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 Weblog by Kyoko (過去のブログはカレンダーを戻してネ)
  4.1 Tue 上質なトリオサウンドで満ちた店内
  4.2 Wed 新年度の初日に相応しいサウンド
  4.3 Thu 1年ぶりにメンバー編成も斬新に登場
  4.4 Fri 雨にもかかわらず満員御礼の大盛況
  4.5 Sat 新編成のクリエイティブなステージ
  4.6 Sun 25,6年ぶりの演奏も…さすが !!
  4.8 Tue 珍しい編成を楽しんだ夜
  4.9 Wed お客さまが少なく音楽も寂しそう
  4.10 Thu 期待通りのもの凄くいい演奏 !!
  4.11 Fri 驚きの女性ベーシスト
  4.12 Sat 和やかに二年ぶりの帰国ライブ
  4.13 Sun 久々のボーカリスト・マーヤを堪能
  4.15 Tue 和やかにしっとりとジャズに浸った夜
  4.16 Wed ファンクラブの会のような雰囲気
  4.17 Thu 活気に溢れた ともみさんのステージ
  4.18 Fri 大ベテランらしい素敵なステージ
  4.19 Sat 久し振りに金曜の夜らしい賑わい
  4.20 Sun 皆を元気にするマヤちゃんの魅力全開
  4.22 Tue 人気衰えないTOKUさんの若者との共演
  4.23 Wed 張り切って臨んだステージでしたが…
  4.24 Thu 浩子さんの歌が引き立つシンプルな編成
  4.25 Fri 新曲が2曲お披露目された《F.O》
  4.26 Sat さすがTモンク・コンペ優勝者
  4.27 Sun いつも素敵なペコちゃんのステージ
  4.28 Mon 大盛り上がりの《Voice of Hope4》
  4.29 Tue いつもと違う緊張感のサウンド
  4.30 Wed 【《Voices of Hope 4》ご報告】
  4.30 Wed 応援団で超満員の発売記念ライブ


  2014.4.1 Tue   上質なトリオサウンドで満ちた店内
▶さあ、いろいろがリスタートする新年度です。そして今日
から新消費税で、お店にとって厳しい現実が待っているかと
思うと…身が引き締まる思いです。
▶年度末の昨夜は 椎名豊(pf) 本川悠平(b) 広瀬潤次(ds)さん
の上質なピアノトリオを楽しみました。椎名さんはよく欧州
に行って演奏活動をされていて、イギリスやフランスの
ミュージシャンたちと厚い親交がありますが日本での活動は
いつもこのメンバーです。
▶今年は、そんな欧州の仲間を日本に呼ぶ企画もありますが
彼は事務所に所属してなくて全てご自分で動かれます。先日も
NYに出かけツアーの準備をされてきましたが、いろんなことに
挑戦する姿は見ていて気持ちがいいですね。
▶広瀬さんは20年以上一緒に演奏しているお仲間で、昨夜も
痒い所に手の届くような素晴らしいサポートをされました。
本川さんは椎名さんが気に入ってこのトリオのレギュラーに
なった方で、ベースらしいしっかりした音色が素晴しい若者。
▶昨夜の客席は、このトリオのファンがほとんど。外国人の
ご夫妻が、とても嬉しそうに身体でリズムをとってお聴きに
なっている姿が印象的でした。
▶1st.stage…S.ジョーンズ♪Bitter Suite、椎名作♪Joy of Spring、
M.ミラー♪P N J、椎名作さくらの季節に相応しい♪Flowers、
♪Future Swing。
▶2nd.stage…椎名作♪Up Down Blues、
F.ハバード♪Up Jumped Spring、椎名作♪Even、
G.ガーシュイン♪Nice Work If You Can Get It 、
アンコール♪Brood Way。
気持の良いトリオのサウンドが店内を包み込みました。
●本日から消費税が上がりました。誠に心苦しいのですが、
これまでより少しお会計が増えることになりますが、何とぞ
ご了承くださいませ。(ミュージックチャージは、変更なく
従来どうりです)スタッフ一同、これまで以上にお客さまに
気持良く音楽の世界に身を委ねてもらえるよう、努めて
参ります。どうぞよろしくお願い致します。
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  2014.4.2 Wed   新年度の初日に相応しいサウンド
▶気持ちが引き締まる新年度の初日、リスタートに相応しい
活きのいいクィンテットの、ストレート・アヘッドな気持ちい
ジャズではじまりました。松島啓之(tp)山田穣(as)今泉正明(pf)
上村信(b)広瀬潤次(ds)さんの2ホーン・フロントです。
▶二年前の春、レギュラーベースだった嶋友行さんが若くして
天国に召されてしまいその後上村さんが務めていますが、元々
20年以上一緒に演奏されていた仲間ですから、このユニット
メンバーに溶け込むのに時間はかかりませんでした。
▶求める音楽の方向をお互いに認め合いコミュニケーションを
しっかり取って、自分達の音楽を追求し常に前に進んでいる…
姿勢がとても素敵なグループで、主にスタンダード曲を演奏
するそのサウンドとともに私は好きです。昨夜も、気持ち
よく楽しませていただきました。
▶1st.stage…♪Blues Like This、♪Blue Spirits、
バラード♪Theme For Ernie、♪Hey It's Me You're Talking To。
▶2nd.stage…B.エバンス♪Five、S.ジョーンズ♪Lady luck、
フロントの2人のソロが切々と歌ったG.ガーシュインの
♪I loves You Porgy、K.ドーハム♪Wind Mill、
アンコールは♪Bye-bye Blackbird。
▶消費税の影響を心配した客席でしたが、このユニットの
ファンの方は全く気になさっていないようでした。初めて
ライブジャズをお聴きになったという地方の方が、こんな
素晴しい体験は初めてだとおっしゃって興奮されていました。
▶ロシア人の方が4人いらして、途中ではおしゃべりに熱心
でしたが、他のお客さまの様子を見て気づいたのか、その後
静かに聴き入っていらっしゃいました。帰り際に、非礼を
お謝りになり、1週間滞在するからまた来ます、とお帰りに
なられました。最近はロシアの方が当店にいらっしゃるのも
昔ほど珍しくなくなりました。ジャズ人口は、そう多いとは
思いませんが、世界中いたるところにファンがいるのが、
ジャズなんですね。
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  2014.4.3 Thu   1年ぶりにメンバー編成も斬新に登場
▶1年ぶりにメンバーを一新し、フロントにチェロを加えて
登場した里見紀子(vln)さんの《Medusa》伊藤ハルトシ(cello)
宮川純(pf,key)坂本竜太(eb)大坂昌彦(ds)さんという、豪華に
揃えたメンバーです。フロントに弦楽器が2本で、ジャズ
ファンクを演奏するグループは他にないと思います。
▶紀子さんが坂本さんのエレキベースにインスパイアされ、
このバンドを結成されたようで、初共演のメンバーが多く、
早くからお店に入りリハーサルを行って本番に臨まれました。
宮川さんはキーボードを2台持ち込む熱の入れようで、何に
でも挑戦して自分の引き出しを広げている素晴しい才能の
持ち主です。ジャズドラマーの第一人者でもある大坂さんが
ファンクに挑戦してのステージ、文句なしのリズムを叩き出し
坂本さんとの相性もピッタリ合って、気持よさそうでした。
▶1st.stage…H.ハンコック♪Chameleon、R.ブレッカー♪Sponge、
昔ディスコで流行っていた曲♪I Thought It Was You…大坂さん
バークレー時代は良くディスコで踊ったそうです。この曲を、
ヴァイオリンとチェロの2弦で演奏するのは世界初かも!?
