2011.2.1 Tue 真摯に音楽に向かう姿勢と、微笑ましい姿が素敵 |
▶昨日、評論家の岩波洋三さんの快気祝いも兼ねて、業界の新年会が 高田の馬場 コットンクラブであり、レコード会社、音楽事務所の方、 評論家の方…ジャズに関係した業界の方々が一同に会して大盛況でした。 夜遅くまで続いたようですが、私は、8時前に退席して お店に向かいました。 ▶お店は 中村健吾(b) 岡崎好朗(tp) 菊池太光(pf) 海野俊輔(ds) さんの クァルテットで、週明け月曜日で店内は空いていました。そんな中、 業界新年会で同席し一緒に帰ってきた55レコード社長の奥様、 そして健吾さんの奥様もいらしてました。 ▶休憩時間には小曽根さんご夫妻もおみえになり、NY 時代に仲の良かった 健吾夫人に久し振りに会われ楽しそうでした。健吾さんの奥様は、今も 仕事の都合でNYに住んでいらっしゃいます。小曽根さんの奥様は女優さんで そのため当時は帰国され、小曽根さんは単身でNY にいらした時期もあって 健吾夫妻を応援する優しい兄夫婦のようでした。 ▶1st.stage…健吾作♪Fifty Five、♪Do You Know What It Means To Miss Neworleans、♪Bourbon Street Parede、こういった感じの曲は健吾さん ならではのいい感じ。バラード♪All The Way、健吾作♪Generations。 ▶2nd.stage…ピアノトリオで♪Sweet And Lovely …菊池さんにとっては ヒーローである小曽根さんが聴いていらしてかなり緊張してしまったようです。 そこで健吾さんが思いつき、小曽根さんと菊池さんのピアノ連弾で ♪Softly As In A Morning Sunrise。レギュラーメンバーで健吾作♪Hope、 ♪Mingus Finger、アンコールは小曽根さんと健吾さんのデュオで、 奥様方に捧げて健吾作♪OP=OZ を演奏。 ▶お客さまは少なかったですが、お互いを尊敬し認めあっているご夫妻の姿に、 まわりも幸せな気持になった、とても素敵な夜でした。 |
|
2011.2.2 Wed 爽やかで心地よい演奏に、和やかな店内 |
▶2月の初日は、ゲストにリレットさんのお嬢さん、エミリー(vo) さんを迎えた 小沼ようすけ(g) 西藤大信(g) さんのギターデュオです。二人の相性がよほど 良くないと難しいデュオですが、二人ともサーフィンと潜るのが大好きな海男で お互いを尊重していて、相性はバッチリです。 ▶服装も似たような格好で、Tシャツにチェックのシャツをはおり、今流行の帽子を かぶって登場です。エミリーさんの声は、母親譲り。透き通るようなきれいな声です。 デュオの二人も音が綺麗でスケールの大きな気持の良い演奏のステージでした。 一週間前に譜面を送ってもらって覚えた2人の1曲ずつのオリジナル曲も、 エミリーさんの声質とマッチしていて、とても良かったです。 ▶1st.stage…J.フェリシアーノ作♪Affirmation、小沼作♪Fly Way、西藤作 ♪Pakala Color、♪Nuovo Cinema Paradiso、小沼作エミリー(vo)で ♪Friend & Lover、エミリー(vo) ♪Feel Like Making Love、旅が大好きで 多くの国に行っいる西藤さんの♪Traveler。 ▶2nd.stage…ソロで西藤作♪Golden Circle、小沼作ソロで♪Wind、デュオで ♪Oleo/Moose The Moche、小沼作♪Rain Drops、西藤作エミリー(vo) ♪Formentera Sea、エミリー(vo)♪Fly Me To The Moon、ギターデュオで スティング作♪Fields Of Gold、アンコールは3人で♪Over The Rainbow。 ▶MCではそれぞれの人柄も出て、3人のファンで満席になった客席は、終始 和やかな雰囲気。皆さんが心地よく聴いていらっしゃたのが印象的でした。 |
|
2011.2.3 Thu 全身を使う表現力の豊かなステージを堪能 |
▶大野えり(vo) さんと 荻原亮(g) 島田剛(b) 今泉総之輔(ds) さんの昨夜。 小柄なえりさんのスタイルは、白のブラウスに、レースが二重になった 長めの黒い上着、真珠の長いネックレス、黒のミニスカートにブーツ姿。 ステージでは、柔らかい身体で活発に動きながら、うねるような気持の良い リズムとグルーブで歌います。 ▶荻原さんのギターもよく歌い、島田さんはしっかりとしたベースを弾き ドラムの今泉さんは歌をよく聴きながら難しいリズムを叩きます。えりさんの ヴォーカルをとても大切にサポートするトリオで、気持ちがよかったです。 えりさんは、歌う前に曲の内容の説明をしてくれますが、通り一遍ではなく 彼女自身の言葉で語ってくれるので、とても印象に残ります。 ▶1st.stage…♪Come Together ♪Old Devil Moon、バラードで ♪I Didn't Know What Love Is、♪This Can't Be Love、3拍子で ♪The Good Life、えりさんの♪La,LaLa You Are Mine ではお客さまも 一緒にコーラス。そしてえり作♪Bird's Song。 ▶2nd.stage…♪Sweet Love、えりさんの春の雨の歌♪In Time of Silver Rain、 バラード♪The Very Thought Of You、♪Black Bird〜Bye Bye Blackbird、 ドラムスと掛け合いをした♪One Note Samba、スティングの ♪Every Breath You Take、ドラムソロが入った♪Walker With The Dawn。 ▶彼女は詩を書いたり作曲したりする才媛でもありますが、歌も表現力が豊かで 本当に日本人離れしたヴォーカルを気持ちよく堪能させていただきました。 |
|
2011.2.4 Fri 才能ある若いサウンドにノッて羽ばたいた道ちゃん |
