2008.10.1 Wed 雨降りで心身ともにサムい月末 |
世界中が金融不安・不況のせいか、当店もその影響で昨夜も客席はガラガラ。 メンバーは、鈴木良雄(b)セシル・モンロー(ds)ユキ・アリマサ(pf)鈴木道子(vo) さん。 3人とも英語の歌詞が良く理解でき、歌手にとってはとても歌いやすいバックで、 ステージは良かったのですが、でもお客様が少なくて残念でした。 どんどん先が見えない世の中になって行くようで、何だか心細いですね。 |
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10/6 (Mon) 《オールド ファンキーボーイズ ジャズバンド》 追加=ゲスト: TOKU(vo,flh) 訂正=M.Charge ¥4,500 |
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2008.10.2 Thu チンさん が素晴らしいトリオを新結成 |
昨夜はそのお披露目。新しいトリオは、チンさん(鈴木良雄=b) に、若い ハクエイ・キム(pf) さんと大村亘(b) さん。二人とも幼い頃から欧米圏で育った ミュージシャンで、養われた感性がやはり日本育ちの人と違うようで、しっかりと 自分の音楽の世界を持っています。みなが知っている♪Caravan や ♪A Night in Tunisia を演奏したのですが、私も今まで聴いた事がないような アレンジでとても新鮮でした。ハクエイさんは、ピアノのタッチがとても美しく、 しかも長身でイケメン ! 人気者になりそうです。チンさんも新しいパートナーを 見つけることが出来て嬉しそうでした。これから先が楽しみですね。 |
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2008.10.3 Fri これぞ JAZZ!! 活力溢れるクィンテット |
昨夜は、還暦過ぎのベテランリーダー海老沢一博(ds)さん率いる2テナー 小池修(ts) 竹内直(ts)さんの個性溢れるフロント陣に、坂井紅介(b)さんと 林正樹(pf)さんのメンバー。1st.stage は一人一人をフィーチャーして、 竹内さんが♪ホーム ♪五木の子守唄、小池さんがオリジナルのバラード曲と ♪The Nearness of You、林さんが♪ジャパメンコ。これはとても面白い オリジナル曲でした。最後にコルトレーンの♪Impression。2nd.stage では 海老沢さんの奥様でもあるペコちゃん(伊藤君子)がステージに呼び出され ♪Summer Time と♪Speak Low を歌ってくれました。それから、ベースと ドラムスをフィーチャーしての♪A Night In Tunisia ♪St. Thomas を演奏。 とてもいいステージングで賑やかに終わりました。 |
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2008.10.4 Sat モンタレージャズフェスに出演、大好評の守屋さん |
今年のモンタレージャズフェスは、本国アメリカの大御所が多く出演し、外国人は 守屋クァルテットだけだったそうです。多くの聴衆が日本の守屋さんを興味深く 聴きに来たそうです。フロント 近藤和彦(as) 佐藤真一(b) 小山太郎(ds) さんで、 のびのびと演奏でき大好評で、LAとシスコのクラブにも出演してきたそうです。 とても良い経験になりリフレッシュ出来たようです。当店でのステージも、まだ その余韻が残っているのか、1st.stage はモンクの曲 からはじまりましたが 近藤(as) 高瀬(tp) 片岡(tb) さんのハーモニーがすばらしく、素敵でした。 オリジナル曲の♪Teardrop Late Summer ♪Playground The First Step など、 守屋さんの曲は難しいのが多いのにもかかわらずとてもいい演奏で、私が好きに なりそうな曲でした。守屋さんはこれからフランスにひとりで演奏旅行に行く 予定だそうです。どんどん海外に出て行くのは素晴らしいことだと思います。 次回の出演が楽しみですね。 |
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2008.10.5 Sun 《トミー・キャンベル バンド》いつもと様変わり |
普段、トミーさんのバンドは、客席の半数近くが外国人のお客様でいっぱい なのに、昨夜は打って変わって外国人はひとりも居ませんでした。 リーマンショックなのか、外人客は実に態度がハッキリしていますね。先月は あんなに大勢いらしていたのに…世界金融不安の影響を見せつけられている 気がします。ステージは伊藤大輔と山口有紀さんの2ヴォーカル。大輔さんは 3ヶ月ぶりでしたが、英語がとてもうまくなっているのに驚きました。本気で 勉強しているのがよくわかりました。若い二人がアドリブで、いろいろと 歌詞を入れ、実に楽しそうにプレイしていて、聴いている方もとても楽しく なります。このようないい感じのユニットは、東京に住んで活動している トミーさんだからこそなのですね。 |