K.ブレー♪Lawns、T.マリア♪Come With Me。
▶2nd.stage…H.ハンコック♪Chan's Song、
L.ベック♪Scatter Brain、
W.ショーターのアップテンポで難しい曲♪Beauty And The Beast、
ピアノと2弦(vln & cello)で♪Pavane Pour Une Tonton Defunte、
亡き王女の為のパヴァーヌ(16世紀に流行った行列舞踏曲)。
S.ワンダー♪I Wish、アンコールは、
R.ブレッカー♪Some Skunk Funk。
▶生憎の花冷えの雨が降り出し客席の埋まり具合はいまいち。
でも、この珍しいちょっと不思議なメンバー構成に興味を
もたれたお客さまがいらして、引き込まれるように聴いて
楽しんでいらっしゃいました。次回は7月8日火曜日です。
楽しいですよ、ぜひいらして楽しんでください。
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  2014.4.4 Fri   雨にもかかわらず満員御礼の大盛況
▶結城章子さんのデビューアルバム「Two For The Road」の
発売記念ライブ。レコーディングディレクターとピアニストを
務めたサンフランシスコ在住のピアニスト、長部正太さんが
帰国して参加されました。
▶結城さんは、後藤芳子さんについて勉強されていましたが
後藤さんのお友達が長部さん。何十年もサンフランに住んで
活動されていて、その関係で今回のアルバムもサンフラン
での録音です。
▶ベース坂井紅介(b)ドラムス横山和明さんは、私が人選して
お願いしました。私は彼女の歌を10年以上前に聴いたことが
ありますが、昨夜のステージでは格段に進歩されていました。
まず英語の発音がクリアで大変良く、とても素直な歌い方で
清潔感があって素敵でした。長部さんも坂井さんと横山さんを
大変気に入られ、終始ご機嫌にスウィングする演奏でした。
▶お客様は雨の中1st.stage…
♪I’ve Got You Under My Skin、♪Antonio's Song、
♪It Had To Be You、♪Bei Mir Bist Du Schon
♪Time After Time、♪I Will Wait For You、
♪Two For The Road、♪How High The Moon。
▶2nd.stage…
♪This Masquerade、♪The Way You Look Tonight、
♪Cry Me A River Em、♪Only Trust Your Heart、
♪Charade、♪Too Late Now、♪It’s Allright With Me、
♪Young At Heart、アンコールは♪You've got a friend。
(忙しくて曲名メモをとれなかったのですが、結城さんが
メールしてくださいました)
▶夜には雨がやむはずだった天気予報が外れてしまい、逆に
雨風が強まった悪天候でしたが、長部さんのお知り合いや
結城さんを応援する方々でお店は満席になりました。店内は
とても和やかな雰囲気。お人柄ですね。先生の後藤芳子さんも
いらっしゃり、目を細めて聴いていらしたのが印象的でした。
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  2014.4.5 Sat   新編成のクリエイティブなステージ
▶ギラ・ジルカ(vo)さんと深井克則(pf)岡部洋一(perc) さんの
これまでとは少し違った編成で、早くからリハーサルをして
クリエイティブなステージに挑戦した昨夜。
▶ピアノとパーカッションが向き合い、真ん中にギラさんが
椅子に座って、サポートする二人はまるでボーカルトリオの
ような感覚でギラさんの歌を引き立てました。ベースレスの
サウンドでどうなるかと思いましたが、さすがギラさんです、
実力が遺憾なく発揮されたクリエイティブなステージでした。
▶1st.stage…♪Old Devil Moon、♪S' Wonderful、
難しい曲♪Phoebe、♪Mr. Samba 2、
得意のスキャット入りで♪No More Blues、
バラード♪My One And Only Love、♪Dive In To Your Love。
▶2nd.stage…♪Hava Nagira…これはイスラエルで祝い事の時
唄われる民謡。ちなみにヘブライ語でギラは「希望」の意味。
♪On A Clear Day。辺見まりさんの♪経験…この曲の英語の詞
をギラさんが頼まれ、辺見さんがレコーディングしたそうで
それを思い出して作詞者であるギラさんが歌いました。
出だしの「♪やめて」と出る英語をどうするか悩んだ末に…
「♪Baby Stop」日本語で艶っぽく「やめてェ」と〆ました。
次も♪黄昏のビギン の英語版。C.ポーターの♪Love For Sale、
次は、ギラさんの作詞作曲した人生を歌う作品で、私も好きな
♪When The Party's Over。深井アレンジの♪Summer Time…
アレンジがとてもカッコよかったです。
▶アンコールは♪Stayin' Alive。パーカッションの岡部さんが、
終始いろんな打楽器で彩りを添え、ギラさんもその音を興味
深く聴きながら唄われました。冬が戻ったような寒い夜になり
金曜ながら寂しい客席でしたが、ギラさんはクリエイティブな
新しいバンドができ、その成果にとても満足げでした。
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  2014.4.6 Sun   25,6年ぶりの演奏も…さすが !!