▶いつもファンキーな鈴木道子(vo)さんと 金子雄太(org) 渥美幸裕(g) 小森耕造(ds)さん。 この三人の若者たちは、いま引っ張りだこの忙しさで、このメンバーのブックは とても大変なのですが…このメンバーでしか歌わない道子さんもやっと昨夜実現して 歌うことができ、たいそう嬉しそうでした。 ▶道子さんはグレーを基調としたハイネックのミニワンピースに、グレー模様の ストッキングにパンプス姿。合間にはリズムを取りながら通路に出てきて踊り、 またステージに戻り歌いましたが、それがサマになっていました。 ▶彼女のレパートリーは、他のヴオーカリストが歌わないような曲が多く、 スタンダード曲にしてもアレンジがファンクジャズのようで、よくグルーブして お客さまの身体も自然に揺れ、客席もグルーブしていました。 ▶1st.stage…♪Guess Who I Saw Today、♪Who Is She は彼女の踊りつきです。 そしてスタンダード♪I Didn't Know What Time It Was、♪Prelude To A Kiss、 インストで♪If I Should Lose You、道子さんお得意のブルース♪Confession Blues、 オルガンもギターも楽器が良く歌い、ドラムスがタイトにしっかりサポート。 ▶2nd.stage…インスト♪Round Midnight、道子さんが入って♪Use Me、 道子さんが尊敬するアービー・リンカーンの♪Birdalone、♪All Of You、 オルガンとのデュオで♪Georgia On My Mind、♪Come Rain or Come Shine、 ラテンのリズムで♪That's All、客席にコーラスを求めて♪All You Need Is Love。
|
|
一昨夜から、インターネットのライブ中継専門サイト、ユーストリームで 当店でのライブステージ中継を試験配信しています。 今後、毎夜8時ジャストからライブ中継をしていく計画で、近々正式稼働させる予定です。 テストがうまくいきましたら、正式にご案内したいと思っていますが、とりあえず このブログ欄を訪れてくれている方に、まず、ご覧いただきたいと思います。 今夜もテスト配信致しますが、試験中であることをご了解いただいた上で ご覧いただければ…と思います。ユーストリームは→「ここ」です。 なお、同サイトは、たくさんの方にご視聴いただくほど、上位に置かれます。 1枚目に置かれてない時は、BODY and SOULで検索してください。 |
|
2011.2.5 Sat アクシデントで開演が遅れた金曜夜 |
▶金曜夜は、グレース・マーヤ(vo)さんの弾き語り。メンバーは、 荻原亮(g) 江口弘史(b) ジーン・ジャクソン(ds) さんで、ユーストリームの 試験中継2日目でした。でも、どうしたことか、お店のPAの調子が突然 おかしくなり、スピーカーからノイズが出るアクシデントで、開演時刻が だいぶ遅れてしまいました。ごめんなさい。 ▶そんな中、マーヤさんは、半袖の黒っぽいミニワンピース姿で、 今流行の帽子をかぶってちょっと可愛らしく登場。信頼するミュージシャン と一緒に演奏できると嬉しそうでした。最近毎度のことながら、金曜夜は 客席も静かで、ミュージシャンたちも驚いています。マーヤさんは、 「今日は花金でしょ、さあ、ハッピーにいきましょう」。さすが浜ッ子、 マーヤさんの明るいキャラに救われました。 ▶1st.stage…♪Fever、♪Them There Eyes、♪My Favorite Things、 ♪Poor Butterfly はイントロのピアノがとても綺麗で、クラシックピアノを イメージしました。そしてガラッと雰囲気を変えて♪Caravan。 ▶2nd.stage…インストで♪What Is This Called Love、マーヤさんが入って ♪Angel Eyes はギターソロの楽器もよく歌いました。♪Nightingale Sang In Berkeley Square、ファンクのリズムで♪Black Coffee、マーヤさんがソロで ♪Blues、を歌ってからみんなで♪テネシーワルツ。アンコールは明るい曲。 (曲名を書き忘れました) ▶ライブ中継は、その後うまく調整され、マーヤさんのご希望もあって、 全ステージをテスト中継しました。いかがでしたか。 |
|
2011.2.6 Sun 昨夜のトミーさんのステージは、満席 |
▶《トミー・キャンベル オルガン-アイズ セッションバンド》トミー・キャンベル(ds) 河合代介(org) ハル高内(g) レイモンド・マクモーリン(ts) さん。この同じメンバーで 先月は金曜の夜でしたが、寂しい客席。でも土曜日だった昨夜の客席は、満席でした。 トミーさんもミュージシャンも、私もスタッフもホッとしました。そんな中、昨夜も ユーストリームの試験中継を行いました。 ▶1st.stage…オルガンとドラムスで♪A Girl From Ipanema、♪Close To You、 ギターが入って♪Poinciana、テナーが入って♪Holyland、♪Europa、♪Real Good'Un、 トリオによくマッチして、テナーの音がよく響きました。 ▶2nd.stage…オルガンとドラムスで♪My Fanny Valentine、ギターが入って ♪Jhon Broun Buddy、テナーが入って♪Greens、♪Mimoza、そしてトミーさんの 伯父さんである故ジミー・スミスの♪Jimmy's Short Chorus…ドラムソロでは客席と 手拍子の掛け合いをして大いに盛り上がりました。♪St.Thomas。アンコールで 聴きにいらしていたシンガーのライカさんを呼び出して♪What's New。初顔合わせ でしたが、キーを伝えるだけですぐ一緒に演奏できる…ジャズって素晴らしいですね。 お客さまも大層喜ばれて「また来ますよ」と多くの方から声をかけられ、ちょっと 元気と勇気をいただいた夜でした。 ▶昨夜も、このファンキーで明るくお茶目なメンバーによるライブ中継を、 ユーストリームでテスト配信しました。そこではツイッターもできるようで、何でも 宮崎県の方から「楽しませてもらっている」という書き込みがあったとか…すぐに 反応があるんですね。面白いですね。なお来週月曜日も、テスト中継します。 ご覧くださいませ。 |
|
2011.2.8 Tue 音楽は世界の共通語…そんな素敵なステージ |
