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デイリーレポート

コアなジャズファンも唸らせる妥協を許さない緊張感ある演奏

コアなジャズファンも唸らせる妥協を許さない緊張感ある演奏

Kyoko

2020年07月17日 金曜日

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▶昨夜は真由子さんのリーダークィンテット、メンバーは真由子さんの厳選による 片倉真由子(pf) デビッド・ネグレテ(as) 吉本章紘(ts) 金森もとい(b) 山田玲(ds) さんです。しっかりしたピアノトリオの上に乗って、真由子さんの創造性溢れるピアノが店内に響きました。フロント陣二人の相性もよく、楽器がよく鳴りよく歌う気持ちの良い演奏は、コアなジャズファンの心も熱くする素晴らしい演奏でした。妥協を許さない真由子さんらしい緊張感あるシリアスな演奏は、それぞれが自分を開放したような、それでいてリーダー真由子さんの狙いを深く理解されてプレイしていることが伝わってきました。コロナ陽性者が多く出ている中、雨にもかかわらずこの演奏を楽しみにされていたジャズ好きの方々が、皆さま熱心にお聴きになり、説得力ある気持ちの良い演奏を楽しまれました。
▶1st set…全員が一斉に出たトランペッター ウディ・ショウの♪The Moontrane、真由子作♪8th Street…彼女がNYにいた頃よく行ったワシントン Sq 近くの通りで10年以上前のデビューアルバム収録曲です。エリック・ドルフィー♪Serene、ピアニスト ボビー・ティモンズ♪ Damned If I know。
▶2nd set…真由子作♪A Dancer’s Melancholy、リー・モーガン♪Party Time…それぞれがソロを取りました、真由子さんのソロがとてもカッコよかった。真由子さんの慕う故ジェリ・アレンの♪Unconditional Love (無償の愛)、アンコールはW.ショーター♪Pinocchio でした。真由子さんの出演は何回かありますが、9月7日(月)にはジェリ・アレン特集もありますよ。

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