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 Weblog by Kyoko (過去のブログはカレンダーを戻してネ)
  3.1 Thu 【このブログについて】
  3.1 Thu 雪でしたが…若いファンの方が多い夜
  3.2 Fri 和やかな陽気に似合うステージ
  3.3 Sat NY仕込みの柔らかく心地の良いサウンド
  3.4 Sun 想定外の素晴らしいゲストに拍手喝采
  3.5 Mon ご友人の方々で賑わった日曜の夜
  3.6 Tue 極上の演奏が楽しめた雨上がりの夜
  3.7 Wed デキシーランドジャズの楽しさを満悦
  3.8 Thu 【お知らせ】
  3.8 Thu 完成度の高いジャズ近藤クァルテット
  3.9 Fri 彩り豊かにジャズの名曲を演奏
  3.10 Sat お酒の似合う金曜夜らしいステージ
  3.11 Sun 地方の方やグループ客の多い週末の夜
  3.13 Tue 新曲が披露された《BASS TALK》
  3.14 Wed 完成度の高い分厚いトリオサウンド
  3.15 Thu スリルとスピード感溢れるピアノトリオ
  3.16 Fri 生音が疲れた脳を癒してくれた夜
  3.17 Sat 華のある女性三人のステージ
  3.18 Sun NYの風を感じる演奏に久々に興奮
  3.19 Mon 【お知らせ】
  3.20 Tue 皆で楽しんだ絶妙のコンビネーション
  3.21 Wed 大賑わいだった《ミュージカルナイト》
  3.22 Thu グルーブする気持ちよさに酔った夜
  3.23 Fri 大成功だったTOKUちゃんの企画
  3.26 Mon 仕切りの悪い「ブルーマンショー」
  3.26 Mon 「歌には人生が表れる」いいステージ
  3.26 Mon 優しい歌声に心なごんだ夜
  3.27 Tue パンチの効いた裕香さんの歌声
  3.29 Thu カッコイイ演奏と 心和むステージ
  3.29 Thu 聴き惚れた美しいサウンド
  3.30 Fri 久々にジャズクラブらしく賑わったお店
  3.31 Sat 83歳になってなお お元気なシーラさん
  3.31 Sat 皆さま熱心に聴き入った金曜の夜


  2012.3.1 Thu   【このブログについて】
▶いつもここを訪れて頂いてありがとうございます。
▶このブログを書き始めてそろそろ5年になり、すっかり
私の日常になっています。もともとこのブログは、実際に
演奏された曲のタイトルを知りたい、というご要望から
始めたレポートですが、いろいろ書きたいことが出てきて
いつも長くなってしまって恐縮です。
▶最近スマホを持つ方が多くなり、このブログもスマホで
読まれる方が増えたようです。小さな画面だと頻繁に
改行され読みにくいという声をいただきましたので、
今月から1行の字数を少なくして書きたいと思います。
▶PCでご覧の方には、少々読みにくくなってしまうかも
しれませんが…お許しくださいませ。
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  2012.3.1 Thu   雪でしたが…若いファンの方が多い夜
▶納浩一(b) 青柳誠(pf) 大坂昌彦(ds) 小池修(ts)さんら全員が
売れっ子ミュージシャンで多忙を極め、メンバーを揃えるのが
一苦労で、年に2,3回の出演しかできない《EQ》。
4年に1度しかない2月29日の昨夜のステージでした。
▶降り止んだものの春雪で足場の悪い寒い夜にもかかわらず、
ファンの方々はしっかりいらしてくれました。演奏曲が全曲
4人それぞれのオリジナル曲のせいでしょうか、学生さんや
若い人が目立つ客席でした。
▶ユニット結成9年目に入り、5月リリース予定の7枚目の
アルバムを今月レコーディングします。昨夜のステージは、
その中に入れる新曲が多く披露されました。ステージ構成は
納さんで、みんなの曲を仲良く3曲ずつ演奏。アンコールの
演奏は番外でした。
▶1st.stage…大坂作♪It's Urgent、青柳作新曲♪Cresting、
納作♪Red Pepper And Aromatic Spices、小池作バラード
♪P.S. I Thank You、大坂作♪Saturn's Rings、青柳作新曲
♪Dandy Red Guy。
▶2nd.stage…納作新曲レゲエ調の面白い曲♪Life In The
Bright Side、小池作2003年のデビューアルバムに収録された
1曲目の曲♪Four Allows、大坂作♪Sleeping Tiger、青柳作
♪Real Mash、納作♪Milesmailes、小池作新曲♪Mazuka、
アンコールは大坂作新曲♪Serendipity。
▶今年は随分と寒かった2月、一日多いと長く感じるのかしら、
ようやく終わりましたね。日本では雪の多い寒い冬でしたが、
NY在住のミュージシャンによると、今年は雪より雨が多い
へんな年だったとか。今夜はそのヘンに暖かかったNYから、
天野昇子(vo) さんがやってきて、ベテランたちをバックに
久しぶりのステージです。NYだよりも聞かれると思いますよ。
lenz.jpg ←当夜のスナップ写真
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  2012.3.2 Fri   和やかな陽気に似合うステージ
▶NYからの天野昇子(vo)さんと野力奏一(pf)鈴木良雄(b)さん
そして病気から復帰された村上寛(ds)さんの3月初日の昨夜。
昇子さんは、銀ラメ入りのワンピースに胸元にファーの
ショールを巻いて、おしゃれに登場。丁寧で解りやすい
スタンダード曲を聴かせてくださいました。
▶チンさんもNYに遊びに行って帰って来たばかり。NYは今
雪もなく春みたいな陽気だそうです。今は亡きセシルさんの
弟ロンさんと会って話をされてきたとか。野力さんは、
いつものようにタッチの素晴らしいピアノを奏で、心臓の
病気で休んでリハビリしていた村上さんも、見事に克服して
復帰。素晴らしいサポートで完成度の高いサウンドでした。
▶実は昇子さん、先だっての東京マラソンの時、一般の人が
ゴールする近くに音楽を指導したり演奏するしたりする場所が
あり、そこで歌われていたそうですが、残念なことにTV中継
されずあまり知られませんでした。一般の方を指導されるのは
とても大変なことだとおっしゃっていましたよ。
▶1st.stage…インスト曲♪On The Street Wher You Live、
♪Love For Sale、ヴォ―カルが入って♪Blue Moon、
♪Everything Happens To Me、♪What A The Moonright Do Can、
バラード♪The Man I Love、♪What A Differentce A Day Made、
砂漠でロマンを語る♪Caravan。
▶2nd.stage…インスト曲♪Din Din Deo、昇子さんが入って
♪Give Me A Simple Life、♪You Must Believe Spring、
♪Dreamer、♪A Slow Boat China、♪Moon Light In Varmont、
♪Just One Of Those Things、♪Perdido、アンコールは、
♪Body And Soul でした。素晴らしい歌と演奏なのに、客席が
寂しく残念な、春になった夜でした。
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  2012.3.3 Sat   NY仕込みの柔らかく心地の良いサウンド
▶21年間NYを拠点に活動していた井上さんが帰国して1年余り。
井上智(g)増原巖(b)横山和明(ds)さんのメンバーに、NYから
一時帰国した優花(fl)さんが参加しました。彼女はNYニュー
スクール大でフランク・ウェス氏とルー・ダバキン氏に付いて
勉強していますが井上さんはその大学で教えていた関係です。
▶彼女は黒いシンプルなワンピースのストレートな長い黒髪…
東洋美女がフルートを吹く感じが強く出ていてセクシーで
ステージが華山羊ました。
▶ベテラン井上さんのギターが良くスイング。増原さんと
横山さんの相性も良く、楽しいステージが繰り広げられました。
客席には、井上さん優花さんのファンやお知り合いが大勢
お見えになり店内も活気づいて、私も大忙し。嬉しい悲鳴
の金曜日になりました。
▶前日はお店があまりにも寂しく、この落差は何だろうかと
考えてしまいます。きっとミュージシャンが自分たちの演奏を
多くの方に聴いてほしいと願う熱意と、そのための努力が
反映するのかも知れません。メンバーの皆さんがその熱意や
意識を共有すればずいぶん違うと思うのですが…これは競争の
激しいNYでは、以前から当たり前のことですけど。
▶1st.stage…ギタートリオで井上作を2曲♪Going Home Whistle