▶寒さが逆戻りして真冬のような週明け昨夜は、片倉真由子(pf)さんのトリオ、 佐藤ハチ恭彦(b) ジーン・ジャクソン(ds) さんです。真由子さんはツアーで 四国からの帰り、ジーンさんも京都からの帰りたてでした。ジュリアード出身の 真由子さんは、英語は堪能ですが、時々通じない時があって困ってしまうことも あるとか。 ▶でも今夜は音楽の言葉でコミュニケーションでき、同じ言葉が通じる仲間で、 疲れもすっ飛ぶとおっしゃって嬉しそうでした。音楽に打ちのめされることも あるけど、音楽に救われることもある、とも。 演奏する側もそうですが、 聴く方でもそのとうりだと思いました。 ▶1st.stage…♪Mrs.Parker of KC、♪A Portrait Of Freddie ♪A Dancer's Melancholy、亡きお父様に捧げた♪Rising は、昨年暮れに亡くなった偉大な ピアニスト、ビリー・テイラーにも捧げられました。♪Solar。ジーンさんの サポートも素晴らしいステージでした。 ▶2nd.stage…真由子アレンジ♪Secret Love、♪Monks Walking、真由子アレンジ ♪Love Me Tender はリズムがどっしりとしてドラムが活かされたアレンジでした。 バラード♪Body And Soul、M.タイナーに捧げた♪Blues For Tyner、 アンコールはソロでスタンダードナンバー♪How Long Has This Been Going On …美しいピアノの音色がお店中に響きわたりました。 ▶昨夜も中継したユーストリームのテスト配信、聴いていただけましたか。 昨夜は上手くいきました。今夜もテスト配信いたしますので、よろしく。 |
|
2011.2.9 Wed 寒い夜でしたが…熱く燃えたステージ |
▶健吾さんが昨年帰国して初共演し、その時とても気に入った林さんと、昨秋 10日間にわたって北海道ツアーを行い、温泉に入るなど裸の付き合いをした仲。 中村健吾(b) 林正樹(pf) さんのデュオが昨夜のステージ。 ▶健吾さんはいつもキチンとスーツを着てステージに立ちます。悪天候でも、 大きなベースとスーツの入ったスーツケースを持ってきて着替えるのです。 さすがNYで鍛えた「プロフェッショナル」。服装も大切にされているのです。 昔のミュージシャンもラフなGパンでお客さまの前に立つなんてことはなく、 みなキチンとした格好でした。せひ見習ってほしいことのひとつです。 ▶みぞれまじりの寒い中、お客さまは少なかったですが、二人の心のこもった 熱い演奏に、客席は引き込まれました。いらした方は、またぜひ聴きたい、と 再演を希望される方も多かったですよ。 ▶1st.stage…健吾作♪Devine、林作♪幻灯、野球の松井選手に捧げた♪Fifty-five、 P.Gabrielの♪Don't Give Up、健吾作♪Midnight Blues …太いベースの音が 「これぞブルース」、林作♪イノシシとの決闘…題名の情景が目に浮かぶ面白さ。 途中ではイノシシの鳴き声も入りました。 ▶2nd.stage…林作♪Spirit Of The Forest はアルコ(弓)でメロディーを弾き、 とても綺麗で幻想的な曲でした。アップテンポな二人の掛け合いが楽しかった 健吾作♪Sugar Hill、 二人のハーモニーが綺麗な 林作♪愛、健吾さんの♪OP-OZ、 チャレンジングな曲の後、打って変わって静かなピアノからはじまった 健吾作 ♪Nostalgia、健吾作♪Mingus Finger、アンコールはみんなで手拍子を打って ♪Do You Know What It Means To Miss New Orieans。 ▶客席は寂しかったけれど、とてもいい夜でした。この素晴らしい演奏を 昨夜もユーストリームでライブ中継。テスト配信ですが、日を追うごとに だんだんよくなってきました。 |
|
2011.2.10 Thu 店内を包んだバランスの良い心温まるハーモニー |
▶岡崎正典(ts) 片岡雄三(tb) 山岡潤(euph) 紅野智彦(pf) 高道晴久(b) 高橋徹(ds)さんの 《南青山六丁目楽団》は、とてもユニークな、中低域楽器だけの六重奏団で、 柔らかく温かい、ハーモニーが素敵なサウンドが特長です。でもメンバー皆さんが 売れっ子実力者で、日にちを合わせてブッキングするのが大変。ステージが実現 するのが難しく、昨夜は久しぶりの出演でした ▶正典さんが演奏曲を決めアレンジしていますが、昨夜も素晴らしいステージング。 久しぶりとあって新曲も披露され、アレンジもよく考えられていて、まさに非の 打ちどころないステージでした。お客さまは、最初から最後までみなさん熱心に 聴いていらっしゃいました。途中からいらした方も口々に「こんな編成のバンドは 初めてで感動した」とお帰りになられました。 ▶1st.stage…♪All Of You、♪Up Jumped Spring、新曲♪Ray's Idea、 B.エクスタインのバラード♪I Want To Talk About You、アップテンポで A.ブレーキーバンドで有名な♪One By One。 ▶2nd.stage…S.ロリンズの♪Wail March、R.コニッツの♪Palo Alto …この 面白い曲はアレンジがとても活きていました。D.エリントンの♪Take The A-Train、 三管とドラムだけで1920年代のジャズの原点のような R.アームストロングの ♪Struttin' With Some Barbecue。そして片岡さんと山岡さんでバラード ♪Smoke Get In Your Eyes、全員で♪Blue Train、アンコールは「速さ」の テクニックの競争だ、と♪ドレミの歌 をみなさんが凄い速さで演奏して、 客席から拍手喝采をあびて終りました。 ▶MCでメッキの話が興味深かったのでご紹介すると…山岡さんのユーホニウムは 銀メッキ、片岡さんのトロンボーンは純金メッキ、岡崎さんのテナーは真鍮の上に 金のラッカーを吹き付けたもので、同じ管楽器でもそれぞれの好みで違う加工が されている。なぜか他の色がないのが不思議だけれど、きっと金か銀を持っていると 飽きがこず、安心なのではないか、とおっしゃっていました。 ▶音楽に真摯に向き合っているのが良く解る気持の良いステージでした。昨夜も この気持の良い演奏を、ユーストリームでライブ中継しました。今夜のテスト配信は 夜10時、2nd stage からです。ご覧ください。 |
|
2011.2.11 Fri 二つのいい音楽に接した三連休前夜 |
