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 Weblog by Kyoko (過去のブログはカレンダーを戻してネ)
  1.6 Tue 明けましておめでとうございます。
  1.7 Wed 新年にふさわしい優しく暖かいサウンド
  1.8 Thu オーケストラを聴くようなセクステット
  1.9 Fri パワフルで暖かく楽しいステージ
  1.10 Sat 冷たい雨の夜、でもステージは熱く燃えました
  1.10 Sat 【お詫び】
  1.13 Tue 新年会のような雰囲気で客席は大ノリ
  1.14 Wed ベテラン水橋さん、初のリーダートリオ
  1.15 Thu ジャズ クァルテットの醍醐味を満喫
  1.16 Fri ステージは熱く燃えた酷寒の夜
  1.17 Sat エンターテイン溢れる《オルガンアイズ セッション》
  1.19 Mon 週末にふさわしい和やかで明るいステージ
  1.20 Tue 楽しくてバランスのとれた素晴らしいクァルテット
  1.21 Wed 内に秘めた情熱がほとばしるクィンテット
  1.22 Thu 雨降る寒い夜でしたが同窓会のような賑わい
  1.23 Fri しとしと雨降る夜、でもサウンドはクリアー
  1.24 Sat 久しぶりに満席の金曜日
  1.26 Mon 素晴らしい岡崎ブラザーズ クィンテット
  1.27 Tue 厳しい不況を感じる寂しい夜
  1.28 Wed 曲をつなげるアレンジを楽しみました
  1.29 Thu ジャズの良さを再認識した夜
  1.30 Fri 上品な大人のクァルテット
  1.31 Sat 2日間の鹿児島ツアー、初日のご報告


  2009.1.6 Tue   明けましておめでとうございます。
皆さまにとって、今年が良い年になるよう心からお祈り申し上げます。
私の正月は、今年も2泊ほど孫のレイくんと近くの温泉に行って過してきました。
レイくんも、2歳と5ヵ月になり言葉も少し覚え、喜怒哀楽もしっかりしてきて
可愛い盛り。ヤンチャもすっかり一人前になり、片時も目を離せずゆっくり休養
というわけにはいきませんが、でもファミリーで楽しく過して今年1年の英気を
養うことができました。今日からは、またお店です。今年は厳しい年になりそう
ですが、皆さまと共にいい音楽を聴いて、不況を吹き飛ばしたいと思います。
昨年にも増してボディ&ソウルをよろしくお願い致します。
P.S.
大晦日の《カウントダウン スペシャル セッション》のステージの様子が、
カテゴリー{Photos]→[2009]でご覧いただけます。
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  2009.1.7 Wed   新年にふさわしい優しく暖かいサウンド
今年の1曲目は、《南青山六丁目楽団》(岡崎正典,ts 片岡雄三,tb 山岡潤,euph
紅野智彦,pf 古西忠哲,b 高橋徹,ds) による♪The King で始まりました。
久しぶりに三管の優しいハーモニーに触れて、心地よさが広がりました。
先日亡くなったフレディ・ハバードの♪Up Jumped Spring、そしてテナーを
フィーチャーしてのバラード♪I Want To Talk About You は、特に素敵でした。
2nd.stage は♪Over The Rainbow から始まり♪Blues On Down
♪Struttin With Some Berbe-Cue ♪Evidence トロンボーンとユーホニウムで
♪Smoke Gets In Your Eyes そして♪It's All Right With Me …
ラストのリクエスト曲まで、お客様もうっとりして聴いていらっしゃいました。
この楽団を初めて聴いた方は、皆さんそろって「良いバンドですね」 と言って、
CDをお買い上げになった方も数人いました。昨今の世の中の悪い状況の中、
少しは安らぐ気持になっていただけたのではないかしら。
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  2009.1.8 Thu   オーケストラを聴くようなセクステット
昨夜のメンバーは、守屋純子(pf)近藤和彦(as)岡崎好朗(tp)片岡雄三(tb)高瀬裕(b)
安藤正則(ds) さんのセクステット。全員の意志の疎通がとても良く出来ていて、
特にフロント陣は、現在の日本でトップクラスのミュージシャンだけあって、
パワフルでハーモニーも素晴らしくまるでオーケストラを聴いているようでした。
守屋さんもフロント陣を自由にプレイさせて楽しんでいました。この21日には、
オーケストラのCD「Groovin' Forward」が発売になり、2月27日にはヤクルトホール
でコンサート公演もなさるとの事、今年もいろいろとご活躍のようです。
みなさんもぜひ応援してあげて下さいね。
