・シニスカルコ(b) グラウゴ・ディ・サパティーノ(ds)
さんの《イタリアン・ジャズ・トリオ》は、大阪のジャズレーベル「澤野工房」から2枚のCD
をリリースしています。1枚はこのトリオで、もう1枚はソロで出しているピアニスト
パオロさんと、ドラマー グラウゴさんとはガッチリとした体格のご兄弟です。昨夜は
3枚目のアルバムが発売されるにあたってのツアーでした。
イタリア人らしい情熱を込めたステージで、兄弟らしくコンビネーションのいいはっきり
したリズムで、みなさん演奏を楽しみながら、弾むように楽器を奏でていらっしゃいま
した。演奏曲は、ナットキングコール晩年の名曲♪Love、ガーシュインの♪S'wonderful、
R.ロジャースの♪It Might As Well Be Spring、♪Mona Lisa ♪'O Sole Mio、その他は
オリジナル曲でしたが、このシーズンというのに相変わらず客席は寂しく、残念でした。
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  2009.12.23 Wed   命名された、えりさんのカッコいいユニット
メンバー、大野えり(vo) 秋山一将(g) 荻原亮(g) 江口広史(b) 原大力(ds) さんのこの
グループ、ユニット名が《J@RO》に決まりました。ピアノレス2ギターの珍しい
歌伴で、えりさんがお気に入りのギタリスツ。ベーシストはシカゴに住んで活動し
最近帰国した江口さん。当店初出演でしたが、エレベらしいどっしりしたリズムで、
うるさくなく、とてもいいいベースでした。えりさんは、スパンコールのミニドレス
に上着をはおり、黒のブーツで全身を使って踊りながら歌いました。
1st stage、クリスマスソング ♪Merry X'mas Baby をブルースで、自作の♪Sweet
Love、そして♪What A Wonderful World はバラードからサルサのリズムに変わると
お客さまは皆さん自然に身体が揺れだしました。その後 ♪La,La,La ♪Bird's Song。
2nd stage、♪Come Togather、自作の♪Dance,Dance,Dance、クリスマスソング
はジョンレノンの♪Happy X'mas、ギターの秋山さんが弾き語った ♪Spooky は、
なかなか渋くてよかったですよ。えりさんの♪ばら は日本語で。南アフリカの
シンガーで亡くなったミリアム・マケバに捧げた ♪マケバ、そしてアンコールには
♪X'mas Song をサルサのリズムで…明るく終りました。
1st stage の客席は賑わっていたのですが、2nd stage は空席が目立ちました。
最近は、皆さん休日前夜でも夜更かししなくなったようですね。
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  2009.12.24 Thu   年末らしい賑わいの客席に歯切れのいいサウンド
昨夜の《守屋純子セクステット》は、やっと年末の店内らしく満席になりました。
メンバーは守屋さんの他、岡崎好朗(tp) 近藤和彦(as) 片岡雄三(tb) 中村健吾(b)
岡田柱太(ds) さんで、フロントの三人は小曽根さんのオーケストラでいつも一緒で
気心の知れた仲ですが、ベースに健吾さんを迎え張り切っていました。
緊張感のある素晴らしい演奏、そしてユニークな守屋さんのMCも面白く、客席を
なごやかにして、とてもいいステージでした。
1st stage、♪Fascinatin' Rhythm ♪Late Summer ♪Split Decision Teardrop
♪Milestones。2nd stage、お馴染みの ♪Whisper Not はクリスマスバージョン
にアレンジされていました。♪Flowers ♪Dear Oscer ♪The X'mas Song
♪Groovin Foward…「前を向いて行こう」という守屋さんの信条で締めくくり。
アンコールに応えて珍しいクリスマスソング♪Good Rest to Merry Gentleman。
地方からこのグループを聴くために上京されたお客さまが数組。その歯切れのよい
気持いいサウンドをご堪能でした。
来年には守屋さん初のトリオのCDがリリースされます。これまでオーケストラや
セクステットでは出していますが、ピアノトリオは初めて。NYでレコーディング
をして来ました。楽しみですね。来年も応援よろしくお願いしますね。
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  2009.12.25 Fri   クリスマスイブに相応しいステージ
今年のクリスマスイブは、ウィリアムス浩子(vo)さんと平岡雄一朗(g)近藤和彦(as)
ハクエイキム(pf)佐瀬正(b)橋本学(ds) さん。浩子さんは、白いスリップドレスに
ダイヤのネックレスと、腕輪。靴もダイヤのように光るベルトのついたサンダル
シューズで奇麗に上品に決めていました。初顔合わせのミュージシャンたちで短い
リハーサルでしたが、さすがプロですね、平岡さんのアレンジを皆さんしっかり