▶フルート奏者ジェルミー・スタイグ。若い方は、皆さん
B.エバンスとの共演アルバムでしかご存じないかと思います。
もう25,6年も昔になりますが、当店の六本木時代にエディー・
ゴメスさんらと日本のミュージシャンとで1週間にわたって
スペシャルライブをしたことがあります。それ以来ですから。
▶その時もお店で時間が空くと絵を描いていらして(私もその
独特のタッチの絵をプレゼントされましたが)現在は日本人の
奥様と横浜に移住されて、絵を描いたりアニメーションの画を
作ったりされています。この1月本当にたまたま私を訪ねて
いらして、昔のことをお話しながら山本剛さんに電話すると、
ぜひ再会して演奏もしたい、と昨夜の出演が決まりました。
バックは山本剛(pf) 香川裕史(b) 村上寛(ds)さんのトリオです。
▶人前で演奏するのは、あれ以来日本では初めて、もちろん
楽器は毎日吹いて音出しされていたようですが…やっぱりと
いうかさすがというか、凄いフルート奏者でした。バス・
フルートの音色も素晴しかった !! ご予約段階から「満員御礼」
で初めて生で彼を聴く方も多かったですが、お客さまも立ち
上がって拍手し聴き入っている方が大勢いらっしゃいました。
▶1st.stage…ピアノトリオで♪Sophidticated Lady、♪Misty。
ジェルミーさんが入って♪Oleo、
バラード♪You Don't Know What Love Is、
バスフルートを吹いた♪So What、♪Willow Weep For Me。
▶2nd.stage…ピアノトリオで♪Loving Touch。
ジェルミーさんが入って♪Bye Bye Blackbird、
B.エバンストとのアルバムにも入っている♪Autumn Leaves、
♪Spring Has Come、バスフルートで♪Georgia On My Mined。
▶TOKUさんと宮本貴奈(pf)さん植田典子(b)さんが連れ立って
聴きにいらして、剛さんがステージに呼出して入れ替わって
♪All Blues が始まりました。最後は剛さんが締めました。
ジェレミーさんは、昔のLPを持参していらした方にサインを
したり一緒に写真を撮ったり…大忙しでした。次回はこの
同じメンバーで、8月6日水曜日に行うことになりました。
楽しみですね。
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  2014.4.8 Tue   珍しい編成を楽しんだ夜
▶週明け月曜日《Lost & Found》と銘打ったスティールパンと
ピアノとヴォーカルのちょっと変わったトリオ編成、メンバー
トニー・グッピーー(steelpan) 中島徹(pf) スペシャルゲストに
当店初出演のアンドレア・ホプキンス(vo)さん。
▶アンドレアさんは東京在住の黒人女性シンガー。ピアノと
スティールパンに挟まれて、あんなふうにしっかりと歌えて、
しかも声がとても良くて…かなり、基礎のしっかりした実力の
あるシンガーだと思いました。
▶1st.stage…インストで♪Lady Bird、♪Lady Of Mercedes、
♪Why Don't I。その後アンドレアさん登場、
♪Is You Ain't My Baby、♪How About You、
バラード♪You Don't Know What Love Is、
明るく♪Just One Of Those Things。
▶2nd.stage…インストで♪Over Joy、
トニーさんが作ったばかりの曲♪Today For Today、
C.コリア♪Got A Match?。アンドレアさんが入って
J.サンプル♪Soul Shadows、♪Que Sera Sera、
S.ワンダー作♪Lately、♪esame Mucho…素晴らしかった。
アンコールはリクエストに応えてインストで♪Sent Thomas。
そして、アンドレアさんが入って♪Caravan。
珍しいジャズサウンドを楽しめた、楽しい夜でした。
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  2014.4.9 Wed   お客さまが少なく音楽も寂しそう
▶先月は比較的、客席が賑わった日が多かったのですが…
今月に入るとバッタリ途絶えたようにお客さまの少ない日が
多くなりました。豪華なメンバー、いいバンドをブッキング
しているはずなんですが。ライブ業界にも、駆け込み需要が
あったのかしら…消費税アップの影響かしら…そんな昨夜。
▶早くからお店に入り、入念なリハーサルをしてお客さまを
お迎えした、新フロントになって3回目の《Tower Station》
リーダー俵山昌之(b)、福井ともみ(pf)藤井学(ds)太田朱美(fl)
太田剣(as)さん。皆さんがツイッターなどで呼びかけてお待ち
したのですが…淋しい店内になってしまいました。気持ちの
良いブラジル音楽も、ちょっと寂しそうでした。
▶1st.stage…J.ジョナード♪A Ra、俵山作♪Greco A、
C.ジョビン♪Samba Do Soho、俵山作の4ビート♪Monky Dance、
ともみさんの名曲♪トリポリの朝食。
▶2nd.stage…R.オビエド♪La Samba、ともみ作♪314 D、
石井彰作♪Fortune Teller、H.ハンコック♪Chan's Song、
C.コーマン♪Brasilified、アンコールは俵山さんの美しい曲
♪Moonlight …フロント二人の太田さんのコンビネーションが
とても良く、いい感じのブラジル音楽になっています。
リーダー俵山さんの曲が多いですが、どの曲もメロディーが
よく聴こえて来るいい曲ばかりですね。
▶後半のステージになって、トルコ大使館の方が、本国で
有名なギターの弾き語りをする方を連れていらして熱心に
聴き入っていらっしゃいました。もっと賑いのあるお店で、
ブラジル音楽らしく陽気に聴かせてあげたかった…
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  2014.4.10 Thu   期待通りのもの凄くいい演奏 !!
▶「私はやっぱりジャズが大好きなんだワ」今更ですが昨夜
改めて思わせてくれたジャズ…スリル、スピード、グルーブ…
セクステット・ジャズコンボの醍醐味を堪能し、私にとって
至福の時間が流れ、時の流れも速く感じた夜でした。
▶《B&Sスペシャルセクステット》近藤和彦(as)岡崎好朗(tp)
片岡雄三(tb)さんのフロント三管、片倉真由子(pf)楠井五月(b)
横山和明(ds) さんのトリオは、私が選んで組んだ皆さんですが
とにかく忙しい売れっ子実力者たちばかりで、しかも6人…
スケジュールを合せるだけでも一苦労します。
▶昨夜は新曲も2曲披露。新曲は近藤さんがこのユニット用
にアレンジし、後はそれぞれが持ち寄った曲を演奏されます。
そして、楽しいのが片岡さんのユーモラスなMC。シリアスな
演奏の合間に皆を笑わせる…そのギャップもとても面白く、
病みつきになります。ご本人たちもこのメンバーで演奏する
ステージを楽しみにされているようで、楽屋では終始笑い声が
聞こえる和やかさでした。
▶1st.stage…D.バード作♪Ghana、M.ミラー♪Sequel、
J.ウィリアムス♪Alter Ego、
D.エリントン作近藤アレンジの♪Mood Indigo…インディゴは
青藍の染料でジーンズの色。片岡さんの説明ではエリントン
さんの近所の少年が、ブルー以上のインディゴだと沈んで
いるので理由を聞くと、自分の好きな女の子が遠くに引っ越
してしまった、と。それで悲しい感じの曲なんだそうです。
綺麗なメロディーを壊さないよう近藤さんがアレンジして
その想いがよく伝わってきました。続いて今度は近藤さんの
軽快なアレンジで J.ルイスの♪Two Bass Hit。
▶2nd.stage…H.ハンコック♪The Drifin、初演奏でした。
W.ショーター♪This For Albert、R.モーガン♪What Know、
真由子さんが持って来たW.ショーター♪Miyako…不思議な曲。
近藤アレンジの♪Caravan…は、ドラムソロから三管につなぎ
テーマになる、もの凄くカッコいいアレンジでした。
アンコールは J.ヒースの♪C.T.A でした。
▶残念なことに昨夜も聴き手が少なく、多忙の中をお願い
したのが私ですから、ミュージシャンに申し訳ない気持ちで
いっぱいでした。もちろん、いらしたお客さまは皆さん
「素晴しいの一言につきますネ」と言い残し興奮冷めやらぬ
面持ちでお帰りになりました。
▶「これ以上、どんなジャズを聴かせればいいの」なんて
開き直りたいようなこのユニットの演奏、次回は8月に予定
しています。ボーカルファンの方も聴いてください、きっと
ファンになられること、請け合います。
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  2014.4.11 Fri   驚きの女性ベーシスト
▶《Marcus Strickland Trio》の【BODY&SOUL スペシャル】
双子のストリックランド兄弟マーカス(ts,ss)さんとエ.J.さん、
そして「ぶったまげた」女性ベーシスト、リンダ・オーさん。
▶マーカスさんは2001年にロニー・プレシキコさんのバンド
の一員で来日し、当店で演奏したことがありますが「今回、
自分のバンドで大好きなお店に出演出来て嬉しい」とMCで
お褒めいただきました。弟のE.Jさんも、当店に何度か別の
バンドで出演され、このところメキメキ腕を上げています。
リンダさんは中国系アメリカ人で当店初出演ですが…彼女の
ベースには度肝を抜かれました。噂以上の逸材です。
▶音が太くて、一音一音がしっかり粒だって響く、いわゆる