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  2009.1.9 Fri   パワフルで暖かく楽しいステージ
昨夜は、海老沢一博(ds)さんをリーダーとする小池修(ts) 竹内直(ts) 坂井紅介(b)
林正樹(pf)さんらのメンバー。海老沢さんは今年芸歴50年を迎え、大変張り切って
パワー全開。大勢のお客様が応援に見えていました。フロントに個性的なテナーを
2人組んだ編成も珍しく、♪Body and Soul では、海老沢さんが私をイメージして
作曲したというイントロとエンディングを披露してくれました。大変素敵でした。
海老沢さんはメンバーそれぞれの良いところを引きだし、林さんにソロで
♪Japamennco を演奏させたり♪A Night In Tunisia ではテナーバトルをさせ、
客席からは大歓声。最後まで感謝の気持が伝わってくるとても暖かくて楽しい
ステージで、私も元気になるパワーをたくさんもらいました。
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  2009.1.10 Sat   冷たい雨の夜、でもステージは熱く燃えました
冷たい雨で今年一番の冷え込み…でも私の心配をよそに、TOKUちゃんファンは
寒さにもめげず大勢が来店してくださいました。二年掛かりで8枚目のCDを先頃
リリースして張り切っているTOKU(vo,flh)ちゃんに、柴田敏弥(pf) 井上陽介(b)
大槻カルタ英宣(ds) さんのメンバー。1st.stage は、CD収録曲はもちろん、
暮れに亡くなったフレディ・ハバードの♪Up Jumped Spring そして陽介さんとの
掛け合いで♪Fly Me To The Moon など。TOKUちゃんは、あまり気持よくプレイ
できたので終わりたくないと言って店内は大爆笑でした。2nd.stage では
マイケル・ジャクソンの♪Rock With You をカバーしたCD収録曲。そして、
CDタイトルである♪Again。これはTOKUちゃんの曲で、私も好きな曲です。
ちなみに、CDではエグザイルのATSUSHIさんとデュエットしています。
アンコール曲の♪Our Love Story を演奏中に、ブルーノートに来日公演中の
カウント・ベイシーバンドのメンバーが来店し、そのまま飛び入り演奏。結局、
アンコールタイムは20分ほど延長することになり、お客様は帰るのを忘れて
楽しんでいました。外は寒かったけれど、店内はとてもホットな夜でした。
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  2009.1.10 Sat   【お詫び】
誠に申し訳ありませんが、今夜は都合により、臨時休業させていただきます。
なお、明日の日曜日は、《横山達治 スペシャル プロジェクト》 の出演です。
逹ちゃんの迷司会で、初笑いもお楽しみください。
また、翌、月曜日は、祝日休業です。勝手ながら、よろしくお願い致します。
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  2009.1.13 Tue   新年会のような雰囲気で客席は大ノリ
日曜日の昼間、孫のレイくんを預かり世話していたのですが、夜になっても
なかなか寝ついてくれず、お店に出たのは1st.stage の終わり頃でした。
お店に出たら、まるで新年会をやっているような感じの大賑わいでビックリ。
それもそのはず《横山達治 スペシャル プロジェクト》で、メンバーは
横山達治(per) 井上信平(fl) 箭島裕治(b) 藤井摂(ds) さん、そして奥山勝さんの
ピンチヒッターで平田フミトさんが加わり、達ちゃんの面白迷司会も冴え、
ラテンジャズを大いに楽しみました。嫌な事ばかりの今日この頃、音楽は
楽しいのがいいですね。お客さまもみなさん「とても楽しかったよ」と言って
お帰りになられました。
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  2009.1.14 Wed   ベテラン水橋さん、初のリーダートリオ
昨夜は大ベテラン ベーシスト水橋孝さんが、大口純一郎(pf) 原大力(ds) さんを
起用してのトリオ。当店はホントに久しぶりで、ちょっと緊張気味でしたが、
良く歌うベースの音色も素晴らしく、二人との相性も良くて、とても味のある
素敵なトリオでした。お客様は、熊本、岡山、松本、いわき市、横浜…など、
地方から聴きにいらした方がほとんどでした。遠いところ、わざわざ足を運んで
下さり、どうもありがとうございました。
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  2009.1.15 Thu   ジャズ クァルテットの醍醐味を満喫
昨夜は、辛島文雄(pf) 池田篤(as) 川村竜(b) 小松伸之(ds) さんのクァルテット。
池田さんはソプラノサックス、アルトサックス、テナーサックスを演奏曲ごとに
