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 Weblog by Kyoko (過去のブログはカレンダーを戻してネ)
  8.1 Fri 久しぶりの《フロントページ》新曲も披露
  8.2 Sat ビブラホンの魔術師 !! クリスチャン・タンバーさん
  8.4 Mon 熱帯夜の週末に美しい歌声
  8.5 Tue 34年目のB&S 誕生週間、初日
  8.6 Wed 豪雨の中のCD発売記念ライブ
  8.7 Thu ジャズらしいジャズ
  8.8 Fri 歓声の絶えないホットな夜
  8.8 Fri 【今夜は、BODY&SOULの誕生日】
  8.9 Sat 34回目の開店記念日
  8.11 Mon ゴージャス!!な記念週間最後の夜
  8.12 Tue 都内はお盆休みで閑散としてますが…
  8.13 Wed お盆休みでも、店内はイケメンに大盛況
  8.14 Thu 女性客で満席のお盆休み
  8.15 Fri 気持ちのいい爽やかなメンバー
  8.16 Sat 終戦記念日ふさわしいステージング
  8.17 Sun 久しぶりの美人ピアニスト佳子さん
  8.19 Tue 週初めからハーレムのクラブのような店内
  8.20 Wed 着実にファンが増えてきた《南青山六丁目楽団》
  8.21 Thu リラックスしたステージ
  8.22 Fri お客様は少なかったけど演奏はとても素敵
  8.23 Sat マーヤさん東京での今年最後のライブ
  8.25 Mon 雨降りの週末も大にぎわい
  8.26 Tue 雨の月曜日…でもハッピーな夜
  8.27 Wed 新人登場でしたが…
  8.28 Thu 初出演のFUKUMIさん、真っ白いドレスで登場
  8.29 Fri 久しぶりのレギラーメンバー《フロントページ・オーケストラ》
  8.30 Sat ゲリラ雨の金曜日、店内は熱気で充満
  8.31 Sun 土曜日も夕方からゲリラ雨


  2008.8.1 Fri   久しぶりの《フロントページ》新曲も披露
昨夜のメンバーは、トロンボーンの片岡さんが欠けて、若いマサ池田さんが
代役をつとめました。 演奏曲は、三木さんの20代の頃の曲♪I Once Believed
7拍子の曲♪Stepping Stone 、♪Midnight Voyage 、三木さんが失恋した時に
書いたという♪When It Goes Away 、池田篤さんの軽快な曲に山岡さんの
ユーホニュームをフィーチャーしての♪I do Hope など…
バラエティーに富んだ選曲で楽しませていただきました。女性客もかなり多く、
今のジャズ界は女性に支えられている印象を強く受けた夜でした。
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  2008.8.2 Sat   ビブラホンの魔術師 !! クリスチャン・タンバーさん
貴奈さんは、米国暮らしが永く交遊関係も多彩で幅広いので、いつも
素晴らしい人を紹介してくださいます。今回は、ピアノの腕も並ではない
ビブラホンの鬼才、タンバーさん。彼は、あのシルクド・ソレイユのマカオ公演
(この29日から2年間の公演が始まる新しい常設ティームZAIA=サイヤー)の
音楽監督を2年間努めるそうです。とにかくテクニックがすばらしく、
ダイナミズムがあり、貴奈さんとアイコンタクトで、どんどん世界を
広げて行くすごさ。♪It Could Happen To You では、絶妙なタイミングで
貴奈さんとピアノを連弾し、大いに楽しませてくれました。またオリジナル曲
♪Traveling South なども披露してくれました。いらしたお客様は大満足
でしたが、いつもの金曜日より少なく大変残念でした。米国には、私たちの
知らない素晴らしいミュージシャンがたくさんいるんですね。
またまた再認識させられた夜でした。
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  2008.8.4 Mon   熱帯夜の週末に美しい歌声
今年はホントに暑いですね。週末は、各地で花火大会があったらしく
客足は今イチでしたが、リレットさんの美しい歌声で、店内は和やか爽やか。
スタンダードナンバーもポップスもストレートに唄うので、一緒にステージを
つとめていた近藤さん(近藤和彦=as)が、終演後「久しぶりに気持ちよくて
楽しかった」と言ってくださいました。初顔合わせで組んだ私としては、