演奏されました。
1st stage、♪Have Yourself A Merry Little Christmas ♪Just In Time ♪When
I Fall in Love ♪Visions ♪Softly As On A Morning Sunrise ♪Skylark ♪Love
For Sale ♪I Can't Give You Anything but Love …
例年のイブだとここでお帰りになる方が多いのですが、早い時間からいらして
ディナーコースを召し上がった方々も、皆さん2ステージ聴いて行かれました。
ここで浩子さんは黒のシルクのドレスに着替えての2nd stage。♪'S Wonderful
♪Caravan ♪Send One Your Love ♪Both Sides Now ♪Night in Tunisia
♪All The Things You Are ♪Nightingale Sang in Berkeley Square 
♪My Favorite Things アンコールは♪The Christmas Song。
近藤さんのサックスと平岡さんのギターが良く歌い、バランスも良く全体を盛り
上げていました。浩子さんも大変落ち着いて、MCも解りやすく、歌の内容を解説
しながらのステージでした。
終了してかたずけ終わると小曽根真さん一行がおみえになりました。ハーモニカの
グレゴリーさんとパーカッションのパーネルさんは翌朝(今朝)帰国の予定で、その
前に挨拶にいらしたのです。演奏が始まると、帰りかけていたお客さまはあわてて
席に戻り、初めは小曽根さんとグレゴリーさんのデュオ、その後浩子さんが歌い、
近藤さんと平岡さんパーネルさんはドラムに座ってプレイ…と素晴らしいジャムが
始まりました。
そこにまた仕事を終えたティファニーさんが、私の誕生日のお祝いに駆けつけ、
みなさんで私のために♪ハッピーバースデイを歌い演奏してくださいました。
なんと豪華なメンバーによるお祝いでしょう…その温かく優しいお祝いに感激!
みなさま本当にありがとうございました。(写真アップ)
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  2009.12.26 Sat   クリスマスに相応しい賑わいと素晴らしいステージ
クリスマス当日の夜、メンバーは、チャリート(vo) ユキアリマサ(pf) 佐藤慎一(b)
加納樹麻(ds) 川嶋哲朗(ts) 鈴木央紹(ts) さん。チャリートさんの衣装は、黒のシー
スルーのドレス。髪には赤い花を飾ってクリスマスらしい華やかさで登場です。
クリスマスディナーが大人気で始めて以来というほどオーダーが入り、松岡チーフ
と厨房は戦場のような忙しさ。私も厨房に入ってお手伝い。そのためゆっくりと
ステージを楽しんでいる暇がありませんでしたが…
ユキさんの美しい粋なピアノサウンドに、裸足のドラマー樹麻さんのセンスのいい
ドラミング、甘いサックスの央紹さん、低音から高音まで鳴らしまくる川嶋さん…
タイプの違うテナーが2管入って、サウンドに厚みが出たその中を、自由に歌う
チャリートさん。彼女はクリスチャンなのでクリスマスソングは大得意。とても
楽しいステージで、店内がクリスマスの雰囲気で大いに盛り上がりました。
演奏曲は、1st.stage…♪Christmas Waltz ♪I Let A Song Go Out Of My Heart
♪You Must Believe In Spring ♪How High The Moon♪ I've Got A Crush On You
♪ I 'Ve  Got You Under My Skin。
2nd.stage…♪Lullaby Of Birdland♪ Have Yourself A Merry Little Christmas
♪Why I Feel This Way♪ Try A Little Tenderness♪ Just The Way You Are
♪Softly, As In A Morning Sunrise、アンコール♪Christmas Songでした。
【P.S.】
25日は、実は私の誕生日でもありました。今年も大勢の方からお祝いをして頂き、
とても幸せでした。来年は60代最後の年になります。元気でお店を続けられるよう
健康に気をつけて頑張りたいと思います。お祝いに駆けつけてくださった方、
プレゼントをくださった方、本当にありがとうございました。
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  2009.12.27 Sun   ペコちゃん本領発揮のステージ、店内は超満員
クリスマス気分もさめやらぬ年末の土曜日、メンバーは、伊藤君子(vo) 森下滋(pf)
高瀬裕(b) 小山太郎(ds) さんで、おかげさまで店内は超満員になりました。
ペコちゃんは、胸と背中が大きくあいたロングドレスに、髪をアップに結って、
シックに奇麗に大人の女性を決めていました。このバックで歌うのは2回目だそう
