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 Weblog by Kyoko (過去のブログはカレンダーを戻してネ)
  3.1 Sun 月末の夜に相応しい賑わいで少しホッとしました
  3.3 Tue 熱心なTOKUちゃんファン
  3.4 Wed エネルギッシュで躍動感のあるクィンテット
  3.5 Thu グルーブ感とスピード感にあふれたホットなステージ
  3.6 Fri 与世山さんファンで一杯のはずが…
  3.7 Sat 与世山さん2 Days、2日目も残念なことに寂しい店内
  3.8 Sun 土曜日にお客様が集中するようになってきました
  3.10 Tue ドラムレストリオの優雅なステージ
  3.11 Wed 相変わらずお客様の少ない店内
  3.12 Thu お店をはじめてから今まで経験したことのない不況
  3.13 Fri ファンキーで楽しいステージも相変わらず寂しい客席
  3.14 Sat 久しぶりにお客様で賑わい楽しいステージ
  3.15 Sun さらに進歩したNYトリオに、原さんのトランペット
  3.17 Tue 片岡さんのおしゃべりも楽しいクァルテット
  3.18 Wed 横山達治さんの楽しい楽しい誕生日ライブ
  3.19 Thu 新しいCDがもうすぐ発売予定のクァルテット
  3.20 Fri ファンの方たちで賑わった誕生日ライブ
  3.21 Sat ミュージシャンの踊りもでるハプニングで大賑わい
  3.22 Sun オバさんのエンターティナーぶりを堪能
  3.24 Tue 素晴らしいテクニックとタッチの真由子さん
  3.25 Wed オバさんに刺激された《What's Up? 》
  3.26 Thu 一日遅れのブログになりましたが…
  3.27 Fri 【ピアノが無事退院】
  3.27 Fri 辛島さんのクァルテットでピアノを「筆おろし」
  3.28 Sat 久しぶの賑わいだったとても楽しい金曜の夜
  3.30 Mon 納得しながら聴いていた昇子さんの歌
  3.31 Tue 若いナイスガイたちのクァルテット


  2009.3.1 Sun   月末の夜に相応しい賑わいで少しホッとしました
市原ひかり(tp) 掘秀彰(pf) 中林薫平(b) 吉岡大輔(ds) さんのメンバーで、いつもと
違って、1st.stage の1曲目に♪I Thought About You とスタンダード曲を現代の
若者風にアレンジしたもので始まりました。そして♪走馬灯 ♪朝日のように
さわやかに ♪And They Lived Happily Ever After ♪みつけた。 2nd.stage は、
♪Begining、♪There Is No Greater Love では意表をつくアレンジに外人の
お客さまから「Oh! My God」のかけ声。それから♪I Will Wait For You 。そして
ここB&Sで演奏する時は家に帰ったような気持、と♪Home 。♪It Could Happen
To You では大向こうから「ブラボー!」のかけ声。アンコール曲は♪Spring Field
でしたが、アレンジなどが全て新鮮で、やっぱり若い感覚はいいですね。今、来日
公演しているケルン音響楽団のトランペット奏者がおみえでしたが、ひかりさんを
とても褒め、サントリーホールのコンサートに招待したいとおっしゃってました。
地方からのお客様も大勢見えていて、久しぶりに賑わった夜でした
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  2009.3.3 Tue   熱心なTOKUちゃんファン
メンバーは、TOKU(vo,flh) 柴田敏弥(pf) 安田幸司(b) 塩川俊彦(g) 大槻カルタ
英宣(ds) さん。月曜日は閑古鳥が鳴く夜も多いのに、さすがTOKUちゃんですね。
客席が8割がた埋まりました。演奏は主に新しいCDの中から ♪Rock With You
♪Nostalgikos ♪Againなど。最後は ♪Our Love Story をみんなで合唱して
和やかなステージが終了しました。
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  2009.3.4 Wed   エネルギッシュで躍動感のあるクィンテット
寒い雪まじりの悪天候の中、お客様はいらしてくれるかしら、と心配していたの
ですが 海老沢一博(ds)坂井紅介(b)小池修(ts)竹内直(ts)林正樹(pf)さんのクィンテット
リーダーである海老沢さんがたくさんの方に声をかけてくださり、皆さん応援に