♪Falling Love With Love、フルートが入りクァルテットで4曲
優花作♪Okubo Things、♪Black Orfeus、♪Subconscious Lee、
井上作♪Calypso Everywhere。
▶2nd.stage…フルート入りクァルテットで3曲、井上作
♪Song For Koto、優花作♪Waltz #1、D.エリントン♪Dancers In Love、
ギタートリオで2曲 J.ホール♪Waltz New、♪Out Of Nowhere。
フルート入りクァルテットで♪Caravan。アンコールは、
♪In a Sentimental mood。お店が活気ずきミュージシャンも
張り切っていい演奏が聴けて…冷たい雨でしたが、皆が
ハッピーになった夜でした。
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  2012.3.4 Sun   想定外の素晴らしいゲストに拍手喝采
▶リレット(vo)山本剛(pf)香川裕史(b)海野俊輔(ds)さんの
週末ひな祭りの夜。開演前に、サックスを持った黒人の方が
ご友人と三人で入って来て食事を注文されました。呼ばれて
話を聞いてみたら…彼は E.ジョーンズバンド最後の2年間の
レギュラーメンバーで、今回慶応大学にクリニックの仕事で
来日しているグレッグ・ターディーさんでした。
▶1st.stage…1曲♪Obsessionをインスト演奏後、剛ちゃんが
彼に吹くようにリクエストすると、お腹がペコペコだ
と言いながらも、気持よく楽器を持ってステージに登場。
剛さん十八番の♪Misty を弾き始めると……彼が出したその
第1音の素晴らしいこと !! 太くて柔らかい、これぞテナー、
という音に客席もみんな驚き、拍手喝采。流石、違います !!
PAが邪魔なくらいで、すぐoffしました。そして
♪Now The Time を演奏され、途中だった食事をしに席に
戻られました。
▶その後、ピンクのラメのワンピースに黒のシースルーを
羽織り、ヘアーをアップにしたリレットさんが華やかに登場。
♪Fly Me To THe Moon、バラード♪Mt One and Only Love、
3拍子の♪Summertime、♪The Nearness of You、
グレッグさんも入って♪Autumn Leaves。
▶2nd.stage…♪♪April in Paris、♪My Fanny Valentine、
リレットさんが入って♪My Favorite Things、♪But Beautiful、
♪A Love is Here to Stay、♪The Very Thought of You、
♪On A Clear Day、アンコールは♪Charado 。
想定外の素晴らしいテナーを楽しんだ、ひな祭りの和やかな
土曜の夜でした。
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  2012.3.5 Mon   ご友人の方々で賑わった日曜の夜
▶市原康(ds)森泰人(b)福田重男(pf) さんのユニット《TRIO'》
通称トリオチョン、正式には「トリオッ」。森さんは、
スウェーデンからこのツアーのために帰国されました。
▶日曜日の夜でしたが、客席にはお歳を召した方が多く、
店内は大いに賑わいました。久しぶりの帰国ツアーで、
森さんの青山学院時代のご友人も大勢会いにいらして、
もちろん音楽も楽しんでいかれました。MCをされた
市原さんの独特の話し方に、客席のあちこちから
笑い声が聞かれる和んだ店内でした。
▶1st.stage…♪Moonglow、森作♪To Staffan、三拍子で
♪Come Rain Or Come Shine、♪Here's That Rainy Day、
♪Relaxin'at Camarillo。
▶2nd.stage…♪Invitation、森作♪Momo、福田作
♪Spring-8、♪Whan Lights Are Low、福田さんの
♪Go Ahead Nigel は私の大好きな曲ですが、演奏メンバー
によって色々と変化するのがとても面白いですよ。
♪Sugar Ray、アンコールでは市原さんの奥様が
歌われました。
▶皆さま名残惜しそうに帰路につかれたのが印象的でした。
ツアーは年に1度。去年はツアーの最中に大震災があり
大変な思いをされたようですが、ツアーの収益から被災地に
寄付されました。日本は交通費が高いので車に荷物を積んで
交代で運転して行くツアーで、体力がいります。今年も
これから東北地方を回る予定で、出発は明日。
ツアーの成功をお祈りいたします。
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  2012.3.6 Tue   極上の演奏が楽しめた雨上がりの夜
▶松島啓之(tp)山田穣(as)今泉正明(pf)上村信(b)広瀬潤次(ds)
さんのこのグループは、みなさんが同世代のメンバーで、
時々ベースが替わりますがもう15年ほど活動している実力派。
オリジナル曲は滅多に演奏せず、ジャズの名曲をアレンジして
現代のジャズとして演奏する、ジャズ好きにはたまらない
サウンドです。
▶特に昨夜は、出だしからハッとするようなスピード感と
緊張感のある素晴らしい演奏が続く見事なステージでした。
お客さまも熱心な方が多く、最後のアンコールの時には、
踊り出した方もいらっしゃるほどノリのいい演奏でした。
皆さん口々に「今夜は凄かった」「素晴らしかった」と言って
お帰りになられ、同感だった私も嬉しくなりました。
▶1st.stage…♪The Summit、S.ジョーンズ作♪Lady Luck、
バラード♪Darn That Dream、♪Happy Time。
▶2nd.stage…D.ガレスビ―♪Din Din Dio、♪Moon Alley、
バラード♪What's New はストレートに心に届いてきました。
♪Moose The Mooche、アンコール♪Candy。
▶以前のこのグループのレギュラーベーシスト、嶋友行さんが
体調を壊されて仙台の実家に帰られていましたが、残念ながら
お亡くなりになったことを知りました。本日がお通夜で、
メンバーは皆で仙台まで行ってお別れするということです。
心からご冥福をお祈りします。合掌。
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  2012.3.7 Wed   デキシーランドジャズの楽しさを満悦
▶健吾さんプロデュースで当店では初のデキシーランドジャズ
を特集した昨夜《ニューオリンズ セレクト6》メンバーは、
中村健吾(b)ジェームス・マホーン(ts)三木成能(pf)二本松義史(ds)
そして大御所、中川喜弘(tp,vo)さんと中川英二郎(tb)さん親子。
▶英二郎さんのお父様はデキシー界の第一人者で大ベテラン。
相当ご高齢ですが、そう思えないほど音が若くて張りがあり、
素晴らしく美しいトランペットサウンドにみんな驚きました。
早くからリハーサルをされ曲目はお父様がお選びに
なったようです。
▶若いピアノとドラムは、本格的にデキシーだけのステージは
初めて挑戦するようでしたが、一生懸命にサポート。
デキーシーは陽気で楽しくて客席は音が出た瞬間から大喜び。
みなさん大いに楽しまれ大変ハッピーな店内になりました。
▶1st.stage…♪12Th Street Rag、スローなブルースで
♪Basin Street Blues、アップテンポでお父様が歌を披露された
♪Bill Bailey、♪Do You Know What It Means To Miss New Orleans、
♪Exactly Like You、♪♪I'm Getting Sentimental Over You、
♪St.Lovis Blues。
▶2nd.stage…♪St.James Infirmary、♪Indiana、
♪Georgia On My Mind、英二郎さんのソロが絶品だった
♪Dark Eyes、
♪Sleep Time Down South、お父様の味のある歌が入った
♪Bourbonstreet Parade と♪聖者の行進。ジェームスさんも
歌われました。アンコールは H.シルバーの♪Preacher。
▶初めての企画で心配されたミュージシャンや常連さんが
facebook やTwitter で呼びかけて下さり客席は多くの初めての
方もいらして超満員でした。デキシーってほんとに身が軽く
楽しくなります。みなさん終わってもニコニコして、元気を
もらったとおっしゃってお帰りになられました。
▶英二郎さんは子守唄のようにジャズを聴いて育ったそうで
昨夜はほほえましい親子の理想の姿を見せていただきました。
あまりにお父様の音が素晴らしいので英二郎さんにお聴き
したら今でも毎日練習なさっているそうです。この企画に
尽力された健吾さんありがとう !!