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2008.10.7 Tue ファンキーな楽しい月曜日 |
岸田恵二(ds)さんの新しいユニット名は《オールド ファンキーボーイズ ジャズ バンド》(pf=山本剛 ts,vo=Q.いしかわ b=香川裕史 それにゲスト: vo,flh=TOKU) メンバー全員がお互いを熟知しているので、アドリブも面白く、客席を沸かせて くれます。1960年代のジャズのヒット曲を演奏すると、お年を召した方は嬉しく なり、若い方にはとても新鮮に聴こえるようです。恵二さんのオリジナル曲 ♪ダイヤモンドダスト ♪都会の遊牧民 はメロディが覚えやすく、いい曲でした。 アンコールに応えて♪ワークソング。最後までお客様をホットな気分にさせ 楽しませてくれました。 |
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《Body&Soul special workshop by Obba Babatunde 》 来たる11/21(Fri)、1pm〜4pm、アメリカの男性ジャズ歌手・俳優、 オバ・ババトゥンデ氏によるジャズヴォーカル教室が、当店において 行われます。どなたでも参加できます。参加ご希望の方、詳しくは、 11月のライブスケジュール(11/21)をご覧ください。 |
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2008.10.8 Wed 全員無口で静かなメンバー |
MC(司会進行)でいろいろ話してくれるグループもいますが、このグループ (tp=松島啓之, as=山田穣, pf=今泉正明, b=嶋友行, ds=広瀬潤次) のMCは、 曲名の紹介だけで演奏に集中します。昨夜は、変な雨の振り方で客足が心配 でしたが、このグループのファンがみえて熱心に聴いている姿に接すると、 メンバーのみなが無口なだけに、私もつい「親心」が出て、お客さまに 「応援よろしく」と、声をかけてしまいます。穣さんが胸幅も大きくなって すっかり復活し、肺活量が増えたのか、とても良い音色を吹き出し、全体の サウンドも素晴らしくなりました。来年早々、このグループをライブ収録した 【BSレーベル】のCDを発売する予定でいます。よろしくお願いしますね。 |
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2008.10.9 Thu 聴くたびに好きになる温かいサウンド |
《南青山六丁目楽団》のメンバーの皆さんは、とにかくとても真面目で優しい人 ばかり。演奏にもそうした人柄が滲み出ていて、幸せな気持ちにさせてくれます。 世界金融不安のせいで、このところお店は空席が目立つ毎日。私も憔悴の日々が 続いているのですが、片岡雄三(tb) 岡崎正典(ts) 山岡潤(euph) さんらフロント陣の 温かいサウンドに気持ちが少し優しくなれました。トロンボーンは一番古くから ある管楽器だそうですが、サックスは(ユーホニウムも)、なんと「サックスさん」と いう人が開発した楽器だそうです。一体誰がこんな楽器を考え出したのかと思う ことがありましたが…。コール・ポーターの曲はマイナーで長い曲が多いので、 飽きないよう早いテンポにアレンジするのが良い、…など、岡崎さんのMCは 興味深いお話やトリビアで、勉強にもなりますよ。 |
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2008.10.10 Fri 日本人離れした感性の えりさん |
昨夜は、大野えり(vo)さんと、秋山一将(g) 荻原亮(g) 原大力(ds) 佐藤ハチ恭彦(b) さんらのメンバー。珍しくピアノレス2ギターとヴォーカルで、どのように なるのかと思いましたが、さすがベテランえりさんが選んだメンバーだけあって、 リズムとグルーブ感が素晴らしく、初めて聴いた方も引き込まれていました。 えりさんは、日本人離れした感性の持ち主で、オリジナル曲もグルーブ感がとても 豊か。若者が聴いたらきっと「カッコイイ!!」と思うようなサウンドで、若い 売れ線の女の子に歌わせたら大ヒットしそうですが、でもえりさんだから歌える のかもしれませんね。 |
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2008.10.11 Sat NYの風に大興奮【ボディ&ソウル スペシャル】第1夜 |