駆け付けてくださって、客席はほぼ満席にうまりました。1st.stage は、
♪Maiden Voyage♪Milestone♪My One and Only Love♪A Night in Tunisia …
テナーバトルがすごく面白くて、客席は歓声の嵐でした。2人のテナーを起用した
編成、その特長と良さがとてもよくでていました。2nd.stage はハッピーに
♪It Don't Mean A Thing ♪Watermelon Man ♪Caravan ♪Ballad By Nao
♪Impression 。お客さまは迫力ある演奏に引き込まれ、外の寒さとは対照的に
熱い店内。皆さん、元気をもらって寒い雪の中を笑顔でお帰りになられました。
ジャズって、やっぱり素敵な音楽ですね。
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  2009.3.5 Thu   グルーブ感とスピード感にあふれたホットなステージ
久しぶりの、西藤大信(g) さんと、クリヤ・マコト(pf) 坂本竜太(b) 天倉正敬(ds)
さんのメンバーで、雨にもかかわらず客席は女性ファンと男性でほぼ満席。
坂本さんは初参加でしたが、1時間ほどのリハーサルで西藤さんのオリジナル曲を
しっかりマスターして楽しんで演奏していました。クリヤさんも、ピアノを前に
するといろんなアイデアが湧き出てくるのか、途中でどんどん変化するサウンドに
西藤さんも楽しそうでした。天倉さんのドラミングも心地よくプレイヤーみんなが
自由に一緒に楽しんでいるから、お客様も楽しいはずです。客席からは時々歓声が
あがっていました。小沼ようすけ(g) さんが2nd.stage の途中から遊びにみえ、
アンコール曲は2ギターになりました。ギター二人の相性がとても良くでた♪Oleo
で楽しい夜は終わりました。
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  2009.3.6 Fri   与世山さんファンで一杯のはずが…
いつも与世山さんのファンでお店は満杯になるのに、昨夜はなぜか空席が目立つ
店内で、私としても原因が分からず、わざわざ沖縄から来ていただいているのに
申し分けない思いでした。ステージは、与世山さんとは初顔合わせのピアニスト、
掘秀彰さん、そしてお馴染みの鈴木良雄(b)さん、彼女とは古い付合いの村上寛(ds)
さんのトリオで打合せだけのぶっつけ本番でしたが、掘さんが初めてとは思え
ない程しっかりサポートしてくださり彼を抜擢した私としても嬉しくなりました。
1st.stage ♪You Be So Nice Come Home To You ♪So In Love ♪You Must Be
Leve Spring ♪Another You。2nd.stage はインストで♪Bolivia♪Along Together
の後、♪You've Got A Friend ♪Blue Sky♪Time For Love ♪Suny Side Of The
Street ♪What A Wanderful World …いずれも、いつものように説得力溢れる
ステージでした。与世山さんの2Days、今晩も同じメンバーでお送りします。
生憎の雨模様ですが夜には上がりそうですので、是非お越しください。
お待ちしております。
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  2009.3.7 Sat   与世山さん2 Days、2日目も残念なことに寂しい店内
与世山さん2Daysの2晩目。メンバーは、昨夜と同じ、与世山澄子(vo)
鈴木良雄(b) 村上寛(ds) 掘秀彰(pf) さん。客席には空席が目立ち、相変わらずの
金曜日の夜。このところ昨年とは様変わりの金曜日です。1st.stage
♪All Of Me♪You Do Something To Me ♪The Man I Love ♪Poor Butterfly
♪What Little Moonlight Can Do 。 2nd.stage ♪Suny Side Of The Street
♪My Fanny Valentime ♪You've Got A Friend ♪I Will Be Seen You 。
リクエスト曲 ♪What Wonderful World では、客席も自然と一緒に合唱していま
した。いつも静かで、なのに力強い説得力があリ、そして愛らしく…素晴らしい
シンガーなのに、今回はお客さまが少なく、悔やまれる残念な2Days でした。