ウッドベースらしいベースで、小柄で小さな指から紡ぎ出さ
れるされるその素晴らしい音に驚きました。最近はジャズの
世界も女性が活躍していますが、女性、ということで脚光を
浴びることもあります。でも彼女は性別を超えて、将来の
ビッグネームを予感させるベーシストです。
▶E.Jさんのドラムとのコンビネーションもピッタリ。そんな
気持の良いリズムセクションに乗ってマーカスさんは自由に
演奏されていました。ベーシストは手の大きさがサウンドを
左右する、なんて言われていますが、彼女や先日当店に出演
された植田典子さんを聴くと、必ずしも大きな手が必要では
ないことが良く理解出来ました。
▶1st.stage…テナーサックスで♪Sesame Street のテーマ、
ソプラノサックスで♪Scatterheart、テナーで♪Lonnie's Lament、
♪Body And Soul、♪Prime。
▶2nd.stage…♪オリジナル曲名不明、J.ヘンダーソン作♪Serenity、
ソプラノで♪My Favorite Things、♪She's Alive、
イントロドラムとベースから出た♪Gaudi、
アンコールはソプラノで♪Portrate of Tracy。
スリルとスピード感溢れる素晴らしいトリオ演奏を、驚きと
ともに堪能させていただきました。でも思ったよりお客さま
が少なく…昨夜も、悔しいほど残念の至りです。
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  2014.4.12 Sat   和やかに二年ぶりの帰国ライブ
▶英国在住の江里子さんの2年ぶりの帰国ライブ、メンバー
石原江里子(pf,vo)さんと旦那様コリン・オクスレー(g) さん
吉田豊(b)さんには、ファンの方やお知り合いやお友達が大勢
応援にいらっしゃり、和やかな空気がお店に満ちました。
▶江里子さんはいつまでたっても若く、お嬢様の感じがする
雰囲気です。カウンターにはサラリーマンの男性、それも
お一人でいらした方が多く、静かに江里子さんのライブに
浸りたい感じの方々でした。
▶今回の帰国では、直行便がとれず、乗り継ぎが上手くいく
便もなく北京経由でいらしたということですが、その北京で
息子さんのおもちゃのピストルが引っかかり、別室に呼ばれ
没収、乗り換えの時間スレスレで冷や汗をかいたそうです。
大変な思いをされたようです。中国では子供のおもちゃでも
厳しいのですね。
▶東京では吉田さんのご家族と両ファミリーで一緒に柴又に
遊びに行き、息子さん同士は名物のお団子を食べたり、遊ん
だり…楽かった、と皆さんに話されていました。素直な
流れるような弾き語りと演奏で聴きやすく、癒されました。
▶1st.stage…♪I Hear A Rhapsody、
L.バーンスタイン♪Lucky To Be Me、
♪Day In Day Out、Z.スティールマン♪Bluesette、
♪The Lady's In Love With You、♪Don't Ever Go Away、
アニー銃をとれから♪Freight Train、
ボサノバで♪I Got Lost In his Arms、♪L-O-V-E。
▶2nd.stage…♪East Of The Sun、♪Let Me Love You、
♪Once I Loved、♪Everything Zip Gat、
♪In Just A Lucky So And So、♪Tenderly、♪Comes Love、
♪It's Love、アンコールは♪Summer Samba。
今日は、吉田さんの故郷、山口でのライブに向かわれました。
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  2014.4.13 Sun   久々のボーカリスト・マーヤを堪能
▶いつも弾き語りのマーヤさんですが昨夜はヴォーカリスト
としてステージ中央に、トレードマークの帽子姿で立った
グレース・マーヤ(vo)さんと、ユキ・アリマサ(pf) 米木康志(b)
河村亮(ds)さんのトリオ。黒いスパッツに、ノースリーブの
ブラウス、グレーの上着を羽織るオシャレなスタイルで登場。
▶「美味しい水」を片手に、持ち前の陽気なキャラクターで
大好きなユキさんのピアノトリオに乗って、自由に歌う
リラックスしたステージを繰り広げました
▶大勢の団体のお客さまがいて、演奏がおしゃべりでジャマ
されないか心配でしたが、最初ちょっと注意しただけで後は
すっかり静かになるほど、皆さんマーヤさんの歌と姿に
魅了されていました。マーヤさんの熱烈なファンの方々も
いらして、土曜日の夜を久々にたっぷりと「ボーカリスト・
マーヤ」を楽しまれました。
▶1st.stage…♪Summer Wind、♪In Your Own Sweet Way、
かつてユキさんから曲名を聞いて知ったという♪But Beautful、
♪All or Nothing At All、T.モンク♪In Walked Bud、
♪Close To You、♪Poinciana、♪Love For Sale。
▶2nd.stage…♪But Not For Me、♪Estate。
この後から「悲しい曲」が続きます。
まず、悲しい蝶々夫人の物語り♪Poor Buterfly、
次は、マーヤ作悲しいサンバ♪Sad Samba、
もっと悲しい曲♪Born To Be Blue。
ここでピアノが弾きたくなって弾き語り♪Charade、
カップルに向けて♪Kiss Of Life、アンコールは…
ユキさんトリオが♪Save Your Love For Me。
▶とても楽しい土曜日になりました。マーヤさんは今日から
1週間の九州ツアーに出かけました。九州にお住まいの方で
この欄をお読みくださってる方がいらしたら、ぜひお友達を
さそって、聴きに行ってくださいね。
lenz.jpg ←当夜のスナップ写真(スタッフ多忙で最後だけ)
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  2014.4.15 Tue   和やかにしっとりとジャズに浸った夜
▶片倉真由子(pf) 増原巖(b) 横山和明(ds) さんをバックに
井上智(g)さんの帰国4周年記念ライブは、大勢のファンや
お知り合いの方々で和やかな雰囲気の中、盛況でした。
▶井上さんは、かつて2年間のつもりで奥様と一緒にNYに
旅立ちましたが、NYの街はミュージシャンはもちろんですが、
クリエティブな仕事をする人にとっては大変魅力的なところ。
2年はあっという間に過ぎ、とうとう21年間。
▶NYでは、尊敬するギタリスト、ジム・ホールさんに出会い
弟子入りしていろんな経験を積んで帰国して4年が経ちました。
ジムさんは、昨年暮れ、ロン・カーターさんと来日公演する
矢先、ご自宅で寝ている間に静かに亡くなったと伺いました。
私も親交があったので、彼のあの優しい目が忘れられません。
▶来週20日の日曜にはNYで彼の追悼コンサートが行われます。
もちろん井上さんも渡米して出演されます。昨夜はジムさん
の曲も多数演奏されました。真由子さんと井上さんのコンビ
ネーションも良く、増原さん横山さんのリズム隊もしっかり
したサポートで、気持の良いギターサウンドを楽しみました。
▶1st.stage…井上作♪Going Home Whistle、
J.ホールの♪Walk Soft、♪Surrey With The Fringe On Top、
バラード♪In A Sentimental Mood。
♪せせらぎ…日本が大好きだったジムさんがご自分で作った
曲を電話口で弾いて井上さんに聴かせ、曲名をつけてほしい
と井上さんが名づけた♪せせらぎ、小川の流れのようでした。
井上作♪Monk The Thing。
▶2nd.stage…J.ホール♪Something Special、♪Waltz New、
ジムさんの奥様が作った曲♪The Answer Is Yes、
バラード♪I'm In The Mood For Love、J.ホール♪Careful、
アンコールは季節の定番♪April In Paris。
▶しっとりとジャズに包まれた夜でした。井上さんは明日、
古巣のNYに起たれます。気をつけて行っていらっしゃいませ。
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  2014.4.16 Wed   ファンクラブの会のような雰囲気
▶3カ月ぶりのレギュラーメンバーだった昨夜の福田トリオ
福田重男(pf) 上村信(b) 奥平真吾(ds) さん。福田さんは3月は
「TRIO'」のツアーで忙しく、奥平さんはヨーロッパツアーに
出かけていたのですが、3カ月ぶりの出演を待ちかねた福田
トリオファンがいらっしゃり、久し振りに福田サウンドを
お楽しみになりました。
▶1st.stage…♪Fascineting Rhythm、福田作♪Raclel's Lament、
♪Reverence…深い敬意という意味ですが、クラシックバレーの
最後の挨拶のことでもあります。T.モンク作♪Bemsha Swing、
♪Bitter Sweet、D.エリントン、C.ミンガス、M.ローチが参加
したその誰でものアルバムで有名な「マネージャングルから」
♪Wig Wise…皆さんもちょっと意味不明な曲名だね、と…。
▶2nd.stage…♪How About You、♪Midnight Mood、
ベースはアルコ(弓)で福田作♪You Can Take You Can Give、
P.マッカートニー♪Blackbird、♪ノルエーの森、
D.エリントン作♪Blues Very Special、
アンコールは初めて演奏した♪The Man I Love…素敵でした !!