昨夜が初日とは思えないほど《ジョージ・コリガンTrio》=ジョージ・コリガン(pf) ドナルド・エドワード(ds) ポリス・コズロス(b) の息はぴったりで、音が出た途端に、 よその世界に連れて行かれたような感じがします。お客様も思わず歓声を上げて いました。スピード感もグルーブ感も申し分なく音がきれいで…この悪い世の中の 状況をすっ飛ばしてくれるようでスカッとしました。昨夜のポリスさんのベースは 洗足学園の生徒さんからの借りものだそうですが、「弘法筆を選ばず」。すっかり 自分の楽器のように弾きこなしていました。(そういえば、エディー・ゴメスさんも 当店でベースを借りて奏ることがあって、いつもどんなベースでも自分の音にする ので感心するのですが、ポリスさんも同じ。やっぱり一流の人は同じですね)。 さて今夜。【ボディ&ソウル スペシャル】第2夜は、スカンジナビアン・ コネクション。昨夜とは違ってヨーロッパのピアノトリオです。とても美しい サウンドのトリオ。そして明日(祭日の日曜日)が、NYトリオ。同じトリオ・サウンド でも随分違います。ぜひ聴き比べてください。きっと感動しますよ。 【変更】M.Charge¥5,000(2ステージ通しの場合も同じ)=両日とも |
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2008.10.12 Sun 心にしみ入る美しいヨーロッパのサウンド |
【ボディ&ソウル スペシャル】第2夜は、マイク・デル・フェロー(pf) 森泰人(b) セバスティアン・カプティーン(ds) さんのトリオ。3人はハーモニカ奏者 トゥーツ・シールマンス のバンド時代に一緒になり、その時からのお仲間です。 それぞれオランダ、スウェーデン、そして今は沖縄に住むセバスティアンですが、 そのサウンドは透明感のあるロマンチックで美しいヨーロッパのサウンドでした。 2nd.stage の始まる前に外人客のグループがいらしたので何だろう、と思ったら、 今来日公演しているオランダのオーケストラのメンバーでした。トリオの演奏を 熱心に静かに聴いていました。 |
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2008.10.13 Mon 躍動感溢れるNYピアノトリオ |
【ボディ&ソウル スペシャル】第3夜。ジョージ・コリガン(pf) ポリス・コズロス(b) ドナルド・エドワード(ds)トリオの2回目。1回目(金曜日)は、2nd.stage に帰られた お客様が多く、素晴らしい演奏なのに勿体ないと思い、M.Charge を両ステージ 聴けるよう変更したところ、皆さん最後まで居てくださり、ミュージシャンの テンションも落ちる事なく12時近くまで盛り上がりました。途中、遊びに来ていた マーク・テイラー(ds) さんと大野えり(vo) さんをステージに呼び出し、 ♪By By Blackbird を演奏。えりさんは水を得た魚のように気持ちよく歌って いました。やはり聴きにきていたマイク・デル・フェロー(p) さんが、日本にもこんな 素晴らしいシンガーがいるのか、とびっくりしていました。その後レギュラー メンバーに戻りファンキーな曲を演奏して大サービスしてくれて、お客様も私も 大満足の夜でした。 |
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2008.10.15 Wed 株価回復。で、久々の賑わい |
昨夜は、東証の株価が持ち直したせいでしょうか、雨の週明けで条件は悪かった のですが、客席は賑わい、とりあえずホッとしました。お誕生日の方が二人 いらして、みんなで楽しくお祝いもしました。遊びに来ていたトミー・ キャンベル(ds) さんとマイク・デル・フェロー(pf) さん、それに、五十嵐一生(tp) さんが飛び入り出演。それまでとサウンドが一変していろんなタイプのサウンド が聴けました。レギュラーメンバー終演後も、誕生日の二人のためにマイクさん と一生さんが、DUOでリクエスト曲を演奏するなど、このところ金融不安で 寂しい客席が続いていましたが、昨夜は久々の賑わいで和やかに終りました。 |
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2008.10.16 Thu バランスのとれたジャズらしいサウンド |
昨夜は、竹内直(ts) 井上陽介(b) 江藤良人(ds) 清水江理子(pf) さんのグループ。 全員のコミュニケーションがよくとれていて、安心して楽しめました。竹内さんの オリジナル曲が多かった中で、8ビートにアレンジされベースソロから始まった ♪竹田の子守唄は、とても良くスイングして楽器も良く鳴りサウンドもクリーン。 アフロのリズムで演奏した富山県の民謡♪木こりこ節 もとてもカッコ良くて、 お客様も大変喜んでいました。客席で聴いていた敦賀明子さんとNYのメンバーも 「サウンド・グッド」と誉めていました。斬新なアイディアが随所に散りばめられ、 とても素敵なライブでした。 |