持ち替えて演奏。もちろん3本とも完全に楽器をマスターしていて、良く歌う
サックスで素晴らしいと思いました。川村クンと小松クンの成長も素晴らしく、
ベースとドラムスのリズムが一体となり、全体のリズムを下からしっかり支えて
いました。終演後にいつも辛島親分がダメ出しをしていたのがだんだん実って
来ているのだと思います。辛抱強くコツコツと努力している姿を見ていた私と
しては、大変嬉しい夜でした。
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  2009.1.16 Fri   ステージは熱く燃えた酷寒の夜
今年一番の寒い夜。ステージは 峰厚介(ts) 村上寛(ds) 生沼邦夫(b) 清水絵理子(pf)
さんの大ベテランと若者の熱き共演です。演奏曲は峰さんのオリジナル曲が
多かったのですが、リズムもメロディもかなり凝っていて演奏者には難しい曲
ばかり。でも若い絵理子さんと生沼クンがしっかりきちんとこなしているのを
聴いて、二人がこのグループでずいぶん鍛えられているのがよくわかりました。
ジャズは特に今、先輩陣が若い人を育てていかないと生き延びていけないかも
しれません。若い二人に大いに期待しましょう。
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  2009.1.17 Sat   エンターテイン溢れる《オルガンアイズ セッション》
寒さのせいでしょうか、いつもの金曜よりお客様は少なめでしたが、
トミー・キャンベル(ds) 河合代介(org) ハル高内(g) さんのトリオは、ノリにノッて
いました。演奏中に、お茶目なハルさんがベビーシタールを弾くハプニングで、
思いもよらぬ展開をさせたり、トミーさんの英語と日本語がビミョーに混じる妙な
ジョークや、客席の外人客とのやり取りも雰囲気を盛り上げていました。演奏は
よくスウィングし、その上、三人のコミュニケーションが良くとれていてそれぞれ
自由に楽しんでプレイ。それが客席にも伝わってきて、とにかく楽しい店内。
お客様はみなさん、エンターティメントを満喫されてお帰りになられました。
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  2009.1.19 Mon   週末にふさわしい和やかで明るいステージ
ティファニー(vo) さんに、秋田慎治(pf) 岸徹至(b) ジーン・ジャクソン(ds) さんの
初顔合わせのトリオで、1時間ばかりのリハーサルでステージに臨みましたが、
さすがプロですね、いつも一緒に演奏しているような感じで、ティファニーさんも
いつものように伸び伸び嬉しそうに歌っていました。ジーンさんはベテランらしく
決して自分が出しゃばることなく優しくサポートしていました。♪Summer Timeの
イントロで「五木の子守唄」を歌ったのですが、日本人でもよく意味のわからない
方言なのに、漢字が浮かんでくるような気にさせてくれるとても奇麗な発音で、
違和感が全くないのには驚かされました。音楽に国境はない、とよく言われますが
こういう事なんでしょうか…ふと思いました。お店の方は、リーマンショック以来
このごろようやく外人客が少し戻って来たようですが、それでも寒さのせいか
不況のせいか、これまでの週末のような大賑わい、というわけにはいきませんね。
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  2009.1.20 Tue   楽しくてバランスのとれた素晴らしいクァルテット
片岡雄三(tb) ユキアリマサ(pf) 上村信(b) 小山太郎(ds) さんのメンバーは、みなさん
真面目なベテラン揃い。片岡さんがリーダーでMC(司会進行)をするのですが、
今年は、話が長くならないこと、さりげなくやること、「全出し」をしないこと。
この三つを奥様に誓わされたとのことで大笑い。「全出し」とは、自分の持っている
音楽の知識やテクニックをこれ見よがしに出すな、と言う意味だそうです。でも
彼のトロンボーンは、「全出し」しなくたってとても巧くていつも感心しています。
それから♪チェロキー が '30年代のビックバンド(名前を忘れました)のテーマソング
であったことも教わりましたが、話しぶりには彼の人柄が出ていてとても愉快で、
お客様は終始笑顔で聴いていました。ユキさんのピアノも、アプローチの仕方が
演奏曲によって変化に富んでいて、大変楽しいステージ。客席には、ジャズ好きの
常連さんが自然と集まっていました。
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  2009.1.21 Wed   内に秘めた情熱がほとばしるクィンテット
松島啓之(tp) 山田穣(as) 今泉正明(pf) 嶋友行(b) 広瀬潤次(ds) さんらは、普段は
みなさん無口で物静かなメンバーですが、いざ楽器を持ち演奏が始まると、全員の
集中力が一つになって、とても素晴らしいサウウドを放ちます。トランペットと