▶昨夕、日経ホールで守屋純子オーケストラのコンサートがあり行ってきました。 昨年も二月に同ホールであり、毎年必ずこの時期に行われています。今年は ジャズジャイアンツの曲をオーケストラ用にアレンジしたもの、それと オリジナル曲が演奏されました。客席はファンの方で一杯。当店のお客さまも 大勢いらっしゃっていました。 ▶メンバーは守屋さんを含めて17人編成、今年はその中に2人の女性が トロンボーンセクションに。また初めてパーカッションを入れて、これまでと ちょっと違った曲想のアレンジもありました。年に1度定期公演を続ける事は 大変なこと。それをキチンとやっている守屋さん。目標をしっかり持って 生きている…素晴らしいですね。尊敬いたします。 ▶終わって、会場にいらしたお客さまと一緒にお店にきました。ステージは、 私の大好きな《THE FORCE 》奥平真吾(ds) 宮川純(pf) 須川崇志(b) 太田剣(ts)さんです。 20代の宮川さん、須川さん、30代の太田さん、40代の真吾さん。ドラマーが リーダーですが、とてもバランスのとれた、いわゆるモダンジャズサウンドです。 ▶コンボの音楽を大きく左右するドラムもいいし、宮川さんのアレンジも新鮮で 素晴らしいと思います。そしてメンバーが同じようなグルーブ感覚を持って 演奏しているので、聴いていてとても心地よく感じます。ジャズファンにとっては たまらないユニットです。 ▶2nd.Stage (私が聴いたのはここから)…K.ギャレット作♪Computer G、 W.ショターの♪Infant Eyes、真吾作♪Fields Of Sisal、コルトレーンバージョンで ♪Body And Soul、E.ジョーンズの♪Taurus People、レスター・ヤングが 街を去る時にW.ショターが書いたという♪Lester Left Town では、レスターの 去る足音が聴こえてくるような旋律が印象的でした。 ▶まだあまり多くの方に知られてないユニットですが、みなさんぜひ一度 お聴きになっていただきたいと思います。この昨夜のライブ中継が、 2nd stage からテスト配信され、一部がアーカイブされています。 きっとファンになられますよ。 なお、今夜も10時 2nd stage からテスト中継いたします。 |
|
2011.2.12 Sat 明るく楽しいステージが繰り広げられた連休初日 |
▶大雪注意報の昨夜、《近 秀樹 with ティファニー》ティファニー(vo) さんと 近 秀樹(pf) 中村健吾(b) 柴田亮(ds) さん。近さんは昔当店が六本木にあったころ 出演されたことがありますが、今は活動の拠点が大阪で、南青山での出演は 昨夜初めて。ファンの方が大阪からも応援にいらしてくれました。 ▶雪降る中、予約のみなさまもキャンセルの方もなく大勢いらしてくれました。 三連休初日ということで、地方からの方も多く、小樽、仙台、福島、大阪… 終わってからのことが心配でしたが、東京では、すぐ雪も止んで小雨になり、 ホッとしました。 ▶ティファニーさんはシルバーのドレスにネックレスとイヤリング。そして シルバーの髪飾りでゴージャスに決めて登場。初顔合わせのメンバーでしたが、 偶然にも皆さん関西出身、というわけでもないですが、簡単なリハーサルで すぐ打ち解けました。そして、明るく可愛いティファニーさんが、イントロで 日本語の歌を上手に歌うと、お客さまは皆さん驚いていらっしゃいましたが、 最後まで熱心に聴いてくださって店内は終始和やかな雰囲気。CDも沢山 お買い上げいただきました。 ▶1st.stage…インスト曲♪I Love Walked In、♪What's New、ヴォーカルが入って ♪Take The A-Train、♪Someday My Prince Will Come、英語で♪荒城の月、 ♪I've Got You Under My Skin、ティファニーさんの作った♪To Love And Be Loved ♪Smil、♪That's All。 ▶2nd.stage…インスト曲♪Like Someone In Love、ティファニーさんが入って ♪My Fanny Valemtine、♪When Your Smiling、♪Feel Like Makin' Love ♪St. Thomas、♪Why Don't You Do Right はベースのどっしりしたイントロで、 深いグルーブ感もとてもよかったです。♪It Could Happen To You、 ♪赤トンボ〜♪Stardust、♪Bye Bye Blackbird、アンコールは♪Amazing Grace。 ▶メンバーのみなさん同士も「とても楽しかった。また一緒に演奏しましょう」 と約束し合っていらっしゃいました。昨夜も2nd.stage がライブ中継されましたが、 今夜も楽しい2ヴォーカルの2nd.stage をテスト配信の予定です。 |
|
2011.2.13 Sun 笑い声が絶えなかった楽しい週末の夜 |
▶伊藤大輔(vo) 山口有紀(vo) さんの2ヴォーカルと、ヒロ・モロズミ(pf,ky) 箭島裕治(b) トミー・キャンベル(ds) さんの《ヴォーカル-アイズ セッション》 有紀さんは黒いレースで腰にベルト、黒の模様入りのストッキングにパンプス。 大輔さんはシャツにベスト姿、今流行の帽子をかぶって登場。 ▶二人のフロントヴォーカルを、バック陣がしっかりサポートし自由にやらせる… そんな感じの楽しいステージで、掛け合いコントも面白く客席の笑いが 絶えない夜でした。でも実は、音楽的にはかなり高度なことをやっていて、 それを感じさせない二人は、本格的になりました。 ▶1st.stage…♪In A Mellow Tone、♪Pipoca、客席にお誕生日の方が2人いらして ♪Confirmation から♪Happy Birthday に。♪Con Alma、♪Tiny Love Song は、 コントが大受け。有紀さんがピアノのモロズミさんに突然振ったので、 照れながら即興で歌い応えて客席から拍手喝采でした。♪Just For Fun では トミーさんが手拍子から始まって胸やら足やらでリズムを叩き、どんどん発展。 二人の色んな歌が入って最後にテーマに戻りました。 ▶2nd.stage…♪Musician Talk、♪Selfish Fella…バレンタインチョコのコントが 入った♪You Must Crezy、♪Barcelona、♪Dream Life、♪Diddley Bop、 アンコールは♪Smil。小雨降る寒い夜でしたが、とても楽しい週末でした。 |