またお願いしたいと思います。
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  2012.3.8 Thu   【お知らせ】
コースディナーと松岡シェフのお勧めメニューが
春バージョンになりました !!
デイリーニュース欄の【Seasonary News】から
リンクされている新メニューをご覧ください。
春の旬が満載ですよ。
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  2012.3.8 Thu   完成度の高いジャズ近藤クァルテット
▶近藤和彦(as)今泉正明(pf)上村信(b)大坂昌彦(ds)さんの
このグループは、レギュラーメンバーみなさん売れっ子で
忙しいのに、全員揃わななければギグはしない、というほど
厳しく自らの音楽を追求しています。
▶演奏は、近藤さんの作・編曲した曲を演奏しますが、
前もって演奏曲を決め、きちんと譜面を準備してリハーサルも
きっちりやって本番に臨まれます。ですからいつも完成度の
高いステージで、私も安心していい音楽に浸れるステージ。
昨夜は初演の曲も披露されました。
▶1st.stage…♪Think Of Me、♪Blue Sylph、近藤作
♪The Place That Cannot Reach Only By The Spirit、
D.ゴードンが主演した映画♪Round Midnight の中で
演奏されていた♪The Peacock は近藤さんのソプラノサックス
をフィーチャーして昨夜が初演。T.モンク♪Epistrophy。
▶2nd.stage…近藤作スペイン語のタイトル♪La Despedida、
さらにフラメンコのリズムをジャズにした近藤作
♪Blues For Salvador、♪無題(2012/1/10の作品)、
♪Come Sunday、K.カークランドに捧げた近藤作
♪From Doctone、アンコールは♪Speak Low。
▶寂しい客席でしたが、そのほとんどが女性のお客さまで、
今ジャズは女性によって支えられていることをつくづく実感
する、そんな店内でした。
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  2012.3.9 Fri   彩り豊かにジャズの名曲を演奏
▶メンバー、向井滋春(tb) 近藤和彦(as) 井上ゆかり(pf)
佐瀬正(b) 小山太郎(ds)さんの 向井滋春クィンテット。
昨夜の向井さんはトロンボーンとチェロを持って登場。私は
久しぶりに彼のチェロ演奏を聴きました。習い始めて8年程、
ずいぶん上達していらっしゃって…彩りが添えられた
ステージでとても良いと思いました。
▶実は近藤さんは、当店に二夜連続の出演で、一昨夜と同じ
オリジナル曲も演奏されましたがサウンドが演奏者によって
全く違い、ジャズの面白さを実感できました。
▶1st.stage…♪Cut、♪Batida Deferente、向井作
♪Subconsciousness(潜在意識)、バラード♪I Fall in love too easily
近藤さんがソプラノサックスを吹いた井上作♪El Capitan。
▶2nd.stage…向井さんのチェロをフィーチャーして
♪So In Love、アルトとトロンボーンで近藤作♪Blues For Salvador
J.ジョンソン♪Lament、近藤さんのアルトをフィーチャーして
バラード♪We'll Be Togather Again、ドラムから入った向井作
♪Abu Simbel で近藤さんはソプラノサックスを吹きました。
アンコールは向井さんチェロで♪Someone To Watch Over Me、
そして♪Bye Bye Brackbird で途中からトロンボーンに持ち替え
全員で演奏して終りました。
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  2012.3.10 Sat   お酒の似合う金曜夜らしいステージ
▶グレース・マーヤー(vo,pf) 荻原亮(g) 杉本智和(b) FUYU(ds)
人を楽しませるのが大好きなマーヤさんは、すっかり春の
ファッション。トレードマークの帽子もブラウスもタイツも
シューズまで艶っぽいベージュで登場。「美味しい水」を
飲みながら、客席に話しかけながらのリラックスした、
大人のステージを繰り広げました。
▶サイドメンのグルーブ感もとても気持良くて彼女も嬉しそう。
私は、FUYUさんのドラムを久しぶりに聴いたのですが、一段と
素晴らしくなっていて踊り出したいような気分になりました。
ちょっとNYのジャズクラブにいるような感じ。
▶金曜日にしてはお天気の関係か客席が寂しく、そんな演奏と
店内の雰囲気をもったいなく感じました。でも遠路、北海道
からいらしたお客さまのいる客席のみなさまは大喜びでした。
▶1st.stage…♪Stormy Weather、♪Poinciana、
♪Save You Love For Me(邦題ラストダンスは私に)
雰囲気を変えて♪Kiss Of Life、♪Nightingale Sang
In Barkeley Square、アップテンポの♪Yatra-ta、
♪Feel Like Makin' Love、♪Trouble In Mind。
▶2nd.stage…♪Love Letter、イントロ♪さくらさくら〜
♪You And Night And The Music、♪Ribbon In The Sky、
♪美味しい水、マーヤさんソロで♪Masquerade、
♪You Are So Beautiful、全員で♪Route 66、アンコールは
♪Time After Time でした。
雨で寒い金曜の夜でしたが…大人のステージに暖まりました。
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  2012.3.11 Sun   地方の方やグループ客の多い週末の夜
▶チャリート(vo) 近秀樹(pf) 高瀬裕(b) 力武誠(ds)さんの
雨の週末。ベースは井上陽介さんの予定でしたが、腱鞘炎で
急遽、高瀬さんにお願い。全員が初顔合わせで、入念に
リハーサルをして本番に臨みました。
▶近さんは大阪の大学で教鞭をとりライブ活動も大阪で
なさっていますが、出身は札幌だそうで、昨夜も札幌からの
ご友人や大阪のお知り合いがいらしゃっていました。
▶チャリートさんは黒の水玉模様のノースリーブブラウスに
黒のパンツ姿という、シンプルでスッキリしたファッション。
慣れないトリオでしたが、彼女らしい心の込もった情感の
豊かな歌に、感動されたお客さまも大勢いらしゃいました。
▶1st stage…♪What Is This Thing Called Love、♪Broadway
チャリートさん登場♪I Let A Song Go Out Of My Heart、
♪Someone To Watch Over Me、♪You Don't Know What Love Is、
♪Moody's Mood、♪Rock With You、♪I've Got My Eyes On You
♪I've Got Just About Everything。
