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デイリーレポート

連夜の素晴らしいアルトの音色を堪能した気もちいいステージ

連夜の素晴らしいアルトの音色を堪能した気もちいいステージ

Kyoko

2023年06月29日 木曜日

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▶太光さんと五月さんがメンバーを人選し組んだ《菊地&楠井 双頭セッション》そのメンバーは 菊池太光(pf) 楠井五月(b) さんの他 佐藤敬幸(as) 菅原高志(ds) さんで、私も楽しみにしていたステージでした。このレポート欄で私が時々書きますが、同じサキソフォーンという楽器でもテナーとアルトではだいぶ違い、特にアルトは吹き手によって音色の違いが大変良く出て分かる、その意味では難しい楽器だと思っています。
▶昨夜はそのアルトの音色が素晴らしくて、一昨夜の椎名さんのステージで聴いたピエリック・ペドロンさんの深い音色とまた違って、綺麗で柔らかく温かい音色で耳に心地よく、驚きました。佐藤さんは以前に当店に出演したことがあったようで、その時その音色に気付かなかったので伺うと、ご本人いわく「まだ全然駄目な時でした」。菅原さんも当店久しぶりで、3人の同い年のメンバーより少し年長だとか。
▶太光さんのタッチの綺麗な独特のピアノと、しっかりしたベースとのコンビネーションも抜群で、全体のサウンドをコントロール。お二人もこのユニットが大変気に入ったらしく、五月さんは「次回はなにか新ユニット名を考えて進化させましょう」その次回は、9/6(水)です。昨夜は、知名度が低いのかお客さまが少なく残念でしたが、さて次回どんな看板で登場するのか、それも含めて楽しみです。皆さまのご来店をお待ちしています。
▶1st.set…ピアノトリオ演奏でスタンダード曲♪Just Friends…をO.ピーターソンのアレンジで。アルトが入ってテナー奏者 J.ヘンダーソンの♪inrikisha (人力車)、ピアニスト ブルーノ・マルティーノの♪Estate (夏)、スタンダード曲♪Tenderly、C.ポーターの♪What Is This Thing Called Love。
▶2nd.set…ピアニスト故辛島文雄作♪Tony Williams…故トニー・ウィリアムスは初期のマイルス・バンドのドラマー。ミュージカル曲♪I’ve Never Been in Love Before、ピアニスト ルイ・アルターの♪Circus、B.バカラック♪A House Is Not A Home、C.コリア♪Litha…曲名はチックさんの子供二人の名前 Liana と Thad のイニシャルだそうです。アンコール曲はT.モンク♪Straight No Chaser でした。

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