HOME | 編集 |
2008  << LAST 7 July NEXT >>
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
 Weblog by Kyoko (過去のブログはカレンダーを戻してネ)
  7.1 Tue 半年が過ぎた夜は、満席
  7.2 Wed 楽しいハプニングの夜
  7.3 Thu 大ベテラン海老沢一博グループ初登場
  7.4 Fri 嫌な気候とは裏腹な、気持ちいい音楽
  7.5 Sat 【お知らせ】
  7.7 Mon 先週末はトミーさんの連続二夜
  7.7 Mon チャリートさんのヴォーカル・ワークショップ
  7.7 Mon トミーさんの第二夜(土曜日)は、
  7.8 Tue 七夕の夜のCD発売ライブ
  7.9 Wed 《南青山六丁目楽団》のCD発売記念ライブ
  7.10 Thu メンバーが増えて楽しい夜になりました。
  7.11 Fri プレイも良くてイケメン
  7.13 Sun エネルギッシュなステージ
  7.14 Mon 大忙しの週末、でも充実した日々
  7.15 Tue グルーブ感とスピード感…まさにNYの薫り
  7.16 Wed 笑いから始まった真夏のラテンJAZZ
  7.17 Thu ステージも客席も団塊世代
  7.18 Fri 珍しいコルネットカルテット《HOT CORNETS》
  7.19 Sat 与世山さん人気は衰えません
  7.20 Sun いつも変わらず明るいティファニーさん
  7.21 Mon 三連休の「なか日」はゆったりした音楽
  7.23 Wed 繊細で美しく、まさにユーロー・ジャズのスピリッツ
  7.24 Thu 60年代のマイルス・デイビスを彷彿させるグループ
  7.25 Fri 夏を感じるサウンド
  7.26 Sat 久々の【BODY&SOUL スペシャル】
  7.27 Sun 今年は、ボサノバ誕生50周年
  7.27 Sun 【訃報 ハイラム・ブロックさん】
  7.27 Sun 【訃報 越智順子さん】
  7.29 Tue 2ヶ月ぶりの辛島トリオ
  7.30 Wed 激しい雷雨の夜の心地よいサウンド
  7.31 Thu 熱帯夜も小休止で和んだ夜


  2008.7.1 Tue   半年が過ぎた夜は、満席
早いですね。もう1年の半分が終わりました。歳と供に年々早くなる気がします。
昨今はブラス・ブームのせいか、管楽器が多いステージの時は、以前に比べて
お客様が多い気がします。昨夜も9人編成の《Far East Jazz Ensemble》で、
皆がそれぞれ自分のオリジナル曲を持ち寄って演奏するのですが、最近は
若い人が多いせいか、スタンダード・ナンバーをほとんど演奏しなくても、
受け入れてくれるようです。お年を召した方は1st.stageでお帰りになる方も
いましたが、若い方は最後まで楽しんでいかれました。それに、管楽器の日は、
女性客が多いのにも驚きます。ジャズの世界も徐々に変わって来ているようですね。
▲top
  2008.7.2 Wed   楽しいハプニングの夜
TOKUバンド(柴田敏弥=p, 安田幸司=b, 山内陽一郎=ds, 塩川俊彦=g) は、
全員が若手です。もの静かな人柄のギターの塩川さんはNewメンバーですが、
ジャズを良く知っていて、TOKUちゃんが即興で色々やっても、あわてずに、
落ち着いて演奏していました。2nd.stageに、カウント・ベーシー・バンドの
ピアニスト、トニー・サークスさんが遊びにきて飛び入り参加し、
♪I Get Lost In Your Eyes を柴田クンと並んで(連弾で)弾いてくれました。
曲がどんどん発展していくので、お客様は大喜び。アンコールに応えて
ケニー・ドーハムの♪My Ideal の他、2曲も演ってくださいました。
もうどうにも止まらない感じで、ステージは2時間にも及び、終電を忘れて
帰りそびれてしまったお客様もいたほどでした。若さですね。
1年の折り返し時点に相応しい楽しい夜でしたよ。
▲top
  2008.7.3 Thu   大ベテラン海老沢一博グループ初登場
昨夜は、芸歴50年!!のドラマー海老沢さんが選んだメンバー (小池修=ts,