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2008.10.17 Fri 美しく、心暖まるサウンド |
昨夜は、片岡雄三(tb) 三木成能(pf) 田辺充邦(g) さんのトリオでしたが、 ベースレス&ドラムレスだったので、どうなるのかな、と思っていたところ、 これがとても気持ちのいいサウンドで、♪シークレットラヴ ♪処女航海 、そして アート・ブレイキーバンドでは三管で演奏している♪One By One など、いずれも 見事でした。個々の実力がなければ出来ないトリオ編成ですよね。2nd.stageには、 片岡さんの奥様である、バス・トロンボーン奏者の山代純子さんが飛び入り参加。 ♪枯葉 を2トロンボーンで。♪But Not For Me を、バス・トロンボーンを フィーチャーして聴かせてくれました。広大な場所で音楽が鳴っているような 抜けのいいとても気持ちのいいサウンドで、ぜひまた聴きたい、と思いました。 |
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2008.10.18 Sat 3枚目のCD発売で張り切っているティファニーさん |
今回のCD「アメージング・グレース」には、5人のピアニストが参加しています。 昨夜の秋田慎治(pf)さんもそのひとりで、信頼関係もバッチリです。バックの ミュージシャン吉田豊(b) 安藤正則(ds)さんも、彼女の歌が大好きで、一緒に演奏 するのが楽しい様子が客席にまで伝わってきます。美しく良くのびる声で、いつも 明るい笑顔のティファニーさんは、お馴染みのスタンダード曲を歌うこともあって 当店でも女性フアンが多くなってきています。いつもにこやかに「ありがとう」を 言う姿には大変好感がもてます。アンコールに応えて、慎治さんと2人で ♪Amazing Grace を歌って、金曜日の夜は楽しく終わりました。 |
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2008.10.19 Sun CDが大好評のチャリートさん |
先頃リリースした「チャリートMeetsミシェル・ルグラン」のCDが大好評で、 客席は大いに賑わいました。いつも何かを求めて止まない性格で、積極的に新しい 事に挑戦しているチャリートさんも、ビッグネームとレコーディングができ、 また一段と前進したようです。その勢いに乗って、山本剛(pf) 坂井紅介(b) ジーン重村(ds) さんのトリオをバックに、情感たっぷりに歌い上げていました。 これから約一ヶ月間、ヨーロッパからニューヨークまで、ツアーに出かける ようです。きっとまた、いろんな経験をして何かを掴んで帰国することでしょう。 お土産話が楽しみですね。 |
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2008.10.21 Tue 辛島親分のスピード感とスリルあるクァルテット |
辛島文雄(pf) 池田篤(as) 小松伸之(ds) 畠山芳幸(b) さんからなるメンバーは、 リーダーである辛島さんが、男らしい潔(いさぎ)いいピアノを弾くので、 メンバーも迷う事なくついていける気持ちの良さがあります。ピアニストの 中には、何を伝えたいのかはっきりしない弾き方の人もいますが、この グループは、はっきりしていて私は大好きです。篤さんもテナーとアルトを 時々持ち替えて演奏。「さすがだな」と感心します。きっと日々の努力の 賜物なのでしょうね。 ● 【BODY&SOUL レーベル】第3弾、3タイトル、リリース!! 3タイトルのうちの1枚、《辛島文雄トリオ& 池田篤》の「いぶし銀」には、 大口純一郎さんのトリオも入っていて、なかなか聴き応えのあるCDです。 ぜひ、聴いてみてください。私の言う「男らしい、潔いジャズ」が、きっと お解りいただけると思いますよ。(ベースとドラムスは昨夜とは違いますが) シリーズ第3弾について、詳しくは、カテゴリー[BS Label CD]欄を ご覧ください。 |
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2008.10.22 Wed いつも新鮮で気持ちいいサウンド《BASS TALK》 |