|
2011.2.15 Tue 雪の中、多くの蘭さんファンでホットな夜 |
▶大城蘭(vo) さんと平岡雄一郎(g) 福井ともみ(pf) 佐藤慎一(b) 平井景(ds) さんの バレンタインデーの夜。都内は予報をこえる雪で驚きました。でも蘭さんファンは、 雪などものともせず、大勢の方が応援に来てくださいました。アスリートの 蘭さんらしくファンの方も、毎日皇居を2週しているランナーや、見るからに 健康的な方が多く、悪天候をあまり心配しなくていい心強い応援団ですので お店としても助かります。 ▶そんなファンの方たちの期待を裏切らないようにと、蘭さんには毎回、 専属スタイリストの方がついて華やかに登場します。折しも昨夜はバレンタイン デーで、雪の中いらしてくれたお客さまに男女問わず、蘭さんがご自分で ラッピングしたチョコレートをプレゼント。みなさん嬉しそうでした。 蘭さん、歌い始めはちょっと風邪気味の声でしたが、歌っているうちに 声が出て来ました。この季節、シンガーは喉のケアが大変です。 ▶1st.stage…♪Day By Day、♪Green Dolphine Street、♪Let's Do It、 ♪I've Got You Under My Skin、♪You Don't Know What Love Is ♪Our Love Is Here To Stay、♪Almost Like Being Love、♪Bewitched ♪Love For Sale。 ▶2nd.stage…♪My Fanny Valentine、♪You Stepped Out Of A Dream、 ♪Pick Your Self Up、♪The Way You Look Tonight、♪Just One Of Those Things ♪Pennies From Heaven、♪On A Clear Day、♪My One And Only Love,、 ♪Day In Day Out、沖縄弁で♪里や我が太陽、♪You Are My Sunshine。 ▶外は雪。都内は久しぶりに雪が積もりました。皆さま滑って転んだり しなかったでしょうか…心配でした。でも、今日の強い陽射しで、渋谷や青山の 都心では、雪化粧もほとんど溶けてなくなりました。 なお、今夜も10時頃からライブ中継の予定です。雪で都心まで来られない方、 ご覧になってください。 |
|
2011.2.16 Wed 火曜日らしからぬ賑わいの、贅沢な夜 |
▶「雨男」の異名をとる福田さんですが、雪は朝にはやんで昨夜は久々の快晴。 その福田重男(pf) さんと、中村健吾(b) セシル・モンロー(ds) さんのトリオ。 予約なしのお客さまもいらっしゃって、お店は火曜日らしからぬ賑わいでした。 ミュージシャンも聴いてくださる方が多いと自然とノります。 ▶昨夜はベースに健吾さんが参加して、初めて福田さんのオリジナル曲を 演奏したのですが、同じ曲でもいつものサウンドとはひと味違いました。 ジャズという音楽の面白いところ。飽きない理由ですね。福田トリオの 常連のファンの方も同じ思いで聴かれたのではないかと思います。 ▶1st.stage…♪How Deep In The Ocean、♪I Love You、ビートルズの ♪Blackbird、♪My Ship、ボサノバで♪Estate、T.モンクの♪Rhythming。 ▶2nd.stage…福田作 Photograph、♪Rachel's Lament 、綺麗なバラード ♪Peacock、♪Come Rain Or Come Shine、♪Mohas Alive はセシルさんの ソロがとても良かったです。♪Relaxi'n Camarillo、アンコールは、 聴きにいらしていたチャリートさんを呼び出して♪Nearness Of You、さらに 同じく聴きにいらしていたライカさんを呼び出して♪What's New。お客さまは、 二人のヴォーカルも聴けて大喜び。チャリートさんライカさん、トリオに 花を添えてくださってありがとうございました。 ▶このところ連夜 USTREAM でライブ配信中ですが、その中継をご覧になって すっ飛んで来た方もいらして驚きました。家にいてこんな素晴らしいトリオが 聴けて嬉しい、との書き込みもありました。試験配信もようやく画像や音質が 改善されてきました。そろそろ本格配信を始めたいと思っています。 |
|
2011.2.17 Thu 張り切ってテンションの上がった岸田さん |
▶岸田さんの《ファンキーボーイズ ジャズバンド》、昨夜のメンバーは 岸田恵士(ds) 菊池太光(pf) 楠井五月(b) 岡崎好朗(tp) 越智巌(g) さんで、 岸田さん以外は20代と30代の若いミュージシャンです。昨夜は、1st.stage から USTREAM で中継したのですが、一番年長の岸田さんが張り切って、 だいぶテンションが上がっていました。 ▶1st.stage…♪Straight No Chaser、♪Cantaloupe Island、岸田作 ♪Cool Down、バラード♪When I Falling Love、岸田作♪きずな。 ▶2nd.stage…岸田作♪Barny ♪大都会の遊牧民 、♪How High The Moon、 ♪Lover では岡崎さんのトランペットが凄く良くて盛り上がりました。 遊びにいらしていたシンガーソングライターのリサさん を呼び出して ♪Fiy Me To The Moon。彼女は沖縄在住で、これからデビューする方ですが なかなかパワフルな良い声でした。そしてリクエストに応えて、アップテンポに ♪Night In Tunisia で賑やかに終演。皆さま満足されてお帰りになられました。 ▶昨夜のライブ中継は、各ステージのはじめを3曲ほど配信したのですが、 新機材のため途中で音が切れたりしてちょっと不具合がありました。 いろいろ調整が難しいようですが…本格配信までもうしばらくお待ちください。 |
|
2011.2.18 Fri ジャズ好きの女性の想いが実現したステージ |