竹内直=ts,bc 坂井紅介=b, 林正樹=pf)。アレンジは、アイディアを海老沢さんが
出し、林クンがサポートしたもので、いずれも、楽しめる斬新なアレンジでした。
♪スウィングしなけりゃ意味がない などは、まさに題名通りスウィングする
とても面白いアレンジ。2nd.stage の♪Body&Soul は、なんと私をイメージした
アレンジだそうで、初めは優しいフルートから入りやがて力強いサックスになり…
と、愛情がこもっていると感じました。♪Caravan は、ドラムソロから入り、
テナーとバスクラで。♪Asante はピアノトリオで。ちなみにこの曲は
紅介さんが40日間のアフリカツアーの時に書いた曲で、「こんにちは」
という意味だそうです。♪A Night In Tunisia では、テナーバトルのあと、
ベースソロが入り、なかなかドラマチックなアレンジ。アンコールに応えた
♪St. Thomas も良くスウィングしてエネルギー溢れる気持ちのよい
サウンドでした。次回出演は10月2日です。皆様ぜひ聴きにきてくださいね。
楽しめて、元気になりますよ。
▲top
  2008.7.4 Fri   嫌な気候とは裏腹な、気持ちいい音楽
梅雨の最盛期でしょうか、湿気の多いいやな一日で、台風の前のように
雲が勢いよく動いている昨夜の夜空。そんな中、一音出すだけでジャズになる
植松孝夫(ts)さんのテナーに、美人ピアニストの野本晴美さん、そして
この1月にパパになった吉田豊(b)さん。それに、最近植松さんと一緒に
リーダーアルバムを出した海野俊輔(ds)さんのカルテットの面々。
ステージは、スタンダード・ナンバーが中心で、オリジナル曲は、
最後の海野クンの一曲だけでした。いらしたお客様は男性が多く、
みなさん、植松さんのジャズらしい音色と、晴美さんの演奏と
ヴィジュアルに酔っている、そんな感じの店内でした。
▲top
  2008.7.5 Sat   【お知らせ】
7/5(Sat) 急遽、TOKU(vo,flh)ちゃんが出演することになりました。
2ヴォーカルがお楽しみいただけます。
なお、M.Charge は、2ステージ通しの場合¥5,000とさせていただきます。
何とぞ、よろしくお願い致します。
▲top
  2008.7.7 Mon   先週末はトミーさんの連続二夜
第一夜の金曜日は、いつものハル高内さんがNYに出かけて、急遽、
テナーサックスのレイモンド・マクモーリンさんに替わり、当然ですが、
いつもの曲が、ギターの時とは全く違うニュアンスになりました。
1st.stage は少し緊張していたレイモンドさん、2nd.stage では
水を得た魚のようになり、トミーさんも河合さんも、気持ちよく
グルーブし、スイングして、お客様も大喜びでした。
▲top
  2008.7.7 Mon   チャリートさんのヴォーカル・ワークショップ
土曜日の昼下がり、夏日で大変な暑さの中、チャリートさんが企画・主催した
第1回目のヴォーカル・ワークショップが開かれました。インターネットで
告知したかいあって40人近くが集まり、発声法や日々の練習法まで
丁寧に教えた後、一人一人の歌を聴き、色々アドバイスをしていました。
中には50代の男性も参加しているのには驚きでした。
途中で抜けて、マンデイ・ミチルさん(vo)の「J Z Brat」でのリハーサルに
顔を出しました。トランッペットとギター、それにヴォーカルにフルート
でしたが、シンプルでとても良いサウンドでした。9日(水)には旦那さまの
トランペットのグル–プが当店に出演予定ですが、マンデイさんも
遊びに来られるそうですよ。
▲top
  2008.7.7 Mon   トミーさんの第二夜(土曜日)は、
TOKUちゃんが急遽出演する事になり、前夜からお客様に電話をしたり
HPに告知したりで大忙しでしたが、お客さまたちには大変喜ばれました。
かってのトミーさんの生徒であり、今は「プリンス」や「ジャスティン・
ティンバーレイク」のドラマーである John Blackwell さんが遊びにきて
飛び入り参加。2nd.stage では、ハービー・ハンコックの♪Cantalope Island
を TOKU(flh)、ケイ柴田(pf)、グレッグ・リー(b)と共演。その凄まじい