アルトサックスのコンビネーションは天下一品。特にバラード♪ローラ は絶品
でした。ハイテンポの曲も素晴らしく客席からは何度も歓声があがっていました。
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  2009.1.22 Thu   雨降る寒い夜でしたが同窓会のような賑わい
北条直彦(pf) 田辺等(b) 本庄重紀(ds) さんのトリオは、ピアノの北条さんとドラムス
の本庄さんが学生の頃からの演奏仲間で、プロ歴実に45年の大ベテラン。その頃
一緒に演奏していたベーシストの方は、残念ながらお亡くなりになってしまわれ
ましたが、ジャズが最も熱かった時代に学生として演奏していた関係もあって、
昨夜は寒い雨にも関わらず、今はリタイヤされている方々が大勢おみえになり、
青春時代を思い起こして店内はまるで同窓会のような雰囲気でした。私も、随分と
久しぶりで懐かしい方々にお会いして、昔話をたくさん聞き、すっかり忘れていた
様々な事を思い出しました。皆さん旧交を温められ、大層喜んでお帰りに
なられました。
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  2009.1.23 Fri   しとしと雨降る夜、でもサウンドはクリアー
ステージは、鈴木良雄(b) さんの曲を野力奏一(pf) さんが素敵にアレンジし、
井上信平(fl) さんと岡部洋一(per) さんが味付けをしているそのサウンド、外は雨で
湿った空気でしたが、クリアーで美しく響いていました。このユニットは、いつも
一緒に演奏しているのでコミュニケーションがよくとれていて、安心して聴いて
いられます。そこに、昨夜は奇麗なハーフの女性シンガーの卵が飛び入り出演。
野力さんがその場でアレンジした16ビートの♪Lover Man を聴かせてくれました。
これからデビューするそうですが、若くて奇麗で、これはイケると思いました。
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  2009.1.24 Sat   久しぶりに満席の金曜日
金曜夜は、伊藤君子(vo) 大石学(pf) 坂井紅介(b) 安藤正則(ds) さんのメンバーで、
久しぶりに客席がお客様でいっぱいになりました。ペコ(伊藤君子)ちゃんも嬉し
そうでした。演奏曲は、♪All Of Me♪The Way We Were♪Biwesette
♪On A Cleur Day♪If I Could♪Meet Me On The Moon ♪Bridges
♪The lsland …など。♪I Thought About You の時には、津軽弁で語りを入れた
のですが、何とも可愛らしく、ホロッとさせるお話。ペコちゃんは、ステージと
客席が一体になるようにお客様に積極的に話しかけたりして、とてもリラックス
した雰囲気の店内でした。歌には、人生が表れると言います。今のペコちゃんは、
とても充実した人生を過しているんだなあ、と感じさせるいいステージでした。
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  2009.1.26 Mon   素晴らしい岡崎ブラザーズ クィンテット
週末は、岡崎正典(ts) 岡崎好朗(tp) 今泉正明(pf) 小林航太郎(b) 海野俊輔(ds) さんの
メンバーでしたが、孫のレイちゃんを預かっていたため遅くなり、私は 2nd.stage
から聴くことになりました。で、2nd.stage は、♪Stuttin' With Some Barbe-cue
から始まったのですが、一音出ただけで客席から歓声が上がりました。きっと
1st.stageが素晴らしかったのに違いありません。2nd.stage では、アニメ映画
「ウォーリー」を正典さんが観てロボットがサッチモのばら色の人生に人間の暖かみ
を感じるシーンに感動した話とともに♪Mood Indigo。それからソニー・ロリンズの
♪Valse Hot、フレディー・ハーバードの♪Red Clay、アンコールに応えて
♪In A Mellow Tone…。好朗さんは3年半NYに住み、素晴らしいトランぺッターに
なって帰ってきました。大勢のお客様に、またこの組み合わせを聴かせて下さい、
とリクエストをいただきました。さて、ステージも終わって…岡崎さん兄弟は同じ
方向なのに別々に帰ろうとするので不思議に思って聞いてみると、「兄弟で一緒に
帰るなんて照れくさくて嫌ですよ」…兄弟って、面白いですね。
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  2009.1.27 Tue   厳しい不況を感じる寂しい夜
昨夜の1st.stage ステージの客席には、お歳をめした常連さんが1人だけ…そんなに
寒い夜ではなかったのに、週明け月曜日のせいでしょうか。演奏の方は、若い
石田衛(pf) 吉木稔(b) 横山和明(ds) さんのトリオが、植松孝夫(ts)先輩を一生懸命