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  2009.3.8 Sun   土曜日にお客様が集中するようになってきました
最近は、お客さまが土曜日だけに集中するようになりました。ウィークデイも
平均的に来て頂けると有難いのですが、昨夜などはせっかくいらして頂いたのに
入店できず、お断りした方もいました。残念でなりません。実は昨夜は、外人の
誕生日会が2組も予約で入り、店内は大賑やかで、しかも外人ばかり。国籍不明の
店内でした。マーヤさんが復帰後初の出演だったので、マーヤさんファンは静かに
音楽に浸ろうとみなさん楽しみにいらしたようでしたが、ちょっと雰囲気が違った
と思います。ごめんなさいね。でも英語がネイティブのマーヤさんが、外人たちに
話しかけて巧みにステージングしてくださいました。
ステージは、グレース・マーヤ(pf,vo) 荻原亮(g) 鈴木良雄(b) 大坂昌彦(ds) さんの
メンバー。1st.stage はギタートリオで ♪Love Letters、マーヤさんが入って
♪All Or Nothing' At All ♪Polka Dots & Moonbeams ♪Dat Dere ♪Cold Cold Heart
ウェストサイドストーリーから♪Maria そして♪Cabaret 。2nd.stage はベースと
デュオでスタートし♪Like Someone In Love、ファンクのリズムで♪My Romance
♪Aqua De Beber ♪Feel Like Makin' Love ♪Charade、バラードで♪Everytime
We Say Good Bye ♪East Of The Sun、アンコール曲は♪Willow Weep For Me…と
バラエティ富んだ選曲で、素晴らしいサイドメンと共に満員の客席を魅了しました。
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  2009.3.10 Tue   ドラムレストリオの優雅なステージ
昨夜は、里見紀子(vln) 今泉正明(pf) 生沼邦夫(b) さんのドラムレス トリオ。月曜日
だったのに、里見さんファミリーがお仲間に声を掛けてくださり、若い女性の
お客さまたちがステージ前の席にずらりと並んで、お店の雰囲気も和みました。
1st.stage、里見さんのオリジナル曲 ♪約束は、ご自分への約束のことだそうですが
とても素敵なバラードでした。1st.stage の最後、モンクの♪エビデンス では、
ヴォイスパーカッションの北村さんが飛び入りし、一緒にプレイしたのですが、
ボリウム的にもヴァイオリンととても相性が良いと思いました。北村さん、
2nd.stage では、ハービー・ハンコックの曲やスティービー・ワンダーの曲などに
参加して客席を湧かせていました。紀子さんは、いつもセンスの良い衣装で、
にこやかにステージ中央で演奏する姿は、何とも優雅で素敵ですね。
目も楽しませてくれたステージでしたよ。
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  2009.3.11 Wed   相変わらずお客様の少ない店内
オリジナル曲中心の演奏をする 峰厚介(ts)清水絵理子(pf)生沼邦夫(b)村上寛(ds) さん
のメンバーで、絵理子さんがとても勉強しているのがよくわかるステージでした。
途中、当店の前のワインバーで、ウチと共通のお客様から美味しいワインを一緒に
飲みましょう、とお声がかかり、お客様が少なかったので御馳走になりに行き、
戻って来たらステージはもう最後の方でした。客席には、鈴木良雄さんがお弟子
さんである生沼クンを聴きにみえていました。また、今ブルーノート東京に出演中
で当店にも出演したことのあるシンガー、クラウディアさんがいらして、昼間、
小曽根さんの New CD をミックスダウン中のスタジオに遊びに行ったら、
素晴らしいラテンジャズだったとおっしゃっていました。
出来上がりが楽しみですね。
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  2009.3.12 Thu   お店をはじめてから今まで経験したことのない不況
《GENERATIN GAP》メンバーは、鈴木良雄(b) ハクエイ・キム(pf) 大村亘(ds)
中村恵介(tp)佐藤恭子(as)さん。スタンダード曲とオリジナル曲を演奏するユニット
で、サウンドが奇麗で皆がよく勉強していてバランスも良く、素晴らしいのですが
お客様は常連さん4人と外人3人だけ。みなさん最初から最後まで聴いていかれ
ましたが、客席のあまりの寂しさにお客様も心配してくださり、夕方から雨が降り