ですが、雰囲気に合わせて途中で予定の曲目を変えたり、ご自分のことを「小豆島
が生んだ大年増」などと言って笑わせたり…さすが大ベテランにふさわしいステージ
を繰り広げました。
客席にウィリアムス浩子さんを見つけると、呼び出して紹介。浩子さんはペコちゃん
の大ファンで、時々聴きにみえますが…♪My Foolish Heart を歌いました。その後、
TOKUちゃんもみえたので呼び出して、一緒に♪Sometimes I'm Happy を演奏。
アンコールに♪Follow Me。帰ろうと仕度したお客さまが、ドアの所に立ち止まって
聴き入っていました。
1st.stage…♪A Boy From Ipanema ♪What's New? ♪Speak Low 津軽弁バージョン
で♪My Foverite Things と♪Summertime。英語に戻って♪A Song For You
♪I Cried For You ♪Smile。2nd.stage ♪Time After Time ♪My Funny Valentine
♪Old Devil Moon ♪Let It Be Me ♪Fry Me To The Moon ♪Bridges
♪Bridge Over Troubled Water でした。
【余談になりますが…】
いつもこのブログ欄で演奏曲名を逐一書くのは、いらしてくれた熱心なお客さまから、
「あの曲名を教えてほしい」とのご要望やお問い合わせが時々あるためです。
スペリングをミスったり致しますが大目に見て頂き、お読みくださいませ。
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  2009.12.28 Mon   美しいタッチで、今年最後の福ちゃんのトリオ
今年最後の福ちゃんのトリオ(福田重男(pf) 上村信(b) 藤井学(ds)さん)とあって、
ファンの方が全員集合したような感じ。日曜日なのに客席がしっかり埋まり、
福ちゃんも胸を撫で下ろしていました。福ちゃんが電話してファンを集めてくれた
ようです。リーダーの責任感が強いとお店としてはありがたいですね。
私は、ほとんど毎日、同じピアノから出ている音を聴いているのですが、弾き手に
よって、響きや鳴りが全く違います。当店にレギュラーで入っているピアニストは、
基本的に私の好きな音色を奏でる人です。その中の代表の一人が福ちゃん。タッチ
がとても奇麗で、作曲や編曲の才能も優れています。上村さんも弦楽器に相応しい
ベースらしい音作りをしていて、私の好きなタイプ。(よく、弦の音なのかアンプの
音なのか分からない人もいますけど)。
そして昨夜は、ドラムスがレギュラーのセシルさんに代わって藤井さんでしたが、
彼もタッチが奇麗でうまくサポートしていました。
1st.stage ♪How About You .♪Don't Be Silly ♪Lullaby、オリジナル曲2曲の後、
ビートルズの♪Black Bird。
2nd.stage リクエスト曲♪Go Ahead Nigel ♪Fotgrafia ♪Alfie ♪Mohawk Drive
♪Child's Dream …など。そしてアンコールにスタンダード曲で応えて、今年の
福ちゃんのトリオが終了。お客さまはみなさん、また来年もよろしく…とご挨拶
なさって帰路につかれました。
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  2009.12.29 Tue   今年の当店最終日に相応しいステージ《フロント ページ》
10人のミュージシャンがステージに並ぶと、いつもより客席が少なくなりますが…
客席には早い時間からファンの方がお見えになり、お陰さまで満席になりました。
神戸からこのステージのために手弁当で上京してくる浅井さんですが、今回は、
ご家族の方を伴って遠路はるばるお見えになり、ご両親が我が息子の演奏を熱心に
聴いておられました。途中で小曽根真ご夫妻もおみえになり、三木俊雄(ts) さんも
張り切って演奏されていました。
1st.stage ♪Stop And Go ♪Moon Flower ♪Hank's Mood、小曽根さんを呼んで
♪Sleep Like A Baby…とても情感のこもったピアノソロでした。福田さんのピアノ
に戻って♪Stepping Stone。明朝の早い小曽根さんがお帰りになりました。
2nd.stage Next Channel ♪Papillion ♪Escher's Vision ♪If I Told A lie
♪Quantum Leap。アンコールに、今年の嫌なことは奇麗に流しましょうと
久しぶりに ♪墨田川 を演奏し、今年の当店最終ステージは無事終了。お客さまも
ミュージシャンも、年末の挨拶を交わしながら帰路につきました。
さて、
本日、当店では恒例の年末の大掃除。そして、焼肉屋でスタッフの忘年会。あとは、
大晦日のカウントダウンセッションを残すだけとなりました。それではみなさま、
良いお年をお迎えくださいませ。
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