▶2nd stage…♪Funji Mama、♪Everything Happens To Me
チャリートさん入って♪I Can't Give You Anything But Love、
♪Estate、♪Nica's Dream、♪What A Wonderful World、
♪Day By Day、♪All The Way、♪Softly, As In A Morning Sunrise、
♪How Do You Keep The Music Playing。
▶最近の傾向で、土曜日は近県や地方のお客さまが大変
多くなりました。昨夜も地方からグループでいらした方も多く
私も忙しくてステージをゆっくり聴いて楽しむ余裕がなく
演奏曲名だけのレポートになりました。ごめんなさいね。
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  2012.3.13 Tue   新曲が披露された《BASS TALK》
▶もうすぐ2枚目のアルバムのレコーディングに入る予定の
鈴木良雄(b) 野力奏一(pf) 岡部洋一(per) 井上信平(fl) さんの
《BASS TALK》。
▶CDジャケット撮影をされたその足で当店に出演された
ということで(ステージはYシャツ姿でしたが)皆さん
スーツ姿でやってきました。いつもはTシャツで登場する
岡部さんも、昨夜はパリッとYシャツ姿でした。
▶チンさん作曲の曲を野力さんがアレンジするスタイルは
変わりませんが、昨夜の演奏曲のほとんどはアルバムに
入れる予定の曲。新曲も披露されました。
▶私はせっかく取ったメモをメモを忘れてきてしまったので
ウロ覚えですがレポートします。アルバムお買い上げの
ご参考になさってください。結成11年の長い演奏歴の
ユニットで、バランスの取れた完成されたサウンドは、
CDで聴いても生の演奏と変わらない演奏が聴けますよ。
▶♪In The Fleld、♪Touch Of Spring、♪Fairy's Talk、
♪Winter Daybleak、♪Sev' Azuul(ポルトガル語)
♪Dancing Lula、ピアノとベースで♪Crazy He Call Me、
カエルの声や鳥のさえずりが入った熱帯雨林の風景♪Pantanarl
▶アルバムが完成すると、それを持参して全国ツアーが
始まります。長旅で身体を壊さないよう気をつけて
くださいね。
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  2012.3.14 Wed   完成度の高い分厚いトリオサウンド
▶大口純一郎(pf)米木康志(b)原大力(ds)さんのピアノトリオ。
私は去年から花粉症になったようで、お店に向かう途中から
くしゃみが止まらず、お店でもティッシュが手離せない状態。
▶演奏曲は普段あまりみなさんが演奏しないような曲が多く、
大変興味深い演奏のステージ。でも、その素晴らしく完成度の
高い分厚いサウンドのジャマになってはいけない、と
くしゃみを止めるのに苦労しました。
▶1st.stage…♪Polka Dots and Moonbeams、
♪Equinox(春分の日…昼と夜の時間が等しくなる日)
B.ストレイホーンの♪Raincheck…ねェ付けといて! (売掛)
の意味とのこと。大口さんは何でも良くご存知ですね。
T.モンク♪Ruby My Dear、D.エリントン♪Wig Wise…
▶この言葉はスラングのようで意味が分からずいたら、
お客さまが調べて今朝、丁寧なメールをしてくれました。
「麻薬でキめている人」という意味もあるそうですが、
この場合は「クールな演奏をする人」のようです。
▶2nd.stage…M.ナシメント♪Tarde、いらしていた
ベーシスト田中洋平さんが米木さんと替わって1曲
♪There is No Greater Love、♪I Want To Talk About You、
♪Rhythm-A-Ning、C.ヘイドン♪Our Spanish Love Song…
とても綺麗で切ない曲でした。
▶客席は寂しかったですが、私は、素晴らしい音楽を、
くしゃみをこらえながらもしっかり聴けた夜でした。
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  2012.3.15 Thu   スリルとスピード感溢れるピアノトリオ
▶一昨夜に続き、昨夜もピアノトリオ、辛島文雄(pf)
楠井五月(b) 小松伸之(ds) さんです。編成は同じ
トリオですが全く違ったトリオサウンドが聴けました。
▶辛島さんが指導した小松さんが、素晴らしいドラマーに
成長したことを再確認しました。楠井さんも、昨年から
このトリオのレギュラーになったのですが、リーダーの
辛島さんの助言を素直に聞き理解して、
素晴らしく成長しています。
▶そんな三人で厚い信頼関係が出来ていますから、
完成度の高い演奏になるのは当然ですね。
昨夜のお客さまは本当にジャズ好きの方ばかりで、
皆さまステージに釘ずけになりました。お客さまは
少なかったですが盛大な拍手が店内に鳴り響きました。
▶1st.stage…♪Stella By Starlight、♪What Are You Doing
The Lest Of Your Life、アップテンポの♪Unit 7、
♪Like Someone In Love、ボサノバで♪Dolphin、
白雪姫の主題歌♪Spring Is Hear、アップテンポの♪Oleo。
▶2nd.stage…♪Come Rain Come Shine、 J.ヘンダーソン
♪Recoder Me、バラード♪Haunted Heart(魅せられて)
F.ハバード♪Bird Like、♪Someday My Prince Will Come、
♪Body&Soul は絶品でした !! アップテンポの
♪Cantaloupe Ialand、♪Round Midnight。
お客さまともども、充実した夜を楽しみました。
▶ちなみに以下は、ジャズ大好きのある常連さんが、
facebook で彼のピアノを評して書いてくれたものです。
「辛島文雄さんのピアノはいつ聴いても何度聴いても、
ジャズの本質すなわち、blues, swing, groove,
tension&relaxation,そして improvisation を強く感じます。
そしてジャズに初めて魅了されたときに感じた、
あの驚き、あの喜び、あのワクワク…中略…ジャズを
聴き始めた頃のあの新鮮な喜びを再び体感できます…」
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  2012.3.16 Fri   生音が疲れた脳を癒してくれた夜
▶昨日昼すぎ、三島由紀夫の最高の戯曲と言われている
「サド侯爵夫人」を、三茶にある世田谷パブリックシアターに
観に行ってきました。演出は狂言師でもある野村萬斎さんで
小曽根さんの奥様 神野美鈴さんが出演なさっています。
▶驚いたことは、6人の女優みなさんが謳い上げるように
詩的に語るその台詞の長いこと長いこと。
よく覚えられるものです。特に私と同じ年代の白石加代子
さんには驚きました。プロとは言え役者は凄いですね。
▶ジャズの世界でも、英語の歌詞を数百曲も覚えて歌ってる