寒くなったせいだよ、と慰めてくださいました。ミュージシャンにも申し訳なく、
つらい夜でした。この月末にはあちこちの会社で契約社員の方がリストラされる
と聞きました。不況風は、とうとう嵐になってきたようで、自分のことも含めて
いろいろ心配です。
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  2009.3.13 Fri   ファンキーで楽しいステージも相変わらず寂しい客席
トミー・キャンベル(ds)さんのオルガンセッション、いつもの河合代介(org)さんの
他、岡安芳明(g)トリオの面々が初参加しました。1st.stage は、♪Main Stem
♪Mack The Knife ♪Be Yourself、 バラードで ♪Loura 、そして、トミーさんの
伯父さんジミー・スミスの♪J.O.S、♪Midnight Special。お客様は少なかったですが
ステージはお茶目でファンキーな河合さんと、トミーさんとの相性がとてもいい
岡安さんとで大変盛り上がりました。2nd.stage は、♪All Day Long ♪Suger Hill
♪Jimmy's Shout Chorus、ここでドラムソロが入りました。トミーさんは、色々な
テクニックを披露。初めてのお客様は、観て聴いて大喜びしていました。でも私は
ちょっと長すぎるかな、と思いましたが…。♪I'll Close My Eyes ♪Satin Doll で
終演になりました。河合さんは180キロもある楽器を搬入・搬出しなければならず、
昨夜のようにお客様が少ないとホントに申し訳なくなってしまいます。
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  2009.3.14 Sat   久しぶりにお客様で賑わい楽しいステージ
トミーさんのセッションバンド、昨夜はヴォーカル セッションで、ティファニー
さんと伊藤大輔さんの2ヴォーカルに、ケイ柴田(pf) グレッグ・リー(b) さん。
このところ金曜日がヒマだったのですが、久しぶりにお客様で賑わいました。
グルーブ感のある素晴らしいトリオに乗って、アドリブがどんどん出てくる
フロントの二人に、お客様もノッてほとんどの方が最後まで楽しんでいかれ
ました。私もお客さまにワインを御馳走になり久々に楽しむことができました。
お客様が少ない夜は、責任を感じていつもすまなそうにしているトミーさんも、
昨夜はホッとしたようでした。
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  2009.3.15 Sun   さらに進歩したNYトリオに、原さんのトランペット
週末は久しぶりの【Body&Soul スペシャル】。ダニー・グリセット(pf)ヴィセンテ・
アーチャー(b)マーカス・ギルモア(ds)さんのトリオに、我らが原朋直さんが参加。
トリオ演奏はダニーさんのオリジナル曲中心で、原さん(tp)が入るとスタンダー曲
の演奏になり、選曲的にバランスがよくて聴きやすく、派手なことはしませんが
気持の伝わるとてもいいステージでした。マーカスさんのドラミングは、お爺さん
のロイ・ヘインズさんの血を引いているようで、奇麗なタッチのシンバルレガート
(チーンチッキ・チーンチッキ と刻む右手のリズム)がすばらしく、昨年より大きく
進歩していると思いました。まだ22歳ですから先が楽しみ。ぜひ毎年聴いてみたい
ですね。そして原さんを久しぶりに聴きましたが、ストレートなプレイなのに味が
あって、楽器が良く歌い、素晴らしい演奏でした。お客様も若い人が多く、
みんさんが真剣に聴いている姿を見て、まだまだジャズが好きな人がたくさん存在
していることを感じ、とても嬉しくなりました。
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  2009.3.17 Tue   片岡さんのおしゃべりも楽しいクァルテット
片岡雄三(tb) 納谷嘉彦(pf) 上村信(b) 海野俊輔(ds) さんのクァルテット、週明けの
月曜でお客様は少なかったのですが、片岡さんの人柄が良く出ているユーモラスな
MC(司会進行)と演奏を、みなさん最後まで楽しんでいかれました。外人客が2人
いらっしゃいましたが、日本語が出来る方々だったので、おしゃべりもけっこう
面白がっていましたよ。演奏のレベルの高さに感心もしてらっしゃいました。
演奏曲は、1st.stage ♪On A Clear Day ♪Along Came Betty ♪Jitterbug Waltz
♪Embraceable You ♪Esprit。2nd.stage ♪Moment's Notice ♪Joy Spring
