デイリーレポート

更なる宣言継続に実効性があるのか…疑問を感じながら聴くステージ

▶7月のトリは 伊藤君子(vo) ペコちゃんと、お気に入りのバッキングトリオ 片倉真由子(pf) 粟谷巧(b) ジーン･ジャクソン(ds) さん。ペコちゃんは真由子さんを「こんな娘がいたら良いのになあ」と言っているので真由子さんも彼女を「母ちゃん」と呼んでいる、とても微笑ましい仲です。そんな信頼するトリオに乗って、お馴染みのスタンダード曲を気持ちよく歌われました。
▶とても和んだステージでしたが、緊急事態が長いので（と言ってもまだまだ続きそうですが）皆さん20時までの時短営業がライフスタイルになったようで、とくにサラリーマンのお客さまが少なくなり、ジャズライブは風前の灯です。これ以上、時短や酒類禁止に実効性があるとは思えません…考えなくっちゃ…
▶1st set…♪On The Sunny Side Of The Street、♪The Shadow Of Your Smile、♪Moon River、♪So Many Stars、♪The Bridges、♪Bridge Over Troubled Water、♪Love For Sale。
▶2nd set…♪I Loves You Porgy、♪How Insensitive、♪It’s Only A Paper Moon、♪Quiet Nights Of Quiet Stars、♪Oblivion、♪Angel Eyes、♪Old Devil Moon。アンコールは、美空ひばりさんの♪一本の鉛筆…この曲の詞が私は大好きです。映画監督 故松山善三さんの詞ですが、一本の鉛筆があれば…さて私は誰に何を書くかしら。今年は76回目の終戦記念日です。