シンガーも凄いと思いますけど。いつまでも現役でいる
そのためには脳を使わないといけないのでしょうね。
デスクワークが大嫌いな私ですが、毎日ブログを書いて
少しは脳にいいかしら。
▶昨夜の出演は、鈴木央紹(ts)若井優也(pf)佐藤ハチ恭彦(b)
原大力(ds)さんのレギュラーグループ。客席には お一人で
聴きにいらした女性が多いように思いました。みなさんも
自分ひとりの時間を大切になさっているんでしょうね。
▶演奏は生音で心地よいサウンド。芝居を観るのと違い
素直に理屈抜きにアタマに入ってきます。昼間の芝居で
台詞を理解するため長時間 集中力を維持してきたので
昨夜のジャズは私にとって、脳をリラックスできる
癒しの音楽になりました。
▶1st.stage…♪It Might As Well Be Spring、♪In Love In Vain
♪Spring Can Really Hang You Up The Most。
♪Upper Manhattan Medical Group。
▶2nd.stage…♪The Duke、鈴木作♪3月のワルツ
♪Spring Is Here、♪I'm Old Fashioned、アンコールは
旧い方の♪Milestones。沢山の春の曲が演奏されました。
春は早く来てくれるでしょうか…
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  2012.3.17 Sat   華のある女性三人のステージ
▶大城蘭(vo) ちゅうまけいこ(vo) さんの2ヴォーカルに
福井ともみ(pf) 鈴木央紹(ts) 高道晴久(b) 高橋徹(ds) さん。
美人が三人揃ったせいかスーツ姿の男性や応援にいらした
ファンのグループでステージ周りが埋まりました。
▶メンバーは初顔合わせでしたがリハーサルですっかり
打ち解けたようで、本番はそれぞれのいい所が出て、
大変いいステージに。このメンバーを組んだ私としても
嬉しくなりました。いつもきまって蘭さんのステージを
聴きにいらしゃる方も、この素晴らしいサウンドに
新しい発見があったとお喜びでした。
▶蘭さんもけいこさんも初めは緊張されていましたが、
インスト曲の素晴らしい演奏を聴いて気持が高まり、
誠意のこもった歌いぶり。ともみさんのピアノも、
光っていました。鈴木さんのサックスを初めてお聴きに
なった方もいらして、音の素晴らしさと歌心のある
サックスに感心していらっしゃいました。
▶1st.stage…インスト曲♪How Long Has This Been Going On
♪All The Things You Are、蘭さん♪Lets Do It、♪Back
♪The Man I Love。けいこさん♪Say You Love Me、
♪Blame It On My Youth、♪I've Got The World On A String、   
▶2nd.stage…インスト曲♪The Way You Look Tonihgt、
♪We'll Be Together Again、蘭さん♪Best Is Yet To Come、
♪Fever、♪ていんぐさぬ花。けいこさん♪Blue Skies、
バースから入った♪Fly Me To The Moon、
♪Cheek To Cheek。アンコールは二人で
♪イパネマの娘。華のあるステージに、みなさん
余韻を楽しんでいらっしゃいました。
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  2012.3.18 Sun   NYの風を感じる演奏に久々に興奮
▶土曜の夜の【BODY&SOUL Special】オーリン・エバンス(pf)
ベン・ウルフ(b)オベット・カルベイヤー(ds)さんのトリオ
《Orrin Evans Trio》は、とにかく凄い演奏でした。
▶オリジナル曲の中に混じって演奏されたスタンダード曲は
今を感じさせる全く新しい解釈で、よく知っている名曲も、
想像出来ないようなオーリンさんのアレンジに、
お年を召した方も思わず歓声を上げていらっしゃいました。
▶三人はノリがよく、とにかく楽器を自由自在に使います。
オベットさんは噂を裏切らない素晴らしいドラム、
ベンさんのベースは借り物のベースなのに、
同じベースなのかと思うほどベースらしく太く唸る音。
久々に私も、お客さまと一緒にコーフンした夜でした。
▶1st.stage…♪Appointment In Milano、♪Unsar、
ドラムが同じフレーズを繰り返し叩いて小気味よかった
♪Body And Soul、
ベースをフィーチャーした♪Autumn Leaves、
ドラムをフィーチャーして全編ブラシで演奏した
静かなバラード♪Meant to Shine。
▶2nd.stage…もの凄いアップテンポの♪Flip The Script、
唸るようなベースのイントロが素晴らしかった♪Big Small、
新しい解釈の♪Someday My Prince Will Come 、
♪PC Blues…はドラムで始まり、途中で「アー」と皆で叫び、
ドラムで終わり、リズムも色々変化してカッコよかった!!
そして♪Lover、アンコールは♪Looking In Your Eyes…
メロディー1小節をノッてきた客席とみんなで一緒に歌い、
気持の良い音楽と一体になれたお客さまたちは、
いつまでもメロディーを口ずさんでいらっしゃいました。
▶ベースのベンさんは名門ジュリアード音楽院の先生で
片倉真由子さんを教えたこともあるそうで、彼女のことを
「非常に優秀な生徒だった」とおっしゃっていました。
「今どうしているか?」と聞かれて「元気に活躍している」
と答えるととっても嬉しそうでしたよ。
▶こんな凄い演奏なのに…客席が寂しく本当にもったいない
思いでした。もっと残念なのは、ミュージシャンが一人も
聴きに来なかったこと。勉強になるのに…。
▶ツアーした中では当店での演奏が一番の出来だった
そうです(関係者)。ツアーはあと1日、水戸での演奏を
最後に帰国されます。もっと多くの方に聴いていただき
NYの風を感じてほしかったと思いました。
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  2012.3.19 Mon   【お知らせ】
★ 3/30(金) pm1〜 シーラ・ジョーダンさん
(当店には4/6出演)がヴォーカル教室を行います。
ヴォーカルを勉強されたい方、滅多にない機会ですよ。
詳細は→ヴォーカル教室のご案内
4/6の出演者のプロフィール
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  2012.3.20 Tue   皆で楽しんだ絶妙のコンビネーション
▶里見紀子(vln)さん率いる《Medusa》トニー・グッピー
(steelpan) 森下滋(pf) 坂本竜太(b) 加納樹麻(ds)さん。
ヴァイオリンとスティールパンが絶妙のコンビネーションで
美しい紀子さんと四人のイケメンが繰り広げたハッピーな
ステージでした。
▶トニーさんの実家はカリブ海のトリニダードトバゴ。
スティールパン発祥の地でこの楽器を製造しているそうです。
彼のご先祖さまが発明したのかも知れませんね。