♪No More Blues♪Day By Day、最後は昔のチャーリー・バーネットオーケストラ
のテーマソング♪Cherokeeで楽しい夜は終わりました。
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  2009.3.18 Wed   横山達治さんの楽しい楽しい誕生日ライブ
メンバーは横山達治(per) さんの他、福井友美(pf)山下弘治(b)藤井摂(ds)井上信平(fl)
さん。で、昨夜は達ちゃんのお誕生日。客席はグループでいらした方々が多く、
彼の面白おかしい迷司会に大爆笑の連続。外人のグループもいらしたのですが、
意味が分からないのに客席が大笑いする様を一緒に楽しんでいらっしゃいました。
ステージは、ラテンにアレンジしたスティービー・ワンダーの曲やジャズ、そして
ラテンの名曲、♪エスレリータ ♪マリアセルバンデス ♪アルマンズルンバ
♪コロラドの小径 ♪ヤテュラタ など。聴きやすく楽しめて、いい気持になった
人達が店内で踊りだす一幕も。達ちゃんのお誕生日をみんなで盛り上げ、楽しみ、
外人さんには CD《ラテンジャズ》もけっこうお買い上げいただきました。
達ちゃんも、もう50代半ば。お客様から花束をもらって、大喜びで感激して、
ちょっとホロリとしていた達ちゃんでした。
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  2009.3.19 Thu   新しいCDがもうすぐ発売予定のクァルテット
先月、小曽根真さんプロデュースでのレコーディングが終わり、4月に新しいCDが
発売される、近藤和彦(as)今泉正明(pf)上村信(b)大坂昌彦(ds) さんのクァルテット。
当店で来る4月27日に発売記念ライブをする予定なので、昨夜のステージは主に、
そのCDには入っていない曲を演奏しました。近藤さんのオリジナル曲は、変拍子を
使ったりする独特の世界観で作られていて、大変面白いと思います。メンバー間の
コミュニケーションもよく、前回当店に出演していただいた時より一層素晴らしい
サウンドでした。2nd.stage に、小曽根さんのオーケストラのレコーディングと
ツアーで現在帰国中の 高橋信之介(ds) さんが遊びにみえ、最後の曲に参加して
くださったのですが、音の繋がりが実にスムースでグルーブしていて、とても気持
がよかったです。今日からそのツアーが始まるそうですが、何しろ人数が多くて、
荷物や楽器をもって移動するのが大変なようです。この7月には、
「No Name Horses」オーケストラのラテンジャズのCD発売記念コンサートが、
ブルーノート東京で1週間にわたって行われます。こちらも聴き逃せませんね。
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  2009.3.20 Fri   ファンの方たちで賑わった誕生日ライブ
中本マリ(vo)さんの誕生日ライブ、メンバーはいつも一緒に活動している大石学(pf)
米木康志(b) セシル・モンロー(ds)さん。ほぼ10年ぶりのマリさんの出演で、しかも
誕生日ライブでしたので、お店は昔からのファンの方々で大いに賑わいました。
アレンジは全て大石さんがやるようですが、中々良いアレンジだったと思います。
お互の信頼感も深く、マリさんも伸び伸びと歌っていました。声も良く出ているし
ベテランらしい貫録もあり、それに愛嬌もあって…今だにファンが大勢いるのも
頷ずけるステージでした。ゲスト出演で、男性4人組のコーラスグループがお祝い
に駆けつけアカペラで2曲、歌ってくれました。3人はハーフ、1人はまだ二十歳
になったばかりの日本の若者。マリさんは、息子たちを見るような目で嬉しそうに
聴いていました。マリさん、賑やかなお誕生日になってよかったですね。
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  2009.3.21 Sat   ミュージシャンの踊りもでるハプニングで大賑わい
昨夜は、チャリート(vo) 福田重男(pf) 坂井紅介(b) 加納樹麻(ds)さんに、トニー・
グッピーさんの珍しいスティールパン(steelpan=steeldrum) のステージでした。
♪It Might As Well Be Spring で始まった1st.stage は、♪East Of The Sun
♪Nica's Dream、ミシェル・ルグランの♪How Do You Keep のあと、遊びに
いらしていたオバ・ババトゥンデさんをチャリートさんがステージに呼び出し、