鈴木良雄(b) 野力奏一(pf) 井上信平(fl) 岡部洋一(per) さんのユニット 《BASS TALK》は、長いこと一緒に演奏活動しているのに、いつまでも新鮮さを 失いません。また野力さんのアレンジ力もすばらしい。「ふるさとジャズ」 などと 言って受けていた♪Koma は、チン(鈴木良雄)さんの故郷、木曽の山々を題材に 作曲したものだそうです。それから、野力さんが10月20日、信平さんが10月22日 の誕生日ということで、♪For Your Birthday を自ら演奏して祝っていました。 それにしても、私の周りには10月生まれの多いこと。すぐ思いつくだけでも 10人は下りません。今月生まれた赤ちゃんも、周りに2人もいます。 元気に成長してほしいですね。 |
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2008.10.23 Thu チャーミングなステージ |
いつも微笑みながら、すごく高価な楽器を奏でるバイオリニスト紀子さん。 奇麗な女性は、見ても聴いてもチャーミングでいいですね。今泉正明(pf) 生沼邦夫(b) 加納樹麻(ds) さんらのメンバーも、楽しんで伸び伸びと演奏して いました。♪I Love You Porgy チック・コリアの♪Sicily ペトルチアーノの ♪Looking Up カーラ・ブレイの♪Lawans、そして、自分の名前から採り、 いつもノリノリで演奏したいと作ったと言うオリジナル曲♪Nori Noriも、 曲名通りノッていました。最後はスティービー・ワンダーの♪I Wish アンコールに応えて♪枯れ葉…バラエティーに富んだ選曲で、とても 楽しいステージでした。 |
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2008.10.24 Fri 達っちゃん、演奏もMCも絶好調、店内は笑いの渦 |
近頃は先の見えない時代。サラリーマンの方はストレスが貯まる一方なので しょうか。昨夜はサラリーマンの方がたくさんおみえでした。ステージは、 横山達治(per)福井友美(pf)箭島裕治(b)トミー・キャンベル(ds)太田朱美(fl) さん のメンバー。CD「ラテンジャズ」も出来上がり、陽気な達ちゃんに引きずられ、 迫力ある演奏でした。達ちゃんのジョークも絶好調。一端をご紹介しますと… 「朱美さんは広島大学で苔の研究をしてた理学部卒、友美さんは神奈川大卒、 箭島さんは慶応卒、でも高学歴・低収入の代表です」。「女性はお稲荷さんが 好きなようです。乙女のいなりナンチャッテ」。中にはここでは紹介できない 下ネタも色々…で、客席は笑いの渦に。皆さん大いにストレス解消になった ようでした。 |
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2008.10.24 Fri 豪華メンバーでハッピーな金曜日 |
度重なる株価下落と円高でお客様の入りが心配でしたが、客席はそこそこ 埋まりました。演奏はトミー・キャンベル(ds) 河合代介(org) ハル高内(g) 岡崎好朗(tp) 守谷美由貴(as) という豪華メンバー。NYから2年ぶりで帰国した 岡崎さんは、落ち着いた澄んだ美しい音色を聴かせてくれました。最近は、 女性のアルト奏者が多く活躍しているようですが、トミーさんの推薦で、 美由貴さんが初出演。トミーさんのアレンジはリズムが難しくなかなか大変 なのですが、練習の成果がよく出ていました。このグループを含む 【BODY&SOUL レーベル】CD、「空気音」が発売になりました。 オルガンサウンド特集です。よろしくね。 |
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2008.10.26 Sun 素敵なコンサートでした |
土曜の昼。国際フォーラムホールCに小曽根真さんプロデュース/眼科医学会の チャリティー・コンサート《Layers of Jazz》のお手伝いに行ってきました。 出演メンバーは、小曽根真(pf) 小曽根実(pf) 中川喜弘(tp) 中川英二郎(tb) 北村英治(cln) 小林正人(b) 八城邦義(ds)。2組の親子共演です。速いテンポで 難しい曲をさらっと演奏した、真さんと英二郎さんのDuoによるクラシック。 小曽根パパと中川パパの、ゆったりした味のあるデキシーの名曲。味わい深い 素晴らしい演奏で、♪Memories of Youには涙している方もいらっしゃいました。 2組の親子と北村さんのおしゃべりも楽しく、一般公開ではなかったのですが、 多くの人に聴いていただきたい、人と人を繋ぐ素晴らしいコンサートでした。 お店に入ったのはちょうど1st.stage の終り。リレット(vo) 秋田慎治(pf) 吉田豊(b) 加納樹麻(ds) のメンバー。1年ぶりにリレットさんを聴いたお客様で 「ずいぶん うまくなったね」「ファンになったよ、応援しますよ」と言ってくださった方がいて、 私も嬉しくなりました。2nd.stage は秋田トリオの♪It coud Happend To You ♪Autumn In New York から始まり、リレットさんの♪Island♪The Very Thought of You♪Just In Time。そしてヴァース(本体のコーラス前に置かれる 序奏部分)から入る♪Over The Rainbow は、彼女の声質に凄く合っていると 思いました。そして♪Love For Sale。秋田さんは歌伴でもとても丁寧に弾くので タッチがきれいで、音がしっかりと届くので、男性のお客様もすっかりファンに なったようです。 |