とても嬉しくなりました。
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  2008.8.5 Tue   34年目のB&S 誕生週間、初日
昨夜は記念週間初日ということで、当店からデビューしたTOKUちゃんの
グループでした。全員がとても若いミュージシャンですが、それぞれみなさん
大きな可能性を秘めていて、これからが楽しみな人たちです。ステージは、
先日お亡くなりになった越智順子さんに捧げて♪What A Difference A Day
♪Moondance そして同じく亡くなった天才ギタリスト、ハイラム・ブロックさんに
捧げて♪All Fall Down。この曲は、ハイラムさんが来日公演の度に当店に立ち寄り
弾き語りしていた曲で、思わず彼を思い出しました。TOKUちゃんも思い出話を
MCでされていましたが、心根の優しい人ですね。ドラムスの山内クンの師匠、
大坂昌彦さんも弟子を見にフラッと現れ、飛び入り出演もしてくださいました。
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  2008.8.6 Wed   豪雨の中のCD発売記念ライブ
私も昼間、豪雨に遭遇してびしょ濡れになり、夜の客足など心配しましたが、
さすが福田さん(福田重男=pf)、ファンが多く心配は取り越し苦労でした。
ステージは、【BODY&SOUL レーベル】のCD「不協和音」の中に収録
されている♪Think Of One ♪Pannonica ♪昔は良かったね ♪Bye-Yaなど。
他はナット・キング・コールの♪Sweet Lorraine 福ちゃん自身がFIレーサーの
マンセルに捧げた♪Go Ahead Mansell 、ジミー・ローズの♪The Peacock
ファニアス・ニューボーンの♪Suger Ray…いずれもピアニストの作になる
曲の演奏でした。中でも♪The Peacock は、上村信さんのベースソロが
素晴らしかったです。とにかく湿度が異常に高く、楽器をきれいに鳴らすのが
大変な夜でしたが、CDを買ってくださった方も多く、おかげ様ですばらしい
CD発売記念ライブになりました。
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  2008.8.7 Thu   ジャズらしいジャズ
昨夜は63回目の広島原爆記念日。「二度とこのような日が来ないよう祈りながら、
前向きで明るい曲を唄います」と始まった大野えりさんのステージでした。
でもジャズの中には、あまり明るい曲は少ないですね。個性的なピアノトリオ
(大口純一郎=pf 米木康志=b 原大力=ds)をバックに、ブルージーなえりさんの
ヴォーカルは、どちらかというとプロ好み・渋好みと言えますが、お互いの個性を
尊重しながらプレイする面白さがあります。♪Blackbird♪Milestone
♪Come Rain Come Shine ♪No More Blue…ジャズらしいジャズが、
ここにありました。
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  2008.8.8 Fri   歓声の絶えないホットな夜
昨夜は、辛島トリオのレギュラーメンバー河村クン(b)が代役の畠山クンに
替わりましたが、サックスの池田篤さんも加わって、いつもと変わりなく
スピード感溢れる演奏でした。サックスの篤さんは、アルトとテナーを
時々持ち替えてのプレイでしたが、生音で良く鳴っていました。
五輪のサッカー中継のためか、お客さまは少なめでしたが、2nd.stageから
みんながノリ出して辛島さんのフレーズに歓声が上がりはじめ、サックスの
ソロには、女性の黄色い歓声も加わって、まさにステージと客席が一体となり、
熱帯夜らしいホットな店内になりました。ドラムスの小松さんと学生の頃
いっしょに演奏していた方がおみえになり、そのすばらしいドラミングに
とても感動してました。久しぶりに聴かれた別の方もその上達ぶりに感心しきり。
辛島さんのご指導と本人の素直さの賜物ですね。これから先が大いに楽しみです。
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  2008.8.8 Fri   【今夜は、BODY&SOULの誕生日】
でも、北京五輪の開会式と重なってしまいました。