♪Misty と ♪Softry As In A Morning をデュエット。オバさんが途中からトロン
ボーンの真似をしはじめたころからみんながノッてきて、それからの店内は
大賑やかになりました。2nd.stage ではさらにエキサイトして ♪Watch What
Happend ♪Summer Knows ♪ I'll Remenber April ♪Island ♪Secret Love
♪Star Dust。 オバさんが入って ♪Love For Sale をカリプソのリズムで、
ミュージシャン全員に踊りのソロを回し、客席は大爆笑と大歓声の嵐。オバさんや
トリニダード・トバゴ出身のトニーさんがダンスが上手いのは当たり前ですが、
意外にもベースの紅介さんが上手くてびっくりしました。オバさんは、さすが
エンターティメントの本場アメリカのミュージカル俳優さん。何でもこなし、
遊びにいらした時はいつも、みんなを大いに楽しませてくれます。トニーさんの
スチールパン独特の素晴らしい音には、チャリートさんが、まるで天国に連れて
いかれるような音だと誉めていました。チャリートさんらとオバさんは始めての
出会いなのに、すぐ仲良くなれて一緒に楽しめる…いつもながら、音楽ってホント
に素晴らしいですね。さて今夜もオバさん、何かハプニングが起きそうな予感が…
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  2009.3.22 Sun   オバさんのエンターティナーぶりを堪能
スペシャルゲストに昨夜のブログで紹介したオバ・ババトゥンデ(vo)さんを迎えて
福田重男(pf) 上村信(b) セシル・モンロー(ds) さんのトリオによるステージです。
週末でしたが、行楽日和の春の連休中で、お客さまはどうなのかなあ、と思って
いたのですが、前夜に来たお客さまも何人かいらしてくださり、客席はそこそこ
埋まりました。インストで2曲ほど演奏後、オバさん登場。♪My Favorite Things
♪My Ship♪Greendolphn Street ♪But Beautiful、♪Jobim Medley では前夜の
ようにちょっとダンスが入りました。♪Lush Life は、ストーリーのある歌なので、
聴く者の琴線に触れてきます。最後は「さ、みんなでハーレムに行きましょう」と
言って♪A Train を歌い、客席からは拍手喝采でした。2nd.stage 、♪Lady Is A
Tramp ♪Satin Doll ♪Sophistcated Lady ♪Round Midnight、その後、前夜の
約束通り、いらしていたチャリートさんとのデュエットで♪Love For Sale 。また
盛り上がって楽しい夜は終わりました。この2日間、オバさんの、人を惹き付けて
楽しませる素晴らしいエンターティナーぶりを堪能させていただきました。
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  2009.3.24 Tue   素晴らしいテクニックとタッチの真由子さん
昨夜のステージは、NYから帰国したばかりの片倉真由子(pf)さんに佐藤ハチ恭彦(b)
広瀬潤次(ds) さんのトリオ。昨年の12月に中村健吾(b)トリオでクラレンス・ペン(ds)
と出演した真由子さん。その時からファンになった私ですが、やっと昨夜聴くこと
が出来ました。さすが日本人初のジュリアード音楽院の特待生です。すばらしい
テクニックとタッチで、ピアノもよく鳴り、とても気持の良いサウンドでした。
あの小さな手で、あんなにうまく弾けるなんて、勉強の賜物なのでしょうか。
古い曲も彼女のアレンジにかかると全然違う曲に聴こえてきます。♪Rose Room
がまさにそうでした。アップテンポのオリジナル曲は、そのスピード感にベースと
ドラムスがあおられるくらい。プレスリーの ♪Love Me Tender のアレンジも
とても素敵でした。オリジナル曲 ♪Bad Cat はスラングで「いい奴」と言う意味だ
そうですが、とても面白い曲でテクニックも素晴らしかったです。演奏曲名を全て
書きたいのですが、曲名を書いたメモを、おバカな私は忘れてきてしまって…いま
思い出すまま書いています。この9月には、既にNYでレコーディングを済ませた
リーダーアルバムが発売になるそうです。とても楽しみですね。昨夜のお客様は、
常連さんだけと少なく、残念でしたが、これから毎月1回は当店に出演しますので
是非聴きにいらして下さい。ちなみに次回の真由子さんは4月7日火曜日ですよ。
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  2009.3.25 Wed   オバさんに刺激された《What's Up? 》