▶《向井滋春セクステット》昨夜のメンバーは、向井滋春(tb) 近藤和彦(as) 佐々木史郎(tp) 今泉正明(pf) 楠井五月(b) 広瀬潤次(ds) さんでしたが、実は、 このメンバーは、当店の常連さんの女性の想いが実現したステージなのです。 彼女はジャズが大好きで、いつも色々なグループを聴いていらして、たまには ぜひとも自分好みのメンバーで、当店でお聴きになりたい、と申し出られ、 それに応えてブッキング&スケジューリングしたものです。 ▶このメンバーの三管は、持ち味がそれぞれ違うのですが、うまく融合して これまでの三管とはまたちょっと違う味わいがありました。近藤さんは、 ご自分の曲を忙しい中夜なべして、いつもの三管とは違うアレンジに 書き直しされたそうです。ホントに熱心ですね。 ▶向井さんも久しぶりの三管で張り切っていました。トランペットの 佐々木さんは当店は久しぶり。ご自分の譜面を持参して演奏されました。 ピアノトリオは、この3人を良く聴きながら、心のこもったサポートで 新しいサウンドを大切にしていたのが印象的でした。 ▶1st.stage…W.ショーターの♪Black Nile、♪This Is For Albert、 F.ハーバードの♪Little Sunflower で近藤さんはソプラノサックスに、 佐々木さんはフリューゲルホーンに持ち替えました。向井作 ♪Abu Simbel…ソプラノサックスとトラッンペットにミュートをつけて ソロ。ドラムソロも歯切れ良く向井さんの曲が活きていました。 ▶2nd.stage…ソプラノサックスとトランペットがミュートをつけて ソロを取った J.コルトレーンの♪Syeeda's Song Flute、向井作品 ♪Subconsciousness(潜在意識)、近藤作品♪The Sixteeth Night は 綺麗なバラードで三管がそれぞれの思いを込めてソロを聴かせました。 ♪What Is Thing Called Love、アンコールは♪Star Eyes。 ▶客席は、男性のお客さまが驚いていたほど多くの女性がいらしてました。 最近強く感じることですが、いま日本のジャズを支えているのは圧倒的に 女性の方です。しかも熱心な方が多く、昨夜のようにご自分で好きな メンバーをプロデュースされる方も、これからは多くなるかも知れません。 そんな方に、メンバーを自由に組める私のことを羨ましがられますが… 「一生貧乏でその日暮らしでよければ…」と言っている今日この頃で、 なかなか信じてもらえないですが、本当のことです。 ▶長くなってしまいました。昨夜も1st,2nd 各ステージの前半がライブ中継 されました。今夜も2つのステージを配信する予定です。 |
|
2011.2.19 Sat ファミリーで楽しめたM.ジャクソン特集 |
▶チャリート(vo) さんの昨夜は、堀秀彰(pf) グレッグ・リー(b) 加納樹麻(ds) さんと、マイケル・ジャクソンの曲を中心にしたステージでした。マイケルは 子供たちにも大人気で4歳の私の孫も大好きですが、お嬢様のお誕生日祝いを かねて三人のご兄弟と一緒にいらしたご家族もありました。 ▶チャリートさんの歌にお子さまたちもしっかりリズムをとって熱心に聴いて いらっしゃいました。途中で♪ハッピーバースディをチャリートさんと、 客席のみなさんが合唱する中、ケーキのロウソクを吹き消しました。きっと 忘れられない思い出になったに違いありません。 ▶リズムがしっかり感じとれるグルーブ感が気持良く、チャリートさんも、 ミュージシャンも客席も、みんなが楽しんだ夜。特集も選曲もレパートリー の多いチャリートさんならではのステージでした。 ▶1st.stage…♪Rock With You、♪Man In The Mirror、♪Heal The World、 お子さん達に話しかけて♪ハッピーバースデイで誕生祝い。そして♪People、 ♪I've Got My Eyes On You、♪Never Can Say Good Bye、 ♪He's Out Of My Life、最後はジャズスタンダードナンバー ♪I've Got You Under My Skin。 ▶2nd.stage…私の孫のレイちゃんも大好きで口ずさむ♪Human Nature、 ♪I'll Be There、♪Change The World、スタンダード曲♪All Of You、 M.ルグランの♪How Do You Keep The Music Playing、♪Nature Boy ♪A Song For You、♪Can't Help It、アンコールは♪They Say It's Wonderful。 楽しく温かな雰囲気の金曜日の夜でした。 |
|
2011.2.21 Mon お気に入りメンバーでパワフルなステージング |
▶土曜日は私の孫のレイちゃん(4歳)の幼稚園で、学芸会がありました。 父兄のファミリーが大勢やってきて、みなさん前の方の席をとるために 朝の7時半から幼稚園の前に列を作って並びました。客席は園児の数より 父兄のファミリーが圧倒的に多く、少子高齢化の縮図を見る思いでした。 (ライブフォト欄に番外写真あります)。 そんな訳で私の体内時計が狂ってしまい、土曜の夜のご報告が、 今日になってしまいました。 ▶ウィリアムス浩子(vo)さんと、彼女のお気に入りトリオメンバー 後藤浩二(pf) 中村健吾(b) ジーン・ジャクソン(ds) さんのステージです。 浩子さんは薄いピンクに黒の柄が入ったシルクのミニワンピース。 黒のベルトに黒のストッキングとパンプス。胸にはハート形の黒い ネックレス…といつも工夫を凝らした衣装で登場します。 ▶健吾さんはいつも通り、三つ揃いのスーツにネクタイ。お揃いの ポケットチーフが素敵でした。ジーンさんもスーツ姿で決めています。 ミュージシャンが正装のステージは締まって気持ちがいいですね。 ▶お客さまは浩子ファンも多く、浩子さんの優雅なステージの週末を ゆっくり楽しんでいらっしゃいました。ピアノの後藤さんは、いつも ながらとてもユニークなキャラクターで、ユーストリームの試験中継の ことを聞くと「僕の顔をキムタク風に加工して流してください」と 冗談をおっしゃっていました。 ▶1st.stage…♪Just In Time ♪A Time For Love、♪Love For Sale、 お誕生日の方がいらして♪ハッピーバースデイ、♪Fly Me To The Moon ♪I Could Write A Book、アップテンポで♪My Favorite Things。 ▶2nd.stage…♪Cry Me A River、♪All The Things You Are、 ♪The Ballad Of The Sad Young Man、♪I Can't Give You Anything But Love、 アップテンポに♪Caravan、アイルランド民謡♪The Water Is Wide、 アンコール♪Softly As In A Morning Sunrise。ジーンさんのソロが凄くて 大層盛り上がったところで楽しい週末が終りました。 |