(私事ですが、孫(レイちゃん)の2歳の誕生日でもあります)。
チャリートさんはじめミュージシャンは、とても張り切っています。
できれば、開会式は録画してゆっくりとご覧いただいて、
ぜひ、誕生日を盛り上げてくださいね。
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  2008.8.9 Sat   34回目の開店記念日
北京五輪の開会式と重なり、お店はガラガラか…と心配しましたが、
「開店記念日なのでやってきましたよ」という心優しいお客さまたちで、
客席はほぼ満席。(メールや電話でご連絡くださったチャリートさん(vo)はじめ
関係者の方々、どうもありがとうございました)。
ミュージシャン(秋田慎治=pf グレッグ・リー=b 加納樹麻=ds 川嶋哲郎=ts)は、
ほとんど初顔合わせの面々。チャリートさんは、いろんなスタイルのアレンジで
歌い上げ、盛り上がりました。2nd.stageの途中で、バースディ・ケーキが
出てきたので、お客さまどなたかの誕生日かと思ったら、チャリートさんの
事務所の社長さんである坂井さんから、お店へのプレゼントでした。で、
ステージに呼び出されご挨拶になりました。開店記念の度に思うことですが、
私はただただジャズが好きで始めたこと、まさかこんなに永く続くとは
ついぞ思ったことがありません。皆さまの支えがなかったら、とっくに
やめていただろう、と思います。近年、特にその思いが強くなり、昨夜も
胸がいっぱいになりました。皆さまに感謝申し上げるとともに、この先も、
自分が納得いくまで励みたいと思います。これからもよろしくお願い致します。
(写真2枚、[potos]欄→2008年のトップページにアップしました)
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  2008.8.11 Mon   ゴージャス!!な記念週間最後の夜
《トミー・キャンベル ヴォーカル セッション バンド》いつもは、フロントが
2ヴォーカルですが、大輔さん(伊藤大輔=vo)の都合により有紀さん(山口有紀=vo)
ひとりでつとめることに。有紀さんは、普通、シンガーがあまり唄わない
♪Butterfly (ハービー・ハンコック作) ♪Con Alma (デイジー・ガレスビー作)
♪Armando's Rumba (チック・コリア作)などを、三人のバックの優しい
エスコートで立派に唄いこなしました。
2nd.stageで♪Day By Day♪And I Love Him♪Undesided を唄い終わると、
ブルーノート東京に出演中の、カサンドラ・ウィルソンのメンバーが全員、
遊びにみえ、演奏が始まってしまい、まるでNYのような雰囲気に。もちろん
お客さまは、誰一人として帰らず、聴き入ることになりました。
カサンドラさんと私とは、彼女がまだ無名だったころからのお付き合いで、
いつも来日公演の度に当店を訪れてくださいます。義理堅く、心根の優しい
人なのです。グラミー賞シンガーなのに、決して偉ぶることなく、
とても気さくなのですが、ひとたびマイクを手にすると違います。
低音から高音まで、深く良く透るすばらしい声で、人の心を魅了します。
さすが世界的に名の出るシンガーは違います。記念週間最終日は、お陰さまで
とてもゴージャスな夜になりました。
(写真が[photos]欄2008にアップしてあります)
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  2008.8.12 Tue   都内はお盆休みで閑散としてますが…
ジャズの世界は盛況です。昨夜は若いトリオ(石田衛=pf 安東昇=b 海野俊輔=ds)
にベテラン植松さんの、ジャズらしいテナーの演奏です。
私は、ブルーノート東京にカサンドラさんと先週約束した、孫(二歳になった
レイちゃん)の写真を見せがてら、最終日のステージを聴きに行きました。
彼女は「まあキュート!! 私も早く孫が欲しいワ」と言っていました。彼女の
一人息子は、今カレッジの学生で、ようやく一安心してるということでした。
そのステージは、全員が黒人で、心地よいグルーブ感。スタンダード曲も
現代風にアレンジしてあり、すばらしいヴォーカル。つい最後のアンコール曲まで
聴いてしまうことになりました。彼女の前の音楽ディレクターでベーシストの
ロニー・プレキシコさんも飛び入り出演し、とても嬉しそうに演奏していました。
来年はこの時期、BODY&SOULも35周年。何かしっかりしたイベントを…と