サポートしていました。お客さんが居ないので 2nd.stage は中止しようか、などと
考えていたら、地図を片手に初めて訪れたお客様が、可愛い子犬を連れて、数人
おみえになりました。で、ステージが始まっても子犬は鳴きも驚きもせず、
おとなしく聴いて、まるで演奏を楽しんでいるようでした。お店が寂しく、経営者
としてまいっていた私の心は、すっかりこの子犬に癒された夜でした。
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  2009.1.28 Wed   曲をつなげるアレンジを楽しみました
福田重男(pf)さんが「映画は編集作業が面白くそれで出来も決まる、とビートたけし
の本で読んでから、ジャズはアレンジのつなげ方で面白くなるのではと思った」と
説明した後、客席に居た誕生日のお客さんのために、全く関係ない曲をつないで、
見事にロウソクを吹くタイミングで♪Happy Birthday になるよう演奏しました。
ベースの小杉敏さんは多分還暦はすぎていると思いますが、大変若々しいプレイ。
ドラムスのセシル・モンローさんは、とても奇麗なタッチでそれぞれサポート。
大変気持のよい夜でした。
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  2009.1.29 Thu   ジャズの良さを再認識した夜
竹内直(ts,fl) 井上陽介(b) 江藤良人(ds) 清水絵理子(pf) さんのメンバーで、この
ユニットは主に、竹内さんのオリジナル曲とアレンジ曲を演奏するのですが、
リズム隊がしっかりしているのと、個性的なテナーの響きが力強く温かで、50年代
60年代のジャズのように良くスウィングしていました。♪竹田の子守唄 では、
ベースからイントロをはじめ徐々に激しく8ビートになっていったり、富山の民謡
♪小切り子節ではテナーからイントロに入り、盛り上がったところでドラムソロ。
その時、手拍子とともに♪窓のさんさはデデレコデン晴れのさんさもデデレコデン
…と歌うなどとても面白いアレンジでした。しかもサウンドのスケールが大きくて
説得力があり、私はコルトレーンを聴いているような気分になりました。そして、
やっぱりジャズっていいなあ、という思いにかられた夜でした。
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  2009.1.30 Fri   上品な大人のクァルテット
水曜もクァルテットでしたが、昨夜木曜も、三木俊雄(ts) ユキ アリマサ(pf)
井上陽介(b) 紅野智之(ds)さんのクァルテットでした。同じ編成でも奏者によって
全く違うサウンドができあがる…ジャズってホントに面白いですね。三木さんの
テナーは音色が柔らかくよく歌い、ユキさんのサポートはかゆいところに手が届く
感じ。陽介さんはしっかりと芯のあるベースらしいゆったりとしたベース…
若い紺野さんは、先輩たちにいろいろアドバイスや注意をしてもらいながらも
一生懸命でした。この年齢でこうした素晴らしいメンバーと共演できるのはとても
ラッキーなこと、と、私からも大いに励ましました。次回来月も同じメンバーでの
出演で、いろんな意味で楽しみです。
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  2009.1.31 Sat   2日間の鹿児島ツアー、初日のご報告
昨夜は当店に出演しているリレットさんのコンサートが、地元の鹿児島であり、
私も招待されて来ています。東京からの出演メンバーは、TOKU(vo,flh)
小沼ようすけ(g) 秋田慎治(pf) 井上陽介(b) 加納樹麻(ds) という豪華メンバー。
市の公民館での公演で、心配だった雨も大したことはなく、お客さまも大勢みえて
ホッとしました。リハーサルの時間もないままの開演でしたが、みんなプロです。
ミスもなく素敵なコンサートになりました。リレットさんの出立ちは…最初は白の
パンツスーツ、次ぎは真紅のドレス、最後は黒のスパンコール入りブラウスに黒の
スパッツとブーツ…いずれも艶(あで)やかで素敵なステージ衣装でした。そして
よく伸びる声でメロディーをストレートに歌うリレットスタイルは、一般の人にも
分かりやすく、バックのサポートも優しくて、とても好感の持てるいいステージ
でした。私も二回もステージに呼び上げられ、ご挨拶がてらBSレーベルの宣伝を
させてもらいました。美味しいお食事をごちそうになった後は、リニューアルした
ばかりのリレットさんの経営するお店にみんなで流れましたが、美しい夜景が
ガラス張りの窓からよく見える素敵なジャズクラブ。地元の若いトリオが演奏中
でしたが、東京からのメンバーが入ってジャムがはじまり、お開きになったのは
深夜2時を回っていました。今夜は、コンサート2日目です。
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