すっかりお馴染みなった《What's Up? 》、 増原巖(b) 掘秀彰(pf) 安藤正則(ds)
田中洋一(tp) 河村英樹(ts) さんの面々。最初の出演の頃と違ってこのごろは、
このグループでしっかり客席が埋まるようになりました。継続は力なりですね。
お客さまの年齢層は比較的高いようですが、鎌倉あたりから聴きにくる方も
いらっしゃいます。オリジナル曲とスタンダード曲がバランスよくステージング
され、メンバーのコミニケーションもよくとれていて、とても気持の良いサウンド
でした。今日帰国する予定のオバさんが、ティファニーさんと連れ立って聴きに
みえていて、飛び入りで彼女と♪Summer Time をデュットしたのですが、
ステージのミュージシャンもお客様も、その素晴らしさに驚き、と同時に歓声が
上がりました。その後のアンコール曲は、ミュージシャンもヒートアップして
演奏が一段と素晴らしくなりました。音楽って刺激も大切なのですね。再認識
した次第。これからも《What's Up? 》を応援したいと思います。
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  2009.3.26 Thu   一日遅れのブログになりましたが…
鈴木良雄(b)野力奏一(pf)岡部洋一(per)井上信平(fl) さんによる《BASS TALK》は、
長年、レギュラーメンバーで演奏しているのでサウンドはいつも通り素晴らしく、
野力さんのピアノのタッチもいつも通り美しく、ピアノもよく鳴っていました。
でも…客席はガラガラで寂しい限りの夜でした。
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  2009.3.27 Fri   【ピアノが無事退院】
実は、先だってお話したお店のピアノ、約1ヵ月間リペアのためドックに入院して
いましたが、すっかり新しくなって戻ってまいりました。昨日の昼間に、代替の
ものとの搬出・搬入がありましたが、さすがプロですね。その鮮やかな手際の良さ
で見事に1時間ほどで済みました。でもその後、スカパーの音楽専門 TVチャンネル
「ミュージック・エア」の録画撮りにほぼ一日お付き合い。前日の《BASS TALK》
のブログも一日遅れになってしまいました。ご了承くださいませ。
ピアノは生き物と言われます。ハンマーなどの「内臓」がすっかり新しくなったので
ここしばらくは連日調律して環境に馴染ませていきます。いわばリハビリですね。
で、筆おろしはタッチが奇麗なピアニストで、と願っていたのですが、望み通り
私の好きなピアノ、辛島さんになりました。
なお、「ミュージック・エア」での放映については、追ってご案内いたします。
(来月5月の[Highlights]欄に詳しく載せるつもりです)。
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  2009.3.27 Fri   辛島さんのクァルテットでピアノを「筆おろし」
…ということで昨夜、辛島文雄(pf) 池田篤(as) 川村竜(b) 小松伸之(ds) さんの
クァルテット。演奏曲は 1st.stage、♪Will You Still Be Mine ♪Dear Old Stockholm
バラード♪Embraceable You、♪Moment Notice♪Waltz for Monk♪I Got Rythm。
2nd.stage は、チック・コリアの曲で ♪Litha、古い曲で♪Good Balt、♪Flower Is A
Lovesome Thing、ボビー・ハッチャーソンの♪勇敢なる海の女神、ピアノとテナー
のイントロで始まる ♪Body and Soul、 最後は ♪Bird Like でした。いずれの曲も
スリリングでスピード感に溢れ、素晴らしいクァルテットだと思います。網走から
聴きにいらした方、そして外人の方が、演奏のレベルの高さに感心し、この
クァルテットの入っているB&Sレーベル「いぶし銀」をお買い上げくださいました。
私も好きなグループを褒められると、自分のことのように嬉しくなりますね。
それから、筆おろししたピアノについては、反応がとてもスムーズになった
ということで、もう少しエージングが進むと素晴らしい音を奏でそうだ、と
辛島さんからお墨付きをいただきました。ぜひ、聴きにいらしてくださいね。
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  2009.3.28 Sat   久しぶの賑わいだったとても楽しい金曜の夜
このところ金曜日は静かな夜が多かったのですが、さすがのエンターティナー、