▶福田ファンが多く、お客さまは皆さん顔見知り、という
和気あいあいの店内で、会話もはずんだりして、福田さんの
ホームパーティーのような雰囲気。小さなジャズクラブ
ならではですね、皆さんも特定の好きなミュージシャンを
応援するファンになるのもひとつの楽しみ方ですよ。
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  2014.4.17 Thu   活気に溢れた ともみさんのステージ
▶がんばり屋さんのともみさんらしい、しっかりしたサイド
メンを得て、福井ともみ(pf)さんがリーダーのクィンテット、
岡淳(ts,fl)松島啓之(tp)俵山昌之(b)広瀬潤次(ds)さんの面々。
責任感の強いともみさんが、リーダーとしてメールや電話で
お知り合いにお知らせしてくれたこともあって、ともみ
さんを日頃から応援する大勢の方がきてくださいました。
▶出演するたびに素晴らしくなるユニットですが、昨夜は
ともみさんもミュージシャンもさらにヒートアップして期待
に応えるステージでした。フロントの二人のソロ演奏も大変
素晴しく、客席からは歓声が上がっていました。広瀬さんは
中央で全体の音を良く聴いて素晴らしい演出。ともみさんも
楽しくて仕方ないといった様子で、時々歓声をあげてました。
▶1st.stage…ともみ作、お馴染みの名曲♪トリポリの朝食、
♪Five for Funy、岡さんはフルートで♪Daily Impression、
スタンダード曲♪I Remember April、♪My One And Only Love、
フロントのソロが素敵で歓声が上がりました。
♪The Shadow of your Smile…ともみさんのアレンジが光った!!
▶2nd.stage…ともみアレンジの♪春の小川、♪Naty、
B.ゴルソン♪Stablemates、福井作♪Dreamsville …では
トランペットをフィーチャー、ここでも歓声が上がりました。
パワーアップした♪314D、アンコールは
♪I've Never Been In Love Before。
▶皆さまお帰りになる際に、何人もの方が「元気を貰ったよ、
明日も頑張らなくっちゃ」「ありがとう」と言い残して
お帰りになられました。演奏者とお客さまのエネルギーが
一体となって活気に満ちた夜。ミュージシャン冥利に
つきますね。私も元気に嬉しくなりました。ともみさん、
またファンが増えたみたいで、よかったね。
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  2014.4.18 Fri   大ベテランらしい素敵なステージ
▶大ベテランピアニストで、アレンジャーでもある佐山雅弘
さんとベテランドラマー村上寛さんに、神戸から東京に拠点
を移して活躍されている若手ベーシスト坂崎拓也さん、そして
京都出身でギブソンのコンクールで最優秀賞を受賞し、やはり
東京を拠点に忙しく活躍されているギタリスト馬場孝喜さん。
佐山さん昨秋以来の出演になるクァルテット。
▶演奏曲はスタンダード曲が中心ですが、佐山さんはよく
テレビに出てらしただけあって、MCも大変じょうずで聞く者
を惹きつけ、リラックスさせてくれながらの演奏は…
素晴らしい、の一言につきるステージでした。
▶1st.stage…♪ Raunchy Rita、♪U.M.M.G…この曲名は、
麻薬やアルコール依存症の療養施設の名前だそうです。
佐山さんが西アフリカに旅した時の曲♪Hervest…カリプソの
曲でベースはアルコ(弓)で奏でられました。
ギターイントロからD.エリントン♪Prelude To A Kiss、
C.パーカー♪Anthropology。
▶2nd.stage…♪Joy Spring、
ギタートリオで♪ In Your Own Sweet Way…村上さんが、
ギターとベースの上手さに「今の若者は凄い」と舌を巻いて
いらっしゃったほど。クァルテットでS.ロリンズ♪Valse Hot、
バラード♪My One And Only Love、J.ヘンダーソン♪Recoder Me、
アンコールは♪Body And Soul。
▶ずべてが、とてもシンプルで濁り気の全くない、美しい
サウンドの楽しい演奏とステージでしたが、残念なことに、
お客さまが少なくミュージシャンに申し訳なく思いました。
客席が満たされたら、きっとさらに素晴らしいステージを
楽しめたと思います。その意味でも…何とかしたいですね。
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  2014.4.19 Sat   久し振りに金曜の夜らしい賑わい
▶チャリート(vo) さんと彼女のお気に入りのメンバー、
ユキアリマサ(pf) 納浩一(b) 広瀬潤次(ds) さんの、冬に逆戻り
したような肌寒い週末金曜日の夜。このところ金曜の夜でも
賑わうことが少ないのですが、久し振りに金曜の夜の賑わい
を取り戻しホッとしました。
▶ミュージシャンは、客席が賑わえば自然とエネルギーが
湧いて熱が入ります。しかも、チャリートさんは大好きな
メンバーがバックとあって、水を得た魚のように、自由に
円熟の歌唱力を発揮し、バラエティー豊かな選曲で、聴き
応えのあるステージを繰り広げられました。
▶1st.stage…ピアノトリオで♪I''ll Close My Eyes、
♪Like Someone in Love。チャリートさん登場♪That's All、
バラード♪Say It、♪Let's Fall in Love、
M.ルグラン♪How Do You Keep the Music Playing…彼女は
特にドラマティックな歌はさすがと言える説得力です。
M.ジャクソン♪Ease On Down The Road、
♪I7ll be Thear、♪Rock With You。
▶2nd.stage…ピアノトリオで2曲(曲名メモがとれなくて…)
チャリートさんが入って♪I Can't Give You Anything But Love、
♪Affar To Remember、♪The End Of A Love Affair、
♪He's Out Of My Life、♪Can't Help It、
スタンダード曲♪Here's That Rainy Day、♪My Shining Hour、
アンコールは♪Tenderly。
▶客席はサラリーマンの方が多く皆さんが日頃のストレスの
解消ができたような感じで「上手いですね〜とても良かった」
などと残してお帰りになられました。
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  2014.4.20 Sun   皆を元気にするマヤちゃんの魅力全開
▶先日来、電話がつながらなくてどうしたのかしら…と心配
していたら「ママー、沖縄と石垣島と西表島にバケーション
だったのー」と、どこまでも明るく元気なマヤ・ハッチ(vo)
さんのステージ。バックは、宮川純(pf,key) 小泉P克人(eb)
石若駿(ds)さんの若いトリオです。
▶お母様は日本人ですが、彼女は生まれも育ちもアメリカ。
NYニュースクールでジャズと子供教育の勉強をして卒業し
日本での活動をはじめてから4年近く経ちました。日本語も
ほとんど片言でしたが、今は日常会話は大丈夫です。でも、
時々トンチンカンが出ます。それがまたキュートなのです。
▶駿さんが「胃もたれがする」と言うと「エッ何が垂れてる
の?」そんな調子。でも彼女は日本語を覚えようと真剣です。
だから余計おかしいの。リハーサルでも休憩中の楽屋でも
笑い声ばかり。そんな彼女のステージですから、楽しくて
お客さまは皆さんハッピーに元気をもらった店内でした。