思っていた矢先でしたので、つくづく、日本のジャズ界はまだまだ人材が
少ないなァ…などと思いながら、お店に戻った次第です。
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  2008.8.13 Wed   お盆休みでも、店内はイケメンに大盛況
お盆休み。都内は帰省者が多く閑散としますが、逆に地方から上京して
遊びにくるお客さまも多く、昨夜の当店もそんなお客さまたちや、
このトリオ(秋田慎治=pf 安ヵ川大樹=b 加納樹麻=ds)のファンの方たちで
賑わいました。演奏は秋田クンのオリジナル曲中心ですが、聴きやすくて
良い曲が多いので、はじめての方も満足されていたようでした。
イケメン秋田クンに、最近は加納クンのファンも増え、客席は圧倒的に
女性客が多かったです。秋田クンのファンでもある今陽子さんも、
お友達を大勢連れておみえになり、秋田クンがジャズにアレンジした
♪恋の季節 など、ご自身の曲を飛び入りで唄ってくれ、みなさんを
楽しませてくれました。ジャズアレンジでとてもカッコいい曲に
なっているのですが、若い方の中にはミリオンセラーのこの曲を
知らない方もいて、時の流れを感ぜずにはいられない夜でした。
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  2008.8.14 Thu   女性客で満席のお盆休み
昨夜は、鈴木央紹=ts 石井彰=pf 安カ川大樹=b 原大力=ds のメンバーで、
8割近くが女性客でした。いつもは遅くにらっしゃる常連のお客様も、お盆休み
なのか、1st.stageからいらして2ステージを楽しまれる方も多かったです。
鈴木クンのオリジナル曲が多いのですが、音色がとてもセクシーで、
それが女性の心に響くのかもしれません。ベース界の大先輩である水橋孝さんが
珍しくいらして、終わり近くにはTOKUちゃんも来て、アンコールに応えて
2人とも参加して賑やかに終わった、お盆休みらしい夜でした。
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  2008.8.15 Fri   気持ちのいい爽やかなメンバー
昨夜は中井勉(g)さんの年に1度の帰国ツアーの初日。サポートする
河合代介(org)さん、太田剣(as)さん、そして同じNY在住の奥平真吾(ds)さん、
いずれのメンバーも初顔合わせでしたが、阿吽の呼吸でグルーブする
素晴らしい演奏でした。演奏曲の中では、久しぶりに聴いた♪ジャンゴ が
とても印象に残りました。客席は、中井さんはじめ、それぞれのファンの方々、
そして地方の方も多く、お暑い中いらしていただいた皆さん、
充分に楽しんでいかれました。
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  2008.8.16 Sat   終戦記念日ふさわしいステージング
63回目を迎えた終戦記念日。昨夜のメンバーは、ペコちゃん(伊藤君子)と
大石学=pf 坂井紅介=b 広瀬潤次=ds の面々。今も世界のどこかで
戦争をしている現実を憂えて、ペコちゃんが、平和を願って選曲した
ヘンリー・マンシーニの♪ソルジャーブルーとカザルスの♪鳥の歌を、
唄いました。おなじみの津軽弁バージョンのジャズもますます磨きが
かかってきました。アンコールに応えた♪Follow Me では、遊びに
見えていたご主人の海老沢さんのドラムスで。エンターティメント
溢れるステージに、お客様も大変楽しまれ、みなさん大満足して
お帰りになられました。
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  2008.8.17 Sun   久しぶりの美人ピアニスト佳子さん
昨日は朝からの大雨注意報。あちこちで花火大会もあるようで、天気予報が
気になる一日でしたが、都内は少しの雨でホッとしました。ステージは
6ヶ月ぶりの木住野さんのトリオ(木住野佳子=pf, 西島徹=b 藤井学=ds)。
客席は、80パーセントが男性客で、さすが美人ピアニストですね。
でも彼女は気さくなので女性にも人気がありますよ。1st.stage は
ボサノバの後、琴のために書いた♪雪待月、尺八のために書いた♪凛嶺など、
日本的な曲でしたがとても素敵でした。2nd.stage ではカルロス・ジョビンの
♪レッドブラウス を7拍子で、♪ワルツフォーデビー を5拍子で…と