スティックさばきとグループ感あふれるドラミングを披露してくださいました。
グレッグさんも本領発揮のかっこよさ。地方からやって来たお年を召した
お客様が感動して、知らない世界を知ってよかったと大喜びして
お帰りになられました。私もハッピーでした。
▲top
  2008.7.8 Tue   七夕の夜のCD発売ライブ
CD発売記念ライブとは言え【BODY&SOUL レーベル】第2弾の
vol.6《不協和音》には、昨夜のトリオの曲は3曲(♪Eronel ♪Let's Cool One
♪Round Midnight ) が入っているだけなので、ステージはほとんどが
秋田クンのオリジナル曲が中心でした。でも月曜日なのに客席はほぼ満席…
ありがたいことです。秋田トリオのフアンで仕事も一緒にしている
今陽子さんが遊びにみえ、先日NHKに出演したときの曲、♪涙の季節 と
♪恋の季節 を歌ってくださいました。秋田クンのアレンジでジャズ風になり、
とてもカッコよくて、若い人たちが聴いたら、再び大ヒットしそう…そんな
感じでした。音楽は色々に化けるから面白いですね。お客様も大喜びして
いました。これからも秋田クンの作・編曲の才能に期待したいと思います。
▲top
  2008.7.9 Wed   《南青山六丁目楽団》のCD発売記念ライブ
全員がとても真面目なメンバーで、リーダーの岡崎さん(ts)は、きちんと
ステージングのリストを作り、リハーサルも全員でしっかりとやり、
実に真摯で気持ちのいい6人です。1st.stage、《南青山六丁目楽団》の
♪テーマから始まり♪One by One、♪Up Jumped Spring、♪Corcovado、
♪I Want Talk About You、♪All Of You 。最後にまたテーマ 。
2nd.stage ではテーマから♪Evidence、♪Blue On Down 、そして
ホーンだけでサッチモの♪Struttin' With Some Berbecue
…客席からは歓声があがりました。♪Memories Of You では、
山岡潤さん(euph)のイントロから片岡さん(tb)へ、
♪Take The A Train は三管(ts,tb,euph)で、ゆっくりしたテンポから
徐々にスウィング、♪It's All Right With Me は全員で。そして♪テーマ。
アンコールに応えて♪Body&Soul・・・大変楽しませていただきました。
音楽(特にジャズ)には奏者の人柄や人生がよく表れる、というのが私の持論
なのですが、昨夜はホントに温かく、落ち着いた、でも熱気溢れる夜でした。
▲top
  2008.7.10 Thu   メンバーが増えて楽しい夜になりました。
スケジュール表では、アレックス・シピアジンさん(tp)と鈴木よしひささん(g)
天倉正敬さん(ds)のトリオだったのですが、岡田治郎さん(b)と、NYから
トロンボーン奏者のアンディ・ハンターさん、そしてマンディ・ミチルさんも
ヴォーカルとフルートで飛び入り参加して、1st.stageでは ♪Veracruz と
♪No More Blue を。2nd.stageでは ♪Aldeia De Ogum を演じてくださいました。
マンディさんはフルートも勉強なさっていたのですね。とても素敵でしたよ。
そうこうしていると、TOKUちゃんが遊びに来て♪Snova ♪Gentle Rain に
飛び入り参加し、賑やかに夜は更けていきました。お聴き逃しになった方には
残念でした、と言いたいくらい、とてもすばらしいサウンドでした。
競争の激しいNYで生きる人達は、楽器を完全にマスターしているので、
聴いていて、とても気持ちがいいですね。
▲top
  2008.7.11 Fri   プレイも良くてイケメン
…というわけで、昨夜は女性客でいっぱい。女性が多いと店内も華やいで
いいですね。昔はジャズクラブには女性客は珍しかったのですが、
今は普通になりましたね。自分の生活をエンジョイしている自立した女性が
増えたせいでしょうか。1st.stage では、最初の曲(特に曲名のついていない
♪バラード)とドラムから入った♪Seven Bridge(オリジナル曲)が
印象に残りました。2nd.stage は、デイブ・ホーランドの曲から始まり、