▶1st.stage…「はーい、皆さん元気ー?」「今日も元気で
いきましょう」と宮川作曲マヤ作詞♪Something Newで開始。
宮川アレンジの♪On Green Dolphin Street、
♪Night and Day…アレンジがとても斬新でした。
宮川アレンジの♪Blue and Green、
小泉作曲マヤ作詞♪We are The Sun…誰でも太陽のように
輝きましょ−、という彼女らしい歌ですね。
マヤ作♪Lights,Camera,Action ! …ムービーの撮影で監督が
掛ける「よーい、スタート」の合図。
マヤさんは作詞も作曲もします。
▶2nd.stage…石若作マヤ作詞♪Fight or Flight、♪Honysuckle Rose、
♪Is It Love、ミディアムテンポで♪But Beatiful、
小泉作マヤ作詞♪I'd Like To Fly…マヤさんの合図で、皆で
「飛びたいッ」と合いの手が入り合唱しました。
♪Melrose…ファンク調でマヤさんのラップが入りました。
アンコールはH.ハンコックの♪Butterfly。
▶石若駿クンのドラムの音が綺麗で切れが良く、4ビートも
8ビートもファンク調もしっかり叩いてとてもカッコいい!
彼は芸大の打楽器科の4年生になりましたが、将来有望な
ドラマーですね。宮川さんもまだ28歳ですが、豊かな才能の
片鱗がいたるところに出ています。お客さまは、若い彼らに
感動されていました。マヤさんはホントに周りをハッピーに
する不思議なパワーと魅力の持ち主です。みんなが
元気をもらった週末の夜でした。
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  2014.4.22 Tue   人気衰えないTOKUさんの若者との共演
▶寒い雨の月曜日、とジャズクラブにとっては最悪の条件
でしたが…デビューして11年10枚のCDをリリースしている
TOKUさんの人気は衰えることなしですね。大勢のTOKUさん
ファンが訪れてくれました。TOKUさんは、当店がいわば
出身地ですから、私も嬉しいです。
▶TOKU(vo,flh) 宮川純(pf,key) 井上陽介(b) 石若駿(ds) さんの
ステージは、土曜日に持ち込んだキーボード2台セットの
宮川さん、スネアーを手にシンバルを背負って電車でやって
来る石若さん。出演する度に共演メンバーを変える意欲的な
TOKUさんの楽しいステージを存分にご堪能いただきました。
▶1st.stage…♪Love's In Need Of Love Today、
♪I Can't Help It、(flh)を吹いてから歌った♪Moon River、
D.エリントン♪Take The Coltrane…TOKUさんがトランペットを
吹いてインスト演奏。ベースソロから♪Night And Day、
客席にいらしていた Emily さんを呼び出して一緒に歌った
小沼ようすけ作の♪Friend Of Lover…ゆったりしたいい曲です。
レギュラーメンバーに戻って♪Sing A Song。
▶2nd.stage…♪Music Is The Key、♪My Favorite Things、
雰囲気をガラッと変えて♪ You've Got It Bad Bill、
♪What A Wonderful World、♪Tell Me A Bedtime Story、
ベースから始まった♪Fly Me To The Moon…では、石若さんの
変拍子のドラムソロが入ったりして、楽しめました。
CDのタイトル曲♪Dream A Dream、アンコールは♪Imagine。
▶最近は、外国人のお客さまがとても多くなり、昨夜も数組
10人以上がいらっしゃって、昔のお店の雰囲気が戻ってきた
ような感じでした。やはり円安の影響でしょうか2,3年前から
1ドル20円もドルの価値が上がったのですから当然ですね。
TOKUさんが熱心にfacebookなどで、英語と日本語でツィート
してくれるせいかもしれませんね。TOKUさん、ありがとう。
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  2014.4.23 Wed   張り切って臨んだステージでしたが…
▶当店で演奏することが生き甲斐にまでなっている岸田さん。
雨の中、早くからキーボードやパーカッションなど楽器類を
持ち込んでリハーサルをして、張り切って本番に臨んだ
《ファンキーボーイズ ジャズバンド》の岸田恵士(ds)
羽仁知治(pf,key) 河原秀夫(b,eb) 越智巌(g) 後藤輝夫(ts,per)
さんの面々でしたが…残念なことに聴き手が、チラホラしか
いらっしゃらなくて…。
▶連日のライブ演奏ですが、最近は客席の埋まり具合に以前
より大きな差があるのが特徴で、お天気や曜日に左右される
ことも多くなりました。世の中が、格差社会に向かっている
ようですがここにも表れているのかしら。岸田さんの場合は、
長い期間、活動を休止されていたので、知名度がイマイチ
なのかもしれません。
▶ミュージシャンもfacebookやTwitterなどを使って一生懸命
なのですが、あまりに多くの情報が氾濫しすぎているのか、
当初のころより効果があまり期待できないようです。情報化
社会がここまでくると、情報の価値自体が小さくなっている
のかもしれません。
▶1st.stage…岸田作♪Sun Burst、♪Mr.T、
スタンダード曲♪You And The Night And The Music、
♪Down To The Earth、♪Night In Tunisia。
▶2nd.stage…岸田作♪Brand New Day、♪キズナ、
スタンダード曲♪Poinciana、
ベースをフィーチャーして♪Spritual、
危険な関係のブルース♪No Problem、♪Bye Bye Blackbird。
▶お客さまは少なくても、ミュージシャンたちは、もちろん
手を抜くことなく、演奏出来る喜びに満ちた演奏でした。
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  2014.4.24 Thu   浩子さんの歌が引き立つシンプルな編成
▶ウィリアムス浩子(vo)さんの昨夜のステージはピアノレス
でベースとギター井上陽介(b)馬場孝喜(g)さんの弦楽器2本の
シンプルな編成で、浩子さんのまろやかな声が一層引き立つ
上品で大人のサウンドでした。
▶浩子さんは春らしい爽やかなグリーンのワンピースで登場。
一時は体調が思わしくなかったのですが、最近は漢方療法で
すっかりスリムに体調も良くなって、忙しいスケジュールを
精力的にこなしています。
▶普段の浩子さんより少ないお客さまでしたが、皆さん彼女
の優しい声に包み込まれるようにうっとりとして楽しまれて
いらっしゃいました。井上さんのベースの上手さは、改めて
名人級だと思わせる素晴らしい演奏で、若い馬場さんとの
相性も良く、楽しんで演奏されていました。
▶1st.stage…♪I'll Remember April、♪Smle、
♪Stlla by Starlght、♪All The Things You Are、
♪Bye Bye BlackBird…この曲は、戦場で銃弾に当たらないよう
歌われた、という浩子さんのMCで、私もはじめて知りました。
♪Seasons of Love、シンディー・ロパーの♪Time After Time、
日本語の♪浜辺の歌〜♪My Favorite Things。
▶2nd.stage…♪Spring Can Really Hang You Up The Most、♪If、
浩子さんはジュリー・ロンドンが好きで彼女の持ち歌から