変わったアレンジを披露してくれました。アンコールでは、遊びに来た
トミー・キャンベル(ds)さんが参加して♪ベラクルーズ で、
楽しい週末が終わりました。
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  2008.8.19 Tue   週初めからハーレムのクラブのような店内
岸田恵二(ds) 山本剛(pf) 香川裕史(b) Q.いしかわ(ts,vo) TOKU(vo,flh)さんの
豪華メンバー。大向こうからの掛け声にステージから答えるなど、客席と
ステージが一体となり、店内はまるでハーレムのクラブに居るような雰囲気。
そこに、《EXILE》のATSUSHIさんが遊びにみえて加わり、TOKUちゃんと
デュエットしたり、ソロで歌ったり…。どうしてここにATSUSHIさんが
加わるのか、不思議に思われる方も多いでしょうが、そのあたりも
エピソードを交えて面白く紹介してくれました。訳あって現在はタクシー
ドライバーを生業としている恵二さんとは、たまたまそのタクシーに
ATSUSHIさんが乗って話が弾み、今では家族ぐるみのお付合いであること。
TOKUちゃんとは、スタジオで。Qさんとは、ライブを聴きに行った折、
自分のお爺さまと同じ歳のおしゃれなおじさんが、現役で活躍している
姿を見てすっかりファンになったこと…などなど。もちろん店内は
大変な盛り上がりでした。最後にお客様のリクエストでQさんが
♪Body&Soul を歌い、大賑わいのうちに月曜の夜が更けていきました。
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  2008.8.20 Wed   着実にファンが増えてきた《南青山六丁目楽団》
岡崎正典(ts) 片岡雄三(tb) 山岡潤(euph) 紅野智彦(pf) 小西忠哲(b)
高橋徹(ds) のメンバー6人が一体となり、暖かく心を和やかにする
ユニークなサウンドが店内を満たしました。昨夜は、お馴染みの
♪Over The Rainbow (虹の彼方に)や♪Battle Hymn Of The Republic
(リパブリック讃歌)を、新しいアレンジで披露してくれました。
このバンドのファンになり出演の度に聴きにこられる方や、
初めて聴かれた方も、異口同音に「とても素敵なサウンドですね。
なかなかこのような組み合わせはありませんものね」と、喜んで
くださいます。そう、(自慢じゃないが…) 世界広しといえど、
このような中低域楽器だけのコンボは当店でしか聴かれません。
少しずつ、でも着実に、ファンがついてきましたよ。
P.S. 今、全国の主要CD店で、この楽団のCDがご購入いただけます。
タイトルはそのまま《南青山六丁目楽団》ぜひ聴いてみてください。
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  2008.8.21 Thu   リラックスしたステージ
チンさん(鈴木良雄=b)率いる《Bass Talk》のメンバーは、5年以上一緒に
プレイしている 野力奏一(pf) 岡部洋一(per) 井上信平(fl) さん。特に今年は、
全国60カ所のツアーを敢行しているので、家族同然ですね。昨夜のチンさんは、
アンプを使わず生音でしたが、よく響いて音色が伝わりとても良かったです。
演奏者全員の音楽に対する姿勢が同じなので、音のバランスもよく、
女性客はうっとり聴きほれているほどでした。先日の横浜でのコンサートでは、
CDが一日で70枚も売れたそうです。その時に聴きに行った方が、昨夜も
2組おみえになっていました。少しずつファンがついてくれると、
私まで嬉しくなってしまいます。
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  2008.8.22 Fri   お客様は少なかったけど演奏はとても素敵
向井滋春(tb) 池田篤(as) 井上祐一(pf) 加藤慎一(b) 小山太郎(ds) さんの
メンバー。せっかくリハーサルもしっかりやって、お客様を待つばかりに
なっているところ、凄いスコールになってしまい、とても気の毒でした。
そんな中、おみえになったお客様は、全員が2ステージとも楽しんで
いかれました。1st.stage ではトロンボーンとテナーサックスによる
♪Lament 、トロンボーンのソロによる♪I Love You Porgy、