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2008.10.28 Tue 初のグループ、皆さん実力派でしっかりしたサウンド |
鈴木よしひさ(g) 天倉正敬(ds) さんは、以前に出演していただき、私が気に入って 今回出演をお願いしたのですが、ピアノの松本圭司さん、ベースの織原良次さんは 初出演でした。お二人とも、ジャズクラブにはあまり出演することがなく、 もっぱらスタジオやポップスの方でご活躍のようですが、テクニックもタッチも とてもすばらしく、感動しました。なかなかの実力者ですね。鈴木さんは、今、 ディズニーのTVアニメーション番組の音楽を担当し、いろんな曲を作っている ということですが、昨夜はその中の曲を披露してくれました。近々サントラ盤が 出るそうですよ。初めてのグループはリスキーで不安もあるのですが、昨夜は 充分に楽しめました。新しいミュージシャンとお知り合いになれて、私としても 嬉しかったです。 |
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2008.10.29 Wed 秋の気候にふさわしい気持ちいいトリオ |
福田重男(pf) 上村信(b) セシル・モンロー(ds)さんのトリオは、バランスが良く、 サウンドも美しく、爽やかな気持ちいいトリオです。昨夜は、有名な 元カーレーサーの方が聴きにみえていて、カーレースが大好きな福ちゃんは 嬉しそうに、マンセルに捧げたオリジナル曲を彼にも捧げて演奏しました。 2nd.stage に、渡辺貞夫さんのバンドに参加しているジョナサン・ブレーク(ds) さんが遊びに来て飛び入り出演。出しゃばらず、繊細で奇麗なタッチで ♪How About You ♪All Blues を演奏してくれました。打ち合わせもなく、 初顔合わせでもすぐに一緒に演奏できるジャズという音楽は、ホントに 素晴らしいですね。ライブステージの良さとともに、再認識した夜でした。 |
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2008.10.30 Thu 成果が見えてきた嬉しい夜 |
増原巖(b) 掘秀彰(pf) 安藤正則(ds) 河村英樹(ts) 田中洋一(tp) さんらのユニット 《What's Up》は、自分たちの音楽を追求して長いこと活動してきましたが、 客席はあまり埋まらず気の毒でした。私も彼らのサウンドが好きなこともあり、 耐える日々が続いていましたが、昨夜は開演前から客席の半分位が埋まり、 嬉しくなりました。メンバーのみんなも嬉しそうで、とても良いステージに なりました。田中さんはいつも大阪から、この日のためだけに上京してきて います。大変な努力だと思います。メンバーの信頼関係があるからこそですね。 1st.stage のラスト♪What Is This Call Love では客席から歓声があがりました。 2nd.stage はオリジナル曲が多かったのですが、それぞれのソロも素晴らしく、 アンコールでは、とてもカッコよくアレンジされた「男と女」の主題歌を演奏し、 お客様は大喜び。彼らのCDも売れました。ヨカッタ、ヨカッタ。 |
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2008.10.31 Fri 渋い大人のクァルテット |
三木俊雄(ts) ユキアリマサ(pf) 上村信(b) 紺野智之(ds) さんのクァルテットは、 ドラムスの紺野さんは若手ですが、他はベテランミュージシャンたちです。 三木さんのオリジナル曲を入れながら、Bエバンスの♪Very Early、Wショーター の♪Yes or No、Jコルトレーンの♪Dear Lord… 素晴らしいバラードで、 それぞれのソロが光りました。ラストにはエバンスの♪Time Remembered … 三木さんは、コルトレーンやエバンスをたくさん聴いているはずの私も知らない ような曲を選曲・アレンジして聴かせてくれます。彼のオリジナル曲の中にも 私が好きな曲がたくさんあるのですが、あまり他の人が演奏しない曲を聴かせて くれるので、新しい発見があって楽しいですね。もちろん、お客様も大いに 楽しんでいらっしゃいました。 |
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