スチールパンはサックスと同じ2オクターブの音域で、
(もう少し低音が出るのもあるそうですが)本当に不思議な
独特の音がする楽器です。
▶昨夜はその楽器では世界で初演かもしれない、という曲を
素晴らしい演奏で披露してくれました。アレンジは全て
紀子さん。皆さんの音楽的な方向性が一緒ということもあり
一体となったとても陽気で楽しいステージでした。
▶1st.stage…♪Feel Like Makin' Love、♪Zig Zag、
H.ハンコック♪Chameleon、ピアノとヴァイオリンのデュオ
♪Spring Can Really Hang You Up The Moon、
R.ブレッカーの♪Some Skunk Funk…Steelpanでは初演。
▶2nd.stage…♪Chikin、T.マリヤ♪Come With Me、
ロックのギタリストJ.ベックの♪Scatter Brain…これも
steelpanでは世界初の演奏でしょう。C.ブレイ♪Launs、
S.ワンダー♪I Wish、アンコールは♪Vera Cruz でした。
店内は終ってからもみなさんの楽しい会話が弾んでいました。
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  2012.3.21 Wed   大賑わいだった《ミュージカルナイト》
▶クラシック界から二人のシンガー 川井佐知子(soprano)
青木さおり(mezo soprano)さんを迎え、洞至さんのタップ
ダンスも入った春分の日スペシャル。バックを務めたのは
中村健吾(b) 若井優也(pf) 石若駿(ds) さんのトリオです。
▶これは健吾さんの企画プロデュースで2度目の試み。
前回とは出し物が違うので早くから長時間リハーサルを行い
本番に臨みました。というのも、ジャズミュージシャンは
普段はあまり譜面を見ない事が多いのですが…
▶昨夜は譜面が得意の人でも疲れるくらい沢山の長〜い
譜面を前にしてジャズメンにとっては慣れないステージ。
でも、昨夜のメンバーはプロ中のプロ。完璧にこなしました。
さすがです !! 感心しました。
▶1st.stage…川井さん青木さんはカジュアルな衣装で登場。
♪We Are Women で「ようこそ」と始まりました。
♪He Touched Me、♪Beat Beat Drums!、川井さんの歌
♪A Little Known Facts、インストにタップダンスが入って
T.モンク♪Bemsha Swing、青木さんの歌♪Stars、
二人で♪Don't Rain On My Parade。
▶2nd.stage…ステージが変わるとお二人はドレスで登場。
映画「NINE」より♪Be Italian を真っ赤なドレスで川井さんが。
青木さんの♪Moriro、川井さん♪Last Midnight~
Children Will Listen、トリオにタップダンスで♪S'Wonderful、
川井さん青木さん洞さんが寸劇をして♪Surabaya Johnny、
♪I Know Him So Well、全員で♪Don't Forget About The Boy。
ドラムとタップの掛け合いに盛り上がりました。
アンコールは♪We Are Woman。
▶新しいミュージカルや私も知らない曲が多くて、
大変勉強になりました。早い時期からの準備も長時間のリハも
大変な事だったと思います。皆さま本当にお疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。
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  2012.3.22 Thu   グルーブする気持ちよさに酔った夜
▶昨夜は前夜のクラシック調のステージとは打って変わって
まさにジャズらしいジャズのステージだった、大野えり(vo)
若井優也(pf)佐藤ハチ恭彦(b)原大力(ds)さんの演奏。
▶どこからも引っ張りだこの若井さんは前夜に続いての出演。
ミュージカルの長〜い譜面を見て演奏した直後で、ジャズの
楽しさを満喫するような演奏ぶりでした。ジャズの譜面は
コード進行が書いてあるだけのものも多く、音の流れや
テンポは、見て聴いて、音で会話しながら、その時の感じで
決めていく音楽です。演奏者にも聴く者にも、そこが
ライブジャズの楽しさなんですよね。
▶えりさんもバックのトリオも心が一体となって、
とても聴き応えのある素晴らしいステージでした。
お客さまの中にえりさんの大学時代を知ってる方がいて、
「彼女はその頃から歌が上手かったけど…やっぱ本物の
ジャズシンガーですね」と感動していらっしゃいました。
(いつも私が言ってる)「…でしょう?」…ねッ。
▶1st.stage…♪Just In Time、♪One Note Samba、
♪Blackbird〜♪Bye Bye Blackbird、♪When Sunny Gets Blue
黒人の詩人の詞えり作♪In Time Of The Silver Rain、
えりさんの作詞・作曲♪La,La,La You Are Mine は皆で
コーラスになりました。それからえり作♪Bird Song。
▶2nd.stage…えりさんの作詞・作曲 ♪Sweet Love、
♪I Could Write A Book。ピアノが繊細で素晴らしかった
♪Once I Loved。ガラっと雰囲気を変えて
♪Just One Of These Things、♪Old Devil Moon、
バラード♪The Very Thought Of You、♪I'll Be Seeing You、
アンコールは♪What A Wonderful World。
オリジナル曲もスタンダードも曲もよくグルーブする
ジャズらしいステージに、お客さまみなさん大満足して
お帰りになられました。
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  2012.3.23 Fri   大成功だったTOKUちゃんの企画
▶昨夜は豪華に三人のヴォーカルを入れたTOKUちゃんの企画。
TOKU(vo,flh)伊藤大輔(vo)マヤ・ハッチ(vo)さんと、
バックは宮川純(pf)楠井五月(b)二本松義史(ds)さんのトリオ。
さて何が始まるのでしょうか…大勢のお客さまも興味津々で、
ワクワクしてステージ開演を待ちました。
▶実は、1950年〜60年代にとてもヒットした「ランバード
ヘンドリックス&ロス」というコーラスグループがいました。
その彼らの歌っていた曲をカバーして、TOKUちゃんが
メンバーみんなの譜面を書き、歌は三人で何回もリハーサル。
全員揃ってのリハは前日に初めて行いました。昨日も
早くからお店に入ってリハの後、本番に臨んだのです。
▶期待のなか始まると三人の声が良くハモって聴き応えある
素晴らしいステージ。男性2人女性1人のコーラスサウンドは
トミー・キャンベル ボーカルセッションの男女2人とまた違い
感動的な素晴らしさでした。楽しくて、スリルがあって…
これこそジャズ !! ですね。
▶1st stage…♪インスト曲(曲名忘れました)の後、
♪Charleston Alley、♪Caravan、♪What Am I Here For?