2nd.stage ではミディアムテンポのラテン♪Rapture 、中でもアルト
サックスのソロによる♪I've Grown Accustomed To Her Face が
とても印象に残りました。演奏がこんなにいいのに、聴いてくださる
方が少ないのは、ホントに残念。近ごろの激しい雨には、困りモノです。
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  2008.8.23 Sat   マーヤさん東京での今年最後のライブ
昨夜を最後に、しばらくの間休暇に入るグレース・マーヤさんを、
荻原亮(g) 安カ川大樹(b) FUYU(ds)さんのメンバーが優しくサポートしました。
演奏曲の多くは、現在発売中のCDの中からの曲でしたが、そのCD、
なんでも秋葉原が一番売れる場所だそうで、昼は石丸電機で演奏して
きたそうです。というわけで、昨日は昼・夜掛け持ちということでしたが、
少し涼しくなって助かったみたいです。お客様もみんな優しい眼差しで、
早くも来年の復帰を期待しているようでした。ちなみに、携帯電話の
「チョクレコ」で彼女の♪11時の夜汽車 がダウンロードできるそうですよ。
来年はきっとひとまわり成長して復帰してくることと思います。
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  2008.8.25 Mon   雨降りの週末も大にぎわい
トミー・キャンベル(ds) ハル高内(g) 箭島裕治(b) さんのバックに、
ティファニーさんのヴォーカルでしたが、客席の1/3は外人客で
BirthdayPartyのグループもいました(もちろんステージが始まるとみなさん
きちんと聴いてくださいました)。トミーさんの英語のジョークに
ティファニーさんもノッてしまい客席は笑いの渦。あの♪Ttake5 を
「Take3」で歌ったり、ハルさんもノッてギターを鉛筆で弾いたり…
普段はおとなしい人なのですが最近は時々剽軽なところをみせてくれます。
2nd.stage では、3年ほど前、ミュージカル「シカゴ」の弁護士役で来日公演
している時に当店に来てすっかりお友達になったObba Babatundeさんが、
休暇で日本に来たと遊びにみえ、飛び入りして♪ミスティーと♪サテンドール
を歌ってくださいました。途中でタップも踏みましたが、タップシューズでは
なかったので、口で音を出してドラムスとバトルしたり…お客様は大喜びでした。
彼は役者ですが、脚本も書きタップも踏み歌もすばらしいマルチ人間なのです。
◉今夜◉
トミーさんも大喜びで、月曜日はラテンバンド(横山達っちゃんのユニット)
で出演するのでObbaさんに遊びに来てくれるようお願いしたら、帰国前日
なのにも関わらず月曜日にも来ると約束してくれました。達っちゃんの
迷司会とで、今夜もまた楽しく賑やかになりそうですよ。(タップシューズも
持ってくるかも…) みなさまぜひお越し下さい。
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  2008.8.26 Tue   雨の月曜日…でもハッピーな夜
雨降りの月曜日はお店も暇なことが多く憂鬱なのですが、昨夜は常連の
ファンの方々が見えて達っちゃんバンド(横山達治=per 福井友美=pf
箭島裕治=b トミー・キャンベル=ds 太田朱美=fl) を盛り上げてくれました。
達っちゃんのダジャレ連発の迷司会で店内は大笑いの連続。でも演奏は
真面目でしっかりしたものでした。ピアノの友美さんは意思がはっきりした
弾き方で小気味よく、フルートの朱美さんは、テクニックがすばらしく
楽器もよく鳴るし…気持ちが良かったです。2nd.stage に、昨日お話した
Obbaさんが約束通りおみえになり、飛び入り出演で♪イパネマの娘 を
ダンス入りで歌い、客席は大喝采。リクエストされると♪ジンジン を
歌ってくれました。達っちゃんは、Obbaさんの出演している映画を観ていて、
その人を前にしたので大興奮。いつもの滑らかな口が回らなくなり、
店内は一層大笑い…おかげ様で楽しい月曜の夜でした。
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  2008.8.27 Wed   新人登場でしたが…
NY在住増尾好秋さん推薦の海老原淳子(vo,pf)さんのグループ、当店初登場
でしたが、雨のせいか、お客様が少なく気の毒でした。ミュージシャンの皆さん