♪Again♪Its You Or No One♪Cry Me A River、
♪Caravan、ブラジルの曲♪Like A Lover、Night and Day、
アンコールは♪ダニーボーイ。気持が爽やかになる夜でした。
▶静岡からわざわざクルマでいらしたご夫妻が、ステージ
が終わる時にいらして、CDで聴いて本物を聴きたくなって
…でも食事の出るのが遅れて間に合わまかった、と。
アンコール曲しか聴けず、とても残念がってい
らっしゃいましたよ。
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  2014.4.25 Fri   新曲が2曲お披露目された《F.O》
▶毎月最終木曜日の出演でしたが今年から諸般の事情により
偶数月の木曜出演になった《フロントページ オーケストラ》
作曲の時間ができたリーダーの三木さん、昨夜は新曲が2曲
お披露目されました。
▶1st.stage…
一曲目はユニットのテーマソング♪Stop & Go…
ソロをとったのは三木俊雄(ts) 松島啓之(tp)
♪Papillon…ソロは浜崎航(fl) 上村信(b) 奥村晶(tp)
♪Escher's Vision…ソロは山岡潤(euph) 近藤和彦(as)
新曲B.バカラック作三木俊雄編曲♪House Is Not A Home…は
近藤和彦(as) さんをフィーチャーしました。
♪Echose Of The Forest…イントロ上村信(b) ソロ三木俊雄(ts)
片岡雄三(tb) 福田重男(pf) 柴田亮(ds)
▶2nd.stage…
♪Suspent…ソロ福田重男(pf) 近藤和彦(as) 松島啓之(tp)
新曲福田作三木俊雄編曲♪Rachel's lament…いつも福ちゃんの
ピアノトリオの演奏で聴いていましたが、この人数での演奏
を聴いたのは初めて。とても新鮮で良い感じでした。
♪If I Told Lie…ソロ三木俊雄(ts) 山岡潤(euph) 上村信(b)
今の季節にピッタリ♪墨田川…ソロは片岡雄三(tb)
福田重男(pf)…水がゆったり墨田川を流れているようでした。
浜崎作三木編曲♪Quantum Leap…ソロ奥村晶(tp) 三木俊雄(ts)
浜崎航(ts) バトル柴田亮(ds)、
アンコールはゆったりと♪Time On My Hands。
10人の生音サウンドが心地いい春の夜でした。
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  2014.4.26 Sat   さすがTモンク・コンペ優勝者
▶最近のジャズ界も、二世ミュージシャンが多くなってきて
いますが、特に女性の活躍が目立ちます。昨夜はその中の
ひとり、中村誠一さんのお嬢さん、紗理さんです。ジャズの
業界は、政界や芸能界ほど「親の七光り」がすんなりと通用
する世界ではありません。
▶彼女は小柄で可愛らしいお嬢さんですが、声が良く伸びて、
音域の巾も広く、英語の発音も綺麗でよくスウィングします。
しっかりしたサポートの若手トリオ、佐藤浩一(pf) 中林薫平(b)
今泉総之輔(ds) さんに乗って、T.モンク・コンペティション
(アジア大会)で優勝された実力を遺憾なく発揮されました。
▶1st.stage…ピアノトリオで♪U.M.M.G…Upper Manhattan
Medical Group B,ストレイホーンの曲で、マンハッタンにある
薬物アルコール依存症患者の施設の頭文字です。
紗理さん白いミニワンピースにグリーンのハイヒールで登場。
シンデレラ物語りの中の曲♪To Make You Feel My Love から
始まりました。♪Blue Moon、ビートルズの♪Blackbird、
お誕生日のお客さまが二人いらして♪Happy Birthday、
♪Tea for Two、バースから歌った♪Fly Me To The Moon。
日本語と英語で歌った♪Joy Spring。
▶2nd.stage…♪Take The A-Train、♪Waters of March、
♪The Sweetest Saunds、スキャット入りでA.ブレイキー
バンドの♪Dat Dere、渋い曲♪I Could Have Told You、
♪In Walked Bud、雰囲気を変えて日本語と英語で♪Girl Talk、
アンコールは♪It Don't Mean A Thing。
▶拍手が鳴り止まず♪All Of Me、アンコールに応えて2曲は
最近珍しいことです。デビューアルバムThe Sweetest Sounds
も沢山お買い上げいただき、初めての紗理さんがリーダーの
ステージはとても良い感じで終りました。これから先が
とても楽しみな紗理さんです。皆さま、一度聴いてみて
ください。きっとファンになられますよ。
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  2014.4.27 Sun   いつも素敵なペコちゃんのステージ
▶暑くなく寒くなく、やっと春らしい気候になりましたね。
そんな週末の夜、大ベテランペコちゃんらしい、ステージと
客席とが一体になって素敵な夜を楽しみました。メンバーは
伊藤君子(vo) 田中信正(pf) 坂井紅介(b) 海老沢一博(ds) さん。
▶実はペコちゃんは、今日これから当店のVoices of Hope 4
大震災チャリティーライブに出演するので二日間連続出演に
なるのでいつもよりご予約が少なく、寂しい客席になるかな
と心配したのですが…
▶ある大使館の方の誕生日のお祝いでグループがいらして
くれたり、予約なしでいらした方も多く、ちょうど良い
感じの店内になりホッとしました。
▶昨夜は「映画音楽特集」でした。ペコちゃんは、いつもの
ようにご自分で用意されたプリントを一人ひとりに配って、
お客さまはとっても楽しそうでした。大使館の方々も、ペコ
ちゃんの津軽弁バージョンなどに大変興味深げに、熱心に耳を
傾けていらっしゃいました。
▶ステージの報告も、今日はそのプリントからご紹介します。
●ご挨拶と今夜のテーマです…
●今夜の合唱曲、懐かしく思い出しながらご一緒に…
●これが今夜お聴きいただく演奏曲名です…
↑クリックしてご覧ください。
▶♪Meet Me On The Moon は紅介さんがコーラスを付けました。
3曲続けて月の曲も…いろんな月が歌われました。
私はペコちゃんのJ.レノン♪Love を聴くと、ペコちゃんとの
昔のこの頃のことが思い出されてウルウルしてしまいます。
▶お誕生日の方は「パーフェクトな誕生日だった」と大変感謝
してお帰りになられました。ペコちゃんお疲れさま、今日も
続きますけど、よろしくお願いしますね。
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  2014.4.28 Mon   大盛り上がりの《Voice of Hope4》
▶第4回 東日本大震災支援ライブ《Voice of Hope4》
ベーシスト中村健吾さんの呼びかけで3年前の震災の直後に
はじめたこのライブも、今年4回目になりました。
14人のミュージシャンの、美しい心、優しい心…みなさんの
愛が溢れた素晴らしいライブでした。
▶出演者は、このライブに寄せる想いを語りながらそれぞれ
2曲づつ熱唱されました。私にもいろんな想いがありますが、
それは次号の、BS通信(4/30発行=第133号)で書くことにして
今日はいろいろ忙しいので、とりあえず写真でご報告します。
▶1st.stage…健吾さんのご挨拶と、中村健吾(b) 秋田慎治(pf)
デニス・フレーゼ(ds)さんのピアノトリオの♪Lullaby の
演奏で幕を開けました。