♪Heaven's Design、♪Gahtooze(これはトミーさんの
ヴォーカルセッションで歌った曲)
▶2nd stage…♪Walkin'、♪Hi-Fly、TOKUちゃんのソロで
♪Moonlight Serenade、マヤ&大輔さんで♪Moody's Mood For Love
ハーモニーが凄く綺麗だった♪The New ABC、
♪Everybody's Boppin'。アンコールは♪Moanin'。
▶ステージは終わったのですが…ブルーノート東京に出演中の
ロイ・ハーグローブさん御一行がみえ、彼のためにまた皆で
ステージが始まりました。初めは楽しんで聴いていたロイさん
トランペット持ってステージに上がり吹きはじめました。
それからは御一行とともにジャムが始まり1時間ほど演奏し
お開きになりました。時差ボケで疲れているのに…
やっぱりみんな音楽が好きなんです。ミュージシャンですね。
▶ミュージシャンの皆さま、いろいろとお疲れさまでした。
とても素晴らしいステージで、7月30日にまたやることに
なりました。ぜひいらしてください。昨夜のUSTREAMでの
ライブ中継も、視聴する方で大いに賑わったようですよ。
TOKUちゃん、この企画をしてくださってありがとう。
次回もよろしくね。
▶そうそう言い忘れました。このユニット、名付けて
H.I.T (三人の頭文字)だそうです。きっとヒットしますよ。
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  2012.3.26 Mon   仕切りの悪い「ブルーマンショー」
▶土曜日の昼下がり、孫のレイくんと一緒に、
ブルーマンショーを観に行きました。3年ほどやっていた
このショーですが、今月末の千秋楽で米国に帰ってしまい
しばらく観られなくなるからです。
▶でもちょっと腹が立ったのは…六本木芋洗坂下に
あるべき劇場の入り口が工事中で、雨の中をうろうろと
何百メートルも入口を探して歩きまわり、おまわりさんに
聞いてようやくたどり着くと、入り口は鳥居坂の
国際文化会館のすぐ隣り。それならそれで、
元の入り口に案内を出しておいてくれたら雨の中
歩き回らなくて良かったのに…多くの観客も
同様に難儀したようです。
▶ショー自体はなかなかクリエイティブされていて
それなりに面白かったですが…肝心のレイくんが
歩きまわって疲れたのか途中で寝てしまい
最後のクライマックスを見逃しました。(`ヘ ´ )
そんな訳で2日分まとめてのご報告になりました。
ご了承くださいね。
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  2012.3.26 Mon   「歌には人生が表れる」いいステージ
▶金曜の夜は 伊藤君子(vo) 若井優也(pf) 井上陽介(b)
海老沢一博(ds) さんのステージ。外は冷たい雨でしたが
でも感動的なとてもいいステージでした。
▶この夜はCS朝日の「源流ジャズ」の録画撮りがあって
カメラが4台入り店内は多くのスタッフが仕事中でしたが
お客さまは心良くご協力くださいました。感謝致します。
▶ペコちゃんは薄いグレーのシルクのロングドレスで
シックに決めて登場。いつものように客席に話しかけながら
リラックスしたステージを繰り広げました。
久しぶりにいらした方も、初めてお聴きになった方も、
エンターテインメント溢れる素晴らしいステージに
涙ぐんで感動されていた方もいらっしゃったほど。
説得力ある心に届く歌で、「歌には人生が表れる」を
また感じた、とてもいいステージでした。
▶1st.stage…♪Watch What Happens、♪Bewitched
(魅せられて)、津軽弁バージョン♪Fly Me To The Moon、
津軽弁でもう一曲♪Sometimes I'm Happy、
♪All In Love Is Fair、♪Speak Low、♪Bridges、
♪You've Got A Friend。
▶2nd stage…津軽弁バージョン♪Summertime、♪Like A Lover、
♪New York State of Mind、津軽弁♪My Favorite Things、
心のこもった♪Body And Soul…インストでは演奏されますが
難しい歌なので当店でも歌う人はあまり多くありません。
♪Love For Sale、♪A Song For You、♪It Don't Mean A Thing では
皆でデュワデュワとコーラスをしました。アンコールは、
アニメの主題歌にも成った♪Follow Me。
客席とミュージシャンとが一体になった楽しい夜でした。
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  2012.3.26 Mon   優しい歌声に心なごんだ夜
▶週末土曜の夜は ウィリアムス浩子(vo) 鈴木央紹(ts)
若井優也(pf) パット・グリーン(b) さんのドラムレスの
ステージは、終始しっとりとした大人の雰囲気でした。
▶浩子さんはオレンジ色のシルクのワンピースに黒の
ストッキングにパンプス姿の明るい雰囲気。いつも
曲の紹介を丁寧にされてから歌に入っていきますが、
スタンダード曲は恋愛の曲が多いですね。そんな曲に
優しい彼女の声がよく合い、心を和らげてくれます。
▶鈴木さんのテナーとも良く合って、パットさん、若井さん
…4人のコンビネーションも良く、声質と良く合って、
柔らかく心が和んだステージでした。
▶1st.stage…♪Mona Lisa、♪My Romance、♪As Long As I Live、
♪But Beautiful、♪Love For Sale、ちょっとメランコリーに
♪Spring Can Really Hung You The Most、
♪Raindrops Keep Falling On My Head (雨にぬれても)。
▶2nd.stage…♪Close To You、♪I Hear Music、♪Caravan、
♪Time After Time (過ぎ去りし想い)、♪Lullaby Of Birdland、
♪Skylark、♪Stella By Starlight。アンコールは、
先日お亡くなりになったレッド・ハロウェイ(ts) さんに
捧げて♪Tenderly。彼女もお世話になり、私の好きな曲です。
▶終演後、穏やかな気持になったところにTOKUちゃんが
いらっしゃいました。それで、お客さまが帰った店内で、
また演奏が始まり2曲演奏してお開きになりました。
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  2012.3.27 Tue   パンチの効いた裕香さんの歌声
▶暑さ寒さも彼岸までとはいいますが、今年はまだまだ
夜になると冷えますね。上田裕香(vo) 二村希一(pf)
トウイダイスケ(b) 小松伸之(ds) さんのそんな昨夜。
ブラジル音楽でホットな気分になりました。
▶裕香さんは背が高く健康的なスタイルのせいもあり
声質がカラッとしたラテン系です。全てポルトガル語で
歌われますがMCで詞の意味を紹介してから歌に入るので
内容が解るし勉強にもなります。
▶昨夜のメンバーは裕香さんが選んだメンバーで
二村さんは先輩ですが後の三人は同世代ミュージシャン。
とてもリラックスできるおおらかなステージでした。
彼女のご両親とおば様も千葉から駆け付けて
応援してくださいました。
▶1st.stage…♪Samba em Prelúdio(君がいないのは
まるで船があって海がないようなもの)
♪So Danco Samba(サンバが一番)♪Sei Lá Mangueir
(すばらしきマンゲイラ=ポルトガル語でマンゴーの木)
♪Lamento(可愛い君が痛んでると僕は悲しい)
♪Travessia(ポルトガル語で橋。僕は強くて明日へ
向かっていけるけど、でも今日だけは泣きたいんだ…
英語の曲は♪Bridge)。
▶2nd.stage…♪Reunião de Tristeza(畑で疲れた男が
子供の歌う姿に癒される歌)♪Sen Compromisso
(約束してないなんて言わないで)
♪Chega de Saudade(悲しみよ、飛んでいって
僕の心を彼女に伝えてよ)♪Lamento no Morro
(あの丘のスラム街には僕の人生の悲しみがある)
♪Samba de Arerê(サンバの楽しさを知らなければ
少しだけ味見をさせてあげるよ)アンコールは
スペイン語で♪Somos Novios(英語版♪It's Possible)
▶ブラジルには美しいメロディーの曲が多いですね。
私の好きな曲が沢山できた楽しい夜でした。
※ポルトガル語の文字が出てこなかったり、不勉強で
辞書も引けないので曲名間違ってたらゴメンナサイ。
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  2012.3.29 Thu   カッコイイ演奏と 心和むステージ
▶昨日は朝から一日、妹と一緒に多摩にある私の両親の
お墓参りに行っておりましたので、本日も2日分まとめて
レポートをお届けすることになりました。
▶まず、片岡雄三(tb)吉岡秀晃(pf)高道晴久(b)江藤良人(ds)
さんの一昨夜のステージ。事前に打合わせたのではない
ということでしたが、みなさんスーツ姿で登場。
ステージが引き締まっていいですね。
▶相変わらず片岡さんの人柄が表れたMCがチャーミング。
吉岡さんのピアノを弾く表情もとても豊かで和みます。
真ん中にはいつも表情を崩さないベーシスト、
よくスウィングするドラマー…見ていても楽しくなり、
サマになるステージです。
▶1st.stage…♪On A Clear Day、♪Wave、F.ワラーの
♪Jitterbug Waltz、M.ルグランのバラード
♪What Are You Doing The Rest Of Your Life、
片岡作♪Esprit は まさにジャズの醍醐味 !!