(平井景=ds 平石カツミ=b 原とも也=g) が、心を込めて演奏しているのを
見るにつけ、私としては心苦しい思いのする夜でした。ウィークデイは、
お客様がなかなか足を運んでくださらない…いつも変わらない悩みの種です。
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  2008.8.28 Thu   初出演のFUKUMIさん、真っ白いドレスで登場
FUKUMIさん(vo)のCDリリースは2枚だそうで、私はその2枚目のCD
〈Close To You〉を試聴用にいただきブッキングしたのですが、
とても英語の発音がきれいで、歌もしっかりしていて、出演ミュージシャン
(松島啓之=tp 掘秀彰=pf 上村信=b 広瀬潤次=ds さんら)もとても楽しそうに
演奏していました。彼女のNYでのレコーディング・プロデューサーでもあり
一緒にプレイもしているドラムスのマーク・テイラーさんも駆け付けてくださり、
アンコールに応えて参加し、楽しく終わりました。
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  2008.8.29 Fri   久しぶりのレギラーメンバー《フロントページ・オーケストラ》
雨模様でお客さまの出足はスローでしたが、おみえになった方々はみな熱烈な
ファンなので、演奏者は客席にいつものお顔が揃っていてノッて演奏できました。
メンバーの皆さん売れっ子ばかりなので、全員が揃うのは大変なのです。
三木俊雄(ts) さんの話も面白く、演奏も気持ちよく、生音なので疲れることなく、
いつまでも聴いていたい気持ちになりました。2nd.stage に、「東京JAZZ」の
前夜祭で来日しているフランスの若手ミュージシャンたちが遊びに来て、
熱心に聴いているうちに、自分たちも演奏したくてウズウズしてる
ようだったので、アンコールが終わってから三木さんに伝えると、
すぐステージに呼び上げ、チャーリー・パーカーの♪アンソロポロジー を
皆で演奏することになりました。ピアノとドラムスが19歳、トランペットが
21歳、ベースが24歳、しかも全員がイケメン !! でした。特にピアノと
ドラムスが、将来楽しみなミュージシャンだと思いました。
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  2008.8.30 Sat   ゲリラ雨の金曜日、店内は熱気で充満
8時過ぎからもの凄いゲリラ雨。私もお店に向かうのが大変で、お店に
着いてみると傘立てに数本しか入っていないので心配しつつドアを開けました。
でも客席はいっぱいでビックリ。みなさん8時前にご来店されたようで、
外の雷雨の凄さを知らないようでした。ステージは東京JAZZで来日している
フランスのトランぺッターのニコラスさんがまた遊びに見えていて、
3曲に参加しました。守屋純子(pf) さんが彼のための曲を用意していて
♪Black Nile ♪4 In One ♪Caravan を全員で演奏し、とてもすばらしい
ステージになりました。守屋さんはこの秋、近藤和彦(as) 佐藤慎一(b)
小山太郎(ds) さんらとモンタレー・ジャズフェステバルに出演する予定です。
11月にはパリで演奏する事になっています。皆さまと共に、海外での
ご活躍を期待したいと思います。
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  2008.8.31 Sun   土曜日も夕方からゲリラ雨
この夜の鈴木道子さんのステージメンバーは、近藤和彦(as) 今泉正明(pf)
上村信(b) 加納樹麻(ds) さんで、クァルテットで歌うのは久しぶり…
ということで、きちんとリハーサルをしていたので、リラックスして
歌っていました。雨降りなので♪September In the Rain から歌い始め
♪All The Way などスタンダード曲のほか、ブルースを多く歌いました。
日本人でブルースを歌ってフィットするシンガーは、あまり多くは
ありませんが、彼女にはブルースがとても似合います。インスト曲では
モンクの♪Think Of One ケニー・カークランドの♪Dienda を演奏。
初顔合わせのメンバーでしたが、とても充実したステージで、お客さまには
大雨の中ご来店いただいた価値はあったと思い、ホッとしました。
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