鈴木央紹さんの甘いテナーで♪My One and Only Love を。そして
TOKUちゃんが遊びに来て入り♪Did I Big Of You、アンコールに応えた
♪Passage Of Day…。(オリジナル曲を何曲か演奏した中に、変拍子の
いい曲があったのですが曲名を忘れてしまいました)。秋田慎治さんと
鈴木さんは長い付き合いで、相性がとてもいいようですね。
それもこのグループの魅力かもしれません。
▲top
  2008.7.13 Sun   エネルギッシュなステージ
金曜日の客席は、北海道、名古屋、大阪など地方色豊かで、皆さん音楽好きの
方達ばかり。ステージと客席が一体になり、チャリートさんもお気に入りの
ミュージシャン(大石学=p, 坂井紅介=b, セシル・モンロー=ds)と一緒で、
自由に歌えて気持ち良さそうでした。1st.stageは、♪Sunday Morning
♪Close to You ♪For Your Love ♪Speak Low ♪Fry A litlle Tendernessなど。
2nd.stage はボサノバで、♪Come Fly ♪Lovi'n you(リクエスト曲)
♪You Don't Know What Love Is ♪So In Love…など。いずれもエネルギッシュに、
情感たっぷりに歌い上げるステージで、金曜の夜に相応しい大満足の夜でした。
▲top
  2008.7.14 Mon   大忙しの週末、でも充実した日々
土曜の昼間、オーチャードホールで小曽根さんのN響とのジョイント・
コンサートがあり、「ラプソディ・イン・ブルー」を、差し入れかたがた
聴きに行きました。でも孫(レイちゃん)を預かることになって、ちょっと
遅れてしまいホールには入れず、モニターで見ることになったのですが、
あまりの音の美しさに思わず涙してしまいました。終って中に入ると
ホール中が拍手喝采の嵐。拍手に応えて何回出て来ても鳴り止まず、
アンコールに応えて演奏。それもまたすばらしく言葉では言い表せないほど
感動しました。忙しいさなかでしたが、とてもハッピーな時間を持てました。
夜の当店はペコちゃんのステージで、バックは前夜と同じ大石さん(pf)の
トリオ(坂井紅介=b セシル・モンロー=ds)。ペコちゃんは、いつもお客様を
大切に考えたステージングです。土曜日だし外人も多いし家族づれも多いし…
でも皆んなが楽しめるステージにしてくださるのは、さすがですね。
翌日曜日の夜は、お店でペコちゃん(伊藤君子)のヴォーカル教室の発表会。
九州、神戸、仙台、東京…と生徒さんの出演者が19人で合計35曲。昼間は
そのためのリハーサル。休む暇なく夜は本番。猛暑の中、大入り満員で
スタッフはじめ関係者も大変でしたが、それ以上に大変なのがペコちゃんや
ミュージシャン。みな12時間労働でしたが、皆の喜ぶ顔と達成感で、
私も関係者も、とても充実した日曜日だったと思います。
▲top
  2008.7.15 Tue   グルーブ感とスピード感…まさにNYの薫り
奥平真吾さん(ds)も、NYに住んで早15年。お子さんもすっかり大きくなり
二児のパパになっているに、全然変わってなくて、いつまでも若いですね。
デビット・バーグマンさん(pf)もニューヨーカーですが、奥様が日本の女優さん
なので、時々日本に来ています。昨夜は、杉本智和さん(b)とのツアーの
初日でしたが、初顔合わせなんて思えないいい演奏でした。1st.stageは
スタンダード曲の中に真吾さんのオリジナルで、マッコイ・タイナーの
近くに住んでいるということで♪隣のマッコイ。ドラムソロから入る
♪Alisemaなど。2nd.stageでは旧友である横山達治さん(perc)が入って、
かって益田幹夫さんのグループで演奏した♪ノバリッシュ♪Alone Together
♪Back To The Chicken Shack ♪Sweet and Lovely ♪Caravanなど、
とても気持ちの良いピアノトリオサウンドでしたが、月曜のせいか
お客さまが少なく、ちょっと残念。もっとたくさんの人に
聴いていただきたかったです。
▲top
  2008.7.16 Wed   笑いから始まった真夏のラテンJAZZ