その後は健吾さんに紹介された歌姫たちが次々登場。
Emaさん♪Orange Colored Sky、♪The Rainbow Connection
出演者の中で一番遠く鹿児島から手弁当で来てくださった
リレットさん♪Our Love is Here to Stay、♪Good Life
クラシック界からソプラノシンガーの川井佐知子さん
♪Alfousina Yel Mar、♪Climb Ev'cy Mountain、
アメリカからお母様もいらしてくれたマヤ・ハッチさん
斬新なアレンジの♪But Beautiful、♪I Remember Clifford
1部のトリは、姉御的存在の大ベテラン伊藤君子さん
私のリクエスト曲J.レノンの♪Love、♪On A Clear Day
▶2nd.stage…
当店初出演のケーシー・コスタさんギターの弾き語りで
♪Angel、健吾さんとデニスさんが入って♪O Pato
グレース・マーヤさんピアノの弾き語りで自作の
♪Sad Samba…客席にコーラスをリクエストして合唱
♪Close to You
メゾソプラノの青木さおりさん早川久美子さんで
♪People、Rentの中の♪Love Heals
ギラ・ジルカさんギラ・ジルカさん作、私の大好きな曲
♪When Party is Over、♪What Wonderful World
息子さんがママの歌を可愛い眼差しで聴いていましたよ。
最後はTOKUさん、これも私のリクエストで
♪Paradise Cafe、イントロはベースをバック
♪Fly Me To The Moon…歓声が上がって拍手の嵐…
全員がステージに立って健吾さんの♪Hope をイントロに
♪Hey Jude へメドレー。ラーララ、ララ、ラッラーの
大合唱がお店を包み込みました。
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↑出演者の皆さんありがとうございました。
▶55レコードの五野社長の奥様手ずくりの梅干しを、
やまもときょうこさん(ラテン歌手)のお兄様の会社から
健康飲料ザクロジュースが、出演者全員の直筆サインが入り
ポスターと、デニスさんがお寄せくださったご自身のCD…等
売上が義援金として寄付されました。ありがとうございます。
▶長い一日でしたが、皆さんの気持がひとつになって本当に
素晴しいミュージシャンたち、そしてお客さまたちを感じた
一日でした。また来年もよろしくお願いします。義援金が
集計され次第、領収書とともにご報告させていただきます。
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  2014.4.29 Tue   いつもと違う緊張感のサウンド
▶ピアノの林正樹さんが初参加だった、昨夜の片岡雄三(tb)
クァルテット。ベース嶌田憲二、ドラムス江藤良人さんです。
林さんは片岡さんが何度もリクエストを出していたのですが
スケジュールが合わず、昨夜ようやく実現したものです。
▶林さんはジャズだけでなく、いろんな分野で活躍している
マルチピアニストそしてアレンジャーなのですが、ジャズは
ピアニストが変わるとガラリとサウンドが変わるので、私も
大変興味を惹かれていました。
▶片岡さんのMCで笑いを取り、シリアスな演奏を聴かせる
スタイルはそのまま、初見の譜面でもその場ですぐ料理する
林さんの並ではない才能で、そのスリルが存分に楽しめる
聴き応えのあるステージでした。
▶1st.stage…♪On A Clear Day、
A.C.ジョビン♪Someone To Light Up My Life、
J.ヘンダーソン♪Step Lightly。聴く方は楽しいのですが、
演奏するのはとても難しい♪Jitterbug Waltz、
バラード♪Crezy He Calls Me、片岡作♪Turkish Train。
▶2nd.stage…♪It My As Will Be Spring、♪Satin Doll、
♪Spring Can Rerlly Hang Up The The Most、
'30年代のシャリー・バネットオーケストラのテーマソング
♪Cherokee …を凄いアップテンポで。
アンコールは♪Someone To Watch Over Me。
▶GWの最初の休みを翌日に控えた前夜だったので、賑やかな
客席を予想していたのですが、お休みを控えて残業が忙しい
というご予約キャンセルが複数入るなど、想定外の夜でした。
でも、演奏はホットで心あたたまる店内。アルゼンチンから
いらしたご夫婦が大変喜ばれ、ぜひまた来たい、とCDを
お買い上げになって帰られました。
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  2014.4.30 Wed   【《Voices of Hope 4》ご報告】
先日の日曜日に行われた、
第4回 東日本大震災支援ライブ
中村健吾プロデュース《Voices of Hope 4》
皆さまの浄財の合計は 362,000円になりました。
(お陰さまで昨年より少し多くなりました)
さっそく健吾さんが、宮城県と岩手県に等分に分けて、
寄付金として届けてくださいました。
宮城県 震災孤児・遺児支援のための寄付金 181,000円
岩手県 いわての学びの希望基金への寄付金 181,000円
(クリックして領収書をご確認ください)
また、4/30配信【BS通信】第133号 でも
その他、ご報告させていただきました。
ご覧になってください。
皆さま、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
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  2014.4.30 Wed   応援団で超満員の発売記念ライブ
▶宮本貴奈さんのプロデュースで、NYでレコーディングした
飯田さつきさんの2枚目のアルバム《Moon River》その
発売記念ライブが行われました。当店初出演で、メンバーは
飯田さつき(vo)宮本貴奈(pf)中林薫平(b)柴田亮(ds)さんです。
▶客席には、さつきさんのお知り合いや、彼女や貴奈さんの
ファンの方あるいは評論家の方などもいらして超満員でした。
さつきさんは飯田ジャズスクールのお嬢さんで、お母様が
マネージメントをされ、ご家族総出で応援されています。
▶ジャケットと同じ衣装で、つばの広い帽子をかぶって登場
されたさつきさん、お客さまから「顔が見えない」と言われ
2曲目からは帽子をとって、全曲が貴奈さんのアレンジの
スタンダード曲を熱唱されました。歌の先生である後藤芳子
さんもいらして、目を細めて生徒さんのステージを見守って
いらっしゃいました。貴奈さんが、スタンダード曲の教本の
ようだ、と、そんなステージでした。
▶とにかく一昨夜と打って変わってお店が超満員で、私も
スタッフも一時も休めないほど大忙し。《Moon River》の
中から歌われたのは間違いありませんが、曲名メモをとる
暇もなくスタッフは撮影する余裕もあまりなく、さつきさん
ごめんなさいね。
▶さつきさんは、3枚目のアルバム「記念日」が5月21日に
リリースされるそうですが、5月にはこの「Moon River」の
ツアーもされるそうです。昨夜は、お持ちになったCDも完売
になる良い発売記念ライブでした。
▶同じく5月には、貴奈さんが音楽を担当された「MARCHING
-明日へ-」が公開させます。マーチングバンドをとおして、
若者たちの友情と挑戦を描いた作品だそうです。貴奈さん
いろんなところで大活躍ですね。
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