ペコ(伊藤君子,vo)ちゃんと、大石学(pf) 高瀬裕(b) セシル・モンロー(ds)さんの
メンバーに大層賑わいました。演奏曲は、1st.stage は、♪On A Clear Day
♪Will You Love Me Tomorrow? ♪Speak Low そして新しい津軽弁バージョンに
よる♪Come Rain or Come Shine 、♪What Is Thing Called Love ♪If I Could
♪Feeling Good …。2nd.stage は、♪Love For Sale♪You Must Believe In Spring
♪Can't Help Loving Dat Man、津軽弁バージョン♪My Favorite Things、
♪The Island ♪No More Blues 、客席にいらした旦那様の海老沢さんをステージに
呼び♪Bridge Over Troubled Water ♪All Of Me、アンコール曲は♪Follow Me
でした。昨夜は、津軽弁ジャズを初めて聴いた方も結構いらして、みんなびっくり
するやら大笑いするやら。お客さまは50代〜の年配の男性が多く、同年代のペコ
ちゃんと会話のキャッチボールを大いに楽しんでいらっしゃいました。桜の季節に
合せた素敵な衣装のペコちゃんが、さァみんなで歌いましょう、と♪さくらさくら
を合唱したり…お客様は大変リラックスしてエンターティメント溢れるステージを
堪能されたようです。暗い話題の多い今日この頃。ジャズとは言え、ライブ音楽は
やっぱり楽しめないとお客さんの足も遠のいてしまいますよね。ミュージシャンの
方もぜひペコちゃんのステージを参考にしてガンバってほしい、と思う夜でした。
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  2009.3.30 Mon   納得しながら聴いていた昇子さんの歌
天野昇子(vo) 山本剛(pf) 鈴木良雄(b) 村上寛(ds) さんの週末の夜。気心知れた
トリオをバックに、リラックスして自然体で歌う昇子さんのステージは、選曲も
古い曲から新しい曲まで解りやすい曲が多く、しかも詩の内容を丁寧に説明して
下さるので、なるほどと頷きながら聴いていました。例えば…今の人生がおかしい
と思ったらさっそく切り替えていい人生にしなさい、と歌う ♪The Good Life。
永く生きていると色々としがらみができて大変になってきて、つい言いたくなる
♪Give Me The Simple Life。最近当店でも良く歌われるミシェル・ルグランの
♪You Must Believe In Spring は、歌手によって曲の感じが全然違って聴こえる
のがとても面白かったです。それから、久しぶりにピアノの「剛節」を聴けました。
P.S.
日曜日、朝からちらし寿司やおつまみを作って、孫のレイちゃんに会いがてら、
ボディ&ソウル用賀店の常連さんたちによるお花見に、花見客で賑わう砧公園に
行ってきました。お天気も良くて風もなく、お昼に到着した時には蕾に近かった
桜も、帰る頃には五部咲きほどになって奇麗になり、とても楽しいお花見でした。
桜は、今週いっぱい楽しめそうですね。
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  2009.3.31 Tue   若いナイスガイたちのクァルテット
岡崎さん率いる、岡崎正典(ts) 佐藤浩一(pf) 高道晴久(b) 海野俊輔(ds) さんの
クァルテット。1st.stage はオリジナル曲 ♪001 で始まり♪Wildflower ♪Pannonica
♪Everything Happens To Me、オリジナル曲♪Depression…。2nd.stage、
オリジナル曲 ♪Pollinateは、花などに授粉させる意味だそうです。エバンスの
♪Waltz For Debby は曲名と違ってワルツ部分の少ない曲ですが、岡崎さんは、
ワルツにしたら面白くなかったので途中から4ビートにしたのではないか、と
理解したそうです。そして ♪You Know I Care。それから、赤札という面白い
タイトルの ♪Red Tag は、凝った変拍子の曲で、客席からは歓声が上がっていま
した。ピアノの佐藤さんは当店初出演の25歳。洗足学園からバークレーに留学し
先頃帰国した若者ですが、新装なったピアノの音が良いと気に入ってくれました。
メンバーはみな20代30代の若者ですが、ひたむきで真面目なナイスガイたちです。
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