火曜日なのでお客様は多くなかったのですが、そんなこと気にしないで、
メンバーは明るく楽しく、客席と一体になって盛り上がりました。
熱烈なファンがエールをおくり、手拍子をとり、逹ちゃんの迷司会に
大笑いし、猛暑の夜を大いに楽しんでいました。1st.stage の
井上信平さん(fl)と福井友美さん(pf))をフィーチャーした
♪The Colorado Trail が印象に残りました。2nd.stage の最後には、
タクシードライバーとして仕事中だった岸田恵二さん(ds)が立ち寄り、
飛び入り出演して♪Stera By Starlight で大盛況のうちに終わりました。
▲top
  2008.7.17 Thu   ステージも客席も団塊世代
北条直彦(pf) 鈴木良雄(b) 村上寛(ds)の団塊世代のトリオに、
元芸大の教授で今は桐朋大の教授をしている中川昌三さんが遊びにみえ、
フルートで参加してくださいました。1st. stage ではフルートで
♪My FavoriteThings と♪Homage To Bill Evans (オリジナル曲)、
アルトフルートで♪Out Of Nowhere。2nd stage はピアノトリオの
♪荒城の月、♪Summer Time、♪Ladies In Mercedes そして
フルートが入り♪Green Dolphin Street と♪Israel、
アルトフルートで♪Triste を演奏してくださいました。
いずれもとても素敵な音色で、気持ちの良い夜は終わりました。
▲top
  2008.7.18 Fri   珍しいコルネットカルテット《HOT CORNETS》
ドラムレスで、コルネット(木幡光邦さん)と2ギター(宮崎信義さん,竹中俊二さん)
それにベース(安ヵ川大樹さん)というユニット編成は、当店初めて。
サウンドがきれいで優しくて、ひとつひとつの音が良く聴こえて、
聴いている方はもちろん、演奏している方も大変気持ちがよかったようです。
曲はスタンダードナンバーがほとんどでしたが、珍しい編成で、
とても新鮮に感じました。♪In A Mellow Tone ♪黒いオルフェ
♪恋のバカンス ♪チェロキー ♪インディアナ…など、全部で
16曲もの演奏でしたが、お客様が少なく何とも残念で、もったいない、
と思いながら聴いていました。もちろん、いらした方は大満足でしたけど。
▲top
  2008.7.19 Sat   与世山さん人気は衰えません
今回の共演は、NY在住の野瀬栄進さん(pf)、坂井紅介さん(b)
セシル・モンローさん(ds)のトリオ。与世山さんは、先日初めて北海道岩見沢の
ジャズフェスに出演し、そのきれいな景色と広大さに感動したそうです。
大変好評だったようで来年の出演も決定し、喜んでおられました。
聴いた人は皆さん彼女の歌に心を打たれるのでしょうね。当店でもお客様は
いつもいっぱい。しかも皆さん熱烈なファンで、熱心に聴いておられます。
彼女は私と同い年のせいもあって、気持ちがよく伝わってきます。
それでアンコールには、私がリクエストして♪The Man I Love を歌って
いただきました。次回の出演は、かなり先になってしまいますが…
暮れも押し迫った12月18/19日です。
▲top
  2008.7.20 Sun   いつも変わらず明るいティファニーさん
歌う事が大好きなティファニーさんは、しっかり勉強していて、出演する度に
どんどん上達しています。スキャットも自然に出てくるし、何よりも、声と
ピッチがすばらしい!昨夜のバックは、秋田慎治さん(pf) 吉田豊さん(b)
安藤正則さん(ds)のトリオでしたが、バックも楽しくなってノッてしまいます。
♪But Not For Me から始まって♪On the Sunny Side Of The Street まで全15曲。
情感をこめた♪You Don't Know What Love Is ♪Lover Man …
女性客の心をキュンとさせました。ジャズヴォーカルは歳をとるにしたがって
「味」が出てくるものです。彼女はまだまだ若いので先が大いに期待出来ます。
今アメリカにも、彼女のようなシンガーは少ないですから。
▲top
  2008.7.21 Mon   三連休の「なか日」はゆったりした音楽