▶2nd.stage…♪Bags Groove、S.ロリンズ♪Airegin、
ACジョビン♪A Felicidade、春にちなんでバラード
♪Spring Can Really Hang You Up The Most、
アンコールは聴きにいらしていたTOKUちゃんを呼び上げ
♪Just Friends。いずれも歌心のある素晴らしい演奏と
ユーモラスな心和むステージでした。
▶でも、お客さまはジャズ好きの常連さんだけ、という
ちょっと寂しい店内で、このカッコイイジャズに酔いしれ
興奮されていた愛知県岡崎からいらした方が、
「どうしてこんな良い演奏なのに客席が寂しいの?」
と大変不思議がっていた言葉が心に残った夜でした。
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  2012.3.29 Thu   聴き惚れた美しいサウンド
▶お墓参りをして、なんだか気持が落ち着いたようで
花粉症が少し楽になったような気分でお店に出た昨夜。
名古屋から手弁当でやってきてくれる 後藤浩二(pf)
加納奈実(as) 杉本智和(b) 藤井摂(ds) さんのステージ。
▶後藤さんのピアノはとても繊細で美しいのに
お話をされると どこか可笑しくて、みなさんの
笑いを誘うMC。体重も平気で10キロほど痩せたり、
また太ったり…出演するたびに変わる実にユニークな
方なのです。
▶若く可愛い奈美さんがサックスを吹く姿はとても
カッコいいですね。昨夜のステージはロマンティックな
曲が多く、綺麗な音の演奏に聴き惚れました。
▶1st.stage…ピアノトリオで♪With A Song In My Heart、
クァルテットでM.ペトルチャーノの♪Colors、
後藤作♪Romantic Walts、奈美作アップテンポの
まだタイトルのない♪無題、R.センソン♪Get It。
▶2nd.stage…M.ペトルチャーノ作♪Regina、
奈美作♪Walts、♪I Remember April、後藤作♪Hope…
きれいなバラードです。奈美作ドラムイントロから入る
♪タイトルなし、アンコールの♪Body And Soul では
奈美さんの上品な音色が心に染みました。
▶音楽関係の大学はジャズ科の生徒が増えているようです。
でもミュージシャンが大変生きにくい時代になった昨今。
こうしたお店を維持するのも大変な時代なのですが、
そんな若いミュージシャンが希望が持てるように
私たちも頑張らなくては…と思いながら聴いていました。
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  2012.3.30 Fri   久々にジャズクラブらしく賑わったお店
▶当店ホームページ ディリーニュース欄でお知らせした通り
本日1時からお店で、シーラ・ジョーダンさんによる
「ヴォーカル教室」が開かれます。10数人の方がご応募され
個人指導を受けられます。私もこれから出かけるところ。
そんなわけで昨夜のレポートは簡単ですがご了承ください。
(忙しい忙しい…貧乏ヒマなしを地で行っています(笑)
▶今週は年度末のせいか、お店は内輪でホームパーティーを
やっているような客席の寂しい夜が続きましたが、
昨夜の《フロントページ オーケストラ》は、久々に
ジャズクラブらしい賑わいになり、少しホッとしました。
▶ミュージシャンも、お客さまが多ければ多いほど
エネルギーが湧いてきてノリもよくなり音楽も良くなります。
昨夜もノリのいい演奏で「今夜はこのバンドは最好調だ」と
リーダーの三木さんも嬉しそうに、ちょっと自慢げでした。
▶1st.stage…♪Stop And Go…ソロをとったのは
三木俊雄(ts) 岡崎好朗(tp) 片岡雄三(tb) さん。
♪Moon Flower…ソロは上村信(b) ユキ・アリマサ(pf) 浜崎航(ts)、
♪Escher's Vosion…ソロは 山岡潤(euph) 浅井良将(as)、
♪Saudabe…ソロは 三木俊雄(ts) 上村信(b)、♪East Plain のソロは
松島啓之(tp) 浜崎航(ts) ユキ・アリマサ(pf) 大坂昌彦(ds) さん。
▶2nd.stage…♪Next Channel…ソロは 三木俊雄(ts) 浅井良将(as)
片岡雄三(tb)、浜崎さんの書き下ろし曲♪無題、
♪If Told A Lie…ソロは 松島啓之(tp) 山岡潤(euph) 上村信(b)さん。
♪Matilda…ソロは片岡雄三(tb) ユキ・アリマサ(pf) 浅井良将(as)
♪Quantum Leap…ソロは岡崎好朗(tp) 三木俊雄(ts) 浜崎航(ts)
大坂昌彦(ds) さん。アンコールは♪Time On My Hands でした。
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  2012.3.31 Sat   83歳になってなお お元気なシーラさん
▶金曜日昼過ぎ、シーラ・ジョーダンさんの
「ヴォーカル教室」がありました。そのご報告です。
▶参加した「生徒」さんたちは、ほとんどがプロの
シンガーたち。伊藤君子さんやTOKUちゃんなど、
ベテランとして活躍中の方もクリニックを受けられました。
▶シーラさんは前日にNYから着いたばかりなのに、
4時間以上に渡って丁寧に教えていらっしゃいました。
83歳になっても音楽に情熱を燃やして元気一杯。
ご自分の持っているものを後輩たちに伝え、
役立ててほしいという思いが滲み出る半日をご一緒し、
ますます今週金曜日の当店でのライブが楽しみに
なりました。耳に焼き付けておきたい…
みなさまも、ぜひご一緒に !!
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  2012.3.31 Sat   皆さま熱心に聴き入った金曜の夜
▶夜のステージは、フロントがギターのクァルテット。
福田重男(pf) 布川俊樹(g) 上村信(b) 奥平真吾(ds)さん。
ピアノとギターの相性が良くてミュージシャンも
楽しみながらの演奏になりました。
▶みなさん音楽を熟知しているメンバーが揃い、
お互いを尊重しながら一緒に創り上げるサウンドで、
綺麗で良くスウィング。その場の心地良い空気を
お客さん共々、皆で共有できました。
▶金曜日は比較的お店が賑やかになるのですが、
この夜は皆さまが熱心にお聴きになっていました。
アンコールしか聴けなかった遅くにいらした方が、
とても残念がっていました。
▶最近は、時代の状況もあって、11時過ぎに終演に
なることも稀ではなくなりました。以前のように
遅くにいらっしゃると聴きのがしてしまうことが
あるかもしれません。お早めにいらしてくださいね。
▶1st.stage…♪How About You、♪Timeline、福田さんと
布川さんのデュオアルバムのタイトル曲 福田作♪Childhood Dream、
福田作♪Mohawk Drive、♪Pinocchio。
▶2nd.stage…♪Just Be Happy My Love、布川作♪和音の記憶、
♪Go Ahead Nigel…福田さんのこの曲は好きな方が大勢で、
時々リクエストされます。♪Prelude To A Kiss、♪Rhythm-A-Ning、
アンコールは♪Round Midnight でした。
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