|
2011.2.22 Tue 遅くまで演奏が続いたハプニングステージ |
▶新しいアルバムを現地で一緒に制作したアトランタ在住の貴奈さんを迎えて、 TOKU(vo,flh)ちゃんと、宮本貴奈(pf) 楠井五月(b) 福森康(ds) 吉田智(g)さんの メンバーは、週明け月曜なのにお客さまが大勢いらっしゃり、みなさん最後まで 楽しまれた昨夜のステージ。 ▶4月27日リリースされるこのCDは、スティービー・ワンダーの曲をカバー したもので、貴奈さん以外はアメリカのミュージシャンたち。みなさん 気持良く引き受けてくれて、アトランタでレコーディングしたものです。 スティービーとは全く声質が違うTOKUちゃんが歌うと、さてどんなものに なるのでしょう…。アレンジも、みんなで知恵を出し合って素晴らしいものに 仕上がったそうで、TOKUちゃんの自信作です。昨夜は、これまでのCDの 中からと併せて、新しい曲が披露されました。 ▶1st.stage…♪A Whole New Life、♪Rock With You、お馴染みの♪She、 ♪Half Moon Boy、スタンダード曲♪My Shining Hour、ベースとデュオで ♪Fly Me To The Moon、♪Send One Your Love、♪My Cherie Amour。 ▶2nd.stage…♪Do-Re-Mi、♪Lovers or Nothing At All、♪Part-time Lover、 ♪Cheaf、♪Again、福森さんのソロのタッチが綺麗で凄かった♪Nostalgikos、 ♪Kiss of Life、アンコール♪Our Love Story では客席も一緒に合唱しました。 ▶さてこの後、いまブルーノート東京に来日出演している ロイ・ハーグローブ(tp) さんが楽器を持って入って来ました。彼はジャムがしたくてブルーノートが 終わってからやってきたのです。そんなわけですから、また皆で演奏がはじまり、 5曲も演奏されました。最後に♪Body And Soul をTOKUちゃんと二人で歌って、 満足してお帰りになりました。私は、トランペットはもちろんですが、彼の歌も 味があって大好きです。かなり夜が更けましたが、贅沢な時間をいただいき 私も大満足。ミュージシャンも一緒に演奏できて嬉しそうでした。 彼はきっと今夜もいっらしゃるに違いありません… |
|
2011.2.23 Wed ジャズの黄金時代を思い起こす熱いサウンド |
▶松島啓之(tp) 山田穣(as) 今泉正明(pf) 楠井五月(b) 広瀬潤次(ds) さんの昨夜。 ベースの楠井さんだけが20代で最近このグループのレギュラーになったのですが、 他の方は長年一緒に活動しているお仲間です。みなさん普段はおとなしく、 無口ですが、演奏になるとガラッと変わって熱いプレイを繰り広げます。 ▶昨夜の演奏はそれぞれのいいところが良く出て、素晴らしい最高の演奏でした。 いつも聴いていらっしゃるファンの方も、初めて聴いたブラジル大使館の方々も、 今夜は最高に良かったとおっしゃってくださり、私もスタッフも嬉しい夜でした。 USTREAM でライブ中継を観ていた方からも「最高イエー!!」と書き込みが ありましたよ。 ▶1st.stage…♪The Kicker、♪Con Alma、バラード♪I Can't Get Started は、 トランペットとアルトサックスが味のあるソロでした。♪Take Your Pick は、 ベースとドラムスがピタッと寄り添ってサウンドを根元から支えて、とても 気持よかったです。 ▶2nd.stage…♪Woody'n You、F.ナバロの♪Nostalgia はとても懐かしい感じが しました。名曲♪My Ship、アップテンポで♪Cherokee、アンコールは ♪I'll Close My Eyes。中身の濃いとても充実した夜でした。 |
|
2011.2.24 Thu 2つのクィンテットに酔った贅沢な夜 |
▶昨夕、ブルーノート東京にロイ・ハーグローブ・グループを聴きに行きました。 全員若い黒人ミュージシャンのクィンテット。私とロイさん、そして同じ グループのジャスティンさんは、彼らが18歳の頃からのお付き合いです。 私は息子のような親しみを感じていますが、彼等も「東京のお母さん」のように 感じているようです。 ▶演奏は、大げさで派手な事はなにもしないのに良くグルーブして、センスが 光るプレイ。ロイさんの味のあるヴォーカル♪Never Let Me Go を聴いていたら、 私は思わず涙がこぼれてしまいました。ラテンの曲ではステージの袖で、 格好よくステップを踏んで踊っていました。何をしてもサマになる才能豊かな人 だとつくずく思いました。 ▶お店に戻るとステージが始まっていました。こちらは2サックスのクィンテット。 メンバーは、辛島文雄(pf) 池田篤(as) 岡崎正典(ts) 川村竜(b) 小松伸之(ds) さん。 辛島さんが一番気に入っているメンバーです。実力者二人のフロントは、 楽器がよく歌い、辛島さんも楽しくてしかたないといった感じ。辛島さんが 育てた川村さん小松さんも、一皮むけたような成長ぶりでした。 ▶1st.stage…♪Along Came Betty、♪Lime House Blues、♪Waltz For Monk ♪A Flower Is A Lovesomething、♪Straight No Chaser。 ▶2nd.stage…辛島作♪Be Happy Please、B.ハッチャーソンの♪Subtle Neptune、 H.エリスの♪Detour Ahead、♪Norwegian Woods、♪Straight Up And Down、 最後は♪Body And Soul。スリルとスピード感溢れるステージで、私にとっては 2つの素晴らしいグループの演奏を聴けた贅沢な夜でした。 |