昨夜は久しぶりに日曜日の営業でした。リレットさんもミュージシャンたち
(秋田慎治=p 吉田豊=b 加納樹麻=ds)も、とても和やかな性格です。
音楽には無駄な音がなく、タッチもきれいだし、リレットさんの声は、
良く伸びて美しく、クリーンに聴こえて…全体がとても気持ちのいい雰囲気。
演奏は、スタンダード曲が中心で♪シャレード♪ジャニーギターなど…
お客様も、三連休の「なか日」を音楽にひたって楽しんでおられました。
▲top
  2008.7.23 Wed   繊細で美しく、まさにユーロー・ジャズのスピリッツ
このトリオ、実は私がCDを聴いて、そのピアノタッチの美しさにホれて
ギグしたのですが、お客さまはよく知っていて、予約の段階で満員御礼になり、
ビックリしました。さすが当店のお客さまは皆さん、本当に良いものをよく
知ってらっしゃることに感心・感動しました。同時に、マスコミの宣伝に
乗せられている人達ばかりではない事を知って、何だか安心しました。
ステージは、ハンガリー出身のロバート・ラカトシュ(pf) ドイツ出身の
トーマス・スタベノワ(b) そしてクラウス・ヴァイス(ds)さんのトリオ。
ロバートさんは34歳、二人は50代後半ですが、息子のような年齢の
ピアニストを大変大切にしているのが伝わってきたのがとても印象的です。
途中、ピアノソロでロバートさんのお兄さまの曲♪Psalms を弾いたのですが
それはハンガリーの情景を思わせる美しい曲でした。レパートリーも幅広く、
♪スティング ♪Fragile 、アービー・リンカーンの♪Throw It Away
ビル・エヴァンスの♪Five ベニー・ゴルソンの♪Wisper Not などなど…
選曲のセンスも大変良く、お客様も非常に熱心に聴いておられました。
終演後、私と雑談していたら、突然私の為に1曲、生音で弾いて下さったの
ですが、その音のきれいさに、天にも昇るような気持ちになりました。
▲top
  2008.7.24 Thu   60年代のマイルス・デイビスを彷彿させるグループ
五十嵐グループ(五十嵐一生=tp 納嘉彦=pf 俵山昌之=b 広瀬潤次=ds) の
メンバーは、良くまとまっていて、音はクリーンでスピード感溢れる演奏です。
一生さんは、全編リバーブをかけて吹くのでPAのマイクも自分で持ち込む
こだわりの人で、自分の求める音創りをしています。ステージは、昔の
マイルス・バンドの曲が多いのですが、曲の紹介もMCもありません
(そのあたりもマイルス風ですね)。でも、スピード感溢れるスリリングな
マイルスサウンドとあって、お客さんは曲名など知らなくても、
音が鳴っているだけで満足のようでした。でも、ラストには
気を使ってくれて♪Body&Soul を演奏して終わりました。
▲top
  2008.7.25 Fri   夏を感じるサウンド
西藤大信=g クリヤマコト=pf 鳥越啓介=b 天倉正敬=ds のメンバー。
演奏は、西藤さんのオリジナル曲がほとんどでしたが、音がきれいで明るく、
よくスウィングして、夏に相応しいサウンドでした。特にドラムスの天倉さんは
昨夜が初参加でしたが、ダイナミックで素晴らしいサポート。途中で、
スチールパンを叩く黒人が飛び入りしたり、ヴォイスパーカッションが
入ったり、猛暑の夏に相応しい大賑わいの夜でした。なお、西藤さんの
次回の帰国は、この11月、トランペットのドミニクさんと出演します。
ぜひお越し下さい。
▲top
  2008.7.26 Sat   久々の【BODY&SOUL スペシャル】
ディナ·デローズさんは、ピアニストとしても歌手としても素晴らしく、
しかもとてもチャーミング。ドゥエイン・バーノさんのベースは、音が太く
どっしりとしたベースらしいベース。アキラ・タナさんのドラムスは、
よく切れてスピード感も豊か。三人ともが音楽を熟知しているのが
よく伝わってくる演奏でした。ステージはスタンダード曲が中心で、
途中から原朋直さんのトランペットが入り♪Our Love is Here To Stay
♪On A Clear Day など演奏。原さんのトランペットはPAなしでも
素晴らしい音色で、ミュージシャンたちも大変ほめていましたよ。
それから、ソロで♪Body&Soul を歌ってくれましたが、詩の意味と心が