|
2011.2.25 Fri メンバー変わってサウンドも変化《フロントページ》 |
▶今月は、サウンドの要ともいえるドラマーが大坂昌彦(ds) さんに変わり、 トロンボーンの片岡さんのピンチヒッターで池田雅明(tb) が入りました。 2人とも少しのリハーサルで、初見で難しい曲を演奏されました。 サウンドは、演出力ある大坂さんのドラマーの実力が遺憾なく発揮され、 安心して楽しめた生音オーケストラでした。 ▶1st.stage…三木作♪Stop And Go…ソロをとったのは、三木俊雄(ts) 岡崎好朗(tp) 福田重男(pf)。♪Moon Flower は、福田重男(pf) 奥村晶(tp) ソロ。 上村作♪The Last Phase Of The Moon は上村信(b) さんのイントロ後、 浜崎航(ts) 浅井良将(as) ソロ、♪Matilda Long ver.は 池田雅明(tb) 福田重男(pf) 三木俊雄(ts) ソロ、三木作♪Quantum Leap は岡崎好朗(tp) 浜崎航(ts) 大坂昌彦(ds) さんがそれぞれソロをとりました。 ▶2nd.stage…♪Devil May Care …岡崎好朗(tp) 福田重男(pf) 三木俊雄(ts) ソロ。 三木作♪Happy Hour…山岡潤(euph) 浅井良将(as) 上村信(b) ソロ、 ♪Onece I Believed…岡崎好朗(tp) 福田重男(pf) ソロ、♪Stepping Stone …奥村晶(tp) 三木俊雄(ts) 大坂昌彦(ds) ソロ、アンコールはスタンダード曲♪Time On My Hands。 ▶このユニットは5年前に一度アルバムをリリースしています。今は新曲も たくさんでき、もう一度レコーディングする機会を待ち望んでいます。 でもご時世、レコード会社はなかなか話に乗ってくれないようです。 本当にもったいないですね。どこか出してくれる会社はないかしら… でも、ジャズは生音が一番。ぜひライブ演奏を聴きにいらしてくださいね。 |
|
2011.2.26 Sat 活気溢れる《Keep Going》のステージ |
▶ドラマー歴50年にして去年初のリーダーアルバムをリリースした海老沢さんの クィンテット。海老沢一博(ds) 林正樹(pf) 坂井紅介(b) 小池修(ts) 竹内直(ts,cl) さんです。海老沢さんは毎朝6時半から2時間、みっちりドラムの練習をして いらっしゃいます。アルバムをお買い上げいただいた方たちに感謝して彼らを 裏切ることがないよう毎日精進しているのだそうです。お酒も控え体調にも気を つけて、次のアルバムが出せるように努力しているのです。なかなか出来る ことではありませんよね。 ▶そんな彼がリーダーですから、メンバーも音楽への彼の熱い思いを共有して 演奏します。昨夜は新曲も披露され活気があってとても楽しいステージでした。 奥様のペコちゃん(伊藤君子さん)もいらして最後まで聴いていました。初めて 聴かれたお客さまも、とても楽しまれたようで「また絶対聴きにきますよ」と お帰りになりました。 ▶1st.stage…J.コルトレーンの♪Moment's Notice、W.ショーター♪Foot Prints、 小池作品♪Manhattan Cafe、同じくお父様に捧げたバラード♪P.S.I ThankYou、 ♪Cappuccino。 ▶2nd.stage…活気溢れるとても面白い林さんの曲♪Japamenco、D.エリントンの ♪Caravan はテナーとバスクラをフィーチャーしてドラマチックなアレンジ。 A.ピアソラ作♪Oblivion はバスクラリネットのイントロで、とてもエキゾチックな 曲でした。珍しい速いテンポで、2テナーをフィーチャーした♪You Don't Know What Love Is、そして「社歌」♪Body And Soul、アンコールは♪Miles Tone でした。 ▶春のような暖かさの昼間でしたが、夜は一変して寒い北風。でも、活気のある 演奏を聴いた後で、私は気持よく帰宅できました。 |
|
2011.2.27 Sun リラックスの中に緊張感…ベテランらしいステージ |
▶週末は、伊藤君子(vo) ユキアリマサ(pf) 坂井紅介(b) 加納樹麻(ds)さんら、 ベテランたちのステージ。ペコちゃんはシルバーのシルクのドレスに、 首にはグレーのストールを巻き、パールのネックレス。石の飾りが綺麗な グレーのヒール…で上品にシックに決めて登場。 ▶演奏する事が楽しくて仕方ないようなリラックスしたベテランらしい演奏で、 でもそれでいて緊張感のあるいいステージでした、演奏する時は、いつも 裸足になって叩くドラマー加納さん。冬はハイハットを踏む足が冷えるのでは… と思うのですが、でも一年中裸足なのです。直に楽器に触れるとスピード感が 違うのかしら…今度聴いてみましょう。いずれにしろ、ミュージシャンは 集中している時の顔が素敵ですね。 ▶1st.stage…♪On A Clear Day、♪Let It Be Me、♪But Beautiful、 アルバム「まっかなおひるね」から♪四角い海。これはかなり難しい曲で 音程をとるのも大変。白石かずこさんが、街から銭湯がなくななることを 惜しんで詩にしたものです。♪Cry Me A River…長年のおつきあいですが 私はペコちゃんがこの歌を歌うのを初めて聴きました。♪I Cried For You、 泣いた次は笑いましょう、と♪Smile。 ▶2nd.stage…リクエストされた曲♪Everything Must Change、 ♪Some Times I'm Happy、♪Soldier In The Rain、♪Speak Low、 ♪Spring Can Really Sang、You Up The Most、♪Summertime ♪September In The Rain、♪Sophisticated Lady… この選曲お気づきですか。頭文字「S」シリーズです。選曲もペコちゃんらしく 楽しいですよね。アンコールは♪You've Got A Friend。楽しい週末でした。 ▶昨夜はスタッフの都合で USTREAM のライブ中継を配信できませんでした。 楽しみにしていらした方、ごめんなさいね。 |
|
|