よく伝わってきて、涙ぐむ女性客もいたほど。とにかく「ヴォーカルの本場」
の雰囲気に浸った素敵な夜でした。この次の出演が楽しみです。
▲top
  2008.7.27 Sun   今年は、ボサノバ誕生50周年
荻原亮=g 上村信=b 大坂昌彦=ds のトリオがバックで、グレース・マーヤさんの
4枚目のCD「イパネマの娘」発売記念ライブは、ボサノバ誕生50周年に相応しく、
大入り満員大盛況でした。彼女の声質は、とても心地よいので、長く聴いていても
全く疲れません。お客様は、もっともっと聴きたいようでした。CDもたくさん
売れました。満席のところに、私の20年来の知り合いで日本のジャズについて
インタビューを受けたことのある米国の大学教授が、大ファミリー
(息子、娘、孫…合計11人)を連れてみえ、常連のお客様にご協力いただいて
満席のところ何とか席をお作りしたところ、大変お喜びになり、マーヤさんの
ファンになって、早速CDを何枚もお買い上げになられていきました。
教授は83歳のご高齢ですが、凛としていて、日本語もまだしっかりしていて、
また会いましょうと言って帰られました。人のつながりは、人種や国籍には
全く関係ありませんよね。再確認した次第です。
▲top
  2008.7.27 Sun   【訃報 ハイラム・ブロックさん】
悲しい知らせを受けました。B&Sが大好きで、来日公演の度に
アフターアワーズに当店に現れ、ピアノを弾き、歌を歌っていた、
天才ギターリストのハイラム・ブロックさんが、舌癌のため
お亡くなりになられました。ご冥福をお祈りします。
(在りし日のハイラムさんと、私の2ショットの写真、
[photos]欄にアップしてあります)
▲top
  2008.7.27 Sun   【訃報 越智順子さん】
癌のため療養中だった歌手の越智順子さんが、今朝、お亡くなりになられました。
柔らかく、良く伸びる声で、何事にもおおらか。私の大好きなシンガーでした。
お若いのに…とても残念です。お冥福をお祈りします。
▲top
  2008.7.29 Tue   2ヶ月ぶりの辛島トリオ
2ヶ月間の日本縦断ツアーを終えて帰って来た辛島トリオは、メンバーの
一体感がますます強くなっていました。辛島さんが、いつも終演後に
ダメ出しをして反省会をしていたかいあってか、ベース(川村竜さん)も
ドラムス(小松伸之)も、見違えるほどに良くスウィングし、グルーブ感の
豊かなスピード感あるトリオ・サウンドになっていました。
トリオだけではありませんが、中の1人だけが巧くても良いサウンドには
ならず、大概は一番低いレベルの人のサウンドになってしまうものです。
昨夜は、三人で作り上げた心地よいサウンドで、嬉しくなりました。
▲top
  2008.7.30 Wed   激しい雷雨の夜の心地よいサウンド
ずぶ濡れでお見えになったお客さま、電車が不通になり遠回りしてやっと
たどり着いたお客さま…そんな方にはお気の毒で、また営業的にも
困りものなのですが、お客様が少ないと音がクリーンに聴こえて
サウンド的にはとてもいい感じ。《Bass Talk》(鈴木良雄=b,
野力奏一=pf, 井上信平=fl, 岡部洋一=perc) は、主にチン(鈴木)さんの
オリジナル曲を野力さんがアレンジして演奏するスタイルのグループですが、
もう5年以上もユニットを組んでいるので、お互い気心の知れた仲。だから、
アドリブが面白いです。今年は、全国60ヵ所ものツアーをするそうですよ。
▲top
  2008.7.31 Thu   熱帯夜も小休止で和んだ夜
客席は天野昇子さんのファンでいっぱい。ヴォーカルを勉強中の人もいて、
みなさん熱心に聴いていらっしゃいました。ステージはスタンダード曲が
中心で、天野さんは小柄な方ですが、さすが発声法の先生だけあって、
お腹から声が出ていて、しっかりしたヴォーカル。初めて聴いた方は、
彼女の英語の発音や発声の素晴らしさに感動していました。
彼女もNYに住んでもう20年以上。バックのチンさん(鈴木良雄=b)と
寛さん(村上寛=ds)とも、もう長い間、一緒に組んでいて、いつも
センスのいい素敵なドレスで、目も楽しませてくださいます。
この次は、秋も深まった11月に帰国予定